JPS5925349Y2 - 縫外れ検出装置 - Google Patents
縫外れ検出装置Info
- Publication number
- JPS5925349Y2 JPS5925349Y2 JP8581880U JP8581880U JPS5925349Y2 JP S5925349 Y2 JPS5925349 Y2 JP S5925349Y2 JP 8581880 U JP8581880 U JP 8581880U JP 8581880 U JP8581880 U JP 8581880U JP S5925349 Y2 JPS5925349 Y2 JP S5925349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- light
- sewing machine
- fabric
- projector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ミシンによる各種生地縫製工程において、縫
外れミスの発生を正確迅速に検出できるようにした新し
い検出手段の提供に係る。
外れミスの発生を正確迅速に検出できるようにした新し
い検出手段の提供に係る。
縫製工程における所謂縫外れミスは、メーカーに取って
は致命的な欠点であり、このため多大の人手と時間を費
やしてその有無の検査を行なっている現状であり、これ
を簡便に検出する装置の出現は従来から要望されている
のであるが、直接縫製を行なうミシン縫製台上は、各種
部材が複雑に組合されると共にスペース的にも余裕がな
く、このため人手による肉眼検査を止むなくされている
現状である。
は致命的な欠点であり、このため多大の人手と時間を費
やしてその有無の検査を行なっている現状であり、これ
を簡便に検出する装置の出現は従来から要望されている
のであるが、直接縫製を行なうミシン縫製台上は、各種
部材が複雑に組合されると共にスペース的にも余裕がな
く、このため人手による肉眼検査を止むなくされている
現状である。
本考案はこのような問題点を解決し、ミシン針位置にお
ける被縫製生地の厚薄を予しめ検出することによって、
縫外れ不良の有無を検知できるようにしたものであり、
その特徴とする処は、被縫製生地の通過する縫製台針板
におけるミシン針近傍位置に設けられ、かつ該生地に対
して下面から検査光線を透過させる縫外れミス検出用投
光器と、該投光器と対応して縫製台上方に設けられかつ
前記生地透過光線を布押えに設けた孔を通して受光する
縫外れミス検出用受光器と、該受光器と連結されかつ受
光器における生地厚薄に応じて生じる透過光量増減の検
出並びに電気的信号変換を行なうための検出回路とから
戊る点にある。
ける被縫製生地の厚薄を予しめ検出することによって、
縫外れ不良の有無を検知できるようにしたものであり、
その特徴とする処は、被縫製生地の通過する縫製台針板
におけるミシン針近傍位置に設けられ、かつ該生地に対
して下面から検査光線を透過させる縫外れミス検出用投
光器と、該投光器と対応して縫製台上方に設けられかつ
前記生地透過光線を布押えに設けた孔を通して受光する
縫外れミス検出用受光器と、該受光器と連結されかつ受
光器における生地厚薄に応じて生じる透過光量増減の検
出並びに電気的信号変換を行なうための検出回路とから
戊る点にある。
以下図示の実施例について本考案を詳述すると、第1図
はミシン1例としてオーバ縫いミシンの要部を示し、第
2図は本考案装置実施例の斜面図であり、第3図は検出
回路1例を示したものであるが、第1図において1はミ
シン機における縫製台であって、図例はオーバ縫いミシ
ンを例示しているが、2は針板であり、針板2の下位に
は周知のように布送り機構が位置し、3はミシン針の支
持ヘッドを示し、4にヘッド3におけるミシン針5より
も手前に位置するメスを示し、この他図示省略しである
が、ミシン針5の上下動と同行して上下し針板2との間
に被縫製生地を挾む布押えが既知のように存在している
。
はミシン1例としてオーバ縫いミシンの要部を示し、第
2図は本考案装置実施例の斜面図であり、第3図は検出
回路1例を示したものであるが、第1図において1はミ
シン機における縫製台であって、図例はオーバ縫いミシ
ンを例示しているが、2は針板であり、針板2の下位に
は周知のように布送り機構が位置し、3はミシン針の支
持ヘッドを示し、4にヘッド3におけるミシン針5より
も手前に位置するメスを示し、この他図示省略しである
が、ミシン針5の上下動と同行して上下し針板2との間
に被縫製生地を挾む布押えが既知のように存在している
。
本考案はこのようなミシン縫製台1において前記針板2
のミシン針5に近接した位置でかつミシン針5より手前
側で、図示のオーバ縫ミシンの場合は、布送り機構とメ
ス4との中間位置において、針板2の上側に投光器6を
設置し、この投光器6と対応する受光器7は、投光器6
よりの光線がミシン針5と同行上下して針板2との間で
被縫製生地を挟持する布押え(図示省略)に穿設した光
線通過用の孔を介して、被縫製生地を貫通する正対位置
に、例えばミシン頭部等を利用して固定状に付設した取
付用アタッチメン1−8に設置するのであり、このさい
受光器7の設置に当ってはその位置を自在に調整可能で
あるように設置する構造が適当である。
のミシン針5に近接した位置でかつミシン針5より手前
側で、図示のオーバ縫ミシンの場合は、布送り機構とメ
ス4との中間位置において、針板2の上側に投光器6を
設置し、この投光器6と対応する受光器7は、投光器6
よりの光線がミシン針5と同行上下して針板2との間で
被縫製生地を挟持する布押え(図示省略)に穿設した光
線通過用の孔を介して、被縫製生地を貫通する正対位置
に、例えばミシン頭部等を利用して固定状に付設した取
付用アタッチメン1−8に設置するのであり、このさい
受光器7の設置に当ってはその位置を自在に調整可能で
あるように設置する構造が適当である。
即ち投光器6よりの検出用光線が針板と布押え間の被縫
製生地を直線的に貫通し、これを布押えにおける光線通
過孔をへてアタッチメント8上の受光器7に到達できる
ように設けるのである。
製生地を直線的に貫通し、これを布押えにおける光線通
過孔をへてアタッチメント8上の受光器7に到達できる
ように設けるのである。
このさい受光器7をミシン縫製台1の上部空間にアタッ
チメント8を介して設置するのは、受光器はその形状、
嵩が投光器に比べ高いので針板2側に設置することが難
しく、このため検出用光線が下から上に透通ずる構造と
する。
チメント8を介して設置するのは、受光器はその形状、
嵩が投光器に比べ高いので針板2側に設置することが難
しく、このため検出用光線が下から上に透通ずる構造と
する。
本考案装置によれば、ミシン針5によって縫製される被
縫製生地が1枚であるが、2枚であるかによってその縫
外れミスの有無を検出可能である。
縫製生地が1枚であるが、2枚であるかによってその縫
外れミスの有無を検出可能である。
即ち原則的に縫製は2枚の生地の重合部分、接合部分に
施されるので、今検査用光線がミシン針下の被縫製生地
を透過するさい、受光器7側における光量レベルが暗い
状態にあれば則ち2枚以上の生地が存在することを示し
、縫外れは生じていないことになるし、これに反し生地
が1枚の場合は光量レベルは淡暗がりの状態に変化し、
即ちこれは縫外れミスが生じていることを示すことにな
り、生地を透過してくる検査光線の光量の増減によって
判定することになる。
施されるので、今検査用光線がミシン針下の被縫製生地
を透過するさい、受光器7側における光量レベルが暗い
状態にあれば則ち2枚以上の生地が存在することを示し
、縫外れは生じていないことになるし、これに反し生地
が1枚の場合は光量レベルは淡暗がりの状態に変化し、
即ちこれは縫外れミスが生じていることを示すことにな
り、生地を透過してくる検査光線の光量の増減によって
判定することになる。
このさい検出回路の構成は第3図示のように、投光器7
による光量増減による結果を電気信号に変換し、増巾回
路9出力回路10をへて、警告部材11側の作動、不作
動を促すことになるが、この回路の制御に当っては、縫
製作業者の縫製作業に支障を来さないように、ミシン機
の駆動回転側Aから検査をスタートし、設定された計数
まで検査を継続施工し、布押えBを上げてミシン機回転
を停止した時に、回路がリセットされるような回路構成
と制御が適当である。
による光量増減による結果を電気信号に変換し、増巾回
路9出力回路10をへて、警告部材11側の作動、不作
動を促すことになるが、この回路の制御に当っては、縫
製作業者の縫製作業に支障を来さないように、ミシン機
の駆動回転側Aから検査をスタートし、設定された計数
まで検査を継続施工し、布押えBを上げてミシン機回転
を停止した時に、回路がリセットされるような回路構成
と制御が適当である。
かくして検査の結果、縫外れミスの生している時は、警
告部材11(ブザー、ランプ等)で作業者に告知して、
ミシン機の緊急停止を行なうことになる。
告部材11(ブザー、ランプ等)で作業者に告知して、
ミシン機の緊急停止を行なうことになる。
本考案によれば針板2とミシン縫製台1の上方空間を利
用し、ごくコンパクトに投受光器6,7の設置による縫
外れミスの検出機構を無理なく配置でき、既設部材や装
置の障害となるおそれなく、又ミシン縫製作業に困難を
生じることもなく、正確容易に透過光量の増減による明
暗状態で判定検出できるのであり、縫外れミスの低減乃
至防止が可能であり、この装置の出力を例えば被縫製生
地の案内装置に入力させてフィードバックさせれば、縫
製の全自動化にも大きく寄与できる。
用し、ごくコンパクトに投受光器6,7の設置による縫
外れミスの検出機構を無理なく配置でき、既設部材や装
置の障害となるおそれなく、又ミシン縫製作業に困難を
生じることもなく、正確容易に透過光量の増減による明
暗状態で判定検出できるのであり、縫外れミスの低減乃
至防止が可能であり、この装置の出力を例えば被縫製生
地の案内装置に入力させてフィードバックさせれば、縫
製の全自動化にも大きく寄与できる。
特に本考案では、その必要構造として、投光器6を針板
2側に設け、これから発する検査光線を針板2と重合し
て通過生地を挾む布押えに設けた孔を介し、縫製台上方
の受光器7に導くようにしたので、必要な検査光線は外
界に拡散することなく、前記孔を介して細い光束として
集中的に生地を透過するので、1枚か2枚かによる生地
厚薄の透過光量の変化をより精密かつ正確に変化させる
ことができ、その判定、検出精度を向上させることがで
き、又広い面内に透過光線を散乱させるものでないので
、特に投光器側はこれを小型化でき針板2側にコンパク
トに設置でき、受光器7は縫製台」1方としてその受光
結果を正確とでき、大型化して光量レベルの増減を敏速
正確にキャッチできるのであり、広い検知用スペースを
必要としない点も有利である。
2側に設け、これから発する検査光線を針板2と重合し
て通過生地を挾む布押えに設けた孔を介し、縫製台上方
の受光器7に導くようにしたので、必要な検査光線は外
界に拡散することなく、前記孔を介して細い光束として
集中的に生地を透過するので、1枚か2枚かによる生地
厚薄の透過光量の変化をより精密かつ正確に変化させる
ことができ、その判定、検出精度を向上させることがで
き、又広い面内に透過光線を散乱させるものでないので
、特に投光器側はこれを小型化でき針板2側にコンパク
トに設置でき、受光器7は縫製台」1方としてその受光
結果を正確とでき、大型化して光量レベルの増減を敏速
正確にキャッチできるのであり、広い検知用スペースを
必要としない点も有利である。
第1図はミシン機1例としてのオーバ縫いミシンの縫製
台要部の斜面図、等2図は本考案装置実施例の要部配置
斜面図、第3図は同検出回路側の説明図である。 1・・・ミシン縫製台、2・・・針板、3・・・ミシン
針支持ヘッド、4・・・メス、5・・・ミシン針、6・
・・投光器、7・・・受光器、8・・・取付用アタッチ
メント。
台要部の斜面図、等2図は本考案装置実施例の要部配置
斜面図、第3図は同検出回路側の説明図である。 1・・・ミシン縫製台、2・・・針板、3・・・ミシン
針支持ヘッド、4・・・メス、5・・・ミシン針、6・
・・投光器、7・・・受光器、8・・・取付用アタッチ
メント。
Claims (1)
- 被縫製生地の通過する縫製台針板におけるミシン針近傍
位置に設けられかつ該生地に対して下面から検査光線を
透過させる縫外れミス検出用投光器と、該投光器と対応
して縫製台上方に設けられかつ前記生地透過光線を布押
えに設けた孔を通して受光する縫外れミス検出用受光器
と、該受光器と連結されかつ受光器における生地厚薄に
応じて生じる透過光量増減の検出並びに電気的信号変換
を行なうための検出回路とから成ることを特徴とする縫
外れ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8581880U JPS5925349Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 縫外れ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8581880U JPS5925349Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 縫外れ検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710378U JPS5710378U (ja) | 1982-01-19 |
JPS5925349Y2 true JPS5925349Y2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=29448058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8581880U Expired JPS5925349Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 縫外れ検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925349Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002058889A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-26 | Yamato Sewing Mach Co Ltd | ミシンの縫外れ検出装置 |
US10006158B2 (en) | 2014-10-17 | 2018-06-26 | Yamato Mishin Seizo Kabushiki Kaisha | Sewing machine |
JP2019017786A (ja) * | 2017-07-19 | 2019-02-07 | Juki株式会社 | ミシン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0328870Y2 (ja) * | 1989-08-30 | 1991-06-20 |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8581880U patent/JPS5925349Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002058889A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-26 | Yamato Sewing Mach Co Ltd | ミシンの縫外れ検出装置 |
US10006158B2 (en) | 2014-10-17 | 2018-06-26 | Yamato Mishin Seizo Kabushiki Kaisha | Sewing machine |
JP2019017786A (ja) * | 2017-07-19 | 2019-02-07 | Juki株式会社 | ミシン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710378U (ja) | 1982-01-19 |
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