JPH0328870Y2 - - Google Patents

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JPH0328870Y2
JPH0328870Y2 JP1989101418U JP10141889U JPH0328870Y2 JP H0328870 Y2 JPH0328870 Y2 JP H0328870Y2 JP 1989101418 U JP1989101418 U JP 1989101418U JP 10141889 U JP10141889 U JP 10141889U JP H0328870 Y2 JPH0328870 Y2 JP H0328870Y2
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sewing
sewing machine
cloth
plate
detection signal
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JP1989101418U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、自動縫製機における布送り部材の損
傷を防ぐ機械的干渉防止機構に関する。
〔従来技術〕
従来、玉縁縫機のような自動縫製機における布
送り部材の機械的干渉防止機構としては、例え
ば、第1図及び第2図に示すようなものがある。
縫製物搬送装置Nは、ミシンテーブルに載設さ
れミシンMの縫合部を開放するように左右に開閉
可能とし且つ縫製物Hを矢印aで示す布送り方向
へ円滑に移動させるように上面を平坦面とした一
対の縫製板1,1と、該縫製板1,1上を矢印a
方向へ移動可能とした敷板3と、該敷板3の上面
に置かれた前記縫製物Hを敷板3との間に挟持
し、かつ敷板3と同期して矢印a方向へ搬送する
大押え部2とから構成されている。
そして、このような自動縫製機にあつては、た
とえば下糸の消費状況を検知し、下糸が消費しつ
くされた場合には検知信号により自動的にミシン
を停止する機能を有し、この場合、縫製物搬送装
置Nを、下糸ボビン(図示せず)を交換するとき
に邪魔にならないようにミシン縫合部より離隔す
る位置に停止させてから、縫製板1,1を手で左
右に開いてミシンテーブルTの上面を開き、下糸
ボビンの交換を行い、交換作業後に手動スイツチ
(図示せず)により検知信号(停止指令)をリセ
ツトしてミシン及び縫製物搬送装置Nを再び動作
できるようになつている。
しかしながら、リセツト後に前進操作を行う
と、縫製板1,1のセツトの有無に関係なく前進
動作が実施されることになつている。
従つて、下糸ボビン交換後に開放状態の縫製板
1,1を元に戻す(閉じる)ことを忘れて検知信
号をリセツトし駆動スイツチを投入した場合に
は、縫製板1,1の装着されていない状態で敷板
3が前進の動作をすることとなるので、第3図に
示すように、ミシン縫合部に対応したミシンテー
ブルTの凹凸部T0に敷板3の先端が引掛つて変
形し、相互に阻害を蒙るという事故を発生する問
題があつた。
〔構成の目的〕
本構成は、上記問題点を着目してなされたもの
で、該縫製板の存在を検知して動作する検知手段
を設置し、その動作により縫製物搬送装置の起動
を制御する回路を設けて構成し、この問題点を解
決することを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の第一実施例を第4図及び第5図
に基づいて説明する。
まず、構成を述べると、ミシンテーブルTに
は、縫製板1,1の布送り方向手前の部分1a,
1aに面接する位置に凹所T0を刻設し、該凹所
T0内に前記縫製板1,1をそれぞれ検知して動
作する検知信号として一対の近接スイツチ4,4
が設置されている。そして、縫製物搬送装置Nの
駆動モータ10の起動を制御する制御回路5は、
第5図に示されるように、前記近接スイツチ4,
4が直列に接続してCPU6に導かれ、また、
CPU6は、大押え前進操作スイツチ7、駆動モ
ータ10にそれぞれ接続して構成されている。
次に、作用を述べる。
縫製板1,1が閉じられて所定位置に存在する
と、近接スイツチ4,4はそれぞれONとなり、
出力信号をCPU6に送り、大押え前進スイツチ
7がONにされると駆動モータ10は、起動して
縫製物搬送装置Nを前進動作させるが、近接スイ
ツチ4,4のいずれか一方、又は、両方がOFF
の場合には、前記搬送装置Nが動作することはな
い。なお、この場合、エラーとして表示する表示
装置を付設してもよい。
次に、第二実施例を第6図に基づいて説明す
る。
この実施例は、第一実施例の制御回路5を変更
した制御回路5′を有するものであつて、近接ス
イツチ4,4及び前進操作スイツチ7を並列に接
続して一端をアースし、他端をそれぞれPU8…
を介してANDゲート9に接続し、更に駆動モー
タ10に接続して構成されている。
叙上の構成となつているので、近接スイツチ
4,4の出力と大押え前進操作スイツチ7との出
力をANDゲート9に入力し、該ANDゲート7の
出力を前進操作信号として駆動モータ10に送
り、縫製物搬送装置Nを前進動動作させる。
なお、検知信号は、光検知、磁石検知、接触ス
イツチ等いずれを用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案は、該縫製板
の開閉状態を検出する検知手段を設置し、該手段
から検知信号を送り縫製物搬送装置の再起動を制
御させる構成としたため、縫製板が所定位置に設
定されていない限り、縫製物搬送装置は不動であ
るので、たとえ過つて前進操作スイツチがONと
されることがあつても敷板の破損や変形を生じた
り、隣接部材に損傷を与えることはなく、安全上
顕著な効果を奏する機械的干渉防止機構を提供し
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動縫製機の斜視図、第2図
は、同じく布送り部の要部の側面図、第3図は、
同じく敷板の変形事故発生状況を示す説明側面
図、第4図は、本考案の検知手段の設置状態を示
す説明斜視図、第5図は、同じく第一実施例の制
御回路図、第6図は、第二実施例の制御回路図で
ある。 T……ミシンテーブル、N……縫製物搬送装
置、1……縫製板、4……近接スイツチ、5……
制御回路、5′……制御回路、6……CPU、8…
…PU、9……ANDゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシンの縫合部を開放又は閉鎖するように開閉
    可能にミシンテーブル上に配置し平坦上面を有す
    る縫製板と、布を保持して縫製板上面に沿いミシ
    ン縫合部へ移動する布搬送手段とを有し、布搬送
    手段を移動しながら布に縫い目を形成した後に自
    動的にミシンを停止する自動縫製機において、縫
    製板の開閉状態を検出して検知信号を発生するよ
    うに縫製板とミシンテーブルとの間に配置した検
    出体と、検出体の検知信号に関連して布搬送手段
    を不作用状態にする制御回路とを備えた自動縫製
    機における布送り部材の機械的干渉防止装置。
JP1989101418U 1989-08-30 1989-08-30 Expired JPH0328870Y2 (ja)

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JPH0251879U JPH0251879U (ja) 1990-04-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710378B2 (ja) * 1978-05-22 1982-02-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925349Y2 (ja) * 1980-06-18 1984-07-25 グンゼ株式会社 縫外れ検出装置
JPS57108786U (ja) * 1980-12-24 1982-07-05

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710378B2 (ja) * 1978-05-22 1982-02-26

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JPH0251879U (ja) 1990-04-12

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