JPS6124037B2 - - Google Patents

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JPS6124037B2
JPS6124037B2 JP14441777A JP14441777A JPS6124037B2 JP S6124037 B2 JPS6124037 B2 JP S6124037B2 JP 14441777 A JP14441777 A JP 14441777A JP 14441777 A JP14441777 A JP 14441777A JP S6124037 B2 JPS6124037 B2 JP S6124037B2
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JP
Japan
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circuit
cloth
work cloth
sewing
sewing machine
Prior art date
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JP14441777A
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English (en)
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JPS5476346A (en
Inventor
Takashi Minowa
Katsuhiro Goto
Hideo Ando
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5476346A publication Critical patent/JPS5476346A/ja
Publication of JPS6124037B2 publication Critical patent/JPS6124037B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はミシンに係り、特に連続した縫製さ
れる多数の加工布を、その縫製終了毎にミシンテ
ーブルの布送り出し側に配置された加工布積載手
段の作動によつて、自動的に積載する加工布積載
装置に関するものである。
従来のこの種の加工布積載手段を備えたミシン
においては、加工布に対して1回の縫目列が形成
される毎に加工布積載手段が作動するように構成
されていた。このために、例えば各加工布を反転
させながらその加工布の2〜4個所の端縁に縫製
を行う場合には、前記各端縁に対する縫製が終了
する毎に加工布積載手段が作動し、加工布が送り
込まれないでその加工布積載手段が空動すること
もあり、無駄な動力を必要とするばかりでなく、
縫製作業者にとつて非常に危険なものであつた。
この発明は前記問題点を解決すべく、ミシンテ
ーブルの布送り出し側に配設され、縫製を終了し
た加工布を自動的に積載するための加工布積載機
構及びその機構を作動させるための作動回路を備
えたミシンにおいて、同一の加工布に連続する複
数の縫目からなる縫製縫目列を複数形成するため
に、その縫目列の数を設定する設定手段と、各縫
目列の形成に関連して1個発生させるパルス信号
をカウントし、前記設定手段により設定された縫
目列の数に達した時に制御信号を発生するカウン
ト手段と、その制御信号の発生時からの所定時間
経過後に前記作動回路を作動する作動信号を発生
するタイミング設定手段とを設けたことにより、
各加工布の2〜4個の各端縁に縫製を行なう場合
においても、加工布の各端縁に縫目列が形成され
る毎に加工布積載機構が作動することなく、前記
設定手段によつて設定された数の縫目列が形成さ
れた時にのみ加工布積載機構が作動し、無駄な動
力を消費せずしかも安全に縫製作業を行うことが
でできる新規なミシンの加工布積載装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この発明を具体化した自動オーバーロー
クミシンの構成を図面に従つて説明すると、 図中、1はオーバーロークミシン(以下ミシン
という)Mの布板2左後方に固設したミシン頭部
3は針であつて、ルーパー(図示せず)と協働し
て縫目形成機構を構成し、加工布Kに縁かがり縫
目形成する。そして、これと同時に加工布Kは送
り歯及び布押え(図示せず)等の布送り機構によ
つてX矢印方向に移送される。
4は移送される加工布Kを前記布板2上方から
検知する布検出装置であつて、第1ホトセンサー
5及び第2ホトセンサー6の2個で構成され、第
2ホトセンサー6は前記針3の落下点近傍の加工
布Kを検知するように配設され、第1ホトセンサ
ー5は第2ホトセンサー.に対して加工布送り方
向線上で一定距離を隔てて布送り込み側に配設さ
れている。そして両センサー5,6は発光ダイオ
ード等の発光素子及びホトトランジスタ等の受光
素子で構成され、上方の発光素子からの光を前記
布板2に埋設した反射板(図示せず)を介して受
光素子が感知するようになつていて、その光を加
工布Kが遮ぎることによつて布検知を行なつてい
る。
次に前記ミシンMの布送り出し側に配設され、
自動的に加工布を積載する加工布積載装置につい
て説明する。
11は基端を前記ミシンMの脚部下部に支軸1
2で回動可能に軸着した一対の回動部材であつ
て、その先端部間には加工布Kを積載するための
ローラ13が軸14で回動可能に支持されてい
る。
15は後方の回動部材11の先端部外側面に取
着した支持部材であつて、その先端部にはエアー
シリンダ16が基端部において軸支されている。
17は支持部材15の中央部に軸18で回動可能
に取り付けられた布押圧レバーであつて、その後
端には前記エアーシリンダ16の作動アーム16
aの先端が軸19で回動可能に枢着されている。
そして、同布押圧レバー17の先端はエアーシリ
ンダ16の作動によつて、軸18を中心に前記ロ
ーラ13面上まで回動して、同ローラ13に積載
された加工布Kを押圧保持する。
20は前記ミシンMに取付けられたエアーシリ
ンダであつて、その作動アーム20aの先端は、
前記後方の回動板11の中央部内側面に支軸21
で枢着されている。そして、布板2の左端から垂
下してくる加工布Kに対して所定のタイミングで
もつてこのエアーシリンダ20が作動することに
よりアーム13は第1図で示すように実線位置か
ら2点鎖線の位置まで移動し、その後一定時間後
その作動が解かれ実線位置まで退却する。
22はミシンMの脚部に取り付けた前記エアー
シリンダ16の作動制御用の電磁バルブ(図示せ
ず)を作動させるリミツトスイツチであつて、前
記後方の回動部材11がエアーシリンダ20によ
つて回動し2点鎖線線の位置に垂立したとき、同
回動部材11の側面と当接し導通する位置に配設
されている。そして、このリミツトスイツチ22
が導通することにより、前記エアーシリンダ16
は布押圧レバー17をローラ13に積載された加
工布Kの押圧保持を解除するようにP矢印方向に
回動させ、又、逆にリミツトスイツチ22が非導
通になつたとき、同エアーシリンダ16は布押圧
レバー17を反P矢印方向に回動させて、ローラ
13に積載された加工布Kが同ローラ13から脱
落しないように押圧保持する。
23はコ字状に形成されその両基部をミシンM
上部側面に取着した枠部材であつて、縫製作業中
に作業者が往復動するローラ13等によつて怪我
をしないようにローラ13の往復動作する空間を
上方で包囲している。
24は前記枠部材23の基部間を懸架するよう
にミシンMの上部側面に取着したエアー噴出管で
あつて、布板2の左端から垂下してくる加工布K
に対して前記ローラ13が移動して第1図2点鎖
線の位置にくる所定のタイミング後の所定の時間
にエアーコンプレサー(図示せず)からのエアー
を多数穿設した孔24aを介して同加工布Kに吹
き付ける。PBはミシンMの左上部側壁に取着し
た押え板であつて垂立する前記ローラ13とで加
工布Kの垂下した前半部押え込み、前記エアーの
噴出で加工布K全体が吹き飛ばされないようにす
る。
次に上記のように構成した加工布積載装置をミ
シンMと連係作動させるための制御回路につい
て、第3図及び第4図に基き説明する。
第3図はこの制御回路全体を示すもので大きく
分けて加工布Kへの何回目の縫目列の形成によつ
て加工布積載装置を作動させるかを設定する設定
回路25、同加工布Kの縫製回数をカウントする
計数制御回路26、加工布積載装置のエアーシリ
ンダ20の作動タイミングを設定するタイミング
設定制御回路27、同エアーシリンダ20を作動
させるための作動回路28及びエアー噴出管24
からエアーを吹き出させるためのエアー噴出作動
制御回路29の5つから構成され、ミシンMの脚
部に固定したコントロールボツクスに内蔵されて
いる。
まず設定回路25について説明すると、30は
3つの共通端子31,32,33を有しそれぞれ
運動して5段階(0段から4段)に切換操作でき
るロータリースイツチであつて、中継端子31a
が1段目、3段目、中継端子32aが2段目、3
段目、及び中継端子33aが4段目に切換つた時
各共通端子31,32,33がアース側に短絡す
るように結線されている。そして各共通端子3
1,32,33はコード信号を形成するそれぞれ
プラス電源(実施例では5V)とアース間に接続
される抵抗34及びコンデンサ35の直列回路の
各接続点a,b,cにそれぞれ接続されている。
従つて共通端子31,32,33が切換操作され
て対応する中継端子31a,32a,33aを介
して短絡されている時は各接続点a,b,cはゼ
ロ電位となり、逆に非導通状態の時はプラス電位
となる。すなわち、ゼロ電位を「0」レベル、プ
ラス電位を「1」レベルと符号化した値にすれば
ロータリースイツチ30を5段階(0段から4
段)に切換えることによつてこの3つの接続点
a,b,cから得られる5つのコード信号はそれ
ぞれ(「1」「0」「1」),(「0」「1」「1」)

(「1」「0」「1」),(「0」「0」「1」),(
「1」
「1」「0」)といつた値を構成することになる。
次に、計数制御回路26について説明すると、
36は入力端子を前記設定回路25の接続点aに
接続し出力端子を減算カウンタDCのプリセツト
入力端子Aに接続したNOT回路、37は入力端
子を同じく前記接続点bに接続し出力端子を減算
カウンタDCのプリセツト入力端子Bに接続した
NOT回路、38は入力端子を同じく前記接続点
cに接続し出力端子を減算カウンタDCのプリセ
ツト入力端子Cに接続したNOT回路である。従
つて、各接続点a,b,cの出力はNOT回路3
6,37,38を介して否定された出力を次段の
減算カウンタDCに入力し、その各入力がそのま
ま対応する各出力端子Q1,Q2,Q3に表われて同
減算カウンタDCをプリセツトする。そしてこの
各出力端子Q1,Q2,Q3の出力は計数入力端子D
へ前記第1ホトセンサー5によつて加工布Kを検
知し、ある一定時間(ミシンMの布押えはこのホ
トセンサー5による布検知によつて降下された
後、ミシン駆動がされるようになつているもので
ありその間の時間遅れをさす。)後に発生するミ
シン駆動に応答する1個のパルス信号MC(1回
の縫製によつて1個発生する)(第4図A参照)
を入力するごとに(「0」「0」「1」)→(「1」
「1」「0」)→(「0」「1」「0」)→(「1」
「0」「0」)→「0」「0」「0」)と変化してい
く。
39は各入力端子を各NOT回路40を介して
前記減算カウンタDCの各出力端子Q1,Q2,Q3
接続したAND回路であつて、各出力端子Q1
Q2,Q3からの入力が(「0」「0」「0」)となる
ときのみ「1」レベルの出力があらわれるように
なつている。
FFはフリツプフロツプであつて、セツト入力
端子SをNOT回路41を介して前記前段のAND
回路39の出力端子に接続するとともに出力端子
をNOT回路42を介して次段のAND回路43
のの入力端子に接続している。従つて、前段の
AND回路39の出力が「1」レベルとなつたと
き同フリツプフロツプFFの出力端子の出力は
反転して「0」レベルの値となりNOT回路42
を介して「1」レベルの出力を次段のAND回路
43に入力する。又、前記各NOT回路36,3
7,38からの出力がそれぞれNOT回路44を
介してAND回路45に入力され、その出力が
NOT回路42を介して前記AND回路43に入力
されている。従つて、前記ロータリースイツチ3
0の操作(実施例では0段)によつて各接続点
a,b,cのレベル(「0」「0」「0」)の値をと
る時以外は、AND回路45の出力は常に「0」
レベルとなつて、NOT回路42を介して次段の
AND回路43の入力端子はには常に「1」レベ
ルの入力がはいつている。そして、このAND回
路43の出力端子はタイミング設定制御回路27
のAND回路46及びエアー噴出作動制御回路2
9のAND回路47の入力端子に接続されてい
る。
次にタイミング設定制御回路27について説明
すると、50は前記パルス信号MCの前縁立ち上
りをとらえて動作する単安定マルチバイブレータ
であつて、このパルス信号MCに応答してエアー
シリンダ20の動作タイミングを決定するもの
で、加工布Kが一定の速度で送り出し側に送り出
され布板2の左端(第1図において)から、その
全長の1/2が垂下した時ローラ13が垂立するよ
うに、第4図Bに示す出力端子の出力波形パル
ス幅T1でタイミング調整している。このパルス
幅T1は単安定マルチバイブレータ50の時定数
を決定する抵抗51、コンデンサ52によつて調
整することができる。
53は入力端子が前記単安定マルチバイブレー
タ50の出力端子に接続されて同出力端子か
らのパルス信号の後縁立ち上りをとらえて動作す
る単安定マルチバイブレータであつて、この出力
端子Qは第4図Cに示すパルス幅T2の出力波形
をもつてタイミング調整し、前記AND回路46
のもう一つの入力端子に接続されている。従つ
て、前段の単安定マルチバイブレータ50の動作
T1時間後にこの後段の単安定マルチバイブレー
タ53は動作し、次段のAND回路46を介して
エアーシリンダ20を作動させ、かつT2時間
(パルス幅)作動保持させる出力信号を出す。な
お、このパルス幅T2は単安定マルチバイブレー
タ53の時定数を決定する抵抗54、コンデンサ
55によつて調整することができる。
次にエアーシリンダ20を作動させるための作
動回路28について説明すると、56はエミツタ
接地されたスイツチング動作するトランジスタで
あつて、そのベース端子は前記タイミング設定制
御回路27のAND回路46の出力端子に接続さ
れているとともに、コレクタ端子は前記エアーシ
リンダ20の作動を制御するための電磁バルブの
電磁コイル57に接続されている。従つて、同
AND回路46の各入力端子にそれぞれ「1」レ
ベルの入力がはいつたとき、その出力は「1」レ
ベル(高電位)となりトランジスタ56を遮断状
態から導通状態にして電磁コイル57を励磁して
電磁バルブを切換えてエアーシリンダ20を作動
させる。
すなわち、加工布Kの各端縁に対して形成しよ
うとする縫目列の数に前記ロータリースイツチ3
0を切換操作し、減算カウンタをプリセツトすれ
ば、各縫目列の形成ごとに発生するパルス信号
MCで順次減算カウンタDCの出力を減算して、
所定の数だけ減算された時(予定の縫目列の内、
最後の縫目列の形成が行われている時)パルス信
号MC発生のT1時間後にエアーシリンダ20が作
動し、T2時間作動を保持されることになる。
又、同AND回路46の出力端子はNOT回路58
を介して前記フリツプフロツプFFのリセツト入
力端子Rに接続されるとともに、OR回路59を
介して減算カウンタDCのリセツト入力端子に接
続され、1つの加工布Kの縫目形成が終了した
後、次の加工布Kに備えてそれらをリセツトさせ
ている。
なお、LR1はリセツト回路であつて、電源スイ
ツチ(図示せず)の投入によつてパルス信号を発
生し前記OR回路59を介して減算カウンタDCの
リセツト入力端子に入力される。従つて、電源ス
イツチを投入すれば必ず減算カウンタDCはリセ
ツトされるようになつている。LR2はリセツトボ
タンスイツチ(図示せず)を押すことによつてリ
セツト信号を発生するリセツト回路であつて、そ
の出力は前記OR回路59を介して減算カウンタ
DCのリセツト入力端子に入力されている。すな
わち、前記ロータリースイツチ30を切換操作し
た時、操作前のコード信号によつてセツトされて
いる減算カウンタDCを、リセツトボタンスイツ
チを押して同リセツト回路LR2からのリセツト信
号でリセツトさせるようにしている。
次に、エアー噴出作動制御回路29について説
明すると、60はNAND回路であつて、その入力
端子には前記第2ホトセンサー6の出力信号
C2SWがNOT回路(図示せず)を介して否定した
信号2(第4図D参照)として入力されると
ともに、縫製された加工布Kの前端縁及び後端縁
に連なる糸のチエーンやテープ等を切断するカツ
ター(図示せず)を動作する動作信号CC(第4
図E参照)が入力される。61は前記NAND回路
60からのパルス信号(第4図F参照)の後縁立
ち上りをとらえて動作する単安定マルチバイブレ
ータであつて、その出力端子Qには第4図Gに示
す出力波形を生じるとともに前記AND回路47
の入力端子に接続されている。なお、このパルス
幅T3は単安定マルチバイブレータ61の時定数
を決定する抵抗62若しくはコンデンサ63を可
変することによつて自由に設定できる。
64はエミツタ接地のスイツチング用のトラン
ジスタであつて、ベース端子は前記AND回路4
7の出力端子に接続されているとともに、コリク
タ端子はエアー噴出管24からエアーを噴出させ
る際に切換える電磁バルブを作動させる電磁コイ
ル65に接続されている。そして、この電磁コイ
ル65の励磁タイミングは前記エアーシリンダ2
0の作動用の電磁コイル57が励磁して電磁バル
ブが切換わることによりローラ13が第1図2点
鎖線の位置に垂立し、かつ前記カツターが糸のチ
エーンを切断した時、励磁して共に一定時間後消
磁されるよう、前記単安定マルチバイブレータ6
1で設定されている。従つて、このエアー噴出に
よつて加工布Kの後部は左方に吹き飛ばされてロ
ーラ13上に載置される。
次に上記のように構成したこの制御回路の一般
的動作について説明する。
さて、今加工布Kの1個所の端縁に縫製(縁か
がり)作業する場合には、まず、第3図に示す状
態にあるロータリースイツチ30を0段階から1
段階に切換えて1回の縫製で加工布積載装置を作
動させるように設定する。即ち、これによつて減
算カウンタDCのプリセツト入力端子A,B,C
にそれぞれ「1」「0」「0」のプリセツト入力が
投入され、同出力端子Q1,Q2,Q3には「1」
「0」「0」レベルの出力があらわれるため、この
状態では常にAND回路43の入力は「0」レベ
ルとなつている。又、同AND回路43のもう一
つの入力端子はそれぞれNOT回路36,37,
38の「1」「0」「0」レベルの出力信号によつ
て常に「1」のレベル入力が投入されている。従
つてこの状態では常にAND回路43の出力は
「0」レベルにある。
そして、縫製を開始するために第2図に示す方
向に加工布Kを送り込む。すると第1ホトセンサ
ー5が同加工布Kの通過を検知し一定時間後にミ
シンMを駆動させるとともに、一定時間後1個の
パルス信号MCを発生させ、計数制御回路26及
びタイミング設定制御回路27に入力される。こ
れによつて減算カウンタDCの出力端子Q1,Q2
Q3は減算されて「0」「0」「0」となり、NOT
回路41を介してフリツプフロツプFFが反転
し、AND回路43に入力されるレベルは「1」
となつて次段のAND回路46の入力端子に入力
し保持している。一方、これと同時に単安定マル
チバイブレータ50はパルス信号MCに応答して
動作し、T1時間後次段の単安定マルチバイブレ
ータ53を動作させる。そしてT2時間前記AND
回路46に「1」レベルの入力がはいる。
従つて電磁コイル57はパルス信号MCが発生
し、時間T1後に励磁されT2時間保持される。一
方、その動作中に第2ホトセンサー6による加工
布Kの有無検出信号C2SWと、カツタ動作信号
CCとにより、NAND回路60を介して単安定マ
ルチバイブレータ61が動作され、前記AND回
路43から「1」レベルを入力しているAND回
路47を介して電磁コイル65が励磁され電磁バ
ルブを解放する。従つて、加工布Kの後ろ半分は
ローラ13を境に反対側に吹き飛ばされ同ローラ
13に積載される。そしてこの後、保持時間T2
経過後、各電磁コイル57,65が消磁されるこ
とにより各電磁バルブが締められローラ13は左
方に回動退却し、かつエアー噴出は停止する。又
減算カウンタDCはリセツト信号によつて再びプ
リセツトされるとともに、フリツプフロツプFF
のリセツトされて、次の縫製作業に備えた後にす
べての動作は終了する。
次に加工布Kの2個所の端縁に縫製をする場合
には、ロータリースイツチ30を2段目に切換え
ると、減算カウンタDCの出力端子Q1,Q2,Q3
はそれぞれ「0」「1」「0」レベルの出力が表わ
れる。この状態ではAND回路43の出力は前記
と同様に「0」レベルである。そして、まずこの
状態から加工布Kの1個所目の端縁を縫製する
と、前記と同様にパルス信号MCによつて単安定
マルチバイブレータ50,53を動作する。一方
減算カウンタDCの出力端子Q1,Q2,Q3は「1」
「0」「0」となる。従つてこの状態ではフリツプ
フロツプFFは動作せず、AD回路43の出力は
「0」レベルを保持しているために、次段のAND
回路46も出力は「0」レベルとなりトランジス
タ56はいまだ遮断状態となつている。同様に
AND回路47もAND回路43からの入力が
「0」レベルであるためにトランジスタ64は遮
断状態となつている。これによつてエアーシリン
ダ20の動作及びエアー噴出動作は行なわれな
い。
次に、加工布Kの2個所目の端縁を縫製する
と、前記と同様のパルス信号MCによつて減算カ
ウンタDCの出力端子Q1,Q2,Q3は「0」「0」
「0」となり、加工布Kの1個所目の端縁を縫製
する場合と同様の動作過程を開始してエアーシリ
ンダ20を作動させるとともに、エアー噴出動作
も作動させて終了する。従つて加工布Kの2個所
目の端縁が縫製されるまでは加工布積載装置は減
算カウンタDCによつてその作動を制御するた
め、加工布Kの第1個所目の縫製時には作動しな
い。
加工布Kの3個所(又は4個所)の端縁を縫製
する場合、ロータリースイツチ30を3段目(4
個所の場合は4段目)に切換えて、減算カウンタ
DCを(「1」「1」「0」)(4個所の場合は
(「0」「0」「1」))プリセツトすればよく、後は
減算カウンタDCの減算動作に従つて出力端子
Q1,Q2,Q3は変動して行くため、前記と同様に
所定数の加工布Kの端縁個所を縫製するまでは加
工布積載装置は作動しない。そして所定の最後の
端縁個所を縫製開始すると前記と同様な動作過程
を経て加工布積載装置をタイミングよく作動させ
て加工布Kを積載する。
このようにロータリースイツチ30を切換え操
作するだけで加工布Kへの何回目の縫製によつて
加工布積載装置を作動させるかを簡単に選択する
ことができ、しかもこのロータリースイツチ30
によるコード信号に基いて計数制御回路26は所
定の縫製回数がくるまで加工布積載装置の作動を
制御する。又作動にあつては前記タイミング設定
回路27に基づき、加工布Kが加工布積載装置に
バランスのとれた状態で積載されるようにタイミ
ングよく加工布積載装置を作動させることができ
る。さらに、前記エアー噴出作動回路29に基づ
き前記加工布積載装置の作動中においてタイミン
グよく加工布Kにエアーが吹き付けられ、加工布
K確実にしかも迅速に積載することができる。
以上詳述したように、本発明によればミシンテ
ーブルの布送り出し側に配設され、縫製を終了し
た加工布を自動的に積載するための加工布積載機
構及びその機構を作動させるための作動回路を備
えたミシンにおいて、同一の加工布に連続する複
数の縫目からなる縫製縫目列を複数形成するため
に、その縫目列の数を設定する設定手段と、各縫
目列の形成に関連して1個発生させるパルス信号
をカウントし前記設定手段により設定された縫目
列の数に達した時に制御信号を発生するカウント
手段と、その制御信号の発生時からの所定時間経
過後に前記作動回路を作動する作動信号を発生す
るタイミング設定手段とを設けたことにより、各
加工布の2〜4個の各端縁に縫製を行なう場合に
おいても、加工布の各端縁に縫目列が形成される
毎に加工布積載機構が作動することなく、前記設
定手段によつて設定された数の縫目列が形成され
た時にのみ加工布積載機構が作動し、無駄な動力
を消費せずしかも安全に縫製作業を行うことがで
き加工布積載装置として産業上優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明する加工布
積載装置の一部切断正面図、第2図は同じく平面
図、第3図は加工布積載装置の制御回路の結線
図、第4図A〜Gは制御回路の各出力波形図であ
る。 第1ホトセンサー5、回動部材11、ローラ1
3、エアーシリンダ20、設定回路25、計数制
御回路26、タイミング設定回路27、作動回路
28、ロータリースイツチ30、単安定マルチバ
イブレータ50,53、電磁コイル57、減算カ
ウンタDC、オーバーロツクミシンM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシンテーブルの布送り出し側に配設され、
    縫製を終了した加工布Kを自動的に積載するため
    の加工布積載機構11,13,20等及びその機
    構11,13,20等を作動させるための作動回
    路28を備えたミシンにおいて、 同一の加工布Kに連続する複数の縫目からなる
    縫製縫目列を複数形成するために、その縫目列の
    数を設定する設定手段25と、 各縫目列の形成に関連して1個発生させるパル
    ス信号MCをカウントした前記設定手段25によ
    り設定された縫目列の数に達した時に制御信号を
    発生するカウント手段26と、 その制御信号の発生時からの所定時間経過後に
    前記作動回路28を作動する作動信号を発生する
    タイミング設定手段27とを備え、 予め設定された数の縫目列が同一の加工布Kに
    形成されるまでは前記作動信号の発生を防止する
    ように構成されることを特徴とするミシンの加工
    布積載装置。 2 前記カウント手段26は減算カウンタDCで
    あり、その減算カウンタDCには前記設定手段2
    6により縫目列に応答する信号がプリセツトされ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    加工布積載装置。 3 前記設定手段25は縫目列数に応答するコー
    ド信号を発生するロータリースイツチ30を含む
    許請求の範囲第2項記載の加工布積載装置。
JP14441777A 1977-11-30 1977-11-30 Worked cloth loader for sewing machine Granted JPS5476346A (en)

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JPS58173583A (ja) * 1982-03-31 1983-10-12 ジューキ株式会社 縫製装置の布積載装置
JP5241428B2 (ja) * 2008-10-24 2013-07-17 Juki株式会社 ミシン

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