JPH0279B2 - - Google Patents

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JPH0279B2
JPH0279B2 JP57043684A JP4368482A JPH0279B2 JP H0279 B2 JPH0279 B2 JP H0279B2 JP 57043684 A JP57043684 A JP 57043684A JP 4368482 A JP4368482 A JP 4368482A JP H0279 B2 JPH0279 B2 JP H0279B2
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JP
Japan
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controllable switch
sewing machine
motor
sewing
circuit
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JP57043684A
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JPS57203481A (en
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Buraun Jatsuku
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SSMC Inc
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Publication date
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Publication of JPH0279B2 publication Critical patent/JPH0279B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/22Devices for stopping drive when sewing tools have reached a predetermined position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はミシンの分野に係り、さらに詳細には
一針縫い又は一段階ボタン穴かがり操作が完了し
た後に急速停止制動を開始するための装置に関す
る。
従来の技術とその問題点 一針縫い(一パターン縫い)機能及びボタン穴
かがりを一段階毎に実施する機能を有する先行技
術における電子式ミシンにおいては、一針縫い又
はボタン穴かがりが完了する毎に、針棒の上下往
復運動を停止させるために針棒解離装置が駆動さ
れ、布送りを零とするために送り装置が止められ
る。しかしながらミシンの電動機は運転を続け布
送りを実施しない結果それにかかる負荷が減少し
その回転速度が増加する。動作が停止すると予想
される時にミシンの回転が明らかに増加すると、
操作者は困惑し、機械が故障しているのではない
かとの印象を与える。
このような状態の時に電動機を停止させるため
の経済的でかつ簡単な構造でしかも電気的に制御
される広範なミシンに容易に適合可能な装置が望
まれている。
発明の要約 上述の目的を達成するために上軸位置検出器を
有する電子式ミシンにおいては、上軸位置検出器
の出力信号の変化はLSI論理回路からの送りデー
タ送信開始を合図する信号とするか、又は出力信
号の第2の変化はLSI論理回路からの揺動データ
送信開始を合図する信号とするように上軸位置検
出器を使用している。電動機制動装置としては
1981年1月6日、ブラウン(Brown)に付与さ
れた米国特許第4243919号に発表されたものと類
似なものが使用されている。
急速停止制動は電子式ミシンのある種の機能例
えばウルストその他に1976年10月26日に付与され
た米国特許第3987739号に記載された一針縫いの
ために行なうことができる。又ギヤロンその他に
1979年7月3日に付与された米国特許第4159688
号には電子式ミシンにおけるボタン穴かがりを実
施する方法が記載されている。上記の特許に記載
された電動機制動装置の作動を開始する回路は、
一針縫いが完了するか、ボタン穴かがりが完了さ
れた時点でミシンが惰走し、不要な縫い目が追加
されないように起動される。補助用の急速停止制
動回路が備えられていて、針棒の上下往復運動を
停止させる信号、一針縫い又はボタン穴かがりの
完了を示すある種の信号によつて電動機制動装置
を調整する。補助急速停止制動回路をミシンが正
常運転中は動作不能状態とする設備も備えられて
いる。
実施例 本発明の構成と作用を明らかにするため、図面
に示す実施例について説明する。第1図はベツド
の一端から立ち上つた柱脚14とベツド12を含
むミシン10を示す。柱脚14はベツド12の上
に張り出したアーム16を支えておりアームは頭
部端18で終端している。頭部端18内には押え
棒20が支えられておりこの終端部には押え21
が取り付けられている。押え21は押え棒20に
よつてベツド12へ押え付けられベツド内に装備
された送り機構(図示せず)の一部である送り歯
と連動する、これらはミシン技術の分野で良く知
られているとおりである。頭部端18は又その内
部に針棒24を支えておりこの先端にはミシン針
25が取り付けられている、針棒は譲受人に対し
て1975年3月25日に付与された米国特許第
3872809号に記載されたゲート装置によつて支え
らており、この特許はここでも参照される。簡単
に説明すると、針棒ゲート装置はラツチ解除装置
を有する針棒解離装置で構成されており、このラ
ツチ解除装置は連結装置に取り付けられているソ
レノイドによつて駆動され、連結装置を針棒駆動
装置とのかみ合わせからはずしている。
この装置は又バイアスばねをも含んでおり、連
結装置を針棒駆動装置とのかみ合わせからはずし
た時に針棒24をその最上位置に引き上げてい
る。
ミシン10はさらに張り出しアーム16内に、
ミシン針25の横方向の位置及び送り歯22の送
り速度を電気的に制御するための機能を備えてい
る。数種類の飾り図形は固体記憶素子内に保持さ
れており、この記憶素子は張り出しアーム16内
の回路の一部を構成している、又この回路はさら
に張り出しアーム前側面の選択板26内に表示さ
れている種々の機能の中から選択された図形を決
定し選別するための論理回路も含んでいる。選択
板26に表示されている機能の中に一針(一パタ
ーン)縫い記号28で示される一針縫い機能があ
る。この機能は1976年10月26日付でウルスト
(Wurst)その他の付与され、譲受人に所有され
ている米国特許第3987739号に記述されており、
この特許は本件でも参照されている。この特許に
記載されている装置は操作者が選択した縫い目図
形の一針分だけにミシンの運転を制限できるとい
うものである。一針図形の縫い取りが完了した後
は、ミシン針の上下動、ミシン針の揺動及び布送
り動作を停止し、引続いてミシンが運転されるこ
とを禁じている。
選択板26にはさらに大口径ボタン穴30と小
口径ボタン穴31との記号が示されている。ボタ
ン穴記号30,31を選択すると、一針縫い記号
28を選択する必要も無く自動的に一針縫い機能
が選択される。選択板26は1980年12月30日付で
ハンツ(Hunts)に付与された米国特許第
4242667号に記載されているように作動する、こ
の特許は譲受人に所有されており、本件でも参照
されている。この特許では高密度配列を得るため
に近接スイツチ対を使用している。従つて、選択
板26上の各々の記号は操作者の指が触れると各
記号に個有の近接素子が動作する。
近接素子が選択された結果は符号解読器で解読
され、その出力は張り出しアーム16内の別の電
子素子に伝達され、選択された結果を作り出すよ
うに使用される。
第2a図及び第2b図には電子回路基板38が
示されておりこれは張り出しアーム16内に納め
られた電子回路の一部である。回路基板38とそ
の上に乗つている部品はミシンの上軸40の近く
で張り出しアーム16内に保持されている。ミシ
ン技術の分野で良く知られているように上軸40
はミシン針25が布を突き刺す毎に一回転する。
回路基板38上に取り付けられそこから上軸40
に向つて伸びているのはホール効果素子42であ
る。小さな張出しだな44がホール効果素子の囲
りに伸びるような形状に作られ、その上でホール
効果素子の近くに磁石46を支えている。上軸4
0の上には平担部48が備えられ、つば50を通
つたネジ51を受けている。つば50にはしやへ
い体52が取り付けられておりこれは上軸40の
周囲約180度にわたつて磁石46とホール効果
素子42との間をさてぎるように広がつている。
ホール効果素子42を磁石46から約180度にわ
たつてしやへいすることは第2b図から明白であ
り、この第2b図はしやへい体52のホール効果
素子及び磁石に対する位置関係を示している。こ
の位置関係の結果磁石46からの磁場はしやへい
体52によつて上軸40が回転する約180度の間
遮断される。
上軸40上に平担部48を好適に位置決めする
ことによつてホール効果素子42の状態がミシン
針位置が上昇から下降に変わる時に変化し、又ミ
シン針位置が下降から上昇に変わる時に第2の状
態変化を生じるようにしやへい体52を配置する
ことができる。ホール効果素子42及び磁石46
は上軸位置検出器45を構成する。ミシン針の上
昇又は下降位置で生じるホール効果素子の状態変
化は針棒揺動情報又は送り情報を張り出しアーム
16内に納められた電子装置から取り出すきつか
けとして利用される。上軸位置検出器45の動作
についての説明は、1976年2月19日付で譲受人に
付与され本件でも参照されている米国特許第
3939372号が参考になろう。
第3図はミシンのSCR電動機の電力制御をす
る電子回路図を示しこの回路はその他の回路と共
にミシンの張り出しアーム16内に納められてい
る。第3図の回路図はその一部に電動機制動回路
を含み、この制動部は1981年1月6日付でブラウ
ンに付与された米国特許第4243919号に発表され
ていてこれは本件でも参照されている。この特許
では電動機の急速制動機構を有するSCR電動機
制御装置が発表されている。回路は電動機の停止
要求を検出し、同時に電動機の電機子を短絡し、
電動機の界磁巻線に半波整流された電源電圧を供
給する。上記で参照された特許内に発表されてい
る回路には第3図の点線56で囲まれた補助急速
停止回路が適用されている。点線の外部はLSI
(大規模集積回路)からの入力を示し、このLSI
は固体記憶素子及びミシンの運転を制御するため
の論理素子で構成され、電子装置の一部はミシン
10の張り出しアーム16内に納められている。
ここには又針棒解離を実施するための回路、即わ
ち、アダムスその他に付与され、先にも参照され
た米国特許第3872809号に基づく装置を駆動する
ための回路が発表されている。
第3図には電機子巻線60及び界磁巻線62及
び64を有する電動機の速度制御機能を有する回
路が示されている、これは先に参照した特許に発
表されているものと同じである。これらの電動機
の巻線は速度選択切換器68を介して交流電源6
6に直列接続されている。交流電源としては115
ボルト60ヘルツの商用電源が利用できる。選択切
換器68で低速度を選択すると、ポテンシヨメー
タ70の全抵抗器72を通つて動作し摺動子69
を急速位置にすると抵抗器72の一部が接触子7
4によつてパイパスされる。いずれが選択されて
も電動機制動装置及びシリコン制御整流器
(SCR)80には電源66の全電圧が供給されて
いる。
SCR80、電機子巻線60及び界磁巻線62,
64は直接電源66に接続されている。SCR8
0にトリガがかけられ導通となると電源66から
の電流は電機子巻線60及び界磁巻線62,64
を通つて流れる。SCR80にトリガをかけるた
めに点火回路が用意されていて、これはキヤパシ
タ82及び抵抗器84,86,88及び90で構
成された電流制御回路を有している。電源66か
らの正の半周期の間にキヤパシタ82はSCR8
0の臨界値まで充電され、その時点でSCRは導
通を開始し電動機は回転を始める。電動機の速度
はポテンシヨメータ86の接触子の位置を変化さ
せて制御される、接触子を点87に近づけると充
電回路内の抵抗が小さくなりより早くキヤパシタ
に充電される。従つて電源の正の半周期において
より大きな電流がSCR80を流れるので電動機
はより早く回転する。逆に接触子を点87から遠
くに離すと、充電路抵抗値がより大きくなるので
キヤパシタ82の充電速度が遅くなる。従つて電
動機の回転はよりゆつくりとなる。ダイオード9
2はSCR80の陰極ゲート間に過大逆電圧がか
かるのを防止している。
ミシンで一般に使用されているように、ボタン
シヨメータ86は足踏み式操作器内にあつてその
中の接触子をポテンシヨメータの最極端から点8
7の方へ移動させている。足踏み式操作器にはさ
らに開閉器94があつて、これは操作者が足を乗
せるまでは開いた位置にあつて足が乗ると直ちに
閉じる。ミシンにおいては足踏み式操作器にかか
る圧力が取り除かれたら、不要な縫い目を進めな
いために直ちにミシン電動機を停止させるのが好
ましい。この要求を満すための制動回路が点線9
6内に示されている、これも又電動機制動装置に
関して先に参照した特許の主題であつた。足踏み
式操作器が踏まれると、すなわちポテンシヨメー
タ86の接触子が点87の方へ移動すると点98
に電位が生じダイオード100及び抵抗器102
を通つてトランジスタ104のベース電流とな
り、このトランジスタを導通させる。トランジス
タ104が導通すると、トランジスタ106のベ
ース電流を引き込みトランジスタ106を通つて
SCR108のゲート電流が流れなくなりこの
SCRは導通とならない。従つて電動機が回転中
は電機子電圧はダイオード112を通してキヤパ
シタ110を充電するために用いられ、このキヤ
パシタはトランジスタ106が導通の時にのみ放
電できる。
足踏み式操作器を離すと、開閉器94が開き、
ダイオード100及び抵抗器102を通りトラン
ジスタ104のベースへ流れる電流が中断されト
ランジスタ104を非導通とする。電源66から
線67の上に供給される正の電圧によつてダイオ
ード114及び抵抗器116を通りトランジスタ
106のベースに電流が流れ、この時にはもはや
このベース電流はトランジスタ104に引き込ま
れていないのでトランジスタ106が導通とな
る。キヤパシタ110はこのようにしてトランジ
スタ106を通つて放電しSCR108が導通と
なるようにトリガをかけ電流はダイオード118
及びSCR108を通つて界磁巻線62及び64
に流れる。同時に電機子巻線60はダイオード1
20及びSCR108を通つて短絡される。電機
子60を短絡すると同時に界磁巻線62,64に
電力を供給すると、電動機には非常な急速制動が
かかる。
先に述べたように電動機制動装置は米国特許第
4243919号にさらに詳細に発表されており、これ
はさらに詳しく理解する上での参考となろう。前
記特許に記載された回路には点線56で囲まれた
補助急速停止回路と針棒解放回路159が付加さ
れている。LSIから端子158に出力される信号
はミシン10の運転を調整し、針棒解放回路15
9の動作開始要求を示している。
LSIの端子158上の信号はダーリントン対1
60を励起し+15V電源から針棒解放ソレノイド
162を通つてアースに電流が流れるようにダー
リントン対を導通にする。針棒解放ソレノイド1
62を励磁すると先に参照した米国特許第
3872809号に説明されているように、針棒を上下
往復運動させる駆動装置から針棒を離し、縫い取
り図形の形成を停止する。もしダーリントン対1
60が非導通であれば+15ボルト電源から針棒解
放ソレノイド162を通つてアースには電流は流
れない。しかしながら微少な電流は+15ボルト電
源から針棒解放ソレノイド162を通り、抵抗器
188及びダイオード190を通つてダーリント
ン対192のベースへ流れている。この針棒解放
ソレノイド162を通過する電流はそれを励磁す
るには小さすぎるが、ダーリントン対192を導
通にし、+15ボルト電源から抵抗器194及びホ
トアイソレータ(すなわち、光結合回路)196
の入力発光ダイオード197を通りアースに電流
を流すには充分な量である。入力発光ダイオード
197が励起するとホトアイソレータ196の出
力トランジスタ198を導通とする。従つて、線
67上の電圧極性が正である時には、電流はダイ
オード200、抵抗器202を通り、出力トラン
ジスタ198を通つて流れて、トランジスタ20
4のベースからの電流を分流する。トランジスタ
204は非導通でトランジスタ104のベースか
らの電流を分流しないのでトランジスタ104は
従つて導通となる。トランジスタ104が導通と
なることによつてトランジスタ106のベースか
ら電流が分流されるのでこれはミシン電動機の電
子式制動を無効にしている。
逆に、ホトアイソレータ196の入力発光ダイ
オード197が励磁されていない時には出力トラ
ンジスタ198は非導通でトランジスタ204が
導通となりトランジスタ104のベースから電流
を分流する。トランジスタ104は従つて非導通
となり、トランジスタ106を導通とすることが
でき、先に説明したように制動動作が開始され
る。従つてホトアイソレータ196からの信号に
応じて補助急速停止制動回路が形成される。
補助急速停止制動機能を必要とするのは、選択
板26上の一針縫い記号28を選択することによ
つて開始されるミシンの一針縫い機能においてで
ある。ミシンの一針縫い制御はウルストその他に
1976年10月26日付与された米国特許第3987739号
に記載されておりこれは本件でも参照されてい
る。この特許においては、選択された縫い図形の
一針縫いが完了すると、ミシン針の上下運動、ミ
シン針の揺動及び布送り動作を停止してミシンが
引続いて運転されることを禁止するように記述さ
れている。しかしながらミシン電動機は縫い取り
動作を行なわないのにもかかわらず回転を続けこ
の過程は不必要であるばかりでなく、ミシンの操
作者に困惑を与える。従つて、一針縫いが実行さ
れると電動機の回転も又停止することが望まし
い。
選択板26上の一針縫い記号28に触れて一針
縫いが選択されると、LSIからの端子206上の
電圧が負から正に変化し、正の状態を保持して一
針縫い表示用発光ダイオード(図示せず)を点灯
し、一針縫いが選ばれていることを示す。LSIの
端子206から抵抗器208を通りSCR210
の陽極に接続されている。しかしながらSCR2
10の陽極から陰極へはそのゲートにトリガがか
かるまで電流は流れず、従つてトランジスタ21
2のベースにも電流は流れない。トランジスタ2
12は非導通であるので電流は+15ボルト電源か
ら抵抗器214及びダイオード216を通つてダ
ーリントン対192のベースへ流れる。
先に説明したようにダーリントン対192が導
通となると+15ボルト電源から抵抗器194及び
入力発光ダイオード197を通つてアースに電流
が流れる。ホトアイソレータ196の入力発光ダ
イオード197が励起されるとその出力トランジ
スタ198が導通となる。従つて電流がトランジ
スタ204のベースから分流され、補助急速停止
制動回路が動作不能となる。
さらに先に説明したように、+15V電源から針
棒解放ソレノイド162、抵抗器188とダイオ
ード190を通りダーリントン対192のベース
へ通じる別の回路が存在する。足踏み式操作器が
踏まれ、一針縫い操作が実行されるようにミシン
の運転が開始されると、上軸40が回転し、上軸
位置検出器45は上軸の位置変化に応じてある時
点でその出力を負から正の電圧に変化させる。上
軸位置検出器45の出力におけるこの変化によつ
てLSIの端子164から瞬間的に電流がキヤパシ
タ218及び抵抗器220を通つてSCR210
のゲートに流れSCRが導通となるようにトリガ
がかかる。トリガ電流はキヤパシタ218が充電
されると止まるが、SCR210は導通状態を保
ち続ける。ここで電流はLSIの端子206から抵
抗器208及びSCR210を通つてトランジス
タ212のベースへ流れる。トランジスタ212
はアースに対して導通となりダイオード216を
流れる電流を分流する。しかしながら+15V電流
から針棒解放ソレノイド162を通り、抵抗器1
88及びダイオード190を通つて、ダーリント
ン対192のベースへは電流が流れ続けているの
でダーリントンは導通状態が維持される。一針縫
いが完了すると、LSIの端子158からの信号に
よつてダーリントン対160が導通となり+15ボ
ルト電源から針棒解放ソレノイド162を通つて
アースに電流が流れ、ミシン針の上下運動が停止
される。電流がダーリントン対192のベースか
ら分流されるのでホトアイソレータ196の入力
発光ダイオード197を通る電流が停止される。
従つてホトアイソレータ196の出力トランジス
タ198は非導通となり、補助急速停止制動回路
26内のトランジスタ204は導通となつてトラ
ンジスタ104のベースから電流を分流する。ト
ランジスタ104はもはやトランジスタ106の
ベースから電流を取り去らないのでトランジスタ
106は導通となりSCR108にトリガをかけ
電機子巻線を短絡しミシン電動機の制動を開始す
る。上述の件はすべて電源線67上の電圧が正の
周期で実行される。一針縫いを繰返すために、操
作者が選択板26上の一針縫い記号28に瞬時的
に触れると、LSIの端子158からダーリントン
対160へ流れる電流が止まる。電流は再び抵抗
器188及びダイオード190を通つてダーリン
トン対192のベースへ流れ、入力発光ダイオー
ド197を励磁しホトアイソレータ196の出力
トランジスタ198を導通とする。以上に述べら
れた動作手順はこの後も繰り返えされる。
従つて一針縫いの終了時に効果的に電動機に制
動をかけるために補助急速停止制動回路56が備
えられていて、これは不使用状態の針棒解放ソレ
ノイド162を通るもれ電流で動作不能となり、
一針縫い記号28を選択することによつて動作可
能となる。しかしながら、一針縫い記号28が選
択され、LSIの端子206上の信号によつて急速
停止制動回路が動作可能となり、上軸位置検出器
45からの適切な信号がLSIの端子164に加え
られた時でも補助急速停止制動回路56は針棒解
放ソレノイド162を通るもれ電流によつて動作
不能の状態のままである。しかしながら一針縫い
が完了し、LSIの端子158上の信号がダーリン
トン対160を導通にし、+15ボルト電源から針
棒解放ソレノイド162及びダーリントン回路を
通つてアースに全電流が流れるようになると、ダ
ーリントン対192へ電流が流れなくなりその結
果補助急速停止制動回路56は電動機制動回路9
6を通して電動機に制動をかけることが可能とな
る。
電子式ミシンで使用されるその他の縫い取り模
様の多くのものではLSIの端子158からダーリ
ントン対160のベースに電流が供給されてい
る。
例えば最終縫いの前の仮縫い操作などはこのよ
うな状態である。そのような運転中は電流はダー
リントン対160によつてアースに流れるのでダ
イオード190を通りダーリントン対192のベ
ースへ流れる電流は止まるが、補助急速停止制動
回路は、+15ボルト電源から抵抗器214及びダ
イオード216を通りダーリントン対192のベ
ースへ流れる電流によつて動作不能状態が維持さ
れる。
一針縫いに類似した運転は大口径又は小口径の
ボタン穴かがりを第1図の選択板26上の大口径
ボタン穴かがり記号30又は小口径ボタン穴かが
り記号31を選択して実施する場合である。ボタ
ン穴かがり図形が選択される場合には、一針縫い
モードは自動的に選択され、LSIの端子206上
の電圧は常に正である。急速停止制動は一針縫い
について記述した場合と同様に第1のボタン穴か
がり図形が完了した後に作動する。しかしながら
ボタン穴かがり図形を繰り返すために、操作者が
大口径ボタン穴かがり記号30又は小口径ボタン
穴かがり記号31を触れると、LSIの端子222
又は224にそれぞれ負の信号を与え、これはそ
れぞれダイオード226又は228を通つて
SCR210の陽極に伝達され、そこを流れてい
る電流をしや断しトランジスタ212が導通とな
ることによつてダーリントン対192のベースか
ら分流されていた電流をしや断することによつて
補助急速停止回路を不可能状態とする。このよう
にして、単一のボタン穴かがりが繰返えされ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を備えたミシンの透視図、第2
a図は第1図に示されたミシン内で用いられる上
軸位置検出器の正面図、第2b図は上軸位置検出
器を第2a図の線2b−2bに沿つて切断した断
面図、そして第3図は本発明を実施するように第
1図のミシンを制御するために利用される回路図
である。 10……電子式ミシン、12……ベツド、14
……柱脚、16……アーム、24……針棒、25
……ミシン針、40……上軸、42……ホール効
果素子、46……磁石、60……電機子巻線、6
2,64……界磁巻線、66……交流電源、68
……速度切換器、80,108,210……
SCR、96……制動回路、56……補助急速停
止回路(補助制動回路)、162……針棒解放ソ
レノイド、158……針棒解放信号端子、164
……上軸位置検出入力端子、206……一針縫い
信号入力端子、222……大口径ボタン穴かがり
開始信号端子、224……小口径ボタン穴かがり
開始信号端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ミシン電動機の補助制動装置であつて:上下
    往復運動及び横方向揺動運動をするミシン針を取
    り付けた針棒を支持するフレームと、前記針棒の
    上下往復運動を選択的に一時停止させる装置と、
    縫製材料をミシンの間を選択された速度で、か
    つ、選択された方向へミシンを通して送る送り機
    構と、前記ミシンを通る前記縫製材料の送りを選
    択的に零にする装置と、前記針棒を選択的に横方
    向に揺動させる装置と、前記送り機構を駆動し
    て、縫製材料を選択された速度で選択された方向
    へ送らせるための装置と、前記針棒を上下往復運
    動に、又前記送り機構を送り動作に選択的に操作
    する操作装置と、前記操作装置が選択されていな
    い時に前記操作装置に電気的制動をかけるための
    装置と、始まりからその最後の一針までを同一と
    見なせる少くとも1つのパターンを縫い上げるた
    めの順序に従つて、ミシン針の縫い位置と、送り
    機構の送り増分に対応するデイジタル符号ワード
    を記憶するための固体記憶装置と、前記最後の一
    針で終了する単一パターンを完了させるように選
    択するための装置と、前記操作装置によつて操作
    され前記針棒の各々の上下往復運動に対応して1
    回転する上軸と、前記記憶装置からミシン針位置
    と送り情報を読み出し、前記パターンを形成する
    ために前記縫い取りを完了するように前記揺動装
    置及び送り装置に前記情報を送るタイミングをと
    るための上軸位置検出装置と、前記単一パターン
    選択装置が選択されるか、前記少くとも1つのパ
    ターンの前記最後の一針に対応して前記一時停止
    させる装置及び前記零送り装置を可能化にする装
    置と、単一パターンの完了を検出するための装置
    と、それに前記検出装置からの信号に応じて前記
    操作装置に制動をかけるために前記制動装置を強
    制的に動作させる装置とで構成された電子式ミシ
    ンのミシン電動機の補助制動装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載のミシン電動機
    の補助制動装置において前記駆動装置が交流電源
    で動作するように直列接続された電機子と界磁巻
    線を有する電動機と、前記電動機と前記電源との
    間に接続された位相制御回路と、前記位相制御回
    路に接続され、前記電源の周期の一部のみを前記
    電動機の運転中に前記電動機に電源を供給するた
    めに位相点弧するための点弧回路とで構成され;
    前記制動装置が、前記電動機巻線を介して電源と
    界磁巻線との間に接続された制御可能なスイツチ
    と、前記電源が中断された時に前記制御可能なス
    イツチを閉路するための装置と、前記電源が動作
    した場合に前記閉路するための装置を不可能化に
    する装置とで構成され;前記針棒の上下往復運動
    を選択的に一時停止するための装置が、前記針棒
    を前記操作装置から解放するためのソレノイドを
    含み;前記制動装置を強制的に動作させる装置が
    前記不可能化にする装置をそこから電流を分流す
    ることによつて無効にするための回路を含み;そ
    して単一パターン縫いの完了を検出するための前
    記装置が、前記一時停止させる装置の前記ソレノ
    イドが作動した際の電流に反応する回路を含んで
    成る、前記ミシン電動機の補助制動装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載のミシン電動機
    の補助制動装置において、前記制御可能なスイツ
    チがシリコン制御型整流器を含み;前記閉路する
    ための装置が前記電動機の運転中に充電されるキ
    ヤパシタと、前記キヤパシタからの電荷を前記シ
    リコン制御型整流器のゲートへ導通させるための
    短絡回路を選択的に形成する第2の制御可能なス
    イツチとで構成され;前記不可能化にする装置が
    前記電源が供給されている時に前記第2の制御可
    能なスイツチを非導通にして前記短絡回路を無効
    とし、前記電源が供給されていない時に前記第2
    の制御可能なスイツチを導通にして前記短絡回路
    を有効とする第3の制御可能なスイツチで構成さ
    れ;前記検出装置がさらに第2の電源、第4の制
    御可能なスイツチと前記第4の制御可能なスイツ
    チによつて一針縫い選択装置の選択を示す信号及
    び前記上軸位置検出器からの信号が入力された時
    点で前記第2の電源からの電流を分流するように
    閉じられる第5の制御可能なスイツチを含み;そ
    して、前記制動装置を強制的に動作させる装置
    が、前記電動機の運転が不要の際には前記短絡回
    路を有効とするように前記第3の制御可能なスイ
    ツチを非導通とし、前記電動機の運転が必要の際
    には前記短絡回路を無効とするように前記第3の
    制御可能なスイツチを導通とする第6の制御可能
    なスイツチと、前記一時停止させる装置が非動作
    であり、前記第5の制御可能なスイツチによつて
    電流が分流されていない時に前記短絡回路を無効
    とするために前記制御可能な第6のスイツチを非
    導通とし、前記一時停止させる装置が動作中であ
    り前記第5の制御可能なスイツチによつて電流が
    分流されている時に前記短絡回路を有効とするた
    めに前記制御可能な第6のスイツチを導通とする
    第7の制御可能なスイツチとを含む、ミシン電動
    機の補助制動装置。
JP57043684A 1981-06-08 1982-03-18 Auxiliary control apparatus of sewing machine motor Granted JPS57203481A (en)

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US06/271,446 US4324191A (en) 1981-06-08 1981-06-08 Auxiliary sewing machine motor braking

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JPS57203481A JPS57203481A (en) 1982-12-13
JPH0279B2 true JPH0279B2 (ja) 1990-01-05

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JPS57203481A (en) 1982-12-13

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