JPS6125751Y2 - - Google Patents

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JPS6125751Y2
JPS6125751Y2 JP1982002566U JP256682U JPS6125751Y2 JP S6125751 Y2 JPS6125751 Y2 JP S6125751Y2 JP 1982002566 U JP1982002566 U JP 1982002566U JP 256682 U JP256682 U JP 256682U JP S6125751 Y2 JPS6125751 Y2 JP S6125751Y2
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JP
Japan
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light
presser foot
motor
cloth
hole
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JP1982002566U
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JPS58117285U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被縫物の布端を検知することによ
りミシンの起動または停止制御を行うようにした
ミシンの制御装置に関するものである。
従来、上記した、布端を検知するものとして
は、例えば発光体と受光体とをミシンのあご部下
端及び針板上に各別に対向して配置し、受光体に
対する発光体の光を遮断または照光させることに
関連して受光体から布の「有」または「無」の信
号を発生し、この信号によつてミシンの起動、停
止を制御していたが、発生体はミシンのあご部下
面に配置しているので、発光体までの距離が遠
く、従つて発光体からの光が分散するため布端検
知の精度が劣化し、また縫製時以外に作業者の手
指が発光体と受光体との間に介在して光の遮断が
行なわれると、ミシンが不用意に起動して作業者
の手指を傷つけたり作業者に与える等の欠点を生
じた。
この考案は、簡単な構成により上記従来の欠点
を除去することを目的とする。
以下図面によりこの考案の実施例を説明する。
尚、この実施例は被縫物の厚さを検知して、被
縫物に対する押え金の押圧力を自動調節する機能
を併せものものであり、機枠に対して上下可能に
支持し常時弾性体により針板3への押圧力を受け
る押え棒1の下端には、布送り方向手前側を上方
へ次第に折曲した押え金2を下端に固定し、例え
ば特公昭56−15271号公報に示されているような
電磁ソレノイドPS(第3図)を用いた自動押え
圧調節装置を関連配置する。針Nの落下点よりも
布送り方向手前側(第1図右方)における押え金
2の前端屈曲部下方の針板3には上下に貫通する
開孔部3aを形成し、この開孔部3aに対し、上
面に一致するように樹脂4を固定する。この樹脂
4には発光ダイオードLDをもつ発光体5及び受
光によりその受光量に比例するベース電流を生じ
るフオトトランジスタFTをもつ受光体6とをし
て、それらの受光面及び発光面が樹脂4上面にほ
ぼ一致し且つ発光体5の照光が押え金2の折曲部
下面に反射して受光体6の受光面に入射するよう
に押設してある。受光体6のフオトトランジスタ
FTの受光量Lfは、発光体5の照光が布中を通過
して減衰することにより、第5図に示すように押
え金2と針板3との間に挿入された布Wの厚さa
にほぼ反比例して減少する。
また、図示しないが針板3の下方には特公昭46
−10144号公報に記載されたような糸糸り手段の
作動のための電磁ソレノイドCS(第4図)が配
置されている。
次にこの考案の電気回路について説明すると、
第3図においてカソードを接地した発光ダイオー
ドLDのアノードには抵抗R1を介して正電圧Vc
を加え、発光ダイオードLDを常時発光させる。
コレクタに抵抗R5を介して正電圧Vcを加えた
フオトトランジスタのエミツタには抵抗R3を介
して接地するとともにほぼ線型の特性をもつ増巾
器APを接続する。A/Dはアナログ/デジタル
変換器であり、増巾器APの出力電圧を入力して
その電圧値に対応する所定のデジタルコードを発
生する。SWは図示しないがアーム部の前面に配
置した起動スイツチであり、手動操作によりオン
となる。MCは周知のマイクロコンピユータ(以
下マイコンとする)であり、起動スイツチSWの
オン・オフ及びフオトトランジスタFTの受光量
Lfに個別に対応するA/Dのデジタルコードを
入力して第5図に示すフローチヤートに基づき各
作動回路DP,DS,DMを介して、電磁ソレノイ
ドPSのプランジヤのストローク制御、糸切り手
段の電磁ソレノイドCSの付勢・消勢、及び主軸
に連結したモータMの起動・停止制御を行う。
次に第5図のフローチヤートを説明すると、電
源投入後先ず「イニシアルセツチ」ルーチンで、
以下フローで使用される「起動フラグ」が予めリ
セツトされる。次に、起動フラグがセツトかリセ
ツトかが「判断」され、リセツトであればA/D
のデジタルコードが読み込まれる。マイコンMC
には、このデジタルコードがもつ押え金2下面と
針板3上面との間に挿入された布Wの厚さdの情
報に対応して、押え金2に適正な押圧力を与える
ように押え棒1に連結した電磁ソレノイドPSに
付与すべき電流の値が与め記憶されており、「押
え圧調節」ルーチンにおいて、A/Dを介して入
力した前記距離dの情報に基づき作動回路DPの
対応する作動電圧値が演算される。
次に、起動スイツチSWがオンか否かが「判
断」され、オンであれば「Lf<Ls」を「判断」
する。ここでLsとはフオトトランジスタFTの受
光面を布を覆つていないと見做すべき、予め設定
した下限の受光レベルであり、Lf<Ls、即ち布
が受光体6を覆つていればモータMを起動し、起
動フラグをセツトした後、また起動スイツチSW
がオフであれば直ちに「Lf>Ls」を「判断」
し、Lf>Lsであれば起動フラグのセツト・リセ
ツトを「判断」し、起動フラグがセツトであれば
起動フラグのセツト・リセツトを「判断」し、起
動フラグがセツトであればモータMを停止し「糸
切り」ルーチンで所定時間電磁ソレノイドCSを
付勢するとともに起動フラグをリセツトする。
この考案は、以上の構成であり、次に第6図の
タイムチヤートを用いて作用を説明する。電源投
入後押え金2の下面に布Wを挿入しない状態で
は、押え金2は針板3の上面に接触しているので
フオトトランジスタFTの受光量は最大値Loを示
す。T1時に厚さd1の布Wを、押え金2の下面に
挿入するとフオトトランジスタFTの受光面が布
Wにより覆われて押え金2下面と針板3上面との
距離は約d1となる(第1図)。これによりフオト
トランジスタFTの受光量がLoからL1に減少し、
このときのフオトトランジスタFTの出力電圧が
A/Dによりデジタルコードに変換されてマイコ
ンMCに読み込まれ、作動回路DPを介して押え金
2の押圧力が布Wの厚さd1に対して適正なものと
なるように電磁ソレノイドPSのプランジヤのス
トロークが制御される。T2時に起動スイツチSW
を操作すると、受光体6の受光面が布で覆われて
いるためLf<Lsとなり、主軸に連結したモータ
Mがオンになつて縫製が開始されるとともに、起
動フラグがセツトされ、このとき起動フラグのセ
ツト状態に関連して、フオトトランジスタFTの
出力電圧が新たにマイコンMCに読み込まれるこ
とはないから、布Wに加えられている押え金2の
押圧力が変化することはない。布送りが進行して
T3時、第3図に示すように布Wの後端縁が発光
ダイオードLDの受光面よりも布送り方向先方
(第2図左方)に来ると、フオトトランジスタFT
の受光面に押え金2下面から発光ダイオードLD
の反射光が照射し始めるので、フオトトランジス
タFTの受光量LfがL1からL0また立ち上がり、Lf
>LsとなるのでこれによりT3時において、起動
フラグがセツトされているためモータ停止及び糸
切動作が行なわれて糸切り動作が行なわれて縫製
は自動停止する。
以上のように、この考案によれば、発光手段お
よび受光手段により被縫物の布端を検知してミシ
ンの起動・停止制御を行う制御装置において、針
板上面に発光手段および受光手段を並置して押え
金の下面を照射の反射面としたので、発光から受
光までの経路が短くなるから布端検知の有無によ
る受光量の差が大きくなつて確実な布端検知がで
きるとともに、作業者の手等により受光の経路が
遮断される惧れがなくなりミシンの起動・停止の
誤動作を防止することができる。
また、本考案の構成によれば、押え金の下面に
発光手段を配置したので、特に上記実施例に示し
たように布を透過する光量を検知することにより
布厚検知も併せて行うことができるものである。
尚、布端検知に関連してミシンの停止、糸切り
の他自動返し縫い等を行うようにすることもでき
る。
さらに、発光手段、受光手段の照射・受光は樹
脂に埋設した光フアイバーを介して行うようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は布厚検知及び布端検知を行う状態
を示す図、第3図は制御回路のブロツク図、第4
図はマイクロコンピユータのフローチヤート、第
5図は押え金と針板間に挿入された布の厚さdに
対するフオトトランジスタの受光量Lfの値を示
す図、第6図は布送り動作に関連するフオトトラ
ンジスタの受光量Lfの変化を示すタイムチヤー
トである。 M……モータ、2……押え金、LD……発光手
段(発光ダイオード)、FT……受光手段(フオト
トランジスタ)、A/D,MC,DM……制御回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主軸に連結し電気制御により駆動・停止可能と
    したモータと、 押え棒の下端に固定され弾性力により針板上面
    に圧接し針の下降位置に対応して通孔を設けた押
    え金と、 針の通孔よりも布送り方向手前の押え金の下面
    に対向して上方に開孔する孔を形成した針板と、 押え金の下面に光を照射する発光部及び押え金
    下面より反射した発光部の光を受光する受光部と
    を針板の孔に配置し受光部の受光に関連して受光
    信号を発生し遮光に関連して遮光信号を発生する
    検知手段と、 遮光信号に関連してモータを駆動し、受光信号
    に関連して停止する制御回路 とを備え、受光部が押え足からの反射光を受光
    するとき布の無状態とし遮光されるとき布の有状
    態を検出してモータを制御することを特徴とした
    ミシンの制御装置。
JP256682U 1982-01-12 1982-01-12 ミシンの制御装置 Granted JPS58117285U (ja)

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JP256682U JPS58117285U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 ミシンの制御装置

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JP256682U JPS58117285U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 ミシンの制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS58117285U JPS58117285U (ja) 1983-08-10
JPS6125751Y2 true JPS6125751Y2 (ja) 1986-08-02

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ID=30015545

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5142454B2 (ja) * 2004-12-07 2013-02-13 Juki株式会社 ミシン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5268546A (en) * 1975-11-25 1977-06-07 Union Special Corp Automatic sewing apparatus
JPS5755479B2 (ja) * 1970-02-03 1982-11-24

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JPS5936221Y2 (ja) * 1979-03-26 1984-10-05 グレ−スミシン株式会社 生地の有無を検出するミシン用光センサ−
JPS5755479U (ja) * 1980-09-18 1982-03-31

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