JPH022301Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022301Y2 JPH022301Y2 JP1985097645U JP9764585U JPH022301Y2 JP H022301 Y2 JPH022301 Y2 JP H022301Y2 JP 1985097645 U JP1985097645 U JP 1985097645U JP 9764585 U JP9764585 U JP 9764585U JP H022301 Y2 JPH022301 Y2 JP H022301Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- sewing machine
- sewing
- presser foot
- throat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 49
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims description 13
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 108020003175 receptors Proteins 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、縫製物の端縁を検出してミシンを停
止させるミシンの端縁検出装置に関する。
止させるミシンの端縁検出装置に関する。
(従来の技術)
従来の技術として、特開昭60−53183号にラン
プおよび固体イメージセンサを機枠(アーム)に
固定した反射式の端縁検出装置が開示されてお
り、また特開昭59−88197号に、送信器(発光体)
をヘツド(アームの先端部)に、受信器(受光
体)を針板内に設けた透過式の端縁検出装置が開
示されている。
プおよび固体イメージセンサを機枠(アーム)に
固定した反射式の端縁検出装置が開示されてお
り、また特開昭59−88197号に、送信器(発光体)
をヘツド(アームの先端部)に、受信器(受光
体)を針板内に設けた透過式の端縁検出装置が開
示されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ミシンの端縁検出装置は、縫製物の縫製終端を
検出する関係上、ミシンの針落ち位置より所定距
離を隔てた手前位置に設置する必要がある。
検出する関係上、ミシンの針落ち位置より所定距
離を隔てた手前位置に設置する必要がある。
このために、従来のミシンの端縁検出装置は、
発光源をアームの先端部等の針板より距離を置い
た高所に設置している関係上、アームの先端部と
アームの先端部下方のミシンベツドとの間の空間
が光の径路に使用され、縫製作業空間と競合して
下記のような問題点があつた。
発光源をアームの先端部等の針板より距離を置い
た高所に設置している関係上、アームの先端部と
アームの先端部下方のミシンベツドとの間の空間
が光の径路に使用され、縫製作業空間と競合して
下記のような問題点があつた。
(イ) 作業者が、針棒への糸かけや、針穴に糸を通
す等の作業の際にセンサー部分が視界に入り作
業がしずらかつた。
す等の作業の際にセンサー部分が視界に入り作
業がしずらかつた。
(ロ) 透過式では、作業者の指先が送信器(発光
体)と受信器(受光体)との間に入り、光を遮
つて縫製物の端縁を検出できない場合があつ
た。
体)と受信器(受光体)との間に入り、光を遮
つて縫製物の端縁を検出できない場合があつ
た。
(ハ) ミシンのベツド上面を明るくするための白熱
球や螢光灯などの使用や、窓際での縫製作業の
際等、外部からの光が外乱光として受光体に作
用し、誤作動を生ずることがある。更に、外乱
光の影響を軽減させた従来のミシンの端縁検出
装置として、実公昭59−36221号に開示される
ものがある。
球や螢光灯などの使用や、窓際での縫製作業の
際等、外部からの光が外乱光として受光体に作
用し、誤作動を生ずることがある。更に、外乱
光の影響を軽減させた従来のミシンの端縁検出
装置として、実公昭59−36221号に開示される
ものがある。
この装置は、光フアイバーを使用して外乱光の
影響を軽減させた反射式であり、光フアイバーケ
ーブルの一方の解放端と発光体および受光体との
接続部をカバー体にて覆うと共に、他方の解放端
とミシンの押えの通孔との接続部をキヤツプにて
覆うことで密閉度を確保している。
影響を軽減させた反射式であり、光フアイバーケ
ーブルの一方の解放端と発光体および受光体との
接続部をカバー体にて覆うと共に、他方の解放端
とミシンの押えの通孔との接続部をキヤツプにて
覆うことで密閉度を確保している。
しかしながら、この装置にあつては、針棒への
糸かけや、針穴に糸を通す等の作業に際し、光フ
アイバーケーブルが邪魔になるのみならず作業者
の視界をさえぎるため、作業性が著しく悪い。加
えて、押えの取り替えが実質的にできない。すな
わち、押えには通常、直線用とジグザグ用とがあ
り、これらを取り替えて縫製作業を行う必要があ
るが、この押えには、フアイバーケーブルの他方
の解放端が接続されているため、取り替え作業に
困難を伴う。更に、縫製物の検出位置が針に近く
なり、縫製物の送りを早めると、針の縫製終了作
動等に遅れを生ずる傾向にある等の技術的課題が
ある。
糸かけや、針穴に糸を通す等の作業に際し、光フ
アイバーケーブルが邪魔になるのみならず作業者
の視界をさえぎるため、作業性が著しく悪い。加
えて、押えの取り替えが実質的にできない。すな
わち、押えには通常、直線用とジグザグ用とがあ
り、これらを取り替えて縫製作業を行う必要があ
るが、この押えには、フアイバーケーブルの他方
の解放端が接続されているため、取り替え作業に
困難を伴う。更に、縫製物の検出位置が針に近く
なり、縫製物の送りを早めると、針の縫製終了作
動等に遅れを生ずる傾向にある等の技術的課題が
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、押え棒に固定した実質的にL字状を
なす支え腕に、発光体または受光体を固定し、か
つ、受光体に発光体を近接させることによつて、
上記の問題点の解決を図るものであり、その構成
は下記の通りである。
なす支え腕に、発光体または受光体を固定し、か
つ、受光体に発光体を近接させることによつて、
上記の問題点の解決を図るものであり、その構成
は下記の通りである。
実質的にL字状をなす支え腕の一端をミシンの
押え棒に固定し、他端を該押え棒に着脱自在に取
付けた押えより距離を隔てた手前位置の針板表面
に近接させて位置させ、支え腕の他端または針板
の裏面側のいずれか一方に発光体を固定し、他方
に受光体を固定して、発光体と受光体とを針板に
設けた通孔に対向させて配置したミシンの端縁検
出装置である。
押え棒に固定し、他端を該押え棒に着脱自在に取
付けた押えより距離を隔てた手前位置の針板表面
に近接させて位置させ、支え腕の他端または針板
の裏面側のいずれか一方に発光体を固定し、他方
に受光体を固定して、発光体と受光体とを針板に
設けた通孔に対向させて配置したミシンの端縁検
出装置である。
(作用)
縫製作業が進んで縫製物の端部に至り、端縁が
発光体と針板との間を通過すると、受光体が受け
る光量が増大し、電流または電圧の変化となつて
端縁が検出される。
発光体と針板との間を通過すると、受光体が受け
る光量が増大し、電流または電圧の変化となつて
端縁が検出される。
(実施例)
本考案に係るミシンの端縁検出装置の実施例を
第1図、2図に基づいて説明する。
第1図、2図に基づいて説明する。
1はアーム、2は、押え棒9に着脱自在に取付
けた押え、3は針板、4はミシン針である。押え
棒9には、バンド状の保持具5が止めねじ6にて
位置調整可能に固定され、保持具5にはパイプ材
をL字状に折曲げた形状の支え腕7の一端が固定
され、保持具5から垂下され、ミシンの針落位置
および押え2より所定距離を隔てた手前位置に位
置する支え腕7の他端には発光体10を保持する
ホルダ8が固定されている。かくして、ホルダ8
の下面に設けた発光体10は、押え2を下げた状
態にて、縫製物を通過させ得るように針板3表面
から数mmの間隔で位置させてあり、発光体10
は、ミシン針4の上端への復帰状態でのミシン針
4の先端より針板3に近い位置となつている。こ
のように設けた発光体10は、支え腕7に挿通さ
れたリード線10aにて、図外のモータの自動制
御回路から電流を供給されて発光する。
けた押え、3は針板、4はミシン針である。押え
棒9には、バンド状の保持具5が止めねじ6にて
位置調整可能に固定され、保持具5にはパイプ材
をL字状に折曲げた形状の支え腕7の一端が固定
され、保持具5から垂下され、ミシンの針落位置
および押え2より所定距離を隔てた手前位置に位
置する支え腕7の他端には発光体10を保持する
ホルダ8が固定されている。かくして、ホルダ8
の下面に設けた発光体10は、押え2を下げた状
態にて、縫製物を通過させ得るように針板3表面
から数mmの間隔で位置させてあり、発光体10
は、ミシン針4の上端への復帰状態でのミシン針
4の先端より針板3に近い位置となつている。こ
のように設けた発光体10は、支え腕7に挿通さ
れたリード線10aにて、図外のモータの自動制
御回路から電流を供給されて発光する。
11は、受光体であり、針板3に設けた通孔3
aを介して発光体10と対向して針板3の裏面側
に固定されている。11aは受光体11に接続さ
れた出力コードであり、受光体11は、光量を電
気量に変換させて出力コード11aを経て図外の
モータの自動制御回路へ電気信号を送る。
aを介して発光体10と対向して針板3の裏面側
に固定されている。11aは受光体11に接続さ
れた出力コードであり、受光体11は、光量を電
気量に変換させて出力コード11aを経て図外の
モータの自動制御回路へ電気信号を送る。
なお、発光体10としては、近赤外線発光ダイ
オード、また受光体11としては、フオトトラン
ジスタが適しているが、これらに限定するもので
はない。
オード、また受光体11としては、フオトトラン
ジスタが適しているが、これらに限定するもので
はない。
次に作用について説明する。
縫製作業が進んで縫製物の端部に至り、端縁が
発光体10と針板3との間を通過すると、発光体
10からの光が、外乱光の影響を受けることな
く、良好に通孔3aを通過し、受光体11に至達
する光量の変化が、電流または電圧の変化となつ
て、縫製物端縁が検出されると共に、信号電流を
出力コード11aから図外のモータの自動制御回
路へ送ることにより、ミシンを停止させることが
できる。
発光体10と針板3との間を通過すると、発光体
10からの光が、外乱光の影響を受けることな
く、良好に通孔3aを通過し、受光体11に至達
する光量の変化が、電流または電圧の変化となつ
て、縫製物端縁が検出されると共に、信号電流を
出力コード11aから図外のモータの自動制御回
路へ送ることにより、ミシンを停止させることが
できる。
なお、発光体10を針板3の裏面側に、受光体
11を支え腕7の他端に設けても作用効果は同じ
である。
11を支え腕7の他端に設けても作用効果は同じ
である。
(考案の効果)
以上の説明によつて理解されるように、本考案
に係るミシンの端縁検出装置においては、下記の
効果が得られる。
に係るミシンの端縁検出装置においては、下記の
効果が得られる。
(イ) 発光体または受光体が針板上面即ちベツド上
面に近接して設けられているので、アームの先
端部とアームの先端部下方のミシンベツドとの
間の空間が光の径路に使用されることがなく、
縫製作業空間との競合が解消して、作業者の作
業が容易となり、また作業者の作業によつて光
径路を遮るようなこともなく、更には外乱光が
受光体に作用して誤作動を生じることがなくな
つた。
面に近接して設けられているので、アームの先
端部とアームの先端部下方のミシンベツドとの
間の空間が光の径路に使用されることがなく、
縫製作業空間との競合が解消して、作業者の作
業が容易となり、また作業者の作業によつて光
径路を遮るようなこともなく、更には外乱光が
受光体に作用して誤作動を生じることがなくな
つた。
(ロ) 従来、縫製物のばたつきによる誤検出を防止
するために、ミシンの押えとは別個にばたつき
防止押えを設けていたが、発光体と被検出物が
近接しているのでばたつきによる誤検出がなく
なり、ばたつき防止押えを特に設ける必要がな
くなつた。すなわち、支え腕および、支え腕に
固定した発光体または受光体が、縫製物のばた
つきを抑制するばたつき防止押えとしても機能
する。
するために、ミシンの押えとは別個にばたつき
防止押えを設けていたが、発光体と被検出物が
近接しているのでばたつきによる誤検出がなく
なり、ばたつき防止押えを特に設ける必要がな
くなつた。すなわち、支え腕および、支え腕に
固定した発光体または受光体が、縫製物のばた
つきを抑制するばたつき防止押えとしても機能
する。
(ハ) 発光体または受光体が実質的にL字状をなす
支え腕に固定されて、針板上面即ちベツド上面
に近接して設けられているので、ミシンの端縁
検出装置が、作業者の邪魔になり又は視界をさ
えぎることがなく、針棒への糸かけや、針穴に
糸を通す等の作業性が著しく向上した。
支え腕に固定されて、針板上面即ちベツド上面
に近接して設けられているので、ミシンの端縁
検出装置が、作業者の邪魔になり又は視界をさ
えぎることがなく、針棒への糸かけや、針穴に
糸を通す等の作業性が著しく向上した。
(ニ) 支え腕の他端または針板の裏面側のいずれか
一方に発光体を固定し、他方に受光体を固定
し、発光体と受光体とを針板の通孔に対向させ
て配置した透過式であるため、光を反射させる
鏡面状の部材が不要である。加えて、発光体と
受光体とは、対向配置する構造でよいため、高
度の光密閉構造を採る必要がなく、構造が簡素
である。
一方に発光体を固定し、他方に受光体を固定
し、発光体と受光体とを針板の通孔に対向させ
て配置した透過式であるため、光を反射させる
鏡面状の部材が不要である。加えて、発光体と
受光体とは、対向配置する構造でよいため、高
度の光密閉構造を採る必要がなく、構造が簡素
である。
(ホ) 発光体または受光体のいずれか一方は、支え
腕の他端に固定され、押えより距離を隔てた手
前位置の針板表面に近接させて位置させてある
ため、針落位置から充分に離れた位置にて、縫
製物の端縁を検出することができ、縫製物の端
縁を検出した後、ミシンの縫製終了作動等を余
裕を持つて与えることができる。
腕の他端に固定され、押えより距離を隔てた手
前位置の針板表面に近接させて位置させてある
ため、針落位置から充分に離れた位置にて、縫
製物の端縁を検出することができ、縫製物の端
縁を検出した後、ミシンの縫製終了作動等を余
裕を持つて与えることができる。
(ヘ) 発光体または受光体のいずれか一方は、押え
棒に固定した支え腕の他端に固定され、ミシン
の押えをその取付けに利用していないため、押
えの取り替えを自由に行うことができる。
棒に固定した支え腕の他端に固定され、ミシン
の押えをその取付けに利用していないため、押
えの取り替えを自由に行うことができる。
第1図は、本考案に係るミシンの端縁検出装置
の実施例の側面図、第2図は同正面図である。 1:アーム、2:押え、3:針板、4:ミシン
針、5:保持具、7:(L字状の)支え腕、9:
押え棒、10:発光体、11:受光体。
の実施例の側面図、第2図は同正面図である。 1:アーム、2:押え、3:針板、4:ミシン
針、5:保持具、7:(L字状の)支え腕、9:
押え棒、10:発光体、11:受光体。
Claims (1)
- 実質的にL字状をなす支え腕の一端をミシンの
押え棒に固定し、他端を該押え棒に着脱自在に取
付けた押えより距離を隔てた手前位置の針板表面
に近接させて位置させ、支え腕の他端または針板
の裏面側のいずれか一方に発光体を固定し、他方
に受光体を固定して、発光体と受光体とを針板に
設けた通孔に対向させて配置したことを特徴とす
るミシンの端縁検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097645U JPH022301Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985097645U JPH022301Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627991U JPS627991U (ja) | 1987-01-17 |
JPH022301Y2 true JPH022301Y2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=30964811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985097645U Expired JPH022301Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022301Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936221U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | ヤマダ・デ−ブライト株式会社 | 安定器の防護カバ− |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985097645U patent/JPH022301Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936221U (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | ヤマダ・デ−ブライト株式会社 | 安定器の防護カバ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS627991U (ja) | 1987-01-17 |
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