JP2002057771A - 携帯型情報端末 - Google Patents
携帯型情報端末Info
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Abstract
キーの数を増やすことができ、その結果、操作性を向上
させることができる携帯型情報端末の提供。 【解決手段】 一の面部12aに操作キー15が配置さ
れた本体12と、情報表示を行うディスプレイ24を有
する表示部13とを回転可能に連結させる連結部27
が、本体12に対する表示部13の回転軸線を、前記一
の面部12aに直交する方向に沿わせた状態で二つの分
離された操作キー領域16,17の間位置に配置する。
Description
および送信やインターネットへの接続等を行うのに適し
た携帯型情報端末に関する。
通常の通話以外にもメールの作成および送信やインター
ネットへの接続等の種々の機能を有している。通常の通
話のみであれば、操作として電話番号の入力等ができれ
ばよいため、操作キーの数は少なくて済むことになる。
しかしながら、メール作成に関して種々の操作をした
り、インターネット接続に関して種々の操作をしたりす
るためには、操作キーがより多く必要になってくるが、
その一方で、メールの文章をより多く明確に表示させた
り、インターネットを介しての情報をより多く明確に表
示させたりするためには、ディスプレイを大きくする必
要がある。勿論、携帯するものである以上、大型化する
わけにはいかない。このため、従来は、ディスプレイの
大きさを確保した上で、各操作キーにそれぞれ多くの操
作を受け持たせるようにして、操作キーの数を増やさず
に、より多様な操作に対応するようになっている。
ように、各操作キーにそれぞれ多くの操作を受け持たせ
るようにして多様な操作に対応するのでは、操作が非常
に煩雑になってしまうという問題があった。
となく、必要に応じて操作キーの数を増やすことがで
き、その結果、操作性を向上させることができる携帯型
情報端末の提供を目的とする。
に、本発明の携帯型情報端末は、一の面部に操作キーが
配置された本体と、情報表示を行うディスプレイを有す
る表示部と、これら本体および表示部を回転可能に連結
させる連結部とを備え、前記本体の前記一の面部には、
二つの分離された操作キー領域が設けられており、前記
連結部は、前記本体に対する前記表示部の回転軸線を、
前記一の面部に直交する方向に沿わせた状態で前記二つ
の分離された操作キー領域の間位置に配置していること
を特徴としている。
に連結させる連結部が、本体に対する表示部の回転軸線
を、本体の一の面部に直交する方向に沿わせた状態で該
一の面部の二つの分離された操作キー領域の間位置に配
置している。このため、本体の操作キーの数を増やして
も、例えば、通常は二つの分離された操作キー領域の少
なくとも一方を覆うように表示部を本体に重ね合わせる
ようにすれば、全体をコンパクトにして携帯性を損なう
ことを防止でき、必要に応じて表示部を本体に対して回
転させることで、二つの分離された操作キー領域を露出
させるようにすれば、操作キーの数を増やして操作性を
向上させることができる。
結部または前記表示部にポインティングデバイスが配置
されていることを特徴としている。
ティングデバイスが配置されているため、ポインティン
グデバイスを配置するスペースを本体に専用に設ける必
要がなく、効率よくポインティングデバイスを配置でき
る。
表示部が、前記本体に対し平行をなして重なり合うとと
もに前記二つの分離された操作キー領域のうちの一方の
みを覆う第1の状態と、前記本体に対し直交して該本体
から一の側方に突出するとともに前記二つの分離された
操作キー領域の両方を露出させる第2の状態との間で回
転可能とされていることを特徴としている。
も、通常は二つの分離された操作キー領域の一方を覆う
ように表示部を本体に対し平行をなして重ね合わせる第
1の状態とすることで、全体を確実にコンパクトにして
携帯性を損なうことを確実に防止でき、必要に応じて表
示部を本体に対して回転させ、該表示部が本体に対し直
交して該本体から一の側方に突出するとともに二つの分
離された操作キー領域を露出させる第2の状態とするこ
とで、操作キーの数を増やすことができ、操作性を向上
させることができる。
本体に、前記一の面部側に音声出力を行う音声出力部が
設けられており、前記表示部に、前記第1の状態におい
て前記音声出力部からの音声を通過させる出力音声通過
口が形成されていることを特徴としている。
部側に設けられた音声出力部からの音声を第1の状態に
おいて出力音声通過口から通過させるため、表示部に音
声出力部を設ける必要がなくなる。
表示部が、前記本体に対し平行をなして重なり合うとと
もに前記二つの分離された操作キー領域の両方を覆う第
1の状態と、前記本体に対し直交して該本体から両側方
に突出するとともに前記二つの分離された操作キー領域
の両方を露出させる第2の状態との間で回転可能とされ
ていることを特徴としている。
も、通常は二つの分離された操作キー領域の両方を覆う
ように表示部を本体に対し平行をなして重ね合わせる第
1の状態とすることで、全体を確実にコンパクトにして
携帯性を損なうことを確実に防止でき、必要に応じて表
示部を本体に対して回転させ、該表示部が本体に対し直
交して該本体から両側方に突出するとともに二つの分離
された操作キー領域を露出させる第2の状態とすること
で、操作キーの数を増やすことができ、操作性を向上さ
せることができる。
両方を覆うように表示部を大きくするため、表示部にも
より多くの操作キーを設けることができ、その結果、入
力操作の操作性をより一層向上させることができる。
第2の状態において前記ディスプレイの情報表示の上部
側と同側に配置される前記本体の側面には、前記一の面
部の操作キーと同時操作される補助操作キーが配置され
ていることを特徴としている。
レイの情報表示の上部側と同側に配置される本体の側面
に設けられた補助操作キーを、一の面部の操作キーと同
時操作するように構成しているため、一の面部の操作キ
ーに、補助操作キーが同時操作される場合と同時操作さ
れない場合の二通りの機能を持たせることができる。
帯型情報端末を図1〜図3を参照して以下に説明する。
第1実施形態の携帯型情報端末11は、いわゆる携帯電
話であり、略長方形の平板状をなす本体12と、該本体
12より短い略長方形の平板状をなす表示部13とを具
備している。
さ方向(図1における紙面に直交する方向)における両
面部のうち、一の(紙面手前側の)面部12aに多数の
操作キー15,15,…が配置されている。
本体12の長さ方向(図1における左右方向)における
中央には設けられておらず、本体12の長さ方向におけ
る両側に分離して配置されており、その結果、本体12
の一の面部12aには、該本体12の長さ方向において
二つの分離された第1操作キー領域(操作キー領域)1
6および第2操作キー領域(操作キー領域)17が設け
られている。
る一の端面部12bにアンテナ部19が突出形成されて
いる。
の長さ方向におけるアンテナ部19側の一端部であって
本体12の幅方向(図1における上下方向)における中
央部となる位置に音声出力を行う音声出力部21が、本
体12の長さ方向における他端部であって本体12の幅
方向における中央部となる位置に音声入力を行うための
音声入力部22がそれぞれ設けられている。
ける紙面に直交する方向)における両面部のうち、一の
(図1における紙面手前側の)面部13aに、情報表示
を行う液晶素子からなるディスプレイ24と、操作キー
25,25とが配置されている。
る両操作キー領域16,17の間となる位置には、該本
体12に表示部13を回転可能に連結させる連結部27
が設けられている。
2の一の面部12aから該一の面部12aに直交する方
向に軸線を配置して突出する円形支持部28と、表示部
13にその厚さ方向に軸線を配置して形成された円形状
の嵌合穴29とを有しており、該嵌合穴29に円形支持
部28を嵌合させることで、本体12に対し表示部13
が、嵌合穴29および円形支持部28の軸線を中心に回
転可能に支持されることになる。この支持状態にあると
き、表示部13は、その厚さ方向において本体12に対
し反対側にディスプレイ24および操作キー25,25
を配置することになり、その結果、これらディスプレイ
24および操作キー25,25は本体12で覆われるこ
となく常に露出することになる。
部28を嵌合させた取付状態で、連結部27は、本体1
2に対する表示部13の前記軸線に沿う方向の移動を規
制するようになっており、その結果、表示部13は、本
体12に対して前記軸線を中心とした回転以外の動作が
規制されるようになっている。また、連結部27には、
回転位置にかかわらず表示部13と本体12との信号の
やりとりを行うことが可能な図示せぬ信号伝送部が設け
られている。
8の中心軸線すなわち本体12に対する表示部13の回
転軸線を、本体12の一の面部12aに直交する方向に
沿わせた状態で二つの分離された操作キー領域16,1
7の間位置に配置しており、長さ関係から見ると、前記
回転軸線を本体12の長さ方向における中央かつ本体1
2の幅方向における中央に配置している。
が、図2に示すように、本体12のアンテナ部19側に
平行をなして重なり合うと、携帯型情報端末11が全体
としてI型をなす第1の状態となる。この第1の状態に
あるとき、表示部13は、二つの分離された操作キー領
域16,17のうちの一方である、アンテナ部19側の
第1操作キー領域16のみに配置されたすべての操作キ
ー15,15,…を覆うことになる。
は、その幅方向および長さ方向において本体12から突
出することがないように設定されており、本体12の一
の面部12aに設けられた二つの分離された操作キー領
域16,17のうちの他方である第2操作キー領域17
のみに配置されたすべての操作キー15,15,…を正
面側に露出させることになる。勿論、このとき、該表示
部13の一の面部13aに設けられたディスプレイ24
および操作キー25,25も正面側に露出状態にある。
末11は、表示部13のディスプレイ24側を上側にし
た縦長状態で使用されることになり、正面側に設けられ
た第2操作キー領域17にあるすべての操作キー15,
15,…には、この第1の状態を使用状態とするときの
各操作に対応する文字31が、本体12の長さ方向に沿
ってディスプレイ24に近い側が上側になるように記さ
れている。なお、表示部13のディスプレイ24は、常
に連結部27に対し反対側が情報表示の上部側となるよ
うにその表示方向が設定されており、第1の状態におい
て、文字31はこの情報表示の方向と一致する。ここ
で、第1の状態は、通常の人対人の通話を行う場合であ
り、これに対応する文字31として数字等が記されて、
その一部がテンキーを構成している。
出力部21と重なる位置に該音声出力部21から出力さ
れる音声を通過させる出力音声通過口32が厚さ方向に
貫通形成されている。
第1の状態に対し一の面部12aに平行状態のまま所定
方向に90度回転すると、図1に示すように、本体12
に対し直交して該本体12から該本体12の幅方向にお
ける一の側方に突出し、携帯型情報端末11が全体とし
てT型をなす第2の状態となる。この第2の状態にある
とき、表示部13は、二つの分離された第1操作キー領
域16および第2操作キー領域17の両方にあるすべて
の操作キー15,15,…を正面側に露出させることに
なる。勿論、このときも、該表示部13の一の面部13
aに設けられたディスプレイ24および操作キー25,
25も正面側に露出している。
は、その長さ方向においては本体12から一の側方にの
み突出するように設定されている。
末11は、表示部13のディスプレイ24側を上側にし
た逆T字状態で使用されることになり、正面側に向く第
1操作キー領域16および第2操作キー領域17にある
すべての操作キー15,15,…には、それぞれ、この
第2の状態を使用状態とするときの各操作に対応する文
字34が、本体12の幅方向に沿ってディスプレイ24
に近い側が上側になるように記されている。なお、上記
したように表示部13のディスプレイ24は、常に連結
部27に対し反対側が情報表示の上部側となるようにそ
の表示方向が設定されており、第2の状態において、文
字34はこの情報表示の方向と一致する。ここで、第2
の状態は、メールの作成および送信や、インターネット
への接続等を行う場合であり、これに対応する文字とし
てローマ字等が記されている。
すべての操作キー15,15,…には、それぞれ、第1
の状態および第2の状態のそれぞれに対応する文字3
1,34が90度角度を異ならせて記されている。
イ24の情報表示の上部側と同側(図1における上側)
に配置される本体12の側面12cには、図3に示すよ
うに、一の面部12aの操作キー15,15,…と同時
操作される補助操作キー36,36が配置されている。
ここでは、本体12の長さ方向において表示部13を介
して両側に突出する部分に、同じ補助操作キー36,3
6がそれぞれ配置されている。そして、ディスプレイ2
4を上側にした状態で左側の第2操作キー領域17の操
作キー15を左手で操作する際に、本体12を保持する
右手で表示部13よりも右側にある補助操作キー36,
36を必要に応じて操作することになり、同様に、ディ
スプレイ24を上側にした状態で右側の第1操作キー領
域16の操作キー15を右手で操作する際に、本体12
を保持する左手で表示部13よりも左側にある補助操作
キー36,36を必要に応じて操作することになる。
12とを、上記第1の状態と第2の状態との間の90度
の範囲でのみ、回転可能としている。
ディスプレイ24上の入力位置の移動や文字変換等を行
うためのポインティングデバイス38が配置されてい
る。このポインティングデバイス38は、略円盤状をな
していて中央に対する押圧位置の方向で入力位置の移動
方向を指示させるものや、突起状をなしていて倒した方
向で入力位置の移動方向を指示させるもの等が用いられ
る。
末11によれば、本体12に対し表示部13を回転可能
に連結させる連結部27が、本体12に対する表示部1
3の回転軸線を、本体12の一の面部12aに直交する
方向に沿わせた状態で該一の面部12aに設けられた二
つの分離された操作キー領域16,17の間位置に配置
している。このため、本体12の操作キー15,15,
…の数を増やしても、通常は二つの分離された操作キー
領域16,17の一方の操作キー領域16を覆うように
表示部13を本体12に対し平行をなして重ね合わせる
第1の状態とすることで、全体を確実にコンパクトにし
て携帯性を損なうことを確実に防止できる。一方、メー
ルの作成および送信や、インターネットへの接続等を行
う場合、表示部13を本体12に対して回転させ、該表
示部13が本体12に対し直交して該本体12から一の
側方に突出するとともに二つの分離された操作キー領域
16,17を露出させる第2の状態とすることで、操作
キー15,15,…の数を増やすことができ、入力操作
の操作性を向上させることができる。しかも、操作キー
領域16を覆ったり露出させたりする表示部13の正面
側にディスプレイ24が設けられるため、該ディスプレ
イ24の大きさも確保できる。
確保し携帯性を損なうことを確実に防止した上で、必要
に応じて操作キー15,15,…の数を増やすことがで
きて操作性を向上させることができる。
ス38が配置されているため、ポインティングデバイス
38を専用に配置するスペースを設ける必要がなく、効
率よくポインティングデバイス38を配置できる。した
がって、全体をさらにコンパクトにできるため、携帯性
を損なうことが一層なくなる。なお、ポインティングデ
バイス38を表示部13に配置しても良い。
部12a側に設けられた音声出力部21からの音声を第
1の状態において出力音声通過口32から通過させるた
め、表示部13にスピーカ等を含む音声出力部を設ける
必要がなくなる。
レイ24の大きさをさらに大きくできる。
イ24の情報表示の上部側と同側に配置される本体12
の側面12cに設けられた補助操作キー36,36を、
それぞれ一の面部12aの操作キー15,15,…と同
時操作するように構成しているため、一の面部12aの
操作キー15,15,…に、補助操作キー36が同時操
作される場合と同時操作されない場合の二通りの機能を
持たせることができる。
…の機能を増やすことができる。
端末を図4〜図6を参照して以下に説明する。第2実施
形態の携帯型情報端末51も、いわゆる携帯電話であ
り、略長方形の平板状をなす本体52と、該本体52と
略同様の略長方形の平板状をなす表示部53とを具備し
ている。
さ方向(図4における紙面に直交する方向)における両
面部のうち、一の(紙面手前側の)面部52aに多数の
操作キー55,55,…が配置されている。
本体52の長さ方向(図4における左右方向)における
中央には設けられておらず、本体52の長さ方向におけ
る両側に分離して配置されており、その結果、本体52
の一の面部52aには、該本体52の長さ方向において
二つの分離された第1操作キー領域(操作キー領域)5
6および第2操作キー領域(操作キー領域)57が設け
られている。
る一の端面部52bにアンテナ部59が突出形成されて
いる。
ける紙面に直交する方向)における両面部のうち、一の
(図4における紙面手前側の)面部53aに、情報表示
を行う液晶素子からなるディスプレイ64と、多数の操
作キー65,65,…とが配置されている。
表示部53の長さ方向(図4における上下方向)におけ
るディスプレイ64側の一端部であってその幅方向(図
4における左右方向)における中央部となる位置に音声
出力を行う音声出力部61が、表示部53の長さ方向に
おける他端部であってその幅方向における中央部となる
位置に音声入力を行うための音声入力部62がそれぞれ
設けられている。
る両操作キー領域56,57の間となる位置には、該本
体52に表示部53を回転可能に連結させる連結部67
が設けられている。
2の一の面部52aから該一の面部52aに直交する方
向に軸線を配置して突出する円形支持部68と、表示部
53にその厚さ方向に軸線を配置して形成された円形状
の嵌合穴69とを有しており、該嵌合穴69に円形支持
部68を嵌合させることで、本体52に対し表示部53
が、嵌合穴69および円形支持部68の軸線を中心に回
転可能に支持されることになる。この支持状態にあると
き、表示部53は、その厚さ方向において本体52に対
し反対側にディスプレイ64および操作キー65,6
5,…を配置することになり、その結果、これらディス
プレイ64および操作キー65,65,…は本体52で
覆われることなく常に露出することになる。
部68を嵌合させた取付状態で、連結部67は、本体5
2に対する表示部53の前記軸線に沿う方向の移動を規
制するようになっており、その結果、表示部53は、本
体52に対して前記軸線を中心とした回転以外の動作が
規制されるようになっている。また、連結部67には、
回転位置にかかわらず表示部53と本体52との信号の
やりとりを行うことが可能な図示せぬ信号伝送部が設け
られている。
8の中心軸線すなわち本体52に対する表示部53の回
転軸線を、本体52の一の面部52aに直交する方向に
沿わせた状態で二つの分離された操作キー領域56,5
7の間位置に配置しており、長さ関係から見ると、前記
回転軸線を本体52の長さ方向における中央かつ本体5
2の幅方向における中央に配置している。なお、本体5
2に対する表示部53の回転軸線は、表示部53に対し
ては、該表示部53の長さ方向における中央かつ表示部
53の幅方向における中央に配置されている。
が、図5に示すように、本体52に平行をなして全長に
わたり重なり合うと、携帯型情報端末51が全体として
I型をなす第1の状態となる。この第1の状態にあると
き、表示部53は、二つの分離された操作キー領域5
6,57の両方に配置されたすべての操作キー55,5
5,…を覆うことになる。
は、その幅方向および長さ方向において本体52に対し
突出することなく全周にわたって一致しまたは内側に位
置するように設定されており、上記のように本体52の
一の面部52aに設けられたすべての操作キー55,5
5,…が表示部53で覆われ、該表示部53の一の面部
53aに設けられたディスプレイ64および操作キー6
5,65,…が正面側に露出する状態となる。
端末51は、表示部53のディスプレイ64側を上側に
した縦長状態で使用されることになり、表示部53に設
けられたすべての操作キー65,65,…には、各操作
に対応する文字71が、本体52および表示部53の長
さ方向に沿ってディスプレイ64に近い側が上側になる
ように記されている。なお、表示部53のディスプレイ
64は、常に連結部67に対し反対側が情報表示の上部
側となるようにその表示方向が設定されており、第1の
状態において、文字71はこの情報表示の方向と一致す
る。ここで、第1の状態は、通常の人対人の通話を行う
場合であり、これに対応する文字71として数字等が記
されて、その一部がテンキーを構成している。
一の面部52aに平行状態のまま第1の状態に対し所定
方向に90度回転すると、図4に示すように、該表示部
53が、本体52に対し直交して該本体52から該本体
52の幅方向における両側方に突出する。その結果、携
帯型情報端末51が全体としてX型をなす第2の状態と
なる。この第2の状態にあるとき、表示部53は、本体
52の二つの分離された第1操作キー領域56および第
2操作キー領域57の両方にあるすべての操作キー5
5,55,…を正面側に露出させる状態となる。勿論、
このとき、該表示部53の一の面部53aに設けられた
ディスプレイ64および操作キー65,65,…も正面
側に露出している。
末51は、表示部53のディスプレイ64側を上側にし
た+字状態で使用されることになり、第1操作キー領域
56および第2操作キー領域57にあるすべての操作キ
ー55,55,…には、それぞれ、この第2の状態を使
用状態とするときの各操作に対応する文字74が、本体
52の幅方向に沿ってディスプレイ64に近い側が上側
になるように記されている。なお、表示部53のディス
プレイ64は、上記したように常に連結部67に対し反
対側が情報表示の上部側となるようにその表示方向が設
定されており、第2の状態において、文字74はこの情
報表示の方向と一致する。ここで、第2の状態は、メー
ルの作成および送信や、インターネットへの接続等を行
う場合であり、これに対応する文字74としてローマ字
等が記されている。このとき、表示部53の一の面部5
3aに設けられた操作キー65,65,…も露出状態に
あって、これら操作キー65,65,…に記されたテン
キーを構成する文字71もディスプレイ64に近い側が
上側になる姿勢となる。
イ64の情報表示の上部側と同側(図4における上側)
に配置される本体52の側面52cには、図6に示すよ
うに、本体52の一の面部52aの操作キー55,5
5,…および表示部53の一の面部53aの操作キー6
5,65,…と同時操作される補助操作キー76,76
が配置されている。ここでは、本体52の側面52cの
表示部53を介して両側に突出する部分に、同じ補助操
作キー76,76がそれぞれ配置されている。そして、
ディスプレイ64を上側にした状態で左側の第2操作キ
ー領域57の操作キー55を左手で操作する際に、本体
52を保持する右手で表示部53よりも右側にある補助
操作キー76,76を必要に応じて操作することにな
り、同様に、ディスプレイ64を上側にした状態で右側
の第1操作キー領域56の操作キー55を右手で操作す
る際に、本体52を保持する左手で表示部53よりも左
側にある補助操作キー76,76を必要に応じて操作す
ることになる。また、例えばディスプレイ64を上側に
した状態で表示部53の操作キー65を右手で操作する
際に、本体52を保持する左手で表示部53よりも左側
にある補助操作キー76,76を必要に応じて操作する
ことになる。
52とを、上記第1の状態と第2の状態との間の90度
の範囲でのみ、回転可能としている。
ディスプレイ64上の入力位置の移動や文字変換等を行
うためのポインティングデバイス78が配置されてい
る。このポインティングデバイス78は、略円盤状をな
していて中央に対する押圧位置の方向で入力位置の移動
方向を指示させるものや、突起状をなしていて倒した方
向で入力位置の移動方向を指示させるもの等が用いられ
る。
末51によれば、本体52に対し表示部53を回転可能
に連結させる連結部67が、本体52に対する表示部5
3の回転軸線を、本体52の一の面部52aに直交する
方向に沿わせた状態で該一の面部52aに設けられた二
つの分離された操作キー領域56,57の間位置に配置
している。このため、本体52の操作キー55,55,
…の数を増やしても、通常は二つの分離された操作キー
領域56,57の両方を覆うように表示部53を本体5
2に対し平行をなして重ね合わせる第1の状態とするこ
とで、全体を確実にコンパクトにして携帯性を損なうこ
とを確実に防止できる。一方、メールの作成および送信
や、インターネットへの接続等を行う場合、表示部53
を本体52に対して回転させ、該表示部53が本体52
に対し直交して該本体52から両側方に突出するととも
に二つの分離された操作キー領域56,57を露出させ
る第2の状態とすることで、操作キー55,55,…の
数を増やすことができ、入力操作の操作性を向上させる
ことができる。しかも、操作キー領域56,57を覆っ
たり露出させたりする表示部53の正面側にディスプレ
イ64が設けられるため、該ディスプレイ64の大きさ
も確保できる。
確保し携帯性を損なうことを確実に防止した上で、必要
に応じて操作キー55,55,…の数を増やすことがで
きて操作性を向上させることができる。
6,57の両方を覆うように表示部53を大きくするた
め、表示部53にもより多くの操作キー65,65,…
を設けることができ、その結果、入力操作の操作性をよ
り一層向上させることができる。
ス78が配置されているため、ポインティングデバイス
78を専用に配置するスペースを設ける必要がなく、効
率よくポインティングデバイス78を配置できる。した
がって、全体をさらにコンパクトにできるため、携帯性
を損なうことが一層なくなる。なお、ポインティングデ
バイス38を表示部13に配置しても良い。
イ64の情報表示の上部側と同側に配置される本体52
の側面52cに設けられた補助操作キー76,76を、
それぞれ本体52の一の面部52aの操作キー55,5
5,…および表示部53の一の面部53aの操作キー6
5,65,…と同時操作するように構成しているため、
操作キー55,55,…および操作キー65,65,…
に、補助操作キー76が同時操作される場合と同時操作
されない場合の二通りの機能を持たせることができる。
…および操作キー65,65,…の機能を増やすことが
できる。
報端末によれば、本体に対し表示部を回転可能に連結さ
せる連結部が、本体に対する表示部の回転軸線を、本体
の一の面部に直交する方向に沿わせた状態で該一の面部
に設けられた二つの分離された操作キー領域の間位置に
配置している。このため、本体の操作キーの数を増やし
ても、例えば、通常は二つの分離された操作キー領域の
少なくとも一方を覆うように表示部を本体に重ね合わせ
るようにすれば、全体をコンパクトにして携帯性を損な
うことを防止でき、必要に応じて表示部を本体に対して
回転させることで、二つの分離された操作キー領域を露
出させるようにすれば、操作キーの数を増やして操作性
を向上させることができる。
要に応じて操作キーの数を増やすことができて操作性を
向上させることができる。
連結部または表示部にポインティングデバイスが配置さ
れているため、ポインティングデバイスを配置するスペ
ースを本体に専用に設ける必要がなく、効率よくポイン
ティングデバイスを配置できる。
きるため、携帯性を損なうことが一層なくなる。
ば、本体の操作キーの数を増やしても、通常は二つの分
離された操作キー領域の一方を覆うように表示部を本体
に対し平行をなして重ね合わせる第1の状態とすること
で、全体を確実にコンパクトにして携帯性を損なうこと
を確実に防止でき、必要に応じて表示部を本体に対して
回転させ、該表示部が本体に対し直交して該本体から一
の側方に突出するとともに二つの分離された操作キー領
域を露出させる第2の状態とすることで、操作キーの数
を増やすことができ、操作性を向上させることができ
る。
防止した上で、必要に応じて操作キーの数を増やすこと
ができて操作性を向上させることができる。
ば、表示部は、本体の前記一の面部側に設けられた音声
出力部からの音声を第1の状態において出力音声通過口
から通過させるため、表示部に音声出力部を設ける必要
がなくなる。
さをさらに大きくできる。
ば、本体の操作キーの数を増やしても、通常は二つの分
離された操作キー領域の両方を覆うように表示部を本体
に対し平行をなして重ね合わせる第1の状態とすること
で、全体を確実にコンパクトにして携帯性を損なうこと
を確実に防止でき、必要に応じて表示部を本体に対して
回転させ、該表示部が本体に対し直交して該本体から両
側方に突出するとともに二つの分離された操作キー領域
を露出させる第2の状態とすることで、操作キーの数を
増やすことができ、操作性を向上させることができる。
防止した上で、必要に応じて操作キーの数を増やすこと
ができて操作性を向上させることができる。
両方を覆うように表示部を大きくするため、表示部にも
より多くの操作キーを設けることができ、その結果、入
力操作の操作性をより一層向上させることができる。
ば、第2の状態においてディスプレイの情報表示の上部
側と同側に配置される本体の側面に設けられた補助操作
キーを、一の面部の操作キーと同時操作するように構成
しているため、一の面部の操作キーに、補助操作キーが
同時操作される場合と同時操作されない場合の二通りの
機能を持たせることができる。
すことができる。
す正面図であって、第2の状態を示すもの。
す正面図であって、第1の状態を示すもの。
す上面図であって、第2の状態を示すもの。
す正面図であって、第2の状態を示すもの。
す正面図であって、第1の状態を示すもの。
す上面図であって、第2の状態を示すもの。
Claims (6)
- 【請求項1】 一の面部に操作キーが配置された本体
と、情報表示を行うディスプレイを有する表示部と、こ
れら本体および表示部を回転可能に連結させる連結部と
を備え、 前記本体の前記一の面部には、二つの分離された操作キ
ー領域が設けられており、 前記連結部は、前記本体に対する前記表示部の回転軸線
を、前記一の面部に直交する方向に沿わせた状態で前記
二つの分離された操作キー領域の間位置に配置している
ことを特徴とする携帯型情報端末。 - 【請求項2】 前記連結部または前記表示部にポインテ
ィングデバイスが配置されていることを特徴とする請求
項1記載の携帯型情報端末。 - 【請求項3】 前記表示部は、前記本体に対し平行をな
して重なり合うとともに前記二つの分離された操作キー
領域のうちの一方のみを覆う第1の状態と、前記本体に
対し直交して該本体から一の側方に突出するとともに前
記二つの分離された操作キー領域の両方を露出させる第
2の状態との間で回転可能とされていることを特徴とす
る請求項1または2記載の携帯型情報端末。 - 【請求項4】 前記本体には、前記一の面部側に音声出
力を行う音声出力部が設けられており、前記表示部に
は、前記第1の状態において前記音声出力部からの音声
を通過させる出力音声通過口が形成されていることを特
徴とする請求項3記載の携帯型情報端末。 - 【請求項5】 前記表示部は、前記本体に対し平行をな
して重なり合うとともに前記二つの分離された操作キー
領域の両方を覆う第1の状態と、前記本体に対し直交し
て該本体から両側方に突出するとともに前記二つの分離
された操作キー領域の両方を露出させる第2の状態との
間で回転可能とされていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の携帯型情報端末。 - 【請求項6】 前記第2の状態において前記ディスプレ
イの情報表示の上部側と同側に配置される前記本体の側
面には、前記一の面部の操作キーと同時操作される補助
操作キーが配置されていることを特徴とする請求項3乃
至5のいずれか一項記載の携帯型情報端末。
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