JP2002055913A - ネットワーク上での印刷を仲介するシステム - Google Patents
ネットワーク上での印刷を仲介するシステムInfo
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Abstract
リンタとの間で、実用的な印刷を実現する。 【解決手段】 ネットワークに接続されたサーバで印刷
を仲介するシステムを構築する。印刷先となる複数のプ
リンロプロバイダ11を下位層サーバ10が管理する。
複数の下位層サーバ10を上位層サーバ2が管理する。
クライアントは上位層サーバ2に対し印刷要求を出す。
印刷ジョブは、クライアントが指定した印刷先を管理す
る下位層サーバ10を介してプリントプロバイダ11に
転送される。下位層サーバ10の系列ごとに固有の印刷
サービスを提供しつつ、ユーザとのインタフェースなど
の機能は、上位層サーバ2が統一的に提供することで利
便性を向上できる。ユーザは、各下位層サーバ10に個
別登録等の煩雑さなく、幅広い範囲のプリンタを容易に
利用することができる。
Description
続されたクライアントと印刷装置との間を仲介して、両
者間の印刷を実現する技術に関する。
々のプリンタが使用されている。プリンタはコンピュー
タと1対1に接続され(以下、「ローカル接続」と呼
ぶ)、コンピュータからデータを受け取って印刷を行
う。プリンタをLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)に接続し、同じLANに接続された複数のコンピュ
ータで共有する態様も広まっている。
ocol)と呼ばれるプロトコルを用いることにより、イン
ターネットに接続された任意のクライアント、印刷装置
間で印刷することも可能となってきた。但し、出力先
は、URI(Uniform ResourceIndicator)が既知の印
刷装置に限定される。
プリンタとコンピュータとの接続状態は、予め定まって
いるのが通常であった。換言すれば、従来、印刷はコン
ピュータの所有者ごとに決まった場所で行われるのが通
常であった。
コンピュータや携帯電話などインターネットにアクセス
する端末の携帯性が向上し、場所を選ばずに情報へのア
クセスが可能となってきた。かかる傾向に基づき、場所
を選ばずに、しかも携帯性の端末からも容易に印刷を行
うことができる技術が望まれつつあった。例えば、情報
を取得したら直ちに最寄りの印刷装置を利用して印刷を
行うことができる技術が望まれつつあった。このように
出力先をネットワーク上で自由に選択可能な印刷は、印
刷装置の利便性を大きく向上するものであるため、携帯
性の端末からの利用に限らずその実現が望まれていた。
とするためには、実用上種々の課題が存在する。一例と
して、店舗にプリンタを設置し、インターネットを介し
てこのプリンタで印刷サービスを提供するビジネスを考
える。この場合、プリンタを所有する店舗主としては、
他店舗の利益となるコンテンツの印刷は制限したいとい
うビジネス上の要求が生じる。逆に、インターネットの
Webページでコンテンツを提供するコンテンツプロバ
イダとしても、特定の店舗に設置されたプリンタに出力
先を制限したいというビジネス上の要求が生じる。この
ように、ビジネス上は、印刷すべきコンテンツに応じ
て、出力先その他の印刷条件を制御する機能が要求され
る。
を提供する業者ごとに他の印刷サービスとの差別化を図
りたいという要求が生じる。このため、出力先を任意に
選択可能なシステムは、印刷サービスを提供する印刷サ
ービス提供者ごとに構築する必要がある。こうした状況
下で、出力先を制限する機能等を提供しようとすれば、
コンテンツプロバイダと印刷サービスを提供する印刷サ
ービス提供者間で個別に登録等を行う必要が生じる。コ
ンテンツプロバイダ、印刷サービス提供者が多数の場
合、登録作業は、非常に煩雑となる。
ワークに接続されたクライアントと印刷装置との間で印
刷内容、出力先の選択に関する自由度を高めた印刷を実
現する技術を提供することを目的とする。特に、印刷サ
ービス提供者ごとの個性を確保しつつ、ビジネス上要望
される印刷条件制御を実現する技術を提供することを目
的とする。
発明は、ネットワークに接続された複数のクライアント
と複数の印刷装置の間を仲介して両者間の印刷を実現す
る印刷仲介システムにおいて、複数の下位層仲介部と上
位層仲介部とを備える構成とした。ネットワークは、L
AN(LocalArea Network)、WAN(Wide Area Netwo
rk)の双方を利用できる。但し、本発明はインターネッ
トのような広域ネットワークに適用する場合に有用性が
高い。
下に置き、クライアントからの指定に基づいて、印刷デ
ータを該管理下の印刷装置に仲介するユニットである。
印刷装置とは、印刷を実行するハードウェアとしてのプ
リンタとその動作を制御する制御装置、例えばコンピュ
ータとを含むユニットである。一般にプリンタで印刷を
行う際には、印刷データをプリンタドライバでプリンタ
固有の制御信号(以下、ローデータと呼ぶ)に変換して
プリンタに転送する必要がある。印刷装置とは、ローデ
ータへの変換を行って、印刷データから印刷を実行でき
る単位を意味する。
刷に必要な諸機能を実現する。かかる機能には、例え
ば、ファイル変換機能が含まれる。仲介対象となる印刷
データが印刷装置でローデータに変換可能なファイル形
式と異なる場合がある。ファイル変換機能とは、これを
印刷装置のハードウェアに依存しない汎用的なフォーマ
ットのデータに変換する機能である。汎用的なフォーマ
ットとしては、例えばPDF形式を用いることができ
る。その他、Postscript(登録商標)などのページ記述
言語を用いることができる。これらの形式を利用すれ
ば、印刷物のレイアウトを比較的容易に維持することが
できる利点がある。また、これらの形式であれば、ほぼ
全ての印刷データから生成可能であるため、本発明を幅
広い印刷データに適用できる利点がある。
は、印刷装置の状態を監視する機能、印刷装置に仲介さ
れた印刷要求を制御する機能が挙げられる。前者は、印
刷装置の稼働状態を通信により取得し、印刷可能な状態
にある印刷装置に対してのみ印刷要求を送信する機能で
ある。この機能を備えることにより、ネットワーク上で
の印刷の信頼性を高めることができる。つまり、印刷不
能な状態にある印刷装置に印刷要求を出力することによ
って、ユーザが印刷物を受け取ることができなくなると
いう不具合を抑制することができる。
グを保持する機能、印刷要求の出力先の変更、印刷要求
のキャンセル等を行う機能である。下位層仲介部が保持
している印刷データを制御するのではなく、一旦印刷装
置に仲介された印刷データを制御する点で、いわゆるス
プーラの機能とは相違する。かかる機能により、出力先
として指定された印刷装置の変更、印刷要求の取り消し
など、印刷実行時にユーザの要求に柔軟に応えることが
できる。
る印刷装置での印刷に固有の種々の機能を提供すること
ができる。例えば、印刷対象として指定された複数のコ
ンテンツを紙面に適宜レイアウトして印刷する機能、固
有のバナー広告を付して印刷する機能などを提供するこ
とができる。複数の業者がネットワークを介した印刷サ
ービスを提供する場合、下位層仲介部を業者ごとに対応
させて構築することによって、業者固有の付加価値を付
けたサービスの提供を行うことができる。
管理下に置き、クライアントからの指定に基づいて、印
刷データを下位層仲介部に仲介するユニットである。印
刷データは上位層仲介部、下位層仲介部を経て印刷装置
に受け渡され、印刷が行われる。上位層仲介部は、印刷
データの提供者およびクライアントとの通信におけるイ
ンタフェースとしての機能を提供する。上位層仲介部に
よって、複数の下位層仲介部に対し、統一的なインタフ
ェースが提供されることになる。印刷データの提供者や
ユーザによって利用可能な印刷装置を制限する等、ビジ
ネス上要求される種々の制御を上位層仲介部で統合的に
実行することができる。この結果、提供者、ユーザは印
刷サービス業者ごとの利用登録を行うことなく、上位層
仲介部へのアクセスのみで種々の印刷サービスを柔軟に
利用可能となる。しかも、下位層仲介部で提供される印
刷サービス業者ごとの個性を損なうことなく、こうした
利便性を提供することができる。
業者にとっても次の利点がある。印刷サービスを提供す
る業者にとっては、ビジネス上、自己の印刷サービスを
利用するユーザおよび印刷可能な印刷データ、即ちコン
テンツを拡大する必要がある。業者ごとに個別にこれら
の拡大を図るためには、相当な労力が必要となる。これ
に対し、上位層仲介部を設けた本発明のシステムでは、
全てのコンテンツ提供者およびユーザが上位層仲介部に
よって把握される。従って、これらのコンテンツ提供者
およびユーザに、自己の印刷サービスの利用を働きかけ
ることにより、容易に利用者の拡大を図ることができる
のである。このように上位層仲介部は、ネットワークを
介した印刷を行う際に、コンテンツ提供者、ユーザ、印
刷サービスの提供者の連携を容易に拡大可能な環境を提
供することができる。
位層仲介部は、クライアント、印刷データおよび印刷装
置の少なくとも一つとの関係で印刷条件を記憶する印刷
条件データベースを備え、この印刷条件データベースに
基づいて下位層仲介部への印刷データの仲介を制御する
仲介制御部を備えることができる。これにより、ビジネ
ス上有用な下位層仲介部の使い分け等を実現することが
できる。
イアントおよび印刷データの少なくとも一方との関係で
特定される利用可能な印刷装置を記憶し、印刷時に仲介
先となる下位層仲介部を選択するものとしてもよい。印
刷装置によっては特定のクライアントにしか印刷を許可
したくない場合がある。例えば、印刷装置が個人または
法人所有である場合には、部外者に印刷を許可しない可
能性がある。また、印刷装置によっては、特定の印刷デ
ータの印刷を禁止する場合もある。例えば、印刷サービ
スを提供する業者と競合関係にある業者の利益となるよ
うな印刷データの印刷を禁止する可能性がある。逆に、
印刷データの提供者が出力先となる印刷装置を制限した
いと欲する場合もある。こうした制限を考慮して、「利
用可能な印刷装置」をクライアントおよび印刷データと
の関係で印刷条件データベースに登録することにより、
容易に印刷装置、即ち下位層仲介部の使い分けを実現す
ることができる。
る条件を印刷条件データベースとして登録し、印刷デー
タと関連付けてこの印刷条件を下位層仲介部に仲介する
ものとしてもよい。出力態様に関する条件としては、印
刷用紙、モノクロおよびカラーの種別、印刷部数、印刷
レイアウト、印刷を実行する時間などが挙げられる。ユ
ーザ固有の出力態様または印刷データ固有の出力態様で
印刷を実行することができる。
場合、クライアント、印刷データおよび印刷装置のいず
れかの所有者によって印刷条件データベースをカスタマ
イズできる機能を提供することが望ましい。カスタマイ
ズを行う際には、その権限を有する者のアクセスである
か否かの認証機能を備えることがより望ましい。カスタ
マイズ可能とすれば、印刷サービスの利便性をより向上
することができる。例えば、クライアントの所有者、即
ち印刷サービスのユーザが、通常利用する印刷装置およ
び印刷態様を印刷条件データベースに登録しておくこと
により、印刷の度に条件を指定する煩わしさを回避する
ことができる。
アントに対して、印刷データおよび仲介先となる下位層
仲介部に依存しない統一フォーマットで、印刷条件を指
定するためのインタフェースを提供するインタフェース
提供部を備えることが望ましい。こうすることにより、
ネットワークを介した印刷サービスの利便性を向上する
ことができる。つまり、統一フォーマットでインタフェ
ースを提供することにより、ユーザは一定の操作で種々
の印刷サービスを利用できる。
は、必ずしも表示内容までが統一的に制限されている態
様に限定されない。印刷装置の選択や印刷データの指定
など、基本的な操作およびその表示態様が統一されてい
ればよい。
ントとの関係で前記インタフェースの表示内容を記憶す
るインタフェースデータベースを備え、ユーザがこのデ
ータベースをカスタマイズできる機能を提供することが
望ましい。インタフェースとしては、このデータベース
でカスタマイズされた内容が表示されることになる。例
えば、通常指定する印刷装置が数カ所に限られているユ
ーザの場合は、印刷先を選択するインタフェースにおい
て、通常利用する印刷装置を優先的に表示するようカス
タマイズすることで、利便性を向上することができる。
ェース提供部は、印刷装置を選択するための選択条件を
クライアントから入力し、その選択条件に適合した印刷
装置を検索して、クライアントに提供する検索部を備え
ることも望ましい。例えば、携帯端末をクライアントと
している場合、その位置情報を入力することにより、近
傍の印刷装置の所在を検索する態様を採ることができ
る。印刷装置によって料金が異なる場合には、料金を選
択条件として検索してもよい。カラーおよびモノクロの
種別、解像度など印刷装置の性能を選択条件として検索
してもよい。このように種々の選択条件に基づいて印刷
装置を検索することにより、印刷サービスの利便性を向
上することができる。
イアントのユーザ、前記印刷データの提供者、前記印刷
装置の所有者の少なくとも一つを登録した利用者データ
ベースを備え、印刷仲介システムの利用が許可された利
用者間でのみ印刷要求の仲介を行うものとすることもで
きる。印刷仲介システムを利用する者の認証機能に相当
する。かかる機能により、印刷システムの不正な利用を
回避でき、印刷システムの利用に伴う適切な課金処理を
担保することができる。
ても良い。仲介システムの提供者、印刷装置の所有者、
および印刷データの提供者の少なくとも一人からユーザ
への課金に対し、その集金先を特定する課金処理データ
ベースを備え、印刷時に発生した課金情報を、このデー
タベースに基づいて集金先の機関に送信する課金処理部
とを備えるものとすることができる。課金先としては、
仲介システムの提供者、印刷装置の所有者および印刷デ
ータの提供者が挙げられる。クライアントと仲介システ
ム間の通信は、所定の通信業者を介して行われている場
合には、通信業者を集金先に含めることもできる。
は、システムの利用料が挙げられる。印刷装置の所有者
からの課金としては、印刷時の消耗品等についての課金
が挙げられる。印刷データの提供者からの課金として
は、有料コンテンツの利用料が挙げられる。集金は、現
金、クレジットカード、銀行振り込みなど種々の方法を
適用可能である。
る印刷仲介サーバ、印刷仲介方法を実現するプログラム
またはこれと同視し得る種々の信号、該プログラムを記
録した記録媒体など種々の態様で構成可能である。ここ
で、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−
ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリ
ッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷され
た印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやRO
Mなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータ
が読取り可能な種々の媒体を利用できる。
施例に基づき次に示す項目に分けて説明する。 A.システム構成: A1.ネットワークとの接続概要: A2.下位層サーバの機能ブロック: A3.下位層サーバの機能ブロック(変形例): A4.上位層サーバの機能ブロック: B.印刷仲介例−メールの印刷: C.印刷仲介例−Webページの印刷: D.カスタマイズ機能: D1.ユーザに対するカスタマイズ機能: D2.コンテンツプロバイダに対するカスタマイズ機
能: D3.プリントプロバイダに対するカスタマイズ機能: E.ユーティリティ機能: E1.出力先検索機能: E2.文書保管機能: E3.広告サービス機能: F.課金処理機能: G.認証機能:
テムの構成を模式的に示す説明図である。インターネッ
トINTを介し、出力先を柔軟に選択して印刷を行うシ
ステムである。インターネットINTには、Webペー
ジなどのコンテンツを提供するコンテンツプロバイダ
3、クライアント1および印刷仲介システム、および出
力先となるプリントプロバイダ11等が接続されてい
る。
ットINTからデータを受け取って印刷を実行するユニ
ットを意味する。本実施例では、インターネットINT
に接続されたコンピュータと、そのコンピュータにロー
カルに接続されたプリンタ12とから構成されるものと
した。インターネットINTにプリンタ12を直接接続
可能であれば、プリンタがプリントプロバイダとして機
能する。インターネットINTには、こうしたプリント
プロバイダが多数接続されている。プリントプロバイダ
11は、例えば、一般者にインターネットINTを介し
た印刷サービスを提供するビジネスの一環として、特定
の店舗、ホテル、駅その他の公共的な施設などに設置す
ることができる。その他、個人所有または法人所有のプ
リンタおよびコンピュータをインターネットINTに接
続し、プリントプロバイダ11として活用することも可
能である。
ーネットINTへのアクセス機能を有する携帯電話を用
いる。クライアント1とインターネットINTとの通信
は、実施例では、特定の回線業者、即ちキャリア4によ
って提供される。なお、ここでは携帯電話をクライアン
ト1とする場合を例示したが、いわゆるパーソナルコン
ピュータなど、インターネットINTにアクセス可能な
種々の機器を、クライアントとして利用可能である。
って構成される。一つは上位層サーバ2であり、もう一
つは下位層サーバ10である。下位層サーバ10は、プ
リントプロバイダ11を管理し、プリントプロバイダ1
1に印刷ジョブを仲介する機能を果たすサーバである。
下位層サーバ10とその管理下にあるプリントプロバイ
ダで、一つの印刷サービスPS1が構築される。先に説
明した通り、プリントプロバイダ11が、ビジネスとし
て店舗に設置される場合、印刷サービスPS1,PS2
…は、ビジネスの系列ごとに複数構築される。
数の印刷サービスPS1,PS2を統合管理するサーバ
である。上位層サーバ2は、クライアント1等とのイン
タフェースなど、ビジネスの系列に依らずに統一的に提
供されることが好ましい部分の機能を提供する。上位層
サーバ2は、クライアント1から印刷ジョブを受け取る
と、指定に従って、いずれかの印刷サービスの下位層サ
ーバ10を選択して、印刷ジョブを仲介する。仲介され
た印刷ジョブは、下位層サーバ10が、自己の管理下に
あるいずれかのプリントプロバイダ11を選択し、仲介
する。プリントプロバイダ11は、自己に接続されたプ
リンタ12を用いて、受け取った印刷ジョブを実行す
る。このように本実施例では、印刷ジョブは、上位層サ
ーバ2、下位層サーバ10、プリントプロバイダ11を
経て、実行される。
め、上位層サーバ2と下位層サーバ10とを別のハード
ウェアで構成する場合を例示したが、両者の機能を単一
のサーバで提供する態様を採ることも可能である。この
場合、上位層サーバ2は、上位層に位置する機能モジュ
ール、下位層サーバ10は、下位層に位置する機能モジ
ュールとして、システム構成すればよい。逆に、上位層
サーバ2,下位層サーバ10の機能を単一のサーバでな
く、複数のサーバの分散処理システムで構築しても構わ
ない。
限らず、LANやいわゆるパソコン通信などの比較的限
定的なネットワークにもそのまま適用可能である。かか
る観点から、以下の説明では、インターネット、LAN
などを全て「ネットワーク」と総称するものとする。
は下位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。各
機能ブロックは、下位層サーバ10内でソフトウェア的
に構築されている。図2には、プリントプロバイダ11
の機能ブロックも併せて示した。
管理部252,物理プリンタ管理部254、データ変換
部256およびセキュリティモジュール251から構成
される。論理プリンタ管理部252は、印刷ジョブを扱
う単位としてのプリンタを管理する機能を奏する。プリ
ントプロバイダ11には、複数のプリンタ12が接続さ
れる場合もある。例えば、2台のプリンタが接続され、
これらを用いて分散印刷する場合には、この2台のプリ
ンタをまとめて一つの論理プリンタとして扱う。
の動作状態、例えばトナー、用紙の残量などを管理する
機能を奏する。物理プリンタ管理部254は、論理プリ
ンタの構成に関わらず、機械としてのプリンタごとに設
けられる。
ドライバとしての機能に相当する。下位層サーバ10か
ら受け取ったデータを制御対象となるプリンタ固有の制
御データ、即ち各ピクセルへのドットのオン・オフ等を
表すデータ(以下、「ローデータ」と呼ぶ)に変換す
る。セキュリティモジュール251は、プリントプロバ
イダ11への不正アクセスを回避するためのデータの暗
号化、送受信の認証などの機能を奏する。
10,アプリケーション部220、セキュリティモジュ
ール201から構成される。標準機能部210は、下位
層サーバ10を介した印刷を実現する主機能を提供す
る。標準機能部210には、データ変換部212,ステ
ータス管理部214,ジョブコントロール部216、デ
ィレクトリサービス218、API(Application Prog
ramming Interface)211,セキュリティモジュール
202を有している。セキュリティモジュール201,
202の機能は、プリントプロバイダ11のセキュリテ
ィモジュール251と同じである。
ら受信した印刷データをプリンタの機種に依存しない汎
用のフォーマットに変換する機能を奏する。本実施例で
は、PDFを用いるものとした。汎用フォーマットは、
PDFに限定されず、出力先となる全プリンタで扱い得
るいかなるフォーマットを利用してもよい。複数種類の
汎用フォーマットを併用してもよい。但し、PDFに
は、文書のページレイアウトが維持しやすいという利
点、いかなる文書であってもPDFには変更可能である
という利点がある。
の動作状態を監視する機能を奏する。動作状態とは、イ
ンクまたはトナーの残量、印刷用紙の残量など印刷の実
行に関わる各プリンタの状態をいう。管理対象は、物理
プリンタである。ステータス管理部214は、物理プリ
ンタ管理部254との通信によりこれらの管理を行う。
プロバイダ11に出力した印刷ジョブを管理する機能を
奏する。出力先となるプリンタはネットワーク上から任
意に指定可能である。ジョブコントロール部216は、
この指定に従って、それぞれの出力先に印刷ジョブを送
信するとともに、その履歴を管理する。印刷途中で印刷
ジョブの中止、印刷モードの変更などの指示が出された
場合に、その指示に対応したジョブを送信したプリンタ
を特定し、該プリンタに指示を出力する機能を奏する。
印刷ジョブの実行を制御する点でいわゆるスプーラの機
能と共通するが、蓄積中の印刷データを制御するのでは
なく、送信済みの印刷データも併せて制御する点でスプ
ーラと相違する。
ーバ10を利用可能なユーザ、出力可能なプリンタを特
定する情報を管理する機能を奏する。ユーザに関する情
報には、ユーザ固有に与えられた識別番号、利用パスワ
ードなどが含まれる。プリンタに関する情報には、プリ
ンタとの通信に要する情報が含まれる。例えば、URI
またはIPアドレスなどネットワーク上でプリンタを特
定する情報が含まれる。また、専用線、ダイヤルアップ
接続など、プリンタとネットワークの接続方法に関する
情報も含まれる。なお、後述する通り、上位層サーバ2
も、ユーザ情報の管理機能を提供するため、ディレクト
リサービス218は、これらと重複しない範囲で上述の
情報管理を行う。
便性を向上する種々の機能を提供するための機能ブロッ
クである。例えば、複数の印刷データを適宜、一つのペ
ージ内にレイアウトして印刷したり、余白に出典情報な
どの付加的な情報を挿入したりという付加的な機能を提
供する。付加的な機能としては、その他、印刷要求を保
持して、所定の時間に印刷を実行する機能が考えられ
る。出力先として指定されたプリントプロバイダ11が
印刷不能な状態にあるときは、印刷ジョブを保持し、復
旧後に再印刷する機能を提供するものとしてもよい。ア
プリケーション部220は、印刷サービスごとに構築す
ることができ、ビジネス上は、各系列ごとに固有のサー
ビスを提供する機能を奏する。
ace)211は、アプリケーション部220と標準機能
部210とを仲介するインタフェースである。個別的に
用意されるアプリケーション部220のデータを所定の
形式で標準機能部210に受け渡す役割を奏する。AP
I211を介在させることにより、標準機能部210に
共通のモジュールを適用しつつ、仲介システムごとに多
彩なアプリケーション部220を用意することができ
る。
は、全ての印刷サービスでほぼ統一的に用いられる機能
ブロックである。従って、下位層サーバ10ではなく、
さらに統合的な機能を果たす上位層サーバ2に設けるこ
とも可能である。特に、データ変換部212は、プリン
トプロバイダ11との通信に無関係な機能であるため、
上位層サーバ2を含め、柔軟に設置することが可能であ
る。
例):下位層サーバの機能ブロックは、図2に示した構
成に限られない。図3は変形例としての下位層サーバの
機能ブロックを示す説明図である。
ションブロック22、基本サービスブロック20、プリ
ンティングサービス30、リレーションサービス50、
ナビゲーションサービス40、ディレクトリサービスブ
ロック60、認証サービスブロック70、課金サービス
ブロック80の各機能ブロックが設けられている。図中
の「S」はセキュリティシステムを示す。プリンティン
グ・サイト・コントロール・サービス11Aは、図1に
示すプリントプロバイダ11に相当する。
ィレクトリサービスブロック60、認証サービスブロッ
ク70は、図2中の標準機能部210に相当する。基本
ファンクションブロック22は、データ変換、ステータ
ス管理、ジョブコントロールの各機能を提供するモジュ
ールから構成される。認証サービスブロック70は、各
プリンタへのアクセス権の有無を判定する機能を奏す
る。
グサービス30、リレーションサービス50、ナビゲー
ションサービス40は、図2におけるアプリケーション
部220に相当する。図示を省略するが、基本サービス
ブロック20には、レジストレーションサービス、ベー
シック・プリンティングサービス、ステータスサービス
の3つの細部機能ブロックが用意されており、これらの
細部機能ブロックによって上述の機能を実現する。
ブロックは、主として仲介システムを利用した印刷に関
与するプリンタ12、コンテンツサービス3の登録、管
理をする。
実際に印刷を実行する際のインタフェースに相当する機
能を果たす部分である。基本ファンクションブロック2
2のデータ変換、ステータス管理、ジョブコントロール
の各モジュールを制御して印刷を実行する機能を奏す
る。
リンタ12について、保守管理をするためのステータス
情報を取得・管理する。例えば、プリンタ12のトナー
や印刷用紙などの消耗品に関する情報、ドラムなどの交
換部品の更新に関する情報を取得・管理し、必要に応じ
て出力する。
は、アプリケーション部220の一機能に相当し、付加
価値の高い印刷を提供する機能を奏する。リレーション
サービス50も、アプリケーション部220の一機能に
相当し、仲介システムを経由して行われる印刷状況を取
得、記録し、活用可能な統計データを提供する機能を奏
する。こうして得られた統計データを活用すれば、例え
ば、プリンタごとの稼働率の違いを把握することがで
き、プリンタの保守管理に活用することができる。ナビ
ゲーションサービスブロック40は、仲介システムにお
けるヘルプ機能に相当する。
サーバ2で提供される機能に応じて、適宜必要な範囲で
設ければよい。
は上位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。上
位層サーバ2は、印刷を行うユーザ、印刷対象となるコ
ンテンツを提供するコンテンツプロバイダ、出力先とな
る下位層サーバを統合的に管理する機能を奏する。つま
り、これら多数の利用者との情報授受を統合するハブと
しての機能を提供する。かかる機能を実現するため、上
位層サーバ2には、以下に示す種々の機能ブロックが備
えられている。
て、ユーザ管理部301が備えられている。ユーザに関
する種々の情報は、ユーザデータベース302に記憶さ
れる。ユーザ管理部301は、このユーザデータベース
302へのデータの登録を行うとともに、このデータベ
ース302を参照して、後述する機能、例えば、ユーザ
に応じたカスタマイズ機能などを提供する。なお、携帯
電話をクライアント1として利用する場合、ユーザとク
ライアント1とは一義的に関連付けられていることが多
い。かかる場合には、ユーザ管理部301は、ユーザ情
報とともに、ハードウェアとしてのクライアント1に関
する情報の管理も行う。
能ブロックとして、コンテンツプロバイダ管理部303
が備えられている。インターネットINTには無数のコ
ンテンツプロバイダが存在し、これらの全てに印刷仲介
システムの利用を解放することも技術上、可能ではあ
る。但し、印刷されるコンテンツの著作権保護の観点、
印刷時のトラブル対処の観点、印刷仲介システムを提供
する業者の収益源の観点等から、印刷対象は特定のコン
テンツプロバイダに制限することが現実的である。印刷
仲介システムで利用可能なコンテンツプロバイダに関す
る種々の情報は、コンテンツプロバイダデータベース3
04に記憶される。コンテンツプロバイダ管理部303
は、このコンテンツプロバイダデータベース304への
データの登録を行うとともに、このデータベース304
を参照して、カスタマイズ機能などを提供する。
ロックとして、下位層サーバ管理部305が備えられて
いる。下位層サーバ10に関する種々の情報は、下位層
サーバデータベース306に記憶される。下位層サーバ
管理部305は、この下位層サーバデータベース306
へのデータの登録を行うとともに、このデータベース3
06を参照して、カスタマイズ機能などを提供する。な
お、下位層サーバ管理部305は、下位層サーバ10と
併せてその管理下にあるプリントプロバイダ11も管理
するものとしてもよい。
クとして、インタフェース表示部307,ジョブ制御部
308,認証部309,課金処理部310が備えられて
いる。
システムの利用者に対し、種々のインタフェースを提供
する機能を奏する。例えば、印刷を実行する際に、ユー
ザが印刷先、印刷設定を行うためのインタフェースをク
ライアント1に表示させる。ユーザ、コンテンツプロバ
イダ3、下位層サーバ10およびプリントプロバイダ1
1が最初に利用登録を行うためのインタフェースも提供
する。これらの利用者が適宜カスタマイズを行う際のイ
ンタフェースも提供する。その他、付加的な印刷サービ
スに使用される種々のインタフェースを提供するものと
できる。
下位層サーバ10との間で、印刷の実行に関する情報の
授受を制御する。例えば、ユーザから指定されたプリン
トプロバイダ11を管理する下位層サーバ10を選択
し、印刷ジョブを確実に送信する機能を提供する。印刷
ジョブとともに、印刷条件に関する情報を送信するもの
としてもよい。また、必要に応じて印刷データに広告を
付加したり、レイアウトの変更を行うなど、付加的な機
能を提供するものとしてもよい。
者間の認証機能を提供する。ネットワークを介した印刷
では、情報、ハードウェアの不正使用を回避する重要性
が非常に高い。認証部309は、印刷実行時に適宜、利
用者の認証を行い、不正使用を防止する機能を提供す
る。認証部309は、ユーザデータベース302,コン
テンツプロバイダデータベース304、下位層サーバデ
ータベース306に登録されている情報を参照して、こ
れらの認証を行う。認証部309は、印刷仲介システム
外に設けられた一般の認証機能を活用して、利用者の認
証を行うものとしてもよい。内容に応じて、外部の認証
機能と、認証部309自体が行う認証とを使い分けるも
のとしてもよい。
理を制御する機能を奏する。印刷実行時には、印刷用
紙、インクなど主としてプリンタの消耗品に関連する費
用が発生する。また、有料コンテンツの印刷時には、コ
ンテンツ料、即ち情報に対する課金が発生する場合もあ
る。課金処理部310は、上位層サーバ2が利用者間の
ハブとして機能する利点を活かし、各所で発生する課金
を統合的に処理する機能を奏する。例えば、課金情報を
集約し、一括して処理を行う機能を提供することができ
る。
機能ブロックを設ける場合を例示した。但し、これらの
機能ブロックの全てが常に必要になるものではない。例
えば、印刷仲介システムをLANなどの比較的制限され
たネットワーク上で稼働するシステムとして構築する場
合には、認証部309、課金処理部310を省略するこ
とも可能である。図4に例示した機能ブロックは、印刷
仲介システムを実現する環境を考慮して、適宜、取捨選
択して構築可能である。
システムを利用した印刷例を通じて、各サーバの機能を
説明する。図5は電子メール印刷時のサーバ間での情報
授受態様を示す説明図である。図6は電子メール印刷時
の処理概要を示すタイムチャートである。図7は電子メ
ール印刷時のインタフェース例を示す説明図である。こ
れらの図を参照して、各サーバの機能について説明す
る。なお、電子メールの場合は、メールサービス3がコ
ンテンツプロバイダに相当する。
ライアント1を操作して、メールサービス3にアクセス
し、自己宛のメールを確認し、印刷すべきメールを選択
する。図7の左側にクライアント1の表示画面例を示し
た。携帯電話の表示部DISPに自己宛の4通のメール
Mail1〜Mail4のうち、Mail1およびMa
il4が印刷対象として選択されている。このインタフ
ェースはメールサービス3によって提供されるものであ
る。ユーザが画面上の「iPrint」ボタンを押すこ
とによって、印刷対象の選択情報および印刷仲介システ
ムを利用した印刷の実行要求が送信される(図6中のs
t10および図5参照)。
利用するコンテンツプロバイダとして上位層サーバ2に
予め登録することにより、画面上に「iPrint」ボ
タンの設置が許可される。このボタンは、上位層サーバ
2へのリンクとして機能する。「iPrint」ボタン
によって印刷が要求されると、メールサービス3は、ク
ライアント1のアクセス先が上位層サーバ2に変更され
る。また、これと併せて、メールサービス3から上位層
サーバ2には、印刷データ、即ちMail1およびMa
il4のデータが送信される(図6中のst20および
図5参照)。
ス表示部307の機能により、クライアント1には印刷
先および印刷条件を指定するためのインタフェースが表
示される(図6中のst30および図5参照)。図7の
中央には印刷先を指定するためのインタフェース例を示
した。印刷先の指定では、ユーザが利用可能なプリント
プロバイダ11がリストアップされる。出力先のリスト
は、段階的に表示するものとしてもよい。例えば、図7
に例示する「○○ストア」を選択すると、その系列の各
店舗がリストアップされるという態様を採ることができ
る。最初の階層では、下位層サーバ10を選択させるも
のとしてもよい。
インタフェース例を示した。印刷設定としては、印刷用
紙のサイズ、レイアウト、解像度などの項目が挙げられ
る。「印刷用紙」メニューを選択すると、A4サイズ、
B5サイズなど印刷用紙の詳細設定を行うことができ
る。「レイアウト」メニューを選択すると、1ページ/
枚、2ページ/枚などレイアウトに関する詳細設定を行
うことができる。その他のメニューも同様である。印刷
設定は、これらに限らず、利便性を考慮して種々の項目
を設けることができる。
て印刷先、印刷条件の設定を行うとその情報は、上位層
サーバ2に送信される(図6のst40および図5参
照)。上位層サーバ2はジョブ制御部308が、この情
報に基づいて印刷ジョブを送信すべき下位層サーバ10
を選択し、ジョブの転送を行う(図6のst50および
図5参照)。ユーザが印刷先として指定したプリントプ
ロバイダを管理する下位層サーバ10が、ジョブの送信
先として選択される。
は、プリントプロバイダ11を選択し、ジョブの転送を
行う(図6のst70および図5参照)。ユーザが印刷
先として指定したプリントプロバイダが送信先として選
択される。この際、印刷データは、下位層サーバ10で
汎用フォーマットであるPDFに変換されて転送され
る。プリントプロバイダ11が転送されたジョブを実行
することにより、印刷が完了する。なお、この下位層サ
ーバ10からプリントプロバイダ11への転送に先立っ
て、クライアント1に対し、印刷先、印刷条件の確認表
示を行うものとしてもよい(図6中のす60)。また、
印刷完了後に、印刷結果のレポートをプリントプロバイ
ダ11から上位層サーバ2に送信するものとしてもよ
い。このレポートにより、上位層サーバ2は、印刷が正
常に完了したことを検知し、課金処理などの後処理を行
うことが可能となる。
の下位層サーバ10が構築されている場合でも、ユーザ
は上位層サーバ2によって提供される統一的なインタフ
ェースを利用して印刷することができる。従って、印刷
仲介システムの利便性を向上することができる。
行うことにより、その管理下にある種々の下位層サーバ
10を容易に利用可能となる。下位層サーバ10、即ち
印刷サービスごとに利用登録等の煩雑な作業を行うこと
なく、利便性を向上することができる。コンテンツプロ
バイダにとっても同様の利益がある。即ち、コンテンツ
プロバイダは、印刷サービスごとに利用登録を行うこと
なく、そのコンテンツを利用する利用者および印刷可能
な出力先を増やすことができる。
に構築することができるため、各系列固有のサービスを
維持し、他の印刷サービスとの差別化を図ることができ
る。印刷サービスは、上位層サーバ2に登録されたユー
ザおよびコンテンツプロバイダを比較的容易に自己の利
用者として取り込むことが可能となる利点もある。
刷仲介の別例として、インターネット上のWebページ
を印刷する場合について説明する。この場合は、Web
ページの提供者がコンテンツプロバイダとなる。
図5〜図7で示した例とほぼ同じである。図8は印刷対
象となるWebページの表示例を示す説明図である。コ
ンテンツプロバイダから提供されるWebページを表示
させたブラウザのウィンドウBWの様子を示した。ここ
では、クライアント1としてパーソナルコンピュータを
想定した。Webページには、電子メールの場合と同
様、印刷仲介システムへのリンク、即ち「iPrin
t」ボタンが表示される。ユーザがこのボタンをクリッ
クすることにより、クライアントのアクセス先が上位層
サーバ2に切り替わるとともに、Webページから上位
層サーバ2に印刷データが転送される。なお、印刷デー
タは、Webページの表示内容を示すHTMLデータの
形式で転送されるものとしてもよいし、HTMLデータ
の所在を示す情報、即ちWebページのURL(Unifor
m Resource Locator)の形式で転送されるものとしても
よい。
同様である。ユーザは上位層サーバ2から提供されるイ
ンタフェースを利用して印刷先、印刷条件を指定する。
この情報に基づいて上位層サーバ2から下位層サーバ1
0に印刷ジョブの転送が行われ、さらにプリントプロバ
イダ11にジョブが転送されて印刷が行われる。なお、
コンテンツプロバイダから印刷データがURLの形式で
転送された場合には、上位層サーバ2または下位層サー
バ10がURLに基づいてWebページにアクセスし、
印刷データの実体を取得すればよい。
介システムでは、クライアント1、コンテンツプロバイ
ダ3とのインタフェースは、上位層サーバ2が統一的に
提供する。また、下位層サーバ10、ひいてはプリント
プロバイダ11を上位層サーバ2が統一的に管理する。
つまり、上位層サーバ2は、印刷仲介システムの全利用
者のハブとしての機能を奏する。かかる利点を活用し、
上位層サーバにより、これらの利用者のために、種々の
カスタマイズ機能を提供するものとしてもよい。以下、
カスタマイズ機能について例示する。
図9はカスタマイズ時のメール印刷のタイムチャートで
ある。図6に示したタイムチャートのインタフェースの
表示(st30)および印刷先、印刷条件の指定(st
40)を詳細に示したものである。上位層サーバ2の各
機能ブロック(図4参照)が実行する処理を示した。
ト1が上位層サーバ2にアクセスされると、ユーザ管理
部301がユーザ情報を取得する(st31)。ユーザ
情報とは、印刷要求を出したユーザを特定するための情
報である。一例として、ユーザIDやパスワードを入力
させることによりユーザ情報を取得することができる。
携帯電話などクライアント1とユーザが一義的に対応し
ている場合には、クライアント1と上位層サーバ2との
通信に使用されるアドレス情報等をユーザ情報として利
用するものとしてもよい。
報に基づいてユーザデータベース302を参照し、カス
タマイズ情報をインタフェース表示部307に受け渡
す。ユーザデータベース302には、ユーザごとに印刷
先および印刷設定についてカスタマイズされた情報が格
納されている。インタフェース表示部307は、カスタ
マイズ情報に基づき、印刷先を指定するためのインタフ
ェースをユーザに応じた態様で出力する。
ス例を示す説明図である。左側に印刷先指定用のインタ
フェースを例示した。印刷先の表示フォーマット自体は
標準のインタフェース(図7参照)と同様である。カス
タマイズされた場合には、ユーザが通常利用する印刷先
が優先的に表示される。店舗の場合は、「△△店」のよ
うに系列のみならず個別のプリントプロバイダを特定で
きる階層で表示させることが好ましい。ユーザデータベ
ース302には、印刷先に関するカスタマイズ情報とし
て、このように優先的に表示させる出力先のリストが登
録されているのである。
刷場所を指定すると、その情報はジョブ制御部308に
受け渡される(st34)。ジョブ制御部308は、指
定された情報に基づき、下位層サーバ10の選択を行
う。この処理については、印刷先の指定がカスタマイズ
されているか否かに依存しない。
ーザ管理部301から提供されたカスタマイズ情報に基
づき、印刷設定用のインタフェースを表示する(st3
5)。図10の右側に印刷設定用のインタフェースを例
示した。通常のインタフェース(図7参照)に比較し
て、「通常設定」なるメニューが表示される。このメニ
ューには、ユーザが頻繁に使用する印刷設定が登録され
ている。ユーザは、「通常設定」を選択することによ
り、印刷用紙、レイアウトなど詳細項目の設定を行う必
要なく、自分の要求に適合した印刷を実行することがで
きる。ユーザデータベース302には、これらの詳細項
目の設定データがユーザごとに登録されているのであ
る。
刷設定を行うと、その情報は、ジョブ制御部308に受
け渡される(st36)。ジョブ制御部308は、印刷
先に応じて選択された下位層サーバ10に、印刷データ
と併せて印刷設定情報を送信する。
には、予めユーザがカスタマイズ情報を上位層サーバ2
に登録しておく必要がある。図11はカスタマイズ情報
の登録時のデータ授受を示す説明図である。上位層サー
バ2は、ユーザが使用するクライアント1に対してカス
タマイズ情報を登録するためのインタフェースを表示さ
せる。ユーザは、このインタフェースを利用して、ユー
ザ情報、カスタマイズ情報を上位層サーバ2に登録す
る。ユーザから登録されたカスタマイズ情報は、ユーザ
管理部301による管理の下、ユーザデータベース30
2にユーザ情報と対応付けて格納される。不正な登録を
回避するため、カスタマイズ用のパスワードを要求する
ようにしてもよい。
場所に関する情報、印刷設定に関する情報が挙げられ
る。印刷場所に関する情報としては、ユーザが利用する
印刷先の優先度が挙げられる。登録可能な印刷先は、ユ
ーザ一人当たりに許容される記憶容量を考慮して、適宜
設定すればよい。
ト、用紙サイズ、モノクロおよびカラーの種別等、最大
印刷枚数、印刷実行時間、印刷設定時のインタフェース
に関する情報が挙げられる。レイアウトとは、1ページ
/枚、2ページ/枚など印刷態様に関する情報である。
用紙サイズはA4、B5など印刷時に通常使用する用紙
のサイズである。モノクロおよびカラーの種別とは、例
えば、カラーの印刷データであっても、モノクロで印刷
したい場合などに活用できる。最大印刷枚数とは、一つ
の印刷ジョブ当たりの最大印刷枚数である。意図せず大
量ページの印刷ジョブを流した場合に、無用な課金を制
限することができる。印刷実行時間とは、印刷を行う時
間帯の指定である。例えば、Webページで提供される
ニュースを定期的に印刷させる場合などに活用すること
ができる。印刷設定時のインタフェースに関する情報と
は、いわゆるビギナーモード、エキスパートモードな
ど、印刷設定の表示内容の切り替えである。印刷設定に
は、この他、印字品質、スタンプマークの有無など種々
の設定を含めることができる。
タマイズ機能:図12はカスタマイズ情報の登録時のデ
ータ授受を示す説明図である。コンテンツプロバイダ3
は上位層サーバ2にアクセスし、インタフェース表示部
307によって表示されるインタフェースを利用してプ
ロバイダ情報およびカスタマイズ情報を登録する。プロ
バイダ情報としては、例えば、コンテンツプロバイダ3
の業者ID、パスワードを用いることができる。印刷を
実行する際に、コンテンツプロバイダの指定に使用され
るドメイン名をユーザIDとして使用することが、より
有用性が高い。
タマイズ情報は、コンテンツプロバイダ管理部303に
よる管理の下、コンテンツプロバイダデータベース30
4にコンテンツプロバイダ情報と対応付けて格納され
る。
する情報、印刷設定に関する情報が挙げられる。印刷場
所に関する情報としては、例えば、印刷先の制限が挙げ
られる。例えば、ある印刷サービスの提供者とコンテン
ツプロバイダとがビジネス上の提携関係にあり、他の印
刷サービスを印刷先から除外したい場合などに活用でき
る。
ズ、カラーおよびモノクロの種別、最大印刷枚数などの
設定が挙げられる。コンテンツプロバイダが、自己の提
供する情報の価値を最大限に高めるために、ユーザによ
る任意の設定を制限したい場合などに活用できる。最大
印刷枚数の設定は、著作権などコンテンツプロバイダの
利益を守るために活用できる。
リックにより、上位層サーバ2にリンクされると、その
ドメイン名などのコンテンツプロバイダ情報に基づい
て、上位層サーバ2は上述のカスタマイズ情報を特定す
ることができる。このカスタマイズ情報に基づいてジョ
ブ制御部308は下位層サーバ10の選択を行う。ま
た、印刷設定に関する情報は、印刷データと併せて下位
層サーバ10に転送される。
マイズ機能:図13はカスタマイズ時のメール印刷のタ
イムチャートである。図6において印刷先が指定されて
から(st40)、下位層サーバ10へのジョブの転送
が行われる(st50)までの間を詳細に示した。この
間の上位層サーバ2内の各機能ブロックの処理内容を示
した。
報は、下位層サーバ管理部305および下位層サーバデ
ータベース306で、管理および利用される。ここでは
説明の便宜上、下位層サーバ管理部305をプリントプ
ロバイダ管理部305、下位層サーバデータベース30
6をプリントプロバイダデータベース306と呼ぶもの
とする。
定が指定されると、プリントプロバイダ管理部305は
印刷先情報を取得する(st41)。印刷先情報は、下
位層サーバ10を含む階層構造でプリントプロバイダ1
1を特定する情報を利用することができる。プリントプ
ロバイダ11との通信に使用されるIPアドレス等を用
いても良い。
情報に基づいてプリントプロバイダデータベース306
を参照し、カスタマイズ情報をジョブ制御部308に受
け渡す(st42)。カスタマイズ情報としては、利用
できるユーザ、印刷できるコンテンツ等をプリントプロ
バイダ11が制限する情報が含まれる。ユーザ、および
指定された印刷データ、印刷条件等がカスタマ情報に適
合しない場合には、ジョブ制御部308は、クライアン
ト1に対し、印刷場所等の変更要求を表示する(st4
3)。カスタマイズ情報に適合している場合に、ジョブ
制御部308から下位層サーバ10への印刷ジョブの転
送が行われる。
タ授受を示す説明図である。インタフェース表示部30
7によって提供されるインタフェースを利用してプリン
トプロバイダ11はプロバイダ情報、カスタマイズ情報
を上位層サーバ2に登録する。
は、プリントプロバイダ管理部305の管理の下、プリ
ントプロバイダ情報と関連付けてプリントプロバイダデ
ータベース306にカスタマイズ情報が登録される。
を許可するユーザを制限する情報が含まれる。印刷が許
可されたユーザのユーザ情報が登録される。プリントプ
ロバイダ11の所有者が一般個人または法人である場合
に活用できる。
る情報も挙げられる。例えば、1回のジョブ当たりに許
可する最大印刷枚数の制限、印刷実行時間の制限などが
含まれる。最大印刷枚数の設定は、大量の印刷により特
定のユーザにのみプリンタが独占される事態や、いわゆ
るいたずらによる大量印刷の回避に活用できる。印刷実
行時間の制限は、店舗の営業時間帯にのみ印刷を許可し
たい場合に活用できる。カスタマイズ情報は、これらに
限定されず、更に多くの情報を設定しても構わない。
ば、印刷仲介システムの各利用者の利便性を大きく向上
することができる。しかも、上位層サーバ2で統一的に
カスタマイズ情報を扱うことにより、印刷サービスごと
に設定するなどの煩雑な作業を回避しつつ、容易に利便
性を向上できる利点がある。
仲介システムでは、上位層サーバ2によって、利便性を
向上するための種々のユーティリティ機能を提供するこ
とも可能である。以下、かかるユーティリティ機能につ
いて例示する。
索実行時の情報の授受を示す説明図である。先に図5〜
図7で説明した例では、利用可能な印刷先がリストアッ
プされ、ユーザが希望の印刷先を選択する態様を示し
た。見知らぬ街での印刷時には、ユーザが印刷先の選択
に困る場合もある。出力先検索機能は、ユーザの希望す
る条件に適合する印刷先を検索する機能である。
層サーバ2のプリントプロバイダ管理部305によって
提供される。ユーザは上位層サーバ2によってクライア
ント1に表示されるインタフェースを利用して、出力先
の検索条件を指定する。検索条件としては、例えば、ク
ライアントの現在位置を指定し、そこから一番近い印刷
先という条件を指定することができる。現在地は、最寄
りのビル名、駅名などの目印を入力するものとしてもよ
いし、クライアント1にGPS(Global Positioning S
ystem)アンテナを取り付け、この情報を入力するもの
としてもよい。別の検索条件として、最も印刷費用の安
い印刷先という条件を指定するものとしてもよい。カラ
ー印刷の可否など必要となる印刷機能を指定するものと
してもよい。検索条件は、これらを全て指定する必要は
なく、ユーザが要望する条件を適宜指定すればよい。
ントプロバイダデータベース306を参照して、これら
の検索条件に適合するプリントプロバイダを検索し、そ
の結果をクライアント1に表示する。かかる検索を実現
可能とするために、プリントプロバイダデータベース3
06には、プリンタの所在地、印刷費用、プリンタの性
能、印刷上の制約などの情報が登録されている。これら
を参照することにより、容易に検索条件に適合したプリ
ンタを検索することができる。本実施例では、印刷サー
ビスの提供者に依存せず、印刷仲介システムで利用可能
な全てのプリントプロバイダ11の情報を上位層サーバ
2が把握しているため、ユーザの要望に適合したプリン
タを容易かつほぼ確実に見いだすことができる。
能実行時の情報の授受を示す説明図である。文書保管機
能とは、ユーザが頻繁に印刷させる文書を上位層サーバ
2に保管しておき、印刷時に毎回印刷データを転送する
必要性を省く機能である。印刷データを何らかのファイ
ル、Webページ、メール等で入手することなく印刷で
きるため、本システムの利便性を向上することができ
る。保管対象となる文書としては、例えば、カタログ、
注文票、申込用紙などが挙げられる。
ーバ2のユーザ管理部301およびユーザデータベース
302によって提供される。ユーザは予めユーザデータ
ベース302に、頻繁に使用する文書データを登録して
おく。登録は、図11で説明したカスタマイズ情報の登
録と同様の態様で行われる。
と、上位層サーバ2は、ユーザ情報に基づいてユーザデ
ータベース302を参照し、保管されている文書データ
の一覧をクライアント1に表示する。ユーザはこの中か
ら印刷したい文書を選択する。
ス302から選択された文書を取得し、印刷先の指定に
従って、下位層サーバ10に印刷ジョブを転送する。な
お、文書データと併せて印刷用紙サイズ、レイアウトな
どの印刷設定情報も記憶しておくものとしてもよい。
ービス機能実行時の情報の授受を示す説明図である。ユ
ーザが指定した印刷物の余白に適宜広告を挿入して印刷
する機能である。広告挿入時には印刷費用を安くすれ
ば、ユーザにとっても利点がある。この機能は、主とし
て上位層サーバ2のジョブ制御部308によって提供さ
れる。また、上位層サーバ2には、この機能用に挿入対
象となる広告データを記憶する広告データベース311
が備えられる。
ント1に対し、広告の付加を行ってもよいか否かの確認
表示を行う。これに対し、ユーザは広告付加の可否を選
択する。ジョブ制御部308は、広告の付加が選択され
ると、広告データベース311にアクセスし、挿入すべ
き広告データを取得する。一定の広告データを常に用い
るものとしてもよいが、ユーザ情報、印刷先となる下位
層サーバ、印刷すべきコンテンツなどに応じて広告デー
タを選択可能とすることが望ましい。
れた印刷データに、広告データを付加して下位層サーバ
10に印刷ジョブを転送する。指定された印刷データの
余白に広告データを挿入する処理を行った上で、下位層
サーバ10に転送してもよいし、印刷データと広告デー
タを別ファイルとして転送してもよい。この場合は、下
位層サーバ10で両者を併合することになる。
仲介システムの利用者のハブとして機能する点を活か
し、各利用者間で発生する課金を実用的な種々の態様で
処理する機能を提供することが可能である。以下、課金
処理機能について例示する。
す説明図である。キャリア4からユーザに対する課金
(図中の課金A)としては、クライアント1がネットワ
ークにアクセスする際の通信費用がある。
課金としては、コンテンツプロバイダの有料、無料の別
によって異なる。無料で情報を提供するコンテンツプロ
バイダ3Bからは、ユーザへの課金は生じない。有料で
情報を提供するコンテンツプロバイダ3Aからは、情報
料として課金が生じる(図中の課金B)。なお、ここで
いう「有料」とは、印刷を有料で認める意味である。ブ
ラウザによる閲覧は無料であっても、印刷時に課金する
コンテンツプロバイダは、「有料コンテンツプロバイ
ダ」に相当する。逆に、ブラウザによる閲覧を有料で行
っていても、印刷時に改めて課金を行わないプロバイダ
は、「無料コンテンツプロバイダ」に相当する。従っ
て、有料コンテンツプロバイダの中には、情報の閲覧時
にユーザに課金するため、ユーザとの間で既に課金処理
の契約が結ばれているプロバイダと、無料で情報閲覧を
認めており、ユーバとの間で何ら課金処理の契約が結ば
れていないプロバイダとがあることになる。
金は、公共的に設置されたプリンタを用いるか、個人等
が所有するプリンタを用いるかによって異なる。公共的
に設置されたプリンタを用いるパブリックプリントプロ
バイダ11の場合、主として印刷時の消耗品、即ち、印
刷用紙、トナー等の消費に対して課金が行われる(図中
の課金C)。プリンタ等の機材の減価償却分を課金する
ことも可能である。パブリックプリントプロバイダ11
としては、店舗、ホテル、駅など不特定多数の者が利用
するサービスが相当する。個人等が所有するプリンタを
用いるプライベートプリントプロバイダ11Bからは、
ユーザに対する課金は生じない。印刷時に消耗品は消費
されるが、利用者が限定されたプリンタであるため、特
別な課金処理をする必要性が低いのである。プライベー
ドプリントプロバイダ11Bには、ユーザ自身、会社等
の法人が所有するプリンタなどが含まれる。
実行する度に生じる課金である。この他に、印刷仲介シ
ステム2Aから各利用者に発生する課金がある。ここで
は、上位層サーバ2と下位層サーバ10とを含めて印刷
仲介システム2Aと総称する。上位層サーバ2と下位層
サーバ10とは、課金内容およびその処理方法が類似す
る点を考慮し、説明の煩雑さを回避するためである。
ンテンツプロバイダ3A,3B、プリントプロバイダ1
1,11Bの各利用者に対し、システム利用に対するサ
ービス料として課金が行われる(図中の課金D〜課金
H)。これらの課金は種々の体系で行いうる。例えば、
一定期間を単位とする定額制で課金してもよい。毎月一
定金額を徴収する方法等が相当する。印刷仲介システム
2Aに利用者として登録した時点でのみ課金してもよ
い。いわゆる入会金等が相当する。印刷仲介システム2
Aを利用した印刷が行われる回数等に応じて、従量制で
課金することも可能である。以下の説明では、一定期間
を単位とする定額制の課金を想定する。
能を果たし得る主体を実線枠で示した。キャリア4、有
料コンテンツプロバイダ3A、パブリックプリントプロ
バイダ11、印刷仲介システム2Aが料金の徴収先とし
て考えられる。課金元となる主体は、それぞれ料金の徴
収先となり得るため、図18に示した課金を各課金元が
個別の徴収する体系を採ることも可能である。
行時に図18中の各主体間で印刷データ等の情報の授受
が行われる。これらの情報の授受に併せて課金に関する
情報を送信すれば、複数の課金を一カ所で統合的に処理
することができ、料金徴収に関する煩雑さの回避、利便
性の向上を図ることができる。特に、印刷を実行する度
に発生するユーザへの課金処理について、一括処理の有
用性が高い。以下、統合的な課金処理を行う体系とし
て、有料コンテンツを印刷する場合を例にとって、ユー
ザへの課金を、プリントプロバイダ、印刷仲介システ
ム、キャリアのそれぞれで徴収する場合の処理内容を説
明する。
例を示す説明図である。印刷時に発生する全ての課金情
報を最も下位層に位置するプリントプロバイダに集約
し、一括処理する体系である。図中では、印刷に要する
情報の授受を実線で示した。これらの情報授受は、先に
図5で説明した内容と同じである。課金処理に固有の情
報授受を破線で示した。ここでは、課金用の情報授受を
中心に説明する。
イダ3Aから印刷要求を出すと、クライアント1のアク
セスが上位層サーバ2に切り替わる。このとき、有料コ
ンテンツプロバイダ3Aから上位層サーバ2には、印刷
データと併せて課金情報、即ちコンテンツ料に関する情
報が送信される。これは、有料コンテンツの印刷に課せ
られる料金であり、印刷の回数、ページ数などを単位と
して課金される。
って印刷データを下位層サーバ10に転送する。この
際、先に有料コンテンツプロバイダ3Aから受信してい
た課金情報を添付する。下位層サーバ10は、印刷デー
タおよびこの課金情報を印刷先の指定に従って、プリン
トプロバイダ11に送信する。これによって、プリント
プロバイダ11には、コンテンツ料に関する課金情報が
提供されることになる。印刷が実行されると、プリント
プロバイダ11は、消費した印刷用紙、トナー等に応じ
た印刷料をユーザに対する課金情報として生成する。こ
れにより、プリントプロバイダ11は、ユーザに対する
課金情報を全て把握することになる。
で取得するから、料金はこの際に現金で容易に徴収する
ことができる。プリペイドカード、クレジットカード、
銀行振込などの処理方法を適用することも可能である。
把握しているから、コンテンツ料に相当する分を、別途
有料コンテンツプロバイダ3Aに支払う。この支払い
は、プリントプロバイダ11と有料コンテンツプロバイ
ダ3Aとの間で個別的に行うことも可能ではあるが、次
の方法により、上位層サーバ2を経由して行うことが望
ましい。即ち、プリントプロバイダ11は、料金徴収
後、上位層サーバ2にコンテンツ料、印刷料の内訳を明
確にした課金情報を送信する。この課金情報は、上位層
サーバ2に一定期間保存される。上位層サーバ2では、
課金処理部310が一定期間ごとに保存された課金情報
を処理し、各有料コンテンツプロバイダ3A、プリント
プロバイダ11との料金の授受関係を明確にする。この
授受関係に併せて、プリントプロバイダ11,有料コン
テンツプロバイダ3A等への印刷仲介システムのサービ
ス料の課金も考慮することが望ましい。こうして得られ
た授受関係に従って、上位層サーバ2の提供者は、有料
コンテンツプロバイダ3Aへのコンテンツ料の支払い、
いわゆる立て替え払いを行い、プリントプロバイダ11
から、コンテンツ料分の料金の徴収を行う。プリントプ
ロバイダ11、有料コンテンツプロバイダ3Aは、上位
層サーバ2の提供者との取引により、印刷に関連する課
金処理を行うことができるため、課金処理の煩雑さを回
避することができ、課金漏れの危険性を抑制することが
できる。
パブリックプリントプロバイダ11が印刷先として指定
された場合に適用可能である。料金徴収可能な主体とな
らないプライベートプリントプロバイダが印刷先として
指定された場合には、別の体系による処理が必要とな
る。
を示す説明図である。上位層サーバ2の提供者によって
料金徴収を行う場合を示した。印刷時に有料コンテンツ
プロバイダ3Aから上位層サーバ2にコンテンツ料が送
信される点は、図19の事例と同じである。
バイダ11に印刷ジョブの転送が行われるが、コンテン
ツ料に関する課金情報は、上位層サーバ2に保存され
る。上位層サーバ2内の課金処理部310が、印刷ジョ
ブまたはユーザと対応づけて課金情報を保持する。
1は、印刷料に関する課金情報を生成する。この課金情
報は、印刷ジョブの伝達経路と逆経路で、上位層サーバ
2に転送される。印刷が正常に終了したことを示す印刷
レポートと併せて送信するものとしてもよい。また、下
位層サーバ10で印刷結果を把握する必要がない場合に
は、プリントプロバイダ11から上位層サーバ2に直接
課金情報を送信してもよい。
要した課金情報が全て把握される。上位層サーバ2は、
この課金情報に基づいてユーザへの課金を行う。課金
は、一定期間まとめて行うことが利便性の面で好適であ
る。上位層サーバ2とユーザとの間では、印刷仲介シス
テム利用に対するサービス料徴収の契約がなされている
から、これと同様の方法を利用して容易に徴収可能であ
る。徴収方法としては、クレジットカード、銀行振込、
電子プリペイドカードなどが適用可能である。電子プリ
ペイドカードとは、予め銀行振込等によって電子的なポ
イントを取得しておき、印刷時に発生した課金は、ポイ
ントの減点によって行われる仕組みをいう。また、上位
層サーバ2の提供者等に窓口を設け、現金決済するもの
としても構わない。
系と同様の処理で有料コンテンツプロバイダ3A、プリ
ントプロバイダ11に配分される。図20の体系によれ
ば、金銭の配分処理、ユーザへの課金処理、各利用者へ
のサービス料の課金処理を上位層サーバ2で全て統合的
に行うことができ、処理の煩雑さを抑制できる利点があ
る。
明図である。クライアント1が携帯電話である場合に
は、特定のキャリア4を利用してインターネットへのア
クセスが行われる。キャリア4は、この通信に対し、ク
ライアント1のユーザに課金するから、印刷仲介システ
ムの利用に関する課金処理を通信料の課金と併せて行う
ことも可能である。なお、図21では情報授受の明確化
のためにキャリア4を明示したに過ぎず、図19および
図20と異なる構成を適用することを意味するものでは
ない。
図20の体系と同様である。つまり、有料コンテンツプ
ロバイダ3Aからの課金情報は、印刷要求時に上位層サ
ーバ2に転送され、そのまま印刷が完了するまで保持さ
れる。一方、プリントプロバイダ11からは印刷料に関
する情報が、印刷完了とともに上位層サーバ2に送信さ
れる。印刷完了時に、上位層サーバ2は、印刷により発
生した課金情報を全て把握することができる。
バ2は、コンテンツ料、印刷料を含む課金情報をキャリ
ア4に送信する。上位層サーバ2は、ユーザに対する仲
介システム利用のサービス料を課金情報に加えて送信し
てもよい。なお、キャリア4に対しては、課金の合計額
を送信すれば済み、内訳は送信しなくても構わない。キ
ャリア4は、上位層サーバ2からの課金と、通信に要し
た課金とを併せてユーザに課金する。この課金は、ユー
ザとキャリア4との契約に従い、クレジットカード、銀
行振込、現金決済などの種々の方法を利用して行われ
る。
った課金情報に基づいて、ユーザから徴収した金銭の一
部、印刷仲介システムの利用によって生じた課金に相当
する額を上位層サーバ2に受け渡す。上位層サーバ2
は、この金銭をさらに有料コンテンツプロバイダ3A、
プリントプロバイダ11に配分する。キャリア4による
通信料を滞納すると、ユーザは携帯電話が使用不能にな
るなどの大きな不利益を受けるため、一般にキャリア4
による料金徴収は確実性が高いという利点がある。従っ
て、図21の体系で課金処理を行えば、印刷仲介システ
ムの利用による料金を確実に徴収できる利点がある。こ
こでは、携帯電話をクライアント1とする場合を例示し
たが、一般回線のキャリア、ダイヤルアップ接続でイン
ターネットに接続する際に利用されるアクセスサービス
プロバイダなどを図21のキャリア4と同様の料金徴収
先として利用することも可能である。
よる課金は明記しなかった。下位層サーバ10から各利
用者に対するサービス料が発生する場合もある。かかる
場合には、このサービス料に関する情報を、上位層サー
バ2が統合して他の課金処理と併せて処理することがで
きる。
を料金の徴収先とする体系の説明を省略した。一般に有
料コンテンツプロバイダ3Aは少数であり、これを料金
徴収先とする体系を構築する利点が低いと考えられるか
らである。キャリア4への課金に準じて、有料コンテン
ツプロバイダ3Aに課金情報を集約することにより、こ
れを料金徴収先とすることはもちろん可能である。
には、各利用者の認証を適切に行う必要がある。印刷仲
介システムは、ネットワークを介して不特定多数の利用
者が利用可能なシステムであるため、不正利用を排除す
る観点からも認証の実行が重要となる。上位層サーバ2
は利用者のハブとして機能するため、統一的に認証を行
うことができる。
である。印刷仲介システムが認証を行う対象としては、
ユーザ、コンテンツプロバイダ、プリントプロバイダが
挙げられる。
の目的に基づいて行われる。第1の目的は、印刷仲介シ
ステムの正当な利用者か否かの確認である。これは、印
刷仲介システムを有料のサービスとして提供するビジネ
スの観点から、正当な利用者でない者のアクセスを排除
するという印刷仲介システムにとっての利益確保のため
である。また、印刷仲介システムは、第三者の情報、第
三者の機材を利用して印刷サービスを提供するため、印
刷処理を確実に遂行することが要求される。かかる観点
から、印刷に支障が生じた場合の対処、いたずらによる
不正な印刷要求の排除を確実に行うという、印刷仲介シ
ステムの各利用者にとっての利益確保のためである。
有しているユーザか否かの確認である。有料コンテンツ
の印刷時には、コンテンツ料の課金を確実に行う必要性
に基づくものである。また、有料コンテンツプロバイダ
が情報の閲覧を特定の契約者に制限している以上、有料
コンテンツプロバイダから許可された者に印刷サービス
の提供を制限する必要性に基づくものである。
ある。正当利用者でない場合には、印刷の実行によって
生じた課金処理が滞る可能性がある。かかる不利益を回
避し、確実に課金処理を行うため、ユーザの認証が必要
となる。
ユーザの認証を行う。認証は、例えば、印刷時にユーザ
から取得したユーザ情報と、予めユーザデータベース3
02に登録されたユーザ情報との照合によって行うこと
ができる。この場合のユーザ情報としては、印刷仲介シ
ステムの利用時に登録されたユーザIDやパスワードを
用いることができる。携帯電話のようにクライアント1
とユーザとが一義的に対応している可能性が高い場合に
は、ネットワークを介した通信上、クライアント1を特
定するアドレス情報等をユーザ情報として利用すること
も可能である。
実行可能であり、例えば、クライアント1から上位層サ
ーバ2へのアクセスが行われた時点で取得することがで
きる(図9のst31参照)。認証は、かかるタイミン
グに限定されるものではなく、印刷先、印刷設定等の条
件設定が完了した時点で行ってもよい。
に関しては、プロバイダでの情報閲覧時にユーザ認証が
行われている場合がある。かかる場合には、有料コンテ
ンツプロバイダから認証済みである旨の情報を取得する
ことにより、印刷仲介システムでの認証に代えることも
可能である。
を対象として行う認証には、主として2つの目的があ
る。第1の目的は、コンテンツプロバイダが印刷仲介シ
ステムの正当な登録者であるか否かの確認である。コン
テンツプロバイダは、印刷対象となる情報の提供者であ
り、印刷仲介システムへの登録なく、完全にフリーにす
ることも技術上、可能ではある。但し、現実的には、印
刷対象となる情報によって出力先や印刷枚数を制限した
いというビジネス上の要求があることが多く、印刷仲介
システムでこれらの制御を安定して提供するために、コ
ンテンツプロバイダを登録制にする必要が生じる。ま
た、印刷仲介システムは、コンテンツプロバイダに柔軟
な印刷環境を提供するという利点がある。かかる利点に
基づいてコンテンツプロバイダからサービス料を確実に
徴収するというビジネス的側面からも、正当な登録者の
確認が必要となる。
認である。有料コンテンツプロバイダの場合には、印刷
仲介システムは、権限を有する特定の者に印刷を制限す
る処理、コンテンツ料の課金処理などの特別な処理が必
要となるからである。
コンテンツプロバイダの認証を行う。認証は、例えば、
印刷要求時にコンテンツプロバイダまたはユーザから取
得したコンテンツ情報と、予めコンテンツプロバイダデ
ータベース304に登録された情報との照合によって行
うことができる。この場合のコンテンツ情報としては、
コンテンツのURLやドメイン名などの情報を利用でき
る。
グで実行可能であり、例えば、コンテンツプロバイダか
ら上位層サーバ2への印刷データの送信に併せて取得す
ることができる。ユーザへのインタフェースに現れない
タイミングで上位層サーバ2とコンテンツプロバイダ間
で認証を行うものとしてもよい。例えば、印刷条件、印
刷設定が完了し、上位層サーバ2が下位層サーバ10に
印刷ジョブの転送を行う際に、上位層サーバ2がコンテ
ンツプロバイダにアクセスし、指定された印刷条件、印
刷設定で印刷を実行してもよいか否かの認証を行うもの
としてもよい。
は、主として2つの目的がある。第1の目的は印刷仲介
システムの正当な登録者か否かの確認である。第2の目
的は集金可能なプリントプロバイダか否かの確認であ
る。確実な印刷処理の実行、課金処理を行う要請に基づ
くものである。この認証は種々の態様で行うことができ
る。例えば、上位層サーバ2が直接プリントプロバイダ
の認証を行うものとしてもよい。階層的な認証、即ち上
位層サーバ2は下位層サーバ10の認証を行い、下位層
サーバ10がプリントプロバイダの認証を行うものとし
てもよい。
情報と、予め下位層サーバデータベース306に登録さ
れた情報との照合によって行うことができる。出力先情
報としては、通信に使用されるIPアドレス等を用いる
ことができる。認証は、例えば、印刷先の設定が行われ
た時点、下位層サーバ10およびプリントプロバイダ1
1への印刷ジョブの転送時など種々のタイミングで実行
可能である。
テム自体が行う必要はなく、印刷仲介システム外に構築
された種々の認証サービスを利用してもよい。また、上
述の目的を考慮して、認証の必要がない利用者に対して
は認証を省略しても構わない。
ムによれば、ユーザはネットワークに接続された種々の
プリンタを柔軟に選択して印刷を実行することができ
る。この結果、ネットワークを介した印刷の利便性を向
上することができる。
サーバ10で系列ごとの個別の印刷サービスを構築しつ
つ、上位層サーバ2で統一的なインタフェースを提供す
ることができる。印刷時の操作、利用開始時の登録、カ
スタマイズなどの基本的な操作を統一することにより、
印刷仲介システムの利便性を向上することができる。上
位層サーバ2は、印刷仲介システムの利用者のハブとし
て機能するため、カスタマイズ機能、課金処理、認証処
理などを統合的に提供することができる。
ーバは、全て上位層サーバ2を介して関連づけられてい
る。ユーザにとっては、利用可能なコンテンツ、下位層
サーバ即ち出力先を、個別に登録する必要なく、容易に
拡大することができる。コンテンツプロバイダ、下位層
サーバの提供者にとっても、ユーザを自己の利用者とし
て容易に含めやすい利点がある。また、コンテンツプロ
バイダ、下位層サーバ間の関連を容易に構築することが
でき、両者間の固有のサービス提供等を柔軟に行うこと
が可能となる利点もある。
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
である。
る。
示す説明図である。
る。
を示す説明図である。
ートである。
明図である。
明図である。
である。
説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
トである。
す説明図である。
である。
図である。
説明図である。
ある。
明図である。
図である。
る。
ビス 11、11B…プリントプロバイダ 12…プリンタ 20…基本サービスブロック 22…基本ファンクションブロック 30…プリンティングサービス 40…ナビゲーションサービス 50…リレーションサービス 60…ディレクトリサービスブロック 70…認証サービスブロック 80…課金サービスブロック 201,202…セキュリティモジュール 210…標準機能部 212…データ変換部 214…ステータス管理部 216…ジョブコントロール部 218…ディレクトリサービス 220…アプリケーション部 251…セキュリティモジュール 252…論理プリンタ管理部 254…物理プリンタ管理部 256…データ変換部 301…ユーザ管理部 302…ユーザデータベース 303…コンテンツプロバイダ管理部 304…コンテンツプロバイダデータベース 305…下位層サーバ管理部(プリントプロバイダ管理
部) 306…下位層サーバデータベース(プリントプロバイ
ダデータベース) 307…インタフェース表示部 308…ジョブ制御部 309…認証部 310…課金処理部 311…広告データベース
Claims (13)
- 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のクライ
アントと複数の印刷装置の間を仲介して両者間の印刷を
実現する印刷仲介システムであって、 前記複数の印刷装置を管理下に置き、前記クライアント
からの指定に基づいて、印刷データを該管理下の印刷装
置に仲介する複数の下位層仲介部と、 該複数の下位層仲介部を管理下に置き、前記クライアン
トからの指定に基づいて、印刷データを該下位層仲介部
に仲介する上位層仲介部とを備える印刷仲介システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記上位層仲介部は、 前記クライアント、印刷データおよび印刷装置の少なく
とも一つとの関係で印刷条件を記憶する印刷条件データ
ベースと、 前記クライアントからの指定に基づいて、該印刷条件デ
ータベースを参照して、前記下位層仲介部への印刷デー
タの仲介を制御する仲介制御部とを備える印刷仲介シス
テム。 - 【請求項3】 請求項2記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記印刷条件は、前記クライアントおよび印刷データの
少なくとも一方との関係で特定される利用可能な印刷装
置であり、 前記仲介制御部は、該印刷条件に従って、仲介先となる
下位層仲介部を選択する印刷仲介システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記印刷条件は、印刷物の出力態様に関する条件であ
り、 前記仲介制御部は、前記印刷データと関連付けて該印刷
条件を仲介する印刷仲介システム。 - 【請求項5】 請求項2記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記上位層仲介部は、 前記クライアント、印刷データおよび印刷装置のいずれ
かの所有者による前記印刷条件データベースの登録を受
け付ける印刷条件カスタマイズ部を備える印刷仲介シス
テム。 - 【請求項6】 請求項1記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記上位層仲介部は、前記クライアントに対して、印刷
データおよび仲介先となる下位層仲介部に依存しない統
一フォーマットで、印刷条件を指定するためのインタフ
ェースを提供するインタフェース提供部を備える印刷仲
介システム。 - 【請求項7】 請求項6記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記インタフェース提供部は、 前記クライアントとの関係で前記インタフェースの表示
内容を記憶するインタフェースデータベースと、 該クライアントによる該インタフェースデータベースへ
の登録を受け付けるインタフェースカスタマイズ部と、 前記インタフェースデータベースを参照して、前記イン
タフェースの表示内容を制御する表示制御部とを備える
印刷仲介システム。 - 【請求項8】 請求項6記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記インタフェース提供部は、 印刷装置を選択するための選択条件を前記クライアント
から入力する入力部と、 該選択条件に適合した印刷装置を検索して、前記クライ
アントに提供する検索部とを備える印刷仲介システム。 - 【請求項9】 請求項1記載の印刷仲介システムであっ
て、 前記上位層仲介部は、 前記クライアントのユーザ、前記印刷データの提供者、
前記印刷装置の所有者の少なくとも一つを登録した利用
者データベースと、 印刷実行時に該利用者データベースを参照することによ
り、該印刷仲介システムの利用が許可された利用者間で
のみ前記仲介を実行する仲介制御部とを備える印刷仲介
システム。 - 【請求項10】 請求項1記載の印刷仲介システムであ
って、 前記クライアントと仲介システム間の通信は、所定の通
信業者を介して行われ、 前記上位層仲介部は、 前記仲介システムの提供者、印刷装置の所有者および前
記印刷データの提供者の少なくとも一人から前記クライ
アントのユーザへの課金に対し、前記通信業者、仲介シ
ステムの提供者、印刷装置の所有者および印刷データの
提供者の中から集金先を特定する課金処理データベース
と、 印刷時に発生した課金情報を、該課金処理データベース
に基づいて集金先の機関に送信する課金処理部とを備え
る印刷仲介システム。 - 【請求項11】 ネットワークに接続された複数のクラ
イアントと複数の印刷装置の間を仲介して両者間の印刷
を実現する印刷仲介サーバであって、 前記複数の印刷装置を管理下に置き、前記クライアント
からの指定に基づいて、印刷データを該管理下の印刷装
置に仲介する複数の下位層仲介サーバを管理する下位層
仲介サーバ管理部と、 前記クライアントからの指定に基づいて、印刷データを
該下位層仲介部に仲介する上位層仲介部とを備える印刷
仲介サーバ。 - 【請求項12】 ネットワークに接続された複数のクラ
イアントと複数の印刷装置の間を仲介して両者間の印刷
を実現する印刷仲介方法であって、(a) 前記クライ
アントから印刷データおよび印刷装置を特定する印刷要
求を入力する工程と、(b) 複数の印刷装置を管理下
に置き、該印刷装置への印刷データの仲介を行う複数の
下位層仲介部のいずれかを前記印刷要求に基づいて選択
する工程と、(c) 該選択された下位層仲介部を介し
て前記印刷装置に前記印刷データを送信する工程とを備
える印刷仲介方法。 - 【請求項13】 ネットワークに接続された複数のクラ
イアントと複数の印刷装置の間を仲介して両者間の印刷
を実現するためのプログラムをコンピュータ読みとり可
能に記録した記録媒体であって、 前記クライアントから印刷データおよび印刷装置を特定
する印刷要求を入力する機能と、 複数の印刷装置を管理下に置き、該印刷装置への印刷デ
ータの仲介を行う複数の下位層仲介部のいずれかを前記
印刷要求に基づいて選択する機能と、 該選択された下位層仲介部に前記印刷データを送信する
機能とを実現するプログラムを記録した記録媒体。
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