JP4205298B2 - ネットワーク上での印刷を仲介するシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されたクライアントと印刷装置との間を仲介して、両者間の印刷を実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータの出力装置として種々のプリンタが使用されている。プリンタはコンピュータと1対1に接続され(以下、「ローカル接続」と呼ぶ)、コンピュータからデータを受け取って印刷を行う。プリンタをLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)に接続し、同じLANに接続された複数のコンピュータで共有する態様も広まっている。
【0003】
さらに、IPP(Internet Printing Protocol)と呼ばれるプロトコルを用いることにより、インターネットに接続された任意のクライアント、印刷装置間で印刷することも可能となってきた。但し、出力先は、URI(Uniform Resource Indicator)が既知の印刷装置に限定される。
【0004】
上述したいずれの態様においても、従来、プリンタとコンピュータとの接続状態は、予め定まっているのが通常であった。換言すれば、従来、印刷はコンピュータの所有者ごとに決まった場所で行われるのが通常であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
近年では、ノート型のコンピュータや携帯電話などインターネットにアクセスする端末の携帯性が向上し、場所を選ばずに情報へのアクセスが可能となってきた。かかる傾向に基づき、場所を選ばずに、しかも携帯性の端末からも容易に印刷を行うことができる技術が望まれつつあった。例えば、情報を取得したら直ちに最寄りの印刷装置を利用して印刷を行うことができる技術が望まれつつあった。このように出力先をネットワーク上で自由に選択可能な印刷は、印刷装置の利便性を大きく向上するものであるため、携帯性の端末からの利用に限らずその実現が望まれていた。
【0006】
ネットワーク上で出力先を自由に選択可能とするためには、実用上種々の課題が存在する。例えば、ユーザが同じ文書を様々な場所で印刷したいと欲する場合がある。ビジネスで使用されるカタログ、申込書、見積書などの文書が相当する。これらの定型的な文書を印刷するために、常に文書データを持ち歩く必要があるとすれば、出力先を自由に選択可能な印刷環境の利便性を損ねてしまう。
【0007】
本発明は、これらの課題を解決し、ネットワークに接続されたクライアントと印刷装置との間で印刷内容、出力先の選択に関する自由度を高めた印刷を実現する技術を提供することを目的とする。特に、定型的な文書を印刷する際の利便性に優れる印刷環境を実現する技術を提供する目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、ネットワークに接続されたクライアントと印刷装置の間を仲介して両者間の印刷を実現する印刷仲介システムにおいて、印刷データ保持部、印刷要求入力部、保持データ送信部を備える構成とした。ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)の双方を利用できる。但し、本発明はインターネットのような広域ネットワークに適用する場合に有用性が高い。
【0009】
印刷データ保持部は、印刷データを、一部のユーザまたはクライアントのみに解放された所定の識別コードと対応付けて予め保持しておく。印刷要求の有無と無関係に保持される点でスプールファイルとは相違する。印刷データとは、印刷対象となる文書、コンテンツ等を表すデータである。印刷仲介システム以外のサーバ内に印刷データの本体が保存されている場合には、ネットワーク上でその所在を特定できる情報を印刷データとして保持してもよい。
【0010】
印刷要求入力部は、クライアントから、前記識別コードおよび出力先となる印刷装置を指定する出力先特定情報を含む印刷要求を入力する。 保持データ送信部は、印刷データ保持部において、識別コードに関連づけられている印刷データを、指定された印刷装置に、印刷装置が取り扱い可能な形式で送信する。
【0011】
印刷装置とは、印刷を実行するハードウェアとしてのプリンタとその動作を制御する制御装置、例えばコンピュータとを含むユニットである。一般にプリンタで印刷を行う際には、印刷データをプリンタドライバでプリンタ固有の制御信号(以下、ローデータと呼ぶ)に変換してプリンタに転送する必要がある。印刷装置とは、ローデータへの変換を行って、印刷データから印刷を実行できる単位を意味する。印刷装置が取り扱い可能な形式とは、ローデータへの変換を行うことが可能な形式という意味である。保持されている印刷データを印刷装置が扱える場合には、そのまま送信すればよい。印刷装置が扱うことができない印刷データが保持されている場合には、ファイル変換が必要となる。出力先として指定される印刷装置は多種に及ぶから、これらに汎用的なフォーマットへのファイル変換を施すことが望ましい。かかるフォーマットとしては、例えばPDF形式を用いることができる。その他、Postscript(登録商標)などのページ記述言語を用いることができる。
【0012】
本発明によれば、一部のユーザまたはクライアントにとって、頻繁に利用する文書を印刷データ保持部に保持させておけば、識別コードを入力するだけで印刷を行うことができる。ユーザは印刷データを印刷仲介システムに送信する必要なく、印刷を実行することができ、利便性を向上させることができる。
【0013】
一部のユーザまたはクライアントのみに解放された識別コードは、種々の態様で設定可能である。
第1の態様として、クライアントまたはそのユーザを一義的に特定可能に対応づける識別コードを用いるものとしてもよい。各クライアントまたはユーザに固有の識別コードを割り当てるものとしてもよい。例えば、ユーザについては印刷仲介システム利用時に使用するユーザIDを識別コードとして利用することができる。クライアントについては通信時に使用されるハードウェア固有の識別信号を識別コードとして用いるものとしてもよい。ユーザと関連付けられた識別コードを用いれば、例えば、各ユーザにとって利用頻度の高い印刷データを保持することができる。クライアントと関連付けられた識別コードを用いれば、ユーザを問わず特定のクライアントに一定の印刷データを供給することができる。例えば、店舗に設置されたクライアントと対応づけてその店舗にとって有利な広告データを保持しておき、ユーザを問わずこの広告を容易に印刷させることができる。
【0014】
第2の態様として、各印刷データを一義的に特定可能に対応付ける識別コードを用いるものとしてもよい。ユーザまたはクライアントとの関係なく、各印刷データと関連づけられた識別コードである。但し、一部のユーザまたはクライアントのみが知っている限定的なコードを用いる。各印刷データを一義的に特定可能な識別コードを用いることにより、印刷データを容易に特定することができ、利便性が向上する。また、印刷データの識別コードを知らせることにより、ユーザ間で印刷データの共有を容易に行うことができる。例えば、特定の会員、特定のWebページ閲覧者等への限定的な情報提供に利用することができる。
【0015】
上述の識別コードは、例えば、クライアントまたはユーザを特定可能な利用者コードと、該クライアントまたはユーザに関連づけられた文書を個別に特定可能な文書コードとを組み合わせて生成することができる。一例として、上位桁にユーザID、下位桁に文書番号を割り当てた識別コードが該当する。利用者コードを企業単位で与えれば、企業単位で印刷データを共有することもできる。ビジネスで利用されるカタログや申込書などを企業単位で共有することができ、利便性を向上することができる。
【0016】
識別コードは一部のユーザまたはクライアントにのみ解放されているものであればよく、第1または第2の態様のように、ユーザ等または印刷データを一義的に特定できるコードとする必要はない。例えば、ユーザとは別に企業その他の団体単位で与えられる識別コードと対応付けて印刷データを保持するものとしてもよい。
【0017】
一つの識別コードに複数の印刷データが対応づけられて保持されていても構わない。この場合には、印刷すべきコンテンツを特定するために、保持データ送信部に、保持データ表示部、印刷データ特定部を備えることが望ましい。保持データ表示部は、印刷要求に含まれる識別コードに対応付けて保持されている印刷データをクライアントに表示させる。印刷データ特定部は、印刷装置に送信される印刷データを特定する情報をクライアントから入力する。こうすれば、識別コードに対応づけられている印刷データの一覧をクライアントに表示し、その中から印刷すべきデータを選択させることができる。
【0018】
本発明においては、印刷データ保持部の内容をカスタマイズ機能を備えることが望ましい。かかる機能には、新たな印刷データを印刷データ保持部に追加登録する機能、不要になった印刷データを印刷データから削除する機能が含まれる。
【0019】
追加登録する機能は、追加要求入力部と、印刷データ追加部とを備えることにより実現される。追加要求入力部は、クライアントから追加要求を入力する。追加要求には、少なくとも識別コードおよび新たに保持すべき印刷データが含まれる。印刷データ追加部は、追加要求で指定された印刷データを、識別コードと対応付けて印刷データ保持部に追加する。追加要求を出したユーザが印刷データ保持部への追加権限を有しているか否かを認証する追加権限認証部を併せて備えることが更に望ましい。
【0020】
削除機能は、削除要求入力部と、印刷データ削除部とを備えることにより実現される。削除要求入力部は、クライアントから削除要求を入力する。削除要求には、少なくとも印刷データ保持部から削除すべき印刷データを特定する情報が含まれる。印刷データ削除部は、削除要求で指定された印刷データを、印刷データ保持部から削除する。削除要求を出したユーザが印刷データの削除権限を有しているか否かを認証する削除権限認証部を併せて備えることが更に望ましい。
【0021】
本発明において、印刷データは、保持データ送信部から印刷装置に直接的に送られるものとしてもよいし、間接的に送られるものとしてもよい。
【0022】
直接的に送られる態様とは、印刷装置が保持データ送信部に直接的に管理されている態様を意味する。種々のサーバを介してデータが転送されても構わない。この場合、保持データ送信部は、印刷装置の状態を監視する機能、印刷装置に仲介された印刷要求を制御する機能を備えることが望ましい。
【0023】
前者は、印刷装置の稼働状態を通信により取得し、印刷可能な状態にある印刷装置に対してのみ印刷要求を送信する機能である。この機能を備えることにより、ネットワーク上での印刷の信頼性を高めることができる。つまり、印刷不能な状態にある印刷装置に印刷要求を出力することによって、ユーザが印刷物を受け取ることができなくなるという不具合を抑制することができる。
【0024】
後者の機能は、印刷要求を出力に関するログを保持する機能、印刷要求の出力先の変更、印刷要求のキャンセル等を行う機能である。保持データ送信部が保持している印刷データを制御するのではなく、一旦印刷装置に仲介された印刷データを制御する点で、いわゆるスプーラの機能とは相違する。かかる機能により、出力先として指定された印刷装置の変更、印刷要求の取り消しなど、印刷実行時にユーザの要求に柔軟に応えることができる。
【0025】
間接的に送られる態様とは、複数の印刷装置を管理する下位層仲介部を備え、保持データ送信部は印刷要求で指定された印刷装置を管理する下位層仲介部に印刷データを送信する態様である。保持データ送信部は複数の下位層仲介部を管理している。本発明の印刷仲介システムを用いてビジネスとして印刷サービスを提供する場合には、ビジネス上の系列ごとに固有のサービスを提供したいという要求が生じる。かかる場合、系列ごとに下位層仲介部および印刷装置を設けることにより、固有のサービスを提供することができる。ユーザにとっての利便性が重要となる一部の機能については、下位層仲介部の上位に位置するシステムでビジネスの系列を離れて統一的に提供することができる。下位層仲介部と上位層のシステムは、同一のサーバ内に構成してもよいし、別のサーバに構成しても構わない。このように層別化されたシステム構成を用いる場合には、先に説明したファイル変換機能を下位層仲介部に備えるものとしてもよい。
【0026】
本発明は、上述した印刷仲介システムの他、印刷仲介方法、印刷仲介方法を実現するプログラムまたはこれと同視し得る種々の信号、該プログラムを記録した記録媒体など種々の態様で構成可能である。ここで、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、実施例に基づき次に示す項目に分けて説明する。
A.システム構成:
A1.ネットワークとの接続概要:
A2.下位層サーバの機能ブロック:
A3.下位層サーバの機能ブロック(変形例):
A4.上位層サーバの機能ブロック:
B.印刷仲介例−保持コンテンツの印刷:
C.保持コンテンツの管理:
C1.コンテンツの追加:
C2.コンテンツの削除:
【0028】
A.システム構成:
A1.ネットワークとの接続概要:
図1は印刷仲介システムの構成を模式的に示す説明図である。インターネットINTを介し、出力先を柔軟に選択して印刷を行うシステムである。印刷仲介システムは、後述する通り、上位層サーバ2、下位層サーバ10で構成されている。インターネットINTには、Webページなどのコンテンツを提供するコンテンツプロバイダ3、クライアント1および印刷仲介システム、および出力先となるプリントプロバイダ11等が接続されている。
【0029】
プリントプロバイダ11とは、インターネットINTからデータを受け取って印刷を実行するユニットを意味する。本実施例では、インターネットINTに接続されたコンピュータと、そのコンピュータにローカルに接続されたプリンタ12とから構成されるものとした。インターネットINTにプリンタ12を直接接続可能であれば、プリンタがプリントプロバイダとして機能する。インターネットINTには、こうしたプリントプロバイダが多数接続されている。プリントプロバイダ11は、例えば、一般者にインターネットINTを介した印刷サービスを提供するビジネスの一環として、特定の店舗、ホテル、駅その他の公共的な施設などに設置することができる。その他、個人所有または法人所有のプリンタおよびコンピュータをインターネットINTに接続し、プリントプロバイダ11として活用することも可能である。
【0030】
クライアント1は、本実施例では、インターネットINTへのアクセス機能を有する携帯電話を用いる。クライアント1とインターネットINTとの通信は、実施例では、特定の回線業者、即ちキャリア4によって提供される。なお、ここでは携帯電話をクライアント1とする場合を例示したが、いわゆるパーソナルコンピュータなど、インターネットINTにアクセス可能な種々の機器を、クライアントとして利用可能である。
【0031】
印刷仲介システムは、2段階のサーバによって構成される。一つは上位層サーバ2であり、もう一つは下位層サーバ10である。下位層サーバ10は、プリントプロバイダ11を管理し、プリントプロバイダ11に印刷ジョブを仲介する機能を果たすサーバである。下位層サーバ10とその管理下にあるプリントプロバイダで、一つの印刷サービスPS1が構築される。先に説明した通り、プリントプロバイダ11が、ビジネスとして店舗に設置される場合、印刷サービスPS1,PS2…は、ビジネスの系列ごとに複数構築される。
【0032】
上位層サーバ2は、こうして構築された複数の印刷サービスPS1,PS2を統合管理するサーバである。上位層サーバ2は、クライアント1等とのインタフェースなど、ビジネスの系列に依らずに統一的に提供されることが好ましい部分の機能を提供する。上位層サーバ2は、クライアント1から印刷ジョブを受け取ると、指定に従って、いずれかの印刷サービスの下位層サーバ10を選択して、印刷ジョブを仲介する。仲介された印刷ジョブは、下位層サーバ10が、自己の管理下にあるいずれかのプリントプロバイダ11を選択し、仲介する。プリントプロバイダ11は、自己に接続されたプリンタ12を用いて、受け取った印刷ジョブを実行する。このように本実施例では、印刷ジョブは、上位層サーバ2、下位層サーバ10、プリントプロバイダ11を経て、実行される。
【0033】
なお、本実施例では、機能把握の容易のため、上位層サーバ2と下位層サーバ10とを別のハードウェアで構成する場合を例示したが、両者の機能を単一のサーバで提供する態様を採ることも可能である。この場合、上位層サーバ2は、上位層に位置する機能モジュール、下位層サーバ10は、下位層に位置する機能モジュールとして、システム構成すればよい。逆に、上位層サーバ2,下位層サーバ10の機能を単一のサーバでなく、複数のサーバの分散処理システムで構築しても構わない。
【0034】
ネットワークは、インターネットINTに限らず、LANやいわゆるパソコン通信などの比較的限定的なネットワークにもそのまま適用可能である。かかる観点から、以下の説明では、インターネット、LANなどを全て「ネットワーク」と総称するものとする。
【0035】
A2.下位層サーバの機能ブロック:
図2は下位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。各機能ブロックは、下位層サーバ10内でソフトウェア的に構築されている。図2には、プリントプロバイダ11の機能ブロックも併せて示した。
【0036】
プリントプロバイダ11は、論理プリンタ管理部252,物理プリンタ管理部254、データ変換部256およびセキュリティモジュール251から構成される。論理プリンタ管理部252は、印刷ジョブを扱う単位としてのプリンタを管理する機能を奏する。プリントプロバイダ11には、複数のプリンタ12が接続される場合もある。例えば、2台のプリンタが接続され、これらを用いて分散印刷する場合には、この2台のプリンタをまとめて一つの論理プリンタとして扱う。
【0037】
物理プリンタ管理部254は、各プリンタの動作状態、例えばトナー、用紙の残量などを管理する機能を奏する。物理プリンタ管理部254は、論理プリンタの構成に関わらず、機械としてのプリンタごとに設けられる。
【0038】
データ変換部256は、いわゆるプリンタドライバとしての機能に相当する。下位層サーバ10から受け取ったデータを制御対象となるプリンタ固有の制御データ、即ち各ピクセルへのドットのオン・オフ等を表すデータ(以下、「ローデータ」と呼ぶ)に変換する。セキュリティモジュール251は、プリントプロバイダ11への不正アクセスを回避するためのデータの暗号化、送受信の認証などの機能を奏する。
【0039】
下位層サーバ10は、大きく標準機能部210,アプリケーション部220、セキュリティモジュール201から構成される。標準機能部210は、下位層サーバ10を介した印刷を実現する主機能を提供する。標準機能部210には、データ変換部212,ステータス管理部214,ジョブコントロール部216、ディレクトリサービス218、API(Application Programming Interface)211,セキュリティモジュール202を有している。セキュリティモジュール201,202の機能は、プリントプロバイダ11のセキュリティモジュール251と同じである。
【0040】
データ変換部212は、上位層サーバ2から受信した印刷データをプリンタの機種に依存しない汎用のフォーマットに変換する機能を奏する。本実施例では、PDFを用いるものとした。汎用フォーマットは、PDFに限定されず、出力先となる全プリンタで扱い得るいかなるフォーマットを利用してもよい。複数種類の汎用フォーマットを併用してもよい。但し、PDFには、文書のページレイアウトが維持しやすいという利点、いかなる文書であってもPDFには変更可能であるという利点がある。
【0041】
ステータス管理部214は、プリンタ12の動作状態を監視する機能を奏する。動作状態とは、インクまたはトナーの残量、印刷用紙の残量など印刷の実行に関わる各プリンタの状態をいう。管理対象は、物理プリンタである。ステータス管理部214は、物理プリンタ管理部254との通信によりこれらの管理を行う。
【0042】
ジョブコントロール部216は、プリントプロバイダ11に出力した印刷ジョブを管理する機能を奏する。出力先となるプリンタはネットワーク上から任意に指定可能である。ジョブコントロール部216は、この指定に従って、それぞれの出力先に印刷ジョブを送信するとともに、その履歴を管理する。印刷途中で印刷ジョブの中止、印刷モードの変更などの指示が出された場合に、その指示に対応したジョブを送信したプリンタを特定し、該プリンタに指示を出力する機能を奏する。印刷ジョブの実行を制御する点でいわゆるスプーラの機能と共通するが、蓄積中の印刷データを制御するのではなく、送信済みの印刷データも併せて制御する点でスプーラと相違する。
【0043】
ディレクトリサービス218は、下位層サーバ10を利用可能なユーザ、出力可能なプリンタを特定する情報を管理する機能を奏する。ユーザに関する情報には、ユーザ固有に与えられた識別番号、利用パスワードなどが含まれる。プリンタに関する情報には、プリンタとの通信に要する情報が含まれる。例えば、URIまたはIPアドレスなどネットワーク上でプリンタを特定する情報が含まれる。また、専用線、ダイヤルアップ接続など、プリンタとネットワークの接続方法に関する情報も含まれる。なお、後述する通り、上位層サーバ2も、ユーザ情報の管理機能を提供するため、ディレクトリサービス218は、これらと重複しない範囲で上述の情報管理を行う。
【0044】
アプリケーション部220は、ユーザの利便性を向上する種々の機能を提供するための機能ブロックである。例えば、複数の印刷データを適宜、一つのページ内にレイアウトして印刷したり、余白に出典情報などの付加的な情報を挿入したりという付加的な機能を提供する。付加的な機能としては、その他、印刷要求を保持して、所定の時間に印刷を実行する機能が考えられる。出力先として指定されたプリントプロバイダ11が印刷不能な状態にあるときは、印刷ジョブを保持し、復旧後に再印刷する機能を提供するものとしてもよい。アプリケーション部220は、印刷サービスごとに構築することができ、ビジネス上は、各系列ごとに固有のサービスを提供する機能を奏する。
【0045】
API(Application Programming Interface)211は、アプリケーション部220と標準機能部210とを仲介するインタフェースである。個別的に用意されるアプリケーション部220のデータを所定の形式で標準機能部210に受け渡す役割を奏する。API211を介在させることにより、標準機能部210に共通のモジュールを適用しつつ、仲介システムごとに多彩なアプリケーション部220を用意することができる。
【0046】
なお、標準機能部210の機能については、全ての印刷サービスでほぼ統一的に用いられる機能ブロックである。従って、下位層サーバ10ではなく、さらに統合的な機能を果たす上位層サーバ2に設けることも可能である。特に、データ変換部212は、プリントプロバイダ11との通信に無関係な機能であるため、上位層サーバ2を含め、柔軟に設置することが可能である。
【0047】
A3.下位層サーバの機能ブロック(変形例):
下位層サーバの機能ブロックは、図2に示した構成に限られない。図3は変形例としての下位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。
【0048】
変形例の仲介システム10Aは、基本ファンクションブロック22、基本サービスブロック20、プリンティングサービス30、リレーションサービス50、ナビゲーションサービス40、ディレクトリサービスブロック60、認証サービスブロック70、課金サービスブロック80の各機能ブロックが設けられている。図中の「S」はセキュリティシステムを示す。プリンティング・サイト・コントロール・サービス11Aは、図1に示すプリントプロバイダ11に相当する。
【0049】
基本ファンクションブロック22およびディレクトリサービスブロック60、認証サービスブロック70は、図2中の標準機能部210に相当する。基本ファンクションブロック22は、データ変換、ステータス管理、ジョブコントロールの各機能を提供するモジュールから構成される。認証サービスブロック70は、各プリンタへのアクセス権の有無を判定する機能を奏する。
【0050】
基本サービスブロック20、プリンティングサービス30、リレーションサービス50、ナビゲーションサービス40は、図2におけるアプリケーション部220に相当する。図示を省略するが、基本サービスブロック20には、レジストレーションサービス、ベーシック・プリンティングサービス、ステータスサービスの3つの細部機能ブロックが用意されており、これらの細部機能ブロックによって上述の機能を実現する。
【0051】
レジストレーションサービスと称する機能ブロックは、主として仲介システムを利用した印刷に関与するプリンタ12、コンテンツサービス3の登録、管理をする。
【0052】
ベーシック・プリンティングサービスは、実際に印刷を実行する際のインタフェースに相当する機能を果たす部分である。基本ファンクションブロック22のデータ変換、ステータス管理、ジョブコントロールの各モジュールを制御して印刷を実行する機能を奏する。
【0053】
ステータス・サービスは、出力先となるプリンタ12について、保守管理をするためのステータス情報を取得・管理する。例えば、プリンタ12のトナーや印刷用紙などの消耗品に関する情報、ドラムなどの交換部品の更新に関する情報を取得・管理し、必要に応じて出力する。
【0054】
プリンティング・サービス・ブロック30は、アプリケーション部220の一機能に相当し、付加価値の高い印刷を提供する機能を奏する。リレーションサービス50も、アプリケーション部220の一機能に相当し、仲介システムを経由して行われる印刷状況を取得、記録し、活用可能な統計データを提供する機能を奏する。こうして得られた統計データを活用すれば、例えば、プリンタごとの稼働率の違いを把握することができ、プリンタの保守管理に活用することができる。ナビゲーションサービスブロック40は、仲介システムにおけるヘルプ機能に相当する。
【0055】
変形例の構成においても、後述する上位層サーバ2で提供される機能に応じて、適宜必要な範囲で設ければよい。
【0056】
A4.上位層サーバの機能ブロック:
図4は上位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。上位層サーバ2は、印刷を行うユーザ、印刷対象となるコンテンツを提供するコンテンツプロバイダ、出力先となる下位層サーバを統合的に管理する機能を奏する。つまり、これら多数の利用者との情報授受を統合するハブとしての機能を提供する。かかる機能を実現するため、上位層サーバ2には、以下に示す種々の機能ブロックが備えられている。
【0057】
ユーザを管理するための機能ブロックとして、ユーザ管理部301が備えられている。ユーザに関する種々の情報は、ユーザデータベース302に記憶される。ユーザ管理部301は、このユーザデータベース302へのデータの登録を行うとともに、このデータベース302を参照して、ユーザに応じたカスタマイズ機能などを提供する。
【0058】
ユーザデータベース302には、その一部としてコンテンツ保持部311が備えられている。コンテンツ保持部311は、各ユーザが印刷対象となるコンテンツを自由に登録しておくメモリ領域である。コンテンツ保持部311には、ユーザを特定する情報、本実施例ではユーザIDと関連づけて各コンテンツが記憶されている。コンテンツは、ユーザ自身が作成した文書ファイル、コンテンツプロバイダからダウンロードしたデータ、URL(Uniform Resource Locator)などインターネット上でコンテンツの所在を示す情報の形式で保存される。
【0059】
なお、携帯電話をクライアント1として利用する場合、ユーザとクライアント1とは一義的に関連付けられていることが多い。かかる場合には、ユーザ管理部301は、ユーザ情報とともに、ハードウェアとしてのクライアント1に関する情報の管理も行う。
【0060】
コンテンツプロバイダを管理するための機能ブロックとして、コンテンツプロバイダ管理部303が備えられている。インターネットINTには無数のコンテンツプロバイダが存在し、これらの全てに印刷仲介システムの利用を解放することも技術上、可能ではある。但し、印刷されるコンテンツの著作権保護の観点、印刷時のトラブル対処の観点、印刷仲介システムを提供する業者の収益源の観点等から、印刷対象は特定のコンテンツプロバイダに制限することが現実的である。印刷仲介システムで利用可能なコンテンツプロバイダに関する種々の情報は、コンテンツプロバイダデータベース304に記憶される。コンテンツプロバイダ管理部303は、このコンテンツプロバイダデータベース304へのデータの登録を行うとともに、このデータベース304を参照して、カスタマイズ機能などを提供する。
【0061】
下位層サーバ10を管理するための機能ブロックとして、下位層サーバ管理部305が備えられている。下位層サーバ10に関する種々の情報は、下位層サーバデータベース306に記憶される。下位層サーバ管理部305は、この下位層サーバデータベース306へのデータの登録を行うとともに、このデータベース306を参照して、カスタマイズ機能などを提供する。なお、下位層サーバ管理部305は、下位層サーバ10と併せてその管理下にあるプリントプロバイダ11も管理するものとしてもよい。
【0062】
上位層サーバ2には、その他の機能ブロックとして、インタフェース表示部307,ジョブ制御部308,認証部309,課金処理部310が備えられている。
【0063】
インタフェース表示部307は、印刷仲介システムの利用者に対し、種々のインタフェースを提供する機能を奏する。例えば、印刷を実行する際に、ユーザが印刷先、印刷設定を行うためのインタフェースをクライアント1に表示させる。ユーザ、コンテンツプロバイダ3、下位層サーバ10およびプリントプロバイダ11が最初に利用登録を行うためのインタフェースも提供する。これらの利用者が適宜カスタマイズを行う際のインタフェースも提供する。コンテンツ保持部311へのコンテンツの登録、不要なコンテンツの削除のためのインタフェースも提供する。その他、付加的な印刷サービスに使用される種々のインタフェースを提供するものとできる。
【0064】
ジョブ制御部308は、上位層サーバ2と下位層サーバ10との間で、印刷の実行に関する情報の授受を制御する。例えば、ユーザから指定されたプリントプロバイダ11を管理する下位層サーバ10を選択し、印刷ジョブを確実に送信する機能を提供する。印刷ジョブとともに、印刷条件に関する情報を送信するものとしてもよい。また、必要に応じて印刷データに広告を付加したり、レイアウトの変更を行うなど、付加的な機能を提供するものとしてもよい。
【0065】
認証部309は、印刷仲介システムの利用者間の認証機能を提供する。ネットワークを介した印刷では、情報、ハードウェアの不正使用を回避する重要性が非常に高い。認証部309は、印刷実行時に適宜、利用者の認証を行い、不正使用を防止する機能を提供する。また、コンテンツ保持部311に対するコンテンツの登録、削除操作を行う際に、これらの権限を有するユーザによる操作か否かの認証も行う。認証部309は、ユーザデータベース302,コンテンツプロバイダデータベース304、下位層サーバデータベース306に登録されている情報を参照して、これらの認証を行う。認証部309は、印刷仲介システム外に設けられた一般の認証機能を活用して、利用者の認証を行うものとしてもよい。内容に応じて、外部の認証機能と、認証部309自体が行う認証とを使い分けるものとしてもよい。
【0066】
課金処理部310は、印刷実行時の課金処理を制御する機能を奏する。印刷実行時には、印刷用紙、インクなど主としてプリンタの消耗品に関連する費用が発生する。また、有料コンテンツの印刷時には、コンテンツ料、即ち情報に対する課金が発生する場合もある。課金処理部310は、上位層サーバ2が利用者間のハブとして機能する利点を活かし、各所で発生する課金を統合的に処理する機能を奏する。例えば、課金情報を集約し、一括して処理を行う機能を提供することができる。
【0067】
本実施例では、上位層サーバ2に上述の各機能ブロックを設ける場合を例示した。但し、これらの機能ブロックの全てが常に必要になるものではない。例えば、印刷仲介システムをLANなどの比較的制限されたネットワーク上で稼働するシステムとして構築する場合には、認証部309、課金処理部310を省略することも可能である。図4に例示した機能ブロックは、印刷仲介システムを実現する環境を考慮して、適宜、取捨選択して構築可能である。
【0068】
B.印刷仲介例−保持コンテンツの印刷:
印刷仲介システムを利用した印刷例を通じて、各サーバの機能を説明する。図5は保持コンテンツ印刷時のサーバ間での情報授受態様を示す説明図である。図6は印刷時の処理概要を示す説明図である。図7は印刷時のインタフェース例を示す説明図である。これらの図を参照して、各サーバの機能について説明する。
【0069】
最初に、ユーザはクライアント1を操作して、印刷仲介システムが提供するWebページにアクセスし、自己のユーザIDおよびパスワードを送信する(図6中のst10)。上位層サーバ2は、送信されたユーザIDに対応したコンテンツ保持部311を参照し、保持されているコンテンツのリストをクライアント1の表示部DISPに表示する(図6中のst20)。図7の左側にリストの表示画面例を示した。ユーザによって頻繁に使用するコンテンツとして、「カタログ、申込書、説明書、地図」の4種類の文書が登録されている場合を例示した。リスト表示に先立って、保持されているコンテンツの印刷を行うか、その他のコンテンツを指定するかを選択するメニュー画面を表示してもよい。
【0070】
ユーザはこの中から印刷したいコンテンツを選択する(図6中のst30)。図7では、「申込書」を選択した場合を例示した。ユーザごとに1種類のコンテンツだけが保持されている場合には、コンテンツのリスト表示やコンテンツの選択を省略してもよい。
【0071】
次に、上位層サーバ2は印刷先および印刷条件を指定するためのインタフェースを表示する(図6中のst40)。図7の中央には印刷先を指定するためのインタフェース例を示した。印刷先の指定では、ユーザが利用可能なプリントプロバイダ11がリストアップされる。出力先のリストは、段階的に表示するものとしてもよい。例えば、図7に例示する「○○ストア」を選択すると、その系列の各店舗がリストアップされるという態様を採ることができる。最初の階層では、下位層サーバ10を選択させるものとしてもよい。
【0072】
図7の右側には印刷条件を指定するためのインタフェース例を示した。印刷設定としては、印刷用紙のサイズ、レイアウト、解像度などの項目が挙げられる。「印刷用紙」メニューを選択すると、A4サイズ、B5サイズなど印刷用紙の詳細設定を行うことができる。「レイアウト」メニューを選択すると、1ページ/枚、2ページ/枚などレイアウトに関する詳細設定を行うことができる。その他のメニューも同様である。印刷設定は、これらに限らず、利便性を考慮して種々の項目を設けることができる。
【0073】
コンテンツ保持部311にコンテンツと併せて印刷用紙サイズ、レイアウトなどの印刷設定情報も記憶しておいてもよい。かかる場合には、印刷条件の指定を省略することができる。
【0074】
ユーザがこれらのインタフェースを利用して印刷先、印刷条件の設定を行うとその情報は、上位層サーバ2に送信される(図6のst50)。上位層サーバ2はジョブ制御部308が、これらの情報に基づいてコンテンツ保持部311から指定されたコンテンツを取得し、指定された下位層サーバ10にジョブを転送する(図6のst50)。ユーザが印刷先として指定したプリントプロバイダを管理する下位層サーバ10が、ジョブの送信先として選択される。コンテンツ保持部311にコンテンツ自体が保持されている場合には、ジョブ制御部308は、そのデータ自体を下位層サーバ10に転送する。コンテンツ保持部311にURLなどコンテンツの所在が保持されている場合には、ジョブ制御部308は、指定されたコンテンツプロバイダにアクセスし、コンテンツを取得して下位層サーバ10に転送する。
【0075】
コンテンツ保持部311に保持されているコンテンツ以外を印刷する場合には、ジョブ制御部308は、クライアント1から送信されたコンテンツを下位層サーバ10に転送する。クライアント1からURLによってコンテンツの所在を指定された場合には、指定されたコンテンツプロバイダにアクセスし、コンテンツを取得して下位層サーバ10に転送する。コンテンツ保持部311に保持されているコンテンツの印刷と、その他の印刷とは、コンテンツを指定する際のインタフェース、ジョブ制御部308がコンテンツを取得する方法が異なるのみであり、その他の手順は同じである。
【0076】
印刷ジョブを受け取った下位層サーバ10は、プリントプロバイダ11を選択し、ジョブの転送を行う(図6のst70)。ユーザが印刷先として指定したプリントプロバイダが送信先として選択される。この際、印刷データは、下位層サーバ10で汎用フォーマットであるPDFに変換されて転送される。プリントプロバイダ11が転送されたジョブを実行することにより、印刷が完了する。なお、この下位層サーバ10からプリントプロバイダ11への転送に先立って、クライアント1に対し、印刷先、印刷条件の確認表示を行うものとしてもよい(図6中のst60)。また、印刷完了後に、印刷結果のレポートをプリントプロバイダ11から上位層サーバ2に送信するものとしてもよい(図6中のst80)。このレポートにより、上位層サーバ2は、印刷が正常に完了したことを検知し、課金処理などの後処理を行うことが可能となる。
【0077】
C.保持コンテンツの管理:
上位層サーバ2には、コンテンツ保持部311に保持されるコンテンツをユーザが管理するための機能を備えている。かかる機能としては、コンテンツ保持部311に新たなコンテンツを追加する機能、コンテンツ保持部311から不要になったコンテンツを削除する機能が含まれる。
【0078】
C1.コンテンツの追加:
図8はコンテンツ追加時のクライアント1と上位層サーバ2の情報授受を示す説明図である。図9はコンテンツ追加時の処理内容を示す説明図である。これらを参照して、コンテンツの追加処理について説明する。
【0079】
ユーザはクライアント1から印刷仲介システムが提供するWebページにアクセスし、コンテンツ追加のメニューを選択する。そして、ユーザID、パスワードおよび追加すべきコンテンツを上位層サーバ2に送信する(図9のst110)。コンテンツプロバイダ3から提供されるコンテンツについては、その所在を示すURLを送信するものとしてもよい。
【0080】
上位層サーバ2では、ユーザ管理部301がこれらの情報を受け、コンテンツ追加のための処理を行う。ユーザIDおよびパスワードは認証部309に受け渡され、コンテンツの追加権限を有するユーザによる操作か否かの認証を行う(図9のst112)。印刷時のパスワードと追加時のパスワードとを変更することにより、特定のユーザIDに対応した保持コンテンツの利用者と管理者を区分することが可能となる。
【0081】
コンテンツの追加権限を有するユーザによる操作であることが確認されると、ユーザ管理部301は、クライアント1から受信したコンテンツを、コンテンツ保持部311のユーザIDに対応した領域に格納する(図9のst114)。クライアント1からURLが指定された場合には、URLのままで保持するものとしてもよいし、指定されたコンテンツプロバイダからコンテンツを取得して、それを保持するものとしてもよい(図9のst116,st118)。以上の処理によって、ユーザは新たなコンテンツを追加することができる。
【0082】
C2.コンテンツの削除:
図10はコンテンツ削除時の処理内容を示す説明図である。関連する機能部はコンテンツ追加時(図8)と同様である。コンテンツ追加時には、クライアント1から上位層サーバ2に対してコンテンツが送信されたのに対し、削除時には削除対象となるコンテンツの指定が行われる点で相違する。
【0083】
ユーザはクライアント1から印刷仲介システムが提供するWebページにアクセスし、コンテンツ削除のメニューを選択する。そして、ユーザID、パスワードを上位層サーバ2に送信する(図10のst120)。
【0084】
上位層サーバ2では、ユーザ管理部301がこれらの情報を受け、コンテンツ削除のための処理を行う。ユーザIDおよびパスワードは認証部309に受け渡され、コンテンツの削除権限を有するユーザによる操作か否かの認証を行う(図9のst122)。
【0085】
コンテンツの削除権限を有するユーザによる操作であることが確認されると、ユーザ管理部301は、現時点で保持されているコンテンツのリストを表示する(図9のst124)。クライアント1は削除すべきコンテンツを指定する(図9のst126)。指定時には、図7と同様のインタフェースを利用できる。ユーザ管理部301は、指定されたコンテンツを、コンテンツ保持部311から削除する(図9のst128)。以上の処理によって、ユーザは不要なコンテンツを削除することができる。
【0086】
以上で説明した本実施例の印刷仲介システムによれば、ユーザはネットワークを介して自由に印刷先を指定して印刷を行うことができる。この際、ユーザが頻繁に印刷するコンテンツを上位層サーバ2に保管しておくことにより、印刷時に毎回印刷データを転送する必要性を省くことができる。ユーザ自らが印刷データを所持、管理することなく印刷できるため、利便性の高い印刷環境を実現することができる。
【0087】
D.変形例:
実施例では、ユーザIDと関連付けてコンテンツを保持する場合を例示した。コンテンツの保持は、ユーザIDと分離して管理することも可能である。図11は変形例としての上位層サーバ2Aの機能ブロックを示す説明図である。コンテンツ管理部312、コンテンツ保持部311Aがユーザ管理部301、ユーザデータベース302と別に用意されている点で実施例の構成と相違する。その他の構成は実施例と同じである。
【0088】
コンテンツ管理部312は、コンテンツ保持部311Aの管理に関し、実施例におけるユーザ管理部301と同等の機能を奏する。但し、ユーザIDと別の識別コードを用いてコンテンツの管理を行う点でユーザ管理部301と相違する。コンテンツ管理部312は、識別コード、利用可能ユーザ、削除可能ユーザ、コンテンツを関連付けて保持する。追加可能ユーザについては、ユーザ管理部301でユーザごとにコンテンツ保持部311Aへの追加権限の有無という形で管理される。識別コードは種々の態様で設定可能であるが、ここではコンテンツと1対1に対応する固有のコードが設定されている場合を例にとって説明する。
【0089】
コンテンツ保持部311Aに保持されたコンテンツを印刷する際の手順は実施例とほぼ同じである(図5〜図7参照)。但し、識別コードとコンテンツが一義的に対応しているため、ユーザは識別コードを入力することにより、印刷するコンテンツを特定することができる。従って、図6中のコンテンツリスト表示(st20)は省略され、コンテンツ選択(st30)において識別コードを入力することになる。
【0090】
コンテンツを新たに登録する際の手順も実施例とほぼ同じである(図8,図9参照)。実施例では、ユーザIDとコンテンツを関連付けて保持したが、変形例では識別コードと関連付けて保持する点で相違する。識別コードはコンテンツと一義的に対応させるため、識別コードは上位層サーバ2が生成する。この識別コードは、コンテンツの保持が完了した時点でクライアント1に通知される。登録時には、コンテンツと併せて、利用可能なユーザ、削除可能なユーザの登録も行う。
【0091】
かかる識別コードの生成は、種々の方法を採りうる。識別コードとしてコンテンツごとの連番を用いても良い。コンテンツ保持部311Aは、識別コードと併せてコンテンツの利用可能者のユーザIDも管理するため、不正なアクセスは回避することができる。ユーザIDとの組み合わせで識別コードを生成してもよい。例えば、識別コードを、上位桁がユーザID、下位の数桁がコンテンツ番号という形式で生成することができる。この形式は、ユーザにとって識別コードを管理しやすいため、利便性が向上する利点がある。
【0092】
コンテンツを削除する際の手順も実施例とほぼ同じである(図10)。印刷時と同様、コンテンツリストの表示(st124)は省略可能であり、識別コードで削除するコンテンツを直接指定すればよい。
【0093】
変形例の構成によれば、コンテンツを一義的に特定可能な識別コードを用いることにより、印刷時のコンテンツ指定の容易化を図ることができる。また、ユーザIDと切り離して識別コードが管理されているため、複数のユーザで保持コンテンツを共有することもできる。利用可能ユーザに複数人を登録しておき、この利用者間でコンテンツの識別コードを通知し合うことにより、コンテンツの共有が可能となる。例えば、特定の利用者に提供されるニュース、会誌を共有コンテンツとすれば、各利用者が必要に応じてこれらの情報を印刷させることが可能となる。また、社内で統一的に使用すべきカタログ、申込書などを共有コンテンツとし、社員にその識別コードを通知してもよい。
【0094】
識別コードには、複数のコンテンツを関連付けるものとしてもよい。例えば、各ユーザに提供されるユーザIDとは別に、会社その他の団体にコンテンツ保持用の識別コードを与えるものとしてもよい。この識別コードと関連づけてコンテンツを保持することにより、団体ごとにコンテンツを容易に共有することができる。印刷時には、図6に示した手順において、ユーザIDと併せて、またはユーザIDに代えて団体の識別コードを入力することにより、団体の共有コンテンツをリスト表示することができる。コンテンツの追加、削除時も同様である。
【0095】
このように変形例の構成によれば、識別コードの定義次第で、保持されるコンテンツの管理を柔軟に行うことができ、利便性を更に向上させることが可能である。
【0096】
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフトウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものとしてもよい。
【0097】
実施例では、ユーザとの関係でコンテンツを管理する場合を例示したが、クライアントとの関係でコンテンツを管理してもよい。例えば、MACアドレスなど、ネットワークを介した通信時にクライアントを特定する固有の情報と関連付けてコンテンツを管理するものとしてもよい。
【0098】
実施例では、上位層サーバ2と下位層サーバ10とを介して印刷を仲介するシステムを例示した。上位層サーバ2を省略して、下位層サーバのみで印刷を仲介するシステムに適用してもよい。この場合には、下位層サーバ10ごとに、コンテンツ保持部とユーザ管理部またはコンテンツ管理部を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷仲介システムの構成を模式的に示す説明図である。
【図2】下位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。
【図3】変形例としての下位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。
【図4】上位層サーバの機能ブロックを示す説明図である。
【図5】保持コンテンツ印刷時のサーバ間での情報授受態様を示す説明図である。
【図6】印刷時の処理概要を示す説明図である。
【図7】印刷時のインタフェース例を示す説明図である。
【図8】コンテンツ追加時のクライアント1と上位層サーバ2の情報授受を示す説明図である。
【図9】コンテンツ追加時の処理内容を示す説明図である。
【図10】コンテンツ削除時の処理内容を示す説明図である。
【図11】変形例としての上位層サーバ2Aの機能ブロックを示す説明図である。
【符号の説明】
1…クライアント
2,2A…上位層サーバ
3…コンテンツプロバイダ
4…キャリア
10…下位層サーバ
11…プリントプロバイダ
11A…プリンティング・サイト・コントロール・サービス
12…プリンタ
20…基本サービスブロック
22…基本ファンクションブロック
30…プリンティングサービス
40…ナビゲーションサービス
50…リレーションサービス
60…ディレクトリサービスブロック
70…認証サービスブロック
80…課金サービスブロック
201,202…セキュリティモジュール
210…標準機能部
211…API
212…データ変換部
214…ステータス管理部
216…ジョブコントロール部
218…ディレクトリサービス
220…アプリケーション部
251…セキュリティモジュール
252…論理プリンタ管理部
254…物理プリンタ管理部
256…データ変換部
301…ユーザ管理部
302…ユーザデータベース
303…コンテンツプロバイダ管理部
304…コンテンツプロバイダデータベース
305…下位層サーバ管理部
306…下位層サーバデータベース
307…インタフェース表示部
308…ジョブ制御部
309…認証部
310…課金処理部
311,311A…コンテンツ保持部
312…コンテンツ管理部

Claims (8)

  1. クライアントと印刷装置と両者の間を仲介する仲介サーバとをネットワークに接続してなり、該ネットワークを介した印刷を実現する印刷仲介システムであって、
    前記仲介サーバは、
    前記印刷装置側とのやり取りを管理する下位層サーバと、該下位層サーバの上位に設けられて該下位層サーバとの間の情報のやり取りを管理する上位層サーバとを備え、
    前記下位層サーバは、
    印刷しようとする印刷データに対して出力先となりえる印刷装置のリストを生成するリスト生成部と、
    印刷しようとする印刷データを、印刷先として指定された印刷装置が処理可能なフォーマットに変換すると共に、該指定された印刷装置に送信する保持データ送信部と
    を備え、
    前記上位層サーバは、
    印刷しようとするコンテンツを、一部のユーザまたはクライアントのみに解放された所定の識別コードと対応付けて、印刷要求の有無と無関係に保持するコンテンツ保持部と、
    前記クライアントまたは前記ユーザの前記識別コードが入力されたとき、該入力された識別コードに対応づけて前記コンテンツ保持部に保持されているコンテンツのリストを、該コンテンツの名称を用いて、前記クライアント側に表示する保持データ表示部と、
    該クライアント側に表示されたコンテンツのリストから、印刷しようとするコンテンツを印刷データとしてクライアントが直接選択した印刷データを特定する印刷データ特定部と、
    前記下位層サーバが生成した印刷装置のリストを前記クライアントに表示させ、該リストから印刷装置をクライアントが選択することで印刷装置を指定した出力先特定情報を含む印刷要求を入力する印刷要求入力部と、
    前記下位層サーバに対して、前記特定した印刷データと前記印刷要求とをジョブとして出力するジョブ転送部と
    を備える印刷仲介システム。
  2. 請求項1記載の印刷仲介システムであって、
    前記識別コードは、前記クライアントまたはそのユーザを一義的に特定可能に対応づけられている印刷仲介システム。
  3. 請求項1記載の印刷仲介システムであって、
    前記識別コードは、各コンテンツを一義的に特定可能に対応付けられている印刷仲介システム。
  4. 請求項3記載の印刷仲介システムであって、
    前記識別コードは、クライアントまたはユーザを特定可能な利用者コードと、該クライアントまたはユーザに関連づけられたコンテンツを個別に特定可能な文書コードとを組み合わせて生成されている印刷仲介システム。
  5. 請求項1記載の印刷仲介システムであって、
    記フォーマットは、PDFである印刷仲介システム。
  6. 請求項1記載の印刷仲介システムであって、
    前記クライアントから、前記識別コード、および新たに保持すべきコンテンツを含む追加要求を入力する追加要求入力部と、
    該追加要求で指定されたコンテンツを、前記識別コードと対応付けて前記コンテンツ保持部に追加するコンテンツ追加部とを備える印刷仲介システム。
  7. 請求項1記載の印刷仲介システムであって、
    前記クライアントから、前記コンテンツ保持部から削除すべき印刷データを特定する情報を含む削除要求を入力する削除要求入力部と、
    該削除要求で指定されたコンテンツを、前記コンテンツ保持部から削除するコンテンツ削除部とを備える印刷仲介システム。
  8. クライアントと印刷装置と両者の間を仲介する仲介サーバとをネットワークに接続してなり、該ネットワークを介した印刷を実現する印刷仲介方法であって、
    前記仲介サーバを、前記クライアントとのやり取りを管理する上位層サーバと、前記印刷装置側とのやり取りを管理する下位層サーバとに分離して用意し、
    前記下位層サーバは、印刷しようとする印刷データに対して出力先となりえる印刷装置のリストを生成し、
    前記ネットワークに接続された上位層サーバ上に、予め所定の識別コードと該識別コードに関連づけたコンテンツとを保持し、
    前記クライアントまたは前記ユーザの前記識別コードを前記上位層サーバが受け取ったとき、該識別コードに対応づけて該上位層サーバに保持されているコンテンツのリストを前記クライアントに出力して、該コンテンツの名称を用いて前記クライアント側に表示し、
    該クライアント側に表示されたコンテンツのリストから、印刷しようとするコンテンツをクライアント側で選択することにより、前記上位層サーバにおいて印刷データを特定し、
    前記下位層サーバが生成した印刷装置のリストを前記クライアントに表示し、該リストから印刷装置を選択することで出力先となる印刷装置を指定し、該印刷装置を指定する出力先特定情報を含む印刷要求を前記上位層サーバに入力し、
    前記上位層サーバから、前記特定された印刷データと前記印刷要求とをジョブとして前記下位層サーバが受け取り、前記印刷データを前記印刷装置が処理可能な汎用フォーマットに変換すると共に、前記指定された印刷装置に送信する
    印刷仲介方法。
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