JP2002055207A - 光学部品および光学装置 - Google Patents

光学部品および光学装置

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JP2002055207A
JP2002055207A JP2001156878A JP2001156878A JP2002055207A JP 2002055207 A JP2002055207 A JP 2002055207A JP 2001156878 A JP2001156878 A JP 2001156878A JP 2001156878 A JP2001156878 A JP 2001156878A JP 2002055207 A JP2002055207 A JP 2002055207A
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light
optical
optical component
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JP2001156878A
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Tatsuo Ota
達男 太田
Takashi Nozaki
隆 野崎
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長200nm〜450nmの光に対して、
光学部品の内部吸収率を低くした光学部品を提供。 【解決手段】 光を光入射面より基材に入射し、入射し
た光を基材の光出射面より出射する光透過型の光学部品
において、200nm〜450nmの波長領域で、下記
の条件を満足することを特徴とする光学部品。 0≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦8 但し、λ0:200nmから450nmの波長領域の中
にある特定透過光の波長(nm)、T(λ0):波長λ0
における光学部品の透過率(%)、R1(λ0):波長λ
0における光入射面の反射率(%)、R2(λ0):波長
λ0における光出射面の反射率(%)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学部品及び光学
装置に係わり、さらに詳しくは、200nmから450
nmの波長領域にある特定透過光、例えば、短波長レー
ザー光を光入射面より基材に入射し、入射した光を基材
の光出射面より出射する光透過型の光学部品、及び、こ
の光学部品を用いた光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光を光入射面より基材に入射
し、入射した光を前記基材の光出射面より出射する光透
過型の光学部品が知られている。この光学部品は、基材
に入射する光量は、一部が光入射面(S1)で反射して
光量が減じ、入射した光の一部は光学部品内部で吸収さ
れ、さらに光出射面(S2)で反射して光量が減じ、残
りの光が透過する。
【0003】近年、光学部品の透過率をより高くするこ
とが要求され、特に、200nmから450nmの波長
領域にある特定透過光、例えば、短波長レーザー光に対
しては、透過率の高い光学部品が求められている。
【0004】また、前記光学部品を用いることにより、
200nmから450nmの波長領域にある特定透過
光、例えば、短波長レーザー光を光源波長に用いた高精
度の光学装置が求められている。
【0005】ここで、従来の一例の光学部品を説明す
る。(a)光学部品の1つであるレンズとして、波長6
30nm〜780nmの光に対して、プラスチック製レ
ンズ(アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂)、ガラス製レンズが使用され、表面に反
射防止コートが形成され、反射防止コートの構成とし
て、基材の表面に1層目として、酸化セリウムからなる
高屈折率材料層を形成し、2層目として酸化シリコンか
らなる低屈折率材料層を形成した光学部品が技術開示さ
れている(特開平8−146202号公報)。また、
(b)光学部品の表面に反射防止コートを形成した構成
として、基材の表面に1層目として、酸化セリウムから
なる高屈折率材料層を形成し、2層目として酸化インジ
ウムからなる高屈折率材料層を形成し、さらに3層目と
して酸化シリコンからなる低屈折率材料層を形成した光
学部品が技術開示されている(特開平4−116501
号公報)。
【0006】また、光学部品の位置決め調整として、波
長は500nm程度の光が用いられ、光学部品の表面反
射光を用い、オートコリメータにより調整している。
【0007】さらに、前記光学部品を用いた光学装置と
しては、赤色光、例えば波長780nmおよび/または
635nmの半導体レーザー光を光源波長として用い
た、光ディスクプレーヤや光ディスク書込装置が実用化
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の課題として、上記光学部品においては、波長200
nmから450nmに光に対して透過率が低く、例え
ば、短波長レーザー光を200nmから450nmの光
を用いた光学装置に使用する場合、透過率が十分とはい
えず、高精度の光学装置が得られない。また、前記光学
部品の表面の波長500nm程度の光の反射光を用いて
位置決めする場合、光学部品での反射率が低く、位置あ
わせがし難いという問題がある。
【0009】本発明は、従来の課題に鑑みなされたもの
で、第1の発明の目的は、波長200nm〜450nm
の波長領域の中にある特定透過光、例えば短波長レーザ
ー光に対し、光学部品の内部で吸収される光量比率の低
い光学部品を提供することにある。なお、本発明の光学
部品の光入射面の反射率及び光出射面の反射率を低くす
ると、その合成により透過率を高くすることができる光
学部品となる。
【0010】また、第2の発明の目的は、波長200n
m〜450nmの波長領域の中にある特定透過光、例え
ば短波長レーザー光に対し、基材の表面に反射防止コー
トを施して光学部品の内部で吸収される光量比率が低
く、且つ、安価で、傷や、ほこりが付着しにくい光学部
品を提供することにある。なお、本発明の光学部品の光
入射面の反射率及び光出射面の反射率を低くすると、そ
の合成により透過率を高くすることができる光学部品と
なる。
【0011】第3の発明の目的は、前記第1、第2の目
的に加え、光学部品の位置決め調整に使用する光源波長
に対して、反射率を所定以上にして、位置決め調整をし
易くできる光学部品を提供することにある。
【0012】第4の発明の目的は、波長200nmから
450nmの波長領域の中にある特定透過光、例えば、
青色レーザー光のような短波長レーザー光に対して透過
率の高い光学部品を提供することにあり、さらに前記光
学部品の位置決め調整する光源波長に対して反射率を所
定以上にして、位置決め調整をし易くした光学部品を提
供することにある。
【0013】第5の発明の目的は、波長200nmから
450nmの波長領域の中にある特定透過光、例えば青
色レーザー光を光源として用い、さらに前記第1から第
4のいずれか1項に記載の光学部品を用いて、透過光量
損失を少なくして高精度の光学装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の第1の発明の目的
は下記の手段により達成できる。
【0015】(1)光を光入射面より基材に入射し、入
射した光を前記基材の光出射面より出射する光透過型の
光学部品において、200nm〜450nmの波長領域
で、下記の条件を満足することを特徴とする光学部品。
【0016】 0≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦8・・・式[1] 但し、 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%) 上記の第2の発明の目的は下記の手段のいずれかにより
達成できる。
【0017】(2)光を光入射面より基材に入射し、入
射した光を前記基材の光出射面より出射する光透過型の
光学部品において、前記光入射面、および/または、前
記光出射面に少なくとも反射防止コートを面上に形成
し、且つ、200nm〜450nmの波長領域で、下記
の条件を満足することを特徴とする光学部品。
【0018】 0≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦8・・・式[2] 但し、 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%) (3)前記光入射面、及び/または、前記光出射面に形
成した前記反射防止コートは、1層コート、2層コー
ト、または、3層コートの積層からなり、さらに、各層
の材料が高屈折率材料、中屈折率材料、または、低屈折
率材料であることを特徴とする前記(2)に記載の光学
部品。
【0019】(4)基材に最も近い反射防止コートの層
より1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの積
層構成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(2)
または(3)に記載の光学部品。
【0020】1層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n1(λ0) 0.07≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.18 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.26≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.36 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (5)基材に最も近い反射防止コートの層より1層目、
2層目と表したとき、反射防止コートの積層構成を下記
のごとくしたことを特徴とする前記(2)または(3)
に記載の光学部品。
【0021】1層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n1(λ0)<1.80 0.17≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.23 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.24≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.30 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (6)基材に最も近い反射防止コートの層より1層目、
2層目、3層目と表したとき、反射防止コートの積層構
成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(2)また
は(3)に記載の光学部品。
【0022】1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n2(λ0) 0.07≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.18 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.26≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.36 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (7)基材に最も近い反射防止コートの層より1層目、
2層目、3層目と表したとき、反射防止コートの積層構
成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(2)また
は(3)に記載の光学部品。
【0023】1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n2(λ0)≦1.80 0.17≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.23 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.24≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.30 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (8)前記高屈折率材料は、酸化イットリウム、サブス
タンスM3、酸化ハニウム、酸化ジルコニウム、酸化タ
ンタル、または、酸化チタンからなることを特徴とする
前記(3)、(4)、又は(6)に記載の光学部品。
【0024】(9)前記中屈折率材料は、フッ化ランタ
ン、フッ化(NdF2)、フッ化セリウム、フッ化アル
ミニウム、サブスタンスM2、フッ化ナマリ、酸化イッ
トリウム、または、酸化アルミニウムからなることを特
徴とする前記(3)、(5)、又は(7)に記載の光学
部品。
【0025】(10)前記低屈折率材料は、酸化シリコ
ン、または、フッ化マグネシウムからなることを特徴と
する前記(3)、(4)、(5)、(6)、又は(7)
に記載の光学部品。
【0026】上記の第3の発明の目的は下記の手段によ
り達成できる。 (11)前記(1)から(10)のいずれか1項に記載
の光学部品において、635nm波長に対する光出射面
の反射率をR2(λ635)としたとき、前記R2(λ635
が2.0以上であることを特徴とする光学部品。
【0027】上記の第4の発明の目的は下記の手段のい
ずれかにより達成できる。 (12)光を光入射面より基材に入射し、入射した光を
前記基材の光出射面より出射する光透過型の光学部品に
おいて、200nmから450nmの波長領域の中にあ
る特定透過光の波長で、反射防止コート前の同一波長の
透過率より透過率をさらに高くする反射防止コートを前
記光入射面および/または前記光出射面に形成し、前記
反射防止コートが1層コート、2層コート、又は3層コ
ートの積層からなり、さらに各層の材料が高屈折率材
料、中屈折率材料、または、低屈折率材料であることを
特徴とする光学部品。
【0028】(13)基材に最も近い反射防止コートの
層より1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの
積層構成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(1
2)に記載の光学部品。
【0029】1層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n1(λ0) 0.07≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.18 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.26≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.36 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (14)基材に最も近い反射防止コートの層より1層
目、2層目と表したとき、反射防止コートの積層構成を
下記のごとくしたことを特徴とする前記(12)に記載
の光学部品。
【0030】1層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n1(λ0)<1.80 0.17≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.23 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.24≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.30 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (15)基材に最も近い反射防止コートの層より1層
目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コートの積
層構成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(1
2)に記載の光学部品。
【0031】1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n2(λ0) 0.07≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.18 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.26≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.36 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (16)基材に最も近い反射防止コートの層より1層
目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コートの積
層構成を下記のごとくしたことを特徴とする前記(1
2)に記載の光学部品。
【0032】1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n2(λ0)≦1.80 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.24≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.30 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 (17)前記高屈折率材料は、酸化イットリウム、サブ
スタンスM3、酸化ハニウム、酸化ジルコニウム、酸化
タンタル、または、酸化チタンからなることを特徴とす
る前記(12)、(13)、又は(15)に記載の光学
部品。
【0033】(18)前記中屈折率材料は、フッ化ラン
タン、フッ化(NdF2)、フッ化セリウム、フッ化ア
ルミニウム、サブスタンスM2、フッ化ナマリ、酸化イ
ットリウム、または、酸化アルミニウムからなることを
特徴とする前記(12)、(14)、又は(16)に記
載の光学部品。
【0034】(19)前記低屈折率材料は、酸化シリコ
ン、または、フッ化マグネシウムからなることを特徴と
する前記(12)、(13)、(14)、(15)、又
は(16)に記載の光学部品。
【0035】(20)前記(12)から(19)のいず
れか1項に記載の光学部品において、635nm波長に
対する光出射面の反射率をR2(λ635)としたとき、前
記R 2(λ635)が2.0以上であることを特徴とする光
学部品。
【0036】上記の第5の発明の目的は下記の手段によ
り達成できる。 (21)前記(1)から(20)のいずれか1項に記載
の光学部品を用いたことを特徴とする光学装置。
【0037】上記(1)、(2)において、条件式
[1]、条件式[2]は内部で吸収される光量比率(内
部吸収率)を規定したもので、上限を超えると内部で吸
収される光量比率が大きくなる。好ましくは、0.05
≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦6
で、より好ましくは、0.1≦100−T(λ0)−R1
(λ 0)−R2(λ0)≦4である。
【0038】また、上記(21)の前述の光学部品を用
いた光学装置においては、光学装置の光源からでた光
が、最初に光学部品に入射する時の面を光入射面とす
る。また、光入射面は、ランプ又はレーザー光源から出
た光が、前記光学部品を透過するとき、最初に入射する
光入射面を意味する。
【0039】
【発明の実施の形態】実施の形態の光学部品について説
明する。実施の形態及び実施例で使用する記号は下記の
通りである。
【0040】n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層
目、3層目の屈折率 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
特定透過光の波長 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%) E(λ0):波長λ0における光学部品の内部吸収率
(%) d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 ここで、「光学部品」は、光学に使用する光を透過する
全ての部品を意味し、例えば、光ディスクプレーヤ用の
光ピックアップ対物レンズ、コリメータレンズ、撮影レ
ンズ、フィルター、プリズム、光導波路等がある。特
に、光ディスクプレーヤ用の光ピックアップ対物レンズ
やコリメータレンズが該当する。なお、これに限定され
るものではない。
【0041】「内部吸収率」は、光学部品の内部で吸収
される光量比率で、さらに詳しくは、基材、反射防止コ
ート材料等の内部で吸収される入射光量に対する光量比
率(%)を示す。
【0042】「基材」は、光学部品のベースとなる光学
部材で、プラスチック材料の場合は、アクリル樹脂(日
立化成(株)、商品名:OZ樹脂)、ゼオネックス樹脂
(R)(日本ゼオン(株))が好ましい。また、ガラス
材料の場合は、石英ガラス、ショット性ガラス(Ult
am20、Ultam30、FK5、PK1、PK2、
PK3、BK7、UBK7、BaK2、LLF2、LF
7、F14等)が好ましい。
【0043】「特定透過光」は、200nmから450
nmの波長領域にある光で、光学部品が用いられるとき
に、透過光として使用される光を意味する。
【0044】「特定透過光の波長」は、「特定透過光」
の波長であり、即ち、200nmから450nmの波長
領域に有る光の波長で、且つ光学部品が用いられるとき
に、透過光として使用される光である特定透過光の波長
を意味する。
【0045】なお、本発明の光学部品を用いた光学装置
においては、前記特定透過光の波長は、光学装置に用い
られる光源の波長に相当する。
【0046】「低屈折率材料」は、屈折率が条件式n
(λ0)≦1.5を満足する反射防止コート材であり、
例えば、酸化シリコン、フッ化マグネシウムがある。
【0047】「中屈折率材料」は、屈折率が条件式1.
5<n(λ0)≦1.8を満足する反射防止コート材で
あり、例えば、フッ化ランタン、フッ化(NdF2)、
フッ化セリウム、フッ化アルミニウム、サブスタンスM
2(R)(メルジャパン(株)製、材料商品名)、フッ
化ナマリ、酸化イットリウム、酸化アルミニウムがあ
る。
【0048】「高屈折率材料」は、屈折率が条件式1.
8<n(λ0)を満足する反射防止コート材であり、例
えば、酸化イットリウム、サブスタンスM3(R)(メ
ルジャパン(株)製、材料商品名)、酸化ハニウム、酸
化ジルコニウム、酸化タンタル、酸化チタンがある。
【0049】なお、本発明の光学部品を用いるに適した
光学装置としては、例えば、光ディスクプレイヤー、測
長器、干渉計、レーザー顕微鏡、光通信機器等がある。
【0050】(実施の形態1)図1は本発明の光学部品
の説明図である。図1に示すごとく、光学部品Pは基材
Bの表面に光入射面S1と光出射面S2が形成されてい
る。
【0051】光量Iからなる光学部品Pに入射した光
は、一部が光入射面S1で反射して光量損失となり、入
射した光は光出射面S2で反射して光量損失となり、さ
らに、基材B及び反射防止コート材料の内部で吸収され
て光量損失となる。残りの光量が透過光量ITとして出
射する。なお、図1に示すように、光学部品Pの光入射
面S1に入射し、基材の内部を通過した光による光出射
面S2での反射率は、測定できないので、前記反射率は
光入射面に入射した光量と同じ光量Iを光出射面S 2
照射して反射した反射光量IS2より求めた反射率と等し
いとして求める。
【0052】光入射面の反射率R1(λ0)はR1(λ0
=100×IS1/I(%)で表され、光出射面の反射率
2(λ0)はR2(λ0)=100×IS2/I(%)で表
される。
【0053】さらに、透過率T(λ0)はT(λ0)=1
00×IT/I(%)で表される。さらに、内部吸収率
E(λ0)は次の式[3]で表される。
【0054】 E(λ0)=100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)・・・式[3] なお、T(λ0)、R1(λ0)、R2(λ0)、E(λ0
の百分率で表す値が大きいとき、T(λ0)、R
1(λ0)、R2(λ0)、E(λ0)が高いと言うことに
する。また、逆に、前記の値が小さいとき、T
(λ0)、R1(λ0)、R2(λ0)、E(λ0)が低いと
いうことにする。
【0055】図2は、本発明の反射防止コートを有する
光学部品である。図2(a)に示す光学部品Pは、基材
Bの光入射面S1に反射防止コートCを形成したもので
ある。図2(b)に示す光学部品Pは、基材Bの光出射
面S2に反射防止コートCを形成したものである。図2
(c)に示す光学部品Pは、基材Bの光入射面S1と光
出射面S2に反射防止コートCを形成したものである。
【0056】図3は、反射防止コートの積層状態を示す
説明図である。図3に示すごとく基材Bに最も近い側よ
り反射防止コートの1層目C1、2層目C2、3層目C3
である。また、膜厚は、1層目の膜厚d1、2層目の膜
厚d2、3層目の膜厚d3である。
【0057】(実施の形態2)図4(a)は本発明の光
学部品を位置決め調整する方法の説明図である。本発明
の光学部品は、半導体レーザー光源9と組み合わせて使
われ、半導体レーザー光源9から出た光を光入射面(S
1)から入射し、光射出面(S2)から出射する。また、
半導体レーザー光源9は200nmから450nmの波
長領域の特定透過光を発光する。光学部品は取り付け枠
7に取り付けられる。635nm波長に対して、光出射
面の反射率をR2(λ635)としたとき、光出射面の反射
率R2(λ635)は2.0以上である。
【0058】図4(a)に示すように、光学部品Pをセ
ットし、波長635nmのレーザー光源1はコンデンサ
レンズ2を通過し、十字線チャート3を照明する。十字
線チャート3はハーフプリズム4、コリメータレンズ
5、リレーレンズ6を通り、光学部品Pの光出射面S2
で反射し、リレーレンズ6、コリメータレンズ5を通
り、ハーフミラーで45度に反射して位置ずれをCCD
センサ8で測定する。取付枠7に光学部品を取り付ける
とき、位置ずれがある場合、光学部品Pを取付枠7に対
して取り付け位置を傾けて調整(偏芯、位置ずれ等)す
る。以上のように、特に、光出射面S2での反射率を上
げることで、調整精度を上げることができる。なお、例
では、使用する波長はレーザー光の635nmであった
が、これに限定されるものではなく、650nm、78
0nmでもよい。また、レーザー光以外でもよい。
【0059】(実施の形態3)本発明の光学装置につい
て図面を参照して説明する。図11は本発明の光学装置
に係わる光学系の構成を示す説明図である。光学系は、
光源部20、ビーム整形・分離プリズム30、対物レン
ズ40、そして信号検出系50から構成されている。
【0060】光源部20は、半導体レーザー21と、コ
リメータレンズ22とを備えている。コリメータレンズ
22は、半導体レーザー21からの200nmから45
0nmの波長領域にある例えば、特定透過光の波長であ
る405nmのレーザー光を平行とするパワーが設定さ
れている。
【0061】ビーム整形・分離プリズム30は、2つの
プリズム31、32が貼り合わされて構成され、光源部
20から発したレーザー光の断面形状を整形すると共
に、光ディスクDからの反射光を貼り合わせ面で反射さ
せて信号検出系50に導く。
【0062】本発明の光学部品である対物レンズ40
は、プラスチック製であり、光源部20側の第1面40
a、及びディスク側の第2面40bが共に反射防止コー
トが形成されて透過率が良くなっている。また、対物レ
ンズ40は、光源部20からのレーザー光を光ディスク
Dの記録面上に集光させる。信号検出系50は、ビーム
整形・分離プリズム30からの反射光を集光させる集光
レンズ51と、シリンドリカルレンズ52、センサ53
とを備える。
【0063】半導体レーザー21から発したレーザー光
は、光ディスクDにより反射された後、シリンドリカル
レンズ52を介してセンサ53に入射する。センサ53
からの信号は、適宜演算されて光ディスクに記録された
情報の再生、あるいは、対物レンズのフォーカシングエ
ラー、トラキングエラーを示す信号の生成に利用され
る。以上のように、本発明の光学部品を用いた光学装置
によれば、光量損失が少なく高精度の光学装置となる。
【0064】
【実施例】ここで、本発明の光学部品の実施例を比較例
と共に説明する。
【0065】(試料の製作)製膜方法は、真空蒸着法で
は、通常蒸着時に蒸着槽内を真空状態にしたり、酸素ガ
スを導入した雰囲気にして高屈折率材料、中屈折率材
料、低屈折率材料を加熱蒸着して基材上に積層する。通
常のスパッタリング法でも使用可能である。
【0066】基材は、ゼオネックス樹脂、石英ガラス等
で表1、表3、表5、表7、表9、表11に示す。
【0067】基材にコートするときの基材温度は、10
℃から500℃で加熱する。樹脂材料の基材温度は10
℃から120℃、ガラス材料の基材温度は30℃から5
00℃である。
【0068】(測定方法)光学部品の反射率は、図4
(b)に示すように、顕微分光度計(オリンパス光学工
業(株)製のレンズ反射率測定器、型式:USPM−R
U−II)により測定する。光学部品の光入射面及び光出
射面の各々の反射率を測定する時、湾曲した面を有する
レンズ(光学部品)Pにおいては、光軸13に沿った方
向から光入射面及び光出射面の各々の面に対し照射光1
4をあて反射光15を測定する。
【0069】また、透過率測定は、図4(c)に示すよ
うに、自記分光光度計(日立製作所(株)製、自記分光
光度計、型式:U−4000)を用いて測定する。湾曲
した面を有するレンズにおいては、反射率測定と同様に
光軸13に沿った方向から、光を照射し、透過光を積分
球11に導き受光素子12で受光して測定する。積分球
11に形成した開口部11aの位置にレンズPを置き、
照射する光のビーム径はスリット10でレンズ(光学部
品)Pの有効径の1/2から1/5に絞り、レンズ中心
付近のみに照射する。なお、100%レベルのベースラ
イン測定は、レンズの透過光量を測るときと同じ配置に
スリット部10を置きベースラインを測定する。
【0070】また、反射防止膜の膜厚及び層構成は、反
射率を測定した表面の膜の断面観察により測定し、膜組
成は表面分析で確認した。
【0071】ここで、実施例1から実施例7について説
明する。 (実施例1)この光学部品は、光入射面、光出射面の両
面に同じ構成で積層に反射防止コートしたものである。
表1は試料内容を示す。図5(a)は実施例1−1、図
5(b)は実施例1−2の透過率T、光入射面の反射率
1、光出射面の反射率R2をそれぞれ示す図である。表
2はデータを示す。
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】(実施例2)この光学部品は、光入射面、
光出射面の両面に同じ構成で積層に反射防止コートした
ものである。表3は試料内容を示す。図6は実施例2−
1の透過率T、光入射面の反射率R1、光出射面の反射
率R2を示す図である。表4はデータを示す。
【0075】
【表3】
【0076】
【表4】
【0077】(実施例3)この光学部品は、光入射面、
光出射面の両面に同じ構成で積層に反射防止コートした
ものである。表5は試料内容を示す。図7(a)は実施
例3−1、図7(b)は実施例3−2の透過率T、光入
射面の反射率R1、光出射面の反射率R2をそれぞれ示す
図である。表6はデータを示す。
【0078】
【表5】
【0079】
【表6】
【0080】(実施例4)この光学部品は、光入射面、
光出射面の両面に同じ構成で積層に反射防止コートした
ものである。表7は試料内容を示す。図8(a)は実施
例4−1、図8(b)は実施例4−2の透過率T、光入
射面の反射率R1、光出射面の反射率R2をそれぞれ示
す。表8は測定結果のデータを示す。
【0081】
【表7】
【0082】
【表8】
【0083】(実施例5)この光学部品は、光入射面、
光出射面の両面に異なる構成で反射防止コートを積層し
たものである。表9は試料内容を示す。図9は実施例5
の透過率T、光入射面の反射率R1、光出射面の反射率
2を示す。表10は測定結果のデータを示す。
【0084】
【表9】
【0085】
【表10】
【0086】(実施例6)この光学部品は、光出射面の
みに反射防止コートを積層したものである。表11は試
料内容を示す。図10は実施例6の光学部品の透過率
T、光入射面の反射率R1、光出射面の反射率R2を示
す。表12は、測定結果のデータを示す。
【0087】
【表11】
【0088】
【表12】
【0089】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0090】請求項1に記載の発明によれば、光学部品
を構成する基材の内部吸収率は一般的に減少する傾向を
示すが、200nmから420nmの波長領域の中にあ
る特定透過光の波長で、光学部品の前記内部吸収率を低
くしたので、光入射面の反射率及び光出射面の反射率を
低くすると、その合成により透過率の高い光学部品とな
る。透過率が高くなると、例えば、レーザー光を使用す
る光学装置の光学系に本発明の光学部品を使用すると、
光量損失が少なく信号レベルが大きくなり、ノイズレベ
ルの比率が下がり、動作等が安定するようになる。
【0091】請求項2、3に記載の発明によれば、基材
の表面に反射防止コートを施し、光学部品の内部吸収率
を低くしたので、安価で、品質が安定し、透過率が高
く、傷やほこりが付着しにくくできる。
【0092】請求項4から7に記載の発明によれば、簡
易な基材と反射防止コートの構成により、安価で、品質
が安定して、請求項2、3の効果と同様の効果を得る。
【0093】請求項8、9、10に記載の発明によれ
ば、記載された反射防止コート材料を使用することによ
り、内部吸収率及び表面反射率の低い光学部品となり、
安価で、品質が安定し、透過率を高くできる。
【0094】請求項11に記載の発明によれば、位置決
め調整に使用する光源波長に対して反射率を所定以上に
したので、上記の請求項1から10の効果に加え、位置
決め調整がし易くなる。
【0095】請求項12から16に記載の発明によれ
ば、簡易な基材と反射防止コートの構成により、安価
で、品質が安定し、透過率を高くできる。
【0096】請求項17、18、19に記載の発明によ
れば、記載された反射防止コート材料を使用することに
より、内部吸収率及び表面反射率の低い光学部品とな
り、安価で、品質が安定し、透過率を高くできる。
【0097】請求項20に記載の発明によれば、位置決
め調整に使用する光源波長に対して反射率を所定以上に
したので、上記の請求項12から19の効果に加え、位
置決め調整がし易くなる。
【0098】請求項21に記載の発明によれば、本発明
の光学部品を光学装置に用いて、透過光量損失を少なく
して高精度の光学装置になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学部品の説明図である。
【図2】本発明の反射防止コートを有する光学部品の説
明図である。
【図3】反射防止コートの積層構造の説明図である。
【図4】本発明の光学部品の位置決め調整の説明図であ
る。
【図5】実施例1の光学部品の透過率、反射率を示す図
である。
【図6】実施例2の光学部品の透過率、反射率を示す図
である。
【図7】実施例3の光学部品の透過率、反射率を示す図
である。
【図8】実施例4の光学部品の透過率、反射率を示す図
である。
【図9】実施例5の光学部品の透過率、反射率を示す図
である。
【図10】実施例6の光学部品の透過率、反射率を示す
図である。
【図11】本発明の光学装置に係わる光学系の構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
P 光学部品(レンズ) B 基材 S1 光入射面 S2 光出射面 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%) d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚
フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA05 AA06 BB02 BB14 CC03 CC06 DD03 4F100 AA05C AA05D AA17B AA19C AA20D AA21B AA27B AG00A AK01A AT00A BA02 BA03 BA04 BA10A BA10C BA10D JN01 JN18B JN18C YY00

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を光入射面より基材に入射し、入射し
    た光を前記基材の光出射面より出射する光透過型の光学
    部品において、200nm〜450nmの波長領域で、
    下記の条件を満足することを特徴とする光学部品。 0≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦8 但し、 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%)
  2. 【請求項2】 光を光入射面より基材に入射し、入射し
    た光を前記基材の光出射面より出射する光透過型の光学
    部品において、前記光入射面、および/または、前記光
    出射面に少なくとも反射防止コートを面上に形成し、且
    つ、200nm〜450nmの波長領域で、下記の条件
    を満足することを特徴とする光学部品。 0≦100−T(λ0)−R1(λ0)−R2(λ0)≦8 但し、 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長 T(λ0):波長λ0における光学部品の透過率(%) R1(λ0):波長λ0における光入射面の反射率(%) R2(λ0):波長λ0における光出射面の反射率(%)
  3. 【請求項3】 前記光入射面、および/または、前記光
    出射面に形成した前記反射防止コートは、1層コート、
    2層コート、または、3層コートの積層からなり、さら
    に、各層の材料が高屈折率材料、中屈折率材料、また
    は、低屈折率材料であることを特徴とする請求項2に記
    載の光学部品。
  4. 【請求項4】 基材に最も近い反射防止コートの層より
    1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの積層構
    成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項2または
    3に記載の光学部品。 1層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n1(λ0) 0.07≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.18 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.26≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.36 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  5. 【請求項5】 基材に最も近い反射防止コートの層より
    1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの積層構
    成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項2または
    3に記載の光学部品。 1層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n1(λ0)<1.80 0.17≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.23 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.24≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.30 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  6. 【請求項6】 基材に最も近い反射防止コートの層より
    1層目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コート
    の積層構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項
    2または3に記載の光学部品。 1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n2(λ0) 0.07≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.18 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.26≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.36 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
    屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  7. 【請求項7】 基材に最も近い反射防止コートの層より
    1層目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コート
    の積層構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項
    2または3に記載の光学部品。 1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n2(λ0)≦1.80 0.17≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.23 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.24≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.30 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
    屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  8. 【請求項8】 前記高屈折率材料は、酸化イットリウ
    ム、サブスタンスM3、酸化ハニウム、酸化ジルコニウ
    ム、酸化タンタル、または、酸化チタンからなることを
    特徴とする請求項3、4、又は6に記載の光学部品。
  9. 【請求項9】 前記中屈折率材料は、フッ化ランタン、
    フッ化(NdF2)、フッ化セリウム、フッ化アルミニ
    ウム、サブスタンスM2、フッ化ナマリ、酸化イットリ
    ウム、または、酸化アルミニウムからなることを特徴と
    する請求項3、5、又は7に記載の光学部品。
  10. 【請求項10】 前記低屈折率材料は、酸化シリコン、
    または、フッ化マグネシウムからなることを特徴とする
    請求項3、4、5、6、又は7に記載の光学部品。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項に記
    載の光学部品において、635nm波長に対する光出射
    面の反射率をR2(λ635)としたとき、前記R
    2(λ635)が2.0以上であることを特徴とする光学部
    品。
  12. 【請求項12】 光を光入射面より基材に入射し、入射
    した光を前記基材の光出射面より出射する光透過型の光
    学部品において、200nmから450nmの波長領域
    の中にある特定透過光の波長で、反射防止コート前の同
    一波長の透過率より透過率をさらに高くする反射防止コ
    ートを前記光入射面および/または前記光出射面に形成
    し、前記反射防止コートが1層コート、2層コート、又
    は3層コートの積層からなり、さらに各層の材料が高屈
    折率材料、中屈折率材料、または、低屈折率材料である
    ことを特徴とする光学部品。
  13. 【請求項13】 基材に最も近い反射防止コートの層よ
    り1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの積層
    構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項12に
    記載の光学部品。 1層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n1(λ0) 0.07≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.18 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.26≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.36 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  14. 【請求項14】 基材に最も近い反射防止コートの層よ
    り1層目、2層目と表したとき、反射防止コートの積層
    構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求項12に
    記載の光学部品。 1層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n1(λ0)<1.80 0.17≦n1(λ0)・d1/λ0≦0.23 2層目:低屈折率材料からなる層とし、 n2(λ0)<1.50 0.24≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.30 但し、 n1、n2:波長λ0での1層目、2層目の屈折率 d1、d2:1層目の膜厚、2層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  15. 【請求項15】 基材に最も近い反射防止コートの層よ
    り1層目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コー
    トの積層構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求
    項12に記載の光学部品。 1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:高屈折率材料からなる層とし、 1.80≦n2(λ0) 0.07≦n2(λ0)・d2/λ0≦0.18 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.26≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.36 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
    屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  16. 【請求項16】 基材に最も近い反射防止コートの層よ
    り1層目、2層目、3層目と表したとき、反射防止コー
    トの積層構成を下記のごとくしたことを特徴とする請求
    項12に記載の光学部品。 1層目:低屈折率材料からなる層とし、 n1(λ0)≦1.50 0.01≦n1(λ0)・d1/λ0≦1.0 2層目:中屈折率材料からなる層とし、 1.50≦n2(λ0)≦1.80 3層目:低屈折率材料からなる層とし、 n3(λ0)≦1.50 0.24≦n3(λ0)・d3/λ0≦0.30 但し、 n1、n2、n3:波長λ0での1層目、2層目、3層目の
    屈折率 d1、d2、d3:1層目、2層目、3層目の膜厚 n1(λ0)・d1:波長λ0での1層目の光学膜厚 n2(λ0)・d2:波長λ0での2層目の光学膜厚 n3(λ0)・d3:波長λ0での3層目の光学膜厚 λ0:200nmから450nmの波長領域の中にある
    特定透過光の波長
  17. 【請求項17】 前記高屈折率材料は、酸化イットリウ
    ム、サブスタンスM3、酸化ハニウム、酸化ジルコニウ
    ム、酸化タンタル、または、酸化チタンからなることを
    特徴とする請求項12、13、又は15に記載の光学部
    品。
  18. 【請求項18】 前記中屈折率材料は、フッ化ランタ
    ン、フッ化(NdF2)、フッ化セリウム、フッ化アル
    ミニウム、サブスタンスM2、フッ化ナマリ、酸化イッ
    トリウム、または、酸化アルミニウムからなることを特
    徴とする請求項12、14、又は16に記載の光学部
    品。
  19. 【請求項19】 前記低屈折率材料は、酸化シリコン、
    または、フッ化マグネシウムからなることを特徴とする
    請求項12、13、14、15、又は16に記載の光学
    部品。
  20. 【請求項20】 請求項12から19のいずれか1項に
    記載の光学部品において、635nm波長に対する光出
    射面の反射率をR2(λ635)としたとき、前記R2(λ
    635)が2.0以上であることを特徴とする光学部品。
  21. 【請求項21】 前記請求項1から20のいずれか1項
    に記載の光学部品を用いたことを特徴とする光学装置。
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