JP2002054411A - 可変動弁機構 - Google Patents

可変動弁機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直打式バルブリフタを用いながらも十分な低
フリクション化を実現して低燃費化を図ることができ、
かつ全回転域での内燃機関の性能向上を図ることができ
る可変動弁機構を提供する。 【解決手段】 低速域では低速用カム1,2により低速
用バルブリフタ10,20が押圧されることに基づいて
バルブ7,8が開き、高速域では高速用カム3により高
速用バルブリフタ30が押圧されることに基づいてバル
ブ7,8が開くように、低速用バルブリフタ10,20
と高速用バルブリフタ30との連結及び切り離しを行う
切替機構(16,26,36等)を設ける。低速用バル
ブリフタ10,20又は高速用バルブリフタ30の少な
くとも一方に低速用カム1,2又は高速用カム3が摺接
するローラ15,25,35を回転可能に軸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直打式バルブリフ
タを用いた内燃機関の可変動弁機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の一般的な直打式バルブリフ
タを用いた動弁機構を示している。このバルブリフタ5
0は、円筒状の側壁部51とその上端を閉鎖する円板状
の端壁部52とが鋼材の鍛造加工等により一体成形され
てなり、倒立カップ状をなしている。端壁部52の上面
とカム60との間にバルブクリアランス調整用のアウタ
シム54を介装し、該アウタシム54の上面をカム60
が摺接するカム摺接面とする一方、端壁部52の下面を
バルブ61を押し付けるバルブ押圧面とする。アウタシ
ム54に代えて、端壁部52の下面とバルブ61のステ
ム端面との間にインナシムを介装する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、内燃機関の低燃
費化のニーズが高まってきたため、バルブリフタについ
ても低フリクション化を狙い、前記端壁部52やアウタ
シム54を表面処理したり表面粗度を向上させたりする
改善を加えてきた。この改善によりある程度の低フリク
ション化は得られたが、限界があり、図7に示すよう
に、改善後のバルブリフタでもローラ付きロッカアーム
には遠く及ばなかった。
【0004】また、前記動弁機構は、1種類のカム60
でバルブリフタ50を介してバルブ61を開閉するが、
1種類のカム60では、内燃機関の低速域から高速域ま
で同一の作用角及びリフト量でしか開閉することができ
ないため、低速域又は高速域の何れか一方で内燃機関の
性能(出力、トルク、燃費等)が下がってしまうという
問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決し、直打
式バルブリフタを用いながらも十分な低フリクション化
を実現して低燃費化を図ることができ、かつ全回転域で
の内燃機関の性能向上を図ることができる可変動弁機構
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可変動弁機
構は、直打式の低速用バルブリフタと高速用バルブリフ
タとを並設するとともに、低速用カムと高速用カムとを
並設し、低速域では低速用カムにより低速用バルブリフ
タが押圧されることに基づいてバルブが開き、高速域で
は高速用カムにより高速用バルブリフタが押圧されるこ
とに基づいてバルブが開くように、低速用バルブリフタ
と高速用バルブリフタとの連結及び切り離しを行う切替
機構を設け、低速用バルブリフタ又は高速用バルブリフ
タの少なくとも一方に低速用カム又は高速用カムが摺接
するローラを回転可能に軸着してなる。
【0007】ここで、低速用バルブリフタと高速用バル
ブリフタは、相対的に速度の高低がある回転域に用いる
バルブリフタという意味であり、それぞれ特定値の回転
域に働かせるものに限定されず、また速度の切替段数は
2段に限定されない。例えば、低速域・中速域・高速域
の3段切替の場合は、低速用バルブリフタと高速用バル
ブリフタを、それぞれ低速域と中速域に当てる場合も、
それぞれ中速域と高速域に当てる場合も、これらを組み
合わせる場合も含む。
【0008】切替機構としては、低速域では低速用バル
ブリフタと高速用バルブリフタとを切り離し、高速域で
は低速用バルブリフタと高速用バルブリフタとを連結す
るよう構成された態様を例示できる。
【0009】切替機構が低速用バルブリフタと高速用バ
ルブリフタとを連結する切替ピンを含み、該切替ピンが
ローラを回転可能に軸着する支軸を兼ねるものが好まし
い。
【0010】低速用バルブリフタと高速用バルブリフタ
とがいずれも円形部材の一部円弧を直線状に切り落とし
た形状に形成され、低速用バルブリフタの切り落とし側
と高速用バルブリフタの切り落とし側とが摺動可能に合
わせられた態様を例示できる。
【0011】この態様において、低速用バルブリフタと
高速用バルブリフタとが合わせられた状態で、これらの
全体平面形状と同一の断面形状に形成されたガイド穴に
上下摺動可能に挿入されることにより、各バルブリフタ
の回り止めが図られる。
【0012】なお、ローラの外周面下部をバルブ押圧面
とすることもできるし、ローラのすぐ下方に壁を形成
し、該壁の下面をバルブ押圧面とすることもできる。
【0013】また、本発明の可変動弁機構は、吸気バル
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態の可変動弁機構について、図1〜図5を参照して説明
する。カムシャフト4には、作用角及びリフト量の最も
小さいノーズを備えた第一低速用カム1と、作用角及び
リフト量の小さいノーズを備えた第二低速用カム2と、
作用角及びリフト量の大きいノーズを備えた高速用カム
3とが、前2者の間に後者を配する配置で並べられて形
成されている。
【0015】カムシャフト4の下方において、シリンダ
ヘッド5に形成されたガイド穴6内には、第一低速用カ
ム1に対応する直打式の第一低速用バルブリフタ10
と、第二低速用カム2に対応する直打式の第二低速用バ
ルブリフタ20と、高速用カム3に対応する直打式の高
速用バルブリフタ30とが、前2者の間に後者を配する
配置で並設されてそれぞれ上下摺動可能に挿入されてい
る。
【0016】第一低速用バルブリフタ10は、厚手円板
の一箇所の一部円弧を直線状に切り落とした形状の端壁
部12に、円筒の一箇所の一部円弧を直線状に切り落と
した形状の側壁部13が一体形成されてなるリフタ本体
11と、端壁部12の前記切り落とし側に凹設された凹
所14に配置されるとともに後述する第一切替ピン17
によりカムシャフト4と平行な軸線(本例では端壁部1
2を横に貫く位置にある)の周りに回動可能に軸着され
たローラ15とからなる。ローラ15の外周面上部は、
端壁部12の上面を越えて上方に突出し、第一低速用カ
ム1が摺接するカム摺接面となっている。ローラ15の
外周面下部は、端壁部12の下面を越えて下方に突出
し、第一バルブ7を押し付けるバルブ押圧面となってい
る。ローラ15と第一バルブ7のステム端面との間には
バルブクリアランス調整用のインナシム9が介装され
る。
【0017】端壁部12及びローラ15の中心には両者
に連続する第一低速側ピン孔16が形成され、該第一低
速側ピン孔16には第一切替ピン17が摺動可能に挿入
されている。前記の通り、第一切替ピン17はローラ1
5を回動可能に軸着する支軸としての機能を兼ねてい
る。
【0018】第二低速用バルブリフタ20は、厚手円板
の一箇所の一部円弧を直線状に切り落とした形状の端壁
部22に、円筒の一箇所の一部円弧を直線状に切り落と
した形状の側壁部23が一体形成されてなるリフタ本体
21と、端壁部22の前記切り落とし側に凹設された凹
所24に配置されるとともに後述する支持ピン27によ
りカムシャフト4と平行な軸線(本例では端壁部22を
横に貫く位置にある)の周りに回動可能に軸着されたロ
ーラ25とからなる。ローラ25の外周面上部は、端壁
部22の上面を越えて上方に突出し、第二低速用カム2
が摺接するカム摺接面となっている。ローラ25の外周
面下部は、端壁部22の下面を越えて下方に突出し、第
二バルブ8を押し付けるバルブ押圧面となっている。ロ
ーラ25と第二バルブ8のステム端面との間にはバルブ
クリアランス調整用のインナシム9が介装される。
【0019】端壁部22及びローラ25の中心には両者
に連続する(前記第一低速側ピン孔16と内径の等し
い)第二低速側ピン孔26が形成され、該第二低速側ピ
ン孔26には支持ピン27がCリングにより固定されて
いる。また、第二低速側ピン孔26には支持ピン27に
支えられたリターンスプリング28により後述する第二
切替ピン側へ付勢される押圧ピン29が設けられてい
る。前記の通り、支持ピン27はローラ25を回動可能
に軸着する支軸としての機能を兼ねている。
【0020】高速用バルブリフタ30は、厚手円板の1
80度離れた二箇所の一部円弧を直線状に切り落とした
形状の端壁部32に、円筒の180度離れた二箇所の一
部円弧を直線状に切り落とした形状の側壁部33が一体
形成されてなるリフタ本体31と、端壁部32に上面か
ら凹設された凹所34に配されるとともに後述する第二
切替ピン37及びローラ軸支ピン37aによりカムシャ
フト4と平行な軸線(本実施形態では端壁部32を横に
貫く位置にある)の周りに回動可能に軸着されたローラ
35とからなる。側壁部33は2箇所に離れるため、結
合壁33aにより結合されて補強が図られている。結合
壁33aにはロストモーションスプリング38を受ける
バネ受け座39が凹設されている。
【0021】端壁部32及びローラ35の中心には両者
に連続する(前記低速側ピン孔16,26より内径の大
きい)高速側ピン孔36が形成され、該高速側ピン孔3
6には円筒状のローラ軸支ピン37aが挿入され、該ロ
ーラ軸支ピン37aの内周面には(前記第一切替ピン1
7と外径の等しい)第二切替ピン37が挿入されてい
る。ローラ軸支ピン37aの外周面はローラ35の摺回
動面であり、内周面は第二切替ピン37の摺動面であ
る。従って、前記の通り、第二切替ピン37はローラ軸
支ピン37aとともにローラ35を回動可能に軸着する
支軸としての機能を兼ねている。
【0022】これらのバルブリフタ10,20,30
は、第一低速用バルブリフタ10の切り落とし側と高速
用バルブリフタ30の一方の切り落とし側とが上下摺動
可能に合わせられるとともに、第二低速用バルブリフタ
20の切り落とし側と高速用バルブリフタ30の他方の
切り落とし側とが上下摺動可能に合わされた状態で、こ
れらバルブリフタ10,20,30の全体平面形状(波
打つ長円形状)と同一の断面形状に形成されたガイド穴
6に上下摺動可能に挿入されており、これらの形状によ
り各バルブリフタ10,20,30の回り止めが図られ
ている。
【0023】そして、図1(a)に示すように、各バル
ブリフタ10,20,30のローラ15,25,35に
それぞれカム1,2,3のベース円が当接したときに、
各孔16,26,36は同一軸線上に連続するようにな
っている。第一低速側ピン孔16のうちガイド穴6に面
する側は作動油が供給される高圧室18となっており、
該高圧室18には、作動油がオイルポンプ(図示略)→
切替弁(図示略)→シリンダヘッド5に形成された油道
41→ガイド穴6の内周面に形成された油溝42という
油路を経て、切替弁が開いたときにのみ送られるように
なっている。第一低速用バルブリフタ10の上下摺動に
拘わらず、油溝42は常に第一低速側ピン孔16に連通
する。
【0024】前記ピン孔16,26,36、着替ピン1
7,37、高圧室18、油道41、リターンスプリング
28、押圧ピン29等により、低速用バルブリフタ1
0,20と高速用バルブリフタ30との連結及び切り離
しを行う切替機構が構成されている。
【0025】上記の通り構成された本実施例の可変動弁
機構は、次のように作用する。まず、内燃機関の低速域
では、切替弁(図示略)が閉じて作動油が高圧室18に
送られないため、図1(a)に示すように、第一切替ピ
ン17及び第二切替ピン37がリターンスプリング28
及び押圧ピン29により左側へ押圧され、それぞれ第一
低速側ピン孔16及び高速側ピン孔36に収まるため、
第一低速用バルブリフタ10と高速用バルブリフタ30
とが切り離されるとともに、第二低速用バルブリフタ2
0と高速用バルブリフタ30とが切り離される。
【0026】従って、図1(b)に示すように、第一低
速用カム1のノーズがローラ15を押圧し、第一低速用
バルブリフタ10が摺動して第一バルブ7を最も小さい
作用角及びリフト量で開く。また、第二低速用カム2の
ノーズがローラ25を押圧し、第二低速用バルブリフタ
20が摺動して第二バルブ8を小さい作用角及びリフト
量で開く。なお、高速用カム3のノーズがローラ35を
押圧し、高速用バルブリフタ30は空摺動するが、この
高速用バルブリフタ30の空摺動をロストモーションス
プリング38が押し戻す。
【0027】次に、内燃機関の高速域では、切替弁(図
示略)が開いて作動油が高圧室18に送られるため、図
5(a)に示すように、第一切替ピン17及び第二切替
ピン37が高圧室18の油圧により右側へ押圧され、そ
れぞれ第一低速側ピン孔16と高速側ピン孔36とに跨
る位置及び高速側ピン孔36と第二低速側ピン孔26と
に跨る位置に変位するため、第一低速用バルブリフタ1
0と高速用バルブリフタ30とが連結されるとともに、
第二低速用バルブリフタ20と高速用バルブリフタ30
とが連結される。
【0028】従って、図5(b)に示すように、高速用
カム3のノーズがローラ35を押圧し、高速用バルブリ
フタ30とともに第一低速用バルブリフタ10及び第二
低速用バルブリフタ20が摺動して第一バルブ7及び第
二バルブ8を大きい作用角及びリフト量で開く。
【0029】本実施形態の可変動弁機構によれば、次の
効果が得られる。 各バルブリフタ10,20,30に各カム1,2,
3が摺接するローラ15,25,35を回転可能に軸着
したので、内燃機関の全回転域においてローラ付きロッ
カアームに匹敵する低フリクション化を実現して低燃費
化を図ることができるとともに、直打式バルブリフタ特
有の高い剛性を併せ持つ動弁機構を構成することができ
る。 内燃機関の低速域と高速域とで、バルブ7,8の作
用角及びリフト量を変化させることができ、もって全回
転域で最適な性能(出力、トルク、燃費等)を得ること
ができる。 2種類の低速用カム1,2を設けるとともに、それ
らに対応した2つの低速用バルブリフタ10,20を設
け、2つのバルブ7,8を異なる作用角及びリフト量で
開くようにしたので、例えば燃料空気混合気のスワール
効果を高めることができる。各低速用カム1,2の作用
角及びリフト量は適宜設定可能である。 切替機構が低速用バルブリフタ10,20と高速用
バルブリフタ30とを連結する切替ピン17,37を含
み、該切替ピン17,37がローラ15,35を回転可
能に軸着する支軸を兼ねているので、シンプル化、コン
パクト化及び部品点数の低減が可能である。
【0030】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)ローラ15,25,35をころがり軸受で軸支し
てもよい。すなわち、ピン17,27,37とローラ1
5,25,35との間にインナレース及びニードルピン
を設ける。 (2)ローラ15,25,35のいずれか1つ又は2つ
を省略し、そのバルブリフタの端壁部の上面にカムが摺
接するようにしてもよい。その場合でも、ローラのある
バルブリフタの回転域において、上記効果が得られ
る。 (3)ローラ15,25の外周面下部をバルブ押圧面と
するのではなく、ローラ15,25のすぐ下方に側壁部
13,23から延びる壁を形成し、該壁の下面をバルブ
押圧面としてもよい。 (4)低速用カム1,2の作用角及びリフト量を同一に
して、2つのバルブ7,8を同一の作用角及びリフト量
で開くようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係る可変動
弁機構によれば、直打式バルブリフタを用いながらも十
分な低フリクション化を実現して低燃費化を図ることが
でき、かつ全回転域での内燃機関の性能向上を図ること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る可変動弁機構の低速域
の状態を示し、(a)はカムのベース円が各バルブリフ
タに当接したときの断面図、(b)はカムのノーズがバ
ルブリフタに当接したときの断面図である。
【図2】同可変動弁機構を示し、(a)は平面図、
(b)は底面図である。
【図3】同可変動弁機構の図2(a)における断面を示
し、(a)はIIIa−IIIa線断面図、(b)はIIIb−IIIb
線断面図、(c)はIIIc−IIIc線断面図である。
【図4】同可変動弁機構の各バルブリフタの斜視図であ
る。
【図5】同可変動弁機構の低速域の状態を示し、(a)
はカムのベース円が各バルブリフタに当接したときの断
面図、(b)はカムのノーズがバルブリフタに当接した
ときの断面図である。
【図6】従来例のバルブリフタ及び動弁機構の断面図で
ある。
【図7】従来例のバルブリフタとローラ付きロッカアー
ムとのフリクションを比較して示すグラフである。
【符号の説明】
1 第一低速用カム 2 第二低速用カム 3 高速用カム 6 ガイド穴 7 第一バルブ 8 第二バルブ 10 第一低速用バルブリフタ 11 リフタ本体 12 端壁部 13 側壁部 15 ローラ 16 第一低速側ピン孔 17 第一切替ピン 18 高圧室 20 第二低速用バルブリフタ 21 リフタ本体 22 端壁部 23 側壁部 25 ローラ 26 第二低速側ピン孔 27 支持ピン 28 リターンスプリング 29 押圧ピン 30 高速用バルブリフタ 31 リフタ本体 32 端壁部 33 側壁部 35 ローラ 36 高速側ピン孔 37 第二切替ピン 41 油道 42 油溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 守広 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 Fターム(参考) 3G016 AA08 AA19 BA03 BA06 BA19 BB03 BB04 BB06 CA02 CA04 CA22 CA29 DA06 DA09 DA22 3G018 AB07 BA07 BA24 BA36 DA05 DA17 DA18 FA03 GA02 GA06 GA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直打式の低速用バルブリフタと高速用バ
    ルブリフタとを並設するとともに、低速用カムと高速用
    カムとを並設し、低速域では低速用カムにより低速用バ
    ルブリフタが押圧されることに基づいてバルブが開き、
    高速域では高速用カムにより高速用バルブリフタが押圧
    されることに基づいてバルブが開くように、低速用バル
    ブリフタと高速用バルブリフタとの連結及び切り離しを
    行う切替機構を設け、低速用バルブリフタ又は高速用バ
    ルブリフタの少なくとも一方に低速用カム又は高速用カ
    ムが摺接するローラを回転可能に軸着してなる可変動弁
    機構。
  2. 【請求項2】 切替機構が、低速域では低速用バルブリ
    フタと高速用バルブリフタとを切り離し、高速域では低
    速用バルブリフタと高速用バルブリフタとを連結するよ
    う構成された請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 【請求項3】 切替機構が低速用バルブリフタと高速用
    バルブリフタとを連結する切替ピンを含み、該切替ピン
    がローラを回転可能に軸着する支軸を兼ねる請求項1又
    は2記載の可変動弁機構。
  4. 【請求項4】 低速用バルブリフタと高速用バルブリフ
    タとがいずれも円形部材の一部円弧を直線状に切り落と
    した形状に形成され、低速用バルブリフタの切り落とし
    側と高速用バルブリフタの切り落とし側とが摺動可能に
    合わせられた請求項1、2又は3記載の可変動弁機構。
  5. 【請求項5】 低速用バルブリフタと高速用バルブリフ
    タとが合わせられた状態で、これらの全体平面形状と同
    一の断面形状に形成されたガイド穴に上下摺動可能に挿
    入された請求項4記載の可変動弁機構。
  6. 【請求項6】 ローラの外周面下部をバルブ押圧面とし
    た請求項1、2、3、4又は5記載の可変動弁機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101448738B1 (ko) 2009-12-03 2014-10-10 현대자동차 주식회사 Gdi 비대칭 가변 밸브 리프트 장치
DE102014113825A1 (de) * 2014-09-24 2016-03-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Ventiltrieb bei einer Brennkraftmaschine

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KR101448738B1 (ko) 2009-12-03 2014-10-10 현대자동차 주식회사 Gdi 비대칭 가변 밸브 리프트 장치
DE102014113825A1 (de) * 2014-09-24 2016-03-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Ventiltrieb bei einer Brennkraftmaschine

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