JP2002242629A - 内燃エンジンの可変動弁機構 - Google Patents

内燃エンジンの可変動弁機構

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JP2002242629A
JP2002242629A JP2001043277A JP2001043277A JP2002242629A JP 2002242629 A JP2002242629 A JP 2002242629A JP 2001043277 A JP2001043277 A JP 2001043277A JP 2001043277 A JP2001043277 A JP 2001043277A JP 2002242629 A JP2002242629 A JP 2002242629A
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low
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speed rocker
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Shigeatsu Uchiyama
重敦 内山
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • F01L2001/186Split rocking arms, e.g. rocker arms having two articulated parts and means for varying the relative position of these parts or for selectively connecting the parts to move in unison

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各バルブについてリフト量を独立に変えるこ
とによって最適なエンジン性能及び排ガス特性を得るこ
とができる内燃エンジンの可変動弁機構を提供するこ
と。 【構成】 各排気バルブ(バルブ)4に対してそれぞれ
高速用カム8aと低速用カム8b及びこれらに当接する
高速用ロッカアーム12と低速用ロッカアーム13を設
けるとともに、低速用ロッカアーム13を排気バルブ4
に当接せしめ、低速時には高速用ロッカアーム12と低
速用ロッカアーム13を独立に揺動せしめ、高速時には
切換ピン(切換手段)18によって高速用ロッカアーム
12と低速用ロッカアーム13を連結して両者を一体に
揺動させることによって排気バルブ4のリフト量を低速
時と高速時で切り換えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気バルブ又は排
気バルブの少なくとも一方のリフト量を可変とする内燃
エンジンの可変動弁機構に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃エンジンにおいては、燃焼室に開口
する吸気ポートと排気ポートが吸気バルブと排気バルブ
によってそれぞれ適当なタイミングで開閉されて所要の
ガス交換がなされるが、高速時において吸気又は排気の
流れを促進し、高い充填効率を確保して高出力を実現
し、且つ、低速時において高い燃焼効率を確保して高出
力と低燃費及び良好な排ガス特性を得るためには、吸気
バルブ又は排気バルブのリフト量と開閉タイミングの何
れか一方又は双方を高速時と低速時において切り換える
必要がある。
【0003】そこで、高速用カムと低速用カム及びこれ
らに当接する高速用ロッカアームと低速用ロッカアーム
を設けるとともに、低速用ロッカアームをバルブに当接
せしめ、低速時には高速用ロッカアームと低速用ロッカ
アームを独立に揺動せしめ、高速時には切換手段によっ
て高速用ロッカアームと低速用ロッカアームを連結して
両者を一体に揺動させることによってバルブのリフト量
を低速時と高速時で切り換えるようにした可変動弁機構
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の可変動弁機構においては、各気筒について複数設け
られたバルブを1組の共通の高・低速用カムとロッカア
ームで駆動するようにしていたため、各バルブについて
リフト量を独立に変えることができず、最適なエンジン
性能及び排ガス特性を得ることができないという問題が
あった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、各バルブについてリフト量を
独立に変えることによって最適なエンジン性能及び排ガ
ス特性を得ることができる内燃エンジンの可変動弁機構
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、各バルブに対してそれぞれ
高速用カムと低速用カム及びこれらに当接する高速用ロ
ッカアームと低速用ロッカアームを設けるとともに、低
速用ロッカアームをバルブに当接せしめ、低速時には高
速用ロッカアームと低速用ロッカアームを独立に揺動せ
しめ、高速時には切換手段によって高速用ロッカアーム
と低速用ロッカアームを連結して両者を一体に揺動させ
ることによってバルブのリフト量を低速時と高速時で切
り換えるようにしたことを特徴とする内燃エンジンの可
変動弁機構。
【0007】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、低速時には前記高速用ロッカアームの
揺動を吸収するロストモーション機構を設けたことを特
徴とする。
【0008】従って、本発明によれば、高速用カムと低
速用カム及びこれらに当接する高速用ロッカアームと低
速用ロッカアームを各バルブに対してそれぞれ設けたた
め、各気筒について複数設けられた各バルブのリフト量
を互いに独立に変えることができ、最適なエンジン性能
及び排ガス特性を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0010】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る可変動弁機構を備える内燃エンジンの低速時
の状態を示す部分縦断面図、図2は同部分平面図、図3
は同内燃エンジンの高速時の状態を示す部分縦断面図、
図4は同部分平面図である。
【0011】本実施の形態に係る内燃エンジン1は、4
バルブ式の水冷4サイクル多気筒エンジンであって、図
1及び図3に示すように、シリンダヘッド2には各気筒
について2つの吸気通路(不図示)と2つの排気通路
(1つのみ図示)3がそれぞれ形成されている。そし
て、これらの吸気通路と排気通路3が燃焼室Sに開口す
る吸気ポート(不図示)と排気ポート3aは、本発明に
係るロッカアーム式の可変動弁機構によって駆動される
吸気バルブ(不図示)と排気バルブ4によってそれぞれ
適当なタイミングで開閉され、それらのリフト量は高速
時と低速時で切り換えられる。尚、以下は排気バルブ4
を駆動する可変動弁機構についてのみ説明するが、吸気
バルブを駆動する可変動弁機構の構成及び作用は排気側
のそれと同様であるため、これについての図示及び説明
は省略する。
【0012】図1及び図3に示すように、前記各排気バ
ルブ4はシリンダヘッド2に圧入されたバルブガイド5
に摺動自在に挿通支持されており、これはシリンダヘッ
ド2とリテーナ6との間に縮装されたバルブスプリング
7によって閉じ側に付勢されている。
【0013】又、シリンダヘッド2の排気側上部には、
排気カム軸8が図1及び図3の紙面垂直方向に長く配さ
れており、図2及び図4に示すように、該排気カム軸8
には各気筒の排気バルブ4について2つの高速用カム8
aと1つの低速用カム8bがそれぞれ一体に形成されて
いる。尚、2つの高速用カム8aは1つの低速用カム8
bの両側に設けられており、高速用カム8aの最高高さ
(リフト量)は低速カム8bのそれよりも大きく設定さ
れている。又、排気カム軸8の上半部は、シリンダヘッ
ド2の上面にボルト9によって取り付けられたベアリン
グキャップ10によって回転自在に支承されている。
【0014】そして、上記排気カム軸8の下方には、中
空状のロッカシャフト11がシリンダヘッド2に排気カ
ム軸8と平行に取り付けられており、該ロッカシャフト
11には各排気バルブ4毎に設けられた高速用ロッカア
ーム12と低速用ロッカアーム13の各一端が上下に揺
動自在に支持されている。
【0015】ここで、図2及び図4に示すように、高速
用ロッカアーム12はU字状に成形され、これの内側に
低速用ロッカアーム13が配され、両ロッカアーム1
2,13はロッカシャフト11を中心として各々独立に
揺動可能に支持されている。そして、高速用ロッカアー
ム12の上面には前記2つの高速用カム8aが当接し、
低速用ロッカアーム13の上面には前記1つの低速用カ
ム8bが当接しており、低速用ロッカアーム13の先部
は排気バルブ4の弁軸4aの頂部に当接している。
【0016】更に、高速用ロッカアーム12の中間部下
面には突起12aが一体に突設されており、この突起1
2aはロストモーション機構14を構成するリフター1
5に当接している。ここで、ロストモーション機構14
は、シリンダヘッド2に固設されたガイドシリンダ16
と、該ガイドシリンダ16に摺動自在に嵌合する前記リ
フター15及び該リフター15を上方へ付勢するスプリ
ング17によって構成されており、スプリング17の付
勢力によって高速用ロッカアーム12はその上面が高速
用カム8aに押圧されている。
【0017】又、低速用ロッカアーム13内には切換手
段を構成する切換ピン18が出没自在に嵌挿されてお
り、該切換ピンはリターンスプリングによって一方向
(低速用ロッカアーム13内に没する方向)に付勢され
ている。即ち、低速用ロッカアーム13には円孔が形成
され、この円孔に切換ピン18が摺動自在に嵌挿され、
円孔内には切換ピン18によって区画される油圧室20
(図3参照)が形成されている。
【0018】一方、前記ロッカシャフト11の軸中心部
には油路21が形成されており、低速用ロッカアーム1
3に形成された前記油圧室20はロッカシャフト11に
形成された油孔22を介して前記油路21に連通してい
る。尚、油路21は不図示の油圧ポンプに連通してお
り、油圧室20への油圧の供給は不図示のECU(エン
ジンコントロールユニット)によってなされる。
【0019】而して、以上説明した排気カム軸8に形成
された高・低速用カム8a,8b、高・低速用ロッカア
ーム12,13、切換ピン18等によって本発明に係る
可変動弁機構が構成されるが、該可変動弁機構において
は、低速用ロッカアーム12に嵌挿された切換ピン18
が出没することによって排気バルブ4のリフト量が高速
と低速で切り換えられる。
【0020】即ち、不図示の回転センサによって検出さ
れたエンジン回転数が設定値以下である低速域において
は、低速用ロッカアーム13に形成された前記油圧室2
0への油圧の供給がなされず、図1及び図2に示すよう
に、低速用ロッカアーム13に嵌挿された切換ピン18
はリターンスプリング19によって付勢されて図示のよ
うに低速用ロッカアーム13内に没しているため、高速
用ロッカアーム12と低速用ロッカアーム13はロッカ
シャフト11を中心として各々独立に揺動可能である。
【0021】従って、低速域においては、排気バルブ4
の駆動力は低速用カム8bから低速用ロッカアーム13
に伝達され、各低速用ロッカアーム13が低速用カム8
bのプロフィールに沿ってロッカシャフト11を中心と
して揺動して排気バルブ4をバルブスプリング7の付勢
力に抗してリフト量L1だけ押し下げてこれを開く。
尚、このとき、高速用カム8aのプロフィールに沿って
ロッカシャフト11を中心として揺動する高速用ロッカ
アーム12は排気バルブ4への駆動力の伝達に寄与せ
ず、これはロストモーション機構14のリフター15を
介してスプリング17を伸縮させるロストモーションを
行う。つまり、高速用ロッカアーム12の揺動はスプリ
ング17の伸縮によって吸収される。
【0022】そして、エンジン回転数が設定値を超える
高速域に達すると、ECUは低速用ロッカアーム13に
形成された前記油圧室20に油圧を供給する。すると、
図2及び図4に示すように、切換ピン18が油圧によっ
て円孔内を摺動して低速用ロッカアーム13から突出す
るため、高速用ロッカアーム12と低速用ロッカアーム
13はロッカシャフト11を中心として一体として揺動
する。従って、排気バルブ4の駆動力は高速用カム8a
から高速用ロッカアーム12及び切換ピン18を経て低
速用ロッカアーム13に伝達され、両ロッカアーム1
2,13は高速用カム8aのプロフィールに沿ってロッ
カシャフト11を中心として揺動して排気バルブ4をバ
ルブスプリング7の付勢力に抗してリフト量L2(>L
1)だけ押し下げてこれを開く。尚、このとき、低速用
カム8bは低速用ロッカアーム13から離間して排気バ
ルブ4への駆動力の伝達に寄与しない。
【0023】以上のように、本発明に係る可変動弁機構
においては、エンジン回転数に応じて排気バルブ4への
駆動力の伝達を低速用カム8bと高速用カム8aに切り
換えて排気バルブ4を駆動し、該排気バルブ4のリフト
量を低速時には小さな値L1に設定し、高速時には大き
な値L2に設定するようにしたため、低速時において高
い燃焼効率を確保して高出力と低燃費及び良好な排ガス
特性を得ることができ、高速時において排気の流れを促
進することによって高出力を実現することができる。
【0024】而して、本実施の形態においては、高・低
速用カム8a,8bと高・低速用ロッカアーム12,1
3及び切換ピン18を1組としてこれらを各排気バルブ
4に対して各々設けたため、各気筒について2つずつ設
けられた排気バルブ4のリフト量を互いに変えることが
でき、最適なエンジン性能及び排ガス特性を得ることが
できる。
【0025】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図5〜図8に基づいて説明する。尚、図5は本発
明の実施の形態2に係る可変動弁機構を備える内燃エン
ジンの低速時の状態を示す部分縦断面図、図6は同部分
平面図、図7は同内燃エンジンの高速時の状態を示す部
分縦断面図、図8は同部分平面図であり、これらの図に
おいては図1〜図4に示したと同一要素には同一符号を
付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0026】本実施の形態では、高速用カム8aと低速
用カム8bの配置を実施の形態1とは逆にするととも
に、切換ピン18を高速用ロッカアーム12側に設けた
点が前記実施の形態1とは異なっており、他の構成は実
施の形態1と同様である。
【0027】即ち、図6及び図8に示すように、排気カ
ム軸8には各気筒の排気バルブ4について1つの高速用
カム8aと2つの低速用カム8bがそれぞれ一体に形成
されており、2つの低速用カム8bは1つの高速用カム
8aの両側に配置されている。
【0028】そして、低速用ロッカアーム13はU字状
に成形され、これの内側に高速用ロッカアーム12が配
され、両ロッカアーム12,13はロッカシャフト11
を中心として各々独立に揺動可能に支持されている。そ
して、高速用ロッカアーム12の上面には前記1つの高
速用カム8aが当接し、低速用ロッカアーム13の上面
には前記2つの低速用カム8bが当接しており、低速用
ロッカアーム13の先部は排気バルブ4の弁軸4aの頂
部に当接している。
【0029】又、高速用ロッカアーム12内には切換手
段を構成する切換ピン18が出没自在に嵌挿されてお
り、該切換ピン18はリターンスプリング19によって
一方向(高速用ロッカアーム12内に没する方向)に付
勢されている。
【0030】而して、不図示の回転センサによって検出
されたエンジン回転数が設定値以下である低速域におい
ては、高速用ロッカアーム12に形成された油圧室20
(図7参照)への油圧の供給がなされず、図5及び図7
に示すように、高速用ロッカアーム12に嵌挿された切
換ピン18はリターンスプリング19によって付勢され
て図示のように高速用ロッカアーム12内に没している
ため、高速用ロッカアーム12と低速用ロッカアーム1
3はロッカシャフト11を中心として各々独立に揺動可
能である。
【0031】従って、低速域においては、排気バルブ4
の駆動力は低速用カム8bから低速用ロッカアーム13
に伝達され、各低速用ロッカアーム13が低速用カム8
bのプロフィールに沿ってロッカシャフト11を中心と
して揺動して排気バルブ4をバルブスプリング7の付勢
力に抗してリフト量L1だけ押し下げてこれを開く。
尚、このとき、高速用カム8aのプロフィールに沿って
ロッカシャフト11を中心として揺動する高速用ロッカ
アーム12は排気バルブ4の駆動力の伝達に寄与せず、
これはロストモーション機構14のリフター15を介し
てスプリング17を伸縮させるロストモーションを行
う。
【0032】そして、エンジン回転数が設定値を超える
高速域に達すると、ECUは高速用ロッカアーム12に
形成された前記油圧室20に油圧を供給する。すると、
図6及び図8に示すように、切換ピン18が油圧によっ
て円孔内を摺動して高速用ロッカアーム12から突出し
て低速用ロッカアーム13の嵌合孔13aに嵌入して両
ロッカアーム12,13を連結するため、高速用ロッカ
アーム12と低速用ロッカアーム13はロッカシャフト
11を中心として一体として揺動する。従って、排気バ
ルブ4の駆動力は高速用カム8aから両ロッカアーム1
2,13を経て排気バルブ4に伝達されるが、両ロッカ
アーム12,13は高速用カム8aのプロフィールに沿
ってロッカシャフト11を中心として一体に揺動して排
気バルブ4をバルブスプリング7の付勢力に抗してリフ
ト量L2(>L1)だけ押し下げてこれを開く。尚、こ
のとき、低速用カム8bは低速用ロッカアーム13から
離間して排気バルブ4への駆動力の伝達に寄与しない。
【0033】而して、本実施の形態においても、高・低
速用カム8a,8bと高・低速用ロッカアーム12,1
3及び切換ピン18を1組としてこれらを各排気バルブ
4に対して各々設けたため、前記実施の形態1と同様の
効果が得られる。
【0034】尚、本発明に係る可変動弁機構は吸気バル
ブと排気バルブの双方或は何れか一方に設けることがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、各バルブに対してそれぞれ高速用カムと低速用
カム及びこれらに当接する高速用ロッカアームと低速用
ロッカアームを設けるとともに、低速用ロッカアームを
バルブに当接せしめ、低速時には高速用ロッカアームと
低速用ロッカアームを独立に揺動せしめ、高速時には切
換手段によって高速用ロッカアームと低速用ロッカアー
ムを連結して両者を一体に揺動させることによってバル
ブのリフト量を低速時と高速時で切り換えるようにした
ため、各バルブについてリフト量を独立に変えることに
よって最適なエンジン性能及び排ガス特性を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの低速時の状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態1に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの低速時の状態を示す部分平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの高速時の状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態1に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの高速時の状態を示す部断平面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの低速時の状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態2に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの低速時の状態を示す部分平面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態2に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの高速時の状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態2に係る可変動弁機構を備
える内燃エンジンの高速時の状態を示す部分平面図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 4 排気バルブ(バルブ) 8 排気カム軸 8a 高速用カム 8b 定速用カム 12 高速用ロッカアーム 13 定速用ロッカアーム 14 ロストモーション機構 18 切換ピン(切換手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 3G016 AA02 AA08 AA12 AA19 BA03 BA06 BA18 BA28 BA36 BB06 BB12 BB24 BB26 CA06 CA08 CA12 CA21 CA26 CA27 CA29 CA36 CA52 CA57 DA08 DA22 GA01 3G018 AA06 AB04 AB17 BA03 BA13 BA36 CA19 CB03 CB06 DA03 DA11 DA14 DA19 DA63 DA83 DA85 EA04 EA22 EA24 EA31 FA03 FA06 GA06 GA07 GA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各バルブに対してそれぞれ高速用カムと
    低速用カム及びこれらに当接する高速用ロッカアームと
    低速用ロッカアームを設けるとともに、低速用ロッカア
    ームをバルブに当接せしめ、低速時には高速用ロッカア
    ームと低速用ロッカアームを独立に揺動せしめ、高速時
    には切換手段によって高速用ロッカアームと低速用ロッ
    カアームを連結して両者を一体に揺動させることによっ
    てバルブのリフト量を低速時と高速時で切り換えるよう
    にしたことを特徴とする内燃エンジンの可変動弁機構。
  2. 【請求項2】 低速時には前記高速用ロッカアームの揺
    動を吸収するロストモーション機構を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の内燃エンジンの可変動弁機構。
JP2001043277A 2001-02-20 2001-02-20 内燃エンジンの可変動弁機構 Pending JP2002242629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125194A1 (ja) * 2010-04-07 2011-10-13 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の動弁装置
JP2012002222A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Guangyang Ind Co Ltd エンジン

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