JP2002051496A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JP2002051496A
JP2002051496A JP2000236300A JP2000236300A JP2002051496A JP 2002051496 A JP2002051496 A JP 2002051496A JP 2000236300 A JP2000236300 A JP 2000236300A JP 2000236300 A JP2000236300 A JP 2000236300A JP 2002051496 A JP2002051496 A JP 2002051496A
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JP
Japan
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stator core
base
disk drive
magnetic disk
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000236300A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morimoto
寛 森本
Tomoharu Takeda
知春 武田
Masato Masuda
正人 桝田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音の低減が図れ、しかも軸受ピッチが長く
十分な軸受剛性を有する磁気ディスク駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 巻線されたコイル3が樹脂5にてオーバ
ーモールドされたステータコア2の端面を樹脂5を介し
てベース1に取り付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂にてオーバー
モールドされたステータコアを用いた磁気ディスク駆動
装置に関するものある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の磁気ディスク駆動装置を
示す。ベース1に支持されたシャフト6の外周とモータ
ハブ8の内周との間にはボールベアリング7a,7bが
設けられており、モータハブ8が回転自在に支持されて
いる。モータハブ8の内側にはマグネットからなる回転
子10が設けられ、コイル3が巻線されたステータコア
2が回転子10の内側に対向して配置されている。
【0003】また、実開平7−16563号公報などに
は、上記と同様の取り付け構造の磁気ディスク駆動装置
が開示されている。図4は図3の分解図であり、シャフ
トは図示されていない。
【0004】ベース1には、ボールベアリング7bと係
合する凹部1bが形成されており、凹部1bの外周部に
はステータコア2の内周面2aと係合する支持部1aと
ステータコア2の取り付け高さを決める段付部1cとが
形成されている。
【0005】段付部1cにステータコア2の内周面2a
を係合させてステータコア2の位置決めが行われると、
ステータコア2の内周面2aと支持部1aの外周面とが
接着固定され、ステータコア2のベース1への取り付け
が行なわれる。ステータコア2に巻線されたコイルの電
線3aは、ベース1に設けられた透孔11を通って外部
の駆動回路(図示せず)に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た磁気ディスク駆動装置では、ステータコア2の内周面
2aと支持部1aの外周面との接合部において、金属製
のステータコア2と金属製のベース1とが直接に接触す
るため、ステータコア2の振動により騒音が発生すると
いう問題がある。
【0007】また、上記のようにベース1にステータコ
ア2を接着固定するための支持部1aを設けると、ボー
ルベアリング7a,7bを取付けるモータハブ8の内周
の端部8aは支持部1aの先端1dと当接しないよう形
成しなければならず、ボールベアリング7a,7b間の
軸受ピッチH2を長くできず、十分な軸受け剛性が得ら
れないという問題もある。
【0008】本発明は前記問題点を解決し、騒音の低減
が図れ、しかも軸受ピッチが長く十分な軸受剛性を有す
る磁気ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク駆
動装置は、ステータコアの端部とベースとを樹脂を介し
て接続したことを特徴とする。
【0010】この本発明によると、騒音の低減が図れ、
軸受ピッチが長く軸受剛性の高い磁気ディスク駆動装置
が実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の磁気ディ
スク駆動装置は、ベースに支持されたシャフトの外周と
モータハブの内周との間にボールベアリングを設けて前
記モータハブを回転自在に支持し、前記モータハブの内
側に回転子を配置し、巻線されたコイルが樹脂にてオー
バーモールドされたステータコアを前記回転子の内側に
対向して配置し、前記ステータコアの端面を前記樹脂を
介して前記ベースに取り付けたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2記載の磁気ディスク駆動
装置は、請求項1において、前記ベースに、ステータコ
アを位置決めするとともに前記樹脂の端部と係合する凹
部を設けたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項3記載の磁気ディスク駆動
装置は、請求項2において、ボールベアリングの端面と
対向するベース面と前記凹部が形成されるベース面の高
さがほぼ同じになるようにして軸受ピッチを長くしたこ
とを特徴とする。
【0014】以下、本発明の具体的な実施の形態を図1
と図2を用いて説明する。なお、従来例を示す図3,図
4と同様の構成をなすものには同一の符号を付けて説明
する。
【0015】図1,図2に示すように、図3と同様に構
成された磁気ディスク装置において、この実施の形態で
は、ステータコア2とベース1の構成を特殊にした点で
上記従来例とは異なる。
【0016】具体的には、ステータコア2としては、巻
線されたコイル3が完全に覆われるよう樹脂5にてオー
バーモールドされたものが用いられ、ステータコア2の
端部には、ベース1への取り付け部となる凸部5aが形
成される。
【0017】このようなステータコア2は、例えば、コ
イル3が巻線されたステータコア2を金型にセットし、
樹脂5を用いて成形することで得られる。なお、成形時
にはコイル3の端部が接続されたターミナルピン4も同
時に金型にセットされ、ステータコア2と一体に成形さ
れる。14はステータコア2と巻線の絶縁を目的として
ステータコア2に最初にコーティングする樹脂でありア
ンダーモールドの層である。
【0018】ベース1には、ステータコア2の凸部5a
に対応する凹部9と、ターミナルビン4が挿入される孔
12が形成されており、凹部9にステータコア2の端部
に形成された凸部5aを係合させてステータコア2を位
置合わせし、ターミナルピン4をベース1の孔12に挿
入して、凸部5aと凹部9およびターミナルピン4と孔
12とを接着剤(図示せず)にて接着固定することで、
ステータコア2がベース1に取付けられる。13はター
ミナルピン4を保持する樹脂部である。
【0019】このようにステータコア2の端部とベース
1とを直接的に接着固定することで、ステータコア2の
振動は樹脂5からなる凸部5aを介してベース1に伝わ
るため、振動が吸収され、電磁振動による騒音を低減で
きる。
【0020】また、ベース1に凹部9を設けることで、
ステータコア2の位置決めが容易に行え、組立の作業性
を向上できる。さらに、ステータコア2を位置合わせす
る凹部9は、ステータコア2の内周面側ではなく端面と
対向する側に形成されるため、ボールベアリング7bの
端面と対向する面の高さは凹部9が形成される面とほぼ
同じ高さにすることができる。その結果、ステータコア
7bを取付けるモータハブ8の内周の端部8aは従来よ
りもシャフト6の基端部側に近づけることができ、ボー
ルベアリング7a,7bの間の軸受ピッチH1を上記従
来の軸受ピッチH2よりも長くでき、軸受剛性の高い磁
気ディスク装置が実現できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明の磁気ディスク駆
動装置は、ベースに支持されたシャフトの外周とモータ
ハブの内周との間にボールベアリングを設けて前記モー
タハブを回転自在に支持し、前記モータハブの内側に回
転子を配置し、巻線されたコイルが樹脂にてオーバーモ
ールドされたステータコアを前記回転子の内側に対向し
て配置し、前記ステータコアの端面を前記樹脂を介して
前記ベースに取り付けたることで、ステータコアによる
振動を吸収して電磁振動による騒音を低減でき、軸受ピ
ッチを長くできるため軸受剛性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディスク駆動装置
の縦断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】従来の磁気ディスク駆動装置の縦断面図
【図4】図3の要部を説明する分解図
【符号の説明】
1 ベース 1a 支持部 1b 凹部 2 ステータコア 3 コイル 5 樹脂部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝田 正人 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5H605 AA05 AA08 BB05 BB14 BB19 CC02 CC03 CC09 CC10 DD03 EA06 EA16 EA19 EB10 EC04 FF06 GG14 GG18 5H621 AA04 GA01 GB14 HH05 JK02 JK05 JK08 JK14 JK19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに支持されたシャフトの外周とモー
    タハブの内周との間にボールベアリングを設けて前記モ
    ータハブを回転自在に支持し、 前記モータハブの内側に回転子を配置し、 巻線されたコイルが樹脂にてオーバーモールドされたス
    テータコアを前記回転子の内側に対向して配置し、 前記ステータコアの端面を前記樹脂を介して前記ベース
    に取り付けた磁気ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】前記ベースに、前記樹脂の端部と係合して
    前記ステータコアを位置決めする凹部を設けた請求項1
    記載の磁気ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】ボールベアリングの端面と対向するベース
    面と前記凹部が形成されるベース面の高さがほぼ同じに
    なるようにして軸受ピッチを長くした請求項2記載の磁
    気ディスク駆動装置。
JP2000236300A 2000-08-04 2000-08-04 磁気ディスク駆動装置 Pending JP2002051496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055880A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Johnson Electric Sa 電気モータ

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