JP2001204156A - 回路内蔵アウターロータ形モータ - Google Patents
回路内蔵アウターロータ形モータInfo
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- JP2001204156A JP2001204156A JP2000009591A JP2000009591A JP2001204156A JP 2001204156 A JP2001204156 A JP 2001204156A JP 2000009591 A JP2000009591 A JP 2000009591A JP 2000009591 A JP2000009591 A JP 2000009591A JP 2001204156 A JP2001204156 A JP 2001204156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】固定子内の空間を有効利用し、モータを小型化
する。 【解決手段】固定子６の内部に形成された空洞部６ａ内
に、回路基板８上に搭載された大型または背丈のある電
子部品７を配置する。
する。 【解決手段】固定子６の内部に形成された空洞部６ａ内
に、回路基板８上に搭載された大型または背丈のある電
子部品７を配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】モータフレーム内に電子部品
等を搭載する回路基板が内蔵されたアウターロータ形の
モータに関する。
等を搭載する回路基板が内蔵されたアウターロータ形の
モータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来における電子回路を内蔵したアウタ
ーロータ形のモータについて、図３を用いて説明する。
図３は、従来におけるアウターロータ形モータの側断面
図である。
ーロータ形のモータについて、図３を用いて説明する。
図３は、従来におけるアウターロータ形モータの側断面
図である。
【０００３】図３において、固定子２１は、固定子コア
２２と、この固定子コア２２に巻回された巻線２３とで
構成されている。固定子コア２２は、円板状の鋼板で形
成され、中央部には孔が設けられおり、また外周縁部に
放射状に延びた複数個の歯部２４が設けられている。こ
の固定子コア２２のそれぞれの歯部２４に巻線が巻回さ
れている。
２２と、この固定子コア２２に巻回された巻線２３とで
構成されている。固定子コア２２は、円板状の鋼板で形
成され、中央部には孔が設けられおり、また外周縁部に
放射状に延びた複数個の歯部２４が設けられている。こ
の固定子コア２２のそれぞれの歯部２４に巻線が巻回さ
れている。
【０００４】回転子２５は、樹脂成形によって永久磁石
一体型であって、かつ、椀状に形成された回転子コア２
５ａと、この回転子コア２５ａの中心部に貫着されたシ
ャフト２６とで形成されている。
一体型であって、かつ、椀状に形成された回転子コア２
５ａと、この回転子コア２５ａの中心部に貫着されたシ
ャフト２６とで形成されている。
【０００５】回路内蔵アウターロータ形モータ２７は、
固定子２１と、この固定子２１の一方の側面に取り付け
られ、電子回路２８が搭載された回路基板２９と、シャ
フト２６の両端部に取り付けられた軸受３０ａ、３０ｂ
と、これら軸受３０ａ、３０ｂを収納するハウジング３
１ａ、３２ａを備え、固定子２１および回転子２５を覆
うように形成された２個のベアリングブラケット３１，
３２とで構成されている。
固定子２１と、この固定子２１の一方の側面に取り付け
られ、電子回路２８が搭載された回路基板２９と、シャ
フト２６の両端部に取り付けられた軸受３０ａ、３０ｂ
と、これら軸受３０ａ、３０ｂを収納するハウジング３
１ａ、３２ａを備え、固定子２１および回転子２５を覆
うように形成された２個のベアリングブラケット３１，
３２とで構成されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】近年、モータの薄型化
が言われているが、モータ内に電子部品を内蔵すると、
この電子部品の容量によって、モータの全長が長くな
り、大型化する。
が言われているが、モータ内に電子部品を内蔵すると、
この電子部品の容量によって、モータの全長が長くな
り、大型化する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、固定子の内部に形成された空洞部内に、回路基板上
に搭載された大型電子部品または背丈のある電子部品を
配置したことを特徴とする回路内蔵アウターロータ形モ
ータを提供する。
ば、固定子の内部に形成された空洞部内に、回路基板上
に搭載された大型電子部品または背丈のある電子部品を
配置したことを特徴とする回路内蔵アウターロータ形モ
ータを提供する。
【０００８】
【作用】固定子コアの中央部に形成される空間に、回路
基板に搭載された電子部品であって、比較的背の高い電
子部品を配設することによって、この電子回路が搭載さ
れた基板面とは反対側の面からモータ外部までの距離を
短くし、モータの全長を薄くする。
基板に搭載された電子部品であって、比較的背の高い電
子部品を配設することによって、この電子回路が搭載さ
れた基板面とは反対側の面からモータ外部までの距離を
短くし、モータの全長を薄くする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明における電子回路を内蔵し
たアウターロータ形のモータについて、図１および図２
を用いて説明する。図１は、本発明におけるアウターロ
ータ形モータの側断面図である。図２は、モールド成形
する際の基板回路付き固定子の側断面図である。
たアウターロータ形のモータについて、図１および図２
を用いて説明する。図１は、本発明におけるアウターロ
ータ形モータの側断面図である。図２は、モールド成形
する際の基板回路付き固定子の側断面図である。
【００１０】図１において、回路内蔵アウターロータ形
モータ１は、モールド樹脂９で形成されたモータフレー
ム２と、このモータフレーム２に保持されたシャフト３
の突出部側を覆うように配設された回転子４と、モータ
フレーム２のシャフト３に嵌合され、回転子４のハウジ
ング４ａ内に収納された軸受５とで構成されている。
モータ１は、モールド樹脂９で形成されたモータフレー
ム２と、このモータフレーム２に保持されたシャフト３
の突出部側を覆うように配設された回転子４と、モータ
フレーム２のシャフト３に嵌合され、回転子４のハウジ
ング４ａ内に収納された軸受５とで構成されている。
【００１１】モータフレーム２は、固定子６と、この固
定子６の一方の側端面に取り付けられ、電子部品７等が
搭載された回路基板８と、固定子６の内部に形成された
空洞部６ａに挿入されたシャフト３と、電子部品７をモ
ールド樹脂９の圧力から保護する保護カバー１０とをモ
ールド樹脂９でモールド成形して形成されている。ま
た、シャフト３の一方の端部は、保護カバー１０に取り
付けられ、もう一方の端部は、モータフレーム２外に突
出して形成されている。
定子６の一方の側端面に取り付けられ、電子部品７等が
搭載された回路基板８と、固定子６の内部に形成された
空洞部６ａに挿入されたシャフト３と、電子部品７をモ
ールド樹脂９の圧力から保護する保護カバー１０とをモ
ールド樹脂９でモールド成形して形成されている。ま
た、シャフト３の一方の端部は、保護カバー１０に取り
付けられ、もう一方の端部は、モータフレーム２外に突
出して形成されている。
【００１２】回路基板８に搭載された電子部品の内、厚
みのある電子部品、あるいは背の高い電子部品は、固定
子６側の回路基板８側面であって、固定子６の空洞部６
ａ内に配置されるように搭載されている。
みのある電子部品、あるいは背の高い電子部品は、固定
子６側の回路基板８側面であって、固定子６の空洞部６
ａ内に配置されるように搭載されている。
【００１３】回転子４は、樹脂成形によって椀状に構成
されている。この回転子４の底部中央には、貫通した孔
が設けられており、この孔に軸受５を収納するためのハ
ウジング４ａが形成されている。また、固定子６の外周
面と対向している回転子４の縁端部分４ｂの樹脂内に
は、磁性粉が埋設されており、着磁されてリング状の永
久磁石を形成している。
されている。この回転子４の底部中央には、貫通した孔
が設けられており、この孔に軸受５を収納するためのハ
ウジング４ａが形成されている。また、固定子６の外周
面と対向している回転子４の縁端部分４ｂの樹脂内に
は、磁性粉が埋設されており、着磁されてリング状の永
久磁石を形成している。
【００１４】保護カバー１０は、椀状に形成されてお
り、縁端部には、回路基板８に挿入するための複数個の
突起１０ａが設けられている。また、外側底面には、シ
ャフト３を仮固定するためのシャフト３径に合った穴１
０ｂが設けられている。
り、縁端部には、回路基板８に挿入するための複数個の
突起１０ａが設けられている。また、外側底面には、シ
ャフト３を仮固定するためのシャフト３径に合った穴１
０ｂが設けられている。
【００１５】そして、この保護カバー１０を固定子６の
空洞部６ａに配設された電子部品７を覆うように配設す
る。そして、突起１０ａを回路基板８に設けられた孔８
ａに挿入し、保護カバー１０を固定している。また、外
側底面の穴１０ｂにシャフト３を挿入して固定する。
空洞部６ａに配設された電子部品７を覆うように配設す
る。そして、突起１０ａを回路基板８に設けられた孔８
ａに挿入し、保護カバー１０を固定している。また、外
側底面の穴１０ｂにシャフト３を挿入して固定する。
【００１６】図２において、保護カバー１０を取り付け
ることにより、保護カバー１０内の電子部品７をモール
ド成形する際の圧力および熱から保護すると共に、シャ
フト３を仮固定することができる。
ることにより、保護カバー１０内の電子部品７をモール
ド成形する際の圧力および熱から保護すると共に、シャ
フト３を仮固定することができる。
【００１７】また、回路基板８の孔８ａに挿入されてい
る保護カバー１０の突起１０ａの先端部をモールド型１
１の突起部１１ａで支持し、かつ保護カバー１０の穴１
０ｂに挿入されているシャフト３の先端部と反対側の先
端部をモールド型１１で支持することによって、回路基
板８の反りを防止することができる。
る保護カバー１０の突起１０ａの先端部をモールド型１
１の突起部１１ａで支持し、かつ保護カバー１０の穴１
０ｂに挿入されているシャフト３の先端部と反対側の先
端部をモールド型１１で支持することによって、回路基
板８の反りを防止することができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、固定子内の空間を有効
利用し、モータを小型化することができる。
利用し、モータを小型化することができる。
【００１９】
【図１】本発明におけるアウターロータ形モータの側断
面図。
面図。
【図２】モールド成形する際の基板回路付き固定子の側
断面図。
断面図。
【図３】従来におけるアウターロータ形モータの側断面
図。
図。
１、２７…回路内蔵アウターロータ形モータ ２…モータフレーム ３、２６…シャフト ４、２５…回転子 ５、３０ａ、３０ｂ…軸受 ６、２１…固定子 ７、２８…電子部品 ８、２９…回路基板 ９…モールド樹脂 １０…保護カバー １１…モールド型 ２２…固定子コア ２３…巻線 ２４…歯部 ３１、３２…ベアリングブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】樹脂で形成されたモータフレーム内に電子
部品等を搭載した回路基板が内蔵されたアウターロータ
形のモータにおいて、 固定子の内部に形成された空洞部内に、回路基板上に搭
載された大型電子部品または背丈のある電子部品を配置
したことを特徴とする回路内蔵アウターロータ形モー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009591A JP4511663B2 (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 回路内蔵アウターロータ形モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009591A JP4511663B2 (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 回路内蔵アウターロータ形モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001204156A true JP2001204156A (ja) | 2001-07-27 |
| JP4511663B2 JP4511663B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=18537722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000009591A Expired - Fee Related JP4511663B2 (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 回路内蔵アウターロータ形モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4511663B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102751821A (zh) * | 2011-04-20 | 2012-10-24 | 台达电子工业股份有限公司 | 马达及应用其的风扇 |
| WO2016206199A1 (zh) * | 2015-06-23 | 2016-12-29 | 中山大洋电机股份有限公司 | 一种外转子电机 |
| WO2019078215A1 (ja) * | 2017-10-17 | 2019-04-25 | Ntn株式会社 | 車両用動力装置 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62125355U (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-08 | ||
| JPH04312337A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | モールドモータ |
| JPH0568362A (ja) * | 1991-09-06 | 1993-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流ブラシレスモータ |
| JPH0568363A (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモータ |
| JPH05207685A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Canon Inc | 小型モータ |
| JPH1080105A (ja) * | 1996-09-02 | 1998-03-24 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モータ |
| JP2001178070A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nidec Shibaura Corp | 回路内蔵アウターロータ形モータ |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000009591A patent/JP4511663B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN102751821A (zh) * | 2011-04-20 | 2012-10-24 | 台达电子工业股份有限公司 | 马达及应用其的风扇 |
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| WO2019078215A1 (ja) * | 2017-10-17 | 2019-04-25 | Ntn株式会社 | 車両用動力装置 |
| JP2019073169A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | Ntn株式会社 | 車両用動力装置 |
| JP7025175B2 (ja) | 2017-10-17 | 2022-02-24 | Ntn株式会社 | 車両用動力装置 |
| US11634021B2 (en) | 2017-10-17 | 2023-04-25 | Ntn Corporation | Power device for vehicles |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4511663B2 (ja) | 2010-07-28 |
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