JP2964117B2 - フラットモータの端子構造 - Google Patents

フラットモータの端子構造

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JP2964117B2
JP2964117B2 JP13944793A JP13944793A JP2964117B2 JP 2964117 B2 JP2964117 B2 JP 2964117B2 JP 13944793 A JP13944793 A JP 13944793A JP 13944793 A JP13944793 A JP 13944793A JP 2964117 B2 JP2964117 B2 JP 2964117B2
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフラットモータの端子構
造に関し、特にフロッピーディスク駆動用のフラットモ
ータの端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワープロなどの電子機器
の外部記憶装置としてフロッピーディスクドライブ装置
(FDD)が装着されている。これらの電子機器のダウ
ンサイジング化に伴ない、FDDも益々小型化、かつ薄
型が要求されており、FDDに用いるモータはその設計
段階では超薄型の必要から、回転部分に配置されるコア
などの表面に施す絶縁被膜の厚みまでも考慮されねばな
らない現状である。
【0003】ところで、従来のFDDに用いるモータと
して特許願平成4年148572号にて出願されたフラ
ットモータのステータ構造では、そのコイルの端子は図
4に示すように絶縁物のステータ台部の鰭状片に設けた
小孔にピンを挿着し、ステータコアに巻回したコイルの
端部を巻付けて端子としており、これをL状に曲げた後
プリント基板の回路パターンにハンダ付けして、結線が
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の特許願に示され
たコイルの端子では鰭状片の小孔にピンを挿し、これに
コイルの端部を巻付けて端子としているが、ピンの形状
が棒状のためコイルの端部を巻付けると巻付部分の太さ
が増大し、その上方に装着されて回転するロータの内面
に接触する虞がある。そして、この対策として巻付部分
の上部を削るなどの修正に手数を要するという問題が生
じている。
【0005】本発明はこのような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的はステータのコイルの端部
を巻回して端子とする棒状導体の巻付部分の厚さを減じ
て従来の問題を解消しようとするフラットモータの端子
構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、コイルが巻回された複数の磁極を
放射状に備えた固定子と該固定子の外周に対応するリン
グ状の永久磁石を備えた回転子とを有するフラットモ−
タにおける前記コイルの端末を棒状の導体に巻付けて固
定子の端子とするフラットモータの端子構造において、
上記磁極の根部を互いに連結するリング状のヨーク部
(13)を覆う内枠(14)と、該内枠(14)に短辺
(21)が埋め込まれて立設され、且つ短辺(21)に
対してL字形に屈曲されて磁極(11)がヨーク部(1
3)から突出する方向と反対方向に突出する長辺(2
2)を有する端子金具(2)と、上記長辺(22)端部
近傍にあって、該長辺(22)がステータ平面と直行す
る方向に押し潰されて設けられ、長辺(22)からの落
ち込みの深さが前記コイル端部導体の直径よりも大きい
巻付部(23)と、を具備してなることを特徴とするフ
ラットモータの端子構造が提供される。
【0007】
【作用】長辺(22)端部近傍にあって、該長辺(2
2)がステータ平面と直行する方向に押し潰されて設け
られ、長辺(22)からの落ち込みの深さが前記コイル
端部導体の直径よりも大きい巻付部(23)を設けたの
で、コイル端部導体巻付処理後の厚みの増大が押えられ
る。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 図1は本発明にかゝるフラットモー
タの端子構造の一実施例を示す図面であり、その内
(A)は、ステータと端子の部分斜視図であり、(B)
は端子金具の断面図である。また、図2は本発明が適用
されるステータの上面図、図3はそのステータコアの部
分を示す上面図である。
【0009】これらの図面において、1はコイルが巻回
されていない状態のステータで、放射方向に複数の突出
した磁極11を有する珪素鋼板からなる薄板12が、例
えば3枚積層されて芯とされ、これが合成樹脂のインサ
ートモールドにより覆われて形成されたものであり、そ
の磁極11の外周壁部はコアが露出されている。
【0010】そして、ステータ1のヨーク部13を覆う
内枠14の内側部分には所定の位置に小穴15が貫設さ
れ、端子金具2を挿着するように形成されている。
【0011】端子金具2は図1に示すようにL字形に折
曲された金属棒で、その短辺21は前記の小穴15に挿
入される部分、長辺22は磁極11に巻回されたコイル
の端部を巻付けてプリント基板の回路パターンにハンダ
付けされる部分である。
【0012】そして、その長辺22の端部の近傍には例
えばプレス加工にて上下から押し潰されて図1(B)の
ように長辺(22)端部近傍にあって、該長辺(22)
がステータ平面と直行する方向に押し潰されて設けら
れ、長辺(22)からの落ち込みの深さが前記コイル端
部導体の直径よりも大きい巻付部(23)を設けたの
で、該巻付部23にコイルの端部が巻回されても、その
上下方向の寸法が端子金具2の太さより大きくならない
ように形成されている。
【0013】つぎにこのように構成された本実施例の作
動を説明すると、ステータ1の磁極11の部分にそれぞ
れ巻回されたコイルの端部は、内枠14の小穴15に挿
着された端子金具2の巻付部23に巻付けられるが、該
巻付部23の厚さが薄く形成されているため、巻付後の
上下方向の寸法が従来の太さより大きくならない。
【0014】したがって、プリント基板の回路パターン
に結線された場合、パターン上に安定するとともに、巻
付部の高さの増大が抑えられ、装着されるロータの内面
への接触が防止されることになる。
【0015】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0016】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
ステータのコイルの端部を巻付ける端子金具の巻付部の
寸法を薄くしたので、端部を巻付け後の上下方向の厚み
が端子金具自体の導体の厚みより増大せず、したがって
プリント基板に実装した場合、従来の修正の手間を省い
ても、装着したロータに接触する事故の発生が防止でき
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝるフラットモータの端子構造の一
実施例を示すステータと端子の部分斜視図および端子金
具の断面図である。
【図2】本実施例が適用されるステータの上面図であ
る。
【図3】ステータコアの部分を示す上面図である。
【図4】従来のフラットモータのステ−タ構造図であ
る。
【符号の説明】
1…ステータ 2…端子金具 14…内枠 15…小穴 23…巻付部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回された複数の磁極を放射状
    に備えた固定子と該固定子の外周に対応するリング状の
    永久磁石を備えた回転子とを有するフラットモ−タにお
    ける前記コイルの端末を棒状の導体に巻付けて固定子の
    端子とするフラットモータの端子構造において、 上記磁極の根部を互いに連結するリング状のヨーク部
    (13)を覆う内枠(14)と、 該内枠(14)に短辺(21)が埋め込まれて立設さ
    れ、且つ短辺(21)に対してL字形に屈曲されて磁極
    (11)がヨーク部(13)から突出する方向と反対方
    向に突出する長辺(22)を有する端子金具(2)と、 上記長辺(22)端部近傍にあって、該長辺(22)が
    ステータ平面と直行する方向に押し潰されて設けられ、
    長辺(22)からの落ち込みの深さが前記コイル端部導
    体の直径よりも大きい巻付部(23)と、 を具備してなることを特徴とするフラットモータの端子
    構造。
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