JPH06237548A - フラット形モータ - Google Patents

フラット形モータ

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Publication number
JPH06237548A
JPH06237548A JP1974093A JP1974093A JPH06237548A JP H06237548 A JPH06237548 A JP H06237548A JP 1974093 A JP1974093 A JP 1974093A JP 1974093 A JP1974093 A JP 1974093A JP H06237548 A JPH06237548 A JP H06237548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat
coil
motor
winding coil
mount substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1974093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ishibashi
和彦 石橋
Masami Miike
正美 三池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1974093A priority Critical patent/JPH06237548A/ja
Publication of JPH06237548A publication Critical patent/JPH06237548A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラット形モータにおいて、巻線コイルのタ
ーン数を増やさずにトルク定数を向上させる。 【構成】 マウント基板2にフラット形ステータ3を配
置し、該フラット形ステータ3に対向させてフラット形
ロータマグネット4を配置する。上記フラット形ステー
タ3を巻線コイル11とパターンコイル12とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフロッピーディスクド
ライブ(FDD)のスピンドルモータ等に使用して好適
なフラット形モータ、所謂平面対向形モータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスクドライブ等において
は装置の薄形化を図るために、スピンドルモータとし
て、フラット形モータが使用されている。
【0003】フラット形モータは、図6に示したよう
に、マウント基板101にフラット形ステータ102を
配置し、該フラット形ステータ102に対向させて、フ
ラット形ロータマグネット103を配置することにより
形成されている。
【0004】そして、上記フラット形ステータ102
は、三角形の巻線コイル104を多数個、マウント基板
101上に平面状に配置することにより形成されてい
る。
【0005】なお、105はフラット形ロータマグネッ
ト103を回転自在に取付けているディスクドライブの
メカシャーシ、106はステータヨーク、107はディ
スクカセットである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
フラット形モータは、その構造上、磁気回路のエアーギ
ャップが大きく、トルク定数(トルク特性)が良くな
い。
【0007】そこで、トルク定数を向上させるために、
巻線コイル104のターン数を増やしたり(トルク定数
はターン数に比例する)、フラット形ロータマグネット
103の磁力の強化を図るという方法が採られている。
【0008】しかし、上記従来の方法には次に述べるよ
うな問題点があった。
【0009】(1)巻線コイルのターン数を増やすと、
そのぶんモータ全厚が大になり、巻線コイルの寸法のみ
ならず、モータ全体の構造の変更が必要になり、コスト
アップの原因になる。
【0010】(2)モータの全厚が大になると、該モー
タを使用するディスクドライブ等を薄形化するのが困難
になる。
【0011】(3)巻線コイル104のターン数を増や
した場合に、これよりもターン数の少ない既存の巻線コ
イルを流用できない場合が起る。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決し、モー
タ全厚を大にすることなく、しかも既存の巻線コイル等
を使用して、容易にトルク定数の改善を図ることのでき
るフラット形モータを提供することを目的として為され
たものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マウ
ント基板にフラット形ステータを配置し、該フラット形
ステータに対向させてフラット形ロータマグネットを配
置したフラット形モータにおいて、上記フラット形ステ
ータを、巻線コイルとパターンコイルとで構成した。
【0014】請求項2の発明は、請求項1のフラット形
モータにおいて、マウント基板に、スルーホール(透
孔)を設け、該スルーホールを通して、リード線で、巻
線コイルとパターンコイルを接続した。
【0015】
【作用】請求項1のフラット形モータにあっては、フラ
ット形ステータのターン数は、巻線コイルのターン数に
パターンコイルのターン数を加えた値になり、巻線コイ
ルのターン数を増やして、トルク定数を向上させるのと
同じ効果を得ることができる。
【0016】請求項2のフラット形モータにあっては、
マウント基板にスルーホールを設けたので、マウント基
板の、上記コイルをマウントした面と反対側の面にリー
ド線を配置し、該リード線の一端側と他端側を、上記ス
ルーホールを通して、上記コイルをマウントした面側に
導き、一端側を巻線コイルに、他端側をパターンコイル
に接続することにより、上記巻線コイルとパターンコイ
ルを電気的に接続することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明のフラット形モータをフロッピ
ーディスクドライブのスピンドルモータとして使用した
場合を例にとって説明する。
【0018】図1において1は本発明のフラット形モー
タである。
【0019】上記フラット形モータ1は、マウント基板
(PCB)2上に配置されるフラット形ステータ3と、
該フラット形ステータ3に対向させて配置されたフラッ
ト形ロータマグネット4を備えている。
【0020】上記フラット形ステータ3は、多数の巻線
コイル11…11と、パターンコイル12…12とで構
成されている。
【0021】上記巻線コイル11…11は、文字通り、
導電線を巻くことにより略三角形状に形成されていて、
上記マウント基板2に設けられている略三角形状のパタ
ーンコイル12…12上に重ね合わせた状態で取付けら
れている。
【0022】上記パターンコイル12…12は、マウン
ト基板2の表面にエッチング等の方法により三角形の渦
巻状に形成されている。
【0023】また、マウント基板2の表面には、図2に
示したように、三角形の渦巻状のパターンコイル12…
12の内,外周部に、それぞれ第1,第2のランド部1
3,14が設けられていると共に、パターンコイル12
…12の内側の端部に連続させた状態で第3のランド部
15が設けられている。
【0024】そして、上記パターンコイル12上に巻線
コイル11を重ね合わせた状態に取付けると、該巻線コ
イル11の内側の端部11aは、上記第1のランド部1
3に接触し、巻線コイル11の外側の端部11bは、上
記第2のランド部14に接触するようになっている。
【0025】また、上記マウント基板2には、上記第
1,第2,第3のランド部13,14,15に臨んで第
1,第2,第3のスルーホール16,17,18が設け
られている。
【0026】上記マウント基板2の裏面側には、上記第
2,第3のランド部14,15を接続する第1のリード
線21が配置されている。
【0027】上記第1のリード線21は両端部を、直角
に折曲げることにより、スルーホール挿入部21a,2
1bが形成されている。
【0028】そして、図3に示したように、一方のスル
ーホール挿入部21aを第2のスルーホール17に挿入
して、先端を上記第2のランド部14に接続し、他方の
スルーホール挿入部21bを第3のスルーホール18に
挿入して、先端を上記第3のランド部15に接続するこ
とにより、上記第2のランド部14と第3のランド部1
5はマウント基板2の裏面側に配置した第1のリード線
21で接続された状態になっている。
【0029】従って、上述したように、パターンコイル
12上に巻線コイル11を取付け、該巻線コイル11の
外側の端部11bを第2のランド部14に接触させる
と、上記巻線コイル11の外側の端部11bは、上記第
2のランド部14、第1のリード線21、第3のランド
部15を介して、パターンコイル12の内側の端部に直
列に接続された状態になるのである。
【0030】また、マウント基板2の裏面側には、図4
に示したように、第2のリード線22が配置されてい
る。
【0031】上記第2のリード線22の一端部は、マウ
ント基板2の裏面に沿って伸びて図外のスピンドルモー
タICに接続されていると共に、他端部は、直角に折曲
げられてスルーホール挿入部22aが形成されている。
【0032】上記スルーホール挿入部22aは上記第1
のスルーホール16に挿入され、先端が第1のランド部
13に接続されている。
【0033】図5は、この発明のフラット形モータ1の
使用状態を示す断面図である。
【0034】上記巻線コイル11とパターンコイル12
からなるフラット形ステータ3を設けたマウント基板2
は中継ケーブル31を介して、LG基板32に回動可能
に取付けられていると共に、これらマウント基板2とL
G基板32はディスクドライブのメカシャーシ33の下
方に配置されている。
【0035】上記メカシャーシ33には軸受34を介し
てスピンドル軸35が回転自在に取付けられている。
【0036】上記スピンドル軸35の下端にはロータボ
ス36およびロータケース37を介してフラット形ロー
タマグネット4が上記フラット形ステータ3とマウント
基板2を介して対向させた状態で取付けられている。
【0037】また、上記スピンドル軸35の上端にはタ
ーンテーブル38が取付けられている。
【0038】39はメカシャーシ33の上面に設けられ
たカセット位置決めピンである。
【0039】実施例のフラット形モータ1は、上述した
ように、巻線コイル11とパターンコイル12とで構成
し、これら巻線コイル11とパターンコイル12を直列
に接続してフラット形ステータ3を構成したので、仮
に、巻線コイル11のターン数Tを108とし、パター
ンコイル12のターン数tを17とすると、これら巻線
コイル11とパターンコイル12のターン数の和はT+
t、つまり108+17=125となる。
【0040】そして、トルク定数はターン数に比例する
ので、巻線コイル11とパターンコイル12を併用した
場合は、上記巻線コイルと同じターン数の巻線コイル1
1を単独で使用した場合に較べて、108+17/10
8=1.15倍のトルク定数を得ることが可能になるの
である。
【0041】また、実施例では、マウント基板2に複数
のスルーホールを設けたので、これらスルーホールを利
用することにより、マウント基板2の裏面側にリード線
21を配置し、該リード線21の両端部を折曲げて、上
記スルーホールを通して、巻線コイル11とパターンコ
イル12に接続することにより、これら巻線コイル11
とパターンコイル12をマウント基板2の裏面側から接
続することができる。
【0042】なお、実施例では、巻線コイル11とパタ
ーンコイル12を直列に接続した場合を示したが並列に
接続してもよい。
【0043】また、本発明のフラット形モータはディス
クドライブのスピンドルモータとしてだけでなく、その
他の機器や装置に用いられ、これら機器や装置の薄形化
等を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明のフラット形モータには次に述べ
るような効果がある。
【0045】(1)フラット形ステータを巻線コイルと
パターンコイルで形成したので、同じターン数の巻線コ
イルを単独で使用する場合に較べて、パターンコイルの
ターン数だけ、フラット形ステータのターン数を増やす
ことができ、そのぶんモータのトルク定数を向上させる
ことができる。
【0046】また、既存の巻線コイルを使用し、モータ
の全厚等を変えることなく、より性能の優れたフラット
形モータを得ることができる。
【0047】(2)マウント基板にスルーホールを設け
たので、該スルーホールを利用することにより、巻線コ
イルとパターンコイルを容易かつ確実、迅速に接続する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラット形モータの使用状態の分解斜視図。
【図2】要部の拡大斜視図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】フラット形モータの使用状態の断面図。
【図6】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…フラット形モータ 2…マウント基板 3…フラット形ステータ 4…フラット形ロータマグネット 11…巻線コイル 12…パターンコイル 16,17,18…スルーホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウント基板にフラット形ステータを配
    置し、該フラット形ステータに対向させてフラット形ロ
    ータマグネットを配置したフラット形モータにおいて、 上記フラット形ステータは、巻線コイルとパターンコイ
    ルとで構成されていることを特徴とするフラット形モー
    タ。
  2. 【請求項2】 マウント基板は、スルーホールを有して
    いて、該スルーホールを通して、巻線コイルとパターン
    コイルが接続されている請求項1のフラット形モータ。
JP1974093A 1993-02-08 1993-02-08 フラット形モータ Pending JPH06237548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974093A JPH06237548A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 フラット形モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1974093A JPH06237548A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 フラット形モータ

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Publication Number Publication Date
JPH06237548A true JPH06237548A (ja) 1994-08-23

Family

ID=12007740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974093A Pending JPH06237548A (ja) 1993-02-08 1993-02-08 フラット形モータ

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JP (1) JPH06237548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6078467A (en) * 1997-09-29 2000-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recording apparatus having medium driving motor with reduced thickness utilizing press working, press forming or the like
KR100455000B1 (ko) * 2001-01-09 2004-11-06 알프스 덴키 가부시키가이샤 이너로터모터 및 디스크장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6078467A (en) * 1997-09-29 2000-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recording apparatus having medium driving motor with reduced thickness utilizing press working, press forming or the like
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