JPH10322998A - 基板内蔵型モータ - Google Patents

基板内蔵型モータ

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Publication number
JPH10322998A
JPH10322998A JP14581197A JP14581197A JPH10322998A JP H10322998 A JPH10322998 A JP H10322998A JP 14581197 A JP14581197 A JP 14581197A JP 14581197 A JP14581197 A JP 14581197A JP H10322998 A JPH10322998 A JP H10322998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
substrate
stator
stator core
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP14581197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamauchi
広幸 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP14581197A priority Critical patent/JPH10322998A/ja
Publication of JPH10322998A publication Critical patent/JPH10322998A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの体積を小さくする。また、巻線の端末
部の断線を低減する。 【構成】固定子コアの一方の端面上に、基板を取り付
け、基板が取り付けられた固定子コアに巻線を巻回して
固定子を形成する。あるいは、基板を、基材が金属板で
ある金属基板で形成する。あるいは、基板の外周部に巻
線接続用の突起を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】巻線間の接続用、あるいは、モー
タ駆動用の電子部品が搭載された基板を内蔵した基板内
蔵型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来における基板内蔵型モータをブラシ
レスDCモータを例に図8を用いて説明する。図8は、
従来におけるブラシレスDCモータの部分側断面図であ
る。
【0003】図8において、ブラシレスDCモータ31
は、モータフレーム32と、このモータフレーム32の
内周部に収納された回転子33と、この回転子33の両
端に取り付けられ、回転子33を支持し、回転自在にさ
せる軸受34a、34bと、軸受34bを収納し、モー
タフレーム32に取り付けられたベアリングブラッケッ
ト35とで構成されている。
【0004】また、モータフレーム32は、固定子コア
36に巻線37が巻回されて形成された固定子38と、
この固定子38の一方の端面に隣接して取り付けら、電
子部品39、ホールセンサ40等が搭載された基板41
とをプリミックス42、あるいは樹脂等でモールド成形
して形成されている。
【0005】そして、巻線37の端末37aが基板41
の外周部に数回巻回されて、巻線37間の接続がされて
いる。また、巻線37と固定子コア36との間には、電
気的な絶縁を行うために絶縁材45が設けられている。
【0006】回転子33は、棒状のシャフト43と、こ
のシャフト43の外周面に取り付けられた筒状のヨーク
(図示しない)と、このヨークの外周面にに取り付けら
れた筒状のマグネット44とで構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように基板を固
定子に隣接して取り付けられ、この固定子を内蔵したモ
ータでは、基板の厚み、または基板上に搭載された電子
部品の高さなどを考慮して、基板または電子部品がモー
タフレームに収納されるように、モータの長さ寸法を長
くあるいは大きく設計しなければならなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、固定子コアの一方の端面上に基板を取り付け、この
基板が取り付けられた固定子コアに、巻線を巻回して固
定子を形成して構成されたことを特徴とする基板内蔵型
モータを提供する。
【0009】あるいは、前記基板を、基材が金属板であ
る金属基板で形成したことを特徴とする前記基板内蔵型
モータを提供する。
【0010】あるいは、前記基板の外周部に巻線接続用
の突起を設けたことを特徴とする前記基板内蔵型モータ
を提供する。
【0011】
【作用】固定子コアの一方の端面上に、一方の基板面を
取り付け固定する。そして、この基板が取り付けられた
固定子コアに巻線を巻回すことにより、基板を含めた固
定子の長さが短くなる。
【0012】また、基板の基材に金属板を使用した金属
基板を使用し、この金属板に透磁率の高い材質のものを
用いることにより、金属基板の金属板を固定子コアとし
て使用できる。
【0013】
【実施例】本発明における実施例をブラシレスDCモー
タを例に図1〜図7を用いて説明する。図1は、本発明
における金属基板の正面図である。図2は、図1の金属
基板の取り付け方法を説明した固定子コアの側断面図で
ある。図3は、本発明における金属基板が取り付けられ
た固定子の側断面図である。図4は、図3の固定子の正
面図である。図5は、本発明におけるブラシレスDCモ
ータの部分側断面図である。図6は、他の実施例である
基板の正面図である。図7は、図6の基板を取り付けた
固定子の正面図である。
【0014】図1において、金属基板1上には、巻線間
の接続用パターン2、各種モータ駆動用電子部品3、ホ
ールセンサ4、巻線および電子部品に電源を供給するた
めのリード線5等が設けられている。
【0015】また、金属基板1の形状は、後述する固定
子コアと同等の形状になっている。すなわち、輪1a状
に形成され、この輪1aの内周部から輪1aの中心に向
かって、複数個の突起1bが突出して形成されている。
【0016】図2において、金属基板1は、基材に透磁
率の高い金属板6が用いられている。例えば、固定子コ
ア8に用いられる金属を用いれば良い。そして、金属板
6上に絶縁層7を設け、この絶縁層7上にパターンを配
設し、電子部品3、ホールセンサ4等を搭載する。
【0017】そして、この金属基板1を固定子コア8の
一方の端面に、接着剤等を使用して取り付ける。
【0018】図3において、金属基板1が取り付けられ
た固定子コア8のティース部に、絶縁材9を取り付け
る。そして、絶縁材9を介して固定子コア8のティース
部に巻線10を巻回して、固定子11を形成する。
【0019】図4において、固定子コアのティース8a
部に巻回された巻線10の端末10aを金属基板1の面
上に設けられている巻線10間の接続用パターン2に半
田付けして接続する。
【0020】図5において、ブラシレスDCモータ12
は、従来例で説明したブラシレスDCモータと同様に、
モータフレーム13と、このモータフレーム13の内周
部に収納された回転子14と、この回転子14の両端に
取り付けられ、回転子を支持し、回転自在にさせる軸受
15a、15bと、これら軸受15a、15bを収納
し、モータフレーム13に取り付けられたベアリングブ
ラッケット16とで構成されている。
【0021】また、モータフレーム13は、前述した金
属基板1が取り付けられた固定子11をプリミックス1
7、あるいは樹脂でモールド成形して形成されている。
【0022】以上のような構成にすることにより、金属
基板1を含めた固定子11の長さLを短くすることがで
きる。また、実施例のようなモールドモータの場合、金
属基板1の一方の端面が固定子コア8の端面に取り付け
られ、また、金属基板1の一部が絶縁材9で保護されて
いるため、モールド成形時のモールド圧による金属基板
1の反り、割れ等を防止することができる。さらに、巻
線10から金属基板1面上に設けられた巻線間の接続用
パターン2までの距離が従来より短く設計できるため、
モールド圧による巻線10の端末10aの断線を防止す
ることができる。
【0023】図6および図7において、基材に樹脂など
を用いた基板18をモータに内蔵する場合、基板18を
輪状に形成する。そして、この基板18を固定子コア1
9の輪状の部分に取り付け固定する。
【0024】また、巻線20間の接続を行うために、前
述したように基板面上に設けられた巻線間の接続用パタ
ーンに巻線の端末を半田付けして接続する他に、巻線の
接続を確実に行うために、図のように基板18の外周部
に複数個の突起21を設け、この突起21に巻線20の
端末20aを数回巻回してから半田付けしてもよい。
【0025】本発明における基板の形状は、巻線を巻回
す際、あるいはモータを組み立てる際等、モータを製造
する際に、基板が邪魔にならない形状、あるいはモータ
の性能を阻害しない形状にすればよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、基板の取り付けられた
固定子の大きさを小さくすることができる。また、基板
に金属基板を使用することにより、金属基板の金属板を
固定子コアと兼用することができる。さらに、モールド
モータの場合、モールド成形時のモールド圧による基板
の反り、割れ等を防止し、巻線の端末の断線を防止する
ことができる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における金属基板の正面図。
【図2】図1の金属基板の取り付け方法を説明した固定
子コアの側断面図。
【図3】本発明における金属基板が取り付けられた固定
子の側断面図。
【図4】図3の固定子の正面図。
【図5】本発明におけるブラシレスDCモータの部分側
断面図。
【図6】他の実施例である基板の正面図。
【図7】図6の基板を取り付けた固定子の正面図。
【図8】従来におけるブラシレスDCモータの部分側断
面図。
【符号の説明】
1…金属基板 2…接続用パターン 3、39…電子部品 4、40…ホールセンサ 5…リード線 6…金属板 7…絶縁層 8、19、36…固定子コア 9、45…絶縁材 10、20、37…巻線 11、38…固定子 12、31…ブラシレスDCモータ 13、32…モータフレーム 14、33…回転子 15a、15b、34a、34b…軸受 16、35…ベアリングブラッケット 17、42…プリミックス 18、41…基板 21…突起 43…シャフト 44…マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻線間の接続用、あるいは、モータ駆動用
    の電子部品が搭載された基板を内蔵した基板内蔵型モー
    タにおいて、 固定子コアの一方の端面上に、基板を取り付け、 この基板が取り付けられた固定子コアに巻線を巻回して
    固定子を形成して構成されたことを特徴とする基板内蔵
    型モータ。
  2. 【請求項2】前記基板を、基材が金属板である金属基板
    で形成したことを特徴とする請求項1記載の基板内蔵型
    モータ。
  3. 【請求項3】前記基板の外周部に巻線接続用の突起を設
    けたことを特徴とする請求項1および請求項2記載の基
    板内蔵型モータ。
JP14581197A 1997-05-19 1997-05-19 基板内蔵型モータ Pending JPH10322998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14581197A JPH10322998A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 基板内蔵型モータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP14581197A JPH10322998A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 基板内蔵型モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10322998A true JPH10322998A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15393696

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14581197A Pending JPH10322998A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 基板内蔵型モータ

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JP (1) JPH10322998A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356910B2 (en) 2002-01-23 2008-04-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a rotation angle detector

Cited By (1)

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US7356910B2 (en) 2002-01-23 2008-04-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a rotation angle detector

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