JP2770047B2 - 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ - Google Patents

回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ

Info

Publication number
JP2770047B2
JP2770047B2 JP15094989A JP15094989A JP2770047B2 JP 2770047 B2 JP2770047 B2 JP 2770047B2 JP 15094989 A JP15094989 A JP 15094989A JP 15094989 A JP15094989 A JP 15094989A JP 2770047 B2 JP2770047 B2 JP 2770047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
bracket
brushless motor
projection
type surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15094989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0318264A (ja
Inventor
忠男 山口
尚久 小柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP15094989A priority Critical patent/JP2770047B2/ja
Publication of JPH0318264A publication Critical patent/JPH0318264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2770047B2 publication Critical patent/JP2770047B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は音響、映像機器に使用される回転ヨーク型
面対向ブラシレスモータの改良に関する。
(従来の技術) 従来の回転ヨーク型面対向ブラシレスモータとして
は、第3図に示すようなものが知られている。すなわ
ち、複数個の電機子コイル11…を配設した薄い印刷配線
基板からなるステータ1と、このステータ1を間にして
両側にそれぞれ空隙を介して配した回転ヨーク2、界磁
マグネット3とを備えたもので、この界磁マグネット3
は、さらにマグネットケース4に収納され、このマグネ
ットケース4は前記回転ヨーク2と共にプーリー付ホル
ダ5に支持されている。このプーリー付ホルダ5は、前
記ステータの中央部の透し孔6に配され、中央に固着し
たシャフト7でメタル8、8およびこのメタル8、8を
収納したロータホルダ9を介してブラケット10に回転自
在に支持されている。このブラケット10は外周部分12が
立上げられ、樹脂ベース13がアウトサート成形されてい
る。この樹脂ベース13には立上り部14の内側に、前記薄
い印刷配線基板からなるステータ1の外周部が載置さ
れ、溶着等により立上り部14を内側に折り曲げて固定さ
れる。
第4図は従来の他の構成を示すもので、ブラケット10
の立上げ部分を段差にして、この立上り部の段差15に前
記のようなステータ1の外周を載置し、段差部15の上方
を内側に折り曲げて固定したものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の構成では、特性上からステータを
薄い印刷配線基板を用いているため、温度によるステー
タ基板の変形の問題がある。すなわち、上記いずれも内
側に向かって折り曲げ固定するので外周が押さえられる
ため、ステータの熱膨張時に逃げ場がなくなり、第3図
の想像線で示すようにたわんでしまう。この現象は、特
に電機子コイルを印刷配線で構成した薄いものが著し
い。
このため、ステータ1が界磁マグネット3と当たって
しまい実用上大きな問題となる。この結果、折角印刷配
線基板で電機子コイルを形成して薄くしても、空隙を大
きく余裕をもって設定せざるを得ず、特性上の悪化をま
ねき、薄型化にもネックとなっていた。
この発明は、上述のような欠陥を克服した回転ヨーク
型面対向ブラシレスモータを提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上述のような回転ヨーク型面対向ブラシ
レスモータにおいて、前記ステータの外周部分に複数個
の係止孔を設け、この係止孔にブラケットから立上げた
突起を嵌め込み、この突起を内側から外側に折り曲げま
たは溶着することにより、前記ステータをブラケットに
固定したものである。
上記ステータは、電機子コイルを印刷配線基板で構成
したものが効果的である。
また、前記ブラケットは磁性金属体であり、突起はこ
の金属体の一部で構成する構造が簡単で、磁気ノイズを
防ぐ意味から好都合である。
または、前記ブラケットから立上げた突起は合成樹脂
であってもよい。
そしてブラケットの突起の周囲には、少なくとも外側
にステータ受部が設けられるようにするとよい。
(作用) 上記のように構成すると、薄い印刷配線基板からなる
ステータは、法線方向に応力が加わっているので、加熱
されても内側がたわむ変形が起きない。
また、ブラケットを磁性金属体にしたので磁気ノイズ
が洩れにくい。
そして、ブラケットに設けたステータ受部のため、突
起を外方に曲げてもステータは変形しなくなる。
(実施例) 第1図において、薄い印刷配線基板からなるステータ
1は、中央の透し孔6の周りに一体にエッチング、メッ
キ増長等により電機子コイルパターン16が設けられる。
このステータ1の一側には空隙を介して回転ヨーク2
が、他側には同じく空隙を介して界磁マグネット3と、
この界磁マグネット3を収納したマグネットケース4が
配され、このマグネットケース4は前記回転ヨーク2と
共にプーリー付ホルダ5に支持される。このプーリー付
ホルダ5は、前記ステータ1の中央の透し孔6に配置さ
れ、シャフト7でメタル8、8およびこのメタル8、8
を収納したロータホルダ9を介してブラケット17に回転
自在に支持されている。このブラケット17は外周部分が
立上げられて、複数個の突起18…とこの突起18…にほぼ
直角にステータ受部19が外方に折曲げられて設けられ
る。この突起18は、前記ステータ1の外周部分に予め設
けておいた係止孔20に嵌め込まれることにより、ステー
タ1を仮支持し、さらに突起18を中央から法線方向に外
側に向かって折り曲げることにより、ステータ1を固定
させたものである。
なお上記実施例において、ステータ受部19はアウトサ
ート成形による合成樹脂で形成してもよい。
第2図に示すものは第2の実施例で、突起21をステー
タ受部22と共に、ブラケットにアウトサート成形による
合成樹脂で形成したものである。
このようにした場合も、ステータを固定するには、折
り曲げ又は溶着が選ばれるが、いずれも中心から外側に
向かって折り曲げ又は溶着する必要がある。なお、この
とき溶着を採用すると、ステータ基板を極めて薄くして
も、カシメ方式でないので破損することはない。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成したので、次のような効果
を奏する。
薄い印刷配線基板からなるステータは、中心からほぼ
法線方向に応力が加わって保持されるので、加熱されて
も内側がたわんでしまう恐れがなく、その結果空隙は不
必要に余裕を持たさなくてすむので高効率が維持でき
る。ステータ固定部分は外方に向かっているので、回転
ヨークをその分だけ大径にできるので、磁気ノイズも有
利となる。
また、電機子コイルは印刷配線パターンで形成したの
で、ステータも極めて薄くできるが、このようにしても
強度的に何ら不安なく維持できる。
ブラケットを磁性金属体にしたので、ステータ基板の
固定手段として磁気ノイズが洩れにくい。
そして、ステータ受部を外側に設けたので、突起を外
方に曲げるとき、ステータの変形を起こすこともない。
なお、突起を外方に溶着しながら潰す構成にすれば、
外方に加わる力が少なくてすむので、ステータ基板を極
めて薄くしても破損してしまう恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ
の実施例の縦断面図、第2図は同他の実施例の要部断面
図、第3図は従来の同モータの縦断面図、第4図は同他
のモータの縦断面図である。 1はステータ 2は回転ヨーク 3は界磁マグネット 18は突起 19はステータ受部 20は係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 29/00 H02K 29/00 Z (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 29/00 H02K 21/24 H02K 3/26 H02K 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電機子コイルを配すると共に外周部分でブ
    ラケットに支持された薄い印刷配線基板からなるステー
    タと、このステータを間にして両側にそれぞれ空隙を介
    して配した回転ヨーク、界磁マグネットを有するロータ
    とを備えた回転ヨーク型面対向ブラシレスモータにおい
    て、前記ステータの外周部分に複数個の係止孔を設け、
    この係止孔にブラケットから立上げた突起を嵌め込み、
    この突起を内側から外側に折り曲げ又は溶着することに
    より、前記ステータをブラケットに固定させた回転ヨー
    ク型面対向ブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】前記電機子コイルは印刷配線パターンで形
    成された特許請求の範囲第1項記載の回転ヨーク型面対
    向ブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】前記ブラケットは磁性金属であり、突起は
    この金属体の一部で構成した特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】前記ブラケットから立上げた突起は合成樹
    脂である特許請求の範囲第1項または第2項記載の回転
    ヨーク型面対向ブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】前記ブラケットの突起の周囲には少なくと
    も外側にステータ受部が設けられている特許請求の範囲
    第1項ないし第4項いずれか記載の回転ヨーク型面対向
    ブラシレスモータ。
JP15094989A 1989-06-13 1989-06-13 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2770047B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15094989A JP2770047B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15094989A JP2770047B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0318264A JPH0318264A (ja) 1991-01-25
JP2770047B2 true JP2770047B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=15507942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15094989A Expired - Lifetime JP2770047B2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2770047B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102288523B1 (ko) 2014-12-30 2021-08-11 엘지이노텍 주식회사 토크센서모듈 및 이를 포함하는 조향각 센싱장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0318264A (ja) 1991-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5986365A (en) Spindle motor
JP2668636B2 (ja) モータ
US5170086A (en) Electric motor with toothed disk to secure stator core
US6215210B1 (en) Motor, structure of stator of the motor and assembly method of the stator
JPH0833300A (ja) ブラシレスモータ
JP2770047B2 (ja) 回転ヨーク型面対向ブラシレスモータ
JP3265906B2 (ja) 小型ブラシレスモータ
JP2002051513A (ja) コンデンサ電動機およびその製造方法
JP2532489Y2 (ja) 刷子レスモータ
JPH11215745A (ja) 電動モータ及びステータコアの形成方法
JP3015644B2 (ja) アウターロータ型ブラシレスdcモータ
JPH118951A (ja) 軸方向空隙型ファンモータ
JPH1118392A (ja) ブラシレスモータ
JPH0970162A (ja) ブラシレスモータ
JP2589870Y2 (ja) ファンモータのリード線固定装置
JP3316380B2 (ja) モールドモータ
JP2002534945A (ja) プリント配線板上に固定するために規定された電動モータ
JP2959166B2 (ja) ブラシレスモータ
JP3004537U (ja) 給電端子付振動モ−タ
JP3007571U (ja) カップ形コアレスモ−タ
JP3527775B2 (ja) カップ型コアレスモータ
JP2964117B2 (ja) フラットモータの端子構造
JP2682096B2 (ja) 無刷子電動機
JP3177135B2 (ja) モータ
JPH07143699A (ja) 電動機