JP2002051438A - 絶縁スペーサ - Google Patents

絶縁スペーサ

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JP2002051438A
JP2002051438A JP2000235183A JP2000235183A JP2002051438A JP 2002051438 A JP2002051438 A JP 2002051438A JP 2000235183 A JP2000235183 A JP 2000235183A JP 2000235183 A JP2000235183 A JP 2000235183A JP 2002051438 A JP2002051438 A JP 2002051438A
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conductor
gas
insulating spacer
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electrode
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Osamu Koike
修 小池
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】三相用ガス絶縁母線においては、導体を直角二
等辺三角形配置から正三角形配置への変換あるいはその
逆の変換をするということは、ガス絶縁母線の製造工程
に折り曲げ作業という一つの工程が増えるということで
あり、ガス絶縁母線に採用される導体は通電容量が大き
いため、径が大きいため加工にかなりの熟練も要するこ
とから、ガス絶縁母線延いてはガス絶縁開閉装置の製作
費の高騰を招く要因の一つになっている。 【解決手段】内部に絶縁性ガスを封入すると共に導体を
収容した金属容器の端部を密閉し且つ前記導体を電極に
接続して支持する絶縁スペーサにおいて、この絶縁スペ
ーサに設けた電極の導体接続面の大きさおよび形状を前
記導体の配置の変更に対応可能な大きさにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
等に使用される絶縁スペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス絶縁開閉装置に使用される
絶縁スペーサはガス絶縁母線等を構成する金属容器内に
収納された導体の支持のために使用されている。以下、
図6および図7を参照して従来の絶縁スペーサを使用し
たガス絶縁母線について説明する。
【0003】図6は、三相用のガス絶縁母線組立体1を
示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図である。このガス絶縁母線組立体1は
このガス絶縁母線2および3を絶縁スペーサ4を介して
気密に結合したものであり、また各ガス絶縁母線2およ
び3は、SF6等の絶縁ガスを充填した母線金属容器2-
1および3-1の内部に適宜な絶縁距離を隔ててそれぞれA
相、B相およびC相の導体2-2および3-2を収容した構成
となっている。なお、2-3、2-4および3-3、3-4はそれぞ
れ前記母線金属容器2-1、3-1の両端部に設けた結合用フ
ランジである。
【0004】ところで、前記絶縁スペーサ4は、前記導
体2-2および3-2を接続する電極を、導体の配置(正三角
形あるいは直角二等辺三角形)に対応するように、それ
らの三角形の頂点に配置した状態で周囲をエポキシ樹脂
等の絶縁物で一体に注形し、全体形状が皿状になるよう
に形成されている。そして、前記導体2-2および3-2は、
それぞれ絶縁スペーサ4の図示左右の導体接続面に接続
されることにより、相互接続されている。
【0005】導体2-2または3-2は、ガス絶縁母線2また
は3が接続される図示しないガス絶縁機器の導体の配置
関係から、母線金属容器2-1または3-1の内部で、正三角
形配置から直角二等辺三角形配置への配置変換あるいは
直角二等辺三角形配置から正三角形配置への配置変換を
行っている。
【0006】図6は母線金属容器2-1内の“a”位置で
曲げ加工された導体2-2により、直角二等辺三角形から
正三角形に配置変換されている導体配置の様子を示し、
また図7は母線金属容器3-1内の“b”位置で曲げ加工
された導体3-2により、正三角形から直角二等辺三角形
に配置変換されている導体配置の様子をそれぞれ示して
いる。なお、(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図である。
【0007】このように、従来の技術では正三角形配置
から直角二等辺三角形配置あるいはその逆の配置に変換
する場合、中間部分の“a”位置や“b”位置で曲げ加
工した導体を使用しなければならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、導体を直
角二等辺三角形配置から正三角形配置への変換あるいは
その逆の変換をするということは、ガス絶縁母線の製造
工程に曲げ加工という一つの工程が増えるということで
ある。ガス絶縁母線に採用される導体は通電容量が大き
いため、径が大きく加工機が大掛かりとなるばかりでな
く、加工にかなりの熟練も要することから、ガス絶縁母
線延いてはガス絶縁開閉装置の製作費の高騰を招く要因
の一つになっている。
【0009】本発明は以上述べた従来技術の課題に鑑み
なされたもので、製造工程ならびに構造の簡素化を図る
ことにより、より安価なガス絶縁開閉装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の絶縁スペーサは、内部に
絶縁性ガスを封入すると共に導体を収容した金属容器の
端部を密閉し且つ前記導体を電極に接続して支持する絶
縁スペーサにおいて、この絶縁スペーサに設けた電極の
導体接続面の大きさおよび形状を前記導体の配置の変更
に対応可能にしたものである。
【0011】また、上記目的を達成するため、請求項2
に記載の発明は、前記電極の導体接続面の大きさおよび
形状を、前記金属容器内に配置される導体が、直角二等
辺三角形配置および正三角形配置のいずれにも対応でき
るようにしたものである。更に、上記目的を達成するた
め、請求項3に記載の発明は、前記電極の導体接続面の
大きさおよび形状を、小判形にしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る絶縁スペーサの各実施形態について説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明に係る絶縁スペーサの
第1の実施の形態を説明するための図であり、(a)は
断面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図をそれぞ
れ示す。
【0013】なお、この実施の形態では発明の理解を早
めるために、単相用絶縁スペーサを例にしている。図1
において、14は単相用絶縁スペーサであり、中央部に
電極141を配置し、周りをエポキシ樹脂等の絶縁物1
42により注形し皿形に一体形成している。
【0014】そして、前記電極141は半径がrで、絶
縁スぺーサ14の中心点から所定の距離(La/2)だ
け互いに離れた二つの円が内接するいわゆる小判形に形
成されている。この小判形電極141の導体接続面14
1a、141bに接続される左右の導体13-2、12-2の端
面の面積は、前述した電極の半径rにほぼ等しい寸法に
選定してあり、このため一点鎖線で示した左右の導体2-
2と3-2とは寸法La分だけ図示上下方向にずれている。
なお、電極の導体接続面141a、141bには図示し
ていないが、電極と導体とが良好に接続するような手段
例えば嵌合部等を形成しているものとする。
【0015】(第2の実施形態)図2は第2の実施の形
態を示す図であり、(a)は断面図、(b)は左側面
図、(c)は右側面図をそれぞれ示す。図において、2
4は単相用絶縁スペーサであり、中央部に電極241を
配置し、周りをエポキシ樹脂等の絶縁物242により注
形し皿形に一体形成している。なお、図中22-2、23-2は
導体である。この実施の形態は、第1の実施形態と比べ
て本質的に変わるところはなく、絶縁スペーサ24の形
状を皿状から円盤状に変更したに過ぎない。
【0016】図3は、第1の実施の形態に係る絶縁スペ
ーサ14によって、ガス絶縁母線2および3を結合した
状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面
図、(c)は右側面図をそれぞれ示す。なお、第2の実
施の形態による絶縁スペーサ24によってガス絶縁母線
を組立てる場合も同様なので、図は省略する。絶縁スペ
ーサ14は、フランジを介して母線金属容器12-1および
13-1を気密に結合すると共に、電極により導体12-2およ
び13-2相互間を電気的に接続する。
【0017】この図3から明らかなように、母線金属容
器12-1、13-1内における導体12-2、13-2の配置が絶縁ス
ペーサ14の左右で異なっていても、絶縁スぺーサ14
に設けた電極141の形状を、導体の配置変換に対応で
きるように、導体の端部の接触面積よりも大きい小判形
に形成したので、曲がり導体を用意する必要がなく、真
直ぐの導体12-2、13-2で導体接触面に接続することがで
きる。
【0018】以上述べたように、第1および第2の実施の
形態によれば、ガス絶縁母線の導体に、曲げ導体を使用
せずに、あるいは曲げ加工部を設けずに導体の配置変更
が可能となるので、作業性の向上および作業時間の短縮
を図ることができるので、より安価なガス絶縁開閉装置
を提供することができる。
【0019】(第3の実施形態)図4は本発明の第3の
実施の形態を示す図であり、三相用絶縁スペーサへの適
用例を示す。図において、(a)は断面図、(b)は左
側面図、(c)は右側面図をそれぞれ示す。
【0020】図4において、34は絶縁スペーサであ
り、341AはA相電極、341BはB相電極、341
CはC相電極、そして342はエポキシ樹脂注形による
絶縁物である。なお、図(c)の導体接続面341A
a、導体接続面341Ba、導体接続面341Caは、
導体33-2が正三角形状に配置される場合の接続位置を示
し、図(b)の導体接続面341Ab、導体接続面34
1Bb、導体接続面341Cbは、導体32-2が直角二等
辺三角形状に配置される場合の接続位置を示す。
【0021】ただし、各電極の導体接続位置は以上説明
の状態で固定されるわけではなく、図(c)側を直角二
等辺三角形配置の導体用に、そして図(b)側を正三角
形配置の導体用に使用することも可能である。勿論両側
とも正三角形配置でも良く、直角二等辺三角形配置でも
良い。
【0022】なお、導体接続面341Aaと341Ab
の中心距離をL1とし、341Baと341Bbの中心
距離をL2とし、更に341Caと341Cbの中心距
離をL3とした場合、L1>0、L2>0、L3>0と
なる構成とする。これら、L1、L2、L3の相対寸法
は特に記載しないが、正三角形を二等辺三角形に変換す
る際あるいはその逆変換する際に自ずと決定されるもの
である。
【0023】図5はこの第3の実施形態に係る絶縁スペ
ーサ34の適用例を示す図であり、(a)は正面図、
(b)は左側面図、(c)は右側面図である。絶縁スペ
ーサ34は、母線金属容器32-1および母線金属容器33-1
をフランジにより気密に結合すると共に、電極により導
体32-2および33-2を電気的に良好に接続する。
【0024】この図5から明らかなように、母線金属容
器32-1の内部には導体322A〜322Cがそれぞれ収納さ
れ、A相、B相、C相の配置は直角二等辺三角形配置に
構成されている。一方、母線金属容器33-1の内部には導
体332A〜332Cが収納され、A相、B相、C相の配置は
正三角形配置に構成されている。
【0025】母線金属容器32-1あるいは33-1内における
導体の配置が絶縁スペーサ34を境にして異なっていて
も、電極の導体接続面の形状および大きさを、配置変換
による導体位置のずれが吸収できるように予め所定寸法
の小判形等の形状に成形したので、従来のように母線金
属容器内に曲げ導体を使用する必要性はなく、あるいは
導体に曲がり部を設ける必要がない。
【0026】このように、本実施の形態によれば、ガス
絶縁母線の導体に曲げ導体を使用せずに、あるいは曲げ
加工部を設けずに導体の位置変更が可能となるので、作
業性の向上および作業時間の短縮、より安価なガス絶縁
開閉装置を提供することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1乃
至請求項3記載の絶縁スペーサによれば、曲がり導体を
使用せずにまたは導体の曲げ加工を行わずに、ガス絶縁
母線の導体の位置変更が容易に行えるので、作業性が良
くなる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、一般に採用
される導体配置での正三角形配置から直角二等辺三角形
配置への変更あるいは直角二等辺三角形配置から正三角
形配置への導体変更を容易に行うことができる。また、
請求項3記載の発明では、電気的性能を低下させること
なく絶縁スペーサの構造を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る絶縁スペーサ
を示す図で、(a)は断面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る絶縁スペーサ
を示す図で、(a)は断面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図。
【図3】第1の実施の形態に係る絶縁スペーサの適用例
を示す図で、(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る絶縁スペーサ
を示す図で、(a)は断面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図。
【図5】第3の実施の形態に係る絶縁スペーサの適用例
を示す図で、(a)は正面図、(b)は左側面図、
(c)は右側面図。
【図6】従来技術によるガス絶縁母線の構造の一例を示
す図。
【図7】従来技術によるガス絶縁母線の構造の他の例を
示す図。
【符号の説明】
12,13,32,33…ガス絶縁母線、34…絶縁ス
ペーサ、141,241,241…電極、142,24
2,342…絶縁物、141a,141b,241a〜
241b,341Aa〜341Cb…導体接続面、12-
1、13-1、32-1、33-1…母線金属容器、12-2,13-2,22-
2,23-2,32-2,33-2…導体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に絶縁性ガスを封入すると共に導体
    を収容した金属容器の端部を密閉し且つ前記導体を電極
    に接続して支持する絶縁スペーサにおいて、この絶縁ス
    ペーサに設けた電極の導体接続面の大きさおよび形状を
    前記導体の配置の変更に対応可能にしたことを特徴とす
    る絶縁スペーサ。
  2. 【請求項2】 前記電極の導体接続面の大きさおよび形
    状を、前記金属容器内に配置される三相導体が、直角二
    等辺三角形配置および正三角形配置のいずれにも対応で
    きるようにしたことを特徴とする請求項1記載の絶縁ス
    ペーサ。
  3. 【請求項3】 前記電極の導体接続面の大きさおよび形
    状を、小判形にしたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の絶縁スペーサ。
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Effective date: 20070228