JPS58165612A

JPS58165612A - 密閉型開閉装置

Info

Publication number: JPS58165612A
Application number: JP57046220A
Authority: JP
Inventors: 博大桑
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1982-03-25
Filing date: 1982-03-25
Publication date: 1983-09-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、密閉型開閉装置に関するもので、特にいわゆ
る二重母線一点切りしゃ断器方式を適用した密閉型開閉
装置において、しゃ断器及びブッシング等の配置に改良
を施したものである。

［発明の技術的背景及びその問題点］都市近郊の送変電所は、据付面積に制限があり、また周
囲の環境との調和を図る必要もあることから、絶縁性能
の優れた小型の密閉型開閉装置、特に、内部にＳＦ６ガ
ス等の絶縁ガスを封入した密閉型ガス絶縁開閉装置が広
く採用されている。また、同時にこれら送変電所におい
ては、送電系統の安定化を図る為に、母線を２系統とし
たいわゆる二重母線方式が採用されている。この様な、
二重母線から架空送電線に対して送電系統を引出すには
、その客層に応じた適当点数切のしゃ断器や新路器を用
いたガス絶縁開閉装置が使用されている。

第１図の結線図に示す如き構成を有する３相二重母線一
点切しゃ断器方式のガス絶縁開閉装置もその一例である
。即ち、この方式のガス絶縁開閉装置は、２系統の母線
１ａ、１ｂに対し、それぞれ第１接続母纏２ａ、２ｂを
介して母線切替断路器３″ａ、“３ｂが接続され、これ
ら母線切替断路器３ａ　、３ｂが第２接続母線４を介し
てしゃ断器５に接続されている。そして、このしゃ断器
５には、第３接続母綜６を介して新路器７が接続され、
更に第４接続母Ｉ！８を介してブッシング９が接続され
ている。

この様な、二重母線一点切しゃ断器方式のガス絶縁開閉
装置において、母線切替断路器その他の各機器を具体的
に設習するには、従来から第２図及び第３図に示される
様な構成が採用されてきた。

即ち、第２図に示す従来型においては、母線１ａ、ｉｂ
上に母線切替断路器３ａ　、３ｂが設けられ、この母線
切替断路器３ａ、３ｂが２つの母線１ａ、ｉｂの片側に
縦に配置されたしゃ断器５に接続されている。母線１ａ
、１ｂの反対側にはブッシング９が設けられ、前記しゃ
断器５とブッシング９とは、その途中に断路器６を設け
た第３及び第４接続母線６．８によって接続されている
。

この従来型は、据付面積を小さくするときに用いられる
もので、各断路器３ａ、３ｂ、７が上下２層に配置され
た構成になっている。しかし乍ら、この様な第２図の密
閉型開閉器は、母線１ａ、１ｂを跨ぐ接続母線６．８が
長くなり、経済的に不利であった。また、各断路器３ａ
、３ｂ、７が上下２層にしかも非対称形に配置されてい
る為、各断路器がどららの母線のものかの判別に誤認を
生ずる虞れがあって、保守点検の面においても不都合な
ことが多かった。

次に、第３図に示す従来型は、母線１ａ、ｉｂの片側に
しゃ断器５とブッシング９が技に配置され（いるしのぐ
、じゃＩｉ器１）は水平に配置され、全体の＾ざが低い
ものとなっている。しかるに、この従来型は、合接＃に
母線は短くて済むものの、各機器が水平−列に配置され
ている為、据付面積か大幅に増加する欠点があった。特
しこ、最近では、開閉器が高電圧・大容量の電流を５１
１理づる能力を散水されるにつれて、各機器か大型化し
ていることもあって、都市近郊の据付面積の狭い変電設
備　　　“においては問題があった。

（発明の目的コ本発明は、上述の様な従来型の欠点を解消せんとして提
案されたもので、その目的とするところは、据付面積が
少なくて済み、しかも短い接続母線で各機器を接続する
ことができる密閉型開閉装置を提供づることにある。

［発明の概要］本発明の密閉型−」装置は、母線と母線の間に、しゃ断
器、断路器、ブッシングを順次積層状態に配置し、全体
として　棟の塔の如く形成させることにより、ブッシン
グの据付面積を不要とし、さらに各機器間の接続母線の
短縮化を図ったもの（−ある。

［発明の実施例］以Ｉ・、本発明の一実施例を第４図（Ａ＞（Ｂ）及び第
５図によって説明する。なお、第２図、第３図の従来型
と同一部分につい−Ｃは同一番号を４４して説明を省略
する。　　　　− ２本の母線１ａ、ｌｂの間に、しゃ断器５がイの動作軸
が重重となる様に縦に配置され、このしゃ断器５の１部
に断路器７を介してブッシング９が全体として一棟の塔
の如く積層状態に配置されている。そして、２本の母線
１ａ、１ｂの上部には、従来型と同様に母線切替新路器
３ａ　、３ｂが設けられ、この母線切替断路器３ａ　、
３ｂはそれぞれしゃ断器５の両側面に形成された目出部
に接続されている。この場合、３相一括母線１ａ、１ｂ
から引出された各層のブッシング９は、所定の気中絶縁
距離を確保しなければならないが、本実施例においては
、このブッシング９を放射状に配置することにより、各
相のしゃ断器の間隔を狭め、た状態で配置する様にして
いる。

このしゃ断器５は、第５図の如く、筒状の密閉容器２１
の中に、固定接点２２と可動接点２３とを垂直方向に組
込んだものである。このうち、可動接点２３は、筒状の
スライドベース２４に対し往復動自在に組込まれており
、可動接点２３の下端部にはロッド２５が連結されてい
る。このロッド２５の下端部は密閉容器２１の底部に設
けられた別の箱体２６内に延長され、この箱体２６内の
操作シリンダ２７に連結されている。なお、この箱体２
６の強度及び密閉容器２１の強度は、これらの上部に設
けられる断路器７及びブッシング９の重量を充分に支持
し得る様に設定されている。

一方、固定接点２２の下端部は棒状をしており、先端が
筒状をした可動接点２３の内部に接触状態で挿入され、
一方、上端部は絶縁スペーサ２８に気密的に一支若され
、密閉容器２１の上部に設けられた断路器７の導体に接
続されている。

ところで、この可動接点２３を収納したスライドベース
２４には、可動接点２３と直交方向に引出し端子２９ａ
　、２９ｂが接続されている。この右左の引出し端子２
９ａ、２９ｂの先端は、絶縁スペーサ３０ａ　、３０ｂ
に気密的に支持され、密閉容器２１の側面部に設けたし
ゃ断器の日出部に引出されている。この日出部には、引
出し端子２９ａ　、２９ｂの先端を覆う様にして、母線
切替新路器３ａ　、３ｂの容器が接続さ、れており、こ
の母線切替断路器３ａ　、３ｂからの導体が前記引出し
端子２９ａ　、２９ｂの先端に接続されている。

この様に、本実施例の密閉型開閉装置は、縦型のしや断
器５を使用し、その上部に断路器７及びブッシング９を
積み重ねる様に配置したものであるから、ブッシング９
専用の据付面積が不要となり、装置全体としての据付面
積が極めて小さなものとなる。また、しゃ断器５、断路
器７及びブッシング９は各部材の上に順次直接積み上げ
られた形状となっている為、各機器間に接続母線を設け
る必要がなくなり、管路の短縮化に伴う装置の小型化も
達成できる。また、接続母線の減少により管路全体にお
ける接続箇所も減少し、ガス洩れその他の危険性も低下
する利点もある。更にまた、しゃ断器や新路器等の各機
器が母線１ａ、１ｂに挾まれて対称形に配置されている
ので、母線１ａ側の機器と母線１ｂ側の機器とを取違え
る虞れもなく、保守点検作業が容易且つ確実に行なうこ
とのできる利点もある。

更に、図示の如く３相一括母線から各相の母線を引出す
様にした場合に、各相のブッシングをそ　　　　　ｊの
先端の間隔が広がった放射状に配置すれば、ブッシング
の気中絶縁距離を確保しつつしゃ断器その他の各機器の
据付面積の縮小を達成することもできる。

なお、図示の実施例は３相一括母線に本発明を適用した
ものであるが、単相の管路母線についても実施可能であ
る。更に、一点切りしゃ断器方式以外にも複数のしゃ断
点数を有する装置についても実施可能である。

［発明の効果］以上の通り本発明によれば、据付面積が少なくしかも接
続母線の短縮化を可能とした密閉型開閉表置を得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は二重母線一点切しゃ新方式の開閉装置を示す３
相結線図、第２図及び第３図はそれぞれ各相ごとに設け
られる密閉型開閉容器の従来例を示す側面図、第４図（
Ａ＞は本発明の密閉型開閉装置の一実施例を示す平面図
、第４図（Ｂ）は第４図（Ａ）の正面図、第５図は第４
図におけるしゃ断器の縦断面図である。ｉａ、ｌｂ・・・母線、２ａ、、２ｂ・・・第１接続母
線、３ａ、３ｂ・・・母線切替新路器、４・・・第２接
続母線、５・・・しゃ断器、６・・・第３接続母線、７
・・・断路器、８・・・第４接続母線、９・・・ブッシ
ング、２１・・・密閉容器、２２・・・固定接点、２３
・・・可動接点、２４・・・スライドベース、２５・・
・ロッド、２６・・・箱体、２７・・・操作シリンダ、
２８・・・絶縁スペーサ、２９ａ、２９ｂ・・・引出し
端子、３０ａ。３０ｂ・・・絶縁スペーサ。７３１７代理人弁理士則近憲佑（ばか１名）第１図第３図第４＠１（Ａ）臀１ｔ−・−９

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　第１、第２の母線の闇に、動作軸を垂直にして
しゃ断器が前記母線と並瞳して据付けられ、このしゃ断
器の上部には新路器を介してブッシングが設けられ、し
ゃ断器の両側面には前記第１、第２の母線に対向して日
出部が設けられ、この日出部に各母線上に設けられた母
線切替新路器が接続されていることを特徴とする密閉型
開閉装置。
（２）　しゃ断器には、その可動接点側に動作軸と直交
する一対の引出し端子が設けられ、各引出し端子の先端
がしゃ断器の密閉容器側面の口出部に引出され、この引
出し端子に母線切替新路器の導体が接続されたものであ
る特許請求の範囲第１項記載の密閉型開閉装置。