JP2002050951A - 半導体リレー - Google Patents

半導体リレー

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JP2002050951A
JP2002050951A JP2000232447A JP2000232447A JP2002050951A JP 2002050951 A JP2002050951 A JP 2002050951A JP 2000232447 A JP2000232447 A JP 2000232447A JP 2000232447 A JP2000232447 A JP 2000232447A JP 2002050951 A JP2002050951 A JP 2002050951A
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Japan
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gate electrode
source electrode
electrode
drain
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JP2000232447A
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English (en)
Inventor
Takashi Kishida
貴司 岸田
Masahiko Suzumura
正彦 鈴村
Yuji Suzuki
裕二 鈴木
Yoshiki Hayazaki
嘉城 早崎
Yoshifumi Shirai
良史 白井
Kimimichi Takano
仁路 高野
Takeshi Yoshida
岳司 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波信号を出力信号伝送線路に通す場合
に、波形品質を劣化し難くする。 【解決手段】 入力信号に応じて光信号を発光する発光
素子1と、発光素子1の光信号を受光して光起電力を発
生する受光素子2と、光起電力がゲートソース間に印加
されてドレインソース間が開閉される出力用半導体素子
3と、を備え、出力用半導体素子3は、ソース電極3a
及びゲート電極3bを同一面に設け、ソース電極3a表
面に接続ワイヤーを接続するとともに、ゲート電極3b
表面に接続ワイヤーを接続した半導体リレーにおいて、
ソース電極3a表面を接続ワイヤーの断面と略一致させ
るとともに、ゲート電極3b表面を接続ワイヤーの断面
と略一致させ、出力用半導体素子3の有するトランジス
タ領域3cとソース電極3a表面及びゲート電極3b表
面との間を、電流方向に直交する断面積が連続的に変化
して不連続性を緩和する不連続緩和部材5により接続し
た構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号の開閉
に使用される半導体リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体リレーとして図7
乃至図9に示すものが存在する。このものは、入力信号
に応じて光信号を発光する発光ダイオード(発光素子)
101、発光ダイオード101の光信号を受光して光起
電力を発生するフォトダイオードアレイ(受光素子)1
02、フォトダイオードアレイ102の光起電力がゲー
トソース間に印加されてドレインソース間のインピーダ
ンスが変化する出力用MOSFET(出力用半導体素
子)103、出力用MOSFET103のゲートソース
間の充放電を制御する充放電制御回路104を備えてい
る。
【0003】このもののフォトダイオードアレイ102
及び充放電制御回路104は、受光チップ105とし
て、一体化され、コモンフレーム106に設けられると
ともに、そのコモンフレーム106との間が、コモンフ
レーム接続ワイヤー107により接続されている。
【0004】このものの出力用MOSFET103は、
裏側の一方面にドレイン電極103aを設けるととも
に、表側の他方面にソース電極103b及びゲート電極
103cを設けた、いわゆる縦型MOSFETであり、
ソース電極103bとドレイン電極103aとの間に、
チャネル領域を有したものとなっている。この出力用M
OSFET103は、そのドレイン電極103aを出力
フレーム108に直接面接続し、ソース電極103b表
面をソース電極接続ワイヤー109によりコモンフレー
ム106に接続するとともに、ゲート電極103c表面
をゲート電極接続ワイヤー110により受光チップ10
5に接続している。
【0005】従って、出力信号伝送線路は、出力フレー
ム108−出力用MOSFET103−ソース電極接続
ワイヤー109−コモンフレーム106−ソース電極接
続ワイヤー109−出力用MOSFET103−出力フ
レーム108となる。
【0006】次に、動作を説明する。入力信号が入力さ
れると、発光ダイオード101が光信号を発光する。こ
の光信号は、フォトダイオードアレイ102に受光され
る。フォトダイオードアレイ102は、発光ダイオード
101の発光した光信号を受光することにより、光起電
力を発生する。この光起電力は、出力用MOSFET1
03のゲートソース間に印加されて、出力用MOSFE
T103のゲートソース間を充電する。出力用MOSF
ET103は、充放電制御回路104により制御される
ことにより、ゲートソース間が効率良く充電され、ドレ
インソース間が導通する。
【0007】入力信号が入力されなくると、発光ダイオ
ード101が光信号を発光しなくなり、フォトダイオー
ドアレイ102が光起電力を発生しなくなる。出力用M
OSFET103は、そのゲートソース間に充電されて
いた電荷が、充放電制御回路104を通って放電され、
ドレインソース間が遮断される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
リレーにあっては、出力信号伝送線路の一部に、ソース
電極接続ワイヤー109を含んでいるために、ソース電
極103b表面とソース電極接続ワイヤー109との接
続部分という、インピーダンス不連続箇所を有したもの
となっている。
【0009】従って、高周波(略100Hz以上)信号
を出力信号伝送線路に通す場合に、、インピーダンス不
連続箇所間で信号反射が起きてしまい、高速立ち上がり
波形の立ち上がり形状が鈍ったり、波打ったりして、波
形品質が劣化するという問題点があった。
【0010】また、この従来の半導体リレーにあって
は、ソース電極103bとドレイン電極103aとの間
にチャネル領域を有し、このチャネル領域が開閉されて
電流が流れることにより、ソース電極103bとドレイ
ン電極103aとの間が開閉されるものとなっている。
このように、出力用MOSFET103の両面に別々に
設けられた両電極、すなわちソース電極103bとドレ
イン電極103aとの間で、局地的に電流が流れるよう
になっているから、特性インピーダンスのばらつきが生
じ易くなっている。
【0011】従って、特性インピーダンスのばらつきに
起因して、高速立ち上がり波形の立ち上がり形状が鈍っ
たり、波打ったりして、波形品質が劣化するという問題
点があった。
【0012】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、高周波信号を出力信号
伝送線路に通す場合に、波形品質が劣化し難い半導体リ
レーを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の半導体リレーは、入力信号に応
じて光信号を発光する発光素子と、発光素子の光信号を
受光して光起電力を発生する受光素子と、受光素子の光
起電力がゲートソース間に印加されてドレインソース間
のインピーダンスが変化する出力用半導体素子と、を備
え、前記出力用半導体素子は、ソース電極及びゲート電
極を同一面に設け、ソース電極表面にソース電極接続ワ
イヤーを接続するとともに、ゲート電極表面にゲート電
極接続ワイヤーを接続した半導体リレーにおいて、前記
ソース電極表面を前記ソース電極接続ワイヤーの断面と
略一致させるとともに、前記ゲート電極表面を前記ゲー
ト電極接続ワイヤーの断面と略一致させ、前記出力用半
導体素子の有するトランジスタ領域と前記ソース電極表
面及び前記ゲート電極表面との間を、電流方向に直交す
る断面積が連続的に変化して不連続性を緩和する不連続
緩和部材により接続した構成にしている。
【0014】請求項2記載の半導体リレーは、入力信号
に応じて光信号を発光する発光素子と、発光素子の光信
号を受光して光起電力を発生する受光素子と、受光素子
の光起電力がゲートソース間に印加されてドレインソー
ス間のインピーダンスが変化する出力用半導体素子と、
を備えた半導体装置において、前記出力用半導体素子
は、ドレイン電極、ソース電極及びゲート電極を同一面
に設け、ドレイン電極に接続したドレイン配線部とソー
ス電極に接続したソース配線部とを、互いの間に、ゲー
ト電極に接続したゲート配線部を有して平面視点対称に
対向配置した構成にしている。
【0015】請求項3記載の半導体リレーは、請求項2
記載の半導体リレーにおいて、前記ドレイン配線部及び
前記ソース配線部をいずれも櫛状として、櫛歯部分によ
り互いを挟み込む構成にしている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1及び
図2に基づいて以下に説明する。
【0017】1は発光ダイオード(発光素子)で、入力
端子10a,10a間に入力される入力信号に応じて、
光信号を発光する。
【0018】2はフォトダイオードアレイ(受光素子)
で、複数個のフォトダイオード2aが直列接続されてな
り、発光ダイオード1からの光信号を受光して、光起電
力を発生する。
【0019】3は出力用MOSFET(出力用半導体素
子)で、いずれもエンハンスメントモードであり、ま
た、いずれも、裏側の一方面にドレイン電極を設けると
ともに表側の他方面にソース電極3a及びゲート電極3
bを設けた、いわゆる縦型MOSFETとなっている。
この出力用MOSFET3は、そのドレイン電極が、出
力端子に導電的に面接着されて、出力端子10bと電気
的に接続される。
【0020】この出力用MOSFET3は、図2に示す
回路図を構成するよう、ソース電極3a表面にソース電
極接続ワイヤー(図示せず)が接続されるとともに、ゲ
ート電極3b表面にゲート電極接続ワイヤー(図示せ
ず)が接続される。ソース電極接続ワイヤーが接続され
るソース電極3a表面は、ソース電極接続ワイヤーの断
面と略一致させて、断面積がソース電極接続ワイヤーと
略同程度となっている。また、ゲート電極接続ワイヤー
が接続されるゲート電極3b表面は、ゲート電極接続ワ
イヤーの断面と略一致させて、断面積がゲート電極接続
ワイヤーと略同程度となっている。
【0021】さらに、出力用MOSFET3の有するト
ランジスタ領域3cとソース電極3a表面及びゲート電
極3b表面との間を、トランジスタ領域3cにかけて幅
寸法が徐々に大きく変化して、言い換えれば電流方向に
直交する断面積が連続的に変化して不連続性を緩和する
薄膜状の不連続緩和部材4により接続している。
【0022】5は充放電制御回路で、フォトダイオード
アレイ2と一体化されて一つの受光チップ(図示せず)
とされ、フォトダイオードアレイ2が光起電力を発生し
ているときは、出力用MOSFET3のゲートソース間
に電荷を充電するよう制御するとともに、フォトダイオ
ードアレイ2が光起電力を発生していないときは、出力
用MOSFET3のゲートソース間に充電された電荷の
放電経路となる。
【0023】次に、動作を説明する。入力端子10a,
10a間に入力信号が入力されると、発光ダイオード1
が光信号を発光する。この光信号は、フォトダイオード
アレイ2に受光される。フォトダイオードアレイ2は、
発光ダイオード1の発光した光信号を受光することによ
り、光起電力を発生する。この光起電力は、出力用MO
SFET3のゲートソース間に印加されて、出力用MO
SFET3のゲートソース間を充電する。出力用MOS
FET3は、充放電制御回路5により制御されることに
より、ゲートソース間が効率良く充電され、ドレインソ
ース間が導通する。
【0024】入力端子10a,10a間に入力信号が入
力されなくると、発光ダイオード1が光信号を発光しな
くなり、フォトダイオードアレイ2が光起電力を発生し
なくなる。出力用MOSFET3は、そのゲートソース
間に充電されていた電荷が、充放電制御回路5を通って
放電され、ドレインソース間が遮断される。
【0025】かかる半導体リレーにあっては、ソース電
極3a表面がソース電極接続ワイヤーの断面と略一致し
ているから、ソース電極3a表面とソース電極接続ワイ
ヤーとの接続面における不連続性が緩和され、ゲート電
極3b表面がゲート電極接続ワイヤーの断面と略一致し
ているから、ゲート電極3b表面とゲート電極接続ワイ
ヤーの断面との接続面における不連続性が緩和されてお
り、さらに、出力用MOSFET3の有するトランジス
タ領域とソース電極3a表面及びゲート電極3b表面と
の間を、電流方向に直交する断面積が連続的に変化して
不連続性を緩和する不連続緩和部材4により接続してい
るから、トランジスタ領域とソース電極3a表面及びゲ
ート電極3b表面との間における不連続性が緩和されて
いる。よって、ソース電極接続ワイヤー及びゲート電極
ワイヤーとトランジスタ領域との間の不連続性が緩和さ
れるので、高周波信号を通過させる際に、高周波信号の
波形品質が損なわれ難くなる。
【0026】次に、本発明の第2実施形態を図3及び図
4に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、不連続緩和部材4は、トランジスタ領域にかけて幅
寸法が徐々に大きく変化した薄膜状であるが、本実施形
態では、トランジスタ領域にかけて太さが徐々に大きく
変化した角錐台状となっており、その角錐台状の不連続
緩和部材4の頂上部に、ソース電極3a及びゲート電極
3bが設けられている。
【0027】かかる半導体リレーにあっては、第1実施
形態と同様の効果を奏することができる。
【0028】次に、本発明の第3実施形態を図5に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施
形態と異なるところのみ記す。第1実施形態では、出力
用MOSFET3は、裏側の一方面にドレイン電極を設
けるとともに表側の他方面にソース電極3a及びゲート
電極3bを設けた、いわゆる縦型MOSFETである
が、本実施形態では、出力用MOSFET3は、同一面
に、ドレイン電極、ソース電極及びゲート電極を設け
た、いわゆる横型MOSFETとなっている。
【0029】このものの出力用MOSFET3のドレイ
ン電極に接続したドレイン配線部6は、幹部6a及びそ
の幹部6aの片側から枝別れした櫛歯部6bよりなる櫛
状であって、ドレイン電極から離れるほど、幹部6aを
より細くしている。また、このものの出力用MOSFE
T3のソース電極に接続したソース配線部7も、ドレイ
ン配線部6と同一形状に形成され、幹部7a及び櫛歯部
7bよりなる櫛状となっている。これらのドレイン配線
部6及びソース配線部7は、いずれも外縁部が直線状で
あって、曲線部分を有したものとなっていない。
【0030】また、これらのドレイン配線部6及びソー
ス配線部7は、櫛歯部6b,7bにより互いを挟み込む
ように、トランジスタ領域上で平面視点対称に対向配置
されて、互いの間に、ゲート電極に接続されたゲート配
線部8を有するようにしている。このゲート配線部8
は、実際にチャネル領域をON/OFFする互いに離散
したU字状のチャネル開閉部(図5の破線)8aと、そ
のチャネル開閉部8aの端部を相互に連結する連結部
(図5の実線)8bとで構成される。
【0031】かかる半導体リレーにあっては、互いの間
にゲート配線部8を有して平面視点対称に対向配置され
たドレイン配線部6とソース配線部7との間では、対向
部分全体に亙って、電流が均一に流れるようになり、局
所的に電流が流れることはないから、電流の流れる経路
の特性インピーダンスの変化が少なくなって、高周波信
号を通過させる際に、高周波信号の波形品質が損なわれ
難くなる。
【0032】また、ドレイン配線部6及びソース配線部
7をいずれも櫛状として、櫛歯部6a,7aにより互い
を挟み込むようにしているから、対向部分が増加して、
対向部分全体に亙って、電流がさらに均一に流れるよう
になるので、高周波信号の波形品質が損なわれ難くなる
という効果をさらに奏することができる。
【0033】また、これらのドレイン配線部6及びソー
ス配線部7は、いずれも外縁部が直線状であって、曲線
部分を有したものとななっていないから、チャネル領域
を通過する過程で、局所的な電流集中が発生することは
なく、出力信号伝送経路の特性インピーダンスの変化が
少なくなっているので、高周波信号の波形品質が損なわ
れ難くなるという効果をさらに奏することができる。
【0034】また、これらのドレイン配線部6及びソー
ス配線部7は、櫛状であるから、出力信号伝送経路が有
する屈曲部分を最小限度に抑えることができ、出力信号
伝送経路の特性インピーダンスの変化が少なくなってい
るので、高周波信号の波形品質が損なわれ難くなるとい
う効果をさらに奏することができる。
【0035】また、ドレイン配線部6とソース配線部7
を含んでなる出力信号伝送経路は、いずれの櫛歯部6
b,7bを辿って略同一の経路長となるので、経路長の
差異に起因した波形品質の劣化を防止することができ
る。
【0036】次に、本発明の第4実施形態を図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第3実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第3実施
形態と異なるところのみ記す。本実施形態は、基本的に
は第3実施形態と同様であるが、2つの出力用MOSF
ET3,3を集積して1チップとした構成としている。
【0037】このものの出力用MOSFET3は、ドレ
イン配線部6を2つ有し、いずれのドレイン配線部6
も、第3実施形態と同様に、幹部6a及びその幹部6a
の片側から枝別れした櫛歯部6bよりなる櫛状としてい
るが、ソース配線部7を、幹部7a及びその幹部7aの
両側側から枝別れした櫛歯部7bよりなる櫛状としてい
る。
【0038】かかる半導体リレーにあっては、第3実施
形態の効果に加えて、2つの出力用MOSFET3,3
を集積して1チップとしているから、2つの出力用MO
SFET3,3そのものの間の接続経路を短くすること
ができ、高周波信号を通過させる際に、インピーダンス
マッチングが容易になるので、高周波信号を通過させる
際に、高周波信号の波形品質が損なわれ難くなる
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の半導体リレーは、ソース
電極表面がソース電極接続ワイヤーの断面と略一致して
いるから、ソース電極表面とソース電極接続ワイヤーと
の接続面における不連続性が緩和され、ゲート電極表面
がゲート電極接続ワイヤーの断面と略一致しているか
ら、ゲート電極表面とゲート電極接続ワイヤーの断面と
の接続面における不連続性が緩和されており、さらに、
出力用半導体素子の有するトランジスタ領域とソース電
極表面及びゲート電極表面との間を、電流方向に直交す
る断面積が連続的に変化して不連続性を緩和する不連続
緩和部材により接続しているから、トランジスタ領域と
ソース電極表面及びゲート電極表面との間における不連
続性が緩和されている。よって、ソース電極接続ワイヤ
ー及びゲート電極ワイヤーとトランジスタ領域との間の
不連続性が緩和されるので、高周波信号を通過させる際
に、高周波信号の波形品質が損なわれ難くなる。
【0040】請求項2記載の半導体リレーは、互いの間
にゲート配線部を有して平面視点対称に対向配置された
ドレイン配線部とソース配線部との間では、対向部分全
体に亙って、電流が均一に流れるようになり、局所的に
電流が流れることはないから、電流の流れる経路の特性
インピーダンスの変化が少なくなり、高周波信号を通過
させる際に、高周波信号の波形品質が損なわれ難くな
る。
【0041】請求項3記載の半導体リレーは、請求項2
記載の半導体リレーの効果に加えて、ドレイン配線部及
びソース接続部をいずれも櫛状として、櫛歯部分により
互いを挟み込むようにしているから、対向部分が増加し
て、対向部分全体に亙って、電流がさらに均一に流れる
ようになるので、高周波信号の波形品質が損なわれ難く
なるという効果をさらに奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の出力用MOSFETの
平面図である。
【図2】同上の回路図である。
【図3】本発明の第2実施形態の出力用MOSFETの
平面図である。
【図4】同上の出力用MOSFETの正面図である。
【図5】本発明の第3実施形態のドレイン配線部及びソ
ース配線部を示す部分平面図である。
【図6】本発明の第4実施形態のドレイン配線部及びソ
ース配線部を示す部分平面図である。
【図7】従来例の回路図である。
【図8】同上の出力側フレーム及びコモンフレームを示
す平面図である。
【図9】同上の出力側MOSFETの断面図である。
【符号の説明】
1 発光ダイオード(発光素子) 2 フォトダイオードアレイ(受光素子) 3 出力用MOSFET(出力用半導体素子) 3a ソース電極 3b ゲート電極 3c トランジスタ領域 4 不連続緩和部材 6 ドレイン配線部 6b 櫛歯部 7 ソース配線部 7b 櫛歯部 8 ゲート配線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 早崎 嘉城 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 白井 良史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高野 仁路 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 岳司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5F089 AA01 CA12 EA06 FA05 FA06 5J050 AA48 BB21 CC12 DD08 EE15 EE17 FF04 FF10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応じて光信号を発光する発光
    素子と、発光素子の光信号を受光して光起電力を発生す
    る受光素子と、受光素子の光起電力がゲートソース間に
    印加されてドレインソース間のインピーダンスが変化す
    る出力用半導体素子と、を備え、前記出力用半導体素子
    は、ソース電極及びゲート電極を同一面に設け、ソース
    電極表面にソース電極接続ワイヤーを接続するととも
    に、ゲート電極表面にゲート電極接続ワイヤーを接続し
    た半導体リレーにおいて、 前記ソース電極表面を前記ソース電極接続ワイヤーの断
    面と略一致させるとともに、前記ゲート電極表面を前記
    ゲート電極接続ワイヤーの断面と略一致させ、前記出力
    用半導体素子の有するトランジスタ領域と前記ソース電
    極表面及び前記ゲート電極表面との間を、電流方向に直
    交する断面積が連続的に変化して不連続性を緩和する不
    連続緩和部材により接続したことを特徴とする半導体リ
    レー。
  2. 【請求項2】 入力信号に応じて光信号を発光する発光
    素子と、発光素子の光信号を受光して光起電力を発生す
    る受光素子と、受光素子の光起電力がゲートソース間に
    印加されてドレインソース間のインピーダンスが変化す
    る出力用半導体素子と、を備えた半導体リレーにおい
    て、 前記出力用半導体素子は、ドレイン電極、ソース電極及
    びゲート電極を同一面に設け、ドレイン電極に接続した
    ドレイン配線部とソース電極に接続したソース配線部と
    を、互いの間に、ゲート電極に接続したゲート配線部を
    有して平面視点対称に対向配置したことを特徴とする半
    導体リレー。
  3. 【請求項3】 前記ドレイン配線部及び前記ソース配線
    部をいずれも櫛状として、櫛歯部分により互いを挟み込
    むようにした請求項2記載の半導体リレー。
JP2000232447A 2000-07-31 2000-07-31 半導体リレー Pending JP2002050951A (ja)

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