JP2740435B2 - 固体リレー - Google Patents

固体リレー

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JP2740435B2
JP2740435B2 JP33078592A JP33078592A JP2740435B2 JP 2740435 B2 JP2740435 B2 JP 2740435B2 JP 33078592 A JP33078592 A JP 33078592A JP 33078592 A JP33078592 A JP 33078592A JP 2740435 B2 JP2740435 B2 JP 2740435B2
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武 野辺
茂夫 秋山
稔 福森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力間のアイソレー
ションに光結合方式を用いた固体リレーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の固体リレーの回路図を図2に示
す。入力端子6A,6B間に入力信号が印加されると、
発光素子1は入力信号により光信号を発生する。光起電
力ダイオードアレイ2は、この光信号により光起電力を
発生する。この光起電力は出力用MOSFET3のゲー
ト・ソース間に印加され、リレー出力端子7A,7B間
は、高インピーダンス状態から低インピーダンス状態に
変化する。次に、入力端子6A,6B間の入力信号が遮
断された場合には、光起電力ダイオードアレイ2の起電
力が無くなり、出力用MOSFET3のゲート静電容量
に蓄積された電荷は、ゲート電荷の放電手段である制御
回路4を介して放電され、リレー出力端子7A,7B間
は、高インピーダンス状態に戻る。これにより、負荷に
流れる電流を入力信号に応じてオン・オフすることがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の固体リ
レーの入力端子6A,6B間の発光素子1は、図3に示
すような電圧−電流特性を有し、入力電圧に対して入力
電流の立ち上がりは非常に急峻なものとなる。入力端子
間に過大な電圧が印加されると、発光ダイオードに過剰
な電流が流れることになり、その結果、発光ダイオード
は破壊されることになるため、固体リレーの入力端子間
に印加できる電圧範囲は非常に小さいものとなるという
問題点があった。そこで、従来、特開昭62−1103
17号公報のように、発光ダイオードと直列に定電流素
子を接続することが提案されているが、具体的な実装構
造については提案されていなかった。
【0004】本発明は、上述のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、固体リレーの
入力端子間の許容入力電圧範囲を大きくすると共にその
実装構造を簡単化することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる固体リレ
ーでは、上記の課題を解決するために、図1に示すよう
に、一対の入力端子6A,6B間に印加される入力信号
に応答して光信号を発生する発光素子1と、前記光信号
を受光して、電子・正孔対を発生し、第1のインピーダ
ンス状態から第2のインピーダンス状態へ遷移される出
力用半導体素子(光起電力ダイオードアレイ2と出力用
MOSFET3及び制御回路4)とから構成される固体
リレーにおいて、ゲート・ソース間を抵抗成分により短
絡され、素子の裏面側がドレインであるディプレッショ
ン型DMOSFET8の前記裏面側を、正電圧が印加さ
れる入力端子6Aの導電面上に配置して接続し、表面側
にアノード、裏面側にカソードを備える発光素子1の裏
面側を、負電圧が印加される入力端子6Bの導電面上に
配置して接続し、前記DMOSFET8のゲートから前
記発光素子1の表面側のアノードへワイヤーボンディン
グを施して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明において、発光素子1と直列的に接続さ
れたディプレッション型MOSFET8は、そのゲート
・ソース間に接続された抵抗成分5により入力電流に応
じて増減する電圧がゲート電極に印加されることにな
り、これにより、ドレイン・ソース間の電流を制御する
ことになる。その結果、固体リレーの入力間端子6A,
6B間に流れる電流量は、図4に示すように、広範囲な
入力電圧に対して一定の上限値を取ることができるもの
である。また、素子の裏面側がドレインであるディプレ
ッション型DMOSFET8の前記裏面側を、正電圧が
印加される入力端子6Aの導電面上に配置して接続し、
表面側にアノード、裏面側にカソードを備える発光素子
1の裏面側を、負電圧が印加される入力端子6Bの導電
面上に配置して接続し、前記DMOSFET8のゲート
から前記発光素子1の表面側のアノードへワイヤーボン
ディングを施すように構成することにより、図5に示し
たように、チップの表面から裏面への電流路を形成でき
るので実装構造が簡単になる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。以
下、その回路構成について説明する。一方の入力端子6
Aにはディプレッション型DMOSFET8のドレイン
が接続されている。ディプレッション型DMOSFET
8のソースは抵抗成分5を介して発光ダイオードよりな
る発光素子1のアノードに接続されており、その接続点
には、このDMOSFET8のゲートが接続されてい
る。発光素子1のカソードは、他方の入力端子6Bに接
続されている。発光素子1は、光起電力ダイオードアレ
イ2と光学的に結合されている。光起電力ダイオードア
レイ2により発生する光起電力は、出力用MOSFET
3のゲート・ソース間に印加されている。出力用MOS
FET3のドレインは一方の出力端子7Aに接続されて
おり、ソースは他方の出力端子7Bに接続されている。
出力用MOSFET3のゲート・ソース間には、制御回
路4が接続されている。この制御回路4は、光起電力ダ
イオードアレイ2が光起電力を発生したときには、出力
用MOSFET3のゲート・ソース間電圧が速やかに上
昇するように高インピーダンス状態となる。また、光起
電力ダイオードアレイ2が光起電力の発生を停止したと
きには、出力用MOSFET3のゲート・ソース間電圧
が速やかに降下するように制御回路4は低インピーダン
ス状態となる。なお、DMOSFET8と抵抗成分5
は、1チップで構成することが好ましい。また、光起電
力ダイオードアレイ2と出力用MOSFET3及び制御
回路4よりなる出力用半導体素子も1チップで構成する
ことが好ましい。
【0008】以下、図1の回路の動作について説明す
る。入力端子6A,6B間に電圧を印加すると、入力電
流は抵抗成分5を介して流れる。このため、抵抗成分5
の両端電圧により、ディプレッション型DMOSFET
8のゲートはソースに対して負電圧にバイアスされる。
このバイアス電圧により、ディプレッション型DMOS
FET8は、入力電流を制限することになる。したがっ
て、固体リレーの入力端子6A,6B間の電圧−電流特
性は、図4に示すようになる。つまり、発光素子1に
は、広範囲な入力電圧に対して、一定限度までの電流し
か流れないことになる。上述の図3に示した従来例の電
圧−電流特性が電流入力型であるのに対して、図4に示
した本発明の電圧−電流特性は電圧入力型となってい
る。
【0009】図5は、本発明の固体リレーの入力端子側
の実装構造を示している。正電圧が印加される入力端子
6Aのコム上には、ゲート・ソース間を抵抗成分5によ
り短絡されたディプレッション型DMOSFET8を配
置する。一般的に、DMOSFET8は素子の裏面側が
ドレインである。また、負電圧が印加される入力端子6
Bのコム上には、表面側にアノード、裏面側にカソード
を備える発光素子1を配置する。ゲート・ソース間を抵
抗成分5により短絡されたディプレッション型DMOS
FET8のゲートから、発光素子1の表面側のアノード
へワイヤーボンディング9を施すことにより、図1に示
した本発明の固体リレーの入力側の回路を容易に実現で
きる。
【0010】なお、本発明は、図示された実施例の回路
に限定されるものではなく、出力側半導体素子が、フォ
トトランジスタやフォトサイリスタ、フォトトライアッ
ク等であっても構わない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、広範囲な入力電圧に対
し、一定限度までの入力電流しか流れない固体リレーを
実現でき、しかも、定電流化のためのフィードバック制
御回路が不要なため、回路駆動電力が消耗されず、入力
部でのロスが少ないという利点がある。
【0012】また、素子の裏面側がドレインであるディ
プレッション型DMOSFETの前記裏面側を、正電圧
が印加される入力端子の導電面上に配置して接続し、表
面側にアノード、裏面側にカソードを備える発光素子の
裏面側を、負電圧が印加される入力端子の導電面上に配
置して接続し、前記DMOSFETのゲートから前記発
光素子の表面側のアノードへワイヤーボンディングを施
すように構成したことにより、図5に示したように、チ
ップの表面から裏面への電流路を形成できるので実装構
造が簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体リレーの一実施例を示す回路図で
ある。
【図2】従来の固体リレーの回路図である。
【図3】従来の固体リレーの入力端子間の電流−電圧特
性を示す図である。
【図4】本発明の固体リレーの入力端子間の電流−電圧
特性を示す図である。
【図5】本発明の固体リレーの入力端子側の実装構造を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 光起電力ダイオードアレイ 3 出力用MOSFET 4 制御回路 5 抵抗成分 6A 入力端子 6B 入力端子 7A 出力端子 7B 出力端子 8 ディプレッション型DMOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−110317(JP,A) 特開 昭62−208704(JP,A) 特開 昭63−160285(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の入力端子間に印加される入力信
    号に応答して光信号を発生する発光素子と、前記光信号
    を受光して、電子・正孔対を発生し、第1のインピーダ
    ンス状態から第2のインピーダンス状態へ遷移される出
    力用半導体素子とから構成される固体リレーにおいて、
    ゲート・ソース間を抵抗成分により短絡され、素子の裏
    面側がドレインであるディプレッション型DMOSFE
    Tの前記裏面側を、正電圧が印加される入力端子の導電
    面上に配置して接続し、表面側にアノード、裏面側にカ
    ソードを備える発光素子の裏面側を、負電圧が印加され
    る入力端子の導電面上に配置して接続し、前記DMOS
    FETのゲートから前記発光素子の表面側のアノードへ
    ワイヤーボンディングを施して成ることを特徴とする固
    体リレー。
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JPH06177736A JPH06177736A (ja) 1994-06-24
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DE102010030656A1 (de) * 2010-06-29 2011-12-29 Siemens Aktiengesellschaft Schaltungsanordnung für einen Digitaleingang
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