JP2002049966A - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents

自動販売機の商品払出装置

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JP2002049966A
JP2002049966A JP2000234648A JP2000234648A JP2002049966A JP 2002049966 A JP2002049966 A JP 2002049966A JP 2000234648 A JP2000234648 A JP 2000234648A JP 2000234648 A JP2000234648 A JP 2000234648A JP 2002049966 A JP2002049966 A JP 2002049966A
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merchandise
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opening
commodity
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JP2000234648A
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Kazuhiro Minami
一弘 南
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品ラックの最前列に並ぶ販売待機状態の紙
パック等の商品が変形して、端部が商品ラックの前端か
ら迫り出すのを防止し、商品の払い出しに支障を来さな
いようにする。 【解決手段】 商品Sを収納する商品ラック15の側面
に構成された仕切壁部21の前端部に設けられた基軸部
34aを支持されて回動する棒状のストッパー34と、
一端に商品通路16の前端部から突出する爪部35aを
備えると共に他端を回動自在に軸支されたアーム状のス
トッパ35と、棒状のストッパー34とアーム状のスト
ッパー35を連動して商品通路16の前端の払出口16
aを開放する位置に移動する連動部材37等を備えるこ
とにより、販売待機状態の紙パック等の商品Sの前面を
2個所で押さえて商品Sの変形を防止し、上端部S1、
下端部S2が商品ラック15の前端から迫り出すのを防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を前後方向に
並べて収納すると共に前端に商品を払い出す商品払出部
を有する商品ラックを備え、前記商品払出部から商品を
払い出す自動販売機の商品払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような自動販売機の商品払出
装置に関しては、特開平10−302139号公報に記
載されているようなものが知られていた。これは、前面
に商品取出口を有する外扉を備え、本体ケースの庫内に
前後方向に延びる商品ラックを上下方向に複数有する自
動販売機において、前記商品ラックの前端の払出口から
払い出された商品を、前記払出口に対向する位置に移動
した、上下方向に移動自在のバケットで受け取って搬送
し、前記商品取出口に搬出するものである。
【0003】このような自動販売機の商品払出装置に
は、図7に示すように、商品Sが商品ラック15の前端
の払出口16aから不意に落下するのを防止するため
に、常時は払出口16aを閉鎖し、販売時のみ払出口1
6aを開放する払出口開放装置が設けられている。この
払出口開放装置は、商品ラック15の払出口16aの横
幅とほぼ同程度の長さに延びるストッパー34と、この
ストッパー34を、閉鎖時には水平に横たえ、開放時に
はほぼ鉛直に起立させるように駆動するストッパー開閉
機構などを備えている。
【0004】そして、バケット側には、前記商品ラック
の商品を押出して払い出す商品搬出装置および前記払出
口開閉装置に動力を伝達し、それぞれの装置を駆動する
ことにより商品を払い出す電動式駆動機構等が備えられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
自動販売機の商品払出装置において、箱型状の紙パック
商品S等を販売する場合には以下のような問題点があっ
た。即ち、図7に示すように、箱型の紙パック商品S
は、紙パックの上段部S1、および下端部S2の角部は
比較的頑丈で変形しにくいが、中央の平坦部S3は剛性
が小さく僅かな力で凹状に変形する。このため、商品ラ
ック15に商品Sを一列に並べて収納し、商品払出装置
の押出し部材33によって背後から商品Sを前記ストッ
パー34に押し付けると、商品ラック15の最前列に並
ぶ販売待機状態にある商品の中央部が若干凹状に潰れ、
紙パックの上端部S1、下端部S2が商品ラック15の
前端面から前方に迫り出すようになる。
【0006】このような状態において、販売動作が行わ
れると、商品ラック15の前端面に対向する位置に移動
するバケット41が商品ラック15の前端面よりはみ出
した紙パック商品Sの上下端部S1、S2の迫り出し部
分に引っ掛かり移動動作に支障を来す。
【0007】また、商品払出口16aを閉鎖するために
水平に横たえたストッパー34を、商品払出口16aを
開放するために回動してほぼ鉛直に起立させるとき、紙
パックの上端部S1の迫り出し部分にストッパー34が
干渉してかじりを生じ、ストッパー34を十分に開放で
きずに商品Sの払い出しができない問題がある。
【0008】その他、図8に示すように、商品ラック1
5に載置される商品Sの高さ寸法が所定の寸法より短い
と、ストッパー34によって商品Sの前面が押さえられ
ずに、払出口16aから商品Sが不意に落下するのを防
止できない問題もあった。
【0009】そこで、本発明においては、商品搬出装置
の押出し部材33によって背後から商品Sをストッパー
34に押し付けても商品Sを押し潰さずに、商品Sの一
部が商品ラック15の前面から迫り出さないようにし
て、商品Sの払い出し動作に支障を来さないようにする
と共に、商品Sの高さ寸法が短くても、商品Sの前面を
確実に抑えて商品Sが払出口16aから落下するのを防
止するストッパーを備えた自動販売機の商品払出装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、商品を前後方向に並べて
収納し前端に商品を払い出す商品払出部を有する商品ラ
ックと、前記商品ラックに収納された商品を前方に押し
出して前記商品払出部から払い出す押出し部材と、前記
商品払出部の下端部に位置して前記商品ラックの内側に
出没し、前記商品ラックの最前列に並ぶ商品の前面に当
接可能な第1の開閉部材と、前記商品払出部において前
記第1の開閉部材の上方に配設されて前記商品ラックの
内側に出没し、前記商品ラックの最前列に並ぶ商品の前
面に当接可能な第2の開閉部材とを備えたことによっ
て、箱型状の紙パック商品等を前記商品ラックに収納し
たとき、前記第1の開閉部材と前記第2の開閉部材が、
2個所で前記最前列に並ぶ商品の前面に当接するため、
前記押出し部材によって押し出される商品の変形を防止
することができる。
【0011】請求項2にかかる発明は、請求項1記載の
発明において、前記第1の開閉部材の出没動作と前記第
2の開閉部材の出没動作とを連動させる連動手段を備え
たことによって、前記第1の開閉部材と前記代2の開閉
部材の出没動作を行う駆動源を1つとすることができ
る。
【0012】請求項3にかかる発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記商品ラックは商品
を並べて載置収納する商品載置面を備え、前記第1の開
閉部材は前記商品載置面から上方に突出して前記商品ラ
ックの最前列に並ぶ商品の前面に当接することによっ
て、箱型状の紙パック商品等を前記商品ラックに収納し
たとき、前記第1の開閉部材が比較的頑丈で変形しにく
い商品の下端角部と当接する作用をするものである。
【0013】請求項4にかかる発明は、請求項3に記載
の発明において、一端に前記商品載置面から突出可能な
爪部を有すると共に他端を回動自在に軸支される前記第
1の開閉部材を備え、前記回動自在に軸支される支点部
を前記商品載置面の下部であって前記商品払出部の後方
に配置したことによって、前記商品ラックの商品払出口
から前記第1の開閉部材を退避させて商品を払い出すと
き、前記爪部は商品の前面から隔離する方向に回動する
作用をするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお、従来と同一構成に関しては同一符号
を用いる。図1は、本発明の実施形態の商品払出装置を
備えた自動販売機1を示す。同図に示すように、この自
動販売機1は、ボックス状の販売機本体2と、その前面
を開閉するメインドア3とを備えている。メインドア3
には、後述する商品収納庫7の前面の大きさに相当する
透明パネル4が組み込まれたおり、また商品収納庫7の
前面にガラス製の断熱扉6が設けられている。
【0015】また、メインドア3の前面には、図示しな
いが、貨幣を投入するコイン投入口や紙幣投入口、投入
された貨幣の金額を表示する金額表示部、および商品S
を選択するための選択ボタン等が設けられている。
【0016】販売機本体2には、前面の断熱扉6と断熱
材の周壁によって画成された商品収納庫7と、この商品
収納庫7に収納された商品Sを商品取出口5に搬出する
商品搬送移動装置8と、図示しないが、商品搬送移動装
置8を含め自動販売機1の各種の制御を行う、マイクロ
コンピュータ等によって構成される制御手段が設けられ
ている。また、商品収納庫7は、上下方向の中間部より
若干上側で、断熱性を有する仕切板9等により上下2段
に仕切られており、上側が加温室11、下側が冷却室1
2になっている。さらに、商品収納庫7の下方には冷却
装置の室外機10が設けられている。
【0017】商品収納庫7の加温室11および冷却室1
2には、商品Sを載置して収納する商品ラック15が、
上下方向にそれぞれ3段および4段で配置されている。
各商品ラック15は、図1乃至3が示すように、商品S
が載置される水平な商品通路16(商品載置面)を有し
ており、その商品通路16の左右両端部および後端部が
上向きに屈曲形成されている。商品通路16の左右に
は、前後方向に延びる8つの仕切壁部21が相互に平行
に配置されている。
【0018】各仕切壁部21には、商品通路16に収納
された商品Sを販売時に前方に払い出すための商品搬出
機構22と、商品通路16の前端の払出口16a(商品
払出部)を商品の販売時に開閉するためのストッパー機
構23(開閉機構)とが組み付けられている。
【0019】商品搬出機構22は、仕切壁部21の前端
部および後端部にそれぞれ回転自在に設けられたギア3
1(前端部のギアのみ図示)と、これらのギア31に巻
き掛けられたタイミングベルト32と、このタイミング
ベルト32に連結されると共に、商品通路16に突出す
るように設けられ、タイミングベルト32の所定方向の
走行に伴って前方に移動することにより、商品通路16
内の商品Sを後方から押圧するプッシャ33(押出し部
材)等により構成されている。
【0020】一方、ストッパー機構23は、販売待機時
に、商品Sが商品通路16から不意に落下するのを防止
するためのものであり、仕切壁部21の前端部に基軸部
34aを支持され回動可能に設けられた棒状のストッパ
ー34(第2の開閉部材)と、一端に商品通路22の前
端部から突出する爪部35aを備え他端を払出口16a
の後方で商品通路16の下端部に回動自在に軸支される
支点部35bを備えるアーム状のストッパー35(第1
の開閉部材)と、アーム状のストッパー35の爪部35
aを商品ラック15の底面から突出するように付勢する
コイルばね36と、棒状のストッパー34とアーム状の
ストッパ35を連動して商品通路16の前端の払出口1
6aを開放する位置に移動する連動部材37(連動手
段)と、連動部材37を上方に付勢して待機状態に保持
する引っ張りばね38等により構成されている。
【0021】このようにして、棒状のストッパー34と
ア−ム状のストッパー35の爪部35aの2個所が、最
前列に並ぶ商品Sの前面に当接することによって、紙パ
ックSの上下端部S1、S2が商品ラック15の前端か
ら迫り出すことを防止し、後述するバケット41の移動
動作や、水平に横たえたストッパー34を起立させる回
動動作を支障なく行うことが可能になる。
【0022】次に、商品通路16から払い出された商品
Sを、商品取出口5に搬送する商品搬送移動装置8につ
いて説明する。商品搬送移動装置8は、商品ラック15
から払い出された商品Sを収容・保持し、商品取出口5
に移動して商品Sを搬出するバケット41と、このバケ
ット41を左右方向に移動させる水平移動機構42と、
バケット41を上下方向に移動させる鉛直移動機構43
とを、備えている。そして、バケット41は、販売時
に、水平移動機構42および鉛直移動機構43によっ
て、商品ラック15の前方で上下左右に駆動され、商品
通路16の前方の商品受け取り位置と商品取出口5との
間で移動する。
【0023】バケット41は、図4および図5に示すよ
うに、商品通路16の払出口16aから払い出された商
品Sを受け取り、商品取出口5に搬出するまで一時的に
収容・保持するバケット本体51と、このバケット本体
51の側壁51aに取り付けられ、後述する払出・収容
機構56および搬出機構57を駆動する駆動機構53な
どを有している。
【0024】払出・収容機構56は、販売時における商
品Sの払い出しの際に、その商品Sを下側から支持しな
がらバケット本体51の収容部分に送り出すドラム46
(回転体)と、このドラム46を回転自在に支持すると
共に、下端部の支点47aを中心に回動可能なドラムホ
ルダ47と、ドラムホルダ47の上端部に回動自在に支
持され、ドラムホルダ47の回動に伴い、商品搬出機構
22を作動する払出ギア31に係合する係合位置(図6
参照)と、払出ギア31から遊離する遊離位置(図5参
照)との間で回転駆動される遊動ギア48と、商品通路
16の払出口16aを開放するために、ストッパー機構
23の被押圧部37aを上方から押し下げて、棒状のス
トッパー34およびアーム状のストッパー35を回動さ
せる押圧レバー49(押し下げ部材)とを備えている。
【0025】搬出機構57は、バケット本体51の底面
に開閉自在に設けられたトレイ58(下扉)と、バケッ
ト本体51の前面下半部に開閉自在に設けられた開閉ド
ア59(前扉)と、これらのトレイ58および開閉ドア
59を相互に連結する連結リンク55とを備えている。
また、バケット本体51の側壁51aの下端部には、商
品Sの受取時に、ドラム46によってバケット本体51
内の収容部分に送り出された商品Sが開閉ドア59に当
接したか否かを検出するスイッチ61が設けられてい
る。このスイッチ61は、送り出された商品Sが開閉ド
ア59に当接し、これを開放位置に向かって所定量回動
させることにより、商品Sが開閉ドア59に当接したこ
とを検出する。
【0026】払出・収容機構56および搬出機構57を
駆動する駆動機構53は、図5に示すように側壁51a
の外側ほぼ中央部に配置され、周面に多数の歯を形成す
るピニオン部64を有すると共に、側面に所定形状のカ
ム溝を有するカム円板63と、このカム円板63を回転
駆動する図示しないカムモータ62(駆動源)、ドラム
46または遊動ギア48をその回転方向によって交互に
駆動する図示しない回転駆動モータ65を備えている。
【0027】以上のように構成される自動販売機の商品
収納装置において、商品販売時の各装置の一連の動作に
ついて説明する。
【0028】購入者によって所望の商品Sの選択ボタン
が押されると、まず、水平移動機構42および鉛直移動
機構43が作動し、バケット41が、図5に示すよう
に、選択された商品Sを収納する商品通路16の払出口
16aの前方の受け取り位置に移動して停止する。次い
で、駆動機構53のカムモータ62が作動し、カム円板
63が反時計方向に回転する。これによって、図6に示
すように、隔離位置に位置していた遊動ギア48および
ドラム46は、ドラムホルダ47により、遊動ギア48
が払出ギア31にかみ合う系合位置に回動し、ドラム4
6が商品通路16に接近する。同時に、ピニオン部64
の回転に伴い、ラック部材66が上方に移動し、押圧レ
バー49が上方に移動して、後ピン49bを中心に時計
方向に回動する。そして、押圧部49aが、仕切壁部2
1の前端部に設けられた連動部材37と連結する連動突
起34bが、連動部材37の下方への移動に伴って回動
し、払出口16aに水平に横たわった棒状のストッパ3
4が起立する。また、連動部材37の下端部37bがア
ーム状のストッパー35のアーム側部35cと当接して
下方へ押し下げ、アーム状のストッパー35の爪部35
aが商品Sの前面から離れるように商品通路16の底面
から退避して、商品通路16の払出口16aが開放され
る。
【0029】このように、棒状のストッパ34とアーム
状のストッパー35の出没動作を連動させる連動部材3
7を備え、出没動作を行う駆動源を1つとすることで、
出没のタイミング制御等を不要とし、部品点数を減らし
てコストを削減することができる。また、アーム状のス
トッパー35の爪部35aが商品Sの下端角部と当接す
ることにより、背丈の低い商品Sの販売が可能であると
共に、商品ラック15前端からの商品Sの迫り出しを防
止することができる。さらに、アーム状のストッパー3
5の爪部35aは、商品Sの前面から離れるようにして
商品通路16から退避することにより、爪部35aが商
品Sの前面とかじることなく退避することができ、爪部
35aの退避動作を信頼性の高いものにすることができ
る。
【0030】この後、遊動ギア48を回転駆動する回転
駆動モータ65が作動し、遊動ギア48が反時計方向に
回転する。そして、遊動ギア48にかみ合っている払出
ギア31が回転することにより、商品搬出機構22が作
動し、商品通路16内の商品Sがプッシャ33によって
後方から押圧され、最前に位置する商品Sがバケット4
1に向かって払い出される。
【0031】そして、バケット41内の商品センサ67
によって商品Sが検出されると、制御手段によって回転
駆動モータ65が停止し、その直後、さらに逆方向に回
転する。これによって、遊動ギア48の回転が停止し、
商品搬出機構22の動作が停止して商品Sの払い出しが
停止し、ドラム46が反時計方向に回転する。
【0032】そして、バケット本体51の収容部分に収
容された商品Sが、開閉ドア59に当接し、これをドア
開放位置に向かって若干回動させると、ON状態に保持
されていたスイッチ61がOFF状態に切り替えられ
る。そして、この切り替えに基づいて、制御手段により
回転駆動モータ65の作動が停止され、これによってド
ラム46の回転も停止する。
【0033】その後、カム円板63を回転駆動するカム
モータ62が作動し、カム円板63がホームポジション
に向かって時計方向に回転する。これによって、系合位
置に位置していた遊動ギア48およびドラム46は、ド
ラムホルダ47により遊離位置に回動し、遊動ギア48
が払出ギア31から遊離し、ドラム46が商品通路16
から退避し、バケット41に収容される。同時に、ピニ
オン部64の回転に伴い、ラック部材66が下方に移動
し、ストッパー機構23の被押圧部37aを押し下げて
いた押圧レバー49が所定の位置に戻る。そして、棒状
のストッパー34が水平に横たわると共に、アーム状の
ストッパ35の爪部35aが商品通路16の底面から突
出して商品通路16の払出口16aが閉鎖される。
【0034】カム円板63がホームポジションに戻った
後、水平移動機構42および鉛直移動機構43が作動
し、バケット41が商品通路16の前方の商品の受取位
置から商品取出口5の搬出位置まで移動する。そして、
カムモータ62が再度、回転作動する。これによって、
図示しないトレイ開閉手段によって、トレイ58および
開閉ドア59が開放される。そして、商品Sは、商品取
出口5に搬出される。このようにして、商品Sの販売動
作が行われる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、紙パック等の商品の上下端部が商品ラックの
前端から迫り出すことを防止し、商品ラックの前端部に
移動するバケットの移動動作や、水平に横たえたストッ
パーの回動動作を支障なく行うことが可能になる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、第1の開閉
部材と第2の開閉部材の出没動作を行う駆動源を1つと
して出没のタイミング制御等を不要とし、部品点数を減
らしてコストを削減することができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、従来より背
丈の低い商品の販売も可能であると共に、商品ラックの
前端からの商品の迫り出しを防止することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、爪部が商品
とかじることなく容易に退避することができ、爪部の退
避動作をより信頼性の高いものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の商品払出装置を備えた自動
販売機であり、(a)は正面図、(b)は側面断面図で
ある。
【図2】本発明の実施形態の商品ラックを示す図で、
(a)は正面図、(b)は側面断面図である。。
【図3】本発明の実施形態の商品ラックを示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の実施形態のバケットの外観を示す斜視
図である
【図5】本発明の実施形態のバケットが、商品ラック前
方の受け取り位置に停止した直後の状態のバケットおよ
び商品ラックを示す内部構造図である。
【図6】本発明の実施形態の押圧レバーが突出位置に移
動したときのバケットおよび商品ラックを示す内部構造
図である。
【図7】商品ラックの最前列に並ぶ販売待機状態にある
商品の中央部が若干凹状に潰れ、紙パックの上端部、下
端部が商品ラックの前端面から前方に迫り出す従来例の
問題を示す商品ラックであって、(a)は正面図、
(b)は側面断面図である。
【図8】商品ラックの最前列に並ぶ販売待機状態にある
商品の高さ寸法が短く、ストッパーによって商品の前面
が押さえられずに、払出口から商品が落下するのを防止
できない従来例の問題を示す商品ラックであって、
(a)は正面図、(b)は側面断面図である。
【符号の説明】
15 商品ラック 16 商品通路(商品載置面) 16a 払出口(商品払出部) 33 プッシャー(押出し部材) 34 棒状のストッパ(第1の開閉部材) 35 アーム状のストッパ(第2の開閉部材) 35a アーム状のストッパの爪部 35b 支点部 37 連動部材(連動手段) 41 バケット 49 押圧レバー(押し下げ部材) 62 カムモータ(駆動源)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を前後方向に並べて収納し前端に商
    品を払い出す商品払出部を有する商品ラックと、前記商
    品ラックに収納された商品を前方に押し出して前記商品
    払出部から払い出す押出し部材と、前記商品払出部の下
    端部に配設されて前記商品ラックの内側に出没し、前記
    商品ラックの最前列に並ぶ商品の前面に当接可能な第1
    の開閉部材と、前記商品払出部において前記第1の開閉
    部材の上方に配設されて前記商品ラックの内側に出没
    し、前記商品ラックの最前列に並ぶ商品の前面に当接可
    能な第2の開閉部材とを備えたことを特徴とする自動販
    売機の商品払出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の開閉部材の出没動作と前記第
    2の開閉部材の出没動作とを連動させる連動手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品払
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記商品ラックは商品を並べて載置収納
    する商品載置面を備え、前記第1の開閉部材は前記商品
    載置面から上方に突出して前記商品ラックの最前列に並
    ぶ商品の前面に当接することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 一端に前記商品載置面から突出可能な爪
    部を有すると共に他端を回動自在に軸支される前記第1
    の開閉部材を備え、前記回動自在に軸支される支点部を
    前記商品載置面の下部であって前記商品払出部の後方に
    配置したことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機
    の商品搬出装置。
JP2000234648A 2000-08-02 2000-08-02 自動販売機の商品払出装置 Pending JP2002049966A (ja)

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