JP2002049914A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002049914A
JP2002049914A JP2000236669A JP2000236669A JP2002049914A JP 2002049914 A JP2002049914 A JP 2002049914A JP 2000236669 A JP2000236669 A JP 2000236669A JP 2000236669 A JP2000236669 A JP 2000236669A JP 2002049914 A JP2002049914 A JP 2002049914A
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pixel data
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Kazuaki Kai
一明 海
Yukio Kaji
行雄 梶
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、広い読取幅や高速処理を可能にする
イメージスキャナを実現できるようにする画像処理装置
の提供を目的とする。 【解決手段】誤差拡散などの画像処理を行う構成を採る
ときにあって、その画像処理を行う画像処理部を複数設
けるとともに、画像処理部が得た画素データを使って、
それの隣に位置する画像処理部が画像処理を行う上で必
要となるデータを生成して、そのデータをそれを必要と
する画像処理部に渡すように構成する。これにより、画
像処理部を複数設けるときに発生する処理の連続性を実
現できるようになることで、画像処理部を複数設けるこ
とが可能になるので、広い読取幅や高速処理を可能にす
るイメージスキャナを実現できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタリング処
理などの画像処理を行う画像処理装置に関し、特に、広
い読取幅や高速処理を可能にするイメージスキャナを実
現できるようにする画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナで読み取る画像データ
に対して、フィルタリング処理などのような画像処理を
施すことが行われている。
【0003】このような場合、従来では、イメージスキ
ャナに対応付けて、要求される画像処理を行う画像処理
装置を1つ用意して、イメージスキャナの読み取る画像
データをその画像処理装置に入力していくことで、その
画像処理を行うようにするという方法を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、広い読取幅や高速処理を
実現するイメージスキャナを提供できないという問題点
がある。
【0005】すなわち、画像処理装置には、自ずと、処
理できるデータ量や処理できる速度に限界がある。
【0006】これに対して、イメージスキャナを構成す
るラインイメージセンサは、画像処理装置よりも高速に
画像データを出力できるし、ラインイメージセンサを複
数並べることなどによりいくらでも画素数を増やすこと
が可能である。
【0007】しかるに、従来技術では、ラインイメージ
センサの読み取る画像データを処理する画像処理装置を
1つしか用意していないことから、画像処理装置の方が
イメージスキャナの取り扱えるデータ量や処理速度につ
いていけないことで、広い読取幅や高速処理を可能にす
るイメージスキャナを実現できないのである。
【0008】これを解決するためには、画像処理装置を
複数用意して、画像処理を並列構成で実行するという方
法を用いることが考えられる。しかし、この方法をその
まま実現すると、注目画素の画素データをそれに隣接す
る画素の画素データを使って変更するというようなフィ
ルタリング処理などを施す場合に、そのフィルタリング
処理などの連続性が維持できないことで、画像処理結果
の画像データにスジが発生するという新たな問題点がで
てくることになる。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、フィルタリング処理などの画像処理を行う構
成を採るときにあって、広い読取幅や高速処理を可能に
するイメージスキャナを実現できるようにする新たな画
像処理装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は、注目画素の画素データに
対して、同一ラインに位置する隣接画素の画素データを
使って規定の画像処理を施す構成を採るときにあって、
同一ラインを区画する形で複数用意され、対となる区画
に属する画素データを処理対象として、上記画像処理を
行う複数の画像処理部と、上記画像処理部に対して、そ
れが処理対象とする画素データに加えて、それの隣に位
置する上記画像処理部が処理する上記隣接画素に対応付
けられる画素データを供給する供給部とを備えるように
構成する。
【0011】このように構成される本発明の画像処理装
置では、例えば、1ラインの画素数が2n個の画像デー
タを扱うときに、前半のn個の画素の画素データを処理
対象とする画像処理部と、後半のn個の画素の画素デ
ータを処理対象とする画像処理部とを用意する。
【0012】この2つの画像処理部,は、例えば図
1(a)に示すように、注目画素の画素データX2 が与
えられると、それに同一ライン上で隣接する4つの画素
の画素データX0,X1,X3,X4 と、規定のフィルタ係数
K0,K1,K2,K3,K4 とを使って、その画素データX2
を、 Xout =X0 ×K0 +X1 ×K1 +X2 ×K2 +X3 ×
K3 +X4 ×K4 という画素データXout に変換する画像処理を行う。
【0013】このとき、供給部は、図1(b)に示すよ
うに、画像処理部に対して、それが処理対象とする画
素データ(前半n個の画素の画素データ)に加えて、そ
れの隣に位置する画像処理部が処理する隣接画素に対
応付けられる画素データ(この例の場合には2個の画素
データ)を供給し、そして、画像処理部に対して、そ
れが処理対象とする画素データ(後半n個の画素の画素
データ)に加えて、それの隣に位置する画像処理部が
処理する隣接画素に対応付けられる画素データ(この例
の場合には2個の画素データ)を供給する。
【0014】この画素データの供給を受けて、画像処理
部は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素
(前半の最後の画素)の画素データを正確に変換できる
ようになるとともに、画像処理部は、画像処理部の
処理する画素に隣接される画素(後半の先頭の画素)の
画素データを正確に変換できるようになる。
【0015】一方、この目的を達成するために、本発明
の画像処理装置は、注目画素の画素データに対して、同
一ライン及び隣接ラインに位置する隣接画素の画素デー
タを使って規定の画像処理を施す構成を採るときにあっ
て、同一ラインを区画する形で複数用意され、対となる
区画に属する画素データを処理対象として、上記画像処
理を行う複数の画像処理部と、上記画像処理部に設けら
れて、それが得た画素データを使って、それの隣に位置
する上記画像処理部が上記画像処理を行う上で必要とな
るデータを生成する生成部と、上記生成部の生成するデ
ータを受け取って保持し、そのデータをそれを必要とす
る上記隣に位置する上記画像処理部に渡す保持部とを備
えるように構成する。
【0016】このように構成される本発明の画像処理装
置では、例えば、1ラインの画素数が2n個の画像デー
タを扱うときに、前半のn個の画素の画素データを処理
対象とする画像処理部と、後半のn個の画素の画素デ
ータを処理対象とする画像処理部とを用意する。
【0017】この2つの画像処理部,は、例えば図
2(a)に示すように、注目画素の画素データX11が与
えられると、それに同一ライン及び隣接ライン上で隣接
する4つの画素の画素データから求められた誤差値Me0
0,Me01,Me02,Me10 と、規定の誤差フィルタ係数Ke0
0,Ke01,Ke02,Ke10とを使って、その画素データX11
を、Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+
Me02 ×Ke02 +Me10 ×Ke10という誤差値Me11 に
変換する画像処理(誤差拡散の画像処理)を行う。
【0018】このとき、画像処理部に設けられる生成
部は、図2(b)に示すように、画像処理部が得た誤
差値Me00,Me10 を使って、それの隣に位置する画像処
理部が誤差拡散の画像処理を行う上で必要となるデー
タ“Me00 ×Ke00 +Me10×Ke10 ”を生成し、保持
部は、このデータをそれを必要とする画像処理部に受
け渡す。
【0019】このデータの供給を受けて、画像処理部
は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素(後
半の先頭の画素)の画素データを正確に変換できるよう
になる。
【0020】また、この2つの画像処理部,は、例
えば図3(a)に示すように、注目画素の画素データX
11が与えられると、注目画素を含む9つの周囲画素の持
つ最大画素データと最小画素データの平均値を仮スライ
ス値Sxxと設定して、その仮スライス値Sxxと、注目画
素に同一ライン及び隣接ライン上で隣接する3つの画素
の画素データから求められた浮動スライス値Me00,Me0
1,Me10 と、規定のスライス係数Ke00,Ke01,Ke10,K
e11 とを使って、その画素データX11を、 Me11 =Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me10 ×Ke
10 +Sxx×Ke11 という浮動スライス値Me11 に変換する。
【0021】そして、画素データの値が大きいほど黒
く、その値が小さいほど白いと定義する場合、その浮動
スライス値Me11 が変換前の画素データX11よりも大き
いときには黒画素に2値化し、画素データX11よりも小
さいときには白画素に2値化する画像処理(浮動スライ
スの画像処理)を行う。
【0022】このとき、画像処理部に設けられる生成
部は、図3(b)に示すように、画像処理部が得た浮
動スライス値Me00,Me10 を使って、それの隣に位置す
る画像処理部が浮動スライスの画像処理を行う上で必
要となるデータ“Me00 ×Ke00 +Me10 ×Ke10 ”を
生成し、保持部は、このデータをそれを必要とする画像
処理部に受け渡す。
【0023】このデータの供給を受けて、画像処理部
は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素(後
半の先頭の画素)の画素データを正確に変換できるよう
になる。
【0024】一方、この目的を達成するために、本発明
の画像処理装置は、注目画素の画素データに対して、規
定のマトリックスデータの持つ対応するデータを使って
規定の画像処理を施す構成を採るときにあって、同一ラ
インを区画する形で複数用意され、対となる区画に属す
る画素データを処理対象として、上記画像処理を行う複
数の画像処理部と、上記画像処理部に設けられて、それ
が処理を終えた上記マトリックスデータ上の位置を示す
データを生成する生成部と、上記生成部の生成するデー
タを受け取って保持し、そのデータをそれを必要とする
上記隣に位置する上記画像処理部に渡す保持部とを備え
るように構成する。
【0025】このように構成される本発明の画像処理装
置では、例えば、1ラインの画素数が2n個の画像デー
タを扱うときに、前半のn個の画素の画素データを処理
対象とする画像処理部と、後半のn個の画素の画素デ
ータを処理対象とする画像処理部とを用意する。
【0026】この2つの画像処理部,は、例えば、
図4(a)に示すように、注目画素の画素データと規定
のマトリックスデータ(ディザマトリックスデータ)の
持つ対応するデータとを比較して、画素データの値が大
きいほど白く、その値が小さいほど黒いと定義する場
合、注目画素の画素データの方が大きいときには白画素
に2値化し、注目画素の画素データの方が小さいときに
は黒画素に2値化する画像処理(ディザ画像処理)を行
う。
【0027】このとき、画像処理部に設けられる生成
部は、図4(b)に示すように、画像処理部が処理を
終えたマトリックスデータ上の位置を示すデータを生成
し、保持部は、このデータをそれを必要とする画像処理
部に受け渡す。
【0028】このデータの供給を受けて、画像処理部
は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素(後
半の先頭の画素)の画素データを正確に変換できるよう
になる。
【0029】このようにして、本発明の画像処理装置よ
れば、フィルタリング処理などの画像処理を行う構成を
採るときにあって、その画像処理を行う機構を複数設け
るとともに、その機構を複数設けるときに発生する処理
の連続性を解決する手段を提供できるようになること
で、その機構を複数設けることを可能にすることから、
広い読取幅や高速処理を実現するイメージスキャナを提
供できるようになる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0031】図5に、本発明を具備する画像処理装置の
一実施形態例を図示する。
【0032】図中、1は副走査方向に移動する光学ユニ
ットに実装されて、用紙に記載される画像を読み取るC
CDイメージセンサ、2は画像処理を制御するCCD制
御部、3-i(i=1〜4)はCCDイメージセンサ1の
読み取る1ライン分の画素データをサイクリックに格納
するラインメモリ、4-i(i=1,2)は図1で説明し
たフィルタリングの画像処理を実行する画像処理部、5
は画像処理部4-iの処理した画像を合成する画像合成部
である。
【0033】以下、説明の便宜上、ラインメモリ3-1を
ラインメモリ、ラインメモリ3-2をラインメモリ、
ラインメモリ3-3をラインメモリ、ラインメモリ3-4
をラインメモリ、画像処理部4-1を画像処理部、画
像処理部4-2を画像処理部と記載することがある。
【0034】図6に、CCD制御部2とCCDイメージ
センサ1との間のデータの流れを図示するとともに、C
CD制御部2と画像処理部4-iとの間のデータの流れを
図示する。
【0035】この図に示すように、CCD制御部2は、
CCDイメージセンサ1に水平同期信号を与えることで
CCDイメージセンサ1から1ライン分の画素データを
読み出して、それを4つのラインメモリ3-iにサイクリ
ックに格納していくとともに、これから説明する順番に
従って、ラインメモリ3-iから画素データを読み出して
画像処理部4-iに出力していくことで、Xout =X0 ×
K0 +X1 ×K1 +X2 ×K2 +X3 ×K3 +X4 ×K
4という図1で説明したフィルタリング処理を実行す
る。
【0036】図7に、画像処理部4-iの一実施形態例を
図示する。
【0037】この図に示すように、画像処理部4-iは、
4つのフリップフロップ回路で構成されて、CCD制御
部2から入力される画素データを遅延させるシフトレジ
スタ40と、係数Ki(i=0〜3)とシフトレジスタ
40により遅延される画素データとを乗算する4つの乗
算器41-i(i=0〜3)と、係数K4とCCD制御部
2から入力される画素データとを乗算する乗算器42
と、5つの乗算器41-i,42の乗算結果を加算して出
力する加算器43とを備えることで、 Xout =X0 ×K0 +X1 ×K1 +X2 ×K2 +X3 ×
K3 +X4 ×K4 というフィルタリング処理を実行する。
【0038】この実施形態例に従う場合、CCD制御部
2は、CCDイメージセンサ1の画素数を2nとするな
らば、CCDイメージセンサ1の読み取った1ライン分
の画素データをラインメモリ3-iにサイクリックに書き
込んでいく。そして、この書込処理と同期させて、書込
中のラインよりも1つ前に書き込んだラインの前半部分
に相当する1〜(n+2)番目の画素の画素データを、
ラインメモリ3-iから読み出して画像処理部に入力さ
せていくとともに、書込中のラインよりも2つ前に書き
込んだラインの後半部分に相当する(n−1)〜2n番
目の画素の画素データを、ラインメモリ3-iから読み出
して画像処理部に入力させていくように制御する。
【0039】すなわち、CCD制御部2は、図8ないし
図10に示すように、CCDラインイメージセンサ1の
読み取った第1ライン目の画素データをラインメモリ
に格納した後、第2ライン目の画素データをラインメモ
リに格納し、それに続けて、第3ライン目の画素デー
タをラインメモリに格納し、それに続けて、第4ライ
ン目の画素データをラインメモリに格納し、それに続
けて、第5ライン目の画素データをラインメモリに格
納し、それに続けて、第6ライン目の画素データをライ
ンメモリに格納し、それに続けて、第7ライン目の画
素データをラインメモリに格納していくというよう
に、CCDイメージセンサ1の読み取った1ライン分の
画素データをラインメモリ3-iにサイクリックに格納し
ていくように制御する。
【0040】そして、これと同期させて、図8ないし図
10に示すように、例えば、第3ライン目の画素データ
をラインメモリに書き込んでいるときには、ラインメ
モリに書き込んだ第2ライン目の前半部分に相当する
1〜(n+2)番目の画素の画素データを画像処理部
に入力させるとともに、ラインメモリに書き込んだ第
1ライン目の後半部分に相当する(n−1)〜2n番目
の画素の画素データを画像処理部に入力させるという
ように、書込中のラインよりも1つ前に書き込んだライ
ンの前半部分に相当する1〜(n+2)番目の画素の画
素データをラインメモリ3-iから読み出して画像処理部
に入力させていくとともに、書込中のラインよりも2
つ前に書き込んだラインの後半部分に相当する(n−
1)〜2n番目の画素の画素データをラインメモリ3-i
から読み出して画像処理部に入力させていくように制
御するのである。
【0041】図11に、第3ライン目の画素データをラ
インメモリに書き込んでいるときのタイムチャートを
図示する。ここで、図中に示す処理部データは画像処
理部に入力させるデータ、処理部データは画像処理
部に入力させるデータを示している。また、X(i,
j)のiはライン番号を示し、jはそのライン中の画素
番号を示している。
【0042】このようにして、CCD制御部2は、図1
(b)に示したように、画像処理部に対して、それが
処理対象とする画素データに加えて、それの隣に位置す
る画像処理部が処理する先頭に位置する2個分の画素
の画素データを入力させていくとともに、画像処理部
に対して、それが処理対象とする画素データに加えて、
それの隣に位置する画像処理部が処理する最後尾に位
置する2個分の画素の画素データを入力させていくよう
に処理するのである。
【0043】この画素データの入力を受けて、図1
(b)に示したように、画像処理部は、画像処理部
の処理する画素に隣接される画素(n番目の画素)の画
素データを正確に変換できるようになるとともに、画像
処理部は、画像処理部の処理する画素に隣接される
画素(n+1番目の画素)の画素データを正確に変換で
きるようになる。
【0044】図12に、本発明を具備する画像処理装置
の他の実施形態例を図示する。
【0045】図中、1は副走査方向に移動する光学ユニ
ットに実装されて、用紙に記載される画像を読み取るC
CDイメージセンサ、2は画像処理を制御するCCD制
御部、3-i(i=1〜4)はCCDイメージセンサ1の
読み取る1ライン分の画素データをサイクリックに格納
するラインメモリ、10-i(i=1,2)は図2で説明
した誤差拡散の画像処理を実行する画像処理部、11は
画像処理部10-iの処理した画像を合成する画像合成
部、12-i(i=1,2)は画像処理部10-iの使用す
るFIFOメモリ、13は画像処理部10-1から画像処
理部10-2へのデータの受け渡しのために用意される待
避レジスタである。
【0046】ここで、FIFOメモリ12-1には、 Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me02
×Ke02 +Me10 ×Ke10 の式に従って算出される、1ラインの前半部分の各画素
の持つ誤差値Meij(iはライン番号、jは画素番号)が
格納されるとともに、FIFOメモリ12-2には、この
式に従って算出される、1ラインの後半部分の各画素の
持つ誤差値Meij(iはライン番号、jは画素番号)が格
納されることになる。なお、更に正確に説明するなら
ば、FIFOメモリ12-1には、後述する誤差値演算の
中間データを格納するための領域が確保されている。
【0047】以下、説明の便宜上、画像処理部10-1を
画像処理部、画像処理部10-2を画像処理部、FI
FOメモリ12-1をFIFOメモリ、FIFOメモリ
12-2をFIFOメモリと記載することがある。
【0048】図13に、CCD制御部2と画像処理部1
0-iとの間のデータの流れと、画像処理部10-iとFI
FOメモリ12-iとの間のデータの流れと、FIFOメ
モリ12-iと待避レジスタ13との間のデータの流れを
図示する。
【0049】この図に示すように、画像処理部は、C
CD制御部2から入力される1ラインの前半部分に相当
する1〜(n+2)番目の各画素を順番に注目画素とし
て選択して、注目画素の画素データ(図中の処理部デ
ータ)と、FIFOメモリから読み出す注目画素の近
傍の誤差値(図中のリードデータ)とを使って、 Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me02
×Ke02 +Me10 ×Ke10 の式に従って注目画素の誤差値を求めて、それをライト
データのバスを使ってFIFOメモリに書き込む処
理を行う。
【0050】一方、画像処理部は、CCD制御部2か
ら入力される1ラインの後半部分に相当する(n−1)
〜2n番目の各画素を順番に注目画素として選択して、
注目画素の画素データ(図中の処理部データ)と、F
IFOメモリから読み出す注目画素の近傍の誤差値
(図中のリードデータ)とを使って、 Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me02
×Ke02 +Me10 ×Ke10 の式に従って注目画素の誤差値を求めて、それをライト
データのバスを使ってFIFOメモリに書き込む処
理を行う。
【0051】ここで、FIFOメモリ,ではリード
がライトよりも先行するようになっているので、FIF
Oメモリ,に保持される誤差値が誤って書き換えら
れるようなことは起こらない。
【0052】また、画像処理部が処理すべき画素は本
来1〜n番目の画素であるのに、2画素分余計な1〜
(n+2)番目の画素を処理対象とし、画像処理部が
処理すべき画素は本来(n+1)〜2n番目の画素であ
るのに、2画素分余計な(n−1)〜2n番目の画素を
処理対象としているのは、注目画素の近傍の誤差値が更
にその近傍の誤差値の影響を受けていることを考慮して
いることにある。したがって、3画素以上オーバーラッ
プさせる方が好ましいが、本発明者が実験的に確認した
所では2画素オーバーラップさせれば画質的に十分であ
ったので、この実施形態例では2画素のオーバーラップ
に止めている。
【0053】なお、 Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me02
×Ke02 +Me10 ×Ke10 という算出式から分かるように、画像処理部に対して
は、最低、1〜(n+1)番目の画素の画素データを供
給する必要がある。これに対して、画像処理部に対し
ては、最低、n〜2n番目の画素の画素データを供給す
る必要があるが、後述する中間データの受け渡しがある
ので、実際には、最低、(n+1)〜2n番目の画素の
画素データを供給すれば足りる。
【0054】この実施形態例に従う場合、画像処理部
は、(n+2)画素分の誤差値をFIFOメモリに書
き込むことで1ライン分の誤差値の算出処理を終了する
と、n番目の画素の所の“Me00 ×Ke00 +Me10 ×K
e10 (Me10 は今回算出した誤差値で、Me00 はFIF
Oメモリから読み出した誤差値)”に相当する誤差値
演算の中間データを算出して、それをライトデータの
バスを使って待避レジスタ13に書き込む処理を行う。
【0055】なお、ライトデータのバスを使っている
ことから、待避レジスタ13には随時ライトデータが
書き込まれることでデータが更新されていくことになる
が、各ラインの終了時には、n番目の画素の所の中間デ
ータとなる“Me00 ×Ke00+Me10 ×Ke10 ”が正確
に書き込まれることになる。
【0056】一方、この実施形態例に従う場合、画像処
理部は、(n+1)番目の画素の誤差値演算のときに
限って、待避レジスタ13に格納されている中間データ
を読み込んで誤差値を算出する。
【0057】すなわち、 Me11 =X11+Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me02
×Ke02 +Me10 ×Ke10 の式に従って、(n+1)番目の画素の誤差値を算出す
るときに、“Me00 ×Ke00 +Me10 ×Ke10 ”につい
ては画像処理部が正確に求めているので、それを使っ
て誤差値を算出するのである。
【0058】図14及び図15に、以上に説明した図1
3の実施形態例のタイムチャートを図示する。
【0059】このようにして、図2で説明したように、
誤差拡散の画像処理を実行するときに、画像処理部
は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素(n
+1番目の画素)の誤差値を正確に算出できるようにな
る。
【0060】図16に、本発明を具備する画像処理装置
の他の実施形態例を図示する。
【0061】図中、1は副走査方向に移動する光学ユニ
ットに実装されて、用紙に記載される画像を読み取るC
CDイメージセンサ、2は画像処理を制御するCCD制
御部、3-i(i=1〜4)はCCDイメージセンサ1の
読み取る1ライン分の画素データをサイクリックに格納
するラインメモリ、20-i(i=1,2)は図3で説明
した浮動スライスの画像処理を実行する画像処理部、2
1は画像処理部20-iの処理した画像を合成する画像合
成部、22-i(i=1,2)は画像処理部20-iの使用
するFIFOメモリ、23-i(i=1,2)は画像処理
部20-iが使用する2つで構成されるラインメモリ、2
4は画像処理部20-1から画像処理部20-2へのデータ
の受け渡しのために用意される待避レジスタである。
【0062】ここで、FIFOメモリ22-1には、 Me11 =Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me10 ×Ke
10 +Sxx×Ke11 の式に従って算出される、1ラインの前半部分の各画素
の持つ浮動スライス値Meij(iはライン番号、jは画素
番号)が格納されるとともに、FIFOメモリ22-2に
は、この式に従って算出される、1ラインの後半部分の
各画素の持つ浮動スライス値Meij(iはライン番号、j
は画素番号)が格納されることになる。なお、更に正確
に説明するならば、FIFOメモリ20-1には、後述す
る浮動スライス演算の中間データを格納するための領域
が確保されている。
【0063】以下、説明の便宜上、画像処理部20-1を
画像処理部、画像処理部20-2を画像処理部、FI
FOメモリ22-1をFIFOメモリ、FIFOメモリ
22-2をFIFOメモリと記載することがある。
【0064】図17に、CCD制御部2と画像処理部2
0-iとの間のデータの流れと、CCD制御部2とライン
メモリ23-iと画像処理部20-iとの間のデータの流れ
と、画像処理部20-iとFIFOメモリ22-iとの間の
データの流れと、FIFOメモリ22-iと待避レジスタ
24との間のデータの流れを図示する。
【0065】この図に示すように、画像処理部は、ラ
インメモリ23-1に保持される1ラインの前半部分に相
当する1〜(n+1)番目の各画素の画素データ(処理
部''データの方が処理部’データよりも1つ前のラ
インとなる)と、CCD制御部2から入力される1ライ
ンの前半部分に相当する1〜(n+1)番目の各画素の
画素データとを使って、図3で説明したように、注目画
素を含む9つの周囲画素の持つ最大画素データと最小画
素データの平均値を算出して、それを仮スライス値Sxx
として設定する。
【0066】そして、その注目画素の画素データ(図中
の処理部’データ)と、FIFOメモリから読み出
す注目画素の近傍の浮動スライス値(図中のリードデー
タ)とを使って、 Me11 =Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me10 ×Ke
10 +Sxx×Ke11 の式に従って注目画素の浮動スライス値を求めて、それ
をライトデータのバスを使ってFIFOメモリに書
き込む処理を行う。
【0067】一方、画像処理部は、ラインメモリ23
-2に保持される1ラインの後半部分に相当するn〜2n
番目の各画素の画素データ(処理部''データの方が処
理部’データよりも1つ前のラインとなる)と、CC
D制御部2から入力される1ラインの後半部分に相当す
るn〜2n番目の各画素の画素データとを使って、図3
で説明したように、注目画素を含む9つの周囲画素の持
つ最大画素データと最小画素データの平均値を算出し
て、それを仮スライス値Sxxとして設定する。
【0068】そして、その注目画素の画素データ(図中
の処理部’データ)と、FIFOメモリから読み出
す注目画素の近傍の浮動スライス値(図中のリードデー
タ)とを使って、 Me11 =Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me10 ×Ke
10 +Sxx×Ke11 の式に従って注目画素の浮動スライス値を求めて、それ
をライトデータのバスを使ってFIFOメモリに書
き込む処理を行う。
【0069】ここで、FIFOメモリ,ではリード
がライトよりも先行するようになっているので、FIF
Oメモリ,に保持される浮動スライス値が誤って書
き換えられるようなことは起こらない。
【0070】また、画像処理部が処理すべき画素は本
来1〜n番目の画素であるのに、1画素分余計な1〜
(n+1)番目の画素を処理対象とし、画像処理部が
処理すべき画素は本来(n+1)〜2n番目の画素であ
るのに、1画素分余計なn〜2n番目の画素を処理対象
としているのは、浮動スライス処理(最大画素データ/
最小画素データ)が前後の画素データの影響を受けるた
めである。
【0071】この実施形態例に従う場合、画像処理部
は、(n+1)画素分の浮動スライス値をFIFOメモ
リに書き込むことで1ライン分の浮動スライス値の算
出処理を終了すると、n番目の画素の所の“Me00 ×K
e00 +Me10 ×Ke10 (Me10 は今回算出した浮動スラ
イス値で、Me00 はFIFOメモリから読み出した浮
動スライス値)”に相当する浮動スライス値演算の中間
データを算出して、それをライトデータのバスを使っ
て待避レジスタ24に書き込む。
【0072】なお、ライトデータのバスを使っている
ことから、待避レジスタ24には随時ライトデータが
書き込まれることでデータが更新されていくことになる
が、各ラインの終了時には、n番目の画素の所の中間デ
ータとなる“Me00 ×Ke00+Me10 ×Ke10 ”が正確
に書き込まれることになる。
【0073】一方、この実施形態例に従う場合、画像処
理部は、(n+1)番目の画素の浮動スライス値演算
のときに限って、待避レジスタ24に格納されている中
間データを読み込んで浮動スライス値を算出する。
【0074】すなわち、 Me11 =Me00 ×Ke00 +Me01 ×Ke01+Me10 ×Ke
10 +Sxx×Ke11 の式に従って、(n+1)番目の画素の浮動スライス値
を算出するときに、“Me00 ×Ke00 +Me10 ×Ke10
”については画像処理部が正確に求めているので、
それを使って浮動スライス値を算出するのである。
【0075】図18及び図19に、以上に説明した図1
6の実施形態例のタイムチャートを図示する。
【0076】このようにして、図3で説明したように、
浮動スライスの画像処理を実行するときに、画像処理部
は、画像処理部の処理する画素に隣接される画素
(n+1番目の画素)の浮動スライス値を正確に算出で
きるようになる。これにより、正確な2値化処理が実行
できるようになる。
【0077】図12及び図16に示した実施形態例で
は、リード・ライトが同時に実行可能なFIFOメモリ
,を使用するという構成を採ったが、リード・ライ
トが同時に実行不可能な通常のシングルポートのメモリ
(RAM)を用いることも可能である。
【0078】このメモリを用いる場合には、図20に示
すように、1ライン分の画素データ(2n画素の画素デ
ータ)と演算の中間データとを格納するメモリ100を
2つ備える構成を採って、画像処理部が一方のメモリ
100に用意される自処理用の領域からデータを読み込
んで、もう一方のメモリ100に用意される自処理用の
領域にデータを書き込み、また、画像処理部が一方の
メモリ100に用意される自処理用の領域からデータを
読み込んで、もう一方のメモリ100に用意される自処
理用の領域にデータを書き込むという処理を行うことに
なる。そして、このメモリ100を使って演算の中間デ
ータを引き継いでいくように処理することになる。
【0079】図21に、本発明を具備する画像処理装置
の他の実施形態例を図示する。
【0080】図中、1は副走査方向に移動する光学ユニ
ットに実装されて、用紙に記載される画像を読み取るC
CDイメージセンサ、2は画像処理を制御するCCD制
御部、3-i(i=1〜4)はCCDイメージセンサ1の
読み取る1ライン分の画素データをサイクリックに格納
するラインメモリ、30-i(i=1,2)は図4で説明
したディザ画像処理を実行する画像処理部、31は画像
処理部30-iの処理した画像を合成する画像合成部、3
2は画像処理部30-1から画像処理部30-2へのデータ
の受け渡しのために用意される待避レジスタである。
【0081】以下、説明の便宜上、画像処理部30-1を
画像処理部、画像処理部30-2を画像処理部と記載
することがある。
【0082】図22に、CCD制御部2と画像処理部3
0-iとの間のデータの流れと、画像処理部30-iと待避
レジスタ32との間のデータの流れを図示する。
【0083】この実施形態例に従う場合、画像処理部
は、CCD制御部2から入力される1ラインの前半部分
に相当する1〜n番目の各画素を順番に注目画素として
選択してディザ画像処理を行い、画像処理部は、CC
D制御部2から入力される1ラインの後半部分に相当す
る(n+1)〜2n番目の各画素を順番に注目画素とし
て選択してディザ画像処理を行う。
【0084】このとき、ディザマトリックスデータの大
きさが8×8画素である場合で説明するならば、画像処
理部は、ディザアドレスの主走査アドレスを主走査0
番地を先頭にして0〜7の範囲で繰り返しアドレスアッ
プするとともに、ディザアドレスの副走査アドレスを副
走査0番地を先頭にして0〜7の範囲で繰り返しアドレ
スアップして、注目画素に対応付けられるディザマトリ
ックスデータを特定してディザ処理を実行する。そし
て、画像処理部は、各ラインの終了後に、次のディザ
アドレスをライトデータのバスを使って待避レジスタ
32に書き込む処理を行う。
【0085】これを受けて、画像処理部は、待避レジ
スタ32に格納される値をディザアドレスの先頭とし
て、主走査アドレスを0〜7の範囲で繰り返しアドレス
アップして、注目画素に対応付けられるディザマトリッ
クスデータを特定してディザ処理を実行する。
【0086】図23及び図24に、以上に説明した図2
2の実施形態例のタイムチャートを図示する。
【0087】このようにして、図4で説明したように、
ディザ画像処理を実行するときに、画像処理部は、画
像処理部の処理する画素に隣接される画素のディザア
ドレスを正確に特定できるようになる。これにより、正
確な2値化処理が実行できるようになる。
【0088】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
形態例では、誤差拡散や浮動スライスの画像処理を具体
例にして説明したが、本発明はこれ以外の画像処理につ
いてもそのまま適用できるものである。
【0089】例えば、図25(a)に示すように、画素
Xの画素データを、左隣に位置する画素Cの画素データ
と、上隣に位置する画素Bの画素データと、左上隣に位
置する画素Aの画素データとを使って変換するというよ
うな画像処理に対してもそのまま適用できる。
【0090】この場合には、画像処理部に対しては1
〜n番目の画素の画素データを供給し、画像処理部に
対しては(n+1)〜2n番目の画素の画素データを供
給することになるが、図25(b)に示すように、画素
Xが画像処理部の先頭に位置するときには、本発明の
処理に従って、画像処理部が処理する画素A,Cの画
素データから算出される中間データを引き継いでいくこ
とで、画素Xの画素データを正確な値に変換していくよ
うに処理することになる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、フィルタリング処理などの画像処理を行
う構成を採るときにあって、その画像処理を行う機構を
複数設けるとともに、その機構を複数設けるときに発生
する処理の連続性を解決する手段を提供できるようにな
ることで、その機構を複数設けることを可能にすること
から、広い読取幅や高速処理を実現するイメージスキャ
ナを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルタリング処理の説明図であ
る。
【図2】本発明による誤差拡散処理の説明図である。
【図3】本発明による浮動スライス処理の説明図であ
る。
【図4】本発明によるディザ処理の説明図である。
【図5】本発明の一実施形態例である。
【図6】実施形態例のデータの流れの説明図である。
【図7】画像処理部の一実施形態例である。
【図8】CCD制御部の処理の説明図である。
【図9】CCD制御部の処理の説明図である。
【図10】CCD制御部の処理の説明図である。
【図11】実施形態例のタイムチャートである。
【図12】本発明の他の実施形態例である。
【図13】実施形態例のデータの流れの説明図である。
【図14】実施形態例のタイムチャートである。
【図15】実施形態例のタイムチャートである。
【図16】本発明の他の実施形態例である。
【図17】実施形態例のデータの流れの説明図である。
【図18】実施形態例のタイムチャートである。
【図19】実施形態例のタイムチャートである。
【図20】作業用に用意するメモリの説明図である。
【図21】本発明の他の実施形態例である。
【図22】実施形態例のデータの流れの説明図である。
【図23】実施形態例のタイムチャートである。
【図24】実施形態例のタイムチャートである。
【図25】本発明の適用可能な画像処理の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 CCDイメージセンサ 2 CCD制御部 3 ラインメモリ 4 画像処理部 5 画像合成部 10 画像処理部 11 画像合成部 12 FIFOメモリ 13 待避レジスタ 20 画像処理部 21 画像合成部 22 FIFOメモリ 23 ラインメモリ 24 待避レジスタ 30 画像処理部 31 画像合成部 32 待避レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BB03 CA21 CB17 CB25 EA06 EA09 EB02 5B057 AA11 BA02 BA11 BA28 CA08 CA12 CA16 CB12 CB16 CE06 CE13 CH04 CH09 CH11 CH18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目画素の画素データに対して、同一ラ
    インに位置する隣接画素の画素データを使って規定の画
    像処理を施す画像処理装置において、 同一ラインを区画する形で複数用意され、対となる区画
    に属する画素データを処理対象として、上記画像処理を
    行う複数の画像処理部と、 上記画像処理部に対して、それが処理対象とする画素デ
    ータに加えて、それの隣に位置する上記画像処理部が処
    理する上記隣接画素に対応付けられる画素データを供給
    する供給部とを備えることを、 特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 注目画素の画素データに対して、同一ラ
    イン及び隣接ラインに位置する隣接画素の画素データを
    使って規定の画像処理を施す画像処理装置において、 同一ラインを区画する形で複数用意され、対となる区画
    に属する画素データを処理対象として、上記画像処理を
    行う複数の画像処理部と、 上記画像処理部に設けられて、それが得た画素データを
    使って、それの隣に位置する上記画像処理部が上記画像
    処理を行う上で必要となるデータを生成する生成部と、 上記生成部の生成するデータを受け取って保持し、その
    データをそれを必要とする上記隣に位置する上記画像処
    理部に渡す保持部とを備えることを、 特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 注目画素の画素データに対して、規定の
    マトリックスデータの持つ対応するデータを使って規定
    の画像処理を施す画像処理装置において、 同一ラインを区画する形で複数用意され、対となる区画
    に属する画素データを処理対象として、上記画像処理を
    行う複数の画像処理部と、 上記画像処理部に設けられて、それが処理を終えた上記
    マトリックスデータ上の位置を示すデータを生成する生
    成部と、 上記生成部の生成するデータを受け取って保持し、その
    データをそれを必要とする上記隣に位置する上記画像処
    理部に渡す保持部とを備えることを、 特徴とする画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005339144A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Sharp Corp 画像処理回路及び液晶表示装置
JP2007108447A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Sony Corp 画像表示システム、表示装置、画像再合成装置、画像再合成方法及びプログラム
JP2009295163A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Toshiba Corp 画像処理装置及び画像処理方法

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