JP2006135825A - 画像補間処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像拡大処理時のメモリからの読み出し回数を削減し、処理速度を向上する。
【解決手段】主走査補間と共通の補間演算回路と、副走査方向の補間処理に関しては、1バースト分の入力データを格納する4つの入力バッファと、この入力バッファのから主走査方向の等しい4点のデータを順次取り出し、補間演算回路へ入力するデータ選択手段と、複数の補間係数を格納する副走査補間係数バッファと、補間演算結果を1バースト分格納する出力バッファと、ライン長をオフセットとして出力アドレスを更新するメモリ制御手段を有し、副走査方向が2倍以上の場合には、1ライン目の処理でメモリから読み出し入力バッファに格納したデータを第1の補間係数で処理した結果をメモリに書き込んだ後に、補間係数を更新し入力バッファ内のデータを使い2ライン目以降の補間データを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディジタル階調画像の拡大を行う画像補間処理装置に関し、更にはディジタル複写機、ファクシミリ装置、イメージスキャナ、イメージプリンタ、画像編集装置等に用いて好適な画像補間処理装置に関する。
ディジタル画像の拡大方法として、画像データの挿入による方法と補間演算による方法が知られている。前者は画像のざらつきやモアレ縞の発生等の画像劣化が生じるという問題がある。これに対して、後者は画像劣化は少ないものの処理に時間が掛かり、回路規模が増大するという問題がある(例えば、特許文献1記載)。
補間処理を施す画像データの周辺の4点又は16点の画素データを読み出してバッファメモリに別々に記憶させてパラレル処理により高速処理を図る第1の画像補間処理装置と、補間処理を施す画像データの周辺2ライン又は4ラインの画像データを読み出してラインバッファに格納し、ラインバッファから副走査方向の2点又は4点の画像データを順次読み出して補間処理したデータを中間データとしてメモリに格納し、1ライン分の副走査補間の終了後、メモリから中間データの周辺の4点又は16点の画像データを順次読み出して演算していく第2画像補間処理装置があった。
図3は従来の第1の画像補間処理装置による補間処理を説明するための概略図である。
2×2点補間の場合、図3(a)の補間点Q(M,N)を生成するために、周辺のP(m,n),P(m+1,n),P(m,n+1),P(m+1,n+1)の4点の画素データを用いて演算を行う。4×4点補間の場合、図3(b)の補間点Q(M,N)を生成するためには、周辺のP(m−1,m−n),P(m,n−1),…,P(m,n),P(m+1,n),…,P(m+1,n+2),P(m+2,n+2)の16点の画素データを用いて演算を行う。
図5及び図6は従来の第2の画像補間処理装置による補間処理を説明するための概略図である。
図5(a),図6(b)に示すように、P(m,n−1),P(m,n),P(m,n+1),P(m,n+2)の縦方向4点から、中間補間データT(m,N)を4点補間演算により生成する。これを元画像の主走査方向の画素数分繰り返し副走査補間を行い、一旦画像メモリへ格納する。続いて、図5(b),図6(b)に示すように、T(m−1,N),T(m,N),T(m+1,N),T(m+2,N)の4点の横方向の中間データを用いて主走査補間を行い、これを繰り返すことによって補間画像を得る。
特開平11−296670号公報
しかし、従来の第1の画像補間処理装置においては、画像補間処理を行う際に、多数の周辺データをそれぞれ画素単位で主メモリから読み出し、バッファメモリに記憶させるように構成しなければならないため、メモリアクセスの際のアドレス制御が複雑になるとともに、4点又は16点を同時に処理するための4個又は16個の乗算器を必要とするため、回路規模が増大するという不具合があった。
図4は補間回路内部の構成を説明するブロック図である。
図4(a)に示すように4点補間の場合、画素データと補間係数を4個の乗算器401 ̄404により乗算し、4入力の加算器405により加算することにより補間データを得、16点補間の場合は、図4(b)に示すように、16個の乗算器406 ̄421と16入力の加算器422の構成となるため回路規模が増大する。
又、従来の第2の画像補間処理装置においては、補間演算処理を行うために必要な乗算器の数は2個又は4個であり、第1の画像補間処理装置と比べて補間演算回路自体の回路規模は抑えられるものの、1ライン分の副走査補間を行う際、メモリからラインバッファへデータを格納する必要があり、特に2倍以上の倍率で拡大する際には、同一ラインを複数回読み出すことにより、処理時間が長くなるという不都合があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、回路規模の増大を抑え、高速で画像補間処理を行うことができる画像補間処理装置を提供することにある。
本発明に掛る画像補間処理装置は、元画像データと拡大画像データとを複数ライン分ずつ格納可能な容量を有する画像メモリと、画像メモリに対して数バイト単位でバースト転送を行うメモリ制御部と、主走査・副走査方向何れかの複数画素より補間画素を計算する補間演算回路とを備え、該補間演算回路は更に1バースト転送単位の画素データを格納する複数のデータバッファと、主走査補間係数を格納する補間係数メモリと、副走査補間係数を格納する複数の補間係数レジスタとを備え、元画像と補間係数とを入力データとし、主走査・副走査方向の何れか一方を補間処理した中間データを該メモリに書き戻し、該中間データと補間係数とを入力データとし、主走査・副走査方向の他方の補間処理することにより2次元の拡大画像を得ることを特徴とする。
本発明によれば、主走査補間処理と副走査補間処理とを単一の補間演算回路とすることで、補間演算回路を2個持つことによる回路規模の増大を抑制することが可能となる。又、メモリからのリードアクセス1回で、同一の2〜4ラインを周辺データとする副走査補間処理を行うことができるため、メモリアクセスによる補間処理の遅延を抑えた高速処理が可能となる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の概要説明図であり、同図において、101は画像補間処理装置を制御するためのCPUであり、このCPU101は、ROM102に格納されたプログラムにより動作する。外部機器との画像データの通信を行う外部I/F103と、元画像データと拡大画像データとを複数ライン分ずつ格納可能な容量を有する画像メモリ105と、画像メモリ105に対して数バイト単位でバースト転送を行うメモリ制御部104と、主走査・副走査方向何れかの複数画素より補間画素を計算する画像補間処理部106とから成る。
図2は画像補間処理部106の詳細を説明するブロック図である。
画像補間処理部は補間制御部201により制御され、画像メモリ105からの読み出す複数ラインのアドレス情報を管理する入力アドレス管理部202と1バースト転送単位の画素データを格納する4個の入力バッファ203 ̄206と、補間係数を格納する補間係数バッファ208と、4点の画素データと補間係数から、補間データを計算する補間演算回路207と、生成された補間データを複数バースト分格納する出力バッファ210と、補間データを格納するメモリのアドレスを管理する出力アドレス管理部109を備える。
256×256画素で1画素2バイト有効ビット数12ビットの元画像を4×4点補間により4倍に拡大する場合を例として本補間装置の機能を説明する。
出力バッファは4バースト分の容量を備えるものとする。又、1バースト単位は32バイトとする。CPU101は、主・副走査方向の補間係数を計算し、補間係数バッファ208に格納する。画像データは外部I/F103により受信されると、一旦画像メモリ105に格納される。
図7は画像メモリ105上のデータの配列を示す図である。
副走査補間は以下のような手順により実施される。即ち、画像メモリ105上の連続する2〜4ラインの先頭アドレスを入力アドレス管理部202に設定するとともに、拡大補間データの4ライン分の画像メモリ105への書き戻しアドレスを出力アドレス管理部209に設定し、補間制御部201により副走査補間が開始される。
入力アドレス管理部202により指定されたアドレスから、メモリ制御部104が複数バイト単位で読み出した4ラインのデータが入力バッファ203 ̄206に格納される。補間演算回路207は、入力バッファの各々から1画素ずつデータ取り込むとともに、補間係数バッファ208から第1の補間ラインの補間係数を取り込み補間演算処理して、出力バッファ210へ出力する。これを入力バッファに格納された画素数分繰り返して、第1の補間ラインの出力データが出力バッファに一杯になった時点で、メモリ制御部104を介して、バースト転送で画像メモリ105に書き戻す。続いて、補間演算回路207は、入力バッファ先頭から各々1画素ずつデータを取り込むとともに、補間係数バッファから第2の補間ラインの補間係数を取り込んで補間演算処理を行う。これらの処理を4補間ライン分繰り返した後、バースト転送により次の入力画像データを入力バッファに読み込み処理を続けることで、第1から第4までの補間ライン全てについての副走査補間処理が行われる。
ここで、副走査補間処理時のデータ処理について説明する。
図8は副走査補間処理時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。4回のバースト転送により読み出されたデータは、第n−1ラインのm番目の画素P(m,n−1)からm+15番目の画素P(m+15,n−1)のデータが入力バッファ203に格納され、第nラインのP(m,n)からP(m+15,n)のデータ、第n+1ラインのP(m,n+1)からP(m+15,n+1)のデータ、第n+2ラインのP(m,n+2)からP(m+15,n+2)のデータが各々入力バッファ204,205,206に格納され、4ライン×16画素の補間演算が終了するたびに続くP(m+16,n−1) ̄P(m+31,n−1), P(m+16,n) ̄P(m+31,n), P(m+16,n+1) ̄P(m+31,n+1),P(m+16,n+2) ̄P(m+31,n+2)がバースト転送により画像メモリ105から読み出されて格納される。第Nラインから第N+3ラインの補間演算を行うための補間係数が補間係数バッファ208に格納されている。中間補間結果Tは、出力バッファ210内部の4バースト分のバッファの各々の対応する画素位置に格納される。
図9は副走査補間処理時に補間演算回路207に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。
入力バッファ203 ̄206のデータを乗算器a ̄dの一方の入力(補間核a ̄d)とし、補間係数バッファ208のN行目の補間演算に使用する補間係数を乗算器a ̄dの他方の入力(補間係数a ̄d)として演算を行い、補間出力を得る。S(1)において、第n−1ラインから第n+2ラインの各々m番目の画素が補間核a ̄dとしてセットされ、第Nライン目の補間演算に使用する補間係数SC(N,0) ̄SC(N,3)が補間係数a ̄dとして設定され、補間出力T(m,N)が得られる。
S(2)において補間係数のみ第N+1ライン目の補間演算で使用する補間係数SC(N+1,0) ̄SC(N+1,3)を補間係数a ̄dとし、補間出力T(m,N+1)を得る。S(3),S(4)で補間係数a ̄dをそれぞれ、SC(N+2,0) ̄SC(N+2,3)、SC(N+3,0) ̄SC(N+3,3)とすることで、補間出力T(m,N+2),T(m,N+3)を得、同一補間核を使用した4倍拡大となる。
S(5)において、P(m+1,n−1),P(m+1,n),P(m+1,n+1),P(m+1,n+2)を補間核a ̄dにセット(補間核の更新)し、S(1)と同様に補間係数a ̄dをSC(N,0) ̄SC(N,3)として処理を行い、補間出力T(m+1,N)を得、S(6) ̄S(8)ではS(2) ̄S(4)と同様の補間係数の更新を行うことで、補間出力T(m+1,N+1),T(m+1,N+2),T(m+1,N+3)を得る。
以下、同様に補間核と補間係数を更新して、S(64)で、入力バッファ203 ̄206に格納されたデータにより出力バッファに4バースト分の補間結果が得られる。図12は副走査補間により生成された中間データがバースト転送により格納された画像メモリ105内のデータの配列を示す図である。
次に、以下の手順により主走査補間を実施する。
即ち、画像メモリ105上の副走査補間処理済の画像データの先頭アドレスを入力アドレス管理部に設定する。入力アドレス管理部は、1バースト分の画像データが読み出されるごとにアドレスを更新する。読み出された画像データは、入力バッファ203,204,205,206に順に格納される。補間演算回路は、入力バッファから4画素分の連続する画素データを読み出し、補間係数バッファから各々の画素に対応する補間係数を取り込んで補間処理を行い、結果を出力バッファに格納する。
出力バッファに1バースト分のデータが揃った時点で、画像メモリ105に出力するとともに、出力アドレスは更新される。第1の入力画素データの取り込みにより4画素分の補間点か生成されるため、補間係数は順次更新されるが、入力データは更新されない。4画素分の補間点の生成されると、次の入力画素データを1画素取り込み、補間処理を続行する。これを繰り返して入力バッファ1個分の画素データを使い切ると、1バースト分のみ画像メモリ105からデータを読み出して、入力バッファに格納する。この処理を1ライン分繰り返すことで主走査補間処理が行われる。
ここで、主走査補間処理時のデータ処理について説明する。
図13は主走査補間時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。中間データの第Nラインのm画素目T(m,nn)からm+63画素目T(m+63,N)が4回のバースト転送により入力バッファ203 ̄206に格納され、補間係数バッファには主走査補間係数FC(0,0), FC(0,1), FC(0,2),FC(03),…,FC(M,0),FC(M,1),FC(M,2), FC(M,3), …,FC(1023,0), FC(1023,1), FC(1023,2),FC(1023,3)が格納されている。
最終補間結果Qは画素順に生成され、出力バッファ210内部の4バースト分のバッファに順に格納されるが、1バースト分の補間データが生成された時点でバースト転送が可能となり、バースト転送中においても残りの3バースト分のバッファに補間結果が格納され、補間演算を停止させることなく処理が行われる。
図14は主走査補間時に補間演算回路207に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。
入力バッファ203 ̄206のデータを補間核a ̄dとし、補間係数バッファ208のデータを補間係数a ̄dとして演算を行い、補間出力を得る。S(M+1)において、第Nラインの第m番目の副走査補間済みの中間データから第m+3番目のデータT(m,N), T(m+1,N),T(m+2,N),T(m+3,N)が補間係数a ̄dとしてセットされ、第M番目の補間演算に使用する補間係数FC(M,0) ̄FC(M,3)が補間係数a ̄dとして設定することで、補間出力Q(M,N)が得られる。
S(M+1) ̄S(M+3)では、補間係数のみがFC(M+1,0) ̄FC(M+1,3)、FC(M+2,0) ̄FC(M+2,3)、FC(M+3,0) ̄FC(M+3,3)の順に更新され、Q(M+1,N),A(M+2,N),Q(M+3,N)が順に得られる。S(M+4)では補間係数のFC(M+4,0) ̄FC(M+4,3)への更新とともに、補間核の更新が行われ、T(m+1,N),T(m+2,N),T(m+3,N),T(m+4,N)が各々補間核a ̄dとして使用され、補間出力Q(M+4,N)が得られる。以下同様の処理を行い、入力バッファ1個分の補間核データを使い切った時点で画像メモリ105から1バースト分の中間データの転送を行う。出力バッファ210に1バースト分の補間結果が格納された時点で画像メモリ105へのデータ転送が行われる。
図15は主走査補間により生成される最終補間データの画像メモリ105内の配列である。
副走査補間、主走査補間を繰り返すことで2次元の補間処理が実行され、1ライン分の主走査補間が終了した時点で外部I/Fにより補間結果を出力することで、拡大画像1枚分の画像メモリ105を有さず、複数ライン分のバンドバッファのみの構成で拡大補間画像を生成可能となる。
以上、実施の形態1において、画像サイズを256×256、1画素12ビットの元画像を4倍に拡大する場合について説明したが、画像サイズ、画素の構成、拡大率等はこれに限定されるものではなく、又、1バーストの単位もこれに限定されるものではない。更に、図12及び図15では、1024ライン分のアドレスを連続アドレスとして記載しているが、数ライン分の副走査補間処理ごとに主走査穂簡素行うことにより、1024ライン全てのメモリ空間を必要とするものではなく、仮想アドレスである。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
出力バッファ210の内部バッファの数と、補間処理時に入力バッファ203 ̄206及び補間係数バッファ208から取り込むデータの順番と、出力バッファ210に格納される補間結果の生成順が異なる点を除き、実施の形態1と同様の構成である。
図10は副走査補間処理時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。
4回のバースト転送により読み出されたデータは、第n−1ラインのm番目の画素P(m,n−1)からm+15番目の画素P(m+15,n−1)のデータが入力バッファ203に格納され、第nラインのP(m,n)からP(m+15,n)のデータ、第n+1ラインのP(m,n+1)からP(m+15,n+1)のデータ、第n+2ラインのP(m,n+2)からP(m+15,n+2)のデータが各々入力バッファ204,205,206に格納され、4ライン×16画素の補間演算が終了するたびに続くP(m+16,n−1) ̄P(m+31,n−1),P(m+16,n) ̄P(m+31,n), P(m+16,n+1) ̄P(m+31,n+1), P(m+16,n+2) ̄P(m+31,n+2)がバースト転送により画像メモリ105から読み出されて格納される。
第Nラインから第N+3ラインの補間演算を行うための補間係数が補間係数バッファ208に格納されている。中間補間結果Tは、出力バッファ210内部の2バースト分のバッファの各々の対応する画素位置に格納される。
図11は副走査補間処理時に補間演算回路207に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。
入力バッファ203 ̄206のデータを乗算器a ̄dの一方の入力(補間核a ̄d)とし、補間係数バッファ208のN行目の補間演算に使用する補間係数を乗算器a ̄dの他方の入力(補間係数a ̄d)として演算を行い、補間出力を得る。
S(1)において、第n−1ラインから第n+2ラインの各々m番目の画素が補間核a ̄dとしてセットされ、第Nライン目の補間演算に使用する補間係数SC(N,0) ̄SC(N,3)が補間係数a ̄dとして設定され、補間出力T(m,N)が得られる。S(2)において、補間係数の更新は行わず補間核は各ラインのm+1番目の画素P(m+1,n−1),P(m+1,n),P(m+1,n+1),P(m+1,n+2)に更新され、補間出力T(m+1,N)を得る。
以下同様に、S(16)まで補間核のみ更新することで、T(m+15,N)までの16画素、つまり、1バースト分の補間結果が出力バッファ210に格納される。S(17)では、補間核を入力バッファ203 ̄206の先頭P(m,n−1),P(m,n),P(m,n+1),P(m,n+2)に戻すとともに、第N+1ラインの補間演算を行うため補間係数SC(N+1,0) ̄SC(N+1,3)に更新して処理を行い、補間出力T(m,N+1)を得る。
以下同様にS(32)まで補間核の更新を行うことで、出力バッファ210に第N+1ラインの1バースト分の補間出力T(m,N+1) ̄T(m+15,N+1)が格納される。以下S(33),S(49)でもS(17)と同様に、補間核をP(m,n−1) ̄P(m,n+2)に戻し、補間係数をそれぞれSC(N+2,0) ̄SC(N+2,3), SC(N+3,0) ̄SC(N+3,3)に更新することで、4ライン分の補間出力を画像メモリ105からの新規の転送なしで行うことが可能となる。
出力バッファ210から画像メモリ105への1バーストのデータ転送時間は、1バースト分の補間処理時間よりも短いため、一方のバッファが一杯になりバースト転送を行っている間に、他方のバッファに補間結果の格納が可能であるためダブルバッファ構成とし実施の形態1と比較して出力バッファの容量を削減することが可能となっている。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
前記実施の形態1,2では、主走査補間係数、副走査補間係数共に補間係数バッファに格納する構成となっているが、副走査補間は入力バッファに格納された画素数分のデータが処理されるごとに補間係数を更新するだけであるため、全ての補間係数を格納するだけの容量を持つバッファは必要とせず、例えば、4倍拡大の場合には、4組の補間係数を格納するレジスタとし、入力データのラインの更新時に補間係数レジスタを更新する構成とすることで、補間係数バッファを少量化することが可能である。
本発明の概要説明図である。 画像補間処理部の詳細を説明するブロック図である。 従来の第1の画像補間処理装置による補間処理を説明するための概略図である。 従来の第1の補間回路内部の構成を説明するブロック図である。 従来の第2の画像補間処理装置による補間処理を説明するための概略図である。 従来の第2の補間回路内部の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施の形態の画像メモリ上の入力画像データの配列を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る副走査補間処理時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る副走査補間処理時の補間演算回路に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態1,2に係る画像メモリ上の副走査補間済みの中間データの配列を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る副走査補間処理時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る副走査補間処理時の補間演算回路に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態1に係る主走査補間時の各バッファの格納データの一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る主走査補間処理時の補間演算回路に入力されるデータの組み合わせと処理の順番を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態の画像メモリ上の最終補間結果データの配列を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 外部インターフェース
104 メモリ制御部
105 画像メモリ
106 画像処理部
201 補間制御部
202 入力アドレス管理部
203 入力バッファa
204 入力バッファb
205 入力バッファc
206 入力バッファd
207 補間演算回路
208 補間係数バッファ
209 出力アドレス管理部
210 出力バッファ

Claims (3)

  1. 元画像データと拡大画像データとを複数ライン分ずつ格納可能な容量を有する画像メモリと、画像メモリに対して数バイト単位でバースト転送を行うメモリ制御部と、主走査・副走査方向何れかの複数画素より補間画素を計算する補間演算回路とを備え、該補間演算回路は更に1バースト転送単位の画素データを格納する複数のデータバッファと、主走査補間係数を格納する補間係数メモリと、副走査補間係数を格納する複数の補間係数レジスタとを備え、元画像と補間係数とを入力データとし、主走査・副走査方向の何れか一方を補間処理した中間データを該メモリに書き戻し、該中間データと補間係数とを入力データとし、主走査・副走査方向の他方の補間処理することにより2次元の拡大画像を得ることを特徴とする画像補間処理装置。
  2. 副走査方向の拡大補間処理時には、前記画像メモリから複数ラインの画像データをバースト転送により読み出してデータバッファに格納し、データバッファ内のデータと第1の補間係数レジスタに格納された副走査補間係数により、第1の副走査補間データを生成し、データバッファ内のデータと第2の補間係数レジスタに格納された副走査補間係数により第2の副走査補間データを生成することで、画像メモリへのリードアクセス1回で複数ライン分の補間データを生成することを特徴とする前記請求項1記載の画像補間処理装置。
  3. 主走査方向の補間処理時には、前記複数のデータバッファをリングバッファとして使用することが可能な構成とし、補間処理の進行により、前記画像メモリから複数の画素データをバースト転送により読み出してデータバッファに格納し、前記データバッファ内の画素データと前記補間係数メモリ上の補間係数を適宜更新することにより1ライン分の補間データを生成することを特徴とする請求項1又は2記載の画像補間処理装置。
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