JP4746945B2 - 解像度変換装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、入力画像に倍率変換を施す解像度変換装置及び方法に関する。
例えばデジタル複写機器において、デジタル画像を拡大や縮小する、つまり変倍する技術として、デジタル画像データについて速度変換及び補間処理を行うことで処理を行う技術がある。尚、上記変倍とは、元画像データを100%としたとき、100%を超えて上記元画像データを拡大処理する場合、及び100%未満に上記元画像データを縮小処理する場合を意味する。
速度変換及び補間処理の技術について、図14、図15A〜図15Cを参照して説明する。
まず速度変換について説明する。
図14は、変倍される元画像データ10を示している。この例では元画像データ10は、4つの画素データ1〜4からなり、各画素データ1〜4は、走査方法に相当するX軸方向に沿ってドット距離5のピッチにて配置されている。つまり、X軸方向において、画素データ1は「0」の位置に、画素データ2は「1」の位置に、画素データ3は「2」の位置に、画素データ4は「3」の位置に、それぞれ配置される。
元画像データ10を例えば拡大処理することは、拡大倍率に応じて画素数を増やすことに対応する。例えば上述の4つの画素からなる元画像データ10を、X軸方向に1.5倍するときには、画素数は6つ(=4×1.5)になる。ここで、どの画素をいくつ増やすかの方法として、ドット距離5を伸延して画素領域6を形成する方法がある。このとき、画素データは、伸延前のドット距離5にて、上記「0」、「1」、「2」、…の位置に配置される。このような速度変換手法について、元画像データ10を拡大処理する場合を例に採り以下に具体的に説明する。
図15Aに示すように、元画像データ10をX軸方向に1.5倍に拡大する場合には、ドット距離5が1.5倍に伸延され、画素領域6Aが形成される。つまり、画素領域6Aは、X軸方向の位置において、「0」から「1.5」の位置まで、「1.5」から「3」の位置まで、…が相当する。一方、画素データは、上記「0」、「1」、「2」、…の位置に配置される。よって、図15Aに示すように、「0」及び「1」の位置までは、画素データ1が配置され、画素データ2は「2」の位置のみに配置され、画素データ3は「3」及び「4」の位置に配置され、画素データ4は「5」の位置のみに配列される。
図15Bには、元画像データ10をX軸方向に2.5倍に拡大する場合を示している。上述の場合と同様に、ドット距離5が2.5倍に伸延され、画素領域6Bは、X軸方向の位置において、「0」から「2.5」の位置まで、「2.5」から「5」の位置まで、…となる。したがって、「0」〜「2」の位置までは画素データ1が配置され、「3」及び「4」の位置では画素データ2が配置され、「5」〜「7」の位置までは画素データ3が配置され、「8」〜「10」の位置では画素データ4が配置される。
図15Cには、元画像データ10をX軸方向に3.5倍に拡大する場合を示している。上述の場合と同様に、ドット距離5が3.5倍に伸延され、画素領域6Cは、X軸方向の位置において、「0」から「3.5」の位置まで、「3.5」から「7」の位置まで、…となる。したがって、「0」〜「3」の位置までは画素データ1が配置され、「4」〜「6」の位置までは画素データ2が配置され、「7」〜「10」の位置までは画素データ3が配置され、「11」〜「13」の位置では画素データ4が配置される。
次に補間処理について説明する。
上述のようにして元画像データ10を拡大した場合、例えば図15Bを見ると、「0」〜「2」の位置までは画素データ1が配置され、「3」及び「4」の位置では画素データ2が配置され、「5」〜「7」の位置までは画素データ3が配置される。よって、画素の濃度値が変化する位置部分、例えば「2」と「3」の位置部分や「4」と「5」の位置部分、及びその近傍部分では、濃度変化が過度になりすぎ、不自然な画像となってしまう。そこで、過度な濃度変化がない画像を生成するため、拡大処理した場合、速度変換された画像に対して滑らかな濃度変化となるように画素データの修正処理つまり補間処理が実行される。
又、他の拡大処理方法として、特許文献1に記載されるように、元画像のラインデータを、拡大倍率に応じた画素数毎に区分したブロックに分け、当該ブロックの画素数を1個だけ増やすことで拡大処理する方法もある。
特開2004−15170号公報
上述したような従来の速度変換及び補間処理方法では、以下に説明するような問題がある。
図16Aに示すように、元画像データ11が例えば画素データ1〜画素データ6の6つからなるとする。上述した手法により、元画像データ11を1.5倍に拡大する速度変換することで、図16Bに示すように、「1」〜「9」の各位置に対応して、画素データ1、画素データ1、画素データ2、画素データ3、画素データ3、画素データ4、画素データ5、画素データ5、画素データ6が配置された拡大画像データ12が生成される。又、元画像データ11を2.5倍に拡大する速度変換することで、図16Cに示すように、「1」〜「15」の各位置に対応して、画素データ1、画素データ1、画素データ1、画素データ2、画素データ2、画素データ3、画素データ3、画素データ3、画素データ4、画素データ4、画素データ5、画素データ5、画素データ5、画素データ6、画素データ6が配置された拡大画像データ13が生成される。又、元画像データ11を3.5倍に拡大する速度変換することで、図16Dに示すように、「1」〜「21」の各位置に対応して、画素データ1、画素データ1、画素データ1、画素データ1、画素データ2、画素データ2、画素データ2、画素データ3、画素データ3、画素データ3、画素データ3、画素データ4、画素データ4、画素データ4、画素データ5、画素データ5、画素データ5、画素データ5、画素データ6、画素データ6、画素データ6が配置された拡大画像データ14が生成される。
上述のように速度変換された各拡大画像データ12〜14に対して、いわゆるバイキュービック法に従い補間処理を行うとする。尚、バイキュービック法とは、補間処理用として着目した画素データに対して、2画素前のデータ、1画素前のデータ、及び1画素後のデータの合計4画素のデータを使用して補間処理を行う方法である。
各拡大画像データ12〜14について、例えば第8番目の「8」の位置の画素データに着目する。拡大画像データ12の場合、「8」の位置における画素データは、画素データ5である。よって、補間処理を実行するためには、2つ前の画素データ3、一つ前の画素データ4、及び一つ後の画素データ6を、拡大画像データ12から抽出する必要がある。拡大画像データ12において、2つ前の画素データ3は「5」の位置に存在し、一つ前の画素データ4は「6」の位置に存在し、一つ後の画素データ6は「9」の位置に存在する。又、拡大画像データ13の場合、「8」の位置における画素データは、画素データ3である。よって2つ前の画素データ1、一つ前の画素データ2、及び一つ後の画素データ4を拡大画像データ13から抽出する必要がある。拡大画像データ13において、2つ前の画素データ1は「3」の位置に存在し、一つ前の画素データ2は「5」の位置に存在し、一つ後の画素データ4は「9」の位置に存在する。又、拡大画像データ14の場合、「8」の位置における画素データは、画素データ3である。よって2つ前の画素データ1、一つ前の画素データ2、及び一つ後の画素データ4を拡大画像データ14から抽出する必要がある。拡大画像データ14において、2つ前の画素データ1は「4」の位置に存在し、一つ前の画素データ2は「7」の位置に存在し、一つ後の画素データ4は「12」の位置に存在する。
従来の速度変換及び補間処理方法では、上述のように、補間処理に使用する参照画素の存在位置が拡大倍率毎に異なってしまう。したがって、補間処理に使用する参照画素の存在位置を求めるアルゴリズムを各倍率に応じて用意する必要があり、装置構成上、及びソフトウエア上、負担が大きいという問題があり、又、該問題に起因して、設定する倍率を制限せざるを得ないという問題もある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、装置構成及びソフトウエアにおける負担軽減可能な解像度変換装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様の解像度変換装置は、主走査方向に沿ったラインスキャンにて得られ複数の画素データを有する画像データに対して速度変換し速度変換された画像データに対してバイキュービック法を用いて補間演算を実行して変換後データを生成する解像度変換装置において、
上記画像データが供給され、上記画像データの上記補間演算に必要となる参照画像データを有する補間用画像データを生成する参照画像データ生成部と、
上記参照画像データ生成部にて生成された上記補間用画像データについて速度変換を行う速度変換部と、
を備えたことを特徴とする。
又、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データについて上記速度変換部にて速度変換された速度変換後参照画像データ、及び上記補間用画像データに含まれる上記画像データについて上記速度変換部にて速度変換された速度変換後画像データをそれぞれ格納する格納部と、
上記格納部に格納された上記速度変換後参照画像データ及び上記速度変換後画像データから同一アドレスに存在する補間用参照画素データ及び補間用画素データを抽出する画素データ抽出部と、をさらに備えることもできる。
又、上記画素データ抽出部にて、上記速度変換後参照画像データから抽出された上記補間用参照画素データ、及び上記速度変換後画像データから抽出された上記補間用画素データを用いて上記補間演算を行う補間演算部をさらに備えることもできる。
又、上記補間用画像データには上記画像データが含まれ該画像データは、上記画像データ内の補間対象画素から始まる着目画像データであり、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データは、上記補間対象画素の近傍に位置する近傍画素から始まる画像データであるように構成してもよい。
又、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データは、上記補間用画像データに含まれる上記画像データに対して副走査方向において近傍に位置する近傍ラインの画像データであるように構成してもよい。
又、上記速度変換部は、上記補間用画像データに含まれる上記画像データを速度変換する第1速度変換器と、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データを速度変換する第2速度変換器と、上記第1速度変換器及び上記第2速度変換器に対して同一の速度変換パラメータを供給する速度制御器とを有するように構成してもよい。
さらに又、本発明の第2態様の解像度変換方法は、主走査方向に沿ったラインスキャンにて得られ複数の画素データを有する画像データに対して速度変換し速度変換された画像データに対してバイキュービック法を用いて補間演算を実行して変換後データを生成する解像度変換方法において、
上記画像データの上記補間演算に必要となる参照画像データを有する補間用画像データを生成し、
生成された上記補間用画像データに対して速度変換を行う、
ことを特徴とする。
本発明の第1態様における解像度変換装置、及び第2態様における解像度変換方法によれば、参照画像データ生成部及び速度変換部を備え、画像データと、画像データにおける着目画素の補間演算に必要となる参照画像データとを有する補間用画像データについて速度変換するようにした。したがって、画像データのみを速度変換した場合には、補間演算に必要な画素データが存在する位置は変倍倍率により異なるが、当該第1態様及び第2態様では画像データのみならず参照画像データについても速度変換することから、補間演算に必要な、着目画素データに隣接する画素データを取得することができる。即ち、補間演算に必要な画素データが存在する位置が倍率によって変化することはない。したがって、従来のように、倍率に応じた装置構成やソフトウエアを用意する必要が無く、装置構成及びソフトウエアにおける負担を軽減することができる。又、任意倍率の変倍が可能となる。
上記補間用画像データが上記速度変換部にて速度変換されてなる速度変換後参照画像データ及び速度変換後画像データは、格納部にそれぞれ格納され、画素データ抽出部にて、それぞれ同一アドレスに存在する補間用参照画素データ及び補間用画素データを抽出するようにした。よって、補間演算に必要な補間用参照画素データ及び補間用画素データを容易に得ることが可能となる。
又、補間用画像データに含まれる画像データは、上記画像データ内の補間対象画素から始まる着目画像データであり、上記補間用画像データに含まれる参照画像データは、上記補間対象画素の近傍に位置する近傍画素から始まるデータとすることができる。つまりこの場合は、主走査方向に沿ってラインスキャンした画像データについて拡大処理が施される場合に相当する。
又、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データは、上記補間用画像データに含まれる上記画像データに対して副走査方向において近傍に位置する近傍ラインの画像データとすることができる。この場合は、主走査方向に直交する副走査方向に沿って画像データを拡大処理する場合に相当する。このように、本発明の第1態様における解像度変換装置、及び第2態様における解像度変換方法は、主走査方向及び副走査方向の両方に拡大処理を実行することができる。
又、上記主走査方向及び上記副走査方向のいずれの方向に沿って拡大処理を行う場合であっても、上記参照画像データは、着目する画素データ又は画像データに対して加算処理を行うことで得ることができる。よって、装置構成を非常に簡素化することができ、さらに処理時間を短縮化することができる。
又、SIMD(Single Instruction-stream Multiple Data-stream)プロセッサを用いて変倍処理を行う場合、全てのデータが同時に処理されることから、速度変換された画像データを元に補間処理するには、個々の画像データを基準に速度変換前の参照画像データを変倍率によって求める必要がある。又、複数の画像データを同時に処理することから、個々の画像データに応じた速度変換データが必要である。そこで、補間用画像データを構成する画像データを速度変換する第1速度変換器と、補間用画像データを構成する参照画像データを速度変換する第2速度変換器と、速度制御器とを備えることで、SIMDプロセッサを用いる場合にも対応することができる。
本発明の実施形態である解像度変換装置、及び該解像度変換装置にて実行される解像度変換方法について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。
上記解像度変換装置110について説明する。
解像度変換装置110は、主走査方向に沿ったラインスキャンにて得られ複数の画素データを有する画像データに対して速度変換及び補間演算を実行して変換後データを生成する装置である。図1に示すように、解像度変換装置110は、基本的な構成部分として、参照画像データ生成部111と、速度制御部115を有する速度変換部112と、補間演算部116とを備え、さらに格納部113、及び画像データ抽出部114を備えるのが好ましい。
上述のように構成される解像度変換装置110について、各構成部分をより詳しく説明するとともに、解像度変換装置110の動作、即ち該解像度変換装置110にて実行される解像度変換方法について説明する。
参照画像データ生成部111は、画像データが供給され、該画像データの補間演算に必要となる参照画像データを有する補間用画像データを生成する部分である。図2を参照して具体的に説明する。ある画像が主走査方向に沿ったラインスキャンにて読み取られることで、例えば1ラインが約7000画素にてなる画像データが、複数ライン分、生成される。図2の(a)には、このようにして得られた画像情報200の内、1ライン分の、さらにその内の一部分の画像データ201が示されている。該画像データ201は、スキャンされ読み取られた順に沿って、図示するように「1」から「9」…の画素データを有する。尚、以後、「1」の画素データを画素データ1、「2」の画素データを画素データ2、…と記す。このような画像データ201について、主走査方向250に沿って速度変換して拡大処理を行い、拡大された画像データに対して補間演算を施す場合を考える。又、補間演算方法として、本実施形態ではバイキュービック法を用いる。
補間演算方法としてバイキュービック法を例に採ることから、説明の便宜上、上記補間演算の対象となる画素として例えば画素データ3を例に採る。このとき、参照画像データ生成部111は、図2の(b)に示すように、補間対象画素201aである「3」の画素データ3から始まり画素データ4、画素データ5、…と続く着目画像データ202を基準として、補間対象画素201aの近傍に位置する近傍画素から始まるデータである、複数の参照画像データ203を生成する。よって、参照画像データ生成部111は、着目画像データ202と参照画像データ203とを有する補間用画像データ204を生成する。
尚、上述のように説明の便宜上、画素データ3から始まる着目画像データ202を用いたが、着目画像データ202は、バイキュービック法を用いる場合でも、どの画素データから始まる画像データでもよく、例えば画素データ1から始まる画像データ201を用いることもできる。
又、バイキュービック法では、上記近傍画素として、補間対象画素201aである画素データ3の近傍に位置する画素データ2、画素データ1、及び画素データ4を選択する。又、補間演算方法として例えばバイリニア法を採る場合には、補間対象画素201aを含め2つの画素データを選択すればよい。このように、補間演算方法に従い、生成される参照画像データ203の数は変化する。
ここでは、参照画像データ203は、補間対象画素201aである画素データ3より、主走査方向250において2画素前の画素データである画素データ1から始まり、画素データ2、画素データ3、…と続く第1参照画像データ203a、上記画素データ3より、主走査方向250において1画素前の画素データである画素データ2から始まり、画素データ3、画素データ4、…と続く第2参照画像データ203b、及び、画素データ3より、主走査方向250において1画素後の画素データである画素データ4から始まり、画素データ5、画素データ6、…と続く第3参照画像データ203cから構成される。
このような参照画像データ203を生成するための参照画像データ生成部111の具体的構成としては、例えばラッチ回路構成を採ることができ、着目画像データ202の補間対象画素201aに対して所定のオフセット値を与えることで、第1参照画像データ203a、第2参照画像データ203b、第3参照画像データ203cを生成することができる。尚、参照画像データ生成部111の構成については、その他、当業者が容易想到である構成を採ることができる。又、上記オフセット値も、本実施形態では、「1」であるが、これに限定されるものではない。
次に、上記速度変換部112は、上述の補間用画像データ204が供給され、補間用画像データ204を速度変換し、拡大画像データに相当する変換後データ205を送出する。速度変換方法は、上述した従来の方法に同じであるが、速度変換部112は、着目画像データ202及び参照画像データ203の両方に対して速度変換を施す。又、速度制御部115は、速度変換部112に対して変倍率を制御する。
速度変換部112にて、例えば1.5倍の速度変換を施した場合、図3に示すように、第1参照画像データ203aは、主走査方向250に沿って、画素データ1、画素データ1、画素データ2、画素データ3、画素データ3、画素データ4、…のデータを有する速度変換後第1参照画像データ206aとなり、第2参照画像データ203bは、主走査方向250に沿って、画素データ2、画素データ2、画素データ3、画素データ4、画素データ4、画素データ5、…のデータを有する速度変換後第2参照画像データ206bとなり、第3参照画像データ203cは、主走査方向250に沿って、画素データ4、画素データ4、画素データ5、画素データ6、画素データ6、画素データ7、…のデータを有する速度変換後第3参照画像データ206cとなり、着目画像データ202は、主走査方向250に沿って、画素データ3、画素データ3、画素データ4、画素データ5、画素データ5、画素データ6、…のデータを有する速度変換後画像データ207となる。又、2.5倍の速度変換を施した場合を図4に示し、3.5倍の速度変換を施した場合を図5に示す。尚、速度変換後第1参照画像データ206a、速度変換後第2参照画像データ206b、及び速度変換後第3参照画像データ206cを総称して速度変換後参照画像データ206と記す。
上記格納部113は、本実施形態では4つのメモリ1131〜1134から構成される。メモリ1131は、速度変換後第1参照画像データ206aを格納するメモリであり、速度変換後第1参照画像データ206aを構成する各画素データを主走査方向250に沿った順に格納し、メモリ1132は、速度変換後第2参照画像データ206bを格納するメモリであり、速度変換後第2参照画像データ206bを構成する各画素データを主走査方向250に沿った順に格納し、メモリ1133は、速度変換後画像データ207を格納するメモリであり、速度変換後画像データ207を構成する各画素データを主走査方向250に沿った順に格納し、メモリ1134は、速度変換後第3参照画像データ206cを格納するメモリであり、速度変換後第3参照画像データ206cを構成する各画素データを主走査方向250に沿った順に格納する。尚、各メモリ1131〜1134は、同一アドレスから、例えば第1番目のアドレスから、上述の各画像データ206a,206b,207,206cを構成する各画素データを順次格納する。
上記画像データ抽出部114は、格納部113に格納された速度変換後第1参照画像データ206a、速度変換後第2参照画像データ206b、速度変換後画像データ207、及び速度変換後第3参照画像データ206cに対して、同一アドレスに存在する補間用参照画素データ209a〜209c、及び補間用画素データ208を抽出する。尚、補間用参照画素データ209a〜209cを総称して補間用参照画素データ209と記す。
例えば図3を参照して、以下に具体的に説明する。
例えば上述の補間対象画素201aである画素データ3が存在する第1番目の第1アドレスについて、画像データ抽出部114が格納部113から各画素データを抽出する場合を例に採る。
速度変換後画像データ207にあっては、上記第1アドレスに存在する画素データは「3」であり、該画素データ3が補間用画素データ208として画像データ抽出部114によって抽出される。又、速度変換後第2参照画像データ206bでは、上記第1アドレスに存在する画素データは「2」であり、該画素データ2が補間用第2参照画素データ209bとして画像データ抽出部114によって抽出される。又、速度変換後第1参照画像データ206aでは、上記第1アドレスに存在する画素データは「1」であり、該画素データ1が補間用第1参照画素データ209aとして画像データ抽出部114によって抽出される。又、速度変換後第3参照画像データ206cでは、上記第1アドレスに存在する画素データは「4」であり、該画素データ4が補間用第3参照画素データ209cとして画像データ抽出部114によって抽出される。尚、補間用第1参照画素データ209a、補間用第2参照画素データ209b、及び補間用第3参照画素データ209cの総称が補間用参照画素データである。
このように、画像データ抽出部114によって格納部113から同一アドレスにて抽出された各画素データは、画素データ1、画素データ2、画素データ3、及び画素データ4となる。即ち、格納部113の同一アドレスを参照することで、補間対象画素201aである画素データ3に対して、バイキュービック法にて必要な、2つ前の画素データである画素データ1、一つ前の画素データである画素データ2、及び一つ後の画素データである画素データ4を得ることが可能となる。つまり、補間対象画素201aである画素データ3に対して、隣接する画素データ、本例では連続する画素データを得ることが可能である。
又、補間用画素データ208に関して必要となる、隣接する補間用参照画素データ209a〜209cを得る動作は、例えば図3に示すように、上記第1アドレスの場合に限られるものではなく、いずれのアドレスにおいて可能である。例えば第3番目のアドレスである第3アドレスに着目した場合、速度変換後画像データ207における補間用画素データ208は画素データ4であり、速度変換後第2参照画像データ206bにおける補間用第2参照画素データ209bは画素データ3であり、速度変換後第1参照画像データ206aにおける補間用第1参照画素データ209aは画素データ2であり、速度変換後第3参照画像データ206cにおける補間用第3参照画素データ209cは画素データ5である。このように連続した「2」、「3」、「4」、「5」の画素データを得ることができる。
さらに、図4及び図5の各倍率の場合においても、画像データ抽出部114によって格納部113から同一アドレスにて抽出される各画素データは、補間用画素データ208に関して連続する補間用参照画素データ209a〜209cとなる。このような関係は、図3〜図5から明らかなように、倍率に関係なく、又、各倍率におけるいずれのアドレスにおいても成立している。
このように本実施形態によれば、参照画像データ生成部111にて補間対象画素201aから始まる着目画像データ202に対して、補間対象画素201aに隣接する画素データから始まる参照画像データ203を生成し、かつ着目画像データ202及び参照画像データ203について速度変換部112にて速度変換するようにした。したがって、各倍率において、いずれのアドレスを取っても補間用画素データ208に関して隣接する補間用参照画素データ209a〜209cを得ることができる。よって、従来技術のように、補間処理に使用する参照画素の存在位置が拡大倍率毎に異なるという現象は生じない。したがって、補間処理に使用する参照画素の存在位置を求めるアルゴリズムを各倍率に応じて用意する必要は無く、装置構成上、及びソフトウエア上の負担を従来に比べて大きく軽減することができ、それにより、設定する倍率が制限されることも無くなる。
尚、画像データの拡大処理を行っていることから、各倍率を通じて同一のアドレスから抽出される画素データが各倍率で一致するものではない。即ち、図3〜図5において、例えば第「6」番目のアドレスにて抽出される画素データは、図3の場合、画素データ4〜画素データ7であり、図4の場合、画素データ3〜画素データ6であり、図5の場合、画素データ2〜画素データ5となる。
上述の説明は、主走査方向250に沿う1ライン分の画像データ201について変倍処理を施す場合であるが、上記解像度変換装置110は、上述と同様の動作にて、副走査方向の変倍に関して、速度変換後、補間演算することもできる。以下に、副走査方向における変倍処理に関する説明を行う。
副走査方向について画像データの速度変換及び補間処理を行う場合には、主走査方向250に沿う画像データの内の着目ライン、及び、副走査方向に位置し上記着目ラインの近傍に位置する近傍ラインが必要となる。補間処理を例えば上記バイキュービック法にて行う場合には、着目ラインと、副走査方向において、上記着目ラインより1つ前のラインである第2ラインと、上記着目ラインより2つ前のラインである第1ラインと、上記着目ラインより1つ後のラインである第3ラインとが上記近傍ラインとして必要となる。例えば、図6に示すように、主走査方向250に沿って、画素データ1から画素データ5にてなる画像データ211a、画素データ6から画素データ10にてなる画像データ211b、画素データ11から画素データ15にてなる画像データ211c、画素データ16から画素データ20にてなる画像データ211d、…が副走査方向251に配列されて画像情報210を構成しているとする。このような画像情報210について、図7に示すように、補間用画像データ214を生成し、生成された補間用画像データ214を速度変換し、さらに補間処理が施される。
主走査方向250に沿った画像データにおける速度変換及び補間処理にあっては、参照画像データ203の作成方法として参照画像データ生成部111は、上述したように、オフセット値を例えば「1」とすることで第1参照画像データ203a、第2参照画像データ203b、及び第3参照画像データ203cを生成した。一方、上述のように、着目ラインに対して近傍の各ラインの画像データを配列するためには、参照画像データ生成部111は、1ラインを構成する画素数をオフセット値とすることで、参照画像データ213を生成可能である。例えば、図6に示す画像情報の場合、1ラインの画素数は5つであるので、オフセット値を「5」にセットすることで、図7に示すように、バイキュービック法において必要となる、着目ラインの画像データ211cに対応する着目画像データ212、並びに着目画像データ212に対して、上記第2ラインに対応する第1参照画像データ213a、上記第1ラインに対応する第2参照画像データ213b、及び上記第3ラインに対応する第3参照画像データ213cを生成可能である。第1参照画像データ213a、第2参照画像データ213b、及び第3参照画像データ213cの総称が上記参照画像データ213である。又、着目画像データ212、第1参照画像データ213a、第2参照画像データ213b、及び第3参照画像データ213cにて補間用画像データ214を構成する。
尚、参照画像データ213の生成方法としては、上述のような演算による方法が省装置構成、及び処理時間の短縮化等の面で有利であるが、上記演算方法に限定されず、例えば、記憶部に各ラインの画像データを格納しておき、上記記憶部から必要なラインの画像データを読み出す形態を採ることもできる。
さらに、参照画像データ生成部111にて生成された補間用画像データ214は、図7に示すように、速度変換部112にて速度変換され、拡大画像データに相当する変換後データ215が生成される。尚、速度変換方法は、上述の主走査方向250に沿った画像データにおける速度変換と同じである。変換後データ215は、上記着目画像データ212が速度変換された速度変換後画像データ217、上記第1参照画像データ213aが速度変換された速度変換後第1参照画像データ216a、上記第2参照画像データ213bが速度変換された速度変換後第2参照画像データ216b、及び上記第3参照画像データ213cが速度変換された速度変換後第3参照画像データ216cにて構成される。尚、速度変換後第1参照画像データ216a、速度変換後第2参照画像データ216b、及び速度変換後第3参照画像データ216cを総称して速度変換後参照画像データ216と記す。
これらの速度変換後画像データ217、速度変換後第1参照画像データ216a、速度変換後第2参照画像データ216b、及び速度変換後第3参照画像データ216cのそれぞれは、上記格納部113の4つのメモリ1131〜1134に記憶される。記憶動作は、上述の主走査方向250に沿った速度変換処理の場合と同様に、各画像データの先頭の画素データから順次、対応するメモリ1131〜1134におけるアドレスの例えば1番目から順番に記憶していく。
図8には、画像情報210を1.5倍に拡大処理した画像データを、図9には2.5倍に拡大処理した画像データを、図10には3.5倍に拡大処理した画像データを、それぞれ示している。
画素データ抽出部114は、格納部113の4つのメモリ1131〜1134から、同一アドレスに格納されている画素データを抽出する。例えば、図8に示す1.5倍に拡大された変換後データ215において、例えば第4番目のアドレスから画素データを抽出する場合を考えると、速度変換後第1参照画像データ216aからは画素データ3が抽出され、速度変換後第2参照画像データ216bからは画素データ8が抽出され、速度変換後画像データ217からは画素データ13が抽出され、速度変換後第3参照画像データ216cからは画素データ18が抽出される。このように抽出された画素データは、「3」、「8」、「13」、「18」であり、これらは、速度変換前の画像データである補間用画像データ214を構成する第1参照画像データ213a、第2参照画像データ213b、着目画像データ212、及び第3参照画像データ213cのそれぞれにおける、主走査方向250に沿う第3番目の画素データに一致する。又、この関係は、変換後データ215における上記第4番目のアドレスに限らず、どのアドレスにおいても成立する。さらに、図9及び図10を参照しても明らかなように、倍率にも関係なく成立する。
このように、副走査方向251に沿って速度変換及び補間処理を行う場合においても、速度変換前の画像データである補間用画像データ214、即ち、速度変換される画像情報210について、副走査方向251に沿った画素データの配列と、速度変換後のデータ215について副走査方向251に沿った画素データの配列とが一致する。したがって、補間処理に使用する参照画素が拡大倍率毎に異なるという現象は生じないことから、補間処理に使用する参照画素の存在位置を求めるアルゴリズムを各倍率に応じて用意する必要は無く、装置構成上、及びソフトウエア上の負担を従来に比べて大きく軽減することができ、それにより、設定する倍率が制限されることも無くなる。
図2及び図7に示すように、上述の各実施形態では、補間用画像データ204,214を一つの速度変換部112にて速度変換処理を行っている。一方、以下では、図11及び図12を参照して、SIMD(Single Instruction-stream Multiple Date-stream)方式のプロセッサにて参照画像データを含み速度変換した後、補間演算する実施形態について説明する。尚、速度変換処理は、図2に示す補間用画像データ204に対して行う場合を例に採る。
速度変換部112は、補間用画像データ204を構成する着目画像データ202の速度変換を行う第1速度変換器1121と、補間用画像データ204を構成する参照画像データ203の速度変換を行う3つの第2速度変換器1122〜1124とを有する。尚、ここでも補間処理方法としてバイキュービック法を採ることから、第2速度変換器は3つ設けているが、補間処理方法に応じてその数は変化する。
第1速度変換器1121、及び第2速度変換器1122〜1124には、速度変換パラメータ121が供給される速度制御器120が接続される。速度変換パラメータ121は、図11に一例を示すような2値データにてなり、速度制御器120は速度変換パラメータ121に応じて第1速度変換器1121、及び第2速度変換器1122〜1124に信号を送出する。具体的に説明すると、第1速度変換器1121、及び第2速度変換器1122〜1124は、速度制御器120からの信号に従って、入力された画素データをそのまま出力するか、又は直前に出力した画素データを出力する。ここでは、速度変換パラメータ121に対応して、「0」の信号が速度制御器120から供給されたときには入力された画素データをそのまま出力し、「1」の信号が供給されたときには直前の画素データを出力する。図12に示すように、例えば、第2速度変換器1122には第1参照画像データ203aにおける画素データ1が供給され、第2速度変換器1123には第2参照画像データ203bにおける画素データ2が供給され、第1速度変換器1121には着目画像データ202における画素データ3が供給され、及び第2速度変換器1124には第3参照画像データ203cにおける画素データ4が供給されているとき、速度変換パラメータ121に従い速度制御器120が「0」の信号を送出することで、第2速度変換器1122は画素データ1をそのまま出力し、第2速度変換器1123は画素データ2をそのまま出力し、第1速度変換器1121は画素データ3をそのまま出力し、及び第2速度変換器1124は画素データ4をそのまま出力する。次に、速度変換パラメータ121に従い速度制御器120が「1」の信号を送出することで、第2速度変換器1122は直前の画素データ1を出力し、第2速度変換器1123も直前の画素データ2を出力し、第1速度変換器1121も直前の画素データ3を出力し、及び第2速度変換器1124も直前の画素データ4を出力する。次に、速度変換パラメータ121に従い速度制御器120が「0」の信号を送出することで、第2速度変換器1122は供給されている画素データ2をそのまま出力し、第2速度変換器1123は供給されている画素データ3をそのまま出力し、第1速度変換器1121は供給されている画素データ4をそのまま出力し、及び第2速度変換器1124は供給されている画素データ5をそのまま出力する。よって、第2速度変換器1122は、画素データ1、画素データ1、画素データ2、…を生成し、第2速度変換器1123は、画素データ2、画素データ2、画素データ3、…を生成し、第1速度変換器1121は、画素データ3、画素データ3、画素データ4、…を生成し、第2速度変換器1124は、画素データ4、画素データ4、画素データ5、…を生成する。以後、速度変換パラメータ121に従い、同様の動作が行われる。
このようにSIMD方式のプロセッサにて補間用画像データ204を処理することができ、速度変換パラメータ121に応じて任意の倍率にて変換後データ205を生成することが可能である。
以上説明した解像度変換装置110は、画像情報をデジタル的に処理する機器に備えることができ、図13に示すように、例えば複写機300における画像データ処理装置330内に含まれるように構成可能である。該複写機300には、画像データ処理装置330の他に、スキャナー310、CCD320、プリンタ340を備える。画像データ処理装置330には、解像度変換装置110の他に、シェーディング補正部331、濃度補正部332、フィルター333、階調処理部334を有する。尚、シェーディング補正部331は、CCD320から供給される画像データについて、照明のムラや、画像入力装置の不均一な特性に起因する不均一な画像を均等処理する部分である。濃度補正部332は、スキャナー310の濃度補正処理を行なう部分であり、画像の濃度値を変換し、画像のコントラストを改善する部分である。フィルター333は、画像全体の濃度の平滑化や、エッジ部分の強調処理を行う部分である。階調処理部334は、256階調から2階調への変換処理等、出力機器に合わせた階調変換処理を行なう部分である。
本発明は、例えば複写機等において、入力画像に倍率変換を施す解像度変換装置及び方法に適用可能である。
本発明の実施形態における解像度変換装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを主走査方向に1.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを主走査方向に2.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを主走査方向に3.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、副走査方向に速度変換される画像情報を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを副走査方向に1.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを副走査方向に2.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置にて実行される速度変換動作を説明するための図であり、補間用画像データを副走査方向に3.5倍に拡大した状態を示す図である。 図1に示す解像度変換装置に備わる速度変換部をSIMDプロセッサにて構成したときのブロック図である。 図11に示す解像度変換装置の動作を説明するための図である。 図1に示す解像度変換装置を備えた機器の構成を示すブロック図である。 従来の速度変換処理動作を説明するための図であり、元の画像データを示す図である。 図14に示す元画像データを1.5倍に拡大した状態を示す図である。 図14に示す元画像データを2.5倍に拡大した状態を示す図である。 図14に示す元画像データを3.5倍に拡大した状態を示す図である。 従来の速度変換処理動作を説明するための図であり、元の画像データを示す図である。 図16Aに示す元画像データを1.5倍に拡大したときにおける補間処理用の画素の存在位置を説明するための図である。 図16Aに示す元画像データを2.5倍に拡大したときにおける補間処理用の画素の存在位置を説明するための図である。 図16Aに示す元画像データを3.5倍に拡大したときにおける補間処理用の画素の存在位置を説明するための図である。
符号の説明
111…参照画像データ生成部、112…速度変換部、113…格納部、
114…画素データ抽出部、116…補間演算部、120…速度制御器、
121…速度変換パラメータ、
201…画像データ、201a…補間対象画素、202…着目画像データ、
203…参照画像データ、204…補間用画像データ、205…変換後データ、
206…速度変換後参照画像データ、207…速度変換後画像データ、
208…補間用画素データ、209…補間用参照画素データ、
211a〜211d…画像データ、215…変換後データ、250…主走査方向、
1121…第1速度変換器、1122〜1124…第2速度変換器。

Claims (7)

  1. 主走査方向に沿ったラインスキャンにて得られ複数の画素データを有する画像データに対して速度変換し速度変換された画像データに対してバイキュービック法を用いて補間演算を実行して変換後データを生成する解像度変換装置において、
    上記画像データが供給され、上記画像データの上記補間演算に必要となる参照画像データを有する補間用画像データを生成する参照画像データ生成部と、
    上記参照画像データ生成部にて生成された上記補間用画像データについて速度変換を行う速度変換部と、
    を備えたことを特徴とする解像度変換装置。
  2. 上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データについて上記速度変換部にて速度変換された速度変換後参照画像データ、及び上記補間用画像データに含まれる上記画像データについて上記速度変換部にて速度変換された速度変換後画像データをそれぞれ格納する格納部と、
    上記格納部に格納された上記速度変換後参照画像データ及び上記速度変換後画像データから同一アドレスに存在する補間用参照画素データ及び補間用画素データを抽出する画素データ抽出部と、をさらに備える、請求項1記載の解像度変換装置。
  3. 上記画素データ抽出部にて、上記速度変換後参照画像データから抽出された上記補間用参照画素データ、及び上記速度変換後画像データから抽出された上記補間用画素データを用いて上記補間演算を行う補間演算部をさらに備えた請求項2記載の解像度変換装置。
  4. 上記補間用画像データには上記画像データが含まれ該画像データは、上記画像データ内の補間対象画素から始まる着目画像データであり、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データは、上記補間対象画素の近傍に位置する近傍画素から始まる画像データである、請求項1から3のいずれかに記載の解像度変換装置。
  5. 上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データは、上記補間用画像データに含まれる上記画像データに対して副走査方向において近傍に位置する近傍ラインの画像データである、請求項1から3のいずれかに記載の解像度変換装置。
  6. 上記速度変換部は、上記補間用画像データに含まれる上記画像データを速度変換する第1速度変換器と、上記補間用画像データに含まれる上記参照画像データを速度変換する第2速度変換器と、上記第1速度変換器及び上記第2速度変換器に対して同一の速度変換パラメータを供給する速度制御器とを有する、請求項1から5のいずれかに記載の解像度変換装置。
  7. 主走査方向に沿ったラインスキャンにて得られ複数の画素データを有する画像データに対して速度変換し速度変換された画像データに対してバイキュービック法を用いて補間演算を実行して変換後データを生成する解像度変換方法において、
    上記画像データの上記補間演算に必要となる参照画像データを有する補間用画像データを生成し、
    生成された上記補間用画像データに対して速度変換を行う、
    ことを特徴とする解像度変換方法。
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