JP2002049738A - 個客識別マーケティング方法 - Google Patents

個客識別マーケティング方法

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JP2002049738A JP2000236298A JP2000236298A JP2002049738A JP 2002049738 A JP2002049738 A JP 2002049738A JP 2000236298 A JP2000236298 A JP 2000236298A JP 2000236298 A JP2000236298 A JP 2000236298A JP 2002049738 A JP2002049738 A JP 2002049738A
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Kiyotaka Abe
清隆 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マーケティングを行う際のコストの大幅な抑
制、さらには正確性及び適確性を高めるとともに、利用
者に対して平等なサービスチャンスを付与し、加えて楽
しみ,期待感及び興味性、さらには購買意欲を高める。 【解決手段】施設の利用者に対して、少なくとも施設を
識別し、かつ利用金額に対する番号Nを表示したチケッ
トTを付与するとともに、利用者側の通信機器2から、
電話回線(インターネットを含む)3を介してホストコ
ンピュータシステム4がアクセスされ、番号Nが入力さ
れたなら、ホストコンピュータシステム4により、利用
者に係わる情報及び施設の利用に係わる情報を収集する
マーケティング処理(S4)と、利用者に賞品が当選す
る抽選処理(S7)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の優良度(利
用度)に応じてサービスを異ならせる個客識別マーケテ
ィング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーマーケット(施設)等の
顧客(利用者)に対する二大原則、即ち、「全ての顧客
は平等ではない」,「顧客の購買行動は見返りに左右さ
れる」という二大原則が知られており、この二大原則に
のっとった個客識別マーケティング(CSM)手法も提
案されている。CSMは、形式的に見ると、来店頻度の
高い顧客(優良顧客)を識別し、そのような顧客に対し
て割引等の優先的なサービスを提供するとともに、これ
により優良顧客のさらなる固定化を図り、かつ優良顧客
を拡大するというプロモーション効果を期待するもので
ある。
【0003】このようなCSMを実現する場合、顧客を
識別する必要があること、顧客の購買行動を知る必要が
あること、顧客別に異なるサービスを提供する必要があ
ること、などの条件を満たす必要があることから、従来
は、スーパーマーケットのレジスターに情報収集機能を
備えた専用のPOSシステムを導入するとともに、顧客
に識別カード(会員カード,ポイントカード等)を発行
し、買物をした顧客がレジスターを通る際に、識別カー
ドと利用金額から顧客に対する情報を収集するととも
に、利用金額に応じたポイントを付与し、累計したポイ
ント数に対応して商品との引換或いはキャッシュバック
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の個客識別マーケティング方法は、次のような問題点
があった。
【0005】第一に、専用のPOSシステムの導入が必
要になるなど、情報収集システムを構築するための莫大
なコストを強いられる。
【0006】第二に、識別カードの存在が前提となるた
め、識別カードを持たない顧客や識別カードを忘れた顧
客に対しての情報は得られず、正確で適確なマーケティ
ングを行えないとともに、利用者に対しても不平等を招
くやすい。
【0007】第三に、ポイント数に応じた商品或いはキ
ャッシュとの引換は、単なる形を変えた割引に過ぎず、
楽しみ,期待感及び興味性、さらには購買意欲を高める
には不十分である。
【0008】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題を解決したものであり、マーケティングを行う際
のコストの大幅な抑制、さらには正確性及び適確性を高
めるとともに、利用者に対して平等なサービスチャンス
を付与し、加えて、楽しみ,期待感及び興味性、さらに
は購買意欲を高めることができる個客識別マーケティン
グ方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る個客識別マーケティング方法は、施設の利用者に対
して、少なくとも施設を識別するチケットTを付与する
とともに、利用者側の通信機器2から、電話回線(イン
ターネットを含む)3を介してホストコンピュータシス
テム4がアクセスされ、番号Nが入力されたなら、ホス
トコンピュータシステム4により、利用者に係わる情報
及び施設の利用に係わる情報を収集するマーケティング
処理(S4)と、利用者に賞品が当選する抽選処理(S
7)を行うようにしたことを特徴とする。
【0010】この場合、好適な実施の態様により、チケ
ットTには利用金額に対応する番号Nを表示することが
できる。また、ホストコンピュータシステム4は、施設
に対する利用金額及び/又は利用回数をデータベース5
として登録し、抽選処理(第一の抽選処理)(S16)
で当選しなかった利用者に対して、累計した利用金額及
び/又は利用回数に応じて少なくとも第一の抽選処理
(S16)よりも当選確率の高い第二の抽選処理(S2
2)を行うことができる。一方、抽選処理(第一の抽選
処理)(S7,S16)は、利用金額に対応した回数だ
け行うことができる。なお、通信機器2には、電話機2
t又はクライアントコンピュータ2cが含まれる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、本実施例に係る個客識別マーケティ
ング方法を実施できるシステム系統Xについて、図5を
参照して説明する。
【0013】4は、個客識別マーケティングを行うテレ
プロモーションセンタに備えるホストコンピュータシス
テムである。ホストコンピュータシステム4は、電話回
線(インターネット)11に接続したサーバコンピュー
タ12を備え、このサーバコンピュータ12には、本実
施例に係る個客識別マーケティング方法を実行するため
の処理プログラムを格納する。なお、サーバコンピュー
タ12には、インターネット上で機能するWebサイト
が付属する。また、ホストコンピュータシステム4に
は、利用者に係るベータベース、即ち、利用者の施設に
対する利用金額(一回の利用金額,累計金額等)や利用
回数(利用時期,累計回数等)を登録したデータベース
5及びマーケティングを行った際に得られる情報、例え
ば、住所等の利用者自身の情報やアンケート結果等の情
報を登録したデータベース13が付属する。その他、1
5はサーバコンピュータ12に接続した入力部、16は
サーバコンピュータ12に接続した出力部をそれぞれ示
す。
【0014】一方、サーバコンピュータ12は、電話回
線(インターネット)11に接続した任意の通信機器2
からアクセス可能である。この通信機器2には、クライ
アントコンピュータ(Webブラウザ)2c及び/又は
電話機2tを含む。電話機2tはクライアントコンピュ
ータ2cに接続した場合を示すが、一般の電話機として
使用できる。なお、21はクライアントコンピュータ2
cに付属するキーボード、22はクライアントコンピュ
ータ2cに付属するディスプレイをそれぞれ示す。
【0015】次に、このようなシステム系統Xを用いて
実施できる本実施例に係る個客識別マーケティング方法
について、図1〜図4を参照して説明する。なお、実施
例は、スーパーマーケット(施設)によるマーケティン
グを例示する。
【0016】まず、図1に示すフローチャートを参照し
て個客識別マーケティング方法の概要について説明す
る。
【0017】今、マーケティングを行うスーパーマーケ
ットにおいて、任意の顧客(利用者)が買物をした場合
を想定する(ステップS1)。この場合、顧客がレジス
ターを通る際には、顧客に、買物金額(利用金額)に対
応したチケット(チャレンジ券)Tを付与する(ステッ
プS2)。図3にチケットTの一例を示す。チケットT
には、少なくともスーパーマーケットを識別し、かつ買
物金額に対応する番号Nを表示する。図3はチケットT
の裏面を示し、参加方法,抽選方法,賞品の発送方法,
プレゼント賞品,注意事項等の案内表示欄31を有する
とともに、ID番号を表示するID番号表示欄32,暗
証番号を表示する暗証番号表示欄33,キャンペーン番
号を表示するキャンペーン番号表示欄34を有する。I
D番号には、買物金額に対応する番号を含む。この番号
は暗号化されており利用者からは識別できない。また、
ID番号と暗証番号の組み合わせにより購入証明を行
う。さらに、キャンペーン番号表示欄34には、例え
ば、銀行の場合、口座番号を表示することができ、これ
により、マーケティング時には、利用者がキャンペーン
番号を入力すれば、テレプロモーションセンタでは利用
者の住所,氏名を特定することができる。このキャンペ
ーン番号表示欄34には、主要な商品番号を表示するこ
ともできる。このように、キャンペーン番号表示欄34
は、マーケティングを行う業種に応じて異なる利用が可
能である。
【0018】一方、利用者は、チケットTに基づいてテ
レプロモーションセンタにアクセスし、アンケートに答
えるとともに、賞品が当選する抽選を行うことができ
る。この場合、アクセス方法としては、電話機2tから
サーバコンピュータ12(ホストコンピュータシステム
4)に電話する場合とクライアントコンピュータ2cか
らインターネットを介してサーバコンピュータ12のW
ebサイトにアクセスする場合を含む(ステップS
3)。
【0019】電話機2t又はクライアントコンピュータ
2cがサーバコンピュータ12に接続されれば、ホスト
コンピュータシステム4は、最初に、マーケティング処
理を行い(ステップS4)、マーケティング処理に基づ
いて収集された各種情報は、データベースとして登録す
るとともに、統計及び解析のための処理を行う(ステッ
プS5)。そして、これより得た処理結果等は、マーケ
ティングレポートとしてスーパーマーケットに報告する
(ステップS6)。図4は、このようなマーケティング
レポートの形式一例を示し、例えば、顧客全数,再来店
顧客数,流出顧客数等の顧客維持レポートR1、顧客の
一定期間毎の動向を示す顧客動向総括レポートR2、顧
客数を分析した顧客数分析レポートR3、売上を分析し
た売上分析レポートR4等の形式で、ファクシミリや電
子メール等により迅速に報告を行うことができる。
【0020】一方、マーケティング処理(ステップS
4)を行った後、利用者に対しては賞品が当選する抽選
処理を行う(ステップS7)。この抽選処理には、標準
抽選を行う第一抽選処理と、この第一抽選処理よりも当
選確率の高い特別抽選、即ち、優良顧客を優良度(利用
度)に応じて優遇するための第二抽選処理を含む。
【0021】次に、図2に示すフローチャートに従っ
て、利用者がテレプロモーションセンタにアクセスした
際の処理について説明する。なお。理解を容易にするた
め、最初に電話機2tによりアクセスした場合について
具体的に説明する。
【0022】まず、利用者が電話機2tをダイヤリング
することにより指定されたテレプロモーションセンタを
コールし(ステップS11)、電話機2tとホントコン
ピュータシステム4が接続されれば、ホントコンピュー
タシステム4から電話機2tに対して音声メッセージ、
例えば、「こちらは、プレゼントキャンペーン受付ダイ
ヤルです。コンピュータの音声ガイダンスにしたがって
電話のダイヤルでお応え下さい」等の音声メッセージを
送信する(ステップS12)。
【0023】次いで、ホントコンピュータシステム4か
ら、利用者の電話番号の入力を促す音声メッセージを送
信する。これにより、利用者は電話機2tのダイヤルキ
ーを市街局番から番号順にプッシュする(ステップS1
3)。このとき入力した電話番号は、利用者の今後の参
加番号となる。したがって、利用者の最初の電話と二回
目以降の電話では、ホントコンピュータシステム4から
送信される音声メッセージの内容が異なる。
【0024】利用者の電話が最初の場合には、電話番号
が未登録のため、ホントコンピュータシステム4は電話
番号の登録を行うとともに、電話番号が今後の参加番号
となる旨の音声メッセージを送信する。また、郵便番
号,住所,名前,年齢,性別の入力を促す音声メッセー
ジを送信する。この場合、郵便番号と年齢は、ダイヤル
キーの対応する数字をプッシュすることにより入力でき
るとともに、性別は、男性の場合は「1」,女性の場合
は「3」をプッシュすることにより入力できる。一方、
住所と名前は、利用者の音声をそのまま録音する。そし
て、この後、ホントコンピュータシステム4から、チケ
ットTに表示されているID番号,暗証番号,キャンペ
ーン番号の入力を促す音声メッセージを送信する。これ
により、利用者は電話機2tのダイヤルキーからID番
号,暗証番号,キャンペーン番号を入力する(ステップ
S14)。よって、利用者に係わる情報が収集される。
【0025】他方、利用者の電話が二回目以降の場合に
は、既に、電話番号(参加番号)が登録されているた
め、電話機2tから電話番号が入力されたなら、ホント
コンピュータシステム4は、一致する電話番号が登録さ
れていることを確認し、例えば、「いつもお買い上げあ
りがとうございます」の音声メッセージを送信するとと
もに、ID番号,暗証番号,キャンペーン番号の入力を
促す音声メッセージを送信する。これにより、利用者は
電話機2tのダイヤルキーからID番号,暗証番号,キ
ャンペーン番号を入力する(ステップS14)。
【0026】次いで、ホストコンピュータシステム4か
ら、アンケートのための音声メッセージを送信し、利用
者から施設の利用に係わる情報を収集する(ステップS
15)。具体的には、ホントコンピュータシステム4か
ら、例えば、「店員の対応や品揃えはいかがでしたか。
大変満足を7,大変不満足を1として、7段階評価の数
値をダイヤルして下さい」の音声メッセージを送信す
る。また、利用者からの回答が1〜2の場合は、「特
に、どんな点が不満でしたか。発信音の後にご不満であ
った点をお話し下さい」の音声メッセージを送信し、利
用者の音声を録音し、他方、回答が6〜7の場合は、
「特に、どんな点が満足でしたか。発信音の後にご満足
であった点をお話し下さい」の音声メッセージを送信
し、利用者の音声を録音する。なお、回答が3〜5の場
合は、このような音声メッセージを送信することなく次
に移る。このようなアンケートは各種設定し、同様に順
次行うことができる。
【0027】そして、アンケートに係る処理が終了した
なら、標準の抽選処理となる第一の抽選処理を行う(ス
テップS16)。まず、ホストコンピュータシステム4
から、「それでは抽選に入ります」の音声メッセージを
送信し、ホストコンピュータシステム4による抽選処理
を行う。抽選処理は、ルーレット効果音を送信するとと
もに、ホストコンピュータシステム4により乱数を発生
させ、一定時間後に停止した数字を当選番号とする。こ
の場合、ホストコンピュータシステム4は、送信された
ID番号の利用金額から抽選回数を判断し、利用金額に
応じてN回の抽選処理を行う。したがって、最初に、
「あなた様のチャレンジ回数はN回です」の音声メッセ
ージを送信し、以後、同様の抽選処理をN回繰返す。
【0028】この結果、当選した場合には、当選した旨
の音声メッセージ、即ち、「アタリ、おめでとうござい
ます。N賞に当選しました。賞品は後日登録した住所に
お送りさせていただきます」の音声メッセージを送信
し、通信を終了(オンフック)する(ステップS17,
S18)。他方、当選しなかった場合には、「ハズレ、
残念でした。抽選にはずれました」の音声メッセージを
送信する。
【0029】ところで、ホストコンピュータシステム4
は、前述したように、顧客のスーパーマーケットに対す
る利用金額及び/又は利用回数に係るデータベース5を
有するため、抽選処理の際には、データベース5に基づ
いて顧客の優良度(利用度)を判断する(ステップS1
9,S20)。そして、顧客の優良度が基準に達してい
ない場合には、「本日は、キャンペーンにご参加いただ
き誠にありがとうございました。またの参加をお待ちい
たしております」の音声メッセージを送信して通信を終
了(オンフック)する(ステップS21)。
【0030】これに対し、顧客の優良度が基準以上の場
合には、顧客が優良顧客である旨の音声メッセージを送
信するとともに、特別チャレンジチャンスを獲得してい
る旨の音声メッセージを送信し、特別の抽選処理となる
第二の抽選処理を行う(ステップS21,S22)。第
二の抽選処理は、第一の抽選処理に対して当選確率を高
くする。この場合の当選確率は、優良度に応じて設定す
ることができ、例えば、一定の優良度を越えた場合に
は、抽選確率を限りなく100〔%〕に近付ける(10
0〔%〕を含む)こともできるし、この際、優良度に応
じて賞品を設定、例えば、優良度に応じた金額の賞品券
を当選させることもできる。即ち、第二の抽選処理は、
基本的に優良度の高い顧客を優遇させることを目的と
し、そのための設定を行うことができる。
【0031】そして、当選した場合には、当選した旨の
音声メッセージ、即ち、「アタリ、おめでとうございま
す。N賞に当選しました。賞品は後日登録した住所にお
送りさせていただきます」の音声メッセージを送信し、
通信を終了(オンフック)する(ステップS23,S1
8)。一方、当選しなかった場合は、「残念でした。抽
選にはずれました」の音声メッセージを送信するととも
に、「本日は、キャンペーンにご参加いただき誠にあり
がとうございました。またの参加をお待ちいたしており
ます」の音声メッセージを送信して通信を終了(オンフ
ック)する(ステップS23)。
【0032】次に、クライアントコンピュータ2cから
インターネットを介してサービコンピュータ12のWe
bサイトにアクセスした場合について説明する。インタ
ーネットを利用しても情報伝達手段となる媒体が画面に
なる点を除いて基本的には媒体が音声となる電話機2t
と同様に実施できる。
【0033】まず、利用者は、クライアントコンピュー
タ(Webブラウザ)2cからサービコンピュータ12
のWebサイトにアクセスする(ステップS11)。こ
れにより、クライアントコンピュータ2cのディスプレ
イ22には、Webサイトのトップページが表示され、
表示の案内に従った必要事項の入力を促す旨が表示され
る(ステップS12)。そして、確認キーをクリックす
ることにより、電話番号の入力画面が表示されるため、
利用者は、キーボード21から電話番号を入力する(ス
テップS13)。以後、表示される案内に従って必要事
項を順次入力すれば、電話機2tを用いた場合と同様に
実施できる。即ち、基本的には、前述した音声メッセー
ジを文字表示メッセージに置換することにより同様に実
施可能である。
【0034】このように、本実施例に係る個客識別マー
ケティング方法によれば、マーケティングを行うスーパ
ーマーケットでは、情報収集機能を有する専用のPOS
システムの導入が不要になるなど、情報収集システムを
構築するためのコストが大幅に抑制される。また、会員
カードやポイントカード等の識別カードが不要となり、
利用する顧客の全てが対象となるため、マーケティング
を行う際の正確性及び適確性が高められるとともに、利
用者に対して平等なサービスチャンスが付与される。さ
らに、抽選処理により、ゲーム性が付加され、利用者の
楽しみ,期待感及び興味性、さらには購買意欲が飛躍的
に高められとともに、特に、第一抽選処理と第二抽選処
理の併用により、個客識別マーケティング(CSM)を
より効果的に行うことができる。
【0035】以上、実施例について詳細に説明したが、
本実施例はこのような実施例に限定されるものではな
く、細部のシステム構成,手法等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除すること
ができる。例えば、施設として、スーパーマーケットを
例示したが、銀行,レストラン,遊園地,メーカー等の
任意の各種施設に適用できる。また、チケットTは各種
形態のチケットを利用できる。さらに、利用金額に対す
る番号Nを表示したチケットTとは、買物金額に応じた
枚数のチケットを付与する場合も含む概念である。な
お、第二の抽選処理は必要により選択的に実施できる。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明に係る個客識別マー
ケティング方法は、施設の利用者に対して、少なくとも
施設を識別するチケットを付与するとともに、利用者側
の通信機器から、電話回線(インターネットを含む)を
介してホストコンピュータシステムがアクセスされ、番
号が入力されたなら、ホストコンピュータシステムによ
り、利用者に係わる情報及び施設の利用に係わる情報を
収集するマーケティング処理と、利用者に賞品が当選す
る抽選処理を行うようにしたため、次のような顕著な効
果を奏する。
【0037】(1) 施設における専用のPOSシステ
ムの導入が不要になるなど、情報収集システムを構築す
るためのコストを大幅に抑制することができる。
【0038】(2) 会員カードやポイントカード等の
識別カードが不要となり、利用する顧客の全てを対象に
できるため、マーケティングを行う際の正確性及び適確
性を高めることができるとともに、利用者に対して平等
なサービスチャンスを付与することができる。
【0039】(3) 抽選処理により、ゲーム性が付加
されるため、利用者の楽しみ,期待感及び興味性、さら
には購買意欲を飛躍的に高めることができる。
【0040】(4) 好適な実施の形態により、施設に
対する利用金額及び/又は利用回数をデータベースとし
て登録し、抽選処理(第一の抽選処理)で当選しなかっ
た利用者に対して、累計した利用金額及び/又は利用回
数に応じて少なくとも第一の抽選処理よりも当選確率の
高い第二の抽選処理を行えば、個客識別マーケティング
(CSM)をより効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る個客識別マーケテ
ィング方法の処理手順の概要を示すフローチャート、
【図2】同個客識別マーケティング方法において利用者
がテレプロモーションセンタにアクセスした際の具体的
な処理手順を示すフローチャート、
【図3】同個客識別マーケティング方法に用いるチケッ
トの裏面を示す図、
【図4】個客識別マーケティングにおけるレポート形式
の一例を示す図、
【図5】同個客識別マーケティング方法を実施するシス
テム系統図、
【符号の説明】
2 通信機器 2t 電話機 2c クライアントコンピュータ 3 電話回線(インターネットを含む) 4 ホストコンピュータシステム 5 データベース N 番号 T チケット S4 マーケティング処理 S7 抽選処理 S16 第一の抽選処理 S22 第二の抽選処理

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設の利用者に対して、少なくとも施設
    を識別するチケットを付与するとともに、利用者側の通
    信機器から、電話回線(インターネットを含む)を介し
    てホストコンピュータシステムがアクセスされ、前記番
    号が入力されたなら、前記ホストコンピュータシステム
    により、利用者に係わる情報及び施設の利用に係わる情
    報を収集するマーケティング処理と、利用者に賞品が当
    選する抽選処理を行うことを特徴とする個客識別マーケ
    ティング方法。
  2. 【請求項2】 前記チケットには利用金額に対応する番
    号を表示することを特徴とする請求項1記載の個客識別
    マーケティング方法。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータシステムは、前
    記施設に対する利用金額及び/又は利用回数をデータベ
    ースとして登録し、前記抽選処理(第一の抽選処理)で
    当選しなかった利用者に対して、累計した利用金額及び
    /又は利用回数に応じて少なくとも前記第一の抽選処理
    よりも当選確率の高い第二の抽選処理を行うことを特徴
    とする請求項1又は2記載の個客識別マーケティング方
    法。
  4. 【請求項4】 前記抽選処理(第一の抽選処理)は、前
    記利用金額に対応した回数だけ行うことを特徴とする請
    求項1,2又は3記載の個客識別マーケティング方法。
  5. 【請求項5】 前記通信機器は、電話機又はクライアン
    トコンピュータであることを特徴とする請求項1記載の
    個客識別マーケティング方法。
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