JP2004240291A - 宣伝装置及び宣伝システム - Google Patents

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Abstract

【課題】割引による利用者のメリットを確保しつつ、利用者が能動的にコマーシャルに参加することで、宣伝効果を一層高め得る宣伝装置及び宣伝システムを提供する。
【解決手段】宣伝文句を記憶する宣伝文句記憶手段10と、宣伝文句を音声入力するための入力手段4と、入力手段4への入力音声が宣伝文句記憶手段10に記憶されている宣伝文句か否かを判定する判定手段と、判定手段により入力音声が宣伝文句であると判定されたときに、利用者に対して商品の割引券を発行する割引券発行手段3とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、宣伝文句を音声入力又は文字入力することにより、割引等の特典が得られるようになした宣伝装置及び宣伝システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
公衆電話機における通話料金の割引システムとして、相手先の電話番号の前に、予め設定された特定番号を入力することにより、電話機の受話口からコマーシャルメッセージが出力され、これを一定時間聞くことで、通話料金を一定の割引率で割引くようになした通話料金割引システムが提案され実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−341183号公報(第5−8頁、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記通話料金割引システムにおいては、利用者にとっては、コマーシャルメッセージを聞くことで通話料金が安くなるというメリットがあり、広告主にとっては、直接的に利用者の耳に訴えかけることができるので、チラシやテレビコマーシャルのように不特定多数を相手にするよりも、宣伝効果が得られるというメリットがある。
【0005】
しかし、この割引システムでは、利用者がコマーシャルメッセージを聞くという受動的な立場であることから、例えば、コマーシャルメッセージが流れている間、受話口から耳を放して、コマーシャルメッセージを聞かないようにすることも考えられ、宣伝効果の向上には限界があった。
【0006】
本発明の目的は、割引による利用者のメリットを確保しつつ、利用者が能動的にコマーシャルに参加することで、宣伝効果を一層高め得る宣伝装置及び宣伝システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る宣伝装置は、宣伝文句を記憶する宣伝文句記憶手段と、前記宣伝文句を音声入力又は文字入力するための入力手段と、前記入力手段への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により入力音声又は入力文字が宣伝文句であると判定されたときに、利用者に対して特典を付与する特典付与手段とを備えたものである。
【0008】
この宣伝装置では、利用者が宣伝装置の入力手段に対して予め設定された宣伝文句を音声入力又は文字入力することで、この入力手段への入力音声又は入力文字が判定手段により宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かが判定され、入力音声又は入力文字が宣伝文句の場合には、特典付与手段により利用者(入力者)に商品の割引や商品の抽選権やポイントなどの特典が付与されることになる。例えば、入力手段に対して「○○○(会社名)の△△△(商品名)」のように会社名と商品名を含む宣伝文句を音声入力することで、宣伝文句に関連付けて設定された商品が予め設定された割引率で割引かれることになる。また、音声入力や文字入力時における利用者の利便性を図るため、例えば宣伝装置に表示装置を備えさせ、この表示装置に割引対象となる商品の商品名等を表示し、購入を希望する割引対象の商品を選択することで、その割引対象の商品に関連付けて記憶させた宣伝文句を表示させ、この宣伝文句を入力手段に対して音声入力できるように構成したり、予め掲示板等に割引対象の商品の商品名及び宣伝文句を印刷した印刷物を掲示しておき、利用者が購入を希望する割引対象商品の宣伝文句を入力手段に対して音声入力できるように構成したりすることが好ましい。また、購入を希望する割引対象の商品の宣伝文句のお手本を音声出力する音声出力手段を備えさせてもよい。
【0009】
この宣伝装置では、前述のように利用者が能動的に宣伝文句を音声入力したり文字入力したりする必要があるので、利用者に対して宣伝内容を効果的に定着させることが可能となり、宣伝費用の上昇を抑制しつつ、宣伝効果を格段に高めることができる。このため、広告主にとっては、利用者に対して自社製品や企業イメージを効果的に宣伝することが可能となり、販売店にとっては、広告主から支払われる広告料金の一部又は全部を商品の割引等の特典に割り当てることで、利益率を低下させることなく商品の販売を促進でき、利用者にとっては、遊び感覚で宣伝文句を音声入力や文字入力するだけで所望の商品を安価に入手できるなどの特典が得られる。
【0010】
ここで、前記入力手段から同じ宣伝文句が所定時間以内に設定回数以上入力されたときに、特典付与手段により利用者に対して特典を付与すること、前記利用者を特定するための利用者特定手段を設け、同一利用者に対する一定期間内における特典の付与回数を制限する回数制限手段を設けこと、などが好ましい実施例である。
【0011】
また、特典付与行手段による特典の具体的な付与方法としては、例えば販売店等でこの宣伝装置を用いる場合には、特典付与手段が割引券を発行する発行手段を備えさせることが考えられ、また特典付与手段が購入商品の割引後のお釣りを払い戻す払戻手段を備えさせることが考えられる。また、販売店等でこの装置を用いる場合には、前記特典付与手段が会員情報を記憶する会員情報記憶手段と、会員カードから会員情報を読み取るカードリーダーと、読み取った会員情報から利用者を特定する利用者特定手段とを備え、特典付与手段では、会員情報記憶手段に記憶されている利用者のポイント数を宣伝文句に応じた設定ポイントだけ加算することも好ましい実施例である。
【0012】
本発明に係る宣伝システムは、広告取扱業者のホストコンピュータと、音声又は文字の入力手段を有する利用者端末と、ホストコンピュータと利用者端末とを接続する通信回線とを備えた宣伝システムであって、広告提供業者のホストコンピュータは、前記宣伝文句を記憶する宣伝文句記憶手段と、前記通信回線を経由して利用者端末と接続可能な入出力手段と、前記利用者端末の入力手段への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により入力音声又は入力文字が宣伝文句であると判定されたときに、該宣伝文句に応じた特典を該利用者端末の利用者に付与する特典付与手段とを備えたものである。
【0013】
この宣伝システムでは、利用者端末をホストコンピュータに接続した状態で、利用者が利用者端末の入力手段に対して予め設定された宣伝文句を音声入力又は文字入力することで、利用者端末への入力音声又は入力文字がホストコンピュータの判定手段により宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かが判定され、入力音声又は入力文字が予め設定された宣伝文句の場合には、特典付与手段により該利用者に特典が付与されることになる。また、音声入力時又は文字入力時における利用者の利便性を図るため、例えば利用者端末の表示装置に宣伝文句を表示させたり、ホストコンピュータから利用者端末へ入力案内用のメッセージを送信したりして、利用者端末の音声出力手段から音声出力させてもよい。
【0014】
この宣伝システムでは、前述のように利用者が利用者端末を用いて能動的に宣伝に参加する必要があるので、利用者に対して宣伝内容を効果的に定着させることが可能となり、宣伝費用の上昇を抑制しつつ、宣伝効果を格段に高めることができる。このため、広告主にとっては、利用者に対して自社製品や企業イメージを効果的に宣伝することが可能となり、販売店にとっては、広告主から支払われる広告料金の一部又は全部を商品の割引等の特典に割り当てることで、利益率を低下させることなく商品の販売を促進でき、利用者にとっては、遊び感覚で宣伝文句を音声入力したり文字入力したりするだけで所望の商品を安価に入手できるなどの特典が得られる。
【0015】
ここで、前記特典付与手段では、特典として宣伝文句を入力した利用者端末の通話料金の割引を実行すること、前記利用者端末が携帯電話機であり、ホストコンピュータでは携帯電話機への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶している宣伝文句であると判定したときに、特典付与手段により該携帯電話機の通信料金の割引を実行すること、前記利用者端末から同じ宣伝文句が所定時間以内に設定回数以上入力されたときに、特典付与手段により特典として通信料金の割引を実行すること、前記利用者端末を特定する端末特定手段を設け、同一利用者端末に対する一定期間内における特典の付与回数を制限する回数制限手段を設けること、などが好ましい実施例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施例)
この第1実施例は、宣伝文句を音声入力することで、予め設定された割引対象商品の割引券を発行するようになした割引券発行装置1に本発明を適用した場合のものである。
図1に示すように、割引券発行装置1は、液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどからなる表示手段2と、割引券を発行する割引券発行手段3と、宣伝文句を音声入力するための入力手段4と、これらの手段を制御する制御手段5とを備えている。尚、割引券発行手段3が特典付与手段に相当する。
【0017】
制御手段5は、CPU(中央演算装置)6と、ROM(リード オンリー メモリ)7と、RAM(ランダム アクセス メモリ)8と、入出力インターフェイス9とを備えている。
【0018】
RAM8の宣伝文句記憶手段10には、割引対象商品のキャッチフレーズなどの宣伝文句データと、割引対象商品の商品名や画像データや製造会社名などの割引対象商品データと、割引対象商品の小売価格に対する割引率や割引対象商品1つに対する割引金額などの割引条件データと、宣伝文句の入力制限時間を設定する制限時間データと、宣伝文句の繰返し回数を設定する繰返し回数データなどが、割引対象商品に関連づけて記憶されている。これらのデータは広告主又は販売店などにより任意に設定可能であり、例えば、宣伝文句データとしては、会社名や商品名のみからなるものでもよいし、「ごほんと云えば○○○」や「スカッとさわやか○○○○○」などのように商品名や会社名を含むキャッチフレーズであってもよい。また、割引条件データとしては、割引期間や一定期間内における割引回数などの割引制限データを割引率や割引金額等とともに記憶させてもよい。
【0019】
割引対象商品としては、広告主が提供する商品であってもよいが、金融会社などのように商品の販売を目的とするのではなく、当該金融会社の利用を促進することを目的とした宣伝も考えられるので、広告主が任意の商品を割引対象商品として設定することになる。また、販売店及び利用者の利便性を考慮すると、販売店としては、全体として売り上げが高くなればよく、色々な商品に対して割引を行うことで販売を促進できるように設定できることが好ましく、また利用者にとっても割引の特典が受けられる商品の選択枝が少ないと、宣伝に参加しようという気持ちが減退するので、宣伝する商品自体だけでなく他の商品に対しても割引がなされるように、割引対象商品を設定してもよい。但し、広告主のライバルメーカー等の商品や広告主の企業イメージを低下させるような商品が割引かれないように、割引対象商品に対する広告主の条件を満足しつつ、販売店や利用者の希望が反映されるように設定することが好ましい。
【0020】
割引券発行手段3は、例えばロール状に巻いた無地の帯状のロール紙に対して必要事項をプリンターにて印刷し、これを裁断手段で所定長さに裁断して、発行日や発行元や割引対象商品や割引条件等を印刷した割引券を発行する周知の構成のものである。また、発行した割引券が不正使用されないように、割引券に連番を付したり、発行日や発行元を磁気的に記憶する磁気記憶部を設けたりしてもよい。
【0021】
ROM7には、表示手段2を制御する制御プログラムと、割引券発行手段3を制御して割引券を発行させる割引券発行制御の制御プログラムと、入力手段4からの入力音声を音声認識するための制御プログラムと、宣伝文句入力制御のための制御プログラムなどが記憶されている。尚、宣伝文句入力制御のための制御プログラム以外は、周知の構成のものを利用できるので、その詳細な説明は省略する。
【0022】
次に、前記制御手段5でなされる宣伝文句入力制御の制御プログラムについて図2〜図4のフローチャートを参照しながら説明する。尚、図中Si(i=1,2,3,・・・)は各ステップを示す。
割引券発行装置1の電源を投入するとこの制御が開始され、先ず、必要な初期設定を実行してから(S1)、図5に示すように、割引対象となる複数商品の会社名と商品名とを含む第1案内画面11を表示手段2に表示し(S2)、タッチパネルのボタンが操作されるまでS3を繰り返す。尚、第1案内画面11には、利用者が割引対象商品を選択できるように設定されていればよく、会社名や商品名以外に、割引対象商品の写真等のイメージ画像や割引対象商品の型番等を表示させてもよい。
【0023】
そして、利用者が第1案内画面11を見て、購入を希望する割引対象商品の数字ボタン12を操作すると、S3、S4を経由してS5へ移行し、操作された数字ボタン12の数字を第1案内画面11の入力数字表示部13に表示してから、S3に戻る。
【0024】
数字ボタン12を間違って操作するなどして利用者が訂正ボタン14を操作すると、S3、S4、S6を経由してS7へ移行し、入力数字表示部13に表示した数字を1文字消去してから、S3に戻る。
【0025】
こうして、利用者が所望の割引対象商品の数字を入力して確定ボタン15を操作すると、S3、S4、S6、S8を経由してS10へ移行し、図6に示すように、選択した割引対象商品の商品名及び製造会社名と、その商品に対する広告主、宣伝文句、宣伝文句の繰返し回数、割引率、制限時間等の宣伝情報を含む第2案内画面20を表示手段2に表示し、タッチパネルのボタンが操作されるまでS11を繰り返す。
【0026】
宣伝文句を決定するため所望の数字ボタン21を操作すると、S11、S12を経てS13へ移行し、操作された数字ボタン21の数字を入力数字表示部22に表示してから、S11に戻る。
【0027】
数字ボタン21を間違って操作するなどして利用者が訂正ボタン23を操作すると、S11、S12、S14を経由してS15へ移行し、入力数字表示部22に表示した数字を1文字消去してから、S11に戻る。また、入力を中断するため戻りボタン24を操作すると、S11、S12、S14、S16を経由してS1へ戻る。
【0028】
宣伝文句を決定する数字ボタン21の入力が完了して確定ボタン25を操作すると、S20へ移行して、図7に示すように、選択した割引対象商品の商品名及び製造会社名、宣伝文句、繰返し回数、制限時間を表示するとともに、音声入力の良否の判定表示と割引の有無の判定表示を含むスタート画面30を表示してから、S21へ移行し、スタートボタン31が操作されるまでS21を繰り返す。
【0029】
そして、宣伝文句を音声入力するため、利用者が入力手段4のマイクを手で持つなどして、宣伝文句の音声入力の準備を行った状態で、スタートボタン31を操作して宣伝文句の音声入力を開始すると、S21からS22へ移行して、スタートボタン31を操作してからの経過時間が制限時間内か否かが判定され、制限時間内の場合には、S23を経由して入力音声が選択した宣伝文句か否かが判定され(S24)、Noの場合にはS25へ移行して、入力確認表示部32に「正しく発音して下さい。」などのNG表示を行ってからS22へ戻る。尚、符号33はスタート後の経過時間を表示するレベルメータで、経過時間が容易に把握できるように、スタートボタン31の操作後の経過時間を棒グラフで順次更新表示するように構成されている。
【0030】
入力音声が正しい宣伝文句である場合には、S26へ移行して、入力確認表示部34に「正しく入力できました。」などのOK表示を行い、繰返し回数をカウントアップしてから(S27)、現在の繰返し回数を回数表示部35に更新表示し(S28)、繰返し回数が設定回数か否かが判定される(S29)。そして、正しい宣伝文句の音声入力の繰返し回数が設定回数未満の場合には、S22、S23を繰り返して、次の音声入力を待ち、設定回数の場合には、合格表示部36に「おめでとうございます!! ○○○の割引券を発行します。」などの合格表示を行うとともに、割引券発行手段3を制御して、選択した割引対象商品の割引券を発行してから、S1へ移行する。
【0031】
また、制限時間内に必要回数の宣伝文句を正しく音声入力できなかった場合には、S22からS31へ移行して、不合格表示部37に「残念でした。再度チャレンジしますか。」などのタイムオーバー表示を行ってから、再チャレンジするか否かが判定される(S33)。そして、再チャレンジするため利用者がYesボタン38を操作すると、S33において繰り返し回数を再度設定してからS21へ移行し、Noボタン39を操作すると、S1へ移行する。尚、合格時やタイムオーバー時に、それに応じた音楽を流して、音声入力の面白さを高めるようにしてもよい。また、同一の利用者が何度も再チャレンジできないように、タイムオーバーの場合には、S31において例えば「残念したタイムオーバーです。」と表示させ、一定時間経過後にS1へ移行してもよい。
【0032】
この割引券発行装置1では、従来のように利用者が宣伝文句を受動的に聞き流すのではなく、能動的に宣伝文句を音声入力する必要があるので、利用者に対して宣伝文句を容易に且つ効果的に定着させることが可能で、宣伝効果をより一層高めることが可能となる。しかも、前述のように利用者がゲーム感覚で、宣伝文句を音声入力できるので、利用者にとって音声入力が負担になることもない。
【0033】
尚、図5〜図7に示す表示内容は、一例でありこれに限定されるものではなく、適宜に設定可能である。また、この割引券発行装置1に音声出力手段を備えさせ、入力案内のメッセージを音声出力したり、宣伝文句のお手本を音声出力させたりしてもよい。更に、割引券の代わりに、指定商品の抽選権を発行したり、一定枚数を集めると割引券や抽選権が得られる補助券を発行したりしてもよい。また、本実施例では、同一宣伝文句を複数回繰り返して音声入力するように構成したが、複数の宣伝文句を予め設定された順序で音声入力することで、割引等の特典が受けられるように構成してもよい。
【0034】
また、利用者に会員番号などの情報を記憶させた会員カードを発行するとともに、割引券発行装置1にカードリーダーを接続し、会員カードをカードリーダーに通さないと、割引の特典が受けられないように設定してもよい。この場合には、割引券発行装置1のRAM8に、利用者を特定するための利用者情報記憶手段を設け、この利用者情報記憶手段に設定期間内における同一利用者の割引利用回数を記させ、設定期間内における同一利用者の利用回数を制限したり、利用回数に応じて割引率や割引金額を調整したりしてもよい。また、割引券を発行する代わりに、利用者情報記憶手段にポイント数を記憶させ、適正に音声入力できた場合には、この利用者情報記憶手段のポイント数を宣伝文句に応じた設定ポイントだけポイント数を加算し、ポイント数が設定時以上になったときに、商品の割引や抽選権や贈呈等の特典が受けられるようにしてもよい。
【0035】
更に、本実施例では、宣伝文句を音声入力することにより、割引や抽選などの特典が受けられるように構成したが、割引券発行装置1にキーボードを備えさせ、宣伝文句を文字入力したり、音声入力と文字入力とを併用して入力したりすることで、割引や抽選等の特典が得られるように構成することも可能である。
【0036】
(第2実施例)
この第2実施例は、自動販売機に本発明を適用した場合のものである。
図8、図9に示すように、自動販売機40は、紙幣投入口41又は硬貨投入口42から投入された紙幣や硬貨などを判別する貨幣判別手段43と、払戻レバー44の操作により釣銭を釣銭払戻口45へ払い戻す釣銭払戻手段46と、自動販売機40にて販売される商品毎に商品見本47に対応させて設けた複数の商品選択スイッチ48と、選択された商品を商品取出口49から取出可能に排出する商品排出手段50と、宣伝文句の入力を開始するためのスタートスイッチ51と、宣伝文句を入力するための入力手段52と、宣伝文句等を表示する表示手段53と、NG音やOK音を出力する出力手段54と、これらの手段を制御する制御手段55とを備えている。尚、清涼飲料水の自動販売機等においては、その他に清涼飲料水を温度コントロールするための、冷蔵手段や保温手段等を備えているが、これらの手段は、本発明とは直接的に関係しないので、その詳細な説明を省略する。また、この第2実施例では釣銭払戻手段46が特典付与手段に相当する。
【0037】
制御手段55は、CPU(中央演算装置)56と、ROM(リード オンリーメモリ)57と、RAM(ランダム アクセス メモリ)58と、入出力インターフェイス59とを備えている。
【0038】
RAM58に設けた図示外の宣伝文句記憶手段には、自動販売機40にて販売する商品のキャッチフレーズなどの宣伝文句データと、商品1つに対する割引金額の割引条件データと、宣伝文句の入力制限時間を設定する制限時間データと、宣伝文句の繰返し回数を設定する繰返し回数データなどが、販売商品に関連づけて記憶されている。
【0039】
ROM57には、貨幣判別手段43からの信号に基づいて投入された紙幣や硬貨などを判別して投入金額を算出する投入金額算出制御の制御プログラムと、釣銭払戻手段46を制御して、投入金額から商品金額を差し引いた金額を釣銭として支払う釣銭払戻制御の制御プログラムと、商品排出手段50を制御して選択された商品を排出する商品排出制御の制御プログラムと、表示手段53の制御プログラムと、入力手段52からの入力音声を音声認識するための制御プログラムと、宣伝文句入力制御の制御プログラムなどが記憶されている。但し、宣伝文句の入力制御の制御プログラム以外は、周知の構成のものなので、その詳細な説明は省略する。
【0040】
次に、この宣伝制御の制御プログラムについて、図10,図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、図中Si(i=40,41,42,・・・)は各ステップを示すものとする。
紙幣投入口41又は硬貨投入口42に対して商品の販売価格以上の紙幣又は硬貨が投入されるとこの制御が開始され、宣伝モード及び繰返し回数をリセットし、制限時間をセットするなどの初期設定が実行された後、宣伝モードが設定されているか否かが判定される(S40)。そして、宣伝モードが設定されていない場合には、S41へ移行して商品選択スイッチ48が操作されたか否かが判定され、商品選択スイッチ48が操作された場合には、商品排出手段50を制御して、操作された商品選択スイッチ48に対応する商品を自動販売機40の商品取出口49へ排出し、また払戻レバー44が操作されると、釣銭払戻手段46を制御して、投入金額から商品金額を差し引いたお釣り払い戻すという通常の商品販売処理が実行されることになる(S57)。つまり、割引を希望しない利用者に関しては、従来通りにお金を入れてから商品選択スイッチ48を操作することにより、そのまま所望の商品を購入できることになる。
【0041】
一方、販売商品の割引を希望する利用者は、スタートスイッチ51を操作して宣伝文句を音声入力することになるが、このとき先ずS40、S41、S42を経由してS43に移行し、宣伝モードが設定される。そして、S43からS40に戻ってYesと判定され、スタートスイッチ51が操作されてからの経過時間が制限時間内か否かが判定される(S44)。経過時間が制限時間内の場合には、S45を経由してS46へ移行し、制限時間を超えた場合には、表示手段53にタイムオーバーを表示して(S47)、S57において通常の販売処理を実行することになる。
【0042】
S46では、入力音声を音声認識して文字データに置き換え、先に選択した宣伝文句の文字データと一致するか否かが判定され、一致しない場合にはS48へ移行して、出力手段54からNG音を出力してS44へ戻る。
【0043】
一方、選択した宣伝文句と合致する場合には、OK音を出力して(S49)、繰返し回数をカウントアップし(S50)、宣伝文句の音声入力の繰返し回数が設定回数か否かが判定され(S51)、Noの場合にはS44へ戻る。
【0044】
こうして、音声入力される宣伝文句を順次判定して、宣伝文句の繰返し回数が設定回数になると、S51からS52へ移行して、表示手段53に割引可能なことを知らせるため「合格」などの表示を行い、商品選択スイッチ48がON操作されるまで待つ(S53)。そして、利用者が所望商品の商品選択スイッチ48を操作すると、商品排出手段50を制御して該商品を商品取出口49へ排出するとともに(S54)、自動販売機40への投入金額から商品の割引後の金額を差し引いた釣銭を演算し(S55)、釣銭払戻手段46を制御して(S56)、釣銭払戻口45へ釣銭を払い戻すことになる。
【0045】
この自動販売機40においても、第1実施例の割引券発行装置1と同様に、利用者が能動的に宣伝文句を発することで、割引の特典を受けることができるので、利用者に対して宣伝文句をより効果的に浸透させることが可能となり、また繰返し回数や制限時間を設けることで、ゲーム感覚での利用が可能となり、利用者の負担になることもない。
【0046】
尚、自動販売機においては通常同一メーカーの商品を販売しているので、この第2実施例では、宣伝文句を1つに設定したが、宣伝文句記憶手段に複数の宣伝文句を記憶させておき、利用者が所望の宣伝文句を選択して音声入力できるように構成してもよい。また、複数の宣伝文句を記憶させる場合には、複数の宣伝文句を所定配列で音声入力することで、割引の特典が受けられるように構成してもよい。更に、商品の割引率や割引金額を一様に設定したが、販売する商品に応じて割引率や割引金額を設定してもよいし、割引しない商品を設けることも可能である。また、この自動販売機40に音声出力手段を備えさせ、入力方法の案内を音声出力させたり、宣伝文句のお手本を音声出力させたりしてもよい。更に、本発明は、うどんやそば、缶ジュースや缶コーヒー、新聞や花などの各種自動販売機に対して適用することが可能である。また、自動販売機にキーボードを備えさせ、宣伝文句の音声入力に代えて、宣伝文句を文字或いは文字と音声とを併用して入力してもよい。
【0047】
(第3実施例)
この第3実施例は、携帯電話料金の割引システムに本発明に係る宣伝システムを適用した場合のものである。
図12に示すように、携帯電話料金の割引システム70は、広告取扱業者のホストコンピュータ71と、利用者端末としての携帯電話機72と、ホストコンピュータ71と携帯電話機72とを接続する通信回線としての電話回線73とを備えている。
【0048】
広告取扱業者のホストコンピュータ71は、宣伝文句などの宣伝情報や利用者情報などの各種情報を記憶した記憶装置74と、電話回線73を経由して携帯電話機72と接続可能な入出力手段(図示略)と、携帯電話機72からの音声入力された宣伝文句が選択した宣伝文句であるか否かを判定する判定手段(図示略)と、宣伝文句に応じた割引条件で該携帯電話機72の通話料金の割引を実行する割引実行手段(図示略)とを備えている。
【0049】
記憶装置74には、広告主が指定した宣伝文句データと、携帯電話料金の割引条件データと、宣伝文句の入力制限時間を設定する制限時間データと、宣伝文句の繰返し回数を設定する繰返し回数データなどを関連づけて記憶する宣伝文句記憶手段75と、利用者の電話番号を記憶する電話番号記憶手段76と、通話料金の割引の利用回数を記憶する利用回数記憶手段77と、第1案内画面80及び第2案内画面81の画像データを記憶する画像データ記憶手段78とを備えている。また、記憶手段74には、携帯電話機との接続制御のための制御プログラムや、電話料金の課金制御のための制御プログラムや、電話料金割引制御のための制御プログラムなどが記憶されている。
【0050】
携帯電話機72は、周知の構成のもので、電話番号を入力するための数字ボタン及び記号ボタンと、通話ボタンやクリアボタンなどの各種機能ボタンと、液晶ディスプレイなどからなる表示手段と、送受信手段と、これらの手段を制御する制御手段とを備えている。
【0051】
次に、ホストコンピュータ71でなされる電話料金割引制御について、図13、図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。尚、図中Si(i=60,61,62,・・・)は各ステップを示す。
利用者が携帯電話機72から、広告取扱業者が指定する特定番号に続いて相手先の電話番号を入力すると、この制御が開始され、先ず、ホストコンピュータ71から該利用者の携帯電話機72に対して第1画像データを送信して(S60)、利用者の携帯電話機72の表示部に例えば図15(a)に示すような第1案内画面80を表示させる。
【0052】
次に、利用者が所望の広告主の番号を携帯電話機72の数字ボタンで入力するまで待ち(S61)、数字ボタンが操作されると、ホストコンピュータ71から利用者の携帯電話機72に第2画像データを送信して(S62)、利用者の携帯電話機72の表示部に例えば図15(b)に示すような第2案内画面81を表示させる。
【0053】
次に、利用者の携帯電話機72の通話ボタンが操作されたか否かが判定され(S63)、宣伝文句の音声入力を開始するため、利用者が通話ボタンを操作して、宣伝文句を携帯電話機72の送話口に対して音声入力すると、S63からS64を移行して、通話ボタンを操作してからの経過時間が制限時間内か否かが判定される。但し、本実施例では、通話ボタンを宣伝文句の入力開始ボタンとして活用したが、その他のボタンを入力開始ボタンとして活用することも可能である。
【0054】
制限時間内の場合には、S65を経由してS66へ移行し、携帯電話機72からの入力音声が選択した宣伝文句か否かが判定され、適正な宣伝文句でない場合には、利用者の携帯電話機72の受話口からNG音を出力させて(S67)、S64へ戻る。
【0055】
適正な宣伝文句が入力された場合には、携帯電話機72の受話口からOK音を出力させ(S68)、繰返し回数をカウントアップし(S69)、繰返し回数が設定回数か否かが判定され(S70)、設定回数でない場合にはS64へ戻って、携帯電話機72に対する次の音声入力を待つことになり、設定回数の場合には、利用者の携帯電話機72の受話口から合格音を出力させ(S71)、利用者の携帯電話機72を相手先の電話に接続するとともに、設定された割引条件で通話料金の割引を行う、割引通話処理が実行されることになる(S72)。
【0056】
一方、制限時間内に適正な宣伝文句を設定回数だけ音声入力できなかった場合には、S64からS73へ移行し、携帯電話機72の送話口からタイムオーバー音を出力させ(S74)、再チャレンジするか否かが判定される(S75)。具体的には、タイムオーバー音を出力させている間に利用者がクリアーボタンを操作すると、再チャレンジすると判定されて、繰返し回数がリセットされ(S76)、S63へ移行し、タイムオーバー音を出力させている間に利用者がクリアーボタンを操作しなかった場合には、再チャレンジしないと判定されて、利用者の携帯電話機72を相手先の電話に接続するとともに、通常の通話料金で課金される、通常の通話処理が実行される(S77)。尚、本実施例では、クリアーボタンを、再チャレンジか否かを判定するボタンとして利用したが、その他のボタンを用いてもよい。
【0057】
この携帯電話料金の割引システム70においても、第1実施例の割引券発行装置1と同様に、利用者が能動的に宣伝文句を発することで、通話料金の割引の特典を受けることができるので、利用者に対して宣伝文句をより効果的に浸透させることが可能となり、また繰返し回数や制限時間を設けることで、ゲーム感覚での利用が可能となり、利用者の負担になることもない。
【0058】
尚、割引の特典を受けた携帯電話機72の電話番号を電話番号記憶手段76に記憶させるとともに、同一携帯電話機による通話料金の割引利用回数を利用回数記憶手段77に記憶させ、例えば同一携帯電話機を用いて1ヶ月間に利用可能な割引回数の上限を設定してもよい。
尚、この携帯電話料金の割引システム70は、携帯電話機72に限らず、一般加入電話機やインターネット電話機に対しても同様に適用できる。また、通話料金の割引以外の各種特典、例えば商品券や旅行券を贈呈したり、商品や旅行の抽選権を贈呈したりすることも可能である。
【0059】
【発明の効果】
本発明に係る宣伝装置及び宣伝システムによれば、利用者が能動的に宣伝文句を音声入力したり文字入力したりする必要があるので、利用者に対して宣伝内容を効果的に定着させることが可能となり、宣伝費用の上昇を抑制しつつ、宣伝効果を格段に高めることができる。このため、広告主にとっては、利用者に対して自社製品や企業イメージを効果的に宣伝することが可能となり、販売店にとっては、広告主から支払われる広告料金の一部又は全部を商品の割引や抽選やポイント数の加算等の特典に割り当てることで、利益率を低下させることなく商品の販売を促進でき、利用者にとっては、遊び感覚で宣伝文句を音声入力したり文字入力したりするだけで所望の商品を安価に入手できるなどの特典が得られる。
【0060】
前記入力手段から同じ宣伝文句が所定時間以内に設定回数以上入力されたときに、特典付与手段により利用者に対して特典を付与すると、利用者に対して宣伝文句を一層効果的に定着させることが可能となり、宣伝効果を向上できる。
【0061】
前記利用者を特定するための利用者特定手段を設け、同一利用者に対する一定期間内における特典の付与回数を制限する回数制限手段を設けると、同一利用者に割引等の特典が偏らないようにできる。
【0062】
前記宣伝システムにおいて、特典付与手段により、特典として宣伝文句を入力した利用者端末の通話料金の割引を実行すると、一般加入電話や携帯電話等を割安に利用できる。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】割引券発行装置の制御系のブロック図
【図2】宣伝文句入力制御のルーチンのフローチャート
【図3】宣伝文句入力制御のルーチンのフローチャート
【図4】宣伝文句入力制御のルーチンのフローチャート
【図5】割引券発行装置の表示画面の説明図
【図6】割引券発行装置の表示画面の説明図
【図7】割引券発行装置の表示画面の説明図
【図8】自動販売機の正面図
【図9】自動販売機の制御系のブロック図
【図10】割引制御のルーチンのフローチャート
【図11】割引制御のルーチンのフローチャート
【図12】携帯電話機の通話料金割引システムの説明図
【図13】通話料金割引制御のルーチンのフローチャート
【図14】通話料金割引制御のルーチンのフローチャート
【図15】(a)(b)は携帯電話機の表示画面の説明図
【符号の説明】
1 割引券発行装置 2 表示手段
3 割引券発行手段 4 入力手段
5 制御手段 6 CPU
7 ROM 8 RAM
9 入出力インターフェイス
10 宣伝文句記憶手段 11 第1案内画面
12 数字ボタン 13 入力数字表示部
14 訂正ボタン 15 確定ボタン
20 第2案内画面 21 数字ボタン
22 入力数字表示部 23 訂正ボタン
24 戻りボタン 25 確定ボタン
30 スタート画面 31 スタートボタン
32 入力確認表示部 33 レベルメータ
34 入力確認表示部 35 回数表示部
36 合格表示部 37 不合格表示部
38 Yesボタン 39 Noボタン
40 自動販売機 41 紙幣投入口
42 硬貨投入口 43 貨幣判別手段
44 払戻レバー 45 釣銭払戻口
46 釣銭払戻手段 47 商品見本
48 商品選択スイッチ 49 商品取出口
50 商品排出手段 51 スタートスイッチ
52 入力手段 53 表示手段
54 出力手段 55 制御手段
56 CPU 57 ROM
57 RAM 59 入出力インターフェイス
70 割引システム 71 ホストコンピュータ
72 携帯電話機 73 電話回線
74 記憶装置 75 宣伝文句記憶手段
76 電話番号記憶手段 77 利用回数記憶手段
78 画像データ記憶手段 80 第1案内画面
81 第2案内画面

Claims (11)

  1. 宣伝文句を記憶する宣伝文句記憶手段と、
    前記宣伝文句を音声入力又は文字入力するための入力手段と、
    前記入力手段への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により入力音声又は入力文字が宣伝文句であると判定されたときに、利用者に対して特典を付与する特典付与手段と、
    を備えたことを特徴とする宣伝装置。
  2. 前記入力手段から同じ宣伝文句が所定時間以内に設定回数以上入力されたときに、特典付与手段により利用者に対して特典を付与する請求項1記載の宣伝装置。
  3. 前記利用者を特定するための利用者特定手段を設け、同一利用者に対する一定期間内における特典の付与回数を制限する回数制限手段を設けた請求項1又は2記載の宣伝装置。
  4. 前記特典付与手段が割引券を発行する発行手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の宣伝装置。
  5. 前記特典付与手段が購入商品の割引後のお釣りを払い戻す払戻手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の宣伝装置。
  6. 前記特典付与手段が会員情報を記憶する会員情報記憶手段と、会員カードから会員情報を読み取るカードリーダーと、読み取った会員情報から利用者を特定する利用者特定手段とを備え、特典付与手段では、会員情報記憶手段に記憶されている利用者のポイント数を宣伝文句に応じた設定ポイントだけ加算する請求項1〜3いずれか1項記載の宣伝装置。
  7. 広告取扱業者のホストコンピュータと、音声又は文字の入力手段を有する利用者端末と、ホストコンピュータと利用者端末とを接続する通信回線とを備えた宣伝システムであって、
    広告提供業者のホストコンピュータは、
    前記宣伝文句を記憶する宣伝文句記憶手段と、
    前記通信回線を経由して利用者端末と接続可能な入出力手段と、
    前記利用者端末の入力手段への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶されている宣伝文句か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により入力音声又は入力文字が宣伝文句であると判定されたときに、該宣伝文句に応じた特典を該利用者端末の利用者に付与する特典付与手段と、
    を備えたことを特徴とする宣伝システム。
  8. 前記特典付与手段では、特典として宣伝文句を入力した利用者端末の通話料金の割引を実行する請求項7記載の宣伝システム。
  9. 前記利用者端末が携帯電話機であり、ホストコンピュータでは携帯電話機への入力音声又は入力文字が宣伝文句記憶手段に記憶している宣伝文句であると判定したときに、特典付与手段により該携帯電話機の通信料金の割引を実行する請求項7又は8記載の宣伝システム。
  10. 前記利用者端末から同じ宣伝文句が所定時間以内に設定回数以上入力されたときに、特典付与手段により特典として通信料金の割引を実行する請求項7〜9のいずれか1項記載の宣伝システム。
  11. 前記利用者端末を特定する端末特定手段を設け、同一利用者端末に対する一定期間内における特典の付与回数を制限する回数制限手段を設けた請求項7〜10のいずれか1項記載の宣伝システム。
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