JP2002048506A - 電磁アクチュエータ用位置センサ - Google Patents
電磁アクチュエータ用位置センサInfo
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- JP2002048506A JP2002048506A JP2000237030A JP2000237030A JP2002048506A JP 2002048506 A JP2002048506 A JP 2002048506A JP 2000237030 A JP2000237030 A JP 2000237030A JP 2000237030 A JP2000237030 A JP 2000237030A JP 2002048506 A JP2002048506 A JP 2002048506A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
- G01D5/145—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the relative movement between the Hall device and magnetic fields
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/003—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring position, not involving coordinate determination
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D2205/00—Indexing scheme relating to details of means for transferring or converting the output of a sensing member
- G01D2205/70—Position sensors comprising a moving target with particular shapes, e.g. of soft magnetic targets
- G01D2205/77—Specific profiles
- G01D2205/775—Tapered profiles
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非接触、かつ、高精度な電磁アクチュエータ
用位置センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 被検出軸1と、被検出軸1に固定され、
かつ、被検出軸1の軸方向に平行な第1の磁極ベクトル
2aを有する第1の磁石2と、第1の磁石2に対向して
配置され、かつ、第1の磁極ベクトル2aとほぼ直角に
立体交差する第2の磁極ベクトル3aを有する第2の磁
石3と、第2の磁石3上に配置され、かつ、第1、第2
の磁極ベクトル2a、3aの両者にほぼ直交する方向に
感磁軸を有する磁電変換部としての第1、第2の半導体
磁気抵抗素子5a、5bとを備え、被検出軸1の軸方向
の動きに応じた出力を第1、第2の素子5a、5bより
得られるように構成したものである。
用位置センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 被検出軸1と、被検出軸1に固定され、
かつ、被検出軸1の軸方向に平行な第1の磁極ベクトル
2aを有する第1の磁石2と、第1の磁石2に対向して
配置され、かつ、第1の磁極ベクトル2aとほぼ直角に
立体交差する第2の磁極ベクトル3aを有する第2の磁
石3と、第2の磁石3上に配置され、かつ、第1、第2
の磁極ベクトル2a、3aの両者にほぼ直交する方向に
感磁軸を有する磁電変換部としての第1、第2の半導体
磁気抵抗素子5a、5bとを備え、被検出軸1の軸方向
の動きに応じた出力を第1、第2の素子5a、5bより
得られるように構成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の各種シス
テムに用いられる電磁アクチュエータの可動軸と軸方向
に連動する被検出軸の位置を検出する電磁アクチュエー
タ用位置センサに関するものである。
テムに用いられる電磁アクチュエータの可動軸と軸方向
に連動する被検出軸の位置を検出する電磁アクチュエー
タ用位置センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車の低燃費化の要求が高まる中
で、これに対応すべく各種低燃費化の施策が検討されて
いる。その中の一つであるバッテリーの高電圧化によ
り、リニアソレノイド等の電磁アクチュエータにおいて
高駆動力と小型化が両立するようになった。これにより
機械式アクチュエータに対して効率の高い電磁アクチュ
エータの各種電装システムへの適用が検討されるように
なった。電磁アクチュエータを各種電装システムに適用
する際の課題は、可動軸の高精度な位置制御の実現であ
る。そのためには可動軸の正確な位置検出が必要にな
り、位置センサが重要になってくる。
で、これに対応すべく各種低燃費化の施策が検討されて
いる。その中の一つであるバッテリーの高電圧化によ
り、リニアソレノイド等の電磁アクチュエータにおいて
高駆動力と小型化が両立するようになった。これにより
機械式アクチュエータに対して効率の高い電磁アクチュ
エータの各種電装システムへの適用が検討されるように
なった。電磁アクチュエータを各種電装システムに適用
する際の課題は、可動軸の高精度な位置制御の実現であ
る。そのためには可動軸の正確な位置検出が必要にな
り、位置センサが重要になってくる。
【0003】従来の電磁アクチュエータ用位置センサ
(特開平5−264326号公報)について、図7を用
いて説明する。
(特開平5−264326号公報)について、図7を用
いて説明する。
【0004】図7(a)は、従来の電磁アクチュエータ
用位置センサの全体構成を説明するための斜視図であ
る。
用位置センサの全体構成を説明するための斜視図であ
る。
【0005】図7(b)は、同センサの矢印C〜C方向
から見た断面図である。
から見た断面図である。
【0006】図7(c)は、同センサの磁電変換部と磁
界発生部の関係を詳細に説明するための斜視図である。
界発生部の関係を詳細に説明するための斜視図である。
【0007】図7(a)、(b)、(c)において、1
00は被検出軸、100aは被検出軸100の長さ方向
に沿って設けられたガイド溝、110は厚さ方向aが着
磁方向である磁石、120は二等辺三角形状のパーマロ
イからなる磁性板、130は磁石110と磁性板120
をそれぞれ長手方向を合致させて添着させた磁界発生
部、140は磁電変換部、310は被検出軸100の平
坦面、320はガイド溝100aと嵌合して被検出軸1
00に対して相対的に円滑に摺動する絶縁物からなる摺
動子である。摺動子320に設けられた磁電変換部14
0は被検出軸100の平坦面310に設けられた磁界発
生部130と平行になるように装着されている。
00は被検出軸、100aは被検出軸100の長さ方向
に沿って設けられたガイド溝、110は厚さ方向aが着
磁方向である磁石、120は二等辺三角形状のパーマロ
イからなる磁性板、130は磁石110と磁性板120
をそれぞれ長手方向を合致させて添着させた磁界発生
部、140は磁電変換部、310は被検出軸100の平
坦面、320はガイド溝100aと嵌合して被検出軸1
00に対して相対的に円滑に摺動する絶縁物からなる摺
動子である。摺動子320に設けられた磁電変換部14
0は被検出軸100の平坦面310に設けられた磁界発
生部130と平行になるように装着されている。
【0008】次に、このような従来例の動作について説
明する。
明する。
【0009】摺動子320に対して被検出軸100が変
位すると{図7(a)の矢印Dの方向}、の磁性板12
0において磁電変換部140に対向する磁性板120の
幅が変化するため、磁電変換部140が感受する磁界の
強さが変化し、これによって被検出軸100の位置を検
出することができる。
位すると{図7(a)の矢印Dの方向}、の磁性板12
0において磁電変換部140に対向する磁性板120の
幅が変化するため、磁電変換部140が感受する磁界の
強さが変化し、これによって被検出軸100の位置を検
出することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁アクチュエータ用位置センサでは、以下の課題
があった。従来の電磁アクチュエータ用位置センサは、
磁界発生部130に対して磁電変換部140が軸心まわ
りに回転しないように案内としての接触部を有してい
る。しかし、従来例のように案内としての接触部を有し
ていると、長い期間使用した場合に偏摩耗が発生する。
この偏摩耗によりガタが生じて、センサの出力が不安定
になる。
来の電磁アクチュエータ用位置センサでは、以下の課題
があった。従来の電磁アクチュエータ用位置センサは、
磁界発生部130に対して磁電変換部140が軸心まわ
りに回転しないように案内としての接触部を有してい
る。しかし、従来例のように案内としての接触部を有し
ていると、長い期間使用した場合に偏摩耗が発生する。
この偏摩耗によりガタが生じて、センサの出力が不安定
になる。
【0011】本発明は上記の課題を解決し、被検出軸の
軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接触、か
つ、高精度に位置検出が可能な電磁アクチュエータ用位
置センサを提供することを目的とする。
軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接触、か
つ、高精度に位置検出が可能な電磁アクチュエータ用位
置センサを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の電磁アクチュエータ用位置センサは、電磁ア
クチュエータの可動軸と軸方向に連動する被検出軸に固
定され、かつ、被検出軸の軸方向に平行な第1の磁極ベ
クトルを有する第1の磁石と、第1の磁石に対向して配
置され、かつ、第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交
差する第2の磁極ベクトルを有する第2の磁石と、第2
の磁石上に配置され、かつ、第1、第2の磁極ベクトル
の両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部
とを備え、被検出軸の軸方向の動きに応じた出力を磁電
変換部より得られるように構成したことを特徴とするも
のである。この構成により、被検出軸の軸心まわりの回
転を全く拘束することなく、非接触、かつ、高精度に位
置検出が可能な電磁アクチュエータ用位置センサを提供
することができる。
に本発明の電磁アクチュエータ用位置センサは、電磁ア
クチュエータの可動軸と軸方向に連動する被検出軸に固
定され、かつ、被検出軸の軸方向に平行な第1の磁極ベ
クトルを有する第1の磁石と、第1の磁石に対向して配
置され、かつ、第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交
差する第2の磁極ベクトルを有する第2の磁石と、第2
の磁石上に配置され、かつ、第1、第2の磁極ベクトル
の両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部
とを備え、被検出軸の軸方向の動きに応じた出力を磁電
変換部より得られるように構成したことを特徴とするも
のである。この構成により、被検出軸の軸心まわりの回
転を全く拘束することなく、非接触、かつ、高精度に位
置検出が可能な電磁アクチュエータ用位置センサを提供
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電磁アクチュエータの可動軸と軸方向に連動する被
検出軸と前記被検出軸に固定され、かつ、前記被検出軸
の軸方向に平行な第1の磁極ベクトルを有する第1の磁
石と、前記第1の磁石に対向して配置され、かつ、前記
第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交差する第2の磁
極ベクトルを有する第2の磁石と、前記第2の磁石上に
配置され、かつ、前記第1、第2の磁極ベクトルの両者
にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部とを備
え、前記被検出軸の軸方向の動きに応じた出力を前記磁
電変換部より得られるように構成しているため、被検出
軸の軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接
触、かつ、高精度に位置検出できるという作用を有す
る。
は、電磁アクチュエータの可動軸と軸方向に連動する被
検出軸と前記被検出軸に固定され、かつ、前記被検出軸
の軸方向に平行な第1の磁極ベクトルを有する第1の磁
石と、前記第1の磁石に対向して配置され、かつ、前記
第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交差する第2の磁
極ベクトルを有する第2の磁石と、前記第2の磁石上に
配置され、かつ、前記第1、第2の磁極ベクトルの両者
にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部とを備
え、前記被検出軸の軸方向の動きに応じた出力を前記磁
電変換部より得られるように構成しているため、被検出
軸の軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接
触、かつ、高精度に位置検出できるという作用を有す
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第1の磁石が被検出軸の軸心と同軸の
円筒形状であるため、被検出軸が軸心まわりに回転して
も磁電変換部と前記第1の磁石とのギャップが変化せず
検出精度を保持できるという作用を有する。
の発明において、第1の磁石が被検出軸の軸心と同軸の
円筒形状であるため、被検出軸が軸心まわりに回転して
も磁電変換部と前記第1の磁石とのギャップが変化せず
検出精度を保持できるという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、磁電変換部が第2の磁石上に第2の磁
極ベクトルと平行な方向に配置された第1、第2の半導
体磁気抵抗素子であるため、検出感度が高く、かつ、高
精度な検出を行うことができるという作用を有する。
の発明において、磁電変換部が第2の磁石上に第2の磁
極ベクトルと平行な方向に配置された第1、第2の半導
体磁気抵抗素子であるため、検出感度が高く、かつ、高
精度な検出を行うことができるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、第1、第2の半導体磁気抵抗素子の間
に増幅回路部が設けられているため、素子と回路間の配
線の引回しが短くなり耐ノイズ性が向上するとともに、
センサ全体を小型化できるという作用を有する。
の発明において、第1、第2の半導体磁気抵抗素子の間
に増幅回路部が設けられているため、素子と回路間の配
線の引回しが短くなり耐ノイズ性が向上するとともに、
センサ全体を小型化できるという作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第1の磁石と第2の磁石がSmCo系
の希土類磁石であるため、耐環境性が向上し出力電圧の
安定性を保持できるという作用を有する。
の発明において、第1の磁石と第2の磁石がSmCo系
の希土類磁石であるため、耐環境性が向上し出力電圧の
安定性を保持できるという作用を有する。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、被検出軸が非磁性材料であるため、被
検出軸側へ流れる磁束が減少し、第1、第2の半導体磁
気抵抗素子側に流れる磁束の量がその分だけ増加して出
力感度が向上するという作用を有する。
の発明において、被検出軸が非磁性材料であるため、被
検出軸側へ流れる磁束が減少し、第1、第2の半導体磁
気抵抗素子側に流れる磁束の量がその分だけ増加して出
力感度が向上するという作用を有する。
【0019】請求項7に記載の発明は、電磁アクチュエ
ータの可動軸と軸方向に連動する被検出軸と、前記被検
出軸に固定され、かつ、前記被検出軸の軸方向に平行な
第1の磁極ベクトルを有する第1の磁石と、前記第1の
磁石に対向して配置され、かつ、前記第1の磁極ベクト
ルとほぼ直角に立体交差する第2の磁極ベクトルを有す
る第2の磁石と、前記第2の磁極ベクトルに対して垂直
に、かつ、前記第2の磁石を挟み込むように設けた2枚
の磁性材料からなる集磁ヨークと、前記2枚の集磁ヨー
クの側面上に少なくとも1個ずつ配置され、かつ、前記
第1、第2の磁極ベクトルの両者にほぼ直交する方向に
感磁軸を有する磁電変換部とを備え、前記被検出軸の軸
方向の動きに応じた出力を前記磁電変換部より得られる
ように構成しているため、第1、第2の磁極ベクトルに
ほぼ直交する方向の磁束密度が向上し、半導体磁気抵抗
素子の高感度領域が利用でき、出力感度が向上するとい
う作用を有する。
ータの可動軸と軸方向に連動する被検出軸と、前記被検
出軸に固定され、かつ、前記被検出軸の軸方向に平行な
第1の磁極ベクトルを有する第1の磁石と、前記第1の
磁石に対向して配置され、かつ、前記第1の磁極ベクト
ルとほぼ直角に立体交差する第2の磁極ベクトルを有す
る第2の磁石と、前記第2の磁極ベクトルに対して垂直
に、かつ、前記第2の磁石を挟み込むように設けた2枚
の磁性材料からなる集磁ヨークと、前記2枚の集磁ヨー
クの側面上に少なくとも1個ずつ配置され、かつ、前記
第1、第2の磁極ベクトルの両者にほぼ直交する方向に
感磁軸を有する磁電変換部とを備え、前記被検出軸の軸
方向の動きに応じた出力を前記磁電変換部より得られる
ように構成しているため、第1、第2の磁極ベクトルに
ほぼ直交する方向の磁束密度が向上し、半導体磁気抵抗
素子の高感度領域が利用でき、出力感度が向上するとい
う作用を有する。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、磁電変換部が2枚の集磁ヨークの側面
上に第2の磁極ベクトルと平行になるようにそれぞれ配
置された第1、第2の半導体磁気抵抗素子であるため、
検出感度が高く、かつ、高精度な検出を行うことができ
るという作用を有する。
の発明において、磁電変換部が2枚の集磁ヨークの側面
上に第2の磁極ベクトルと平行になるようにそれぞれ配
置された第1、第2の半導体磁気抵抗素子であるため、
検出感度が高く、かつ、高精度な検出を行うことができ
るという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。
から図6を用いて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の電磁アク
チュエータ用位置センサの実施の形態として電動EGR
バルブ装置に適用した構成を示す断面図である。
チュエータ用位置センサの実施の形態として電動EGR
バルブ装置に適用した構成を示す断面図である。
【0023】図2は図1における電磁アクチュエータ用
位置センサの原理を説明するための斜視図である。
位置センサの原理を説明するための斜視図である。
【0024】図3は図2における被検出軸と第1の磁石
の固定関係を説明するための断面図である。
の固定関係を説明するための断面図である。
【0025】図4は図1における電磁アクチュエータ用
位置センサの主要部を説明するための破断断面図であ
る。
位置センサの主要部を説明するための破断断面図であ
る。
【0026】図1から図4において、1はオーステナイ
ト系耐熱鋼(例えば、JIS規格のSUH−31B)な
どの非磁性ステンレスよりなる丸棒の被検出軸、2は被
検出軸1に同軸になるように取り付けられたSmCo系
希土類磁石からなる円筒形状の第1の磁石、2aは第1
の磁石2の磁極の方向を表す第1の磁極ベクトル、3は
SmCo系希土類磁石からなる第2の磁石、3aは第2
の磁石3の磁極の方向を表す第2の磁極ベクトル、4
a、4bは第1、第2の集磁ヨーク、5a、5bは第
1、第2の半導体磁気抵抗素子、6a、6bは第1、第
2の固定抵抗、17は金ワイヤー、18はモールドケー
ス、19はリードフレーム、20は中継基板、21は中
継端子、24はコネクタ端子、25はコネクタ部、33
はアーマチュア、34は第1のリターンスプリング、3
5は第2のリターンスプリング、36は第1のステー
タ、37は第2のステータ、38はシャフト、39はバ
ルブ、40は環状のコイル、41はバルブベース、42
は環流路、43はバルブシート、44は内カバー、45
は外カバー、46は第1の軸受、47は第2の軸受、5
1は電動EGRバルブ装置、52は位置センサ、53は
リニアソレノイド、54はバルブ機構である。
ト系耐熱鋼(例えば、JIS規格のSUH−31B)な
どの非磁性ステンレスよりなる丸棒の被検出軸、2は被
検出軸1に同軸になるように取り付けられたSmCo系
希土類磁石からなる円筒形状の第1の磁石、2aは第1
の磁石2の磁極の方向を表す第1の磁極ベクトル、3は
SmCo系希土類磁石からなる第2の磁石、3aは第2
の磁石3の磁極の方向を表す第2の磁極ベクトル、4
a、4bは第1、第2の集磁ヨーク、5a、5bは第
1、第2の半導体磁気抵抗素子、6a、6bは第1、第
2の固定抵抗、17は金ワイヤー、18はモールドケー
ス、19はリードフレーム、20は中継基板、21は中
継端子、24はコネクタ端子、25はコネクタ部、33
はアーマチュア、34は第1のリターンスプリング、3
5は第2のリターンスプリング、36は第1のステー
タ、37は第2のステータ、38はシャフト、39はバ
ルブ、40は環状のコイル、41はバルブベース、42
は環流路、43はバルブシート、44は内カバー、45
は外カバー、46は第1の軸受、47は第2の軸受、5
1は電動EGRバルブ装置、52は位置センサ、53は
リニアソレノイド、54はバルブ機構である。
【0027】リニアソレノイド53は、上下に分かれた
第1、第2のステータ36、37に挟まれたコイル40
と第1、第2のステータ36、37の内周壁の内側円柱
空間に昇降自在に嵌合したアーマチュア33と、アーマ
チュア33を上方に付勢される第1のリターンスプリン
グ34とから構成されている。第1のステータ36の中
央に嵌着された第1の軸受46に上下に摺動自在に支持
されたシャフト38が、その上端部をアーマチュア33
の中心に固着され一体に昇降できるようになっている。
第1、第2のステータ36、37に挟まれたコイル40
と第1、第2のステータ36、37の内周壁の内側円柱
空間に昇降自在に嵌合したアーマチュア33と、アーマ
チュア33を上方に付勢される第1のリターンスプリン
グ34とから構成されている。第1のステータ36の中
央に嵌着された第1の軸受46に上下に摺動自在に支持
されたシャフト38が、その上端部をアーマチュア33
の中心に固着され一体に昇降できるようになっている。
【0028】シャフト38の下端にはバルブ39が形成
されている。バルブ機構54のバルブベース41には排
気ガスの環流路42が形成されていて、同バルブベース
41内の環流路42の途中にバルブシート43が位置し
てシャフト38の下端のバルブ39がバルブシート43
に開閉自在に接離するようになっている。
されている。バルブ機構54のバルブベース41には排
気ガスの環流路42が形成されていて、同バルブベース
41内の環流路42の途中にバルブシート43が位置し
てシャフト38の下端のバルブ39がバルブシート43
に開閉自在に接離するようになっている。
【0029】上下に昇降自在に支持された被検出軸1
は、リニアソレノイド53の中心に突出して下端部をア
ーマチュア33に当接している。
は、リニアソレノイド53の中心に突出して下端部をア
ーマチュア33に当接している。
【0030】また、第1の磁石2を取付けた被検出軸1
は、第2のリターンスプリング35により下方へ付勢さ
れている。さらに、第2のリターンスプリング35は内
カバー44により固定されており、内カバー44と中継
端子21及びコネクタ端子24の電気的接続部は、外カ
バー45により被覆されている。
は、第2のリターンスプリング35により下方へ付勢さ
れている。さらに、第2のリターンスプリング35は内
カバー44により固定されており、内カバー44と中継
端子21及びコネクタ端子24の電気的接続部は、外カ
バー45により被覆されている。
【0031】図2において、被検出軸1の軸方向と第1
の磁石2の第1の磁極ベクトル2aは平行になってい
る。そして、第1の磁石2に対向して第2の磁石3が配
置される。ここで、第1の磁極ベクトル2aと第2の磁
極ベクトル3aはほぼ直角に立体交差している。また、
第2の磁石3の第2の磁極ベクトル3aに対して垂直
に、かつ第2の磁石3を挟み込むように設けた2枚の磁
性材料よりなる第1、第2の集磁ヨーク4a、4bが配
置され、各々の集磁ヨーク4a、4bの側面上にそれぞ
れ第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bが実装さ
れている。第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5b
の感磁軸は第1の磁極ベクトル2aと第2の磁極ベクト
ル3aに直交している。第1、第2の半導体磁気抵抗素
子5a、5bと第1、第2の固定抵抗6a、6bが電気
的に接続されてホィートストンブリッジを構成してい
る。
の磁石2の第1の磁極ベクトル2aは平行になってい
る。そして、第1の磁石2に対向して第2の磁石3が配
置される。ここで、第1の磁極ベクトル2aと第2の磁
極ベクトル3aはほぼ直角に立体交差している。また、
第2の磁石3の第2の磁極ベクトル3aに対して垂直
に、かつ第2の磁石3を挟み込むように設けた2枚の磁
性材料よりなる第1、第2の集磁ヨーク4a、4bが配
置され、各々の集磁ヨーク4a、4bの側面上にそれぞ
れ第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bが実装さ
れている。第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5b
の感磁軸は第1の磁極ベクトル2aと第2の磁極ベクト
ル3aに直交している。第1、第2の半導体磁気抵抗素
子5a、5bと第1、第2の固定抵抗6a、6bが電気
的に接続されてホィートストンブリッジを構成してい
る。
【0032】図2において、主要部の寸法は第2の磁石
3の第2の磁極ベクトル3aの方向の長さは4mm、被
検出軸1と平行な方向の長さは5mm、被検出軸1と垂
直な方向の長さは4mmであり、第1、第2の集磁ヨー
ク4a、4bの厚さは1.5mmである。第1の磁石2
の外径はφ8mm、軸方向長さは12mmである。ま
た、第1の磁石2の外周表面から第1、第2の半導体磁
気抵抗素子5a、5bの表面までの距離は、2.8mm
である。
3の第2の磁極ベクトル3aの方向の長さは4mm、被
検出軸1と平行な方向の長さは5mm、被検出軸1と垂
直な方向の長さは4mmであり、第1、第2の集磁ヨー
ク4a、4bの厚さは1.5mmである。第1の磁石2
の外径はφ8mm、軸方向長さは12mmである。ま
た、第1の磁石2の外周表面から第1、第2の半導体磁
気抵抗素子5a、5bの表面までの距離は、2.8mm
である。
【0033】図3において、第1の磁石2はSmCo系
希土類磁石を含有した樹脂ペーストからなり、これをパ
イプ1aにインサート成型する。この時、パイプ1aに
設けられた突起1bが抜け止めになっている。また、パ
イプ1aは被検出軸1に圧入されている。
希土類磁石を含有した樹脂ペーストからなり、これをパ
イプ1aにインサート成型する。この時、パイプ1aに
設けられた突起1bが抜け止めになっている。また、パ
イプ1aは被検出軸1に圧入されている。
【0034】図4において、第1、第2の半導体磁気抵
抗素子5a、5bはリードフレーム19上にダイボンデ
ィングされ、第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5
b上に設けられた電極(図示せず)とリードフレーム1
9が金ワイヤー17によりワイヤーボンディングされて
いる。これらをトランスファーモールドすることによ
り、第1、第2の集磁ヨーク4a、4b及び第2の磁石
3の上にモールドケース18が完成する。リードフレー
ム19は中継基板20を介して、中継端子21に電気的
に接続されている。これらは、封止樹脂22により被覆
されている。さらに、中継端子21はコネクタ端子24
に電気的に接続されて、コネクタ部25より外部に信号
を取り出せるようになっている(図1参照)。
抗素子5a、5bはリードフレーム19上にダイボンデ
ィングされ、第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5
b上に設けられた電極(図示せず)とリードフレーム1
9が金ワイヤー17によりワイヤーボンディングされて
いる。これらをトランスファーモールドすることによ
り、第1、第2の集磁ヨーク4a、4b及び第2の磁石
3の上にモールドケース18が完成する。リードフレー
ム19は中継基板20を介して、中継端子21に電気的
に接続されている。これらは、封止樹脂22により被覆
されている。さらに、中継端子21はコネクタ端子24
に電気的に接続されて、コネクタ部25より外部に信号
を取り出せるようになっている(図1参照)。
【0035】以下に本実施の形態の動作を説明する。
【0036】電動EGRバルブ装置51において、制御
用ECU(図示せず)からコイル40への入力電流が変
化するとシャフト38の位置が変化する。これによっ
て、バルブ39の開度が変化して排気ガスの環流量も変
化する。この時、シャフト38の移動により位置センサ
52の被検出軸1が同時に移動し、これに取り付けられ
た第1の磁石2の位置が変化する。この時、第1の磁石
2と対向配置されている第2の磁石3における第2の磁
極ベクトル3aに対して垂直に、かつ、第2の磁石3を
挟み込むように設けられた集磁ヨーク4a、4bの側面
上に実装された第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、
5bに印加される磁界の強さが変化する。そして、この
磁界の強さの変化によって、第1、第2の半導体磁気抵
抗素子5a、5bの抵抗が変化する。第1、第2の半導
体磁気抵抗素子5a、5bと第1、第2の固定抵抗6
a、6bとによるホィートストンブリッジにより、前述
の抵抗変化を電圧の変化に変換する。
用ECU(図示せず)からコイル40への入力電流が変
化するとシャフト38の位置が変化する。これによっ
て、バルブ39の開度が変化して排気ガスの環流量も変
化する。この時、シャフト38の移動により位置センサ
52の被検出軸1が同時に移動し、これに取り付けられ
た第1の磁石2の位置が変化する。この時、第1の磁石
2と対向配置されている第2の磁石3における第2の磁
極ベクトル3aに対して垂直に、かつ、第2の磁石3を
挟み込むように設けられた集磁ヨーク4a、4bの側面
上に実装された第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、
5bに印加される磁界の強さが変化する。そして、この
磁界の強さの変化によって、第1、第2の半導体磁気抵
抗素子5a、5bの抵抗が変化する。第1、第2の半導
体磁気抵抗素子5a、5bと第1、第2の固定抵抗6
a、6bとによるホィートストンブリッジにより、前述
の抵抗変化を電圧の変化に変換する。
【0037】前述の位置センサ52の出力の一例を図5
に示す。図5において、横軸は第2の磁石3の被検出軸
1と平行な方向の中心位置を基準にした場合の第1の磁
石2の変位であり、縦軸は位置センサ52の出力電圧で
ある。第1の磁石2の変位に応じてリニアに出力電圧が
変化する。また、変位が−5mmから+5mmへと変化
すると、出力電圧の幅が1V以上という大きな値にな
る。
に示す。図5において、横軸は第2の磁石3の被検出軸
1と平行な方向の中心位置を基準にした場合の第1の磁
石2の変位であり、縦軸は位置センサ52の出力電圧で
ある。第1の磁石2の変位に応じてリニアに出力電圧が
変化する。また、変位が−5mmから+5mmへと変化
すると、出力電圧の幅が1V以上という大きな値にな
る。
【0038】シャフト38の移動量は、すなわちバルブ
39のバルブ開度に対応し、この検出されたバルブ開度
は制御用のECUにフィードバックされる。シャフト3
8は、これが固着されるアーマチュア33と第1、第2
の軸受46、47により移動範囲が制限されている。す
なわち、アーマチュア33が軸受47に接触した場合が
バルブ39の全閉位置(図5の変位+4mmに相当)、
アーマチュア33が軸受46に接触した場合がバルブ3
9の全開位置(図5の変位−4mmに相当)になってい
る。
39のバルブ開度に対応し、この検出されたバルブ開度
は制御用のECUにフィードバックされる。シャフト3
8は、これが固着されるアーマチュア33と第1、第2
の軸受46、47により移動範囲が制限されている。す
なわち、アーマチュア33が軸受47に接触した場合が
バルブ39の全閉位置(図5の変位+4mmに相当)、
アーマチュア33が軸受46に接触した場合がバルブ3
9の全開位置(図5の変位−4mmに相当)になってい
る。
【0039】このような動作形態と出力電圧の関係を模
式的に示したのが、図6(a)である。図6(a)にお
いて、Vcが全閉位置での出力電圧(図5の出力電圧
3.0Vに相当)、Voが全開位置での出力電圧(図5
の出力電圧2.0Vに相当)、Vが現在の出力電圧であ
る。
式的に示したのが、図6(a)である。図6(a)にお
いて、Vcが全閉位置での出力電圧(図5の出力電圧
3.0Vに相当)、Voが全開位置での出力電圧(図5
の出力電圧2.0Vに相当)、Vが現在の出力電圧であ
る。
【0040】図6(a)における現在の真のバルブ位置
Xは、
Xは、
【0041】
【数1】
【0042】により表せる。
【0043】前述のような構成では図6(b)に示すよ
うに、温度変化により出力電圧の温度ドリフトが発生す
る。図6(b)において、Vc1が温度ドリフト後の全
閉位置での出力電圧、Vo1が温度ドリフト後の全開位
置での出力電圧、V1が温度ドリフト後の現在の出力電
圧である。
うに、温度変化により出力電圧の温度ドリフトが発生す
る。図6(b)において、Vc1が温度ドリフト後の全
閉位置での出力電圧、Vo1が温度ドリフト後の全開位
置での出力電圧、V1が温度ドリフト後の現在の出力電
圧である。
【0044】このような温度による変化がある場合に
も、
も、
【0045】
【数2】
【0046】を用いれば現在の真のバルブ位置Xが求ま
る。
る。
【0047】また、本実施の形態において、基本的に第
1の磁石2、第2の磁石3、第1、第2の集磁ヨーク4
a、4bにより磁気回路がほぼ閉じた構成になっている
ため、外乱磁界に強いという効果を有している。
1の磁石2、第2の磁石3、第1、第2の集磁ヨーク4
a、4bにより磁気回路がほぼ閉じた構成になっている
ため、外乱磁界に強いという効果を有している。
【0048】また、本実施の形態においては、第1の磁
石2の外周表面から第1、第2の半導体磁気抵抗素子5
a、5bの表面までの距離が2.8mmの例について説
明したが、2.5mm〜3.1mmの範囲であれば同等
の作用効果を奏する。
石2の外周表面から第1、第2の半導体磁気抵抗素子5
a、5bの表面までの距離が2.8mmの例について説
明したが、2.5mm〜3.1mmの範囲であれば同等
の作用効果を奏する。
【0049】また、本実施の形態においては、位置セン
サ52がリニアソレノイド53やバルブ機構54と別体
になっているため、製造工程上、位置センサ52に不具
合が発生しても取り替えが容易である。また、被検出軸
1が軸心まわりに回転しても、第1の磁石2は被検出軸
1と同軸の円筒形状であるため、第1、第2の半導体磁
気抵抗素子5a、5bとのギャップは一定であり、検出
精度を保つことができる。また、第1の磁石2と第2の
磁石3にはSmCo系の希土類磁石を用いているため、
温度変化や耐久劣化による磁力変化がほとんどなく、検
出精度を保つことができる。
サ52がリニアソレノイド53やバルブ機構54と別体
になっているため、製造工程上、位置センサ52に不具
合が発生しても取り替えが容易である。また、被検出軸
1が軸心まわりに回転しても、第1の磁石2は被検出軸
1と同軸の円筒形状であるため、第1、第2の半導体磁
気抵抗素子5a、5bとのギャップは一定であり、検出
精度を保つことができる。また、第1の磁石2と第2の
磁石3にはSmCo系の希土類磁石を用いているため、
温度変化や耐久劣化による磁力変化がほとんどなく、検
出精度を保つことができる。
【0050】なお、本実施の形態においては、位置セン
サ52の出力系に増幅回路を用いない例について説明し
たが、増幅回路を介して出力してもよい。すなわち、後
段の処理回路に信号電圧を送る際に、一定以上の入力レ
ベルが必要な場合に適用できる。この時、増幅回路は交
流増幅回路としてもよい。これは、被検出軸1が一定値
以上の周波数で運動する時の位置検出に適用できる。こ
れにより、第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5b
の温度ドリフトをキャンセルでき、より高精度な検出が
可能になるという効果がある。
サ52の出力系に増幅回路を用いない例について説明し
たが、増幅回路を介して出力してもよい。すなわち、後
段の処理回路に信号電圧を送る際に、一定以上の入力レ
ベルが必要な場合に適用できる。この時、増幅回路は交
流増幅回路としてもよい。これは、被検出軸1が一定値
以上の周波数で運動する時の位置検出に適用できる。こ
れにより、第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5b
の温度ドリフトをキャンセルでき、より高精度な検出が
可能になるという効果がある。
【0051】また、増幅回路としてのベアチップを第
1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bと一括してリ
ードフレーム19にダイボンディングし、金ワイヤー1
7にてワイヤーボンディングしたものをモールドし、一
つのパッケージにまとめてもよい。これにより、第1、
第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bとベアチップ間の
配線の引回しが短くなるため、耐ノイズ性が向上すると
ともに、外付けの回路部品も減少するため回路基板等の
面積が小さくなり、センサ全体として小型化できるとい
う効果がある。
1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bと一括してリ
ードフレーム19にダイボンディングし、金ワイヤー1
7にてワイヤーボンディングしたものをモールドし、一
つのパッケージにまとめてもよい。これにより、第1、
第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bとベアチップ間の
配線の引回しが短くなるため、耐ノイズ性が向上すると
ともに、外付けの回路部品も減少するため回路基板等の
面積が小さくなり、センサ全体として小型化できるとい
う効果がある。
【0052】なお、本実施の形態においては、電動EG
R装置への適用例について詳述したが、電磁バルブ駆動
装置等の電磁アクチュエータを用いた各種装置に適用で
きる。
R装置への適用例について詳述したが、電磁バルブ駆動
装置等の電磁アクチュエータを用いた各種装置に適用で
きる。
【0053】また、電磁バルブ駆動装置においては、長
期に渡って繰り返し使用されている間にバルブやバルブ
シートが摩耗し全閉時のバルブの着座位置が変化する。
この場合においても、全閉位置での位置センサの出力電
圧をモニターすることで、ダイアグノーシスのための有
益な情報として活用できる機能を備えた装置を構成でき
る。
期に渡って繰り返し使用されている間にバルブやバルブ
シートが摩耗し全閉時のバルブの着座位置が変化する。
この場合においても、全閉位置での位置センサの出力電
圧をモニターすることで、ダイアグノーシスのための有
益な情報として活用できる機能を備えた装置を構成でき
る。
【0054】また、本実施の形態においては磁電変換部
として、半導体磁気抵抗素子を用いた例について説明し
てきたが、必ずしもこれに特定されるものではない。例
えば、ホール素子を用いることも可能である。
として、半導体磁気抵抗素子を用いた例について説明し
てきたが、必ずしもこれに特定されるものではない。例
えば、ホール素子を用いることも可能である。
【0055】本実施の形態においては、第2の磁極ベク
トル3aに対して垂直に、かつ、第2の磁石3を挟み込
むように設けた2枚の磁性材料からなる集磁ヨーク4
a、4bと、2枚の集磁ヨーク4a、4bの側面上に各
々1個ずつ配置され、かつ、第1、第2の磁極ベクトル
2a、3aの両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する
第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bを用いた例
について説明したが、必ずしもこれに特定されるもので
はない。例えば、第1、第2の磁極ベクトル2a、3a
の両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部
としての第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bを
第2の磁石3上に配置する構成も可能である。この場
合、好ましくは第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、
5bは第2の磁石3の端部に置くことが、出力感度上有
効である。
トル3aに対して垂直に、かつ、第2の磁石3を挟み込
むように設けた2枚の磁性材料からなる集磁ヨーク4
a、4bと、2枚の集磁ヨーク4a、4bの側面上に各
々1個ずつ配置され、かつ、第1、第2の磁極ベクトル
2a、3aの両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する
第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bを用いた例
について説明したが、必ずしもこれに特定されるもので
はない。例えば、第1、第2の磁極ベクトル2a、3a
の両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変換部
としての第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、5bを
第2の磁石3上に配置する構成も可能である。この場
合、好ましくは第1、第2の半導体磁気抵抗素子5a、
5bは第2の磁石3の端部に置くことが、出力感度上有
効である。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被検出軸
の軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接触、
かつ、高精度な位置検出が可能な電磁アクチュエータ用
位置センサを実現できる。
の軸心まわりの回転を全く拘束することなく、非接触、
かつ、高精度な位置検出が可能な電磁アクチュエータ用
位置センサを実現できる。
【図1】本発明の電磁アクチュエータ用位置センサの実
施の形態として電動EGRバルブ装置に適用した構成を
示す断面図
施の形態として電動EGRバルブ装置に適用した構成を
示す断面図
【図2】本実施の形態における電磁アクチュエータ用位
置センサの原理を説明するための斜視図
置センサの原理を説明するための斜視図
【図3】本実施の形態における被検出軸と第1の磁石の
固定関係を説明するための断面図
固定関係を説明するための断面図
【図4】本実施の形態における電磁アクチュエータ用位
置センサの主要部を説明するための破断断面図
置センサの主要部を説明するための破断断面図
【図5】本実施の形態の電磁アクチュエータ用位置セン
サの出力特性の一例を示す出力特性図
サの出力特性の一例を示す出力特性図
【図6】(a)本実施の形態の電磁アクチュエータ用位
置センサの動作と出力電圧の関係を模式的に示した説明
図 (b)同センサの動作と温度変化後の出力電圧の関係を
模式的に示した説明図
置センサの動作と出力電圧の関係を模式的に示した説明
図 (b)同センサの動作と温度変化後の出力電圧の関係を
模式的に示した説明図
【図7】(a)従来の電磁アクチュエータ用位置センサ
の全体構成を説明するための斜視図 (b)同センサの矢印C〜C方向から見た断面図 (c)同センサの磁電変換部と磁界発生部の関係を詳細
に説明するための斜視図
の全体構成を説明するための斜視図 (b)同センサの矢印C〜C方向から見た断面図 (c)同センサの磁電変換部と磁界発生部の関係を詳細
に説明するための斜視図
1 被検出軸 1a パイプ 1b 突起 2 第1の磁石 2a 第1の磁極ベクトル 3 第2の磁石 3a 第2の磁極ベクトル 4a 第1の集磁ヨーク 4b 第2の集磁ヨーク 5a 第1の半導体磁気抵抗素子 5b 第2の半導体磁気抵抗素子 6a 第1の固定抵抗 6b 第2の固定抵抗 17 金ワイヤー 18 モールドケース 19 リードフレーム 20 中継基板 21 中継端子 24 コネクタ端子 25 コネクタ部 33 アーマチュア 34 第1のリターンスプリング 35 第2のリターンスプリング 36 第1のステータ 37 第2のステータ 38 シャフト 39 バルブ 40 コイル 41 バルブベース 42 環流路 43 バルブシート 44 内カバー 45 外カバー 46 第1の軸受 47 第2の軸受 51 電動EGRバルブ装置 52 位置センサ 53 リニアソレノイド 54 バルブ機構
フロントページの続き (72)発明者 松浦 昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松川 恭範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 地頭所 典行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA02 BA05 BA06 BA30 BC04 BD15 CA00 CA08 CA09 CA34 DA01 DA05 DB04 DD03 GA43 GA52 GA61 GA79 LA11 LA27 2F077 AA49 CC02 JJ03 JJ09 JJ23 VV02
Claims (8)
- 【請求項1】 電磁アクチュエータの可動軸と軸方向に
連動する被検出軸と、前記被検出軸に固定され、かつ、
前記被検出軸の軸方向に平行な第1の磁極ベクトルを有
する第1の磁石と、前記第1の磁石に対向して配置さ
れ、かつ、前記第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交
差する第2の磁極ベクトルを有する第2の磁石と、前記
第2の磁石上に配置され、かつ、前記第1、第2の磁極
ベクトルの両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁
電変換部とを備え、前記被検出軸の軸方向の動きに応じ
た出力を前記磁電変換部より得られるように構成した電
磁アクチュエータ用位置センサ。 - 【請求項2】 第1の磁石は、被検出軸の軸心と同軸の
円筒形状である請求項1に記載の電磁アクチュエータ用
位置センサ。 - 【請求項3】 磁電変換部は、第2の磁石上に第2の磁
極ベクトルと平行な方向に配置された第1、第2の半導
体磁気抵抗素子からなる請求項1に記載の電磁アクチュ
エータ用位置センサ。 - 【請求項4】 第1、第2の半導体磁気抵抗素子の間に
増幅回路部が設けられた請求項3に記載の電磁アクチュ
エータ用位置センサ。 - 【請求項5】 第1の磁石と第2の磁石は、SmCo系
の希土類磁石からなる請求項1に記載の電磁アクチュエ
ータ用位置センサ。 - 【請求項6】 被検出軸は、非磁性材料からなる請求項
1に記載の電磁アクチュエータ用位置センサ。 - 【請求項7】 電磁アクチュエータの可動軸と軸方向に
連動する被検出軸と、前記被検出軸に固定され、かつ、
前記被検出軸の軸方向に平行な第1の磁極ベクトルを有
する第1の磁石と、前記第1の磁石に対向して配置さ
れ、かつ、前記第1の磁極ベクトルとほぼ直角に立体交
差する第2の磁極ベクトルを有する第2の磁石と、前記
第2の磁極ベクトルに対して垂直に、かつ、前記第2の
磁石を挟み込むように設けた2枚の磁性材料からなる集
磁ヨークと、前記2枚の集磁ヨークの側面上に少なくと
も1個ずつ配置され、かつ、前記第1、第2の磁極ベク
トルの両者にほぼ直交する方向に感磁軸を有する磁電変
換部とを備え、前記被検出軸の軸方向の動きに応じた出
力を前記磁電変換部より得られるように構成した電磁ア
クチュエータ用位置センサ。 - 【請求項8】 磁電変換部は、2枚の集磁ヨークの側面
上に第2の磁極ベクトルと平行になるようにそれぞれ配
置された第1、第2の半導体磁気抵抗素子である請求項
7に記載の電磁アクチュエータ用位置センサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000237030A JP2002048506A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | 電磁アクチュエータ用位置センサ |
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