JP2002048092A - 排水ポンプ - Google Patents

排水ポンプ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ運転中の騒音を従来技術に比較して一
層低下させることができる、空調機器などから発生する
ドレンの排水ポンプを提供することである。 【解決手段】 排水ポンプは下端部に流入口(5) を有す
る筒部(4) の上方に漏斗状をなすハウジング(2) を有す
る。駆動軸(21)に嵌合したランナボス(17)と、円盤状の
ランナデスク(11)およびその下面側に設けた、ランナボ
スの縦軸延線上の直截平面上の3枚の三角形の旋回羽根
(12)と、その下方の筒部(4) に内挿嵌される小径羽根(1
3)とを一体に形成したランナ(10)を、小径羽根が流入口
に臨みかつランナデスクが漏斗状の大径側に収められる
ように前記ハウジング内に間隙を保って回転自在に設け
る。ランナの旋回羽根(12)および小径羽根(13)がその軸
心側の基部から外周(15)に向かって放射状のアーム部(1
4)を形成し、このアーム部が前記基部からランナボスの
周縁近傍の上部遠心面(16)に開口する流通口(18)を備え
たランナデスク(11)を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空調機器の
室内ユニットの熱交換器表面で結露によって発生する凝
結水をドレンパンから揚水して外部に排出する自吸式の
非容積形回転ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】空調機器などから発生するドレンの排水
ポンプとしては、近年激増した天井埋込設置形の空調機
器の普及によるドレン処理のためなどに多くの需要があ
り、またこれに関する多くの先行技術がある。さらに、
このポンプは最近所要の吐出性能を保持する範囲で、さ
らに小形軽量化と特に運転音の騒音低下の市場の要求に
応えて枚挙に暇がないほどの提案技術が開示されてい
る。
【0003】前記ドレン揚水吐出およびドレン排出後ポ
ンプを停止することなく常時運転続行する方式が近時選
ばれることがあることは、ドレンパンの水位によってポ
ンプをオンオフする方式は、水位センサおよびリレー、
開閉器、制御電気回路や機器の設置費用とその取付けス
ペースを省く経済性と、排水ポンプが連続運転を続行し
ても充分寿命が永い耐久性のあることがその理由として
考えられる。
【0004】ポンプ運転の上記オン・オフ方式または常
時運転続行方式の何れの場合でも、ポンプの運転騒音の
低下を要求されるのは、その運転振動が該ポンプを付設
する空調機器の室内機に伝達伝播されて共振したり、拡
大されて騒音の発生となるばかりでなく、この室内機を
寝室の天井に設置したときには、置時計や柱または壁掛
時計の時を刻む音さえ耳ざわりになるようなユーザの場
合には、一層問題視され、苦情の原因となることの対応
策としたものであろう。
【0005】上記排水ポンプの騒音低下をねらい開発さ
れたものに、例えば以下つぎに挙げるような技術が提案
されている。
【0006】(イ)特開平10−299693号公報 (ロ)特開平10−115294号公報 (ハ)特開平 9−68185号公報 (ニ)特開平 8−210289号公報 (ホ)特開平 8−189662号公報 (ヘ)特開平 7−279883号公報 (ト)特開2000−55402号公報 (チ)特開2000−46363号公報 (リ)特許第2925076号公報 (ヌ)特許第2834644号公報などである。
【0007】上記の従来技術によるものは、何れも空調
設備に装備される前記排水ポンプの性能向上もしくは小
形化と或いは揚程および吐出量をほとんど低下させるこ
となく、低振動、低騒音を図ることを目的とするとして
いる。
【0008】上記従来技術のうち、(リ)(ヌ)を除く
大部分の実施の形態におけるインペラまたはランナの小
径羽根もしくは補助羽根と一体的にその上方に設けてあ
る大径羽根もしくは主羽根の外周は円筒壁部材或いはリ
ング状円周板をもって囲繞され、前記パドル状の大径羽
根もしくは主羽根の外周から遠心力で飛散する水流を抑
制遮断して騒音を低下させようとしている。したがっ
て、前記水流を遮断しただけ吐出能力も低下している。
【0009】次に、前記従来技術(ヘ)の回転羽根と従
来技術の(ト)および(チ)の補助羽根は何れも一枚の
三角形のブレードすなわち水掻きであって、水掻き音が
大きく揚水量の少ないものである。
【0010】前記従来技術の(リ)(ヌ)は本発明の出
願人がさきに提案したものであるが、共にランナデスク
の外周側に流通路の開口端部に旋回羽根を備えていて、
遠心作用で水流が吐き出される構造であり、前記(ヌ)
の先行技術は三角形のブレードを備えていて、この両者
共にポンプの作動時の騒音はその明細書に記載されてい
るように他の先行技術のものよりも低くなっているが、
なお一層の騒音の低下が要求されている現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような前記の
従来技術の問題点のほかに、前記(イ)の従来技術のも
のは、樹脂成形されたハウジング、カバー、回転羽根に
粒状の抗菌剤を練りこんだ抗菌処理を施したことによっ
て細菌の発生を防止し、すなわちドレンにより湿度が高
く、埃、水垢等によりカビや細菌の繁殖しやすい環境に
設置しても、カビや細菌を繁殖させず、したがってこれ
らの増殖堆積物や水垢等の異物の付着堆積でハウジング
内と回転羽根の間隙を狭めたり、ロック現象を起こした
りすることを防止するとしていて、本発明の課題と直接
には関連性がない。
【0012】前記従来技術(ロ)、(ハ)、(ニ)、
(ホ)のものは、何れもランナは平板状の回転羽根をも
ってなる小径羽根とその上方の大径羽根を有し、大径羽
根の周囲は、リング状の円周壁または円筒壁部材により
囲繞され、この大径羽根に連続する下部に延びる4枚の
板状の小径羽根はその連続する縁部がテーパー状に形成
され、テーパーリングで囲まれ、その中心部は開口を有
し、これは大径羽根の下縁部がテーパー状に形成され、
この下縁部は、その中心部に中空部を有する円盤で截頭
逆円錐皿状の部材で一体に連結されたものと同様であ
り、さらにその下縁部を平面に形成し、この平面部を円
盤状の部材で一体に連結してもよいと記載されている。
【0013】前記円盤の中空部を有しかつテーパーを付
けたことにより、羽根の回転停止時にも排水が円盤に残
留せず、ドレーンタンクに戻されると説明されている。
【0014】そして前記中空部を有する円盤を大径羽根
と小径羽根の間に設けることにより、大径羽根に接する
水の量が減少し、回転体にかかる負荷が軽減すると共
に、気泡の発生も減少する。また、大径羽根の外周部を
円筒状に壁部材で囲ってあるので、排水ポンプの停止時
に吐出口側から吸入側へ流れる戻り水は、この壁部材に
よって緩衝されて吸入口側へスムーズに落下する。した
がって、ポンプハウジングの上部への噴出が防止され、
騒音も低減されるとしている。
【0015】これらの先行技術のうちの前記(ニ)の公
報に開示の図22および図40を本願明細書添付図面の
図11ならびに図12に転記して以下説明する。数字の
符号についての名称および説明は、上記公報において説
明されているので、これについてはその説明を繰り返す
ことは省略する。
【0016】図11において、前記リング状壁部材44
0は、大径羽根415の露出上縁部415aを有する故
に、回転羽根の最大揚程を確保するとその明細書に記載
されている。そして、この露出上縁部415aの円弧状
の面取部を設けることにより、気泡の流れをスムーズに
して騒音を減少させて低騒音の空調機とすることができ
ると前記従来技術(ハ)の公報に説明の記載がある。
【0017】しかし、これは、前記気泡を含む水流を意
味し、かつ平板状の大径羽根415が水を打撃するの
で、やはり騒音は比較的大きくなることは避けられな
い。
【0018】そして、図12に示す従来技術は、図11
のものの前記騒音発生の要因の一部を除くために大径羽
根715の外周の全体を囲む壁部材740を備えたが、
吐出流量と揚程が減少するためにこれを補って大径羽根
715と同数の羽根部材717を追加したものであろう
が、これも前述したように平板状の羽根が羽根車の上部
に露出しているので、水流を打撃する騒音は避けられな
いと共に、ハウジングのランナボス挿入口との間隙から
も遮蔽されず、騒音が漏洩する。
【0019】この図11、図12の羽根車を備えた排水
ポンプについては、その吐出流量、揚程および運転中に
発生する騒音等の測定値を、本発明の実施形態品と対比
して後述するが、やはりその騒音については、比較的高
く問題点があったものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による排水ポンプは、下端部に流入口を有す
る筒部の上方にほぼ漏斗状をなしかつその大径側に吐出
口を有するハウジングを備え、モータの駆動軸に同軸に
嵌合連結したランナボスと、厚くほぼ円盤状のランナデ
スクおよびその下面側に、前記ランナボスの縦軸延線上
の直截平面上に等間隔に設けた少なくとも3枚の三角形
の旋回羽根と、その下方に連続して、前記筒部に所定の
間隙をもって内挿嵌されるほぼ平行な小径羽根とを一体
に形成したランナを、前記小径羽根が前記流入口に臨み
かつ前記ランナデスクが前記漏斗状の大径側に収められ
るように前記ハウジング内にそれぞれ間隙を保って回転
自在に設けたものであって、前記ランナは、前記旋回羽
根および小径羽根がその軸心側の基部から外周に向かっ
て放射状のアーム部を形成しており、このアーム部が前
記軸心側の基部からランナボスの周縁近傍の上部遠心面
に開口するように設けられた流通口を備えたランナデス
クを保持しており、前記流入口から吐出口に到る軸流路
を加えた遠心ポンプの流路を備えたことを特徴とする。
【0021】また、前記アーム部は、その上面を加圧側
にかつその下面を負圧側とするような傾斜面をそれぞれ
備えた推進器状に形成して、軸流ポンプの作用効果を高
めることもできるものとしたものである。
【0022】さらに、前記ランナデスクの上部遠心面
に、その流通口の縁の近傍から高さtなる立ち上がり高
さをもって立ち上げて外周面との縁線に到る以内で前記
t=0になるように漸減させた外周方向に傾斜した突起
状で、前記旋回羽根ごとに少なくともこれと同数の補助
羽根をほぼ放射状に備えたことを特徴とする。
【0023】また、前記ランナデスクはその下面側に、
前記旋回羽根ごとに少なくともこれと同数でその軸心側
の基部から放射状にその外周方向に逆割溝状で、前記上
部遠心面の外周面との縁線以内に開口連通しかつ圧力面
側となる傾斜面を設けた開口部を備えて、斜流ポンプの
流路を加えたことを特徴とする排水ポンプである。
【0024】さらに、前記ランナデスクは、その下面
を、旋回羽根側から外周面方向の上方に勾配を付けた下
面遠心テーパー部として、これによりさらに遠心流路を
加えたことを特徴とする排水ポンプを得ることを可能に
しているものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付した図面により詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の排水ポンプ1の全体構成
を示す一部断面を表した縦断説明図であり、図2は図1
の側面図である。下端の図示しないドレンパン内に臨
み、ドレンの水位からhの深さに沈めるように流入口5
を位置させて、モータ20をブラケット24を備えたカ
バー3およびこれと繋止鉤25を有する組付部24もし
くは図示しない螺子止めによるハウジング2とを一体的
に組み立てた排水ポンプ1を取付ステー25を介して図
示しない空調機器の筐体に取り付けてある。
【0027】前記カバー3の挿入口23には、ランナ1
0のランナボス17が間隙を保って挿入され、これにモ
ータ20の駆動軸21が水切板22を介在させて同軸に
嵌合連結される。
【0028】以下述べる排水ポンプ1の構成は、前記特
許請求の範囲に記載した通りであるが、一応これを説明
する。
【0029】前記ランナボス17と、厚くほぼ円盤状の
ランナデスク11およびその下面側に前記ランナボス1
7の縦軸延線上の直截平面上に等間隔に設けた少なくと
も3枚の三角形の旋回羽根12と、その下方に連続し
て、前記流入口5をその先端に備えた筒部4に所定の間
隙をもって内挿嵌されるほぼ平行な小径羽根13とを一
体に形成したランナ10を前記小径羽根13を前記流入
口5に臨ませ、かつ前記筒部4の上方にほぼ漏斗状で、
吐出口8をもつ吐出接手7を備えた前記ハウジング2の
大径側に前記ランナデスク11を収めたランナ10がハ
ウジング2内で間隙を保って回転自在に設けられてい
る。そして、ランナ10の一例の平面図、縦断面図、底
面図をそれぞれ示す図3の(a)、(b)および(c)
において、ランナ10は前記旋回羽根12および小径羽
根13がその軸心側の基部から外周(15)に向かって
放射状のアーム部14を形成しており、このアーム部が
前記軸心側の基部からランナボス17の周辺近傍の上部
遠心面16に開口するように設けられた流通口18を備
えたランナデスク11をあたかもプーリーのアームのよ
うに保持していて、モータ20の駆動によりランナ10
が回転して、流入口5から矢印aのように流入した液体
は、小径羽根13と旋回羽根12を経て流通口18に到
る軸流路を上部遠心面16から外周面15に到る遠心ポ
ンプの流路に加えて吐出口8から矢印bに示すように吐
出圧力による揚程をもって吐出されるものである。
【0030】前記小径羽根13の先端は、液体を遠心力
で押し上げるために先細りの傾斜する例えば45°の面
取りを施すか、すくい角を付けるとよい。また、その基
部は比較的大きな曲率半径Rで結んだ方がその回転時の
液体の掻き混ぜによる騒音が減少するが、該Rの価が大
きすぎると、ポンプの吐出能力が低下するおそれがあ
る。
【0031】小径羽根13と筒部4間の間隙は、前記し
たようにドレンに含まれる塵埃、水垢、カビ、細菌等夾
雑物の繁殖や付着堆積により回動不能になる懸念があ
り、これを防止するために必要である。しかし、この間
隙が大きすぎると、ポンプの吸引押上作用の効率が下が
るばかりでなく、ドレンパンの水位がポンプアップによ
って下がったときに、吐出揚程すなわち吐出口8に連結
した導管内の水位がドレンパンに落下して、再び吸入し
て吐出排水を繰り返す場合に発生する騒音を嫌う向きに
は問題となる。このような場合には、ドレンパンのドレ
ンを排水し終わったときも、ポンプはそのまま空運転を
して揚水を落下させずに吐出作用のみを留めて置く方法
が採られることが前述の理由でしばしば用いられる現状
であって、そのためにも前記小径羽根13と筒部4の内
径との間隙は適度に規制する必要がある。例えば小径羽
根13の半径を4mmとしたときに、該間隙は例えば
1.75mmで、筒部4の内径を11.5mmに定めた
ものがある。この場合には、前記吸入効率を高めかつ前
記ドレンパンの水位が下がり、揚水が停止し、しかもポ
ンプが回転している場合に前記揚水の落下を可能な限り
阻止しようとするときには、流入口5の開口端部6の内
側をリング状突起により狭めてその内径を10mmとし
た例がある。
【0032】また、ランナ10の上部遠心面16に対向
するカバー3の内面側に空隙部38を設けて置くと、ド
レンパンの水位が前記した吸入可能の最低水位の状態に
至った際に前記空隙部38の存在がドレンの衝撃を和ら
げ、脈動音の発生を抑制する。この空隙部38をドーム
形天井に形成すると、前記ドレンの衝突を一層分散させ
ることができる。
【0033】前記旋回羽根12および小径羽根13はブ
レード状の1枚乃至2枚のものよりも3枚の方がバラン
スがとれ、水撃による騒音や振動を緩和し、しかも流量
も増加するが、その数が過多であると返って流量は減少
する。
【0034】また、ポンプが停止し、吐出口8に連結し
た導管内の揚水が落下し、ランナ10の外周面15に当
たり、ランナボス17と挿入口23との間隙からの溢流
分は水切板22によって阻止され、カバー3の上面から
ドレンパンに落下収容される。
【0035】ランナデスク11は図3の(b)に示すよ
うな上部遠心面16が笠形のものに限るものではなく、
図4に示したような平面の上部遠心面16′、もしくは
図5に示したようなランナボス側に勾配をつけた皿形の
上部遠心面16″であってもよい。図4および図5はそ
れぞれランナ10の縦断説明図である。
【0036】なお、図3の(b)、図4および図5に示
すランナ10の一部断面を表した縦断説明図における厚
くほぼ円盤状のランナデスク11は、上記上部遠心面1
6、16′、16″と外周面15、アーム部14を残す
以外は肉抜きをして軽量化を計っているが、ポンプの運
転中は回転した液体が内部に充満旋回して勢車の働きを
して円滑に回転する。
【0037】なお、アーム部14の間に、流通口18の
端縁から外周面15を有するリング状壁の部分とを放射
状に結ぶ羽根状ブレードを設けて、補強も兼ねた回転羽
根とすることも可能である。
【0038】図6は、本発明の排水ポンプにおけるラン
ナ10の他の実施の形態における斜視説明図である。
【0039】前記アーム部14はその上面を加圧側にか
つその下面を負圧側とするような傾斜面をそれぞれ備え
た推進機器状に形成して、軸流ポンプの作用効果を添加
して高めたものである。
【0040】前記図3の(a)、図3の(b)、図3の
(c)、図4、図5および図6の何れも同一符号数字の
ものは同じ名称である。
【0041】図7は、本発明の排水ポンプにおけるラン
ナ10のさらに他の実施の形態における斜視説明図であ
る。
【0042】前記ランナデスク11の上部遠心面16
に、その流通口18の端縁の近傍から高さtなる立上り
高さ33をもって立ち上げて、外周面15との縁線31
に到る以内で前記t=0になるように漸減させた外周方
向に傾斜した突起状で前記旋回羽根ごとに少なくともこ
れと同数で略放射状の補助羽根32を備えたものであ
る。
【0043】この補助羽根32は遠心ポンプの作用効果
を高めるために設けたものであり、ボリュートポンプと
類似の形状としてもよい(前記従来技術(リ)の公報参
照)。その立上り高さ33の高さtが外周面15の縁線
31に到る以内でt=0としてあるのは、騒音を低下さ
せるためである。その他符号の数字が示す名称は図3の
(a)〜(c)と同様である。
【0044】図8は、本発明の排水ポンプのランナ10
のさらに他の実施の形態における斜視説明図であり、図
9の(a)は図8のものの平面図、図9の(b)はその
一部断面を示す縦断説明図、図9の(c)は図9の
(b)の底面図である。
【0045】図において、ランナデスク11はその下面
側に前記旋回羽根12ごとに少なくともこれと同数のそ
の軸心側の基部から放射状にその外周方向に逆割溝状で
前記上部遠心面16と外周面15との縁線31以内に開
口連通し、圧力面側となる傾斜面36を設けた開口部3
0を備えて斜流ポンプの流路を加えている遠心形の排水
ポンプを構成している。
【0046】各図における符号の数字は、前記図3〜図
7における名称と同様である。
【0047】図10は、本発明の排水ポンプのランナ1
0のまたさらに他の実施の形態における一部断面を示す
縦断説明図である。図において、ランナデスク11はそ
の下面に旋回羽根12側から外周面15方向の上方に勾
配を付けた下面遠心テーパー部37を形成して、これに
よりその遠心ポンプの流路を前記上部遠心面16の遠心
ポンプの流路に加えてポンプの吐出能力を高めたもので
あって、ランナデスク11の外周にも上下の遠心面1
6、37の何れにも露出した旋回羽根を備えないので、
騒音の低下を計ることができる。
【0048】図における符号の数字は前記各図における
名称と同様である。
【0049】図11、図12は、前述の説明通り前記従
来技術(ロ)特開平8−210289号公報開示の図2
2および図40の回転羽根のそれぞれ実施例に示された
斜視図であり、その構成と作用については前述の通りで
ある(本願明細書の発明が解決しようとする課題の欄の
末尾の記載参照)。
【0050】前記各実施の形態に説明した各排水ポンプ
の吐出作用やその際に液体と大気との間に形成される自
由表面などについては、前記した従来技術の特許関係の
公報その他に開示されているからその説明は省略する。
【0051】つぎに、本発明の排水ポンプおよび前記従
来技術の実施の形態2件について、主として所定揚程時
の排水量および汲終直後の騒音についての測定データを
表1に示す。
【0052】いま、本発明の図1および図2に示すもの
のランナ10のそれぞれ異なる次に示す排水ポンプ、す
なわち、 A:図4に示した実施の形態(ランナデスク11の上部
遠心面15が平板で、さらにアーム部14の間に流通口
18の端縁から外周面15を有するリング状壁の部分と
を放射状に結ぶ羽根状ブレードを設けて、補強も兼ねた
回転羽根としたもの)のランナを備えた本発明の一実施
の形態の排水ポンプ。
【0053】B:図6に示したランナを備えた本発明の
他の実施の形態の排水ポンプ。
【0054】C:図7に示したランナを備えた本発明の
さらに他の実施の形態の排水ポンプ。
【0055】D:図8、図9に示したランナを備えた本
発明のさらに他の実施の形態の排水ポンプ。
【0056】E:図10に示すランナを備えた本発明の
さらに他の実施の形態の排水ポンプ。
【0057】F:図11に示すランナを備えた従来技術
による実施例の排水ポンプ。
【0058】G:図12に示すランナを備えた従来技術
による他の実施例の排水ポンプとして、主として排水量
mL/min、騒音dB、Aスケールを比較測定したデ
ータを表1に示す。
【0059】なお、ランナ10の外径は何れも40m
m、電源はAC200V、周波数は50及び60Hz、
モータの消費電力は何れも11〜12W/50Hz、1
0〜11W/60Hz、ポンプの流入口5の開口端部6
のドレン水没深さのh=10mm、外気温30℃、液体
は水道水を代用した。吐出揚程は、何れも1100mm
のときの吐出流量(排水量)を示す。
【0060】騒音の測定は無響室ではなく、実態に即し
て、敢えて住居地域のRC構造建物5階において夜間に
測定したが、暗騒音36dB Aスケールで、ポンプの
水平方向100mmの至近距離において測定したもので
ある。これは、騒音が低下していて、従来におけるよう
な測定距離では、容易に聴覚でも耳障りな音のきわめて
判別出来がたいものがあるからである。
【0061】なお、測定対象とする騒音を止め、暗騒音
のみとしたきに測定値が10dB以上低下すれば、測定
対象としている騒音のレベルは暗騒音の影響を受けてい
ないと見做されるので、この測定値は補正する必要はな
い。
【0062】しかして、これらの排水ポンプの運転中の
騒音は、ドレンパンの液体を吸い上げ吐出して、すなわ
ち汲み終わって再びドレンが溜まって汲み上げるまで、
ポンプを運転続行し、ランナ10の回転をし続ける、い
わゆるホールド時に吐出接手8から先に接続された揚水
配管中の揚水が、ポンプが回転しているので、その全部
は落下せず一部が残留しており、回転している羽根によ
り水を掻き廻すときに発生する騒音が最も高く感じられ
るので、このときの騒音を測定したもので、その立ち上
げ揚水位は150mm程度であった。
【0063】なお、前記A〜Gまで7種の排水ポンプの
うちその代表的なA,F,Gの三種の排水ポンプの最大
揚程水位mm、揚程1100mm時のモータ回転数毎分
RPM、モータ温度上昇値Kを、電圧AC200V、周
波数50Hz,60Hzの場合にそれぞれ示すと次の通
りである。
【0064】A;1520/1870mm,2600/
2880RPM,52.0K F;1575/1980mm,2630/2970RP
M,51.8K G;1400/1780mm,2650/3010RP
M,46.0K このうち、上記Gの排水ポンプの場合に、排水の水位が
配管内の上昇時約300〜400mmの間で異常な振動
騒音の発生を確認した。これは重大な騒音発生の欠陥と
見做されることも考えられる。また、この騒音発生の要
因の一つとして、排水位の上昇中にそのヘッドおよび排
水中に混入する気泡の存在でランナに加わる水圧の変化
によりランナおよびこれに直結するモータの回転子と駆
動軸の軸方向の遊びがあるので、わずかに上下移動して
振動することによることも一応考慮することができる。
またさらに、前記排水用の配管の一方が排水ポンプの吐
出接手に接続され、他方の吐出側が開放されている閉管
であるので、配管中の水位の上昇時に、いわゆる空気柱
の共鳴を生じたり、またはランナの流路の構成によりそ
れぞれの流体の流れによって、ポンプ内部に反響を生
じ、音波の干渉を受けることも一応考えられる。但し、
この現象はGのみに限りかつ必ず再現したが、G以外の
他の排水ポンプの場合には、何れもこれの発生すること
は皆無であった。
【表1】 以上表1に示したように、本発明の実施の形態におい
て、回転羽根が上部遠心面で覆われかつその外周面にリ
ング状壁を設けて、露出していないランナをもつ前記A
のものが排水ポンプの回転中に回転羽根の間で気泡を分
離して排出して、そのために分断される水脈が回転羽根
を打撃することがなく、したがって騒音が最も低い、か
つ比較的排水量すなわちポンプの吐出量も少ないが、必
要とする排水量は充分満足させるものである。
【0065】本発明の他の実施の形態上記B,C,D,
Eは、それぞれ排水量と共に吐出揚程も増加させるため
に、軸流ポンプの作用効果を高めさせたり、補助羽根を
ランナの上部遠心面に備えたり、或いは斜流ポンプの流
路を加えたり、或いはさらにランナに下面遠心テーパー
部を設けて、これにより遠心流路をさらに増加させる手
段を講じ、相応の効果を得ることを可能としたが、流量
の増加と共に若干の騒音も増加したものである。
【0066】しかし、それでも前記従来技術の実施例
F,Gの排水ポンプよりもはるかに騒音の低下を顕著に
可能としたものである。
【0067】上記何れの実施の形態の排水ポンプにおい
ても、ランナ10のランナデスク11には流通口18を
備えて、小径羽根13および旋回羽根12の回転による
軸流分の液体を上部遠心面16へ導くと共に、カバー3
の挿入口23とこれに挿入されているランナボス17と
の隙間から空気の流通を許しているので、気泡を排除し
て液体中にこれの混入を阻止し、したがって気泡混入に
よる騒音を防止している。
【0068】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成により、騒
音を従来技術のものに比較してはるかに低下させ、しか
も構造も簡単に堅牢なものにすることを可能として、特
に空調機器のドレン排水ポンプを提供することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水ポンプ1の全体構成を示す一部断
面を表した縦断説明図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】(a)はランナの一例を示す平面図、(b)は
その縦断面図、(c)はその底面図である。
【図4】平面の上部遠心面を有するランナの縦断説明図
である。
【図5】皿形の上部遠心面を有するランナの縦断説明図
である。
【図6】本発明の排水ポンプにおけるランナの他の実施
の形態における斜視説明図である。
【図7】本発明の排水ポンプにおけるランナのさらに他
の実施の形態における斜視説明図である。
【図8】本発明の排水ポンプのランナのさらに他の実施
の形態における斜視説明図である。
【図9】(a)は図8のランナの平面図、(b)はその
一部断面を示す縦断説明図、(c)は(b)のランナの
底面図である。
【図10】本発明の排水ポンプのランナの別の実施の形
態における一部断面を示す縦断説明図である。
【図11】従来技術(ニ)特開平8−210289号公
報開示の図22の回転羽根の実施例に示された斜視図で
ある。
【図12】従来技術(ニ)特開平8−210289号公
報開示の図40の回転羽根の実施例に示された斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ドレン排水ポンプ 2 ハウジング 3 カバー 4 筒部 5 流入口 6 開口端部 7 吐出接手 8 吐出口 10 ランナ 11 ランナデスク 12 旋回羽根 13 小径羽根 14 アーム部 15 外周面 16 上部遠心面 17 ランナボス 18 流通口 20 モータ 21 駆動軸 22 水切板 23 挿入口 24 組付部 25 繋止鉤 30 開口部 31 縁線 32 補助羽根 33 立上り高さ 34 下面 35 流通溝 36 傾斜面 37 下面遠心テーパー部 38 空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 泰常 東京都大田区池上5丁目23番13号 太産工 業株式会社内 (72)発明者 田辺 和市 東京都大田区池上5丁目23番13号 太産工 業株式会社内 Fターム(参考) 3H033 AA01 BB01 BB06 BB07 BB08 BB16 CC01 DD02 DD12 DD21 EE04 EE06 EE11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部に流入口(5) を有する筒部(4) の
    上方にほぼ漏斗状をなしかつその大径側に吐出口(8) を
    備えたハウジング(2) を有し、モータ(20)の駆動軸(21)
    に同軸に嵌合連結したランナボス(17)と、厚くほぼ円盤
    状のランナデスク(11)およびその下面側に、前記ランナ
    ボス(17)の縦軸延線上の直截平面上に等間隔に設けた少
    なくとも3枚の三角形の旋回羽根(12)と、その下方に連
    続して、前記筒部(4) に所定の間隙をもって内挿嵌され
    るほぼ平行な小径羽根(13)とを一体に形成したランナ(1
    0)を、前記小径羽根(13)が前記流入口(5) に臨みかつ前
    記ランナデスク(11)が前記漏斗状の大径側に収められる
    ように前記ハウジング内にそれぞれ間隙を保って回転自
    在に設けた排水ポンプであって、前記ランナ(10)は、前
    記旋回羽根(12)および小径羽根(13)がその軸心側の基部
    から外周(15)に向かって放射状のアーム部(14)を形成し
    ており、このアーム部が前記軸心側の基部からランナボ
    ス(17)の周縁近傍の上部遠心面(16)に開口するように設
    けられた流通口(18)を備えたランナデスク(11)を保持し
    ており、前記流入口(5) から吐出口(8) に到る軸流路を
    加えた遠心ポンプの流路を備えたことを特徴とする排水
    ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記アーム部(14)は、その上面を加圧側
    にかつその下面を負圧側とするような傾斜面をそれぞれ
    備えた推進器状に形成して、軸流ポンプの作用効果を高
    めたことを特徴とする請求項1に記載の排水ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ランナデスク(11)の上部遠心面(16)
    に、その流通口(18)の縁の近傍から高さtなる立上がり
    高さ(33)をもって立ち上げて外周面(15)との縁線(31)に
    到る以内で前記t=0になるように漸減させた外周方向
    に傾斜した突起状で、前記旋回羽根(12)ごとに少なくと
    もこれと同数でほぼ放射状の補助羽根(32)を備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の排水ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記ランナデスク(11)はその下面側に、
    前記旋回羽根(12)ごとに少なくともこれと同数のその軸
    心側の基部から放射状にその外周方向に逆割溝状で、前
    記上部遠心面(16)の外周面(15)との縁線(31)以内に開口
    連通しかつ圧力面側となる傾斜面(36)を設けた開口部(3
    0)を備えて、斜流ポンプの流路を加えたことを特徴とす
    る請求項1から3までのうちのいずれか一つに記載の排
    水ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記ランナデスク(11)は、その下面を、
    旋回羽根(12)側から外周面(15)方向の上方に勾配を付け
    た下面遠心テーパー部(37)として、これによりさらに遠
    心流路を加えたことを特徴とする請求項1から3までの
    うちのいずれか一つに記載の排水ポンプ。
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