JP2006177184A - 排水ポンプ - Google Patents

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Tadashi Kabayama
正 樺山
Masayuki Imai
正幸 今井
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Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Abstract

【課題】 空気調和機に装備される排水ポンプの運転時の騒音低減を図る。
【解決手段】 排水ポンプ1aは、ポンプ本体10のポンプ室14内に回転羽根60が配設され、蓋部材120は、中央部に回転羽根60の軸部61が貫通する開口部122を有する。蓋部材120の回転羽根60の上面60aに対向する下面130は、内周部から外周部に向かって回転羽根60の上面から離れる方向の傾斜面に形成される。蓋部材120の上面124と下面130の間の肉厚寸法は、内周部から外周部に向かって徐々に薄くなるテーパー状に形成される。また、肉厚が均一で外周部に向かって徐々に回転羽根60の上面から離れる方向の傾斜面であっても効果は変わらない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機内に装備されて、ドレン水等を排水するための排水ポンプに関する。
例えば、天井に配設される空気調和機にあっては、蒸発器から落下するドレン水等を機外に排出するための排水ポンプが装備される。
下記の特許文献は、この種の排水ポンプを開示している。
図5は、排水ポンプの概要を示す説明図である。
全体を符号1で示す排水ポンプは、樹脂等でつくられるポンプ本体10を有する。ポンプ本体10は、ドレンパンに対向する入口部12と排水ホースに連結される出口部16を有し、その間にポンプ室14が形成される。
ポンプ本体10の開口部には、樹脂製の蓋部材20が、樹脂の弾性を利用した結合部により嵌着される。ポンプ本体10と蓋部材20の間はシール部材30によりシールされる。
蓋部材20の上部にはスタンド40が立設されており、このスタンド40の上部に電動モータ50が装備される。
電動モータ50の出力軸52は、ポンプ室14内に配設される回転羽根60の軸部61に形成された有底穴内に圧入される。
蓋部材20の中央には開口部22が形成されており、この開口部22を貫通して回転羽根60の軸部61は電動モータ側ヘ突出する。軸部61とモータ出力軸52の間には薄い樹脂製の水切板70が装備される。
この構造をもつ排水ポンプは、回転羽根60の軸部61と蓋部材20の開口部22との間には所定の間隙を設けて空気通路を確保する必要がある。この間隙からは、水も噴出するが、水切板70は、この噴出水が電気モータ50側へ飛散するのを防止する機能をもつ。
回転羽根60は、軸部61から放射方向へ延びる大径羽根62と、大径羽根の下部に連結される小径羽根63と、大径羽根の外周部を覆うリング部材64を有する。
回転羽根60が駆動されると、入口部12に満たされたドレンパンの水は、回転羽根60によりかき上げられ、ポンプ室14を介して出口部16から上方へ揚水される。
揚水が続くと、ドレンパン内の水位が低下し、ある水位で排水ポンプの運転は継続しても、揚水パイプの出口からは水の吐出が停止し、揚程の水位のみが保たれる状態となる。この状態をバランス状態と称する。
各種の実験の結果、回転羽根60の上面60aと蓋部材20の下面20aとの間の空間形状が、揚水時及びバランス時における騒音の発生に関係することが確認された。
また、同様の実験を継続した結果、騒音の発生領域は、ポンプ室14内の回転羽根と蓋部材との間の空間のうち、主として回転羽根の外周部の空間形状に影響されることが確認された。
特開2000−213769号公報
室内側に配設される空気調和機にあっては、騒音の低減が重要な課題である。本発明の目的は、蓋部材の下面部形状を改良することによって運転時の騒音の低減を達成する排水ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の排水ポンプは、回転羽根の上面と蓋部材の下面の間の室間形状が、内周部から外周部に向けて間隙寸法が大きくなるテーパー状の室間形状を備える。さらに、回転羽根の上面と蓋部材の下面の間の室間形状は、内周部の間隙寸法が小さく、外周部の間隙寸法が大きくなる段付の空間形状を備えることもある。
本発明は以上の構成を備えることにより、排水ポンプ運転時に発生する水かき音を低減することができる。
図1は、本発明の実施例を示す説明図である。
本実施例の排水ポンプ1aは、ポンプ本体10のポンプ室14内に回転羽根60が配設されることは、既存の排水ポンプと同様である。
蓋部材120は、中央部に回転羽根60の軸部61が貫通する開口部122を
有する。
蓋部材120の回転羽根60の上面60aに対向する下面130は、内周部から外周部に向かって回転羽根60の上面から離れる方向の傾斜面に形成される。
すなわち、蓋部材120の上面124と下面130の間の肉厚寸法は、内周部から外周部に向かって徐々に薄くなるテーパー状に形成される。また、肉厚が均一で外周部に向かって徐々に回転羽根60の上面から離れる方向の傾斜面であっても効果は変わらない。
この回転羽根と蓋部材の間の空間形状によって騒音の低減が達成できる。
図2は、本発明の更に他の実施例を示す説明図である。
本実施例の排水ポンプ1bにあっては、蓋部材220の下面部は、段付部230、232に形成される。すなわち、蓋部材220の上面224と内周部の下面230は肉厚寸法が大きく、外周部の下面232は肉厚寸法が小さく形成される。又、肉厚が均一であっても効果は変わらない。
そして、回転羽根60の上面60aと内周部の下面230との間隙寸法は小さく、外周部の下面232との間隙寸法は大きくなるように段付が形成される。
この回転羽根と蓋部材の間の空間形状によって騒音の低減が達成できる。
図3は、本発明の更に他の実施例を示す説明図である。
本実施例の排水ポンプ1cにあっては、蓋部材320の下面部は、図3の実施例と同様に、段付部330、332に形成される。
そして、各角部340、342、344は円弧状の面取り形状に形成される。この空間形状により気泡を含む水流の流れが一層にスムーズとなり、騒音の低減効果が向上する。
図4は、本発明の更に他の実施例を示す。本実施例の排水ポンプ1dにあっては、蓋部材420の下面部は、図4の実施例と同様に、段付部430、432に形成される。
そして、内周部の下面430と外周部の下面432との間はテーパー面440で連結される。さらに、外周の角部444も円弧状の面取り形状に形成される。
この空間形状により気泡を含む水流の流れが一層にスムーズとなり、騒音の低減効果が向上する。
本発明の排水ポンプは以上のように、ポンプ室内に配設される回転羽根の上面と蓋部材の下面との間で形成される空間形状を改良することにより、騒音低減を達成することができるものである。
本発明の一実施例の排水ポンプの要部を示す説明図。 本発明の他の実施例の排水ポンプの要部を示す説明図。 本発明の更に他の実施例の排水ポンプの要部を示す説明図。 本発明の更に他の実施例の排水ポンプの要部を示す説明図。 公知の排水ポンプの全体構造を示す説明図。
符号の説明
1 排水ポンプ
10 ポンプ本体
12 入口部
14 ポンプ室
16 出口部
20 蓋部材
22 開口部
50 電動モータ
60 回転羽根
61 軸部材
70 水切板

Claims (4)

  1. 下端部に吸込口を設けてあり上部側面に吐出口を設けてあるポンプ本体と、該ポンプ本体の上面開口部を覆う蓋部材と、上記ポンプ本体と上記蓋部材とによって区画される空間内に回転自在に納められた回転羽根と、該回転羽根を回転させるモータとを含み、
    上記蓋部材の下面形状は、内周部から外周部へ向けて上記回転羽根との間隙が広がるテーパー形状に形成してあることを特徴とする排水ポンプ。
  2. 下端部に吸込口を設けてあり上部側面に吐出口を設けてあるポンプ本体と、該ポンプ本体の上面開口部を覆う蓋部材と、上記ポンプ本体と上記蓋部材とによって区画される空間内に回転自在に納められた回転羽根と、該回転羽根を回転させるモータとを含み、
    上記蓋部材の下面外周部に上記回転羽根との間隙を部分的に大きくする凹部が形成してあることを特徴とする排水ポンプ。
  3. 請求項2において、上記凹部の角部は水の抵抗を少なくする斜面または曲面に形成してあることを特徴とする排水ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、上記ポンプ本体の内底面形状は、内周部から外周部に向けて大きくなる椀形の形状を備えることを特徴とする排水ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7403792B2 (ja) 2019-10-29 2023-12-25 株式会社不二工機 排水ポンプ

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