JP2925076B2 - 排水ポンプ - Google Patents

排水ポンプ

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JP2925076B2
JP2925076B2 JP9006417A JP641797A JP2925076B2 JP 2925076 B2 JP2925076 B2 JP 2925076B2 JP 9006417 A JP9006417 A JP 9006417A JP 641797 A JP641797 A JP 641797A JP 2925076 B2 JP2925076 B2 JP 2925076B2
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泰常 千葉
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空調機器の
室内ユニットの熱交換器表面で結露によって発生するド
レン水(以下単にドレンと言う)をドレンパンから揚水
して外部に排出する自吸式の非容積型回転ポンプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】空調機器などから発生するドレンを揚水
排出する排水ポンプとしては、(イ)実開昭63-105796
号、(ロ) 実公平3-35915 号、(ハ) 特開平7-63188
号、(ニ) 特開平8-210289号、(ホ) 特開平8-285307号
の各公報等に記載の枚挙に暇のないほど多数の従来技術
がある。
【0003】これらの従来技術においても、何れも廉価
でしかも耐久力のある隈取誘導電動機を駆動源としたも
のが用いられている。前記(ロ) 実公平3 -35915号公報
のものは、その羽根の駆動軸の近傍に大気を流入させる
気体流入部を設けているが、この気体流入部は図示され
ているような小孔である。前記羽根の回転によって、ド
レン水中の塵埃、バクテリア、水垢等の夾雑物が飛散
し、前記小孔に付着し、目詰まりを生じて、通気を遮断
してしまうのでおよび駆動軸と蓋との間の隙間が前記ド
レン中に含まれる夾雑物の固着によってモータの駆動回
転を妨げるので、実際は前記従来例の何れもが、駆動軸
もしくは旋回羽根の取付けボスとこれらが挿嵌される蓋
の上部の穴との間に充分な間隙をもたせかつ空気流通部
を兼ねさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この充
分な間隙をもたせたことが、ポンプの揚水中には旋回羽
根のドレン水と気泡混入流体への打撃音の発生となり、
さらにポンプ揚水停止直後の逆流水の溢流口となるおそ
れがある。また、この溢流は、従来の排水ポンプでは、
揚程を高めると必然的に発生し、そのために遮音、防
塵、防滴のカバーの取付け等の防止措置を講じなければ
ならなかったが、それでも不十分であった。
【0005】また、前記した特に(イ) 実開昭63-10579
6 号、(ロ) 実公平3-35915 号の公報に開示の従来技術
のものは、大凡50〜250 形(2〜10馬力相当) の業務用の
比較的大型の空調機器のドレン排水の用途に供されるも
のであったが、現在は2 馬力相当もしくは50型以下の小
業務用および家庭用の天井埋め込み形の空調機器室内ユ
ニットにも利用されるようになり、したがって排水ポン
プも、より小型軽量化と低騒音化が強く要望される現状
である。前記(ハ)特開平7-63188 号公報開示の従来技
術は、ねじポンプと遠心ポンプの結合であり、しかも天
板部上面に補助羽根を有するものではなく、本願の技術
とは相違する。同じく(ニ)の特開平8-210289号公報に
開示の従来技術は、就中その請求の範囲および図面の説
明に記載されている通り、ポンプの主体をなす回転体
は、シャフト部から放射方向に設けられる板状の大径羽
根と、その下部に出力軸方向に設けられる板状の小径羽
根と、この両羽根の間に設けられる中空部を有する円盤
とを備えたポンプである。上記大径および小径の羽根は
いずれも4 枚羽根が図示され、その外縁も共に出力軸心
に平行な薄い板状であり、円盤も同様に薄い板状であ
る。これでは回転羽根全体の慣性モーメントは少ないの
で、回転羽根の外周縁にシリンダ状のリング状壁部材で
一体に連結した方法も採られ、それによって上記慣性モ
ーメントが増加し、回転バランスを向上させると同時
に、ポンプ停止時の吐出口から吸入口側へ戻る戻り水
は、このリング状の壁部材に突き当たり、その抵抗によ
ってポンプ内に徐々に拡散され、この戻り水による騒音
の発生が低減されかつ円滑に吸入口側に落下して、カバ
ーの貫通口からモータ側に戻り水が噴出することが防止
されるとしている。この従来例は、大径羽根を円盤上に
備えたことで吐出最大揚程を確保できるとも述べている
が、この大径羽根の回転時、ポンプ本体内の水と空気が
攪拌され、前記カバーの貫通口から外部に洩れるその騒
音を遮断する本願の意図するところの着想がない。( そ
の構成全体が本願の場合に比べ、大きく相違しているも
のである。)また、前記(ホ)の特開平8-285307号公報
に開示の従来技術のものは、ほぼ三角形の羽根を水平円
板の下面に垂下してなるインペラを備えたドレン排水ポ
ンプにおいて、水平板の下面にインペラの回転方向に向
けて上方に傾斜し漸次薄くなるドレン水ガイドを設けた
もので、これにも本願の意図する技術的着想はなく、本
願技術の参考説明資料として図5、図6によって、本願
技術範囲に属さない技術として後述するものとも相違が
ある。
【0006】本発明は、以上説明し、さらに後述する前
記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
特に排水ポンプの振動および騒音防止はもとより、いっ
そう小形軽量化すると共に、その揚排水能力を高めるこ
とおよび取付けスペースを少なく、しかも耐久性、経済
性を向上させることをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による排水ポンプは、下端部に流入口を有
しかつほぼ漏斗状で上方の大径側に吐出口を有する本体
の内部に、モータの駆動軸に同軸に嵌合連結したランナ
ボスと、厚い円盤状のランナデスクおよびその下部に、
前記ランナボスの縦軸心延線上の直截平面において等間
隔に少なくとも三枚の三角形の羽根を配してなる旋回羽
根とを一体に形成したランナを、前記旋回羽根を前記流
入口に臨ませて、かつ前記ランナデスクを前記漏斗状の
大径側に収めて、回転自在であるように設けたものにお
いて、さらに前記ランナデスクは、その下面には、前記
旋回羽根の軸心基部から放射状にその外周に向けて連通
開口するように、前記旋回羽根の羽根の少なくとも倍数
のランナデスクの上面側に天井部分を残した逆割溝状の
流通路を設けると共に、その上面には、同様に複数個の
前記逆割溝の深さよりも短い高さに補助羽根を放射状に
突出させ、前記旋回羽根の軸心基部近傍と前記ランナボ
スの近傍間とをそれぞれ連通させる小径の通気路をラン
ナデスクの上面に開口させたことを特徴とする。
【0008】また、本発明により、前記駆動軸およびラ
ンナボスの軸挿入口を有し、その上側にモータを取り付
ける蓋と結合するポンプ本体のフランジ部には、これを
底面から見た円形の左右もしくはおよび上下またはいず
れかの少なくとも一箇所の円弧の一部を削除して弦側部
が形成され、この弦側部の側で前記モータと蓋の中間に
位置する前記蓋の上側に立ち上げ突設した水位検知の液
面センサなどの取付部を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付した図面により説明するが、その前にまず図7お
よび図8により従来技術の排水ポンプについてその概要
を述べる。これは、前述した50形(2馬力相当) 以下の家
庭用および小業務用の空調機器のドレンの排水に用いる
ために小形化した排水ポンプの一部断面を表す縦断面説
明図と底面図とを図7と図8にそれぞれ示したもので、
下端に図示しないドレンパン内に臨み位置する流入口
4′を設け、上方側部に吐出口5′を設けたほぼ中空逆
円錐形の本体2′内に、この本体2′の内面に間隙をも
って回転する複数のほぼ逆三角形の羽根を備えた旋回羽
根11″と一体のランナボス17′が、前記本体2′を
覆い取付けねじ26′によって螺締される蓋3′の軸挿
入口31′と適宜間隙をもって、前記蓋3′の上部にお
いて取付けステム29′に取り付けられたモータ20′
の駆動軸21′に嵌着連結されている。
【0012】前記ランナボス17′の上部で駆動軸2
1′には、水切板22が嵌設されている。また、本体
2′のフランジ部12′の下部に取付けねじ24′によ
り螺締着された取付けステー25′には、ドレン水の液
面を検知する液面センサ28′などを備えることもでき
る。
【0013】図示した液面センサ28′はフロート27
を有し、液面の変化により、すなわちドレン水がドレン
パンの一定水位になると、これを検知してスイッチが入
り、排水ポンプ1′のモータ20′を起動させたり、あ
るいは常時の運転中、万一排水ポンプ1′が故障してド
レンパンの水位が上昇し、溢水の警戒液位に達すると、
信号を発しおよびもしくは空調機器の電源をリレーによ
って切電する等の利用方法があり、フロート27に代え
て光センサ等も用いられる。
【0014】このようにして、ドレンパンのドレン水が
旋回羽根11″の下端を越えると、流入口4′から流入
して旋回羽根の回転による遠心力によって上方の大径側
に旋回しつつ上昇したドレン水は、吐出口5′から図示
しない吐出接手6′に接続した導管を経て上昇外部に排
出される。因に、図7において二点鎖線で描き示したも
のは、前述した50〜250 形(2〜10馬力相当) の空調機器
のドレン排水に用いられる比較的大量吐出し、その揚程
も大きい前記従来技術( イ) 実開昭63-105796 号、(
ロ) 実公平3-35915 号公報開示のものなどの実用例のほ
ぼ現寸比較を示す排水ポンプの本体と蓋のフランジの一
部の輪郭図である。
【0015】この従来の比較的大形のものと、これを小
形化したものとのポンプの能力の比較は後述するが、そ
の大きさの比較例としてフランジもしくはランナの回転
羽根の径の寸法の比は凡そ10:8である。そしてそれ
ぞれの駆動モータは15 W、10W 、それぞれの回転数は負
荷時にモータの滑りがあるためなどの要因により実測AC
200V, 50 Hzの場合に2800 RPM、60 Hz の場合には3360
RPM程度であった。
【0016】そして表1に示すように、これらの従来技
術による排水ポンプは揚水中の騒音が前記50形を超える
用途に供する前記( イ) 、( ロ) 等の比較的大形のもの
では相当に大きく、小形軽量化した図7および図8に示
す50形以下の空調機器に用いられる排水ポンプも、な
お騒音が比較的大であって、この騒音と振動はこれら排
水ポンプを備える空調機器の室内ユニット内で耳ざわり
な音響を発し、この騒音防止対策が課題であった。
【0017】また、小形軽量化を計った図7および図8
に示した従来技術のものは、排水能力がもちろん低下す
る。現在、前記50形以下の空調機器も含めていっそうの
小形軽量化が計られ、したがってこれらの機器に取り付
けるドレン排水ポンプもさらに一段の小形軽量化と省取
付けスペース、しかも低価格で吐出性能を向上させ、品
質の安定したさらになお低騒音のものが要望されてい
る。
【0018】このような市場のニーズに応えて、この課
題を解決するためになされた本発明の排水ポンプをその
一つの実施の形態を示す図1および図2によって説明す
る。図1は本発明の排水ポンプ1の一部断面を示した縦
断面説明図、図2は図1の底面図である。本発明の構成
は特許請求の範囲の欄で述べた通りで、従来公知の先行
技術との相違、例えば図7と図8で述べたものとの特に
相違する点は、ランナ10と、本体2のフランジ部12
と、および蓋3の上部に、立ち上げ突設した液面センサ
28を取り付けるための取付けステー25とこれを取付
けねじ24によって螺締着する取付けボス23を設けた
ことである。
【0019】その他の構成は、図7、図8のダッシュを
除いた数字の符号と同一である。まず、ランナ10は、
モータ20の駆動軸21に同軸に嵌合連結したランナボ
ス17と、厚い円盤状のランナデスク7およびその下部
に、前記ランナボス17の縦軸心延線上の直截平面にお
いて等間隔に少なくとも3枚の羽根を配してなる旋回羽
根11とが一体に形成されており、前記旋回羽根11の
軸心基部から放射状にランナデスク7の外周に向けて連
通開口するように前記旋回羽根11の羽根の少なくとも
倍数同等以上複数のランナデスク7の上面側に天井部分
を残した逆摺割溝状の流通路9を設けると共に、ランナ
デスク7の上面にも同様に複数個の前記割溝の深さより
も短い高さに補助羽根8を放射状に突設させ、またラン
ナデスク7には、その軸心近傍と前記ランナボス17近
傍間とをそれぞれ連通させる小径の通気路(図3〜図6
参照)を突設し、ランナデスク7上面に開口させてあ
る。そして、前記旋回羽根11を本体2の下部の流入口
に臨ませ、前記ランナデスク7は前記本体2の漏斗状の
上方大径部側に共に回転自在に収められている。
【0021】この排水ポンプ1を空調機器へ取り付ける
場合の省スペースを考慮して、本体2ともしくはこれを
覆う蓋3と共に、これらの本体フランジ部12が、その
底面から見た円形の四隅或いはその他複数のこの両者を
螺締着する取付けねじ26の座部位を残して、左右もし
くはおよび上下またはいずれかの少なくとも一箇所の円
弧の一部を削除した弦側部が形成されている。取付けね
じ26で螺締着以外の、互いに螺合もしくはフック等に
より蓋3を本体2に結合する場合も同様である。
【0022】なお、図2に示す本体2のフランジ部12
の円弧の一部を削除して弦側部32を形成する場合に、
円弧の一部を削除することに代えて、フランジ部12の
取付けねじ26用取付け座の部分をいわゆる耳状に残し
て直線的に切除して形成した側面を有するものであって
も差し支えないものである。これによって、省取付けス
ペースはもちろん、素材費の節減になること、および本
体2の外側に液面センサ28などを付設する場合のいわ
ゆる出っ張りを少なくする利点を生ずる。
【0023】そして、この排水ポンプ1をさらに小形軽
量化することと、後述する騒音低減化の目的からその本
体2の高さを縮小している。そのために、従来技術での
本体2′のフランジ部12′の下面に、これと一体にも
しくは取付けステー25′を介して液面センサ28′や
フロート27などを設けるようなことは、取付けスペー
スに余裕がなく不可能となった。それ故、本発明では、
モータ20の取付側でこれとポンプ本体2との中間に位
置する前記蓋3の上面側に取付けボス23を一体に備え
て立ち上げ立設し取付けステー25を取付けねじ24で
螺着し、これを介して前記液面センサ28、フロート2
7などを取り付け得るようにした。
【0024】この場合、板状の取付けステー25に突起
を設け、突出したこの突起と嵌合する凹所を取付けボス
23などの蓋3側に設けるか、もしくはその反対に取付
けボス23の上面に突起を設け、これと嵌合する穴もし
くは凹部を取付けステー25側に設けると、一個の取付
けねじ24の螺締によって取付けステー25は確実に固
定されて、廻止めとなる。
【0025】もちろん、蓋3自体に前記取付け部を一体
に形成可能であれば、わざわざ別個の取付けステー25
を付設する必要はない。なお、図1の排水ポンプ1にお
ける前記旋回羽根11は3枚であって、その斜辺と軸心
とのなす角度は20°、したがってその回転するときの軌
跡のランナデスクに対する中心角は40°であるが、前記
旋回羽根11の角度はこれに限るものではない。ただ
し、羽根の数はパドル状1〜2枚のものよりも3枚の方
がバランスがとれ、水撃による騒音や振動を緩和し、し
かも流量も増加させるが、その数が過多であると、かえ
って流量は減少する。
【0026】なお、図1における二点鎖線で示す吐出口
5を有する吐出接手6は図2に示す吐出接手6を本体2
の縦軸心上90°右に旋回した場合の仮想線である。この
ように構成された本発明の排水ポンプ1は、図示しない
空調機器の室内ユニットのドレンパンに、その流入口4
を臨ませて取り付けられる。ドレンパンのドレン水の液
位が上昇して、前記流入口4を塞ぐと、モータ20の回
転と共に回転するランナ10の旋回羽根11によって流
入口4からドレンが吸い込まれ、掻き回されてその遠心
力によって上昇し、旋回羽根11のランナデスク7と結
合する基部に到り、そこからランナ流通路9を経て、そ
のインペラーの作用によってさらに増大するランナデス
ク7の回転遠心力により増速かつ増圧されて、ランナデ
スク7を収めたほぼ漏斗状で上方大径側の本体2の側部
の吐出接手6に備えた吐出口5から、これに接続された
図示しない排水管を経て揚水排出される。
【0027】ポンプの流入口4から流入するドレンの揚
水初期および連続揚水時でも、揚液中の混入気泡の存在
は、この気泡と液とが旋回羽根11と衝突することによ
る騒音の発生となり、またこの気泡の混入は揚水作用を
妨げるので、旋回羽根11を取り付けた軸心基部近傍と
前記ランナボス17近傍間を連通する通気路を穿ち、こ
れにより前記軸挿入口31とランナボス17との間隙を
経て前記気泡を放出排除し、順調にポンプ作用が営まれ
る。そして前述の通り、ポンプの運転中に、ランナ10
が回転する遠心力によって液体がランナ流通路9からそ
の外周に放散され、吐出圧力を有しているにもかかわら
ず、前記軸挿入口31からその上方への溢水を防ぎかつ
騒音を遮断するために、ランナデスク7のランナ流通路
9の外周上部は、天井を残した逆摺割溝状であって、例
えば天板をもって覆われるように遮蔽されていて、その
外周上部と蓋3との間に旋回水層を形成させて遮音の効
果をあげている。
【0028】さらに、上記旋回水層の水膜が前記通気路
13を塞がぬように、ランナデスク7の上面、すなわち
天板部16の上面にランナボス17から複数の流通路9
の深さよりもはるかに短い高さに補助羽根8を放射状に
その外周まで突出させて、その回転遠心力でランナボス
17の周囲、すなわち通気路13上面からの液体をその
外周に向けて放散させて、前記旋回水層の形成を助長し
かつ遮音効果とポンプの揚水吐出能力を高めるものであ
る。ただし、補助羽根の高さが大であると、水を打つ騒
音が高くなるので、これを防止するためにも、通気路の
開口部を水膜が塞がぬように水を拡散できる高さでよ
い。
【0029】そして揚水中、揚程をポンプ能力の最大限
度まで高めても、前記ランナボス17と軸挿入口31と
の間隙からの溢水は認められなかった。ポンプ停止時に
は、吐出接手6に接続した配管から揚程を逆流するドレ
ン水がポンプ本体2を通り、流入口4を経てドレンパン
に戻される。この際に、前記揚程が大であると、逆流す
るドレンの一部は前記軸挿入口31から若干量が溢れる
ことがあるが、駆動軸21に嵌設した水切板22によっ
てモータ20側、すなわち上方への噴出が遮られ、モー
タ20の再起動時には、水滴が振り切られる。
【0030】この逆流水が吐出口5から流入口4へ戻り
やすくするためおよびポンプの吐出揚水時に気泡混入の
水液を絞って効率を高めしかも騒音を低減するために
も、従来から、吐出口5の最小断面積は流入口4の断面
積に比較してはるかに小さく、しかも軸挿入口31とラ
ンナボス17もしくは駆動軸21との間隙面積に比較し
ても小さくすることは従来から実施されている通例であ
る。
【0031】本発明の実施例においても、例えば図1の
排水ポンプ1の場合、 流入口4の直径 D その断面積S、 軸挿入口31の直径 d1 その断面積a1 ランナボス17の直径d2 その断面積a2 吐出口5の最小部直径d その断面積s とすると、 D=10.5 mm S=86.6 mm21 =12 mm a1 =113.1 mm22 = 9 mm a2 =63.6 mm2 d=5 mm s=19.6 mm21 −a2 =49.5 mm すなわち、S>(a1 −a2 )>s となっている。
【0032】前述したポンプの本体2の高さを縮小する
ために、特に旋回羽根11を収容する漏斗状の逆円錐部
分の高さを短くして、流入口4を超えたドレン水位が約
10〜13 mm 、要するに流入口4の下端がドレン液面にそ
れだけ埋設した状態でポンプを作動して揚水吐出させる
場合が最も騒音が低くなる。これは、旋回羽根11の高
さも短くなり、その回転により揚水したドレンが直ち
に、遠心力が大きくて、より揚水吐出作用のすぐれたラ
ンナデスク7の流通路9に導かれるために、旋回羽根間
が液で充満し、混入する気泡を減少させて、そこに発生
する騒音を抑制する結果によるものである。
【0033】このランナ流通路9はほぼ逆摺割溝で放射
状の外周部分はその深さを増大させたものであるが、ブ
レード形のものに比較して、ランナデスク形のものは、
もともと質量が大きくなり、これがその回転時にはフラ
イホイールの作用をすると共に、ブレード形の場合のよ
うな水の衝撃に対する振動が少なく、これを減殺するの
で、したがって騒音も甚だ少なく抑えられる。
【0034】以上、図1と図2によって詳述した、小形
軽量化した本発明の排水ポンプ1をAとし、図7と図8
に示した小形軽量化された従来技術の排水ポンプ1′を
Bとし、さらに(イ)実開昭63-105796 号、(ロ) 実公
平3-35915 号公報に開示されたものなど50形〜250 形の
空調機器に用いられる比較的大きな従来技術の排水ポン
プをCとして、これらの吐出流量 ml(ミリリットル毎
分)/吐出揚程 head mm、最大吐出揚程 mm 、騒音dB A
スケール、無響室内でマイクロフォンはポンプの水平方
向距離1メートルで測定した。駆動電動機は隈取線輪形
誘導電動機を用い、A,Bは共に10W 、C は15W 、電源
は交流200V, 50Hz, 60Hzの回転数は前述した通りであ
り、ポンプ本体2、2′の流入口4、4′の下端部が13
mm 水没している場合の上記測定比較データを表1に示
す。
【0035】
【表1】
【0036】表1において、Bのポンプは、揚程(head)
500 mmでは吐出量が非常に減少するので、400 mmで吐出
流量を測定したものである。このように、従来の50〜25
0 形空調機器用のドレン排水ポンプCに比較して、小形
軽量化した従来技術のポンプBは特に揚水および排水能
力が1/2 〜1/3 に減少する。これに比べて本発明の排水
ポンプAは、前記ポンプBよりもさらに小形にしたにも
かかわらず、その揚程および排水能力は前述したポンプ
Cの約65〜70%であり、ポンプBに対しては最大揚程が
約40%増し、排水能力は倍増以上である。しかも、騒音
は掲示したように、ポンプCよりはもとよりポンプBに
比較してもはるかに低下している。
【0037】なお、表1に示すデータを(イ)、(ロ)
のほか(ハ)(ニ)(ホ)の前記従来技術のものに比べ
ても、その揚程と排水能力の効率および低騒音であるこ
とは、それぞれ若干の条件の相違があるにしても自明の
事実である。なお、前述した複数個のほぼ逆三角形の羽
根をもって構成されている旋回羽根11は、これに代え
て軸心に対して捩じれ角を有するリードをもつねじポン
プを形成するものであっても、その回転により初めに揚
水を開始できるものである。
【0038】次に、本発明の他の実施の形態および本発
明の技術に属さない参考資料のランナ10′、10″に
ついて図3〜図6によってこれを説明する。図3と図5
は各実施の形態の斜視図であり、図4および図6は上記
各斜視図で示したもののそれぞれ底面図である。図4の
ランナ流通路9′は、ランナ9′の回転方向の後ろ側に
傾斜する斜面19を有するほぼ逆梯形溝状でかつ放射状
の外周付近の溝の深さを大にしたものは、前記旋回羽根
11′によって掻き回された気泡を含む液体が前記斜面
19で抑圧されながら前記通気路13から抜けきれない
気泡も共にランナデスク7′の外周方向に速やかに導か
れ、流量も増加する一方、溝の斜面19をもつために、
その側面に衝突する流体圧が減少し、したがって騒音や
振動の発生をさらに減少させることができる。
【0039】図5と図6に示す本発明の前記参考資料の
ランナ10″は、旋回羽根11′に連続した放射状に前
記ランナ10″の天板16の下面に突設させた下放射羽
根15と、同じく天板16の上面に放射状に突設させた
補助羽根8′は、一般の回転ポンプ、例えばボリュート
ポンプと類似の形状にしてもよい。また、前述した下放
射羽根15はブレード状であってもよい。この下放射羽
根15の間が流体を掻き回して通る流通路となる。下放
射羽根15は図示するような3枚のものよりもその数を
ある程度増した方が騒音は概して低下する。ただし、図
5、図6に示す技術は本発明の厚い円盤状のランナデス
ク7および前記流通路9も備えていないので、本発明の
技術には属さない。
【0040】その他の各図における同一数字符号のもの
は図1、図2のものと同様であるから、その説明は省略
する。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による排水
ポンプは次に述べるような効果を生じる。 (a) 旋回羽根に、これよりも大径でほぼ円盤状のランナ
デスクを結合したランナを有する遠心ポンプであり、し
たがって前記ランナデスクの下面に設けたランナ流通路
は旋回羽根による揚液を充分通過させるに足る断面積を
有すればよいので、一般の渦巻ポンプのように軸心側す
なわち吸入側の空間を大きく占める必要がなく、しかも
インペラーとしての働きをするので、したがってランナ
デスクの質量が比較的大きくとれるので、それ故に、そ
の回転時にフライホイールの効果があり、旋回羽根から
の揚液は比較的狭小で足りるランナ流通路を通過する際
にその回転によって加速かつ増圧されて、ポンプの揚水
吐出量を増大する一方、揚液中に混在する気泡は通気路
から上昇放出され、そのために揚水中に旋回羽根やドレ
ン流通路で揚液に加わる衝撃による振動や騒音の発生が
きわめて少なく、このポンプを取り付けた空調機器にお
ける共振や共鳴音の発生も抑えられる。
【0042】(b) ランナデスクの流通路の上面を天井の
ように覆っているので、ランナの回転する遠心力によっ
て生ずる揚水吐出圧力のために、ランナ上部のランナボ
スと蓋に設けた軸挿入口の間隙から外部に揚液が流出す
ることを防ぐと共に、わずかに上面に侵出した液体はラ
ンナデスクと蓋の内面との間に形成された旋回水層によ
る水膜がポンプ本体内部で発生する作動音を外部に対し
て遮蔽する効果がある。
【0043】(c) ランナデスクに設けた通気路から上部
に侵出する揚液は、ランナデスクの上面天板上に設けた
放射状の補助羽根によってその外周方向へ放出されて通
気路を揚液で塞ぐことを防止する一方、前記の放出され
て形成される旋回水層をさらに漏斗状の本体の大径側部
へ押し出して、ポンプの揚水吐出能力をさらに助長す
る。
【0044】(d) 旋回羽根を収容する漏斗状本体の逆円
錐部分の高さを短小にしたので、流入口の下端がドレン
の液面から水没状態となったとき、旋回羽根より遠心力
が大で揚水吐出能力を高めるランナデスクの流通路にな
るべく早く導き、前記旋回羽根間を液で充満させて、そ
こに混入する気泡を減少させて、騒音を抑制することお
よび速やかに揚水作業を開始させることができる。
【0045】(e) ランナデスクのランナ流通路を、この
ランナの回転方向の後ろ側すなわち逆方向側に傾斜する
斜面を有する逆梯形溝状でかつその放射状の外周付近の
溝の深さを大きくしたものは、前記旋回羽根により攪拌
された気泡を含む液体が前記斜面によってランナの上面
に上昇するのを抑圧されながら通気路から抜けきれない
気泡も共に、ランナデスクの外周方向に速やかに導か
れ、流量も増大する一方、溝の斜面をもつために、その
側面に衝突する流体圧力が減殺され、騒音や振動の発生
がさらに抑えられる。 (f) 本体を覆いかつこれと結合する蓋の上側に水位を検
知する液面センサなどの取付け部を備えたために、本体
の高さを縮小することが可能になった。
【0046】(g) 蓋を結合する本体のフランジ部を、こ
れを底面から見た円形の左右、もしくはおよび上下また
はいずれかの少なくとも一箇所の円弧の一部を削除して
弦側部を形成したことにより、このポンプを空調機器に
取り付ける場合の省スペースを可能としかつ省資材とな
る。 (h) 従来の旋回羽根とランナ流通路を結合したランナデ
スクの上面にさらに放射状の補助羽根を突設したことに
よって、従来の50形以下の空調機器のドレン排水用ポン
プとして小形軽量化されたものよりもさらに小形で、し
かも揚水、吐出能力を高め、その上騒音発生のはるかに
低い排水ポンプを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で、排水ポンプの一部断
面を表す縦断説明図である。
【図2】図1に示す本発明の排水ポンプの底面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施の形態の排水ポンプのランナ
の斜視図である。
【図4】図3に示す本発明の排水ポンプのランナの底面
図である。
【図5】本発明のさらに他の従来技術の応用による参考
例の排水ポンプのランナの斜視図である。
【図6】図5の参考例のランナの底面図である。
【図7】従来公知の技術に属する小型軽量化された排水
ポンプの一部断面を表した縦断説明図である。
【図8】図7に示す従来技術の排水ポンプの底面図であ
る。
【符号の説明】
1,1′ 排水ポンプ 2,2′ 本体 3,3′ 蓋 4,4′ 流入口 5,5′ 吐出口 8 補助羽根 7,7′,7″ ランナデスク 9,9′ ランナ流通路 10.10′,10″ ランナ 11,11′,11″ 旋回羽根 12,12′ 本体フランジ部 13,13′ 通気路 15 下放射羽根 17,17′ ランナボス 20,20′ モータ 24,24′ 取付けねじ 25,25′ 取付けステー 26,26′ 取付けねじ 28,28′ 液面センサ 31,31′ 軸挿入口 32 弦側部
フロントページの続き (72)発明者 藤井 敏夫 東京都大田区池上5丁目23番13号 太産 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−296864(JP,A) 特開 平9−145085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 1/14 F04D 11/00 F24F 1/00 361

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部に流入口(4) を有しかつほぼ漏斗
    状で上方の大径側に吐出口(5) を有する本体(2) の内部
    に、モータ(20)の駆動軸(21)に同軸に嵌合連結したラン
    ナボス(17)と、厚い円盤状のランナデスク(7) およびそ
    の下部に、前記ランナボス(17)の縦軸心延線上の直截平
    面において等間隔に少なくとも三枚の三角形の羽根を配
    してなる旋回羽根(11)とを一体に形成したランナ(10)
    を、前記旋回羽根(11)を前記流入口(4) に臨ませて、か
    つ前記ランナデスク(7) を前記漏斗状の大径側に収め
    て、回転自在であるように設けたものにおいて、 さらに前記ランナデスク(7) は、その下面に、前記旋回
    羽根(11)の軸心基部から放射状にその外周に向けて連通
    開口するように、前記旋回羽根(11)の羽根の少なくとも
    倍数のランナデスク(7) の上面側に天井部分を残した逆
    割溝状の流通路(9) を設けると共に、その上面には、同
    様に複数個の前記流通路(9) の深さよりも短い高さに補
    助羽根(8) を放射状に突出させ、 前記旋回羽根(11)の軸心基部近傍と前記ランナボス(17)
    の近傍間とをそれぞれ連通させる小径の通気路(13)をラ
    ンナデスク(7) の上面に開口させたことを特徴とする排
    水ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸(21)およびランナボス(17)の
    軸挿入口(31)を有し、その上側にモータ(20)を取り付け
    る蓋(3) と結合するポンプ本体(2) のフランジ部(12)に
    はこれを底面から見た円形の左右もしくはおよび上下ま
    たはいずれかの少なくとも一箇所の円弧の一部を削除し
    て弦側部(32)が形成され、この弦側部(32)の側で前記モ
    ータ(20)と蓋の中間に位置する前記蓋(3) の上側に立ち
    上げ突設した水位検知の液面センサ(27)などの取付部を
    備えたことを特徴とする請求項1の排水ポンプ。
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