JP2002047654A - 杭打機 - Google Patents

杭打機

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JP2002047654A
JP2002047654A JP2000236491A JP2000236491A JP2002047654A JP 2002047654 A JP2002047654 A JP 2002047654A JP 2000236491 A JP2000236491 A JP 2000236491A JP 2000236491 A JP2000236491 A JP 2000236491A JP 2002047654 A JP2002047654 A JP 2002047654A
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JP
Japan
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sheave
leader
wire rope
bracket
pile
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Pending
Application number
JP2000236491A
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English (en)
Inventor
Tsunenari Kondou
凡也 近藤
Takuichi Ban
卓一 伴
Terukatsu Kishi
照勝 岸
Shoichi Kondo
正一 近藤
Toru Uchino
徹 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】杭打用装置を支持するワイヤロープのガイド用
シーブの送りが円滑にできる構成のガイドシーブ機構を
有する杭打機を提供する。 【解決手段】リーダ2を回動自在に保持するリーダサポ
ート5に上方に突出させてシーブブラケット18を取付
ける。シーブブラケット18の頂部に縦シーブ17を取
付ける。リーダ頂部のシーブブラケット12上に、一対
の横シーブ20、21を取付ける。ウインチ16より巻
取り繰出しされる杭打用装置支持用ワイヤロープ15
を、前記縦シーブ17に掛け、かつ前記一対の横シーブ
20、21間に通してシーブブロック14に掛け回す。
リーダ2が軸心を中心に回動しても、ワイヤロープ15
は縦シーブ17と横シーブ20、21間で一定の姿勢で
張られ、横シーブ20、21で曲がるため、リーダ2が
短い場合でも、ワイヤロープ15が無理なく円滑に送ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式リーダを有
する杭打機に係わり、特にリーダの長さを短くした低空
頭回転式リーダを有する杭打機における杭打用装置支持
用ワイヤロープの掛け回し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平9-328750号公報に
記載のように、リーダにオーガ回転駆動装置や杭打ち込
み用ハンマ等の杭打用装置を昇降自在に装着し、これら
の杭打用装置を、自走式車両でなる杭打機本体に搭載し
たウインチにより巻取り繰出しされるワイヤロープによ
り支持する杭打機においては、リーダの頂部のブラケッ
トに設けたシーブブロックと前記杭打用装置に設けたシ
ーブブロックとの間でワイヤロープを掛け回して杭打用
装置を支持する。
【0003】従来の杭打機においては、ウインチより巻
取り繰出しされるワイヤロープを、前記リーダの中間部
においてはリーダ支持用のバックステーや、リーダの中
間部を回動自在に支持するリーダサポートと干渉しない
ように、リーダサポートに取付けたガイドシーブに掛
け、次ぎにリーダ頂部のシーブブラケットの後側に設け
た縦シーブに掛けて前記シーブブロックに掛け回す構造
を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば橋の下の補強工
事のように、上部に障害物がある場合、リーダを短くし
て杭打機を使用する。この場合、前記リーダサポートに
取付けるガイドシーブと、リーダ頂部のシーブブラケッ
トに取付ける縦シーブとの距離が短くなる。このため、
リーダを回転させる場合、前記縦シーブもリーダ頂部の
シーブブラケットと共に、リーダを中心に回動する。こ
のリーダの回動により、縦シーブがリーダの側面側に回
り込んだ状態では、ワイヤロープが前記リーダサポート
に取付けられたガイドシーブや前記縦シーブにこじられ
るため、円滑なワイヤロープの送りができず、ワイヤロ
ープやシーブの損傷が起こりやすくなり、使用が困難と
なる。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、杭打用装置
を支持するワイヤロープのガイド用シーブの送りが円滑
にできる構成のガイドシーブ機構を有する杭打機を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用、効果】請求項1の
杭打機は、自走式車両からなる杭打機本体に支持用バッ
クステーおよびリーダサポートによりリーダを回動自在
に支持し、前記リーダの頂部にシーブブラケットを設
け、前記杭打機本体に搭載されたウインチに巻取り繰出
しされるワイヤロープを、前記シーブブラケットに取付
けたシーブブロックと、前記リーダに沿って昇降自在に
装着される杭打用装置に設けたシーブブロックとの間で
掛け回す杭打機において、前記リーダサポートに上方に
突出させてシーブブラケットを取付け、該シーブブラケ
ットの頂部に縦シーブを取付け、前記リーダ頂部のシー
ブブラケットに、一対の横シーブを取付け、前記ウイン
チより巻取り繰出しされる杭打用装置支持用ワイヤロー
プを、前記縦シーブに掛け、かつ前記一対の横シーブ間
に通して前記シーブブロックに掛け回すことを特徴とす
る。
【0007】このように構成すれば、杭打用装置支持用
ワイヤロープは、リーダサポートに取付けたシーブブラ
ケットの頂部に取付けた縦シーブと、リーダ頂部のシー
ブブラケットに取付けた一対の横シーブまではワイヤロ
ープの経路は一定であり、一対の横シーブからシーブブ
ラケットの杭打用装置支持用シーブブロックまでのワイ
ヤロープの方向がリーダの回転に伴って回動する。この
回動に伴うワイヤロープの方向変換点は前記一対の横シ
ーブの対向部であり、このため、リーダが短く、リーダ
サポートとリーダ頂部との間が短くなっても、リーダの
回動によってリーダ頂部のシーブブラケットの向きが変
更しても、シーブによるガイドが無理なく行える。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明による杭打機の一実
施の形態を示す側面図である。1は自走式車両からなる
杭打機本体である。該杭打機本体1は、走行体1a上に
旋回装置1bを介して旋回体1cを設置して構成され
る。2は該本体1の旋回体1cにピン3を中心に起伏可
能に取付けられたリーダである。該リーダ2は、下部に
設けられた回動装置4により、リーダの軸心を中心とし
て回動されるように構成される。本杭打機は、例えば橋
の下のように、上部に障害物が存在する場合にも使用で
きるように、リーダ2は、その分割リーダ2aの本数を
少なくして構成される。
【0009】リーダ2の上部には、円環状のリーダサポ
ート5が回動自在に嵌合され、リーダサポート5と左右
のバックステー6の上端とがピン7により連結される。
バックステーの下部は油圧シリンダ6aにより構成さ
れ、その下端は旋回体1cの後部に左右に張り出したビ
ーム8に連結される。
【0010】リーダ2の一面(2面の場合もある)には
左右一対のガイドパイプ9が設けられる。該ガイドパイ
プ9には、図示のようスクリューオーガ10等の掘削具
を回転駆動するオーが回転駆動装置や杭打用ハンマ等の
杭打用装置11が昇降自在に装着される。
【0011】リーダ2の頂部にはシーブブラケット12
が取付けられる。該シーブブラケット12の前方への突
出部には、前記杭打用装置11を支持するためのシーブ
ブロック14が取付けられる。該シーブブロック13
と、杭打用装置11に設けたシーブブロック13には、
杭打用装置支持用ワイヤロープ15が掛け回される。該
ワイヤロープ15を巻取り繰出しするウインチ16は旋
回体1cに搭載される。本例ではこのウインチとして本
来リーダ起伏用ウインチとして用いられるものを使用し
ている。
【0012】前記リーダサポート5には、前記ワイヤロ
ープ15をガイドする縦シーブ17を頂部に取付けたブ
ラケット18を取付ける。また、リーダ頂部のシーブブ
ラケット12の上には、ブラケット19により一対の横
シーブ20、21を取付け、その間でワイヤロープ15
を挟んでガイドする。図3は該リーダ頂部のシーブブラ
ケット18および縦シーブ17を示す平面図である。ま
た、図4(A)は図3のE矢印図、図4(B)は図3の
F矢印図である。
【0013】図3に示すように、ワイヤロープ15のシ
ーブブロック14は複数のシーブ22を有し、横シーブ
20、21を通したワイヤロープ15は、シーブブラケ
ット12の片側のシーブ22より導入される。このた
め、前記縦シーブ17の位置は、シーブブラケット12
の片側に対向する位置に取付けられる。また、リーダ2
の向きが、ガイドパイプ9が前面にあるように設定され
ている場合には、横シーブ20、21間のワイヤロープ
15のガイド部は、縦シーブ17とシーブブロック14
の端部のシーブ22との間に位置するように、横シーブ
20、21の位置を設定する。一方の横シーブ20(図
3のようにリーダ2が回動しない時に縦シーブ17に近
くなる側のシーブ)は、リーダ2の回動に係わらず、縦
シーブ17と横シーブ20のワイヤロープ15の接触点
までの長さが極力変化しないように、リーダ2のほぼ中
心に位置するように構成している。
【0014】また、シーブブラケット18を、シーブ1
7のロープ掛け回し位置と、横シーブ20、21の掛け
回し位置とが同じ高さになるようにし、これにより、横
シーブ20、21およびそこを通るロープに無理な力
(こじる)が生じないようにしている。
【0015】なお、シーブブラケット12には、杭(図
示せず)をつり上げるための補助ロープ(図示せず)を
ガイドするシーブ23、24、25が取付けられる。
【0016】図5(A)、(B)はリーダ2をそれぞれ
右に45度、左に45度旋回させた時のワイヤロープ1
5とシーブ17、20、21、22との係合状況を示す
平面図である。このように、リーダ2を回動させる理由
は、杭打機本体1を一定の場所に固定したまま、左右2
箇所に縦穴掘削と杭打ちを行うことにより、能率向上を
図るためである。なお、リーダ2を前向きとして3箇所
の縦穴掘削と杭打ちを行うことができる。この場合、リ
ーダ2の前後位置を移動装置3aにより調整し、かつバ
ックステー6の油圧シリンダ6aを伸縮させることによ
ってリーダ2を垂直に保持して3箇所の杭打ち箇所を直
線状に設定することができる。
【0017】図5から判るように、ワイヤロープ15
は、リーダ2の回動に係わらず、縦シーブ17と、一対
の横シーブ20、21までは経路が一定であり、一対の
横シーブ20、21からシーブブロック14までのワイ
ヤロープ15の方向がリーダ2の回動に伴って回動す
る。この回動に伴うワイヤロープ15の方向変換点は前
記一対の横シーブ20、21の対向部である。このた
め、リーダが回動しても、横シーブ20、21の外周の
接触長が変化するだけであり、横シーブ20、21によ
り無理なくガイドされる。このため、リーダ2が短く、
リーダサポート5とリーダ2の頂部との間が短く、リー
ダ2の回動によってリーダ頂部のシーブブラケット12
の向きが変更しても、シーブによるガイドが無理無く行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による杭打機の一実施の形態を示す側面
図である。
【図2】図1のリーダ頂部の拡大側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ図2のE矢印図、F
矢印図である。
【図5】(A)、(B)は本実施の形態において、リー
ダをそれぞれ右に45度、左に45度旋回させた時のワ
イヤロープとシーブとの係合状況を示す平面図である。
【符号の説明】
1:杭打機本体、2:リーダ、3:ピン、4:回動装
置、5:リーダサポート、6:バックステー、6a:油
圧シリンダ、7:ピン、9:ガイドパイプ、10:スク
リューオーガ、11:杭打用装置、12:シーブブラケ
ット、13、14;シーブブロック、15:ワイヤロー
プ、16:ウインチ、17:縦シーブ、18:シーブブ
ラケット、20、21:横シーブ、22〜25:シーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 照勝 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 近藤 正一 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 内野 徹 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 Fターム(参考) 2D050 CB03 CB12 EE10 EE14 EE22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自走式車両からなる杭打機本体に支持用バ
    ックステーおよびリーダサポートによりリーダを回動自
    在に支持し、 前記リーダの頂部にシーブブラケットを設け、 前記杭打機本体に搭載されたウインチに巻取り繰出しさ
    れるワイヤロープを、前記シーブブラケットに取付けた
    シーブブロックと、前記リーダに沿って昇降自在に装着
    される杭打用装置に設けたシーブブロックとの間で掛け
    回す杭打機において、 前記リーダサポートに上方に突出させてシーブブラケッ
    トを取付け、該シーブブラケットの頂部に縦シーブを取
    付け、 前記リーダ頂部のシーブブラケットに、一対の横シーブ
    を取付け、 前記ウインチより巻取り繰出しされる杭打用装置支持用
    ワイヤロープを、前記縦シーブに掛け、かつ前記一対の
    横シーブ間に通して前記シーブブロックに掛け回すこと
    を特徴とする杭打機。
JP2000236491A 2000-08-04 2000-08-04 杭打機 Pending JP2002047654A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082134A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Hoei Kogyosho:Kk 杭打ち装置におけるリーダのトップ部機構
CN111980579A (zh) * 2020-07-11 2020-11-24 中铁二十四局集团江苏工程有限公司 螺杆桩机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008082134A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Hoei Kogyosho:Kk 杭打ち装置におけるリーダのトップ部機構
JP4597935B2 (ja) * 2006-09-29 2010-12-15 有限会社邦恵工業所 杭打ち装置におけるリーダのトップ部機構
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