JP2002047324A - 硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法 - Google Patents
硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法Info
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Abstract
カーボン(HFC)を発泡剤として用いても、原料配合
液の相分離の発生と内圧の上昇の問題を生じさせること
なく、低密度で難燃性と断熱性に優れた硬質ポリウレタ
ンフォームを安価に安定して得ること。 【解決手段】 ポリイソシアネート成分、ポリオール成
分、発泡剤、触媒、その他助剤を混合、発泡させて得ら
れる硬質ポリウレタンフォームにおいて、フッ素系界面
活性剤を用い、発泡剤がハイドロフルオロカーボンであ
り、原料配合液に発泡剤が常温常圧で分離することなく
均一に混合しており、原料配合液の40℃における内圧
がゲージ圧で98kPa未満であることを特徴とする硬
質ポリウレタンフォーム及びその製造方法。
Description
ォーム及びその製造方法に係り、特に、ポリオール成
分、発泡剤、触媒及びその他の助剤を混合した配合液と
ポリイソシアネート成分とを、ミキシングへッドで混合
して発泡させるエアレススプレー発泡に好適な硬質ポリ
ウレタンフォームであって、オゾン層破壊の問題のない
ハイドロフルオロカーボン(HFC)を発泡剤として用
い、しかも、難燃性と断熱性にも優れた硬質ポリウレタ
ンフォームとその製造方法に関する。
び自己接着性に優れることから、住宅、冷蔵庫等の断熱
材として広く利用されている。
ンフォームは、一般にポリオール成分、発泡剤、触媒、
整泡剤及びその他の助剤を混合した配合液とポリイソシ
アネート成分とを、ミキシングへッドで混合して発泡さ
せるエアレススプレー発泡で得られ、この方法であれ
ば、施行対象物に直接吹き付け施行するという簡単な作
業で、良好な硬質ポリウレタンフォームの断熱層を形成
することができる。
在、主たる発泡剤として用いられているジクロロモノフ
ルオロエタン(HCFC-141b)にはオゾン層破壊の
問題がある。このため、これに代る次世代の発泡剤とし
て、オゾン層を破壊することのないハイドロフルオロカ
ーボン(HFC)が候補に挙げられている。HFC類には
テトラフルオロエタン(HF-134a)、1,1,1,
3,3−ぺンタフルオロプロパン(HFC-245f
a)、1,1,1,3,3−ぺンタフルオロブタン(HF
C-365mfc)などがあり、これらのなかには、オゾ
ン破壊性がなくHCFC全廃後の発泡剤として有力視さ
れる化合物もある。
のHFCもポリオール成分及びイソシアネート成分に対
して溶解し難いという性質を持つために、単独で使用し
た場合、原料配合液の相分離が生じたり、配合液の内圧
が上昇して容器の破裂や液の沸騰などが起こったり、可
燃性をもつものもあり、取り扱い上の安全性が確保でき
ないという欠点がある。特に、フォームの難燃化を図る
場合、ポリオール成分としてフタル酸或いはフタル酸誘
導体をエステル化反応させて得られるポリエステルポリ
オール化合物の適用が不可欠となるが、この場含には、
とりわけHFCの溶解性が低く、配合液の内圧が上昇し
易かった。
れ、この結果、得られるフォームの難燃性が低下した
り、密度が上昇して経済性が損なわれるなどの問題があ
った。
剤としてHFCを用いたオゾン破壊の問題のない硬質ポ
リウレタンフォームにおいて、原料配合液の相分離の発
生及び配合液の内圧の上昇の問題がなく、比較的多量の
HFCを配合して、安価にフォームの低密度化と断熱
性、難燃性の向上を図ることができる硬質ポリウレタン
フォームを提供することを目的とする。
ンフォーム及びその製造方法は、ポリイソシアネート成
分、ポリオール成分、発泡剤、触媒、及びその他の助剤
を混合、発泡させて得られる硬質ポリウレタンフォーム
において、フッ素系界面活性剤を用いた硬質ポリウレタ
ンフォームであって、発泡剤がハイドロフルオロカーボ
ンであり、反応性ポリウレタン原料配合液に発泡剤が常
温常圧で分離することなく均一に混合しており、反応性
ポリウレタン原料の40℃における内圧がゲージ圧で9
8kPa未満であることを特徴とする。
は、通常の界面活性剤の疎水基の炭素原子(C)に結合
した水素原子(H)の代わりに、その一部又は全部をフ
ッ素原子(F)で置換したものを言う。
系、カチオン系、ノニオン系等があり、硬質ポリウレタ
ンフォーム製造用として効果のあるものは全て使用でき
る。
原料配合液の表面張力を低下させ、配合液の相分離と内
圧の上昇を生じさせることなく、発泡剤としてハイドロ
フルオロカーボン(HFC)を用いても、気泡の細かい
断熱性能に優れた硬質ポリウレタンフォームが得られ、
低密度で難燃性に優れた硬質ポリウレタンフォームが提
供される。
はフタル酸誘導体をエステル化反応させて得られるポリ
エステルポリオール化合物を用いたイソシアヌレート変
性硬質ポリウレタンフォームであれば、より一層難燃性
に優れる。
或いはフタル酸誘導体をエステル化反応させて得られる
ポリエステルポリオール化合物の含有量は5〜80重量
%であることが好ましい。
いて、発泡剤として使用されるハイドロフルオロカーボ
ンは、1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパン、
1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタン、1,1,
1,2―テトラフルオロエタンのいずれでも良い。
オロブタンを単独で用いるよりは、1,1,1,3,3
―ペンタフルオロプロパンと1,1,1,3,3―ペン
タフルオロブタンとを、又は、1,1,1,3,3―ペ
ンタフルオロブタンと1,1,1,2―テトラフルオロ
エタンとを併用する方が、発泡剤を混合した配合液の内
圧の上昇を抑え、高難燃性で低密度の硬貿ポリウレタン
フォームを安価に得ることができ好ましい。この場合に
は、比較的沸点の高い1,1,1,3,3−ぺンタフル
オロブタンと比較的沸点の低い他のHFCとを併用する
ことで両者の共沸混合物により、配合液の内圧の上昇が
抑制される。
3,3−ぺンタフルオロプロパンと95〜5重量%の
1,1,1,3,3−ぺンタフルオロブタンとの併用が
好ましく、さらに1,1,1,3,3−ぺンタフルオロ
プロパンを20〜80重量%、1,1,1,3,3−ぺ
ンタフルオロブタンを80〜20重量%とすることがよ
り好ましい。
3,3―ペンタフルオロブタンと5〜10重量%の1,
1,1,2―テトラフルオロエタンとの併用が好まし
く、更に、98〜88重量%の1,1,1,3,3―ペ
ンタフルオロブタンと2〜12重量%の1,1,1,2
―テトラフルオロエタンとの併用がより好ましい。
オール成分、発泡剤、触媒及びその他の助剤からなる反
応性ポリウレタン原料に対して1〜20重量%、特に5
〜15重量%含有されていることが好ましい。
にポリイソシアネート成分と、ポリオール成分、発泡
剤、触媒及びその他の助剤を混合した配合液とをミキシ
ングへッドで混合して発泡させるエアレススプレー発泡
で得られる硬質ポリウレタンフォームに好適である。
方法は、1,1,1,3,3−ぺンタフルオロブタン以
外の発泡剤として常温常圧で沸点が0℃以下の低沸点H
FCを用いて、このようなエアレススプレー発泡にて硬
質ポリウレタンフォームを製造する方法において、該低
沸点HFCをミキシングヘッド内又はミキシングへッド
への他成分の導入管路に直接注入することを特徴とする
ものであり、常温常圧で沸点0℃以下の低沸点HFCを
効率的に注入して、高品質の硬質ポリウレタンフォーム
を得ることができる。
は、ポリイソシアネート成分、ポリオール成分、発泡
剤、触媒及びその他の助剤からなる反応性ポリウレタン
原料に対して0.5〜10重量%であることが好まし
い。また、低沸点HFCとしては1,1,1,2−テト
ラフルオロエタンが好適である。
に説明する。
が満足する物性について説明する。
て、フォームの気泡径が50μm未満であるとフォーム
の強度が著しく低下し、400μmを超えると気泡が荒
れ気味となり、配合液とポリイソシアネート成分との攪
拌が不十分な現象を反映しており、難燃性が低下する。
従って、フォームの気泡径は50〜400μm、好まし
くは50〜200μmとする。
(以下「独立気泡率」と称す。)が50%未満であると気
泡中のエアが多くなり、炭酸ガスやフロンガスが減少し
フォームの断熱性及び難燃性が低下するので、独立気泡
率は50%以上、好ましくは75%以上がよい。
あると強度が著しく低下して収縮し、45kg/m3を
超えると、高密度化のために硬質ポリウレタンフォーム
の燃焼量が増えてJIS A1321の難燃性が著しく
低下する。従って、コア密度は20〜45kg/m3好
ましくは25〜40kg/m3とする。コア部分の酸素
指数(JIS K7201)が22未満では難燃性が不
足する。なお、酸素指数(O.I.)とは難燃性評価項
目の1つであり、その代表的な測定方法としてJIS
K7201がある。JIS K7201による測定方法
は、燃焼部(燃焼円筒)に置いたサンプルをある一定の
距離又はある一定の時間燃焼させるために、燃焼部への
酸素及び窒素流量を調整し、このときの酸素流量及び窒
素流量から、次の式で酸素指数を算出する。一般的に、
酸素指数が高い程難燃性が高いといわれている。
2)が0.022W/m・Kを超えるものでは、断熱性
が不足するため、この熱伝導率は0.022W/m・K
以下、好ましくは0.020W/m・K以下とする。
(JIS A1321)における発煙係数が120を超
えるものでは、難燃性が不足するため、この発煙係数は
120以下、好ましくは特に100以下とする。
ではJIS規格の規定条件に合わず、30mmを超えると
成型後にサンプルが変形したり、積層間での剥離がみら
れる。従って、この厚みは15〜30mm、好ましくは1
5〜25mmとする。
ア密度、酸素係数、熱伝導率を満たし、好ましくは更に
JIS A1321における発煙係数が120以下の本
発明の硬質ポリウレタンフォームの原料について説明す
る。
ネート成分としては、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート等の芳香族系ポリイソシ
アネート化合物、イソホロンジイソシアネート等の脂環
族系ポリイソシアネート類、へキサメチレンジイソシア
ネート等の脂肪族系ポリイソシアネート類等の1種又は
2種以上を使用することができる。なお、ポリイソシア
ネート成分のイソシアネート指数は100〜250であ
ることが好ましい。即ち、三量化触媒の存在の下、イソ
シアヌレート発泡体を得ることが好ましい。
は、好ましくはo−フタル酸、m−フタル酸、p−フタ
ル酸及びこれらの誘導体よりなる群から選ばれる1種又
は2種以上のフタル酸又はその誘導体をエステル化反応
させて得られるフタル酸系ポリエステルポリオールを用
いることが好ましい。ポリオール成分として、このよう
に芳香族を含むフタル酸系ポリエステルポリオール化合
物を用いることにより、安定な難燃性を得ることができ
る。
形成するヒドロキシ化合物としては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、フェノール及びその誘導体
等が拳げられ、フタル酸誘導体としてはフタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジメチル等が挙げられ、フタル酸ポリエス
テルポリオールの好ましい水酸基価は150〜450で
ある。
ポリエステルポリオールの割合は、過度に少ないと十分
な難燃性が得られず、過度に多いとフォーム強度が低下
するので、ポリオール成分中に5〜80重量%含有され
ていることが好ましい。
リエステルポリオールの他、フェノール及び/又はその
誘導体をマンニッヒ変性して得られたポリエーテルポリ
オール(以下「マンニッヒ変性ポリオール」と称す)、即
ち、フェノール、或いはノニルフェノール、アルキルフ
ェノール等のフェノール誘導体をホルムアルデヒドとジ
エタノールアミン等の2級アミンやアンモニア、1級ア
ミン等を用いてマンニッヒ変性し、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを
開環付加重合して得られるポリエーテルポリオールを用
いても良い。このようなマンニッヒ変性ポリオールは、
自己反応活性が高く、かつ難燃性も比較的高いため、マ
ンニッヒ変性ポリオールを用いることによリ、例えば、
エアレススプレー発泡型硬質ポリウレタンフォームにお
いて、吹き付け発泡時に難燃性能を著しく損なうことな
く、速やかに反応を進めることができる。ただし、ポリ
オール成分中のマンニッヒ変性ポリオールが80重量%
を超えると難燃性能が悪化してくるため、マンニッヒ変
性ポリオールを使用する場合、そのポリオール成分中の
割合は70重量%以下、特に20〜50重量%とするの
が好ましい。
及びマンニッヒ変性ポリオールの他、本発明の目的を損
なわない範囲でエチレンジアミン、トリレンジアミン、
シュークロース、アミノアルコール、ジエチレングリコ
ール等のマンニッヒ変性ポリオールとは異なる開始剤の
ポリオール化合物をポリオール成分中30重量%以下の
範囲で併用しても良い。
ミン、ぺンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチ
ルへキサメチレンジアミン、1−メチルイミダゾール、
1−イソブチル−2−メチルイミダゾール等のアミン系
触媒や、ジブチル錫ジラウレート、オクチル酸鉛、スタ
ナスオクトエート、オクチル酸カリウム(2−エチルへ
キシル酸カリウム)、酢酸カリウムなどの有機金属系触
媒の1種又は2種以上を使用することができる。
オロカーボン(HFC)が用いられる。HFCとして
は、1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパン、
1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタン、1,1,
1,2―テトラフルオロエタンの内少なくとも1種、好
ましくは、1,1,1,3,3―ペンタフルオロプロパ
ンと1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタンの併
用、或は、1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタン
と1,1,1,2―テトラフルオロエタンの併用が好適
に用いられる。
パンと1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタンを併
用する場合には、5〜95重量%の1,1,1,3,3
−ぺンタフルオロプロパンと95〜5重量%の1,1,
1,3,3−ぺンタフルオロブタンを併用する、特に2
0〜80重重%の1,1,1,3,3−ぺンタフルオロ
プロパンと80〜20重量%の1,1,1,3,3−ぺ
ンタフルオロブタンを併用するのが好ましい。
ロブタンと1,1,1,2―テトラフルオロエタンを併
用する場合には、95〜90重量%の1,1,1,3,
3―ペンタフルオロブタンと5〜10重量%の1,1,
1,2―テトラフルオロエタンを併用する、特に98〜
88重量%の1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタ
ンと2〜12重量%の1,1,1,2―テトラフルオロ
エタンを併用するのが好ましい。
ンタフルオロブタンが多いと難燃性の低下、価格の高
騰、共沸成分としての沸点の上昇の問題があり、逆に上
記範囲を超えて1,1,1,3,3−ぺンタフルオロブ
タンが少ないと、低沸点発泡剤の濃度増大による配合液
の内圧の上昇、配合液粘度の上昇がみられる。また、
1,1,1,2−チトラフルオロエタンは、1,1,
1,3,3−ぺンタフルオロブタンと混合して配合液中
に投入しても良いし、第3成分として直接ミキシングへ
ッドなどに混合しても良い。
か、水を発泡剤として併用できる。即ち、水とイソシア
ネートとを反応させて生成する炭酸ガスを発泡剤として
併用することにより、フォームの低密度化を図ったり、
高価なHFCの投入量を抑えて経済性を高めることがで
きる。ただし、水を必要以上に投入すると炭酸ガスの生
成量が増えてフォームの断熱性が低下するので、ポリイ
ソシアネート成分、ポリオール成分、発泡剤、触媒及び
その他の助剤からなる反応性ポリウレタン原料中の水の
含有量は0.01〜3重量%、好ましくは0.01〜
1.5重量%とする。
剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系等が
あり、硬質ポリウレタンフォーム製造用として効果のあ
るものは全て使用できる。アニオン系としては、パーフ
ロロアルキルスルフォン酸塩、パーフロロアルキルカル
ボン酸塩やパーフロロアルキルリン酸エステル等、カチ
オン系としては、パーフロロアルキルトリメチルアンモ
ニウム塩等、ノニオン系としては、パーフロロアルキル
エチレンオキサイド付加物、パーフロロアルキル基含有
オリゴマー等に夫々代表される。各々は、単独あるいは
2種類以上を混合して使用することもできるし、またフ
ッ素系以外の界面活性剤とも混合して使用できる。
トリフルオロエタノール、アクリル酸トリフルオロエチ
ル、メタクリル酸トリフルオロエチル、N-プロピル-N-
アクリロキシエチルーパーフルオロオクタンスルホンア
ミド、N-プロピル-N-(メタクリロキシエチル)パーフル
オロオクタンスルホンアミド、パーフルオロオクタンス
ルホン酸、パーフルオロカプリル酸、N-プロピル-N-(2
−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンア
ミド等の化合物単体及びこれらの付加(重合)化合物や
縮合(重合)化合物等が挙げられる。
p-フルオロベンゾニトリル、o-フルオロベンゾイック
酸、p-フルオロベンゾイック酸、o-フルオロフェノー
ル、p-フルオロフェノール、フルオロベンゼン、o-ジフ
ルオロベンゼン、m-ジフルオロベンゼン、p-ジフルオロ
ベンゼン、o-フルオロニトロベンゼン、p-フルオロニト
ロベンゼン、o-フルオロアニリン、p-フルオロアニリ
ン、o-フルオロベンゾニトリル、2,6-ジフルオロベ
ンゾニトリル、2,4-ジフルオロアニリン、3−クロ
ロー4−フルオロアニリン等の化合物単体及びこれらの
付加(重合)化合物や縮合(重合)化合物等が挙げられ
る。
て、その表面張力を低下させ濡れ性やレベリング性を改
良する効果がある、多数の市販工業用フッ素系界面活性
剤も使用できる。例えば、(株)トーケムプロダクツ社
製のEFTOP商品シリーズのEF−102、EF−1
03、EF−104、EF−105、EF−112、E
F−121、EF−122A、 EF−122B、EF
−122C、EF−123A、EF−123B、EF−
132、EF−204、EF−302、EF−351、
EF−352、EF−700、EF−801、EF−8
02等が例示される。
タンフォーム製造用として効果のあるものは全て使用で
きる。例えばポリオキシアルキレンアルキルエーテル等
のシリコーン系のもの等を用いることができる。
の成分、例えば難燃剤、充填剤等も本発明の目的を妨げ
ない範囲で使用することがてきる。
キシングへッドを用いたエアレススプレー発泡で製造す
る場合、上記ポリイソシアネート成分と、ポリオール成
分、発泡剤、触媒及びその他の助剤を混合した配合液と
を30〜50℃でミキシングへッドを用いて混合し、施
工対象面に吐出圧力3.9〜7.8×106Paで吹き
付け、所定の厚さとなるまで吹き付けを繰り返して発泡
させることにより製造することができる。
の製造に当たり、発泡剤としての1,1,1,3,3−
ぺンタフルオロブタンを含むHFCの使用量は、ポリイ
ソシアネート成分、ポリオール成分、発泡剤、触媒及び
その他の助剤からなる反応性ポリウレタン原料に対して
1〜20重量%、特に5〜15重量%とすることが好ま
しい。このHFCの使用量が上記範囲よりも少ないと発
泡が不十分でフォームの低密度化を十分に図ることがで
きず、上記範囲よりも多いと液の突沸や著しい泡立ちが
起きて取り扱い上の問題が起きる。
3,3−ぺンタフルオロブタン以外のHFCとして、常
温常圧で沸点が0℃以下のものを用いることにより、得
られるフォームの密度が更に低くなり経済性に優れると
いう効果が奏されるが、この場合、この低沸点HFC
は、ミキシングへッド内又はミキシングへッドへの他成
分の導入管路に直接注入することが、特にエアレススプ
レー発泡において、吹付時の作業性を確保する上で好ま
しい。
使用量は、ポリイソシアネート成分、ポリオール成分、
発泡剤、触媒及びその他の助剤からなる反応性ポリウレ
タン原料に対して0.5〜10重量%であることが好ま
しい。この使用量が上記範囲よりも少ないとフォームの
低密度化や作業性向上とおける効果が十分に得られず、
多いと低沸点発泡剤の気化力が強すぎて気泡が安定しな
い。
の1,1,1,2−テトラフルオロエタンが好適に使用
される。
をより具体的に説明する。
した配合処方に従って、配合液(A)を調製すると共
に、ポリイソシアネート(B)を用意した。ポリイソシ
アネート(B)及び配合液(A)に用いた原料は次の通
りである。
ト)」 整 泡 剤:日本ユニカー(株)製 「L5420」(ジメチルシロキサンとポリエーテルの
ブロックコポリマー)」 触 媒 A:花王(株)製 テトラメチルへキサメチレンジアミン 触 媒 B:日本化学産業(株)製 オクチル酸カリウム溶液 発 泡 剤A:セントラル硝子(株)製 1,1,1,3,3−ぺンタフルオロプロパン(HFC
245fa) 発 泡 剤B:ソルべイ(株)製 1,1,1,3,3−ぺンタフルオロブタン(HFC3
65mfc) 発 泡 剤C:旭硝子製(株)製 1,1,1−ジクロロモノフルオロエタン(HCFC1
41b) 表1に示す配合処方に従ってまず配合液(A)とポリイ
ソシアネート(B)を用意した。配合液とポリイソシア
ネートは所定のイソシアネート指数となるように重量比
を決め、液温20℃にてラボミキサーを使用して600
0〜9000rpmで5秒間攪拌して発泡させて、硬質ポ
リウレタンフォームを製造した。
たり、配合液の内圧を、容量200ccのガラス製オート
クレーブに、液温40℃に調整した配合液を120cc充
填して測定し、結果を表1に示した。
ート指数は表1に示す通りであった。得られた硬質ポリ
ウレタンフォームについて、コア密度を測定すると共
に、下記方法により物性ないし特性を調べ、結果を表1
に示した。 <配合液内圧>原料配合液を20℃で混合して、液温を
40℃に調整し、容量200ccのガラス製オートクレ
ーブに120ccを充填して、配合液の内圧を測定し
た。 <発煙係数>JIS A1321表面試験に基づく測定
(燃焼時間6分、試験体厚味20mm)。 <熱伝導率>JIS A1412の平板熱流計法で測
定。 <気泡径>所定の区間(20mm)の気泡数を20倍のレン
ズを用いてカウント。 <独立気泡率>ASTM D2856により測定。 <酸素指数>幅6.5mm×厚さ3.0mm×長さ100mm
の試験体について、JIS K7201に従って測定。
オゾン層破壊の問題のないHFCを発泡剤として用いて
も、反応性ポリウレタン原料の配合液の相分離の発生お
よび内圧の上昇の問題を生じさせることなく、低密度で
難燃性と断熱性に優れた硬質ポリウレタンフォームを安
価に得ることができ、安定して製造することができる。
Claims (23)
- 【請求項1】 ポリイソシアネート成分、ポリオール成
分、発泡剤、触媒、及びその他の助剤を混合、発泡させ
て得られる硬質ポリウレタンフォームにおいて、 フッ素系界面活性剤を用いた硬質ポリウレタンフォーム
であって、 発泡剤がハイドロフルオロカーボンであり、 反応性ポリウレタン原料配合液に発泡剤が常温常圧で分
離することなく均一に混合しており、 反応性ポリウレタン原料の40℃における内圧がゲージ
圧で98kPa未満であることを特徴とする硬質ポリウ
レタンフォーム。 - 【請求項2】 請求項1において、フッ素系界面活性剤
が、アニオン系、カチオン系およびノニオン系の内少な
くとも1種である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、ハイドロフル
オロカーボンが、1,1,1,3,3―ペンタフルオロ
プロパン、1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタ
ン、1,1,1,2―テトラフルオロエタンの内少なく
とも1種である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項4】 請求項1又は2において、ハイドロフル
オロカーボンが、1,1,1,3,3―ペンタフルオロ
プロパンと1,1,1,3,3―ペンタフルオロブタン
である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項5】 請求項1又は2において、ハイドロフル
オロカーボンが、1,1,1,3,3―ペンタフルオロ
ブタンと1,1,1,2―テトラフルオロエタンである
硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項6】 請求項4において、ハイドロフルオロカ
ーボンが、5〜95重量%の1,1,1,3,3−ぺン
タフルオロプロパンと95〜5重量%の1,1,1,
3,3−ぺンタフルオロブタンである硬質ポリウレタン
フォーム。 - 【請求項7】 請求項4において、ハイドロフルオロカ
ーボンが、20〜80重重%の1,1,1,3,3−ぺ
ンタフルオロプロパンと80〜20重量%の1,1,
1,3,3−ぺンタフルオロブタンとである硬質ポリウ
レタンフォーム。 - 【請求項8】 請求項5において、ハイドロフルオロカ
ーボンが、95〜90重量%の1,1,1,3,3―ペ
ンタフルオロブタンと5〜10重量%の1,1,1,2
―テトラフルオロエタンである硬質ポリウレタンフォー
ム。 - 【請求項9】 請求項5において、ハイドロフルオロカ
ーボンが、98〜88重量%の1,1,1,3,3―ペ
ンタフルオロブタンと2〜12重量%の1,1,1,2
―テトラフルオロエタンである硬質ポリウレタンフォー
ム。 - 【請求項10】 請求項1から3のいずれか1項におい
て、ポリオール成分として、フタル酸及び/又はフタル
酸誘導体をエステル化反応させて得られるポリエステル
ポリオール化合物を含むポリオール成分を用いたイソシ
アヌレート変性硬質ポリウレタンフォームである硬質ポ
リウレタンフォーム。 - 【請求項11】 請求項10において、ポリオール成分
中の前記ポリエステルポリオール化合物の含有量が5〜
80重量%である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項12】 請求項1から11のいずれか1項にお
いて、ポリイソシアネート成分、ポリオール成分、発泡
剤、触媒及びその他の助剤からなる反応性ポリウレタン
原料中のハイドロフルオロカーボンの含有量が1〜20
重量%である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項13】 請求項1から11のいずれか1項にお
いて、ポリイソシアネート成分、ポリオール成分、発泡
剤、触媒及びその他の助剤からなる反応性ポリウレタン
原料中のハイドロフルオロカーボンの含有量が5〜15
重量%である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項にお
いて、フォームの熱伝導率(JIS A1412)が
0.022W/m・K以下である硬質ポリウレタンフォ
ーム。 - 【請求項15】 請求項1から14のいずれか1項にお
いて、厚味15〜30mmでコア部分の表面試験(JIS
A1321)における発煙係数が120以下である硬
質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項16】 請求項1から15のいずれか1項にお
いて、コア密度が20〜45kg/m3である硬質ポリ
ウレタンフォーム。 - 【請求項17】 請求項1から16のいずれか1項にお
いて、コア部分の酸素指数(JIS K7201)が2
2以上である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項18】 請求項1から17のいずれか1項にお
いて、フォームの気泡径が50〜400μmである硬質
ポリウレタンフォーム。 - 【請求項19】 請求項1から18のいずれか1項にお
いて、フォームの気泡のうちの独立気泡の割合が50%
以上である硬質ポリウレタンフォーム。 - 【請求項20】 請求項1から19のいずれか1項にお
いて、ポリイソシアネート成分と、ポリオール成分、発
泡剤、触媒及びその他の助剤を混合した配合液とをミキ
シングへッドで混合して発泡させるエアレススプレー発
泡で得られることを特徴とする硬質ポリウレタンフォー
ムの製造方法。 - 【請求項21】 1,1,1,3,3―ぺンタフルオロ
ブタン以外の発泡剤として常温常圧で沸点が0℃以下の
低沸点ハイドロフルオロカーボンを用いて、請求項20
の硬質ポリウレタンフォームを製造する方法において、
該低沸点ハイドロフルオロカーボンをミキシングへッド
内又はミキシングへッドへの他成分の導入管路に直接注
入する硬質ポリウレタンフォームの製造方法。 - 【請求項22】 請求項20において、該ミキシングヘ
ッド内又はミキシングへッドへの他成分の導入管路に直
接注入する低沸点ハイドロフルオロカーボンの量が、ポ
リイソシアネート成分、ポリオール成分、発泡剤、触媒
及びその他の助剤からなる反応性ポリウレタン原料に対
して0.5〜10重量%である硬質ポリウレタンフォー
ムの製造方法。 - 【請求項23】 請求項20から22のいずれか1項に
おいて、該低沸点ハイドロフルオロカーボンが1,1,
1,2−テトラフルオロエタンである硬質ポリウレタン
フォームの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003042268A1 (fr) * | 2001-11-13 | 2003-05-22 | Daikin Industries, Ltd. | Procede de production de mousse a base de resine synthetique |
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JP2009074099A (ja) * | 2001-05-16 | 2009-04-09 | Solvay Fluor Gmbh | 発泡生成物を製造するための不燃性ポリエステルポリオールおよび/またはポリエーテルポリオールプレミックス |
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- 2001-05-15 JP JP2001144571A patent/JP2002047324A/ja active Pending
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