JP2002045624A - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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JP2002045624A JP2001149910A JP2001149910A JP2002045624A JP 2002045624 A JP2002045624 A JP 2002045624A JP 2001149910 A JP2001149910 A JP 2001149910A JP 2001149910 A JP2001149910 A JP 2001149910A JP 2002045624 A JP2002045624 A JP 2002045624A
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範彦 松下
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    • B01D39/18Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being cellulose or derivatives thereof
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    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大気中のダストに対し、長寿命を保ちつつ、
カーボン粒子を効率よく捕捉することができ、しかもコ
ストを低く抑えることができるエアフィルタを提供す
る。 【解決手段】油が含浸された第1のフィルタ層11と、
第1のフィルタ層11よりも下流に設けられ、油をはじ
く性質を有する撥油層たる第2のフィルタ層12とを備
え、第1のフィルタ層11のフィルタ材を第2のフィル
タ層12のフィルタ材より密に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアフィルタ、と
くにカーボン粒子を効率よく捕捉できるエアフィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のエアフィルタとして、濾紙に油
を含浸させたウェットタイプのフィルタが知られてい
る。一般的には含浸油としてビスカスオイルが用いら
れ、通称「ビスカスタイプ」のエアフィルタと呼ばれて
いる。ビスカスタイプのエアフィルタは、油を含浸させ
ないドライタイプのフィルタに比較すると寿命を長くで
きる特長がある。ビスカスタイプのエアフィルタでは、
フィルタ表面の油にダストを捕捉させた後、捕捉された
ダストにさらに油が浸透することによって、ダストの表
面に次のダストを捕捉する作用が発生する。このように
ダストを連鎖的に捕捉することができるため、フィルタ
の容積当たりの捕捉量が増大する。
【0003】また、改良されたビスカスタイプのエアフ
ィルタが実公昭63−27767号公報に記載されてい
る。実公昭63−27767号公報に記載のエアフィル
タでは、比較的密な第1フィルタ材と、比較的粗な第2
フィルタ材とを積層している。このような積層構造を採
用することにより、第1フィルタ材および第2フィルタ
材の油の含浸率を異なるものとし、これによってフィル
タの目詰まりを防止して、効率よくダストを捕捉するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、油を含浸させ
たウェットタイプのフィルタではカーボン粒子を効率よ
く捕捉することができないという問題がある。これに対
して、油を含浸させないドライタイプのフィルタを用い
ればカーボン粒子を効率よく捕捉することができるが、
フィルタの容積当たりのダスト捕捉量が少ないという欠
点がある。また、不織布を用いる場合には、高流速時お
よび高脈動時においてダスト透過が発生し、またコスト
が上昇するという問題がある。
【0005】本発明は、フィルタの容積当たりのダスト
捕捉量を大きくとりつつ、カーボン粒子を効率よく捕捉
することができ、しかもコストを低く抑えることができ
るエアフィルタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】請求項1の発明は、油が含浸された第1の
フィルタ層(11)と、第1のフィルタ層よりも下流に
設けられ、前記油をはじく性質を有する撥油層からなる
第2のフィルタ層(12)とを備え、第1のフィルタ層
(11)および第2のフィルタ層(12)は濾紙により
形成されていて、第1のフィルタ層(11)のフィルタ
材は、第2のフィルタ層(12)のフィルタ材より密に
設けられ、前記第2のフィルタ層(12)は、その厚さ
方向の全体が前記撥油層からなることを特徴とするエア
フィルタ(10)により前記課題を解決する。
【0008】この発明によれば、密な濾紙により形成さ
れ且つオイルが含浸された第1のフィルタ層がダストを
捕捉し、粗い濾紙により形成され且つ撥油処理を行うこ
とでオイルが含浸されない第2のフィルタ層がカーボン
粒子を捕捉するので、両者により効率的な濾過を実現す
ることができる。また、一般に第2のフィルタ層の厚み
は、カーボン粒子を捕捉するための仕様によって定めら
れる。本発明によれば、第2のフィルタ層の厚さ方向の
全体が撥油性を有しているので、第1のフィルタ層の油
分が下流側の第2のフィルタ層の厚さ方向のいずれの部
分にも持ち去られることがなく、これにより、第2のフ
ィルタ層の厚さ方向の全体が効率良くカーボン粒子を捕
捉することができる。これに対し、第2のフィルタ層の
上流側の一部分のみに撥油層を設けた場合、第1のフィ
ルタ層の油分がこの撥油層を通過することがあり、これ
により第2のフィルタの厚さ方向の全体で効率良くカー
ボン粒子を捕捉することができなくなるという問題が生
じる。また、2つのフィルタ層は濾紙で形成されている
ので、高流速時および高脈動時においてダスト透過を防
止し、かつ材料コストを低く抑えることができる。さら
に第2のフィルタ層のフィルタ材は第1のフィルタ層よ
り粗となるように設けられているので、圧力損失を低く
抑えることもできる。
【0009】また、本発明の一態様は、第1のフィルタ
層と第2のフィルタ層とが一体に構成されていることを
特徴とする。
【0010】この発明によれば、第1のフィルタ層と第
2のフィルタ層とを一体に構成できるので、層構成を単
純なものとすることができるとともに、必要な場合には
フィルタ全体の厚みを調整することができる。
【0011】また、本発明の一態様は、さらに他の層を
含ませてなることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、他の層を含ませること
により、濾材の性能を向上させることができる。
【0013】また、本発明の一態様は、第1のフィルタ
層のポアサイズは70〜120μmであり、第2のフィ
ルタ層のポアサイズは100〜180μmであることを
特徴とする。
【0014】第1のフィルタ層のポアサイズを70〜1
20μmにし、第2のフィルタ層のポアサイズは100
〜180μmにした根拠について説明する。まず、第1
のフィルイタ層のポアサイズを70〜120μmにした
根拠について説明する。本発明者は、ポアサイズを徐々
に変え、第1のフィルタを透過するJIS♯8のダスト
の量を実験により調べた。その結果を図8に示す。横軸
はポアサイズ(μm)を示し、縦軸は第1のフィルタを
透過するJIS♯8のダストの捕捉量を示している。こ
の図8から、ポアサイズが120μmを超えると、目が
粗くなるので、第1のフィルタを通過するダストの量が
多くなり、清浄効率が悪くなるのがわかる。一方、ポア
サイズが70μm以下では、第1のフィルタを透過する
ダストの量が急激に低減する。したがって、第1のフィ
ルタが捕捉するダストの量が急激に多くなり、フィルタ
寿命が低減してしまう。
【0015】次に、第2のフィルタ層のポアサイズを1
00〜180μmにした根拠について説明する。本発明
者は、ポアサイズを徐々に変え、第2のフィルタを透過
するカーボンの量を実験により調べた。その結果を図9
に示す。横軸はポアサイズ(μm)を示し、縦軸は第2
のフィルタを透過するカーボンの捕捉量を示している。
この図9から、ポアサイズが180μmを超えると、目
が粗くなるので、第2のフィルタを通過するカーボンの
量が多くなり、清浄効率が悪くなるのがわかる。一方、
ポアサイズが100μm以下では、第2のフィルタを透
過するカーボンの量が急激に低減する。したがって、第
1のフィルタが捕捉するダストの量が急激に多くなり、
フィルタ寿命が低減してしまう。
【0016】第1のフィルタ層及び第2のフィルタ層の
ポアサイズを上述のように設定することで、フィルタの
清浄効率も悪くなることなく、しかもフィルタ寿命を延
ばすことができる。
【0017】また、本発明の一態様は、前記第2のフィ
ルタ層の下流側の端面が露出していることを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、第2のフィルタ層の下
流側の端面に油が付着するのが防止されるので、第2の
フィルタ層がより効率良くカーボン粒子を捕捉すること
ができる。
【0019】また、エアフィルタは、第2のフィルタ層
を撥油処理した後に、第1のフィルタ層及び第2のフィ
ルタ層を一体に構成することで製造されてもよいし、第
1のフィルタ層及び第2のフィルタ層を一体に構成した
後に、第2のフィルタ層を撥油処理し、第1のフィルタ
層に油を含浸することで製造されてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照しつつ本
発明によるエアフィルタの実施形態につき説明する。
【0021】図1に示すエアフィルタ10は、折り曲げ
られたフィルタ材1と、矩形状に形成され、フィルタ材
1を保持するプラスチック製の枠材2とからなる。図1
に示すようにフィルタ材1はその周辺部において枠材2
にインサート成形され、枠材2に固定される。
【0022】図2に示す第1の実施形態にかかるフィル
タ材1aはフィルタ材にビスカスオイル等の油を含浸さ
せた第1のフィルタ層11と、油をはじく性質を有する
撥油層からなる第2のフィルタ層12とを備えている。
第1のフィルタ層11及び第2のフィルタ層12は、い
ずれも濾紙により形成され、第1のフィルタ層11のフ
ィルタ材は、第2のフィルタ層12のフィルタ材より密
に設けられている。また、第2のフィルタ層12はその
厚さ方向の全体が、すなわち上流側の端面12aから下
流側の端面12bまでが撥油層として形成されており、
撥油層の油をはじく性質によって、第1のフィルタ層1
1に含浸された油が第2のフィルタ層12に移動するこ
とを阻止ないし抑制している。第2のフィルタ層12の
下流側の端面12bは露出、すなわち空気に接触してい
る。第1のフィルタ層11の上面には第1のフィルタ層
11に含浸された油が滲み出ており、ダストを捕捉しや
すい状態が形成される。一方第2のフィルタ層12に撥
油性を持たせることにより、油を含浸させた第1のフィ
ルタ層11によっては捕捉されず、第1のフィルタ層1
1を通過してきたカーボン粒子を、接触濾過等により捕
捉するフィルタ層が形成される。
【0023】第2のフィルタ層12は、油をはじく性質
を有する物質、例えばフッ素樹脂含浸濾紙などを適宜選
択して使用することにより、撥油性を与えることができ
る。例えば、後工程でオイル等が含浸される第1のフィ
ルタ層と、後工程で上記フッ素樹脂が含浸される濾紙か
らなる第2のフィルタ層をすき合わせて、両者を一体に
構成しても良い。また、第1のフィルタ層及び第2のフ
ィルタ層を一体に構成した後に(例えば、一層に構成さ
れたフィルタ層に)、第1のフィルタ層(例えば、前記
一層のフィルタ層の上半分)に油を含浸し、第2のフィ
ルタ層(例えば、前記一層のフィルタ層の下半分)に撥
油剤を塗布する方法によっても上記二層を一体に構成す
ることができる。この場合の塗布方法としては、例えば
スプレー法、ロール塗工法(ダイレクトロール法、キス
コート法等)、ディッピング法等、各種の塗工法を用い
ることができる。塗工法を用いれば、簡単な工程により
撥油層を形成できるという利点がある。
【0024】図3(A)に示す第2の実施形態にかかる
フィルタ材1bはフィルタ材に油を含浸させた第1のフ
ィルタ層11と、撥油層からなる第2のフィルタ層12
とを接着剤層13により接合している。第1のフィルタ
層11と第2のフィルタ層12とは接合面を空気が通過
できるような状態で互いに接合されている。接着剤層1
3は製造完了後、図3(B)に示すように、第1のフィ
ルタ層11と第2のフィルタ層12に滲み込み、第1の
フィルタ層11と第2のフィルタ層12との間には隙間
が開かなくなる。この実施形態においても第1のフィル
タ層11の上面には第1のフィルタ層11に含浸された
油が滲み出ており、ダストを捕捉しやすい状態が形成さ
れる。一方第2のフィルタ層に撥油性を持たせることに
より、カーボン粒子を接触濾過等により捕捉するフィル
タ層が形成される。なお、この実施形態では、製造完了
後に第1のフィルタ層11と第2のフィルタ層12との
間に隙間が開かなくなる状態を示したが、製造完了後に
第1のフィルタ層11と第2のフィルタ層12との間に
接着剤層13が残り、隙間が開いていてもよい。
【0025】本実施形態のフィルタ材を製造する場合、
第1のフィルタ層11と第2のフィルタ層12とを接着
剤をはさんで重ね合わせて接合した後に、第1のフィル
タ層11に油を含浸させる。
【0026】接着剤層13に使用される接着剤は、フィ
ルタの製造工程、及びその製造されたフィルタが使用さ
れる条件を考慮した上で、選択され、例えばホットメル
ト材等を用いることが望ましい。このようなホットメル
ト材の一例としては、オレフィン系、ポリエステル系等
がある。
【0027】第1および第2の実施形態において、第1
のフィルタ層11のポアサイズは、エアフィルタに要求
される性能に応じて適切な値を選択することができ、例
えば、70〜120μmに設定される。第1のフィルタ
層11ではダストがフィルタの目に引っ掛かるようにし
てダストの捕捉効率を決定するため、捕捉すべきダスト
の粒子径や圧力損失等を考慮してポアサイズの値を設定
する。
【0028】一方、撥油性を有する第2のフィルタ層1
2では、ポアサイズを、例えば、100〜180μmに
設定する。これらによるとフィルタ材全体としてのポア
サイズは70〜120μmとなる。このように、第2の
フィルタ層12には比較的ポアサイズの大きいフィルタ
材を用いるが、これは接触濾過等によってカーボン粒子
を捕捉するものであって、必ずしもフィルタ材を密にす
る必要がないからである。むしろ第1のフィルタ層11
より第2のフィルタ層12のフィルタ材を粗に設定する
ことにより、圧力損失を低く抑えることができる。
【0029】図4に示す第3の実施形態にかかるフィル
タ材1cは、フィルタ材に油を含浸させた第1のフィル
タ層11と、第1中間層15と、第2中間層16と、ク
リーン層17が上流側から下流側に向けて配置されてい
る。本実施形態においては、油をはじく性質を有する撥
油層からなる第2のフィルタ層は、第1中間層15、第
2中間層16、クリーン層17のいずれかで良く、他の
層はそのフィルタの使用目的等を考慮して、材料、ポア
サイズ、厚さ等を決定することができる。他の層の材質
は例えば濾紙であっても良く、また不織布であっても良
い。濾紙を用いる場合には、例えば撥水処理を施すこと
により、インテークの吸入口が水を吸い込みやすい位置
にあっても、エンジン内部への水の吸い込みを防止する
ことができる。
【0030】次に、本実施の形態のエアフィルタによる
フィルタリングの作用について説明する。図1〜図4に
おける符号Aで示す矢印は空気が流れる方向を示してい
る。図2〜4に示すように、空気は最初に第1のフィル
タ層11を通過し、次いで第2のフィルタ層を通過す
る。
【0031】上記のように第1のフィルタ層11は油が
含浸されたウェットタイプのフィルタ層である。ダスト
を効率良く捕捉するには、フィルタ材が密で、かつ油含
浸が必要不可欠である。また、この油を含む密なフィル
タ層が空気流路表面にあることがダストを十分に捕捉す
るに欠かせない。したがって、これらの条件を満たす第
1のフィルタ層11において空気中のダストを効率よく
捕捉できる。しかし、一般に、油を含浸させたフィルタ
材では空気中のカーボン粒子を効率よく捕捉することは
できず、第1のフィルタ層11で効率よく捕捉されるの
はカーボン粒子以外のダストである。
【0032】第1のフィルタ層11を通過した空気は第
2のフィルタ層12へ入る。上記のように第2のフィル
タ層12は、フィルタ材が粗で、油をはじく撥油性のフ
ィルタであり、カーボン粒子を効率よく捕捉することが
できる。第2のフィルタ層12では接触濾過等によって
カーボン粒子を捕捉する。
【0033】このように、本発明にかかる各実施形態の
エアフィルタでは、第1のフィルタ層11においてカー
ボン粒子以外のダストを効率よく捕捉し、第2のフィル
タ層12の厚さ方向の全体において第1のフィルタ層1
1を通過したカーボン粒子を効率よく捕捉する。したが
って、エアフィルタ全体としては、カーボン粒子および
ダストのいずれをも効率よく捕捉することができる。ま
た、空気の下流に向かって密なフィルタ材を配置する従
来のエアフィルタと異なり、本実施の形態では第2のフ
ィルタ層12において接触濾過等によってカーボン粒子
を捕捉するので、第2のフィルタ層12のフィルタ材を
第1のフィルタ層11のものより粗くすることができ、
もって圧力損失を小さく抑えることもできる。
【0034】一般にウェットタイプのフィルタでは、い
わゆる空気による持ち去りと呼ばれる現象によって、油
が空気の流れの下流に向けて転移する。しかし、本実施
の形態のエアフィルタでは、第1のフィルタ層11の下
流に撥油層たる第2のフィルタ層12を設けているの
で、撥油層の油をはじく性質によって油が第2のフィル
タ層12に転移しにくい状態とされている。
【0035】一般に、カーボン粒子を捕捉する性能はフ
ィルタ層における油の含浸量の影響を受け、油が含浸さ
れると捕捉性能が低下する。したがって、仮に第2のフ
ィルタ層12に油が含浸されると、カーボン粒子を効率
よく捕捉することができなくなる。ところが本実施の形
態では、上記のように第2のフィルタ層12は撥油層で
あり油の転移が抑制されるので、第1のフィルタ層11
から第2のフィルタ層12に向けてほとんど油が転移し
ない。このため第2のフィルタ層12を油分の無い状態
のまま維持することができ、よってカーボン粒子の捕捉
性能を長期にわたり高い状態に保つことができる。
【0036】また、第2のフィルタ層12に油が転移し
にくいため、事実上、油が第2のフィルタ層12からさ
らに下流に持ち去られるおそれもない。このため、例え
ば、本実施の形態のエアフィルタを車両用エンジンの吸
気経路に取り付けた場合に、エアフィルタよりも下流側
に油が吸入されるという不都合を生じさせない。したが
って、第2のフィルタ層12以降の下流側に第3のフィ
ルタ層、第4のフィルタ層等を設ける場合にも、フィル
タ材の密度は上流側より粗となるように設けられている
ことが望ましい。
【0037】なお、両実施の形態にかかるエアフィルタ
を車両用のエアフィルタとして用いる場合には、フィル
タ材1全体の厚みを好ましくは0.80mm〜3.50
mm、さらに好ましくは0.90mm〜1.75mmと
する。この場合、第1のフィルタ層の厚みは0.3mm
〜0.75mm、第2のフィルタ層の厚みは0.6mm
〜1.00mmとすることが好ましい。
【0038】図1〜6に示すように、本実施の形態では
フィルタ材1を折り曲げてフィルタの実質的な面積を増
大させるようにしているが、図5(c)のように、フィ
ルタ材1を平面状に伸ばした状態で使用しても良い。一
方、図5(a)、(b)は、フィルタ材1を折り曲げて
パネル型フィルタを形成した例を示している。また、図
6(a)、(b)のようにフィルタ材1を丸めて筒状や
菊花状に形成し、筒の内側から外側、あるいは外側から
内側に向けて空気を流すようにするなど、自由に形状を
選択できる。
【0039】なお、以上において説明したポアサイズを
測定する試験法について、図7を参照しつつ以下に簡単
に説明する。2つのアルミ管21、22の間にサンプル
たる29mmの直径を有する円盤状フィルタ23を気密
を保って配置する。フィルタ23下方のアルミ管22に
は、その内部の空気の圧力が一定となるように下端側に
バルブ26が設けられている。さらにバルブ26の先は
コンプレッサなどを備えたエア圧入手段28へと導かれ
ている。
【0040】アルミ管22の側面にはエアサンプラー管
25が取り付けられている。エアサンプラー管25は圧
力計27へと導かれている。このようにして、アルミ管
22の内部24の圧力は、圧力計27にて把握できるよ
うになっている。
【0041】ポアサイズを測定するときには、まずフィ
ルタ23上方のアルミ管21にイソプロピルアルコール
を満たす。アルミ管22の内部24は大気圧となってい
る。その後バルブ26を徐々に解放してエア圧入手段2
8からエアを送り込みアルミ管22の内部24の圧力を
次第に高めてゆく。そして最初にフィルタ23の上面か
らイソプロピルアルコール内に一つの気泡が出たとき、
外気とガラス管22の内部24の圧力との差圧を圧力計
27にて確認する。
【0042】この差圧から以下に示す換算表によりポア
サイズ(μm)を求める。なお、通常使用されている換
算表においては、圧力の単位として「mmAq」が使用
されているので、以下の表においてはこれにSI単位で
ある「Pa」を併記した。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、密な濾紙により形成さ
れ且つオイルが含浸された第1のフィルタ層がダストを
捕捉し、粗い濾紙により形成され且つオイルが含浸され
ない第2のフィルタ層がカーボン粒子を捕捉するので、
両者により効率的な濾過を実現することができる。ま
た、第2のフィルタ層の厚さ方向の全体が撥油性を有し
ているので、第1のフィルタ層の油分が下流側の第2の
フィルタ層の厚さ方向のいずれの部分にも持ち去られる
ことがなく、これにより、第2のフィルタ層の厚さ方向
の全体が効率良くカーボン粒子を捕捉することができ
る。さらに、第2のフィルタ層のフィルタ材は第1のフ
ィルタ層より粗となるように設けられているので、圧力
損失を低く抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエアフィルタの実施の形態を示す
断面図。
【図2】第1の実施形態にかかるフィルタ材を示す断面
図。
【図3】第2の実施形態にかかるフィルタ材を示す断面
図(図中(A)は製造中のフィルタ材を示し、図中
(B)は製造完了後のフィルタ材を示す)。
【図4】第3の実施形態にかかるフィルタ材を示す断面
図。
【図5】第4の実施形態にかかるフィルタ材を示す全体
図。
【図6】第5の実施形態にかかるフィルタ材を示す全体
図。
【図7】ポアサイズ測定装置を示す図。
【図8】第1のフィルタ層において、ポアサイズとダス
トの捕捉量の関係を示すグラフ。
【図9】第2のフィルタ層において、ポアサイズとカー
ボンの捕捉量の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 フィルタ材 10 エアフィルタ 11 第1のフィルタ層 12 第2のフィルタ層 13 接着層(接着剤)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/024 511 F02M 35/024 511D (72)発明者 松下 範彦 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼機 製造株式会社内 (72)発明者 鈴木 克美 静岡県浜北市中瀬7800番地 東洋▲ろ▼機 製造株式会社内 Fターム(参考) 4D019 AA01 BA12 BB03 BC09 BC20 4D058 JA13 JB26 JB39 JB41 SA04 SA20 TA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油が含浸された第1のフィルタ層と、 前記第1のフィルタ層よりも下流に設けられ、前記油を
    はじく性質を有する撥油層からなる第2のフィルタ層と
    を備え、 前記第1のフィルタ層および前記第2のフィルタ層は濾
    紙により形成されていて、 前記第1のフィルタ層のフィルタ材は、前記第2のフィ
    ルタ層のフィルタ材より密に設けられ、 前記第2のフィルタ層は、その厚さ方向の全体が前記撥
    油層からなることを特徴とするエアフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のフィルタ層と前記第2のフィ
    ルタ層とが一体に構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のエアフィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のエアフィルタ
    に、さらに他の層を含ませてなるエアフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記第1のフィルタ層のポアサイズは7
    0〜120μmであり、前記第2のフィルタ層のポアサ
    イズは100〜180μmであることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のエアフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記第2のフィルタ層の下流側の端面が
    露出していることを特徴とする請求項1〜4いずれかに
    記載のエアフィルタ。
  6. 【請求項6】 前記第2のフィルタ層が撥油処理された
    後に、前記第1のフィルタ層及び前記第2のフィルタ層
    が一体に構成されることを特徴とする請求項2〜5いず
    れかに記載のエアフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記第1のフィルタ層及び前記第2のフ
    ィルタ層が一体に構成された後に、 前記第2のフィルタ層が撥油処理され、前記第1のフィ
    ルタ層に前記油が含浸されることを特徴とする請求項2
    〜5いずれかに記載のエアフィルタ。
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