JP2002045067A - 汚液処理システム - Google Patents
汚液処理システムInfo
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Abstract
えることが可能な汚液処理システムを提供すること。 【解決手段】 すのこ1と、すのこ1の下方に敷設され
る板状又はシート状の汚液処理吸収体2とを備えた汚液
処理システムである。すのこ1の下面と汚液処理吸収体
2の上面とが密接されている。
Description
犬等のペットの排尿等の汚液処理システム、すのこ及び
汚液処理方法に関する。
等のペットの排尿処理システムに関する従来技術として
は、特開平7−67489号公報に記載のペットの糞尿
処理用床が知られている。この糞尿処理用床は、トレイ
の内部を金網若しくはパンチングメタル等の多孔質部材
で上下に区画し、その上方に撥水機能を有する砂を敷設
するとともに、下方に保水性の高い吸収性樹脂からなる
吸尿部材を敷設し、砂を通過した尿を吸尿部材内に保持
させるようにしたものである。
材に滞留する排尿についての考慮が何等なされていない
ため、多孔質部材の上面に排尿が滞留した場合にはひど
く悪臭を放つ問題があった。また、多孔質部材に補強用
のリブなどを形成した場合には、多孔質部材と吸尿部材
との間に隙間が生じ、汚液が孔の全面に液膜として滞留
し易くなる傾向があり、同様に悪臭を放つ問題があっ
た。
えて悪臭を確実に防ぐことが可能な、汚液処理システ
ム、すのこ及び汚液処理方法を提供することにある。
すのこの下方に敷設される板状の汚液処理吸収体とを備
えた汚液処理システムにおいて、該すのこの下面と該汚
液処理吸収体の上面とが密接されている汚液処理システ
ムを提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
って、多数の通液孔を有し、その境界部の縦断面が所定
形状に形成されているとともに該境界部同士の下面が略
面一に形成されているすのこを提供することにより、上
記目的を達成したものである。
方に、板状又はシート状の汚液処理吸収体を敷設してお
き、該すのこを通過した該汚液を該汚液処理吸収体で吸
収させる汚液処理方法を提供することにより、上記目的
を達成したものである。
形態に基づき図面を参照しながら説明する。
汚液処理システムの一実施形態を示したものである。図
において、符号Sは、汚液処理システムを示している。
本実施形態の汚液処理システムSは、すのこ1と、すの
こ1の下方に敷設される板状の汚液処理吸収体2とを備
えている。すのこ1の下面と汚液処理吸収体2の上面と
は密接されている。同図に示すように、汚液処理システ
ムSは、トレー3内にすのこ1及び汚液吸収体2を敷設
し、すのこ1上に敷砂4を敷設して構成することが好ま
しい。
液孔1aを有し、その境界部10の縦断面が所定形状に
形成されているとともに境界部10(11)同士の下面
が略面一に形成されている。また、同図に示すように、
すのこ1は、平面視して矩形の外形形状を有している。
すのこ1の下面には、補強用のリブ等が形成されておら
ず、すのこの下面と汚液処理吸収体2の上面とが隙間な
く密接できるように、境界部10の下端面が略面一に形
成されている。
する境界部は、汚液を当該すのこの上面(境界部の上
面)に残留させずに吸収体に導けるようにする点で、図
3に示すように、その縦断面形状が四角形、台形の場合
は、境界部の上面の幅aが2mm以下であることが好ま
しく、1mm以下であることがより好ましい。また、境
界部の縦断面形状が円形の場合には、半径Rが2mm以
下であることが好ましく、1mm以下であることがより
好ましい。
(水平断面)形態及び配置は、境界部が上記範囲となる
ような断面形態及び配置であれば特に制限されないが、
成形性、強度、敷砂の形状等の観点から、例えば、その
孔の断面形態が正三角形、正方形、正五角形、正六角形
等の正多角形若しくは円形又はこれら各正多角形若しく
は円形の組み合わせであることが好ましく、かつ各通液
孔が最密状(例えば、正六角形であればハニカム状)に
配置されていることが特に好ましい。
のように、必要に応じて、一部の境界部の高さを高くし
たり、幅を太くしたりすることにより、強度を高めるこ
とができる。この場合にも境界部の下面は全て面一に形
成する。
の上に敷砂を敷設する場合に外に散らばらず、敷砂をす
のこごと洗浄できるようにする点から周壁部12を備え
ていることが好ましい。周壁部の高さは、50〜300
mmであることが好ましく、100〜200mmである
ことがより好ましい。
定されるものではないが、例えば、矩形、円形、楕円形
等の形状が挙げられる。また、すのこの面積は、特に限
定されるものではないが、400〜3600cm2であ
ることが好ましく、900〜2500cm2であること
がより好ましい。
液に対する耐食性を有するものであれば特に制限はない
が、軽量で取り扱い易く、成形性が良い等の点から、例
えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテ
レフタレート、塩化ビニル、ABS等の汎用の合成樹脂
で一体成形されたものが好ましい。
成形することによって一体的に形成することができる
が、射出成形にあたっては、溶融樹脂の注入ピンの注入
痕が下面側に残るように設計された金型で成形すること
が好ましい。このようにすることで注入ピンの注入痕の
凹部に汚液が溜まることを防ぐことができ、悪臭の発生
をより確実に防ぐことができる。
通液性能を高める上で、撥水加工を施したり、抗菌加工
を施すことが好ましい。撥水加工及び抗菌加工は、通常
の手法を用いて行うことができる。
に敷設された敷砂を通過してきた汚液が、通液孔内に達
して直ちに該通液孔を通過し、すのこの上面に滞留した
り、通液孔に液膜を形成して滞留することがないため、
悪臭の発生を確実に防ぐことができる。
記汚液処理吸収体は、板状又はシート状に形成されたも
のであり、所定厚みを有するものである。本発明の汚液
処理システムは、すのこの下面と汚液処理吸収体の上面
とが、全面的に密接することが特に好ましいが、少なく
とも接触面積が80%以上であることが好ましく、90
%以上であることがより好ましい。該接触面積が80%
未満では、尿の滞留による悪臭が生じやすくなる。ま
た、本発明の汚液処理システムに用いられる汚液処理吸
収体は、上面が平坦な平板状のものであることが特に好
ましいが、下面に補強用リブ等の凸状部を有するすのこ
を用いる場合には、該凸状部に対応した凹状部を有する
形態のものを用いることもでき、これにより両者を密接
させることができる。上記汚液処理吸収体は、後述する
ように、植物繊維又はパルプを主体とする汚液吸収基材
に界面活性剤等を混合して板状に成形したもの(第1の
吸収体ともいう)、粘度鉱物を板状に成形したもの(第
2の吸収体ともいう)、パルプと吸水性ポリマーとの混
合物を不織布等のシートで包んでシート状にしたもの
(第3の吸収体ともいう)である。第1の吸収体は、汚
液吸収基材に、抗菌性を有する界面活性剤又は界面活性
剤及び抗菌剤と、バインダー、架橋剤又は水の少なくと
も一種とを混合して得られた混合物を成形してなるもの
である。
プを主体としたものである。このような植物性繊維又は
パルプを主体とした汚液吸収基材を具備する汚液処理吸
収体は、多孔質且つ低密度であるため尿等の汚液の吸収
性に優れ、消臭効果も有する。また、可燃物であるた
め、使用後は可燃ゴミとして容易に焼却廃棄ができる。
本明細書において「植物性繊維」とは、植物体を構成す
る繊維又はその集合体であって、セルロース以外にリグ
ニン、ヘミセルロース、樹脂分、灰分等の成分を含んで
いるものをいう。また、「パルプ」とは、「植物性繊
維」からセルロース以外の成分を極力除いた、セルロー
ス純度の高いものをいい、いわゆる化学パルプがこれに
該当する。
プ、おが屑、ジュート、ヤシ繊維等を、これらの1種又
は2種以上で用いることができる。特に、尿等の吸収性
及び消臭効果の向上、並びに安定供給の観点から、グラ
ンドパルプ及び/又はおが屑を用いることが好ましい。
グランドパルプ(GP)は、砕木パルプとも呼ばれるも
のでいわゆる機械パルプである。機械パルプには、GP
の他、ストーン砕木パルプ(SGP)、リファイナー砕
木パルプ(RGP)、サーモメカニカルパルプ(TM
P)等があるが、本明細書では、これらを総称してグラ
ンドパルプという。グランドパルプのうち、消臭効果の
観点から、ストーン砕木パルプを用いることが特に好ま
しい。また、前記パルプとしては、古紙パルプを用いる
ことが好ましいが、吸水性の観点から、脱墨処理パルプ
を用いることが特に好ましい。前記植物性繊維及び前記
パルプは、それぞれ単独で汚液吸収基材として用いても
よいし、両者を混合して汚液吸収基材として用いてもよ
い。両者を混合する場合には、植物性繊維とパルプとの
混合比(重量)は、植物性繊維:パルプ=10:1〜
1:100の範囲で適宜選択できる。
ルプ又はこれらの混合物を好ましくは50〜95重量
%、特に70〜90重量%含有することが、尿等の汚液
の吸収性及び消臭効果の向上させると共に、必要な強度
を付与する点から好ましい。
しない界面活性剤を含有している。これにより、汚液処
理吸収体の親水性が向上して、尿等の吸収速度を向上さ
せることができる。その結果、後述するように、汚液処
理吸収体が低密度、高多孔性であることと相俟って、吸
水量及び吸水速度が向上する。
は、尿等の汚液を分解してアンモニアを生成する菌の繁
殖を抑制できるので、周囲に悪臭を発散させることなく
長期間使用できる。一方、前記界面活性剤が抗菌性を有
さない場合には、該界面活性剤を抗菌剤と併用すること
により同様の効果を発現させ得る。
カチオン性界面活性剤又は両性界面活性剤を用いること
ができる。カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩
化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジ
メチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム等を、これ
らの1種又は2種以上で用いることができ、特に、抗菌
性の観点から、塩化ベンザルコニウムを用いることが好
ましい。また、両性界面活性剤としては、例えば、アル
キルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジメチルア
ミンオキサイド、アルキルカルボキシメチルヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルアミドプロ
ピルベタイン等を、これらの1種又は2種以上で用いる
ことができ、特に、抗菌消臭性の観点から、アルキルジ
メチルアミンオキサイドを用いることが好ましい。尚、
板状の汚液処理吸収体の抗菌性を一層向上させるため
に、抗菌性を有する前記界面活性剤を、抗菌剤と併用し
てもよい。この場合、該抗菌剤は、水溶性のものが好ま
しい。
界面活性剤を好ましくは0.1〜5重量%、特に0.5
〜3重量%含有することが、尿等の汚液の吸収性が向上
すると共に悪臭の発散が防止されて長期間使用できるこ
とから好ましい。
は、非イオン性界面活性剤を用いることができる。非イ
オン性界面活性剤としては、例えば、グリセリン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸
エステル等を、これらの1種又は2種以上で用いること
ができ、特に、水に可溶という観点から、HLB−散方
式により算出されたHLBが10〜19の非イオン性界
面活性剤を用いることが好ましい。また、抗菌性を有さ
ない該界面活性剤と併用される抗菌剤としては、水溶性
のものが好ましく、例えば、安息香酸ナトリウム、クロ
ラミンT、クロルクレゾール、サルチル酸ナトリウム、
臭化エチルトリメチルアンモニウム、ソルビン酸カリウ
ム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラクロロフェノール、
フェノール等を、これらの1種又は2種以上で用いるこ
とができ、特に、臭いや動物に対する安全性の観点か
ら、安息香酸ナトリウムを用いることが好ましい。
面活性剤を好ましくは0.01〜5重量%、更に好まし
くは0.1〜5重量%、とりわけ0.1〜2重量%含有
すると共に、前記抗菌剤を好ましくは0.001〜5重
量%、更に好ましくは0.1〜0.5重量%含有するこ
とが好ましい。
物性繊維及び前記パルプの結合剤として使用される(以
下、これらの成分を総称して繊維間結合剤という)。汚
液処理吸収体に、これら繊維間結合剤を含有させること
により、実用上必要とされる強度を汚液処理吸収体に付
与することができ、取扱性及び廃棄性に優れ、長期間使
用できる汚液処理吸収体とすることができる。
合により繊維間を架橋するものをいい、後述する湿式製
造法により汚液処理吸収体を製造する場合に特に好適に
使用できる。また、「バインダー」とは、接着剤(同種
あるいは異種の2つの固体を貼り合わせる目的で用いら
れる物質)のうち、上記「架橋剤」を除いたものをい
う。
ニルアルコール、化工澱粉、寒天、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリアクリルアミド等を、これらの1種又は
2種以上で用いることができ、特に、吸水性の観点か
ら、ポリビニルアルコール及び/又は化工澱粉を用いる
ことが好ましい。更に、ポリビニルアルコール及び化工
澱粉は、何れも糊化温度が60℃以上、特に70〜80
℃であることが好ましい。これらバインダーの糊化温度
が60℃以上であると、室温下、湿潤状態にある使用後
の汚液処理吸収体中で該バインダーが溶け出すことがな
いので、汚液処理吸収体は、その湿潤強度が一定に保た
れて形状が崩れることがなく、取扱い及び廃棄が容易で
ある。前記第1の吸収体は、前記バインダーを好ましく
は1〜45重量%、更に好ましくは5〜45重量%、と
りわけ7〜20重量%含有する。
一般に紙力増強剤として使用されるものを使用でき、例
えば、ポリアミドアミン・エピクロルヒドリン樹脂、ポ
リアクリルアミド、ポリエチレン、メチロール化ポリア
クリルアミド等を、これらの1種以上で用いることがで
きる。架橋剤は、繊維間結合剤として単独でも使用で
き、また、媒体として水を併用することもできる。第1
の吸収体は、前記架橋剤を好ましくは0.01〜3重量
%、更に好ましくは0.3〜1重量%含有する。
使用する場合、第1の吸収体の含水量は、好ましくは1
〜20重量%、更に好ましくは5〜20重量%である。
基材、抗菌性を有するか又は有さない界面活性剤、抗菌
剤及び繊維間結合剤)に加えて、必要に応じて、消臭
剤、マスキング剤等の添加剤を適宜含有させることがで
きる。これらの添加剤の含有量は好ましくは0.01〜
1重量%、更に好ましくは0.03〜0.1重量%であ
る。
応じて用いられる前記添加剤とを混合して得られた混合
物を、厚さが3mm以上、好ましくは5〜50mm、更
に好ましくは10〜20mmの平板状に成形してなるも
のである。このように所定の厚みを有する平板状に成形
された汚液処理吸収体は、紙状シートのものに比べて尿
等の吸水量が多く、強度も高い。また、粒状タイプの汚
液処理吸収体のように取扱い時に粉塵が発生することが
ほとんどなく、廃棄が容易である。
0cm間隔でマイクロゲージ(厚み測定器)を当てて各
箇所における厚みを測定し、これらの平均値を該第1の
吸収体の厚みとした。
0.3g/cm3、好ましくは0.1〜0.25g/c
m3、更に好ましくは0.15〜0.2g/cm3となっ
ている。嵩密度を前記範囲内とすることにより、成形物
としての必要強度を維持しつつ、汚液の吸収速度を向上
させることができる。第1の吸収体は、その嵩密度が前
記範囲内にある低密度体であり、且つ前述の如く多孔質
体であるから、低湿度下では吸収した汚液に含まれる水
分を放出するので、第1の吸収体が本来有する、後述す
る測定方法により測定される吸水量以上の汚液を吸収す
ることができる。
6cm、厚さ1cmの試験片(体積36cm 3)を裁断
し、該試験片の重量を測定して、次式により嵩密度(g
/cm3)を求めた。 嵩密度(g/cm3)=重量(g)/36(cm3)
り、その飽和吸水量は2g/1g以上、好ましくは5g
/1g以上、更に好ましくは8g/1g以上となってお
り、その吸水速度は30秒以下、好ましくは10秒以
下、更に好ましくは3秒以下となっている。尚、飽和吸
水量及び吸水速度は何れもその上限に制限はなく、高い
ほど好ましいが、実際は飽和吸水量の上限は5g/1g
程度となり、吸水速度の上限は1秒程度となる。
る。 〈飽和吸水量の測定方法〉第1の吸収体から、厚みはそ
のままで縦60mm、横60mmの試験片を裁断し、該
試験片を105℃に設定した乾燥器内で1時間乾燥させ
た後、デシケーター内に移して室温まで冷却させた。そ
の後、DW法を実施する装置として一般的に知られてい
る装置(Demand Wettability Tester )を用い、ビュレ
ット内の生理食塩水の液面を等水位にセットしたガラス
フィルター上に該試験片を載せ、活栓を開栓して該試験
片に生理食塩水を吸水させ、気泡が出なくなったときの
吸水量(この吸水量は、生理食塩水の水位の低下量を示
すビュレットの目盛りで測定される)を測定し、この値
を飽和吸水量(g)とした(n=3の平均値。試験片1
つにつき測定は1回)。
ままで縦60mm、横60mmの試験片を裁断し、該試
験片を105℃に設定した乾燥器内で1時間乾燥させた
後、デシケーター内に移して室温まで冷却させた。該試
験片の中央に2.5ccの生理食塩水を滴下し、滴下直
後から水滴が試験片に吸収されるまでの時間を測定し、
これを吸水速度(秒)とした(n=3の平均値。試験片
1つにつき測定は1回)。
上、好ましくは98cN以上、更に好ましくは196c
N以上となっている。湿潤強度が前記値以上である第1
の吸収体は、尿等を吸収して湿潤状態となっても平板状
の形状を維持することができるので取扱い及び廃棄が容
易である。尚、湿潤強度はその上限に制限はなく、高い
ほど好ましいが、他の必要強度とのバランスの点から、
196cN程度が実際の上限となる。
そのままで縦80mm、横25mmの試験片を裁断し、
該試験片を水に5分間浸漬した。浸漬後、該試験片を、
50mm間隔で設けられた三角柱状の2つの支持台上
に、該試験片の縦方向の中央部が2つの該支持台間の中
央にくるように載置する。その後、プッシュプルケージ
を、該試験片の中心に押しつけ、該試験片が折れたとき
のゲージ圧を測定し、これを湿潤強度(cN)とした
(n=3の平均値)。
理吸収体とするためには、グランドパルプからなる前記
汚液吸収基材を用いて、後述する製造方法により製造す
ることが好ましい。グランドパルプは、剛性の高いリグ
ニン及び吸水性の高いヘミセルロースをそれぞれ多量に
含んでいるため、グランドパルプを前記所定量含有する
汚液処理吸収体は、通常の化学パルプを含有する汚液処
理形成物と比べて嵩密度が低く、嵩高で厚みがあり、飽
和吸水量及び吸水速度が大きくなる。また、グランドパ
ルプ自体にある程度の消臭・抗菌効果があるので、グラ
ンドパルプからなる前記汚液処理吸収基材に、更に抗菌
性のある薬剤(抗菌剤又は抗菌性を有する界面活性剤)
を配合すると共に、必要に応じて消臭剤を適宜配合すれ
ば、長期間悪臭が発散せず、衛生的に使用できる汚液処
理吸収体が得られる。尚、グランドパルプを用いる場
合、その含有量が多くなると、汚液処理吸収体の強度、
特に湿潤強度が低下する傾向があるが、本発明の汚液処
理システムに用いられる第1の吸収体は、前述の通り繊
維間結合剤を前記所定量含有しているので、実用上十分
な強度及び湿潤強度を有している。また、用いる繊維間
結合剤によっては、吸収体の親水性が低下して、汚液の
吸収性が低下するおそれがあるが、該吸収体は、前述の
通り界面活性剤を前記所定量含有しているので、繊維間
結合剤を用いることによる親水性の低下が防止されるの
みならず、グランドパルプ本来の吸水能力以上の吸水能
力が吸収体に付与されて、汚液の吸収性が極めてすぐれ
たものとなっている。
方法でも製造できる。乾式の製造方法としては、例え
ば、汚液吸収基材の原料である植物性繊維等に、界面活
性剤、抗菌剤及び繊維間結合剤であるバインダー等を混
合して混合物とし、該混合物を所定形状の型枠に入れて
板状物とし、該板状物に熱プレス処理を施して予備的に
脱水させた後、乾燥器等で該板状物を所望の含水率にな
るまで乾燥させる方法が採用できる。その際、熱プレス
処理の条件は、嵩密度を前記範囲内とし、厚みを前記値
以上とする観点から、プレス圧力が好ましくは4〜24
00kPa、更に好ましくは10〜1000kPaであ
り、プレス温度が好ましくは60〜120℃、更に好ま
しくは20〜105℃であり、プレス時間が0.5〜2
0分、更に好ましくは3〜5分である。一方、湿式の製
造方法としては、例えば、一般の紙の製造で行われてい
る長網式抄紙法や円網式抄紙法等が採用でき、公知の抄
紙機が使用できる。湿式の製造方法では、繊維間結合剤
として、前述の如く架橋剤(紙力増強剤)が好適に用い
られる。
イプの汚液処理吸収体のように粉塵が発生したりせず取
扱いが容易である。また、使用時においては、汚液処理
吸収体は消臭効果が高く、抗菌効果により悪臭の発散を
抑制できるので、設置場所を考慮する必要がなく衛生的
に使用できる。更に、吸収体は尿等の吸収量が多く吸収
性に優れるので、消臭効果及び抗菌効果が高いことと相
俟って、長期間使用することができる。使用後において
は、汚液処理吸収体は湿潤強度が高く、尿等を吸収して
も平板形状を維持できるので、これをたやすく取り出す
ことができ、可燃ゴミとして容易に焼却廃棄できる。
2の吸収体は、粘土鉱物を板状に成形したものである。
カオリン、ベントナイト、ゼオライト、ケイソウ土等が
用いられる。
記粘土鉱物、水及びバインダーを混合してスラリーと
し、該スラリーを所定形状の型枠内に流し込み、所定の
含水率になるまで所定温度で乾燥させた後に脱型して作
製する。第2の吸収体の作製に用いられるバインダーに
は、コーンスターチ、馬鈴薯デンプン、タピオカデンプ
ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等
が挙げられる。第2の吸収体の作製に用いられるスラリ
ー中の上記粘土鉱物の配合割合は、吸水性、消臭性、及
びコストの点において、80〜95重量%であることが
好ましく、88〜92重量%であることがより好まし
い。また、該スラリー中の上記バインダーの配合割合
は、保形成を確保する観点から、5〜15重量%である
ことが好ましく、8〜12重量%であることがより好ま
しい。
3の吸収体は、パルプと吸水性ポリマーとが所定の配合
割合で混合された吸収性組成物を、不織布等のシートで
包んでシート状にしたものである。
ミカルパルプ、メカニカルパルプが挙げられる。前記吸
収性組成物中のパルプの配合割合は、70〜90重量%
であることが好ましく、80〜85重量%であることが
より好ましい。
マーには、デンプン−アクリル酸共重合体、架橋ポリア
クリル酸塩、ビニルエステルと不飽和カルボン酸との共
重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、デン
プン−アクリロニトリル共重合体架橋物、その加水分解
物、架橋カルボキシメチル誘導体、架橋ポリエチレンオ
キシド誘導体、ポリアクリルアミドの部分加水分解物、
架橋ポリビニルアルコール等が挙げられる。前記吸収性
組成物中の吸水性ポリマーの配合割合は、10〜30重
量%であることが好ましく、15〜20重量%であるこ
とがより好ましい。これらの吸水性ポリマーは、粉粒
状、顆粒状、造粒状、鱗片状、塊状、ビーズ状、繊維状
等の形状うち任意の形状のものを用いることができる
が、取り扱い性や吸引分配性等の点から粉粒状のものを
用いることが好ましい。
ートロール不織布、エアスルー不織布等の不織布が用い
られるが、これらの中でも、コストの点でヒートロール
不織布が好ましく用いられる。
水性ポリマーを通常の混合方法で混合して上記吸収性組
成物を製造し、この吸収性組成物を上記シートで包含
し、シート状に成形することって製造することができ
る。
砂は、汚液を滞留させることなく下方に透過させる点か
ら、球状又は円筒状のものが好ましい。該敷砂は、上記
すのこ上に敷設した際にすのこの通液孔からこぼれ落ち
ず、すのこの通液孔を塞いで汚液の通過を阻害しないよ
うにする観点から、直径が2〜8mmであることが好ま
しく、4〜6mmであることがより好ましい。敷砂は、
上記の形態を有し、且つ処理する汚液に対する耐食性を
有するものであれば、特にその材質は限定されないが、
消臭の点から、木質、おから、大豆、ココヤシ、ナタネ
などの搾り油カス等が好ましく用いられる。
レーは、前記すのこ、前記汚液処理吸収体及び前記敷砂
を支障なく収容できる大きさのもので、強度、耐食性を
備えたものであれば、その材質、形態は特に制限はない
が、取り扱い易さ、成形性等の点から、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、塩化ビニル、ABS等の合成樹脂製のものが好まし
い。
えば、敷砂上でペットが排尿した場合には、敷砂の間か
ら滲み出した尿が、すのこ上面に滞留することなく通液
孔を通過し、汚液処理吸収体に直ちに吸収される。
ムによれば、ペットの排尿等の汚液を素早く吸収でき、
しかもに敷砂の上面に汚液が滞留しないので、悪臭を長
期間に亘って確実に抑えることができる。
しい実施形態として上記実施形態の汚液処理システムS
を用いた実施形態に基づいて説明する。
に汚液処理吸収体2を敷設しておく。これら汚液処理吸
収体2及びすのこ1はトレー3内に配置することが好ま
しい。また、すのこ1の上には、前記敷砂4を所定量敷
設することが好ましい。そして、例えば、猫、犬等のペ
ットを敷砂4の上において排尿させ、すのこ1の通液孔
を通過した尿(汚液)を汚液処理吸収体2で吸収させ
る。
上に前記敷砂を埋設する場合には、汚液を吸収体に効率
よく導入する点において、敷設量は、1〜3g/cm3
であることが好ましく、1.5〜2.5g/cm3であ
ることがより好ましい。
を逸脱しない範囲において、適宜変更することができ
る。例えば、本発明の汚液処理システムは、上記実施形
態におけるように、本発明のすのこを用いることが好ま
しいが、これ以外のすのこであって、すのこの下面と汚
液処理吸収体の上面とが密接できるものであれば、他の
すのこを用いることもできることはいうまでもない。
記の汚液処理吸収体上に載置して汚液処理システムを作
製し、洗浄瓶を用いて30ml/10秒で下記組成の人
工尿をかけ、該人工尿のすのこにおける滞留状態を目視
観察した。そして、下記の段階で評価した。結果を表1
に示す。 <すのこ> 外形形状:矩形(300×400mm):周壁部高さ:
160mm 境界部の長さ方向断面形状:台形(上底=1.5mm、
下底=2.5mm) 通液孔の上端面における開口面積:4mm×4mm 通液孔の下端面における開口面積:3mm×3mm 材質:ポリプロピレン <汚液処理吸収体> 外形寸法:矩形(300×300mm)、厚さ(10m
m) 木質ファイバー成形体:(配合組成:グラウンドパル
プ:コーンスターチ:水=100:10:70) 界面活性剤:両性界面活性剤(「アンヒトール20N」
花王(株)社製)0.2重量%(対木質ファイバー成形
体)
ブ3mm、7mmのリブを下面側に形成した以外は実施
例1と同様の形態のすのこを用いて汚液処理システムを
作製し、実施例1と同様にして人工尿の滞留状態を調べ
た。その結果を表1に示す。
面が平面なすのこを用い、汚液吸収体の上面と密接させ
た汚液処理システム(本発明品)の場合には、すのこ上
面に人工尿が殆ど残らず、また通液孔にも液膜が生じ
ず、尿がスムーズに汚液処理吸収体に吸収されて悪臭が
しなかったのに対し、リブを設けたすのこを用いた汚液
処理システムでは、すのこの上面に液滴状に、また通液
孔に皮膜として尿が滞留し、ひどく悪臭が漂うことが確
認された。
縦断面形状を表2に示す形態とした以外は、実施例1と
同様のすのこ、及び実施例1と同様の汚液吸収体を用い
て汚液処理システムを作製し、実施例1と同様の方法に
より、すのこにおける人工尿の滞留状態を調べた。その
結果を表2に示す。
る該境界部の上面の幅が2mm以下であるすのこを用い
た汚液処理システムの場合には、すのこ上面に人工尿が
殆ど残らず、また通液孔にも液膜が生じず、尿がスムー
ズに汚液処理吸収体に吸収されて悪臭がしなかったのに
対し、境界部の縦断面における該境界部の上面の幅が2
mmを超えると、すのこの上面に液滴状に尿が滞留し、
ひどく悪臭が漂うことが確認された。
汚液吸収体として市販のトイレシーツ(商品名「デオシ
ート」ユニハートス社製)を用い、該すのこ上に該汚液
吸収体を載置して汚液処理システムを作製し、実施例1
と同様の方法で人工尿をかけ、すのこにおける該人工尿
の滞留状態を目視観察した。その結果、すのこにおける
尿の滞留は殆どみられず、かけた尿の略全量が汚液吸収
体に吸収されることが確認された。
こへの液残りをなくし、汚液による悪臭を確実に抑える
ことができる。
概略図であり、(a)は全体構成の断面図、(b)は要
部構成の拡大断面図である。
り、(a)は平面図、(b)は正断面図である。
形状の例を示すものであり、(a)は矩形断面、(b)
は台形断面、(c)は逆台形断面、(d)は円形断面で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 すのこと、該すのこの下方に敷設される
板状又はシート状の汚液処理吸収体とを備えた汚液処理
システムであって、該すのこの下面と該汚液処理吸収体
の上面とが密接されている汚液処理システム。 - 【請求項2】 汚液処理用のすのこであって、多数の通
液孔を有し、各通液孔の境界部の縦断面が所定形状に形
成されているとともに該境界部同士の下面が略面一に形
成されているすのこ。 - 【請求項3】 上記境界部の縦断面における該境界部の
上面の幅が2mm以下である請求項2記載のすのこ。 - 【請求項4】 請求項2に記載のすのこの下方に、板状
又はシート状の汚液処理吸収体を敷設しておき、該すの
こを通過した該汚液を該汚液処理吸収体に吸収させる汚
液処理方法。
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