JP2014193151A - 床材及び飼育用ケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する床材を提供する。
【解決手段】実験用動物を飼育するための飼育用ケージ1の底面に設置される、少なくとも表面が樹脂材料からなる床材20であって、前記実験用動物の飼育に供される床面21及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22が設けられる床材である。
【選択図】図1

Description

本発明は、床材及び飼育用ケージに関する。
マウス、ラット、ハムスター、モルモット、ウサギなどの実験動物の飼育用ケージに関する各種発明が知られている。例えば特許文献1には、床が金網によって構成される飼育ケージが記載されている。この飼育ケージによれば、軽量化や、清掃・消毒の確実な実施が可能となる。また特許文献2には、短手方向に沿って矩形状の貫通孔が設けられた合成樹脂製のすのこが底面に載置された動物用ケージが記載されている。この動物用ケージによれば、貫通孔を介してのみ糞・尿が落下する。
特開平10―313723号公報 特開2000―270704号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、床が金網によって構成されるため、動物の体温が奪われる可能性や、指間炎や足底(皮膚)炎が発生する可能性があり、動物の快適性及び成長性の観点から課題がある。実際、金網によって構成される床は、動物福祉の観点から推奨できないという考え方をAAALAC(国際実験動物管理公認協会)が示している。
また、特許文献2に記載の技術では、動物の飼育に供される床面が貫通孔に対して大きく形成されるため、糞・尿が貫通孔を介して落下する量よりも床面に残る量が多い。したがって、動物が排泄した糞・尿の量に対する貫通孔を介して落下する糞・尿の量の割合として定義される採集効率性が低く、動物の健康状態を糞・尿によって検査する場合に、検査対象である糞・尿が足りない可能性がある。加えて、糞・尿が動物の体表に付着して汚れるため不衛生であり悪臭のもとになる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する床材及び飼育用ケージを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る床材は、実験用動物を飼育するための飼育用ケージの底面に設置される、少なくとも表面が樹脂材料からなる床材であって、前記実験用動物の飼育に供される床面及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔が設けられる床材である。
また、上記目的を達成する本発明に係る飼育用ケージは、実験用動物を飼育するための飼育用ケージであって、前記実験用動物の飼育に供される床面、及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される千鳥格子状に並んだ多数の貫通孔が設けられる、少なくとも表面が樹脂材料からなる第1床材と、前記実験用動物の飼育に供される床面、及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される正方形格子状に並んだ多数の貫通孔が設けられる、少なくとも表面が樹脂材料からなる第2床材と、前記第1床材または前記第2床材が載置される載置部と、前記載置部の下方に設けられ、前記貫通孔を介して前記実験用動物の糞・尿を採集する採集部と、を有し、前記第1床材において隣り合う3つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積は、前記第2床材において隣り合う4つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積よりも小さい飼育用ケージである。
上記のように構成した床材であれば、少なくとも表面が樹脂材料からなるため、実験用動物の快適性及び成長性を満足することができる。また、実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔が設けられるため、糞・尿の採集効率性を満足することができる。したがって、実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する床材を提供することができる。
また、上記のように構成した飼育用ケージであれば、第1床材及び第2床材の少なくとも表面が樹脂材料からなるため、実験用動物の快適性及び成長性を満足することができる。また、実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔が設けられるため、糞・尿の採集効率性を満足することができる。さらに、実験用動物の快適性及び成長性を重視する際は第2床材を載置部に載置し、糞・尿の採集効率性を重視する際は第1床材を載置部に載置し得る。したがって、実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する飼育用ケージを提供することができる。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る飼育用ケージを示す斜視図であって、図1(B)は、図1(A)のB部の内部を示す部分拡大図である。 図2(A)は、本実施形態に係る床材の一部を示す斜視図であって、図2(B)は、図2(A)の2B−2B線に沿う断面図である。 床材を上方から載置部に載置するときの様子を示す斜視図である。 図4(A)は、第2床材の一部を示す斜視図であって、図4(B)は、第1床材の一部を示す斜視図であって、図4(C)は、図4(A)の4C−4C線に沿う断面図である。 改変例に係る床材を示す斜視図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る飼育用ケージ1を示す斜視図であって、図1(B)は、図1(A)のB部の内部を示す部分拡大図である。なお、図1(A)では床材20が載置された状態を示す。図2(A)は、本実施形態に係る床材20の一部を示す斜視図であって、図2(B)は、図2(A)の2B−2B線に沿う断面図である。
本実施形態に係る飼育用ケージ1は、概説すると、図1,2に示すように、床材20と、床材20が載置される載置部30と、載置部30の下方に設けられ、床材20の貫通孔22を介して実験用動物の糞・尿を採集する採集部40と、を有する。以下、詳述する。
飼育用ケージ1は、図1に示すように、上端面が開放された本体部50と、本体部50の底部55に配置され、実験用動物の飼育に供される床面21及び実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22が設けられる床材20と、貫通孔22を介して実験用動物の糞・尿を採集する採集部40と、を有する。
本体部50は、図1において左手前側に位置する前方壁51と、前方壁51に向かい合う後方壁52と、左右の側方壁53,54と、底部55と、を有する。
前方壁51には、実験用動物を出し入れするための開口部511が形成され、開口部511には、ドア体512、蝶番513、及びドアロック部514が設けられる。ドア体512は、蝶番513によって開閉自在に設けられ、ドアロック部514によって、閉じた状態を維持可能である。また、開口部511には給餌器515がさらに設けられる。
後方壁52には、貫通孔521を介して、給水ノズル522が設けられる。また、側方壁53,54には、通気用のスリット531,541がそれぞれ設けられる。
底部55には、床材20が載置される載置部30が設けられる。載置部30は、略コの字形状を有し、前方壁51、後方壁52、及び側方壁53,54からなる4つの角に、両端がそれぞれの壁と固定されて配置される。固定方法は、例えば接着であるがこれに限られず、ネジ接合などであってもよい。また、載置部30の形状は略コの字形状に限られず、載置部30の形状及び配置位置は、床材20を載置できる機能を有する限り特に限定されない。
底部55は、載置部30が設けられる箇所の下方において、下方に向かうにつれて断面が小さくなる四角錐形状の頂点を切り落とした形状を有し、下端面において採集部40と連結する。実験用動物の糞・尿は貫通孔22を通過した後、四角錐形状の斜面に沿って落下し、採集部40に集められる。採集部40は円筒形状を有し、必要に応じて糞及び尿を分別するための網(不図示)が設けられ得る。
床材20は、実験用動物の飼育に供される床面21及び実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22が設けられる。具体的には、貫通孔22は、実験用動物の糞の大きさに対して、2mm〜4mm程度大きくなるように規定されることが好ましい。
貫通孔22の両端のうち床面21側の縁部221には、図2(A),(B)に示すように、断面テーパ形状が形成される。このように縁部221に断面テーパ形状が形成された貫通孔22によれば、実験用動物が縁部221近傍において糞・尿をしたとき、テーパ形状に沿って糞・尿Dが落下(図2(B)矢視A参照)し、貫通孔22を介して採集部40に採集されるため、糞・尿の採集効率性が向上する。
床材20の厚さは例えば5mmであるが、これに限られない。貫通孔22の直径Dは例えば14mmである。また、貫通孔22の縁部221における断面テーパ形状のテーパ角は例えば60度であるが、これに限られない。また、床材20を構成する材料は例えばポリプロピレンであるが、これに限られず、ポリエチレン、ポリオレフィン、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリスルホンなどであってもよい。また、床材20は少なくとも表面が樹脂材料によって構成されればよく、金属材料の表面に樹脂材料が覆われる構成であってもよい。
床材20の貫通孔22は千鳥格子状に並ぶ。ここで千鳥格子状とは、図2(A)に示すように、隣り合う3つの貫通孔22が略正三角形の頂点を形成するように3方向に一定のピッチP2で形成される態様を意味する。隣り合う貫通孔22の中心間のピッチP2は例えば19mmであるが、これに限られない。
床材20の床面21には、貫通孔22同士を連通するように溝部23が設けられる。溝部23は、図2(A)に示すように、隣り合う貫通孔22同士を連通するように設けられる。溝部23は、図2(B)に示すように、貫通孔22に向かって深くなる傾斜形状を有する。このような傾斜形状を有する溝部23によれば、実験用動物が溝部23において糞・尿をしたとき、傾斜形状に沿って糞・尿Dが落下(図2(B)矢視B参照)し、貫通孔22を介して採集部40に採集されるため、糞・尿の採集効率性が向上する。
次に、本実施形態に係る飼育用ケージ1の使用方法について説明する。
図3に示すように、床材20を載置部30に載置する。このとき、干渉を防ぐために、給餌器515及び給水ノズル522は取り外した状態で、床材20を載置部30に載置する。そして、ドア体512を開いた状態で、開口部511より実験用動物を飼育用ケージ1内に入れて、床面21に実験用動物を配置する。そして、ドア体512を閉めた状態で、ドアロック部514によってロックし、閉じた状態を維持する。
なお、本実施形態に係る飼育用ケージ1によって飼育される実験用動物は、特に限定されず、ラット、モルモット、うさぎなどが挙げられる。
以上説明したように、本実施形態に係る床材20は、実験用動物を飼育するための飼育用ケージ1の底面に設置される、樹脂材料からなる床材であって、実験用動物の飼育に供される床面21及び実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22が設けられる床材20である。この構成によれば、床材20が樹脂材料からなるため、実験用動物の快適性及び成長性を満足することができる。また、実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22が設けられるため、糞・尿の採集効率性を満足することができる。したがって、実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する床材20を提供することができる。
また、貫通孔22の延在方向の両端のうち床面21側の縁部221に断面テーパ形状が形成される。このため、実験用動物が縁部221近傍において糞・尿をしたとき、テーパ形状に沿って糞・尿が落下し、貫通孔22を介して採集部40に採集される。したがって、糞・尿の採集効率性が向上する。
また、床材20の床面21には、貫通孔22同士を連通するように溝部23が設けられる。このため、実験用動物が溝部23において糞・尿をしたとき、溝部23に沿って糞・尿が落下し貫通孔22を介して採集部40に採集される。したがって、糞・尿の採集効率性が向上する。
また、床材20は、ポリプロピレンまたはポリエチレンによって構成される。よって、毒性がないため、実験用動物に対する安全性が向上する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と共通する部分は説明を省略し、第2実施形態のみに特徴のある箇所について説明する。本実施形態に係る飼育用ケージ2は、2種類の床材を選択的に載置部30に載置する点において、第1実施形態に係る飼育用ケージ1と異なる。より具体的には、第1実施形態に係る床材20である第1床材20と、第2床材10とを載置部30に選択的に載置することができる。以下、第2床材10の構成を第1床材20の構成と比較しつつ説明する。
図4(A)は、第2床材10の一部を示す斜視図であって、図4(B)は、第1床材20の一部を示す図であって、図4(C)は、図4(A)の4C−4C線に沿う断面図である。
第2床材10は、実験用動物の飼育に供される床面11及び多数の貫通孔12が設けられ、載置部30に載置される。
貫通孔12の両端のうち床面11側の縁部121には、図4(A)に示すように、断面テーパ形状が形成される。このように縁部121に断面テーパ形状が形成された貫通孔12によれば、実験用動物が縁部121近傍において糞・尿をしたとき、テーパ形状に沿って糞・尿Dが落下(図4(C)矢視A参照)し、貫通孔12を介して採集部40に採集されるため、糞・尿の採集効率性が向上する。
第2床材10は、図4(A)に示すように、多数の貫通孔12が正方形格子状に並ぶ。ここで正方形格子状とは、図4(A)に示すように、隣り合う4つの貫通孔12が略正方形を形成するように略直交する2方向に一定のピッチP1で形成される態様を意味する。隣り合う貫通孔12の中心間のピッチP1は例えば19mmであるが、これに限られない。
第2床材10の床面11には、貫通孔12同士を連通するように溝部13が設けられる。溝部13は、図4(A)に示すように、隣り合う4つの貫通孔12のうち対角線上に設けられる貫通孔12同士を連通するように設けられる。溝部13は、図4(C)に示すように、貫通孔12に向かって深くなる傾斜形状を有する。このような傾斜形状を有する溝部13によれば、実験用動物が溝部13において糞・尿をしたとき、傾斜形状に沿って糞・尿Dが落下(図4(C)矢視B参照)し、貫通孔12を介して採集部40に採集されるため、糞・尿の採集効率性が向上する。
また、第1床材20において隣り合う3つの貫通孔22間に形成される床面21の面積S2(図4(B)においてハッチで示す)は、第2床材10において隣り合う4つの貫通孔12間に形成される床面11の面積S1(図4(A)においてハッチで示す)よりも小さい。ここで面積S1は、隣り合う4つの貫通孔12の中心を結んだ略正方形における床面11の面積として定義する。また、面積S2は、隣り合う3つの貫通孔22の中心を結んだ略正三角形における床面21の面積として定義する。したがって、実験用動物にとって、第2床材10で飼育された方が、快適性及び成長性に優れる。逆に、第1床材20で飼育された方が、糞・尿の採集効率性が向上する。
よって、糞・尿の採集効率性を重視する際、具体的には餌を食べた直後、第1床材20を載置部30に載置する。一方、実験用動物の快適性及び成長性を重視する際、具体的には、糞・尿をした後や就寝時には、第2床材10を載置部30に載置する。
以上説明したように、本実施形態に係る飼育用ケージ2は、実験用動物を飼育するための飼育用ケージ2であって、実験用動物の飼育に供される床面21、及び実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される千鳥格子状に並んだ多数の貫通孔22が設けられる、樹脂材料からなる第1床材20と、実験用動物の飼育に供される床面11、及び実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される正方形格子状に並んだ多数の貫通孔12が設けられる、樹脂材料からなる第2床材10と、第1床材20または第2床材10が載置される載置部30と、載置部30の下方に設けられ、貫通孔22,12を介して実験用動物の糞・尿を採集する採集部40と、を有し、第1床材20において隣り合う3つの貫通孔22間に形成される床面21の面積は、第2床材10において隣り合う4つの貫通孔間12に形成される床面11の面積よりも小さい飼育用ケージ2である。この構成によれば、第1床材20及び第2床材10が樹脂材料からなるため、実験用動物の快適性及び成長性を満足することができる。また、実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔22,12が設けられるため、糞・尿の採集効率性を満足することができる。さらに、実験用動物の快適性及び成長性を重視する際は第2床材10を載置部30に載置し、糞・尿の採集効率性を重視する際は第1床材20を載置部30に載置し得る。したがって、実験用動物の快適性及び成長性並びに糞・尿の採集効率性を同時に満足する飼育用ケージ2を提供することができる。
以下、上述した実施形態の改変例を例示する。
上述した第2実施形態に係る飼育用ケージ2は、第1床材20及び第2床材10を選択的に載置部30に載置した。しかしながら、図5に示すように、1枚の床材80に、貫通孔72が千鳥格子状に並んだ第1区画70及び貫通孔62が正方形格子状に並んだ第2区画60が設けられ、当該床材80を載置部30に載置してもよい。このとき、実験用動物が第1区画70と第2区画60とを自由に行き来できないように第1区画70及び第2区画60の間に仕切り(不図示)を設けることが好ましい。
また、上述した第1実施形態では、貫通孔22の両端のうち床面21側の縁部221にのみ断面テーパ形状が設けられた。しかしながら、貫通孔22の両端の縁部に設けられてもよい。この構成によれば、表裏どちら側から床材20を載置しても、床面21側に断面テーパ形状が設けられるため、床材20の載置作業が容易となる。
また、上述した第1実施形態において床材20の溝部23は、隣り合う貫通孔22同士を連通するように設けられた。しかしながら、溝部23は任意の貫通孔22同士を連通するように設けられてもよい。
また、上述した第1実施形態に係る採集部40は円筒形状を有し、本体部50の下方に設けられた。しかしながら、採集部40の形状及び配置位置は、貫通孔22を介して実験用動物の糞・尿を採集できる機能を有する限り特に限定されない。
<実施例>
以下、本発明の効果を実施例及び比較例を用いて説明する。ただし、本発明の技術的範囲が以下の実施例のみに制限されるわけではない。
まず、本発明に係る床材を載置した飼育用ケージ及び先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージを準備した。本発明に係る床材の仕様は、貫通孔が千鳥格子状に設けられ、穴径が14mm、隣り合う貫通孔の中心間の距離が19mm、ポリプロピレン製であった。先行技術に係る金網の仕様は、金網の幅が2mm、隣り合う金網間の隙間が15mmであった。
次に、4匹のウサギ(2.7kg)を準備し、2群(2匹/群)に分けて、一の群のウサギを本発明に係る床材を載置した飼育用ケージで7日間飼育した。7日間飼育した後に、下記の方法によってIL6遺伝子発現量を測定した。そして、一の群のウサギを先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージでさらに7日間飼育した後に、IL6遺伝子発現量を測定した。IL6遺伝子は、急性及び慢性ストレス状態並びに疲れ等の低ストレス状態において増加することが知られている遺伝子である。このため、この遺伝子の増加量を、本発明に係る床材を載置した飼育用ケージと先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージとで比較することで、ウサギの快適性を把握できる。
一方、他の群のウサギは、まず先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージで7日間飼育し、その後IL6遺伝子発現量を測定した。そして、他の群のウサギを本発明に係る床材を載置した飼育用ケージでさらに7日間飼育した後に、IL6遺伝子発現量を測定した。
以下、IL6遺伝子発現量の測定方法を記載する。
まず、ウサギの耳翼辺縁静脈から採血した。この血液を血球分離試薬(モノ・ポリ分離溶液)で遠心分離し、白血球層を得て、RNeasy mini kit(Qiagen社製)を用いて、total RNAの抽出を行った。total RNAの抽出方法は具体的には下記の通りである。
Buffer RLTにメルカプトエタノール(M−E)を10μL/mLの濃度で添加した。遠心分離により沈殿させて得られた白血球サンプルにBuffer RLT(+M−E)を700μL加えた。ボルテックスミキサーにより、物理的に細胞を破壊した。
さらに、シリンジに取り付けた先の尖っていない注射針(20−G、直径0.9mm)に白血球サンプルを少なくとも5回通し、物理的に白血球を破壊した。得られたサンプルに600μLの70%エタノール水溶液を添加し、ピペッティングによりよく混和した。
600μLのサンプルを、2mLチューブ中にセットしたRNeasyスピンカラムに適用し、8000×g(10000rpm)以上で15秒間遠心分離し、上清を除去した。350μLの洗浄液(RW1 buffer)をRNeasyスピンカラムに添加し、8000×g(10000rpm)以上で15秒間遠心分離し、上清を除去した。
DNAのコンタミネーションを防ぐため、1サンプルあたりDNA分解酵素(DNase)20μLとバッファーRDD140μLの計160μLをカラム中央に適用し、室温で15分間静置した。
350μLの洗浄液(RW1 buffer)をRNeasyスピンカラムに添加し、8000×g(10000rpm)以上で15秒間遠心分離し、上清を除去した。RNeasyスピンカラムに500μLの洗浄液(RPE buffer)を添加し、8000×g(10000rpm)以上で15秒間遠心分離し、上清を除去した。
再び、RNeasyスピンカラムに500μLの洗浄液(RPE buffer)を添加し、8000×g(10000rpm)以上で2分間遠心操作した。RNeasyスピンカラムを新しい1.5mLチューブにセットした。蒸留水40μLを直接スピンカラム・メンブレンに添加し、8000×g(10,000rpm)以上で1分間遠心操作を行ない、RNAを溶出した。
新しい蒸留水40μLを用いて上記ステップを再度行ない、RNAを溶出した。抽出した各total RNAサンプル50μLを濃度測定に用いた。残りのRNAサンプルは−80℃にて凍結保存した。抽出したtotal RNAは吸光度測定にてDNAマイクロアレイ解析に用いられる品質であることを確認した。
次に、cDNAの合成、cRNAのラベルと増殖を、Low Input QuickAmp labeling Kit(Agilent Technologies社製)を用いて行った。まず、total RNA 25ng、T7 promoter primer 1.8μLを加え、totalで3.3μLになるようにNuclease free waterを加えた。
RNA Spike In Kit(1カラー用)(Agilent Technologies社製)のSpike混合液をCy3ラベルするそれぞれのサンプルに、2μLずつ加えた。65℃で10分間、インキュベート後、5分間、氷上に置き、熱変性させた。
熱変性させたRNAにcDNAマスターミックス(5×First Strand Buffer 2.0μL、0.1M DTT 1.0μL、10mM dNTP mix 0.5μL、AffinityScript 1.2μL)を4.7μl加え、40℃で2時間インキュベートした。チューブをウォーターバスから取り出し、70℃で15分間インキュベートし、反応を停止した後、氷上で5分間冷却した。
それぞれのサンプルにCyanine3 Transcription mixを各反応チューブに加えた。Transcriptionマスターミックスとして、Nuclease free water 0.75μL、5×Transcription buffer 3.2μL、0.1M DTT 0.6μL、NTP mix 1.0μL、T7 RNA polymerase mix 0.21μL、Cyanine 3 CTP 0.24μLを1反応の必要量(Ttotal 6.0μL)として用いた。
40℃のウォーターバス中で、遮光しながら2時間インキュベートした。次に、RNeasy mini spin columus(Qiagen社製)を用いて、ラベル化cRNAを調整した。 Nuclease free water 84μL、RLT buffer 350μL、エタノール 250μLを順次反応チューブに加えた。
700μLのcRNAサンプルをカラムに移し、13000rpmで1分間遠心した。フロースルーを別のチューブに移し、カラムをコレクションチューブに戻した。500μLのRPE Bufferを加え、13000rpmで1分間遠心した。
フロースルーを別のチューブに移し、カラムをコレクションチューブに戻した。500μLのRPE Bufferを加え、13000rpmで1分間遠心した。カラムを1.5mLチューブに移した。30μLのNuclease free waterを加え、1分間静置した。13000rpmで1分間遠心し溶出した。
次に、溶出した溶液状態のcRNAを分光光度計で濃度測定し、以下の溶液量となるようcRNAターゲット溶液の調整を行った。以下のように2×cRNAターゲット溶液を調整した。1チューブあたりの反応量を示す。
Cyanine3ラベル化cRNA 0.825μg 10×Blocking agent 11.0μL Nuclease free water Total 52.8μL 2×cRNAターゲット溶液52.8μLに25×フラグメンテーションバッファーを2.2μL加え、60℃のウォーターバスで30分間インキュベートした。
フラグメンテーションをストップさせるために、2×ハイブリダイゼーションバッファーを55μL加えた。Microarray(Rabbit Gene Expression Microarray,4×44K、Agilent Technologiest社製)に100μLアプライし、65℃で約17時間、ハイブリオーブンで攪拌しながらハイブリダイゼーションを行った。
室温のAgilent gene expression洗浄バッファー1で1分間洗浄した。37℃のAgilent gene expression洗浄バッファー2で1分間洗浄した。スライドを引き上げて風乾した。乾燥後、Agilent technologies microarray scannerを用いて5μmの解像度でスキャンした。
そして、microarray scannerから出力された5種類のIL6プローブの数値データを、正規化方法quantile法によってそれぞれ正規化し、シグナル値を算出した。
表1は、4匹のウサギに対して、「先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージにおいて飼育した後のIL6発現量」に対する「本発明に係る床材を載置した飼育用ケージにおいて飼育した後のIL6発現量」の割合を示したものである。一の群のウサギに係る上記割合を示す結果を結果1及び結果2に示す。また、他の群のウサギに係る上記割合を示す結果を結果3及び結果4に示す。
表1の結果から分かるように、全ての結果において、「先行技術に係る金網を載置した飼育用ケージにおいて飼育した後のIL6遺伝子発現量」に対する「本発明に係る床材を載置した飼育用ケージにおいて飼育した後のIL6遺伝子発現量」の割合は1より小さい値を示した。
上述したようにIL6遺伝子発現量の増加は、急性及び慢性ストレス状態並びに疲れ等の低ストレス状態において認められる。このことから、本発明に係る床材によって実験用動物を飼育することで、実験用動物に与えるストレスが大きく低減していることが示され、本発明に係る床材の優位性が示された。
1,2 飼育用ケージ、
20 床材(第1床材)、
10 第2床材、
11,21 床面、
12,22,62,72 貫通孔、
121,221 縁部、
30 載置部、
40 採集部、
60 第2区画、
70 第1区画、
80 床材、
S1,S2 面積。

Claims (10)

  1. 実験用動物を飼育するための飼育用ケージの底面に設置される、少なくとも表面が樹脂材料からなる床材であって、
    前記実験用動物の飼育に供される床面及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔が設けられる床材。
  2. 前記貫通孔の延在方向の両端のうち少なくとも前記床面側の縁部に、断面テーパ形状が形成される請求項1に記載の床材。
  3. 前記床面には、前記貫通孔同士を連通するように溝部が設けられる請求項1または2に記載の床材。
  4. 少なくとも表面がポリプロピレンまたはポリエチレンによって構成される請求項1〜3のいずれか1項に記載の床材。
  5. 前記実験用動物はウサギであって、
    前記貫通孔は千鳥格子状に並び、前記貫通孔の穴径は14mmであって、隣り合う前記貫通孔の中心間の距離は19mmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の床材。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の床材と、
    前記床材が載置される載置部と、
    前記載置部の下方に設けられ、前記貫通孔を介して前記実験用動物の糞・尿を採集する採集部と、を有する飼育用ケージ。
  7. 実験用動物を飼育するための飼育用ケージであって、
    前記実験用動物の飼育に供される床面、及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される千鳥格子状に並んだ多数の貫通孔が設けられる、少なくとも表面が樹脂材料からなる第1床材と、
    前記実験用動物の飼育に供される床面、及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される正方形格子状に並んだ多数の貫通孔が設けられる、少なくとも表面が樹脂材料からなる第2床材と、
    前記第1床材または前記第2床材が載置される載置部と、
    前記載置部の下方に設けられ、前記貫通孔を介して前記実験用動物の糞・尿を採集する採集部と、を有し、
    前記第1床材において隣り合う3つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積は、前記第2床材において隣り合う4つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積よりも小さい飼育用ケージ。
  8. 前記貫通孔の延在方向の両端のうち少なくとも前記床面側の縁部に、断面テーパ形状が形成される請求項7に記載の飼育用ケージ。
  9. 前記床面には、前記貫通孔同士を連通するように溝部が設けられる請求項7または8に記載の飼育用ケージ。
  10. 実験用動物を飼育するための飼育用ケージであって、
    前記実験用動物の飼育に供される床面及び前記実験用動物の糞の大きさに基づいて穴径が規定される多数の貫通孔が設けられ、前記貫通孔が千鳥格子状に並んだ第1区画及び前記貫通孔が正方形格子状に並んだ第2区画を備える、少なくとも表面が樹脂材料からなる床材と、
    前記床材が載置される載置部と、
    前記載置部の下方に設けられ、前記貫通孔を介して前記実験用動物の糞・尿を採集する採集部と、を有し、
    前記第1区画において隣り合う3つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積は、前記第1区画において隣り合う4つの前記貫通孔間に形成される前記床面の面積よりも小さい飼育用ケージ。
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