JP4991368B2 - ペット用シート - Google Patents

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本発明は、ペット、特に猫や犬の排泄物の処理に用いられるペット用の排泄物処理材に関する。また本発明は、該排泄物処理材を用いたペット用トイレ及びペット用シートに関する。
猫や犬等のペットの排泄物を処理するためのペット用トイレとして、トイレ本体を多孔質部材である簀の子により上下に区画して、上層部分(上方部分)に排泄物処理材を敷設し、下層部分(下方部分)に例えば吸水性樹脂、植物性繊維、パルプ等からからなる尿吸収材を敷設してなるものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。これらのペット用トイレは、上層部分に敷設された排泄物処理材が、ペットが排泄する尿を素早く通過させ、通過した尿を簀の子の透液孔を介して下層部分に落下させ、落下した尿を下層部分に配置された尿吸収マット等の尿吸収材に積極的に吸収させるものである。これらの排泄物処理材は、ある程度吸水しても崩壊しないことにより悪臭を抑えるという特長を有するが、崩壊しないために交換すべき時期が明確に把握できない場合があり、また、簀の子の下に別途尿吸収材を必要とするため高コストとなる。更に、廃棄物が増える、取り替えの手間の煩雑さ等もある。
排泄物処理材として、天然針葉樹のおが屑からなる挽素材を加熱圧縮してペレット状とし、水分の吸収によって自己崩壊するようにした猫のトイレ砂もある(特許文献4参照)。このトイレ砂を篩状の簀の子の上方に猫用のトイレとして適当厚さとなるように敷き詰めて用いると、トイレ砂が尿を吸収し自己崩壊して簀の子の下方に落下するので、尿のかかった部分のみを廃棄し得る。しかしながら、この猫のトイレ砂はその素材の100%が挽素材であるか適当な結合剤が混入されたものであるため、崩壊物質にベタツキが強く簀の子の下方に落下し切らず、簀の子の上に滞留して悪臭を放つため、猫のトイレ砂としては満足のいくものとはいえない。
前記のペット用トイレとは別に、犬や猫等のペットを住居内で飼育する際に、ペットが排泄した尿等の排泄物を吸収するためのペット用シートが知られている(例えば、特許文献5参照)。特許文献5記載のペット用シートは、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在する例えば吸水ポリマーのような液保持性の吸収体を備えており、このようなペット用シートは、一般的には床に載置して用いられ、ペットがその上で排尿をすると、吸収体の吸収性によって、排泄物を吸収することができる。しかし、排泄物を吸収した状態の吸収体上をペットが歩行すると、その体圧によって排泄物が吸収体から表面シート側へ逆戻りする現象、いわゆるウエットバックが起こってしまう。
特開平7−67489号公報 特開2003−180182号公報 特開2002−84909号公報 特開平9−308403号公報 特開2003−92940号公報
本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るペット用排泄物処理材並びにそれを用いたペット用トイレ及びペット用シートを提供することにある。
本発明は、 植物由来の素材の粉砕物及びポリエチレングリコールを含有し、吸水することにより自己崩壊するペット用排泄物処理材を提供するものである。
また本発明は、トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分に前記の排泄物処理材を敷設し、下層部分にトレーを有するペット用トイレを提供するものである。
更に本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在する吸収性コアを有し、表面シートと吸収性コアとの間に、前記の排泄物処理材を配したペット用シートを提供するものである。
本発明のペット用排泄物処理材は、尿の吸収性に優れかつ容易に自己崩壊し、補充時期が明確に把握可能である。また本発明のペット用排泄物処理材は良好な吸水性や崩壊性を有していながら、表面にひびの発生が少ないため外観も好ましい。しかも本発明のペット用排泄物処理材は、圧縮成形性に優れており、生産性が良好である。また更に本発明のペット用排泄物処理材の崩壊物質はベタツキが弱いため、該排泄物処理材を簀の子の上に載置して使用する場合には、崩壊物質が簀の子の下方に落下し切らないことに起因する簀の子上での滞留によって悪臭を放つことを防止でき非常に好ましい。したがって本発明のペット用排泄物処理材を用いたペット用トイレは、その他に尿吸収材を用いることなく、悪臭の発生のないものとなる。
更に本発明のペット用排泄物処理材を用いたペット用シートにおいては、表面シートと吸収性コアとの間に配された前記排泄物処理材が吸水することで崩壊膨潤し、それによってウエットバックを阻止する遮断層が表面シートと吸収性コアとの間に形成される。その結果、ウエットバックの発生を効果的に防止することができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。先ず、本発明のペット用排泄物処理材(以下、単に「排泄物処理材」ともいう)について説明する。本実施形態の排泄物処理材は、植物由来の素材の粉砕物及びポリエチレングリコールを含有するものである。ここで言う粉砕物とは、おが屑やグラインダによる摩砕物など、機械的な方法で植物を粉々にしたものを広く包含する。排泄物処理材は、これらの成分を混合し圧縮してペレット状とした成形物であることが好ましい。例えば、高さが直径よりもやや大きな円柱状の形状を有し、直径が1〜7mm程度、特に2〜5mm程度であり、高さが1〜15mm程度、特に2〜13mm程度であるものが好ましい。
排泄物処理材の構成材料の一つである植物由来の素材としては、木本及び草本の何れを用いることもできる。これらの粉砕物としては、例えば木本の粉砕物(木質又は樹皮の粉砕物)、種子油残査、穀物外皮粉砕物、草本粉砕物などが挙げられる。特に、成形性及びフェノール系やテルペン系物質等の消臭効果を有する物質が含まれていることによる消臭効果の点から、木本の粉砕物、特にスギ科、マツ科又はヒノキ科などの針葉樹の粉砕物を用いることが好ましい。また、吸水による膨潤崩壊後嵩高となるような植物由来の素材本来の多孔性の性質を有するものを用いることも好ましい。上述した植物由来の素材の粉砕物は、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
植物由来の素材の粉砕物は、排泄物処理材中に70〜99.5質量%(以下、特に断らない限り「%」は「質量%」を意味する)、特に85〜99%、とりわけ92〜98%含まれていることが、使用前の保形性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。
排泄物処理材に含まれるもう一方の成分であるポリエチレングリコールは、上述した圧縮成形によって排泄物処理材を製造するときの圧縮成形性を高め、生産性を向上させるために用いられる。また製造された排泄物処理材の表面にひび等が発生することを防止するために用いられる。しかもポリエチレングリコールを排泄物処理材に配合しても、該排泄物処理材の吸水性や崩壊性は損なわれないのみならず、崩壊物質のベタツキが弱まる点で非常に好ましい。
ポリエチレングリコールは、その重合の程度に応じ、様々な分子量を有していることが知られている。ポリエチレングリコールとして特定の分子量を有するものを用いると、上述したポリエチレングリコールの利点が特に効果的に発現することが本発明者らの検討の結果判明した。ところで、商業的に入手可能なポリエチレングリコールは一般に様々な分子量のものの混合物であることから、ポリエチレングリコールの分子量を特定することは容易でない。そこで本実施形態においては、分子量の尺度として凝固点を採用している。即ち、本実施形態においては、凝固点が30〜70℃、特に50〜70℃のポリエチレングリコール、即ち常温において固体のポリエチレングリコールを用いることが、上述したポリエチレングリコールの利点を特に効果的に発現させる観点から好ましい。凝固点は、JIS K0065 化学製品の凝固点測定方法に準じて測定される。
排泄物処理材に含まれるポリエチレングリコールの量は、0.5〜10%、特に1〜8%であることが、上述したポリエチレングリコールの利点を更に効果的に発現させる観点から好ましい。
排泄物処理材には無機粉体を含有させることもできる。無機粉体を含有させることで、排泄物処理材の吸水性及び崩壊性を一層向上させることができる。無機粉体としては、例えばベントナイト、シリカ、タルク、酸化チタン、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、ホワイトカーボン、珪藻土、珪酸白土、カオリン、ゼオライト、セピオライト等が挙げられる。これらの粉体は、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。使用前の保形性や、吸水後の崩壊性に優れる点から無機粉体としてゼオライトを用いることが好ましい。この観点から、無機粉体は、排泄物処理材中に0.1〜20重量%、特に0.5〜15重量%、とりわけ0.5〜8重量%含まれていることが好ましい。
またゼオライト等の多孔質粉体は、その内部に水を保持することが可能なので、無機粉体として多孔質粉体を用いることで、排泄物処理材の崩壊性を更に一層効果的に向上させることが可能になる。特に、後述するように、排泄物処理材をペット用シートに用いる場合には、ウエットバックの発生を効果的に防止することが可能になる。更に、無機粉体として、ゼオライト及びその他の粘土鉱物を用いることで、排泄物処理材に消臭機能を付与することもできる。
排泄物処理材には、前述の各成分に加えて、必要に応じ抗菌剤、着色剤等を含有させることもできる。これらの成分の量は、排泄物処理材中に、それぞれ0.01〜0.5%とすることが好ましい。抗菌剤としては、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ジデシルメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ポリフェノール類、銀、銅等が挙げられる。
排泄物処理材は、以下の方法で好ましく製造される。先ず、植物由来の素材の粉砕物とポリエチレングリコールとを所定の割合で十分に混合する。植物由来の素材の粉砕物は、0.01〜5mm、特に0.02〜2mm程度の粒径であることが、均一に混合し得る点、成形性、吸水後の崩壊性、消臭性に優れる点から好ましい。また、ポリエチレングリコールは、0.01〜3mm、特に0.02〜2mm程度の粒径の固体であることが、均一に混合し得る点や、成形性の点から好ましい。
植物由来の素材の粉砕物及びポリエチレングリコールを含む混合物は、圧縮押出成形機を用いて加圧成形され、ペレット状となされる。圧縮押出成形機としては、押出穴が形成された型と、前記の混合物を該押出穴へ押し込むための押し込みロールとを備え、該押し込みロールが該型に隣接するように設置されている高圧押出成形機を用いることが好ましい。そのような高圧押出成形機としては、例えばスプラウト成形機が挙げられる。スプラウト成形機を始めとする高圧押出成形機を用いると、高圧力で前記の混合物を成形穴に押し込むことが可能である。また、押出穴が深いので、押出穴内壁に発生する抵抗力を高めることができる。また更に、押出穴の径が小さい程圧密化が達成されるため、直径が小さいペレット程圧縮性に優れた圧縮成形物を得ることができる。したがって高い押出抵抗力によって前記の混合物を圧密化することができ、使用前の保形性に優れた圧縮成形物(ペレット)を得ることができる。一方、成形後のペレットは、多孔質であることが、使用前の保形性、吸水性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。すなわち排泄物処理材4の比重は0.5〜1.8、特に0.8〜1.5、とりわけ1〜1.3であることが好ましい。多孔質の排泄物処理材は、上述の原料を用い、上述の方法によって製造することができる。
このようにして得られた排泄物処理材は、押圧力によって該粉砕物どうしが結合しているので、該排泄物処理材が吸水すると、該粉砕物どうしの結合が弱まり、それによって容易に膨潤及び崩壊するようになる。
このようにして得られた排泄物処理材の吸水性、及び吸水後の崩壊性の程度は、以下に示す吸水率、及び微粉生成率をもって評価される。排泄物処理材は、吸水率が60%以上であるものが好ましく、特に100%以上であるものが、尿漏れ防止、消臭性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。また、排泄物処理材は、微粉生成率が50%以上、特に60%以上のものが、消臭性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。
〔吸水率の測定方法〕
底面に目開1.5mmのネットを配した直径80mm、高さ100mmの円筒内に排泄物処理材を10±0.2g入れ、該排泄物処理材を該円筒ごと25℃±3℃の水に3秒間浸漬させる。水から引き上げた後、吸収シート〔キムタオル(商品名)、クレシア社製、坪量30g/m2)〕で容器に付着した水を拭き取った後、排泄物処理材を別の同円筒容器に移し替えて該排泄物処理材の質量を測定する。測定された吸水後の該排泄物処理材の質量と、水に浸漬させる前に予め測定しておいた該排泄物処理材の質量とから、次の式に従い、排泄物処理材の吸水率(%)を算出する。
吸水率(%)=〔(浸漬後の排泄物処理材質量−浸漬前の排泄物処理材質量)/(浸漬前の排泄物処理材質量)〕×100
〔微粉生成率の測定方法〕
次いで、別に用意された前記円筒と同型の円筒に前記成形物を移し替え、この移し替えの操作を交互に合計で50回繰り返す。この操作中に生じる微粉を採集し該微粉の質量を測定する。測定された質量(g)を浸漬前の成形物の質量で除し、更に100を乗じた値を排泄物処理材の微粉生成率(%)とする。
前記の排泄物処理材は、そのまま浅底のトレー等に敷き詰めて、いわゆる猫砂として用いることもできるが、図1(a)及び(b)に示すように、トイレ本体を簀の子3により上下に区画して、上層部分である敷設部2に排泄物処理材4を敷設し、下層部分にトレー5を有するペット用トイレ1の上層部分に敷設して用いることが好ましい。このように用いることで、水分の吸収によって自己崩壊した崩壊物質が簀の子の下方に落下するところ、特に、本実施形態の排泄物処理材の崩壊物質はベタツキが弱いため、崩壊物質が簀の子の下方に落下し切らないことに起因する簀の子上での滞留によって悪臭を放つことを防止でき非常に好ましい。
トレー5は、周壁部20の上端部にフランジ部21を有している。フランジ部21には、垂下壁部22が設けられており、この垂下壁部22の外周面には、敷設部2の後述する嵌合凹部35に嵌合する嵌合凸部23が設けられている。周壁部20の高さは、120〜240mmあれば家屋内での使用に十分である。トレー5の外形形状は、特に限定されるものではないが、例えば、矩形、円形、楕円形等の形状が挙げられる。トレー5の底面部24の面積は、特に限定されるものではないが、800〜1600cm2であれば家屋内での使用に十分である。
敷設部2は、トレー状の形態を有しており、その底部30は簀の子3になっている。敷設部2は、周壁部32の上端部にフランジ部33を有している。フランジ部33には垂下壁部34が設けられており、垂下壁部34の内周面には、トレー2の嵌合凸部23が嵌合する嵌合凹部35が設けられている。
ペット用トイレ1は、トレー5の上方から敷設部2をはめ込んだ状態においては、トレー5が底上げされたように、粒状体収納部2の底面部30の下方に配設空間Sが形成されるように構成されている。配設空間Sは、吸収した後の自己崩壊した排泄物処理材4がトレー5に落ちてきて小山状になったときに山の頂部が簀の子3に達して簀の子3の開口部をふさがないようにする点、簀の子3から落下した排泄物処理材4が広く散らばらないようにする点から、その高さが好ましくは10mm以上、更に好ましくは20mm以上であることが良く、且つ好ましくは70mm以下、更に好ましくは50mm以下、一層好ましくは30mm以下であることが良い。
トレー5及び敷設部2の材質は、耐食性を有するものであれば特に制限はない。軽量で取り扱い易く、成形性が良い等の点から、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、塩化ビニル、ABS等の汎用の合成樹脂で一体成形されたものが好ましい。また、トレー5及び敷設部2は、表面に撥水加工や抗菌加工が施されたものを用いることがより好ましい。
図2(a)及び(b)には、別の実施形態のペット用トイレ1が示されている。本実施形態のトイレ1においては、トレー5が引き出し式になっており、トレー5に溜まった排泄物処理材が廃棄し易くなっている。その他、特に説明しない点については、図1(a)及び(b)に示すペット用トイレに関する説明が適宜適用される。また、図2(a)及び(b)において、図1(a)及び(b)に示す部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図3ないし図5には、前記の排泄物処理材を用いたペット用シートの一実施形態が示されている。ペット用シート100は、図3に示すように、長方形の平面視形状を有している。図3及び図4に示すように、ペット用シート100は、液透過性の表面シート102、液不透過性又は撥水性の裏面シート103、及び両シート102,103間に介在配置された液保持性の吸収性コア141を備えている。なお、吸収性コア141は、図5に示すように、吸収性コア141の上面を被覆する上面被覆シート142と、吸収性コア141の下面を被覆する下面被覆シート143とで被覆されて吸収体104を構成している。なお、本明細書において、「上面」とは、各部材の表裏面のうち、使用時にペット側に配される面である。また、「下面」とは上面の反対面である。また、特に明記のない限り、「長手方向」とは、ペット用シートの長手方向に沿う方向であり、「幅方向」とは、ペット用シートの幅方向に沿う方向である。
表面シート102、裏面シート103及び吸収体104は、何れも長方形の平面視形状を有している。表面シート102及び裏面シート103の長さ及び幅は、ペット用シート100全体の長さ及び幅と同じである。ペット用シート100の寸法は、飼育するペットの種類に応じて適宜調整可能である。例えば犬や猫を飼育する場合には、長さ40〜90cm程度、幅30〜60cm程度に設定することができる。吸収体104の長さ及び幅は、表面シート102及び裏面シート103の長さ及び幅よりも、それぞれ短くなっている。表面シート102は、吸収体104の上面全域を被覆している。表面シート102の長手方向両端部は、吸収体104の長手方向両端部それぞれから長手方向に延出している。表面シート102の幅方向両端部は、吸収体104の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出している。
裏面シート103は、吸収体104の下面全域を被覆している。裏面シート103の長手方向両端部は、吸収体104の長手方向両端部それぞれから長手方向に延出している。裏面シート103の幅方向両端部は、吸収体104の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出している。表面シート102と裏面シート103とは、吸収体104よりも延出した領域において接合されている。その接合には、例えば、ホットメルト型接着剤、ヒートシール、超音波シールが用いられる。
表面シート102及び裏面シート103としてはそれぞれ、ペット用シートにおいて従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。表面シート102としては、液体を吸収体104へ透過させることができるものであれば制限はない。例えば、合成繊維又は天然繊維からなる織布や不織布、多孔性シート等が挙げられる。表面シート102の一例として、スパンボンド不織布が挙げられる。他の例として、芯成分にポリプロピレンやポリエステル、鞘成分にポリエチレンを用いた、芯鞘型又はサイドバイサイド型の複合繊維をカーディングによりウエブ化した後、エアスルー法によって不織布としたものが挙げられる。不織布には、所定箇所に開孔処理を施しても良い。透液性の高さの点(ドライ感)から、低密度ポリエチレン等のポリオレフィンからなるフィルムを穿孔して多数の小開孔を形成したものも好ましく用いることができる。
裏面シート103としては、液不透過性又は撥水性のものであれば制限はない。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの高分子化合物製のフィルム等が挙げられる。また、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)が特定の層順で積層されて複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることも柔軟性等の点から好ましい。
吸収体104は、図5に示すように、吸収性コア141と、吸収性コア141の上面を被覆する上面被覆シート142と、吸収性コア141の下面を被覆する下面被覆シート143とからなる。吸収性コア141は、長方形の平面視形状を有している。上面被覆シート142は、長方形の平面視形状を有しており、その長さ及び幅は、吸収性コア141の長さ及び幅とほぼ同じである。下面被覆シート143は、長方形の平面視形状を有しており、その長さは、吸収性コア141の長さとほぼ同じであるが、その幅は、吸収性コア141の幅よりも長くなっている。
吸収性コア141は、下面被覆シート143の上面に、吸収性コア141の長手方向両端部を下面被覆シート143の長手方向両端部とほぼ一致させ、且つ吸収性コア141の幅方向両端部を、下面被覆シート143の幅方向両端部よりもそれぞれ幅方向内方に後退させた状態で配設されている。そして、吸収性コア141の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出した下面被覆シート143は、上面被覆シート142と吸収性コア141との積層体の上面側に折り返され、上面被覆シート142の上面に接合されている。
吸収性コア141は、液を吸収し保持し得る材料から構成されている。例えばパルプ繊維等の親水性繊維の集合体や、パルプ繊維等の親水性繊維と吸収性ポリマーとの混合物を用いることができる。或いはスポンジ等の吸水性多孔質体を用いることもできる。上面被覆シート142及び下面被覆シート143としては、紙(台紙)、不織布、ティッシュペーパー又はこれらの積層複合体等からなるシート等の吸収紙を用いることができる。
図3及び図4に示すように、表面シート102と吸収性コア141との間には、円筒形の排泄物処理材4が敷き詰められている。それによって表面シート102と吸収性コア141との間には、排泄物処理材4の層が形成されている。この排泄物処理材4は、既に説明したとおり植物粉砕物を含むものである。しかも排泄物処理材4は、植物粉砕物を押し固めて形成されたものなので、水分と接触すると直ちに吸水を開始する。その結果、植物粉砕物間の結合が弱められ圧縮状態から解放され元の植物粉砕物の状態にまで膨潤し、元の形をとどめない程度にまで膨潤崩壊する。それによってウエットバックを阻止する遮断層が、尿がかかった部分に形成される。このような特徴を有する排泄物処理材4の層を表面シート102と吸収性コア141の間に配することで、本実施形態のペット用シート100によれば極めて効果的な高速吸収能とウエットバック阻止能と表面ドライ性とが達成される。その理由は次のとおりであると考えられる。
先ず排尿直後においては、表面シート102を透過してきた尿は、その全部又は一部が排泄物処理材4の層に迅速に吸収される。その結果、尿のかかった部分の排泄物処理材4は尿を吸収することで、それを構成する植物粉砕物間の結合が弱められ圧縮状態から解放される。圧縮状態の解放によって排泄物処理材4は膨潤する。膨潤に伴い植物粉砕物間の距離が次第に大きくなり排泄物処理材4は最後には元の形をとどめない程度にまで崩壊する。それまでの膨潤及び崩壊過程で、植物粉砕物間に空隙が生じるのみならず、植物粉砕物が膨潤崩壊により圧縮前の本来の形状に戻ることで、粉砕物内部に本来存在していた空隙も復元される。これらの結果、表面シート102と吸収性コア141との間に排泄物処理材4の含水崩壊物からなる嵩高の層が、尿のかかった部分に生じる。この層は、含水状態となった植物粉砕物からなり、且つ空気を含有している嵩高な層である。すなわち、この嵩高の含水崩壊物の層は植物由来の素材本来の多孔性の性質を有するため、植物粉砕物間のみならずその植物粉砕物内にも尿を保持し得ることで、高含水率を達成する。一方、排泄物処理材4の層を通過する間に吸収されきれなかった尿は即座に吸収体104の吸収性コア141へ到達する。なお、吸収性コア141へ到達した尿は吸収性コア141によって即座に吸収されて吸収性コア141の平面方向へ拡散するが、所定時間を経過すると、一旦吸収性コア141に吸収された尿が徐々に排泄物処理材4へ移行し、それによって、その部分の排泄物処理材4の膨潤崩壊も引き起こされる。
このようにして生じた排泄物処理材4の含水崩壊物からなる嵩高の含水崩壊物の層は、ウエットバックを阻止する遮断層としての働きを有する。この理由は、尿を吸収した状態のペット用シート上をペットが歩行しても、尿のかかった部分や吸収性コア141中で尿が平面方向へ拡散した部分は膨潤崩壊物でカバーされているからである。含水膨潤崩壊物がペットの体圧によって押圧されても尿が滲み出ることはほとんどないため、尿はペットの体圧によって表面シート側へ逆戻りする(ウエットバックする)ことがない。これは、該植物粉砕物間には多数の空隙が存在し、その空隙が該植物粉砕物間を隔てているので、滲み出た尿が表面シート側に移行することが阻止されるからである。これは水溜りに充分量のおが屑をまくことで、その上を歩いてもぬかるまないことと同じ原理である。なお、本実施形態のペット用排泄物処理材は崩壊物質のベタツキが弱いため、ペット用シートに用いた場合、ウエットバックの発生に、ベタツキによる悪影響を及ぼさないため好ましい。
以上のとおりの機序によって本実施形態のペット用シート100は、ウエットバックの発生が効果的に防止されたものとなる。すなわち、従来の吸収コア、例えば、100g/m2の綿状パルプと、65g/m2の吸水性ポリマー(ポリアクリル酸系)を混合して得られた吸収性コアを用いたペット用シートでは、一旦吸収性コアに吸収された尿は、吸収された尿の100倍重量の錘による押圧によって50%以上表面シート側へ逆戻りしてしまう。すなわち、ウエットバック現象が起きてしまう。これに対し、本実施形態のペット用シートでは同条件にてウエットバック量は10%未満である。しかも、排泄物処理材4の膨潤崩壊物は空気を含有した嵩高な層であるため、その上部に存在する表面シート102は尿が排泄されてからその後長時間にわたってドライな状態が維持される。つまり本実施形態のペット用シート100は表面ドライ性、高速吸収性及び低ウエットバック性を有するものである。更に、排泄物処理材4を構成する植物粉砕物はそれ自身が本来的に消臭効果を有しているので、本実施形態のペット用シート100を用いることで尿臭の発生を防止できるという効果も奏される。
図3及び図4に示すように、排泄物処理材4は、吸収性コア104の上面に配され、且つ上面被覆シート142によって被覆されている。つまり排泄物処理材4は、吸収体104の内部に配されている。したがって排泄物処理材4が尿を吸収して膨潤崩壊し植物粉砕物の微粉が発生しても、該微粉の飛散が上面被覆シート142によって防止されるという利点がある。それ故、排泄物処理材4が吸収体104の内部に配されている本実施形態は特に好ましい形態である。尤も、本発明はこの実施形態に制限されず、例えば図6に示すように、吸収体104の上側、即ち吸収体104の上面被覆シート142と表面シート102との間に排泄物処理材4を配してもよい。
ペット用シート100の持ち運びの最中や使用中に、表面シート102と吸収性コア141との間に配されている排泄物処理材4の位置ずれ及びそれに起因する偏りが起こらないようにする観点から、排泄物処理材4を吸収体104の吸収性コア141上に、又は、吸収体104の上面被覆シート142上に固着させることが好ましい。すなわち、排泄物処理材4を吸収性コア141と上面被覆シート142との間に配設する場合は吸収性コア141に、排泄物処理材4を上面被覆シート142と表面シート102との間に配設する場合は上面被覆シート142に、該排泄物処理材4を固着させると、尿の透過性において好ましい。ここで言う固着とは、排泄物処理材4を強固に固定するというよりは、むしろ仮着に近い弱い固定の概念である。排泄物処理材4の過度の偏りが起こらない程度に該排泄物処理材4が吸収性コア141上又は上面被覆シート142上に固定されていれば足りるからである。この観点から、固定には、少量の接着剤を用いれば十分である。接着剤としては水溶性のものを用いることが、排泄物処理材4に吸水阻害を生じさせない点から好ましいが、接着剤の使用量が少量であれば、該接着剤として非水溶性のものを用いても弊害は生じない。例えば、その接着方法としてはアクリルゴムなどの接着剤を用いると良く、接着剤の量としては2〜20g/m2であることが好ましい。
ペット用シート100における排泄物処理材4の使用量は、吸収性コア141の使用量との関係で決定される。具体的には、吸収性コア141としてパルプ、又はパルプと吸水性ポリマーとの混合物を用いる場合には、吸収性コア100重量部に対して排泄物処理材を30〜250重量部、特に50〜100重量部用いることが好ましい。また、排泄物処理材4それ自体の坪量は30〜200g/m2、特に50〜130g/m2であることが好ましい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態のペット用シート100は、犬や猫を飼育する場合に特に有効なものであるが、該シート100の寸法や、吸収体104、排泄物処理材4の坪量等を適宜調整することで、それらよりも小動物又は大動物の飼育に用いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。しかしながら、本発明の範囲はかかる実施例に限定されるものではない。
〔実施例1ないし3及び比較例1ないし3〕
表1に示す原料を、同表に示す割合で十分に混合したのちにスプラウト成形機でペレット状に成形し、直径3.0mm、高さ1〜6mmの円柱形状の排泄物処理材を製造した。この排泄物処理材の吸水率及び微粉生成率は表1に示すとおりであった。また、排泄物処理材の表面状態、崩壊物質のベタツキ及び生産性を以下の方法で評価した。その結果を表1に示す。
〔排泄物処理材の表面状態〕
○:表面にヒビ等が見られない
△:表面にヒビは見られるが、手で触っても崩れない
×:表面にヒビが見られ、手で触ると崩れる
〔崩壊物質のベタツキ〕
○:崩壊物質が全て簀の子の下方に落下する
△:崩壊物質が簀の子の下方に落下し切らず簀の子の上に微量に滞留する
×:崩壊物質が簀の子の下方に落下し切らず簀の子の上に滞留する
〔排泄物処理材の生産性〕
○:連続して成型が可能
△:最初は成型可能だが、徐々に詰まり成型速度が遅くなる
×:最初は成型可能だが、徐々に詰まり成型できなくなる
Figure 0004991368
表1に示す結果から、各実施例の排泄物処理材は、比較例1及び2の排泄物処理材に比べ高い吸水率及び高い微粉生成率を有していることが判る。また、表面状態が良好であり、生産性に優れていることも判る。なお比較例3の排泄物処理材は、各実施例と同等レベルの吸水率及び微粉生成率を示しているが、表面状態及び生産性に劣るものであった。
〔実施例4ないし6〕
実施例1ないし3で得られた排泄物処理材を用い、以下の方法で図3ないし図5に示す構造のペット用シート1を製造した。即ち、表面シート102及び裏面シート103の間に吸収体104を配した。表面シート102と吸収性コア141との間(即ち上面被覆シート142と吸収性コア141との間)に排泄物処理材4を敷き詰めた。なお、排泄物処理材4と吸収性コア141とは合成ゴム系スプレー接着剤(55スプレーのり:3M社製)を7g/m2スプレーして接着した。そして、表面シート102及び裏面シート103を30cm×45cmの大きさに切断して目的とするペット用シートを作製した。表面シートとしては坪量20g/m2のポリプロピレン製のスパンボンド不織布を用いた。裏面シートとしては坪量30g/m2のポリエチレン製のフィルムを用いた。吸収体としては100g/m2の綿状パルプと、65g/m2の吸水性ポリマー(ポリアクリル酸系)を混合して得られた吸収性コアの上下に、台紙(15g/m2)を配したものを用いた。排泄物処理材は坪量65g/m2となるように敷き詰めた。このようにして得られたペット用シートについて、以下の方法でウエットバック量を測定した。
〔ウエットバック量の測定〕
ピペットを用い、ペット用シートに20gの生理食塩水をスポット状に注入する。注入終了10秒後に、予め重量を測定しておいた4×4cmのろ紙を注入箇所上に重ね、その上に2kgの錘を置いて10秒間放置する。錘を除去し、ろ紙を取りだしてその重量を測定する。ウエットバック量は吸収前後のろ紙の重量の差分から求める。
前記の測定の結果、各実施例で得られたペット用シートのウエットバック量は0.7〜1.3gという少量であり、ウエットバックの発生が効果的に防止されたものであることが判った。
本発明のペット用排泄物処理材の一実施形態及び使用状態を示す模式図であり、(a)は使用するトイレの断面図、(b)は(a)の拡大図である。 本発明のペット用排泄物処理材の一実施形態に係るトイレの他の形態を示す模式図であり、(a)は同トイレの正面図、(b)は同トイレの分解斜視図である。 本発明のペット用排泄物処理材を用いたペット用シートの一実施形態を示す一部破断斜視図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3における吸収体の分解斜視図である。 本発明のペット用排泄物処理材を用いたペット用シートの別の実施形態を示す断面図(図4相当図)である。
符号の説明
1 ペット用トイレ
2 敷設部
3 簀の子
4 排泄物処理材
5 トレー
100 ペット用シート
102 表面シート
103 裏面シート
104 吸収体
141 吸収性コア

Claims (4)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在する吸収性コアを有し、表面シートと吸収性コアとの間に、排泄物処理材を配したペット用シートであって、該排泄物処理材が、植物由来の素材の粉砕物及びポリエチレングリコールを含有し、吸水することにより自己崩壊する排泄物処理材であるペット用シート
  2. 前記ポリエチレングリコールの凝固点が30〜70℃である請求項1記載のペット用シート
  3. 前記ポリエチレングリコールの含有量が0.5〜10質量%である請求項1又は2記載のペット用シート
  4. 前記吸収性コアが被覆シートで被覆されて吸収体を構成しており、該吸収性コアの上面と該被覆シートとの間に前記排泄物処理材が配されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載のペット用シート。
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