JP5072569B2 - ペット用シート - Google Patents

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Description

本発明は、犬や猫等のペットが排泄した尿等の排泄物を吸収するためのペット用シートに関する。
従来、犬や猫等のペットを住居内で飼育する際に、ペットが排泄した尿等の排泄物を吸収するために、ペット用シートが使用されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載のペット用シートは、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在する例えば吸水ポリマーのような液保持性の吸収体を備えている。このようなペット用シートは、一般的には床に載置して用いられ、ペットがその上で排尿をすると、吸収体の吸収性によって、排泄物を吸収することができる。しかし、排泄物を吸収した状態の吸収体上をペットが歩行すると、その体圧によって排泄物が吸収体から表面シート側へ逆戻りする現象、いわゆるウエットバックが起こってしまう。
かかるシートとは別に、いわゆる猫砂と呼ばれる敷材を用いて排泄物を吸収することも知られている。例えば、天然針葉樹のおが屑からなる挽素材を加熱圧縮してペレット状とし、水分の吸収によって自己崩壊するようにした猫のトイレ砂が提案されている(特許文献2参照)。このトイレ砂を篩状の簀の子の上方に猫用のトイレとして適当厚さとなるように敷き詰めて用いると、トイレ砂が尿を吸収し自己崩壊して簀の子の下方に落下するので、尿のかかった部分のみを廃棄し得る。しかし、この猫のトイレ砂を猫用トイレに敷き詰めて用いる場合、尿の大部分はトイレ砂に吸収されるものの、猫の排尿が多量であると、吸収しきれなかった尿が簀の子の下方に流出してしまうことがある。そのため、このトイレ砂は、猫用トイレに用いる場合常に多量に敷き詰めておかなくてはならない。更に同文献には、このトイレ砂を上述のペット用シートに含有させるという考え方は存在していない。
特開2003−92940号公報 特開平9−308403号公報
したがって本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るペット用シートを提供することにある。
本発明は、吸水によって膨潤崩壊する植物由来の素材の粉砕物の圧縮成形物からなり、該圧縮成形物が界面活性剤を含有するペットトイレ用ペレットを提供するものである。
また本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在する吸収性コアを有し、表面シートと吸収性コアとの間に、前記のペレットを配したペット用シートを提供するものである。
さらに本発明は、トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分を排泄物処理材敷設可能部とするペット用トイレであって、該ペット用トイレの下層部分に前記のペット用シートが敷設されるペット用トイレを提供するものである。
本発明によれば、植物由来の素材の粉砕物の圧縮成形物からなるペットトイレ用ペレットに界面活性剤を含有させることで、該ペレットの吸水膨潤速度をコントロールすることができる。したがって、該ペレットを有するペット用シートやペット用トイレの使用場面に応じ、該ペレットの吸水膨潤速度を適切に調整することで、ペット用シートやペット用トイレにおけるウエットバックの発生が効果的に防止される。また、該ペレットの成分である植物由来の素材は、本来的に消臭効果を有しているので、該ペレットを含むペット用シートやペット用トイレによれば、尿臭の発生を防止できるという効果も奏される。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき説明する。本発明のペットトイレ用ペレットは、植物由来の素材の粉砕物(以下、単に植物粉砕物ともいう)を含むものである。なお本発明においてペレットとは、形状のいかんを問わず、植物粉砕物を含む小塊状体を広く包含する概念である。ペレットを構成する植物由来の素材としては、木本及び草本のいずれを用いることもできる。これらの粉砕物としては、例えば木本の粉砕物(木質又は樹皮の粉砕物)、種子油残査、穀物外皮粉砕物、草本粉砕物などが挙げられる。ここで言う粉砕物とは、おが屑やグラインダによる摩砕物など、機械的な方法で植物を粉々にしたものを広く包含する。
特に、ペレットを構成する植物由来の素材としては、吸水による膨潤崩壊後嵩高となり、ウエットバックを阻止するような植物由来の素材本来の多孔性の性質を有するものが好ましい。また、ペレットを構成する植物由来の素材としては、成形性及びフェノール系やテルペン系物質等の消臭効果を有する物質が含まれていることによる消臭効果の点から、木本の粉砕物、特にスギ科、マツ科又はヒノキ科などの針葉樹の粉砕物を用いることが好ましい。植物粉砕物は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
ペレットには界面活性剤が含まれている。ペレットに界面活性剤を含ませることで、該ペレットが吸水したときの膨潤速度を適切にコントロールすることができる。使用する界面活性剤の種類に応じて膨潤速度は相違するが、一般的に言って、界面活性剤を含有させない場合よりも、界面活性剤を含有させる場合の方が膨潤速度は速くなる。後述するペレットの製造方法の条件によってもペレットの膨潤速度をコントロールすることは可能であるが、界面活性剤を用いる方が、一層簡便に、かつ精度良く膨潤速度をコントロールできる。ペレットの膨潤速度がコントロールできることは、該ペレットを含むペット用シートやペット用トイレにおけるウエットバックの発生を低減させる観点から有利である。
ペレットの膨潤速度は、過度に遅い場合には、ペレットの表面に液が残存しやすくなり、ウエットバックが発生しやすい傾向となる。逆にペレットの膨潤速度が過度に速い場合には、ペレットの膨潤及び崩壊が速く進み過ぎるので、これに起因して、液の透過を妨げるペレットの膨潤崩壊層が形成されて、やはりウエットバックが発生しやすい傾向となる。したがって、ペレットの膨潤速度を適切な範囲に設定することが重要となる。この観点から、ペレットの膨潤速度は、4〜40秒、特に6〜20秒であることが好ましい。ペレットの膨潤速度は、次の方法で測定される。
直径35mmのビーカー内に3gのペレットを入れる。次に、9ccの人工尿をビーカー内に一気に注入する。注入完了時を測定開始時として、目視によりすべての人工尿がペレットに吸収されるまでの時間を測定する。この時間をペレットの膨潤速度(秒)とする。なお、人工尿として0.9重量%の生理食塩水を用いた。
ペレットに含有させる界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、又は両性界面活性剤を用いることができ、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、又は非イオン界面活性剤が好ましい。
陰イオン界面活性剤としては、例えば脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルケニルコハク酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物などが挙げられる。
陽イオン界面活性剤としては、例えばアルキルアミン塩、第四級アンモニウム塩などが挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、アルキルポリグリコシド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エスエル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミドなどが挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えばアルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、アルキルアミドプロピルベタインなどが挙げられる。
上述の各種界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。本発明者らの検討の結果、ペレットの使用場面に応じ、上述の各種界面活性剤を適切に用いることで、ウエットバックの発生を効果的に防止し得ることが判明した。例えば非イオン界面活性剤を用いると、膨潤速度を速くすることができる(界面活性剤を加えない場合に比較して)。したがって、例えばこまめに排尿する犬や、普段から排尿量が少ない犬に対して、非イオン界面活性剤を含むペレットを有するペット用シートを用いると、該ペレットが素早く尿を吸収して保持するので、ウエットバックが起こりづらくなる。
また、例えば陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を用いると、非イオン界面活性剤を用いた場合よりも膨潤速度を相対的に遅くすることができる(しかし、界面活性剤を加えない場合よりは速くなる)。したがって、例えば朝一番の排尿のように、多量の液を比較的長い時間にわたって吸収する場合に、陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を含むペレットを有するペット用シートを用いると、尿が一旦ペレットの層を通過してその下に位置する吸収性コアに吸収され、その後、排尿が終わる頃に合わせてペレットが徐々に尿を吸収し始めるので、ウエットバックが起こりづらくなる。
上述の観点から、界面活性剤のうち陰イオン界面活性剤を用いる場合には、アルキルスルホコハク酸塩、アルケニルコハク酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を用いることが好ましい。陽イオン界面活性剤を用いる場合には、テトラアルキルアンモニウム塩及びトリアルキルベンジルアンモニウム塩等の第四級アンモニウム塩、アルキルアミン塩等を用いることが好ましい。これらの界面活性剤を用いることで、多量の液を吸収する場合に、ウエットバックの発生を特に効果的に防止することができる。
界面活性剤として非イオン界面活性剤を用いる場合には、HLB値が2〜19、特に6〜17のものを用いることが好ましい。また、HLB値がこの範囲内であることを条件として、非イオン界面活性剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルポリグリコシド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルを用いることが特に好ましい。
ペレットにおける界面活性剤の使用量は、植物粉砕物100重量部に対して0.1〜15重量部、特に1.5〜5.3重量部であることが、ウエットバックを特に効果的に防止し得る点から好ましい。
界面活性剤に加え、無機粉体をペレットに含有させてもよい。無機粉体を用いることで、ウエットバックの発生を一層効果的に防止することができる。この理由は、無機粉体をペレットに含有させることで、その崩壊性が向上するからである。また、ペレットの膨潤崩壊物からなる層がペットの体圧によって押され、植物粉砕物から尿が滲み出たとしても、空気によって隔てられている該植物粉砕物間が無機粉体によって一層隔てられることになるので、これによってもウエットバックの発生が防止されるからである。
無機粉体としては、例えばベントナイト、シリカ、タルク、酸化チタン、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、ホワイトカーボン、珪藻土、珪酸白土、カオリン、ゼオライト、セピオライト等が挙げられる。これらの粉体は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。使用前の保形性や、吸水後の崩壊性に優れる点から無機粉体としてゼオライトを用いることが好ましい。この観点から、無機粉体は、植物粉砕物100重量部に対して0.1〜10重量部、特に0.5〜2重量部使用されることが好ましい。
またゼオライト等の多孔質粉体は、その内部に水を保持することが可能なので、無機粉体として多孔質粉体を用いることで、崩壊性を更に一層効果的に向上させることが可能になり、ウエットバックの発生が更に一層効果的に防止される。さらに、無機粉体として、ゼオライトを用いることで、ペレットに消臭機能を付与することができる。
特に、無機粉体としてゼオライトを用い、かつ植物由来の素材としてテルペン系物質の含有量の多い植物である針葉樹(スギ科、マツ科又はヒノキ科などの針葉樹)の粉砕物を用い圧縮成形すると、該素材から揮散される成分の組成が変化する。その結果、消臭効果の高い物質であるテルペン系物質による消臭効果が増強される。
植物粉砕物どうしを結合させる目的で、ペレットにバインダーを含有させてもよい。尤も、後述する製造方法に従いペレットを製造すれば、バインダーを用いなくても植物粉砕物の圧縮成形物を得ることができる。したがって、バインダーの使用は本発明において必須ではないが、使用する場合には、本発明の効果を損なわない範囲で少量用いることが好ましい。
ペレットは多孔質であることが、使用前の保形性、吸水性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。またペレットの比重は0.5〜1.8、特に0.8〜1.5、とりわけ1〜1.3であることが好ましい。
ペレットの大きさは本発明において臨界的なものではなく、その取り扱いやすさや、ペット用シート及びペット用トイレのサイズに応じ、適切な大きさのものが用いられる。一例として、ペレットは円柱形とすることができ、その場合の直径は2〜6mm、特に4〜6mm、高さは1.4〜4mm、特に2.2〜3.4mmとすることができる。また、前記の寸法よりも大きめの寸法の圧縮物を作製した後、これを、機械的粉砕方法等を用いて前記寸法の破片物に加工してもよい。その場合には、機械的粉砕後に、必要に応じて選別工程を設け、粉塵除去や寸法安定処理等の後処理を行うことが望ましい。
ペレットは、以下の方法で好ましく製造される。先ず、植物粉砕物及び界面活性剤並びに必要に応じ無機粉体を所定の割合で十分に混合する。植物粉砕物は、0.01〜5mm、特に0.02〜2mm程度の粒径であることが、均一に混合し得る点、成形性、吸水後の崩壊性、消臭性に優れる点から好ましい。無機粉体は、1〜20μm、特に0.1〜5μm程度の粒径であることが、均一に混合し得る点、成形性、吸水後の崩壊性に優れる点から好ましい。
前記の混合物を、圧縮押出成形機を用いて加圧成形し円筒形のペレット状とする。圧縮押出成形機としては、押出穴が形成された型と、前記の混合物を該押出穴へ押し込むための押し込みロールとを備え、該押し込みロールが該型に隣接するように設置されている高圧押出成形機(リングダイ式押出成形機等)を用いることが好ましい。このような高圧押出成形機としては例えばスプラウト社製成形機が挙げられる。このような高圧押出成形機を用いると、高圧力で前記の混合物を押出穴に押し込むことが可能である。その結果、押出穴を深くでき、かつ押出穴内壁に発生する抵抗力を十分に高めることができるので、高い押出抵抗力によって前記の混合物を圧密化することができる。それによって、使用前の保形性に優れ、また多孔質の構造を有するペレットを容易に得ることができる。このようにして得られたペレットは、押圧力によって植物粉砕物どうしが結合しているので、該ペレットが吸水すると、植物粉砕物どうしの結合が弱まり、それによって容易に膨潤及び崩壊するようになる。
次に、これまで説明してきたペレットを有するペット用シートについて、その好ましい実施形態を、図1ないし図3を参照しながら説明する。本実施形態のペット用シート1は、図1に示すように、長方形の平面視形状を有している。図1及び図2に示すように、ペット用シート1は、液透過性の表面シート2、液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収性コア41を備えている。吸収性コア41は、図3に示すように、吸収性コア41の上面を被覆する上面被覆シート42と、吸収性コア41の下面を被覆する下面被覆シート43とで被覆されて吸収体4を構成している。本明細書において、「上面」とは、各部材の表裏面のうち、使用時にペット側に配される面である。また、「下面」とは上面の反対面である。また、特に明記のない限り、「長手方向」とは、ペット用シートの長手方向に沿う方向であり、「幅方向」とは、ペット用シートの幅方向に沿う方向である。
表面シート2、裏面シート3及び吸収体4は、いずれも長方形の平面視形状を有している。表面シート2及び裏面シート3の長さ及び幅は、ペット用シート1全体の長さ及び幅と同じである。ペット用シート1の寸法は、飼育するペットの種類に応じて適宜調整可能である。例えば犬や猫を飼育する場合には、長さ40〜90cm程度、幅30〜60cm程度に設定することができる。吸収体4の長さ及び幅は、表面シート2及び裏面シート3の長さ及び幅よりも、それぞれ短くなっている。表面シート2は、吸収体4の上面全域を被覆している。表面シート2の長手方向両端部は、吸収体4の長手方向両端部それぞれから長手方向に延出している。表面シート2の幅方向両端部は、吸収体4の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出している。
裏面シート3は、吸収体4の下面全域を被覆している。裏面シート3の長手方向両端部は、吸収体4の長手方向両端部それぞれから長手方向に延出している。裏面シート3の幅方向両端部は、吸収体4の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出している。表面シート2と裏面シート3とは、吸収体4よりも延出した領域において接合されている。その接合には、例えば、ホットメルト型接着剤、ヒートシール、超音波シールが用いられる。
表面シート2及び裏面シート3としてはそれぞれ、ペット用シートにおいて従来から用いられている各種材料を特に制限なく用いることができる。表面シート2としては、液体を吸収体4へ透過させることができるものであれば制限はない。例えば、合成繊維又は天然繊維からなる織布や不織布、多孔性シート等が挙げられる。表面シート2の一例として、スパンボンド不織布が挙げられる。他の例として、芯成分にポリプロピレンやポリエステル、鞘成分にポリエチレンを用いた、芯鞘型又はサイドバイサイド型の複合繊維をカーディングによりウエブ化した後、エアスルー法によって不織布としたものが挙げられる。不織布には、所定箇所に開孔処理を施しても良い。透液性の高さの点(ドライ感)から、低密度ポリエチレン等のポリオレフィンからなるフィルムを穿孔して多数の小開孔を形成したものも好ましく用いることができる。
裏面シート3としては、液不透過性又は撥水性のものであれば制限はない。例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの高分子化合物製のフィルム等が挙げられる。また、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)が特定の層順で積層されて複合化されたシート(例えばSM、SMS、SMMSなど)を用いることも柔軟性等の点から好ましい。
吸収体4は、図3に示すように、吸収性コア41と、吸収性コア41の上面を被覆する上面被覆シート42と、吸収性コア41の下面を被覆する下面被覆シート43とからなる。吸収性コア41は、長方形の平面視形状を有している。上面被覆シート42は、長方形の平面視形状を有しており、その長さ及び幅は、吸収性コア41の長さ及び幅とほぼ同じである。下面被覆シート43は、長方形の平面視形状を有しており、その長さは、吸収性コア41の長さとほぼ同じであるが、その幅は、吸収性コア41の幅よりも長くなっている。
吸収性コア41は、下面被覆シート43の上面に、吸収性コア41の長手方向両端部を下面被覆シート43の長手方向両端部とほぼ一致させ、かつ吸収性コア41の幅方向両端部を、下面被覆シート43の幅方向両端部よりもそれぞれ幅方向内方に後退させた状態で配設されている。そして、吸収性コア41の幅方向両端部それぞれから幅方向に延出した下面被覆シート43は、上面被覆シート42と吸収性コア41との積層体の上面側に折り返され、上面被覆シート42の上面に接合されている。
吸収性コア41は、液を吸収し保持し得る材料から構成されている。例えばパルプ繊維等の親水性繊維の集合体や、パルプ繊維等の親水性繊維と吸収性ポリマーとの混合物を用いることができ、パルプの繊維種としては、精製パルプや未精製パルプ等が挙げられ、特に限定はない。更にはスポンジ等の吸水性多孔質体を用いることもできる。上面被覆シート42及び下面被覆シート43としては、紙(台紙)、不織布、ティッシュペーパー又はこれらの積層複合体等からなるシート等の吸収紙を用いることができる。
図1及び図2に示すように、表面シート2と吸収性コア41との間には上述したペレット5が敷き詰められている。それによって表面シート2と吸収性コア41との間には、ペレット5の層が形成されている。このペレット5は円柱形をしている。ペレット5は、先に述べたとおり、植物粉砕物を押し固めて形成されたものであり、かつ界面活性剤を含むものなので、水分と接触すると吸水を開始する。ペレット5は、吸水によって膨潤崩壊し、それによって表面シート2と吸収性コア41との間に、空気を含有した該ペレット5の嵩高な含水崩壊物からなり、かつウエットバックを阻止する遮断層を形成するものであることが好ましい。
ペレット5に含有される界面活性剤として例えば非イオン界面活性剤を用いた場合には、ペレット5の膨潤速度が速いので、水分との接触によってペレット5が直ちに吸水する。その結果、ペレット5を構成する植物粉砕物間の結合が弱められ、圧縮状態から解放される。圧縮状態の解放によってペレット5は膨潤する。膨潤に伴い植物粉砕物間の距離が次第に大きくなりペレット5は最後には元の形をとどめない程度にまで崩壊する。それまでの膨潤及び崩壊過程で、植物粉砕物間に空隙が生じるのみならず、植物粉砕物が膨潤崩壊により圧縮前の本来の形状に戻ることで、粉砕物内部に本来存在していた空隙も復元される。これらの結果、表面シート2と吸収性コア41との間にペレット5の含水崩壊物からなる嵩高の層が、尿のかかった部分に生じる。この層は、含水状態となった植物粉砕物からなり、かつ空気を含有している嵩高な層である。すなわち、この嵩高の含水崩壊物の層は植物由来の素材本来の多孔性の性質を有するため、植物粉砕物間のみならずその植物粉砕物内にも尿を保持し得ることで、高含水率を達成する。
このようにして生じたペレット5の含水崩壊物からなる嵩高の含水崩壊物の層は、ウエットバックを阻止する遮断層としての働きを有する。この理由は、尿を吸収した状態のペット用シート上をペットが歩行しても、尿のかかった部分や吸収性コア41中で尿が平面方向へ拡散した部分は膨潤崩壊物でカバーされているからである。含水膨潤崩壊物がペットの体圧によって押圧されても尿が滲み出ることはほとんどないため、尿はペットの体圧によって表面シート側へ逆戻りする(ウエットバック)ことがない。これは、該植物粉砕物間には多数の空隙が存在し、その空隙が該植物粉砕物間を隔てているので、滲み出た尿が表面シート側に移行することが阻止されるからである。これは水溜りに充分量のおが屑をまくことで、その上を歩いてもぬかるまないことと同じ原理である。
以上の説明から明らかなように、吸液量がそれほど多くない場合には、非イオン界面活性剤を用いたときには、吸収性コア41に高吸収性ポリマーを含有させなくてもよい。
一方、界面活性剤として例えば陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を用いた場合にも、ペレット5は吸水して膨潤崩壊する。しかし、膨潤崩壊の速度は、非イオン界面活性剤を用いた場合よりも遅くなる。この相違に起因して、陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を用いた場合には、非イオン界面活性剤を用いた場合とは別の作用によってウエットバックの発生が防止される。その理由は次のとおりである。
先ず排尿直後においては、表面シート2を透過してきた尿は、その一部がペレット5に吸収される。ペレット5の層を通過する間に吸収されきれなかった尿は即座に吸収体4の吸収性コア41へ到達する。吸収性コア41へ到達した尿は吸収性コア41によって即座に吸収されて吸収性コア41の平面方向へ拡散するが、所定時間を経過すると、一旦吸収性コア41に吸収された尿が徐々にペレット5へ移行し、それによって、その部分のペレット5の膨潤崩壊も引き起こされる。そして、最終的には上述した、ペレット5の含水崩壊物からなる嵩高の含水崩壊物の層が形成される。この層は、ウエットバックを阻止する遮断層としての働きを有するものである。その結果、陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を用いた場合にも、ウエットバックの発生が防止される。
以上のとおりの機序によって本実施形態のペット用シート1は、ウエットバックの発生が効果的に防止されたものとなる。本発明のペット用シートはペレット5の膨潤崩壊物が空気を含有した嵩高な層であるため、その上部に存在する表面シート2は尿が排泄されてからその後長時間にわたってドライな状態が維持される。つまり本実施形態のペット用シート1は表面ドライ性、高速吸収性及び低ウエットバック性を有するものである。
図1及び図2に示すように、ペレット5は、吸収性コア4の上面に配され、かつ上面被覆シート42によって被覆されている。つまりペレット5は、吸収体4の内部に配されている。したがってペレット5が尿を吸収して膨潤崩壊し植物粉砕物の微粉が発生しても、該微粉の飛散が上面被覆シート42によって防止されるという利点がある。それ故、ペレット5が吸収体4の内部に配されている本実施形態は特に好ましい形態である。尤も、本発明はこの実施形態に制限されず、例えば図4に示すように、吸収体4の上側、即ち吸収体4の上面被覆シート42と表面シート2との間にペレット5を配してもよい。
ペット用シート1の持ち運びの最中や使用中に、表面シート2と吸収性コア41との間に配されているペレット5の位置ずれ及びそれに起因する偏りが起こらないようにする観点から、ペレット5を吸収体4の吸収性コア41上に、又は、吸収体4の上面被覆シート42上に固着させることが好ましい。すなわち、ペレット5を吸収性コア41と上面被覆シート42との間に配設する場合は吸収性コア41に、ペレット5を上面被覆シート42と表面シート2との間に配設する場合は上面被覆シート42に、該ペレット5を固着させると、尿の透過性において好ましい。ここで言う固着とは、ペレット5を強固に固定するというよりは、むしろ仮着に近い弱い固定の概念である。ペレット5の過度の偏りが起こらない程度に該ペレット5が吸収性コア41上又は上面被覆シート42上に固定されていれば足りるからである。この観点から、固定には、少量の接着剤を用いれば十分である。接着剤としては水溶性のものを用いることが、ペレット5に吸水阻害を生じさせない点から好ましいが、接着剤の使用量が少量であれば、該接着剤として非水溶性のものを用いても弊害は生じない。例えば、その接着方法としてはアクリルゴムなどの接着剤を用いると良く、接着剤の量としては1〜20g/m2であることが好ましい。なお、先に述べたペレット5の破片物を用いる場合には、該破片物は一般に不定形であり表面積が大きいので、上述した仮着の際に、接着剤等を用いた固定を行いやすいという利点がある。
ペット用シート1におけるペレット5の使用量は、吸収性コア41の使用量との関係で決定される。具体的には、吸収性コア41としてパルプ、又はパルプと吸水性ポリマーとの混合物を用いる場合には、吸収性コア100重量部に対してペレット5を30〜500重量部、特に50〜300重量部用いることが好ましい。また、ペレット5それ自体の坪量は30〜500g/m2、特に50〜300g/m2であることが好ましい。
本発明のペット用シートは、これを単独で用いペットの排泄物の処理に用いることができるほか、別途用意されたペット用トイレに組み込んで用いることもできる。そのようなペット用トイレについて図5を参照しながら説明する。図5に示すペット用トイレ100においては、上面が略矩形形状に開口する箱形のトイレ本体113が、多孔質部材である簀の子114によって上下に区画されている。簀の子114には多数の透液孔112が設けられている。簀の子114の上方は砂収容部121になっている。また簀の子114の下方には薄底の平面略矩形形状のトレー116が配置されている。トレー116はトイレ本体113に出し入れ可能に設けられている。
砂収容部121には、排泄物処理材(図示せず)が敷設される。トレー116内には、先に説明した本発明のペット用シート1が敷設される。ペット用シート1は、その表面シート側が上方を向くようにトレー116内に着脱交換可能に敷設されトレー116がトイレ本体113にはめ込まれることで該ペット用トイレの下層部分に施設される。ペット用シート1は、簀の子114の透液孔112を通過して砂収容部121から落下する尿を吸収する。ペット用シート1は、これを1枚用いてトレー116の全域に敷設してもよく、あるいは2枚用いるか、又はそれ以上の枚数を用いてトレー116の全域に敷設してもよい。
トイレ本体113は、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂からなる成形品である。トイレ本体113は、例えば長辺が200〜800mm、短辺が150〜500mmの角部が湾曲した略矩形の平面形状を有すると共に、例えば100〜200mmの高さを備えている。またトイレ本体113は、簀の子114によって上下に仕切られていて、これの上方の40〜200mm程度の高さの部分が、上面が開口する砂収容部121となっていると共に、これの下方の0〜40mm程度の高さの部分が、トレー116を出し入れ可能に収容するトレー収容部120となっている。
砂収容部121に敷設される排泄物処理材としては、例えば、ペレット状の形状を有し、撥水機能を有するものを用いることが好ましい。例えば植物由来の素材の粉砕物及び合成樹脂を含む成形物からなるものが用いられる。これらの成形物は、上述の方法で測定される吸水率が1〜10%の低吸水性であることが好ましい。このような低吸水性であることによって、ペットが排泄する尿が素早く通過して、簀の子114の透液孔112を介して下層部分に落下する。そして当該下層部分に配置されたトレー116内のペット用シート1に尿が吸収される。かかる排泄物処理材として特に好ましいものは、本出願人の先の出願に係る特開2002−84909号公報に記載されている。具体的には、植物由来の素材の粉砕物を70〜97重量%、及び合成樹脂を3〜30重量%含み、該粉砕物及び該合成樹脂の混合物を、押出成形機を用いて所定形状に成形した成形物からなり、吸水率が3〜10%であり、吸水しても崩壊しない程度の十分な保形性を有するものが特に好ましく用いられる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態のペット用シート1は、犬や猫を飼育する場合に特に有効なものであるが、該シート1の寸法や、吸収体4、ペレット5の坪量等を適宜調整することで、それらよりも小動物又は大動物の飼育に用いることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されるものではない。特に断らない限り「%」及び「部」は「重量%」及び「重量部」を意味する。
〔実施例1〕
(1)圧縮成形物の製造
平均粒径1.2mmのドイツトーヒのおが屑及び以下の表1に示す界面活性剤からなる混合物を、リングダイ式押出成形機(スプラウト社製)でペレット状に成形し、目的とする圧縮成形物を得た。おが屑100部に対する界面活性剤の量は4.2部とした。圧縮成形物は直径6.0mm、長さ2.2〜3.4mmであった。
(2)ペット用シートの製造
図1ないし図3に示す構造のペット用シート1を製造した。表面シート2及び裏面シート3の間に吸収体4を配した。表面シート2と吸収性コア41との間(即ち上面被覆シート42と吸収性コア41との間)に前記のペレット5を敷き詰めた。なお、圧縮成型物5と吸収性コア41とは合成ゴム系スプレー接着剤(55スプレーのり:3M社製)を7g/m2スプレーして接着した。そして、表面シート2及び裏面シート3を33cm×44cmの大きさに切断して目的とするペット用シートを作製した。表面シートとしては坪量25g/m2のポリプロピレン製のスパンボンド不織布を用いた。裏面シートとしては坪量22g/m2のポリエチレン製のフィルムを用いた。吸収体としては100g/m2の綿状パルプと、65g/m2の吸水性ポリマー(ポリアクリル酸系)を混合して得られた吸収性コアの上下に、台紙(16g/m2)を配したものを用いた。ペレット5は坪量282g/m2となるように敷き詰めた。
〔実施例2ないし8〕
界面活性剤として表1に示すものを用いた以外は実施例1と同様にしてペット用シートを得た。
〔実施例9及び10〕
実施例2及び4において、表1に示した界面活性剤に加え、おが屑100部に対しゼオライトを0.7部含有させて圧縮成形物を得た以外は実施例1と同様にしてペット用シートを得た。
〔比較例1〕
界面活性剤を用いずに圧縮成形物を製造した。この圧縮成形物を用い、実施例1と同様にしてペット用シートを得た。
〔比較例2〕
実施例1において、表面シート2と吸収体4との間に圧縮成形物5を配さない以外は実施例1と同様にしてペット用シートを得た。
〔評価〕
実施例及び比較例のペット用シートについて、以下の方法でウエットバック量を測定した。その結果を表1に示す。
〔ウエットバック量の測定〕
(1)尿量少量の場合
漏斗を用い、ペット用シートに10ccの人工尿を3秒かけてスポット状に注入する。漏斗の下端は、シートの表面から3cm上方の位置とする。注入終了5秒後に、予め重量を測定しておいた4×4cmのろ紙を注入箇所上に重ね、その上に2kgの錘を置いて3秒間放置する。錘を除去し、ろ紙を取りだしてその重量を測定する。ウエットバック量は吸収前後のろ紙の重量の差分から求める。4×4cmのろ紙の大きさは、小型犬ないし中型犬の足の大きさに相当する。
(2)尿量多量の場合
前記の(1)において、ペット用シートに注入する人工尿の量を60gとし、20秒かけて注入する。これ以外は前記の(1)と同様にしてウエットバック量を測定する。
Figure 0005072569
表1に示す結果から明らかなように、実施例(本発明品)は、比較例よりもウエットバックの量が少ないことが判る。特に界面活性剤として非イオン界面活性剤を含む圧縮成形物を有する実施例3、4及び10のペット用シートは、短時間に少量の液を吸収する場合にウエットバックが起こりづらいことが判る。また、界面活性剤として陰イオン界面活性剤又は陽イオン界面活性剤を含む圧縮成形物を有する実施例1、2及び9並びに実施例5及び6のペット用シートは、長時間にわたり多量の液を吸収する場合にウエットバックが起こりづらいことが判る。
本発明のペット用シートの一実施形態を示す一部破断斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1における吸収体の分解斜視図である。 本発明のペット用シートの別の実施形態を示す断面図(図2相当図)である。 本発明のペット用シートを用いたペット用トイレを示す斜視図である。
符号の説明
1 ペット用シート
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
41 吸収性コア
5 ペレット

Claims (6)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在する吸収性コアを有し、表面シートと吸収性コアとの間にペレットを配したペット用シートであって、
    前記ペレットが吸水によって膨潤崩壊する植物由来の素材の粉砕物の圧縮成形物からなり、該圧縮成形物が界面活性剤を含有し、
    前記ペレットは、吸水による膨潤で崩壊することで含水状態となり、かつ空気を含有している多孔性の含水崩壊物からなる、ウエットバックを阻止する遮断層を形成するものであるペット用シート
  2. 前記界面活性剤が、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤又は非イオン界面活性剤である請求項1記載のペット用シート
  3. 前記粉砕物が更に無機粉体を含有する請求項1又は2記載のペット用シート
  4. 前記無機粉体がゼオライトである請求項3記載のペット用シート
  5. 前記吸収性コアが被覆シートで被覆されて吸収体を構成しており、該吸収性コアの上面と該被覆シートとの間に前記粉砕物が配されている請求項1ないし4のいずれか一項に記載のペット用シート。
  6. トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分を排泄物処理材敷設可能部とするペット用トイレであって、該ペット用トイレの下層部分に請求項1ないし5のいずれか一項に記載のペット用シートが敷設されるペット用トイレ。
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