JP4245529B2 - ペットの糞尿処理用セット物品 - Google Patents

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Description

本発明は、ペットの糞尿処理用セット物品に関し、特に、トレー内に収容された、例えば相当の厚さ又は剛性を備えることにより把持時に平坦な形状を保持する板状のシート材料や、布状のシート材料からなる尿吸収材を、トレーから取り出しやすくしたペットの糞尿処理用セット物品に関する。
例えば、犬や猫などのペットの糞尿を処理するためのペット用のトイレとして、トイレ本体を多孔質部材である簀の子により上下に区画して、上層に撥水機能を有する砂や排泄物処理材を敷設し、下層に例えば吸水性樹脂、植物性繊維、パルプ等からからなる尿吸収材を敷設してなるものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、このような尿吸収材を相当の厚さを有する板状のシート材料として形成し、例えば薄底のトレーに収容して当該トレーをトイレ本体に対して出し入れ可能とすることにより、尿吸収材を容易に交換できるようにしたペット用トイレも開発されている。
特開平7−67489号公報 特開2003−180182号公報
一方、このような尿吸収材は、ペットの尿が吸収保持されているものであるため、手で触らずに把持して交換したり廃棄したりできるようにすることが望ましい。また、薄底のトレーに板状のシート材料や布状のシート材料からなる尿吸収材が収容されている場合には、尿吸収材を把持し難くなり、特に当該トレーの収容部と略同じ面形状で尿吸収材が収容されていると、一層把持し難くなって、尿吸収材の交換作業等に多くの手間を要することになる。
本発明は、トレーに収容された、把持時に平坦な形状を保持する板状のシート材料や、布状のシート材料からなる尿吸収材を、手で触ることなくスムーズに把持してトレーから容易に取り出すことを可能にするペットの糞尿処理用セット物品を提供することを目的とする。
本発明は、 トイレ本体と、該トイレ本体に出入れ可能に設けられるトレーと、該トレーに収容される板状又は布状のシート材料からなる尿吸収材とを備えたペット用トイレと、尿吸収材把持具とからなるペットの糞尿処理用セット物品であって、前記尿吸収材把持具は、掬い部と、該掬い部の一辺部から外側に突出して設けられた柄部と、前記掬い部の側壁の上端面に形成された挟み込み面と、該挟み込み面との間に前記尿吸収材の周縁部を挟み込むための押え板部とからなり、且つ前記掬い部の前記柄部との接続基端部分とは反対側の先端縁部の中央部分に凸状部が設けられており、前記トレーの底面には、当該底面と収容された尿吸収材の下面との間に、前記尿吸収材把持具の先端縁部を挿入してゆくための隙間を保持するための底面凸部又は底面凹部が設けられており、前記トレーの周壁部には、これの内側面と収容された尿吸収材の端面との間に、前記尿吸収材把持具の先端縁部を挿入してゆくための隙間を保持するための周壁凹部が形成されているペットの糞尿処理用セット物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のペットの糞尿処理用セット物品によれば、トレーに収容された、把持時に平坦な形状を保持する板状のシート材料や、布状のシート材料からなる尿吸収材を、手で触ることなくスムーズに把持してトレーから容易に取り出すことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るペットの糞尿処理用セット物品は、例えば図1(b)に示すような薄底のトレー16に収容された尿吸収材11として、例えば図3に示すようなペット用トイレ12に用いられる尿吸収マット11を把持して、当該尿吸収マット11をトレー16から手で触ることなく速やかに取り出した後に、容易に廃棄したり交換したりできるようにするために採用されたものである。ここで、尿吸収マット11は、相当の厚さを備えることにより、周縁部を把持して持ち上げた際に(図7参照)、多少湾曲変形しても折れ曲がることなくその平坦な形状を保持する板状のシート材料である。
また、本実施形態によれば、ペット用トイレ12は、図3及び図4に示すように、上面部分が略矩形形状に開口する箱形のトイレ本体13を、多孔質部材である簀の子14によって上下に区画すると共に、簀の子14の上方の砂収容部21に多数のペレット状の排泄物処理材15を投入して敷設する一方で、簀の子14の下方において薄底の平面略矩形形状のトレー16をトイレ本体13に出し入れ可能に設けたものであり、トレー16に収容された尿吸収マット11は、上述のように、簀の子14を通過した砂収容部21からの尿を吸収する尿吸収材となっている。
そして、本実施形態のペットの糞尿処理用セット物品は、(a)及び(b)に示すように、掬い部17と、この掬い部17の一辺部から外側に突出して設けられた柄部18と、掬い部17との間にシート板11の周縁部を挟み込む押え板部20とからなる尿吸収材把持具10を用いて、トレー16内に収容された尿吸収マット11(図5参照)を取り出すためのセット物品であって、掬い部17の柄部18との接続基端部分17aとは反対側の先端縁部17dの中央部分に凸状部17eが設けられており、トレー16の底面には、当該底面と収容された尿吸収マット11の下面との間に隙間を保持するための底面凸部又は底面凹部(本実施形態では底面凸部16c)が設けられている。
また、本実施形態によれば、尿吸収マット11は、トレー16内にトレーの収容部16bと略同じ面形状で収容されており(図3、図5参照)、トレー16の周壁部16aには、これの内側面と収容された尿吸収マット11の端面との間に隙間を保持するための周壁凹部16dが、例えば周壁部16aを外側に押し拡げるようにして形成されている。
本実施形態の尿吸収材把持具10を構成する掬い部17は、例えば合成樹脂からなる平面形状が例えば幅a(図2(a)参照)が60〜120mm、長さb(図2(a)参照)が80〜160mmの略矩形状の部分であって、柄部18が突出する一辺部に沿った例えば10〜60mmの相当の幅c(図2(b)参照)の接続基端部分17aと、この接続基端部分17aと上端面を面一にして連接する掬い取り本体部17fとからなる。本実施形態によれば、接続基端部分17aは、その上面が平坦な面に形成されると共に、下面が柄部18の延設部分18aによって支持されて、この延設部分18aの両側に張り出すようにして設けられている。
また、掬い部17の掬い取り本体部17fは、接続基端部分17aの上面より例えば5〜40mm低く配置される底面部17gを備えることにより、接続基端部分17aとの接合部分に沿った後壁17hと、両側の側辺部に沿った側壁17iとで3方を囲まれる、凹状に窪んだ形状を備えるように形成されている。これによって、掬い取り本体部17fは、ペット用トイレ12の簀の子14の上方に敷設される排泄物処理材15を、投入したり取り出したり掻き混ぜたりするためのスコップとしての機能を兼ね備えている。さらに、掬い取り本体部17fの底面部17gには、縦横に整列配置された長円形状の覗き開口17jが多数開口形成されており、スコップとしての作業を行いやすいようになっている。さらにまた、底面部17gは、先端側の部分で上方に向かって湾曲する面となっており、その先端縁部17dが、接続基端部分17aの上面と面一に配置された側壁17iの上端面の延長線と略同じ高さに位置するように配設されている。
そして、本実施形態によれば、掬い部17(底面部17g)の先端縁部17dは、外方に向けて弧状に湾曲する形状を備えており、これによって当該先端縁部17dの中央部分は、滑らかに突出する凸状部17eを形成している。また、先端縁部17dと連接する両側の側辺部に沿った側壁17iには、先端縁部17dと隣接する部分の上端面を凹状に湾曲させて、湾曲天端面17kが形成されている。ここで、先端縁部17dと隣接する部分の側壁17iの上端面に湾曲天端面17kが形成されていることにより、掬い部17の先端縁部17dを尿吸収マット11の周縁部の下方に挿入した後に、側壁17iの上端面に沿って接続基端部分17aまで周縁部を案内する一連の作業を行いやすくなる。
なお、本実施形態によれば、側壁17iの接続基端部分17aの上面と面一となった部分の上端面は、当該接続基端部分17aの上面と共に、押え板部20との間に尿吸収マット11を挟み込む挟み込み面17bを形成するとと共に、当該上端面の接続基端部分17aの上面と面一となった部分は、その幅が側壁17iの厚さよりも拡幅していることにより、より安定した状態で尿吸収マット11を挟み込むことを可能にしている。ここで、側壁17iの接続基端部分17aに近い部分の上端面は、柄部18が掬い部17に接続する部分である接続基端部分17aを側壁17iの上端面よりも一段下げて設ける場合や、掬い部17の後壁17hが接続基端部分17aを兼ねている場合等においては、当該側壁17iの上端面のみによって、押え板部20との間に尿吸収マット11を挟み込む挟み込み面17bを構成することもできる。
また、本実施形態によれば、掬い部17の接続基端部分17aの柄部18が突出する一辺部に沿って、例えば2〜20mmの高さの当接リブ17lが上方に立設して設けられている。この当接リブ17lによって、掬い部17の上端面17cに沿って接続基端部分17aへ案内される尿吸収マット11の周縁部が、接続基端部分17aを越えてさらに押し込まれるのを効果的に阻止することが可能になると共に、押え板部20の下面をこの当接リブ17lに当接させることにより、掬い部17の挟み込み面17bと押え板部20の下面との間に、尿吸収マット11の周縁部を挿入するための空間を保持しておくことが可能になる。なお、当接リブ17lの高さは、把持すべき尿吸収マット11の厚さや、保持すべき空間の厚さ等を鑑みて適宜設定することができる。
シート板把持具10の柄部18は、例えば合成樹脂により掬い部17と一体成形される、例えば幅10〜50mm、厚さ3〜30mmの帯板状の部分であって、手で持ってシート板把持具10を操作し易い形状を備えている。また柄部18は、接続基端部分17aの一辺部を掬い部17の一辺部として、当該一辺部から例えば50〜150mmの長さで外側に突出していると共に、接続基端部分17aの下面に沿って掬い部17の後壁17hまで延設する延設部分18aを有しており、この延設部分18aによって接続基端部分17aを下方から強固に補強できるようになっている。さらに、柄部18には、ヒンジ接合部19が設けられており、このヒンジ接合部19を介して、押え板部20が、柄部18及び掬い部17に対して回転可能にヒンジ接合される。
シート板把持具10の押え板部20は、例えば合成樹脂成形品であって、掬い部17の接続基端部分17aを覆って重なるよう配置される、接続基端部分17aと略同じ平面形状を有する押え本体部20bと、押え本体部20bのヒンジ接合部19側に連接する略三角形状の連結部20cとからなる。押え本体部20bの先端側の部分は、上方に折れ曲がるように傾斜して上述の傾斜部20aを構成しており、この傾斜部20aによって、尿吸収マット11の周縁部を掬い部17の挟み込み面17bと押え板部20の下面との間に挿入する作業をスムーズに行うことが可能になる。また、押え本体部20bの下面から下方に突出して、係止爪20eが設けられており、この係止爪20eを尿吸収マット11の周縁部に食い込ませることにより、尿吸収マット11をより強固に把持することができるようになっている。
連結部20cには、略三角形状の先端部分の両側の側辺部から下方に突出して、接合フランジ20fが各々延設しており、これらの接合フランジ20fを介して、ヒンジ接合部19に押え板部20が回転可能に接合される。また連結部20cのヒンジ接合部19を挟んだ押え本体部20bと反対側には、張出し部20dが延設しており、この張出し部20dを介することにより、押え板部20を挟み込み面17bに対して開かせる操作を、よりスムーズに行うことが可能になる。
図1(b)及び図5に示すように、本実施形態のペットの糞尿処理用セット物品を構成するペット用トイレ12のトレー16は、ペット用トイレ12(図3,図4参照)のトイレ本体13に出し入れ可能に設けられるものであり、例えば長辺が200〜600mm、短辺が150〜300mmの平面矩形形状を備えており、例えば10〜40mmの高さの周壁16aによって囲まれる内側が、薄底の尿吸収材収容部16bとなっている。そして、トレー16の尿吸収材収容部16bの底面には、当該底面と収容された尿吸収マット11の下面との間に隙間を保持するための、例えば1〜10mmの高さの縦長の長円形状の凸部16cが、幅方向中央部分を挟んだ両側に2列に配置されて複数設けられている。
また、本実施形態によれば、尿吸収マット11は、尿吸収材収容部16bを略2等分割した矩形形状に形成されており、尿吸収材収容部16bの左右両側に、尿吸収材収容部16bと略同じ面形状に配置されて収容されている(図3,図5参照)。そして、トレー16の短辺部分の周壁16aには、これの内側面と収容された尿吸収マット11の端面との間に隙間を保持するための周壁凹部16dが、例えば周壁16aを外側に押し拡げるようにして形成されている。
さらに、本実施形態によれば、尿吸収マット11を収容したトレー16が出し入れ可能に設けられるペット用トイレ12は、上述のように、トイレ本体13を簀の子14によって上下に区画すると共に、簀の子14の上層部分の砂収容部21に排泄物処理材15を敷設する一方で、簀の子14の下層部分に尿吸収マット11を配設したものである。ここで、トイレ本体13の上層部分に敷設されるペレット状の排泄物処理材15は、例えば植物由来の素材の粉砕物及び合成樹脂を含む成形物からなり、吸水率が好ましくは1〜10%、より好ましくは1〜5%の低吸水性を備えることから、ペットが排泄する尿を素早く通過させて、多孔質部材である簀の子14を介して下層部分に落下させ、当該下層部分に配置されたトレー16内の尿吸収マット11に尿を積極的に吸収させるものである。
なお、ここでいう「吸収率」とは、25℃の水中に3秒間浸漬した被測定物の重量増加率をいい、次の式で表される。
(浸漬後の被測定物重量−浸漬前の被測定物重量)/(浸漬前の被測定物重量)×100(%)
また、尿吸収材としての尿吸収マット11は、例えば植物性繊維若しくはパルプ又は粘土鉱物系材料を含む原料を板状に成形したものであり、例えば2〜20mmの厚さを有することにより、周縁部を把持して持ち上げた際にその平坦な形状を保持するのに十分な剛性を備えると共に、その飽和吸水量が例えば2g/1g以上の優れた吸収性を備えている。これによって尿吸収マット11は、トイレ本体13の上層部分から落下する尿を効率良く吸収できるようになっている。
なお、ここでいう「飽和吸水量」とは、次に示す方法で測定される。
<飽和吸水量の測定方法>
排尿処理成形物から、厚みはそのままで縦60mm、横60mmの試験片を裁断し、該試験片を105℃に設定した乾燥器内で1時間乾燥させた後、デシケーター内に移して室温まで冷却させた。その後、DW法を実施する装置として一般的に知られている図8に示す装置(Demand Wettability Tester )を用い、図8に示す如く、ビュレット内の生理食塩水の液面を等水位にセットしたガラスフィルター上に該試験片を載せ、三方活栓を開栓して該試験片に生理食塩水を吸水させ、気泡が出なくなったときの吸水量(この吸水量は、生理食塩水の水位の低下量を示すビュレットの目盛りで測定される)を測定し、この値を試験片の重量で除した値を飽和吸水量(g/g)とした(n=3の平均値。試験片1つにつき測定は1回)。
そして、本実施形態のペットの糞尿処理用セット物品によれば、尿を吸収した尿吸収マット11を廃棄したり交換したりする際に、簡単な操作によって、トレー16内の尿吸収マット11を手で触ることなく、容易かつスムーズに把持して取り出すことができる。すなわち、本実施形態によれば、尿吸収材把持具10の掬い部17の先端縁部17dの中央部分に凸状部17eが設けられており、トレー16の尿吸収材収容部16bの底面には、当該底面と収容された尿吸収マット11の下面との間に隙間sを保持するための底面凸部16cが設けられているので、図6に示すように、この隙間sを介して、凸状部17eから開始して先端縁部17dを尿吸収マット11の下方にスムーズに挿入してゆくことが可能になる。したがって、尿吸収材把持具10によって尿吸収マット11の周縁部を掬い取り、掬い取った尿吸収マット11の周縁部を掬い部17の上端面17cに沿って接続基端部分17aに向けて案内し、図7に示すように、掬い部17の挟み込み面17bと押え板部20との間に挟み込んで尿吸収マット11を把持する作業を手で触ることなく行って、尿吸収マット11を容易かつ安定した状態で把持することが可能になる。
また、本実施形態によれば、尿吸収マット11は、尿吸収材収容部16bと略同じ面形状でトレー16内に収容されているが、トレー16の周壁16aには周壁凹部16dが形成されているので、図6に示すように、この周壁凹部16dを介して尿吸収材把持具10の掬い部17の先端縁部17dを尿吸収マット11の下方にスムーズに挿入してゆくことができ、これによって尿吸収マット11の周縁部の掬い取りをスムーズに行うことが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、尿吸収材把持具10の掬い部17の先端縁部17dの中央部分に凸状部17eが設けられているので、例えば掬い部17の先端縁部17dに成形時の歪み等によって凹凸が生じている場合でも、当該凸状部17eから開始して先端縁部17dを尿吸収マット11の下方に挿入してゆくことにより、凹凸の影響によって尿吸収マット11の周縁部を掬い難くなるのを回避することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、尿吸収材把持具によって把持されるトレーに収容された尿吸収材は、周縁部を把持して持ち上げた際に平坦な形状を保持する板状のシート材料に限定されるものではなく、その他の各種のトレーに収容された、尿を吸収する種々の布状のシートであっても良い。また、尿吸収材把持具の掬い部の先端縁部の中央部分に設けられる凸状部は、上記実施形態の形状の他、図9に示すような、突片状、櫛刃状等の種々の形状を採用することができる。さらに、尿吸収材把持具の押え板部の柄部との接続基端部分又は柄部への接合部は、必ずしもヒンジ接合部である必要もなく、単に押え板部を柄部との接続基端部分又は柄部に固定し、押え板部を指で押えて把持し、力を抜くことにより押え板部の自然な跳ね返りで尿吸収材を離すという手段でも良い。また、トレーの底面に形成される底面凸部は、図10に示すような形状或いは配置とすることもでき、底面凸部の断面形状は、矩形状、円弧状、三角形状等、種々の形状を採用することができる。さらに、図11に示すように、トレーの底面に底面凹部を形成して、シート板の下面との間に隙間を保持するようにしても良い。
(a)は本発明の一実施形態に係るペットの糞尿処理用セット物品を構成する尿吸収材把持具の斜視図、(b)はトレーの斜視図である。 (a)は尿吸収材把持具の平面図、(b)は同側面図である。 本発明の一実施形態に係るペット用トイレを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るペット用トイレを説明する斜視図である。 尿吸収材板把持具によってトレーに収容された尿吸収材を把持する状況を説明する斜視図である。 尿吸収材把持具の先端縁部を尿吸収材の下方に挿入して行く状況を説明する断面図である。 尿吸収材板把持具によって尿吸収材を把持する状況を説明する斜視図である。 排尿処理成形物の飽和吸水量の測定方法を示す概略図である。 尿吸収材把持具の掬い部の先端縁部の中央部分に設けられる凸状部の他の形状を例示する略示図である。 トレーの底面に形成される底面凸部の他の形状や配置を例示する略示図である。 トレーの底面に形成される底面凹部を例示する略示図である。
符号の説明
10 尿吸収材把持具
11 尿吸収マット(尿吸収材、板状のシート材料)
12 ペット用トイレ
16 トレー
16a 周壁
16b 尿吸収材収容部
16c 底面凸部
16d 周壁凹部
17 掬い部
17a 接続基端部分
17b 挟み込み面
17c 上端面
17d 先端縁部
17e 凸状部
17f 掬い取り本体部
17g 底面部
17h 後壁
17i 側壁
17j 覗き開口
17k 湾曲天端面
17l 当接リブ
18 柄部
18a 延設部分
19 ヒンジ接合
20 押え板部
20a 傾斜部
20b 押え本体部
20c 連結部
20d 張出し部
20e 係止爪
21 砂収容部
s トレーの底面と尿吸収材の下面との間の隙間

Claims (4)

  1. トイレ本体と、該トイレ本体に出入れ可能に設けられるトレーと、該トレーに収容される板状又は布状のシート材料からなる尿吸収材とを備えたペット用トイレと、尿吸収材把持具とからなるペットの糞尿処理用セット物品であって、
    前記尿吸収材把持具は、掬い部と、該掬い部の一辺部から外側に突出して設けられた柄部と、前記掬い部の側壁の上端面に形成された挟み込み面と、該挟み込み面との間に前記尿吸収材の周縁部を挟み込むための押え板部とからなり、且つ前記掬い部の前記柄部との接続基端部分とは反対側の先端縁部の中央部分に凸状部が設けられており、
    前記トレーの底面には、当該底面と収容された尿吸収材の下面との間に、前記尿吸収材把持具の先端縁部を挿入してゆくための隙間を保持するための底面凸部又は底面凹部が設けられており、
    前記トレーの周壁部には、これの内側面と収容された尿吸収材の端面との間に、前記尿吸収材把持具の先端縁部を挿入してゆくための隙間を保持するための周壁凹部が形成されているペットの糞尿処理用セット物品
  2. 前記尿吸収材は、前記トレー内に当該トレーの収容部と略同じ面形状で収容されている請求項1記載のペットの糞尿処理用セット物品
  3. 前記押え板部は、前記掬い部の前記柄部との接続基端部分又は前記柄部に接合されると共に、少なくとも前記接続基端部分に延設して前記掬い部の上端面に形成された挟み込み面と対向配置可能に取り付けられており、前記掬い部により掬い取った尿吸収材の周縁部を前記掬い部の上端面に沿って前記接続基端部分に案内し、当該押え板部と前記挟み込み面との間に挟み込むことにより前記尿吸収材を把持する請求項1又は2記載のペットの糞尿処理用セット物品
  4. 前記トレーは、前記トイレ本体の簀の子によって上下に区画された上方の砂収容部の下方において出し入れ可能に設けられるものであり、前記トレーに収容された尿吸収材は、前記簀の子を通過した前記砂収容部からの尿を吸収する請求項1〜3のいずれかに記載のペットの糞尿処理用セット物品
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