JP7234033B2 - 動物用トイレ - Google Patents

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Description

本発明は、動物用トイレに関する。
従来、猫等の動物(ペット)が使用するための動物用トイレが知られている。例えば、特許文献1には、上部開口を有する外容器5と、外容器5内(外容器5の上部)に着脱自在に装着され、ペットによって排泄された尿を通過させる尿透過性の仕切層3を備えた内容器6と、仕切層3を通過した尿を受ける容器であって、外容器5に収容されるトレー4と、の3部材によって構成された動物用トイレが開示されている。
特開2011-4664号公報
特許文献1の動物用トイレは、3部材によって構成されているため、トイレ全体の高さが高くなりやすく、子猫や脚の短い動物等がトイレに入り難くなるおそれがあった。さらに、3部材のそれぞれについて掃除する必要が生じたり、各部材同士の間に猫砂が詰まったりして、掃除やメンテナンスに手間がかかるという問題があった。
また、近年、子猫等の動物をケージ内で飼育する、所謂ケージ飼いが増加しており、動物用トイレがケージ内に設置される場合がある。このようなケージ飼いにおいては、ケージ内にて、動物用トイレの掃除や、トレーに配置された吸収シートの交換が可能であることが望ましい。しかしながら、従来の動物用トイレは、ケージ内のような狭い空間では掃除や吸収シートの交換等の作業が行い難く、動物用トイレを一旦ケージから外に出して作業を行う必要が生じ、ユーザー(使用者、飼育者)の負担が大きかった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、構成部材が少なく、狭い空間でも吸収シートの交換等の作業が容易な動物用トイレを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
互いに交差する前後方向と左右方向と上下方向とを備え、
尿が通過する尿通過部を備えた本体部と、
前記尿通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置されるトレーと、
を有する動物用トイレであって、
前記本体部の前記前後方向における後側の底部には、水平面に対して所定の角度をなすように斜めに切り欠かれた切り欠き部が設けられており、
前記本体部は、前記切り欠き部を接地させることによって、前記水平面に対して前記所定の角度だけ傾いた状態で自立可能である、ことを特徴とする動物用トイレである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、構成部材が少なく、狭い空間でも吸収シートの交換が容易な動物用トイレを提供することができる。
動物用トイレ1の概略斜視図である。 動物用トイレ1を上下方向、前後方向、及び左右方向のそれぞれから見たときの平面図である。 図2のA-A断面、及び、B-B断面を示す断面図である。 トレー20の概略斜視図である。 トレー20を上下方向の上側及び下側、前後方向、左右方向のそれぞれから見たときの平面図である。 シート収容部28について説明する図である。 シート収容部28の第1変形例について説明する図である。 シート収容部28の第2変形例について説明する図である。 シート収容部28の第3変形例について説明する図である。 スライド規制部30の一例について説明する図である。 本体部10を上下方向の下側から見たときの平面図である。 図12A及び図12Bは、動物用トイレ2を左右方向から見た時の状態について表す図である。 前後方向の前側から見たときの、動物用トイレ3の概略断面図である。 図14A及び図14Bは、動物用トイレ3の変形例について説明する概略断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する前後方向と左右方向と上下方向とを有し、尿が通過する尿通過部を備えた本体部と、前記尿通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置されるトレーと、有する動物用トイレであって、前記本体部の前記前後方向の一方側の下端部には、前記トレーを収容するための開口部が設けられており、前記左右方向において、前記開口部の長さは前記トレーの長さよりも長く、前記本体部に前記トレーを収容した状態で、前記本体部の底部及び前記トレーの底部が各々接地している、ことを特徴とする動物用トイレ。
このような動物用トイレによれば、本体部及びトレーの2つの部材で構成されることにより全体の高さを低く抑えることが可能であり、掃除やメンテナンスの手間を低減することができる。また、本体部を動かさずにトレーを出し入れすることができるため、トレーを前後にスライド移動可能なスペースが確保されれば、吸収体の交換を容易に行うことができる。したがって、狭い空間内でも吸収体の交換を容易に行うことができる。
また、互いに交差する前後方向と左右方向と上下方向とを備え、尿が通過する尿通過部を備えた本体部と、前記尿通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置されるトレーと、を有する動物用トイレであって、前記本体部の前記前後方向における後側の底部には、水平面に対して所定の角度をなすように斜めに切り欠かれた切り欠き部が設けられており、前記本体部は、前記切り欠き部を接地させることによって、前記水平面に対して前記所定の角度だけ傾いた状態で自立可能である、ことを特徴とする動物用トイレが明らかとなる。
このような動物用トイレによれば、本体部を斜めに傾けて自立させることによって、トレーの前後方向の前側部分を露出させることが可能となるので、トレーを前後方向に大きくスライド移動させることなく、吸収体を交換することができる。したがって、狭い空間であっても、吸収体の交換作業等を行いやすくすることができる。
また、互いに交差する前後方向と左右方向と上下方向とを備え、尿が通過する尿通過部を備えた本体部と、前記尿通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置されるトレーと、を有する動物用トイレであって、前記本体部の前記左右方向の両側の壁部には、前記左右方向の外側から内側に突出したガイド部が設けられており、前記ガイド部が前記トレーの前記左右方向における両側部と摺動可能に接触することによって、前記トレーが前記前後方向に沿ってスライド移動可能となる、ことを特徴とする動物用トイレが明らかとなる。
このような動物用トイレによれば、狭い空間内であっても、トレーを本体部に出し入れする動作において、トレーのスライド移動の方向が斜めになること等が抑制される。これにより、本体部とトレーの2部材からなる動物用トイレにおいて、トレーの出し入れをより安定して行うことができる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーの前記前後方向における長さは、前記トレーの前記左右方向における長さよりも短く、前記トレーは、前記前後方向にスライド移動することによって前記本体部に収容される、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トレーを短手方向(前後方向)に沿ってスライド移動させることにより、長手方向(左右方向)に沿ってスライド移動させる場合と比較して、トレーの移動距離を短くすることができる。したがって、トレーの収容動作に必要なスペース(空間)が小さくなり、狭い空間であっても、吸収体の交換作業等を行いやすくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、前記前後方向において対称な形状を有し、前記トレーの前記前後方向における向きを入れ替えて前記本体部に収容することが可能である、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トレーを本体部に収容する際に、前後方向の確認が不要であり、前後の入れ間違い等の問題が生じ難くなる。また、トレーの前後方向(左右方向)を入れ替えることで、使用者は吸収体に触れることなく、該吸収体の前後方向(左右方向)を入れ替えて配置することができる。したがって、吸収体の全領域が効率的に使用可能となり、吸収体の交換頻度を少なくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、前記前後方向の両側に取手部を有している、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、使用者は、トレーの前後を入れ替える動作において、使用者がトレーを持ち上げたり移動させたりする場合には、前後方向両側の取手部を掴むことにより、安定してトレーを保持することができる。
かかる動物用トイレであって、前記本体部の前記前後方向における他方側の下端部には、前記取手部を収容するための切り欠き部が設けられている、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、本体部の前後方向後側の側壁部とトレーの取手部とを干渉させることなくトレーを本体部に挿入することができる。これにより、前後方向において側壁部と取手部とを重複して配置することが可能となり、動物用トイレの前後方向における長さを短くすることができる。したがって、よりコンパクトで省スペースな動物用トイレを実現することができる。
かかる動物用トイレであって、前記上下方向において、前記尿通過部の位置が、前記取手部の位置よりも高い、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トレーを前後方向にスライド移動する際に、上下方向において取手部と尿通過部とが接触し難くなる。したがって、取手部に尿等の排泄物が付着して汚れてしまうことを抑制できる。また、取手部が本体部に引っ掛かってしまうことが抑制され、トレーの収容動作をスムーズに行うことができる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、下面部を有し、前記下面部には、前記上下方向の下側に突出し、前記前後方向に沿って直線状に延びる一対の凸部が設けられている、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、凸部が設けられていることにより、トレーの下面部と床面との接触面積が小さくなり、トレーを前後方向にスライド移動させる際に、床面との摩擦を小さくすることができる。これにより、トレーのスライド移動が滑らかになり、トレーの収容動作が容易になる。また、トレーの移動方向が、凸部が延びる前後方向に規制されやすくなり、よりスムーズなスライド移動を実現できる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、下面部と、前記下面部の四方を取り囲み前記前後方向及び前記左右方向にそれぞれ沿った側壁部と、を有し、前記トレーの前記前後方向及び前記左右方向の4隅に、前記吸収体の少なくとも一部を折り込んで収容するための収容部を有している、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、吸収体の一部(角の部分)が収容部に折り込まれ、トレーの内部に吸収体が固定されることにより、吸収体の位置ずれが生じたり、吸収体がトレーの外側にはみ出したりすることを抑制できる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、前記下面部から前記上下方向の上側に突出した板状のリブを有し、前記側壁部は、互いに交差する第1側壁部と第2側壁部とを有し、前記収容部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部と、前記リブとによって囲まれる空間である、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、第1側壁部及び第2側壁部とリブとによって囲まれる収容部に吸収体の一部を折り込む際に、吸収体がリブを起点として折り曲げられることにより、吸収体が安定して保持されやすくなる。したがって、吸収体の位置を固定しやすくすると共に、吸収体をトレーの外側にはみ出しにくくすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記リブは、前記リブの幅方向における中央部に、前記上下方向の上端部が切り欠かれた切り欠きを有している、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、吸収体を収容部内に折り込む際に、切り欠きが形成されている部分と、切り欠きが形成されていない部分とで吸収体の折れ曲がり方を異ならせることができる。これにより、吸収体の折れ曲がり方が複雑になり、収容部から吸収体が離脱し難くなる。したがって、吸収体の位置ずれをより生じ難くすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記第1側壁部の上端と、前記第2側壁部の上端とを跨ぐ天井部を有し、前記収容部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部と、前記リブと、前記天井部とによって囲まれる空間である、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、吸収体が収容部に折り込まれた際に、天井部によって、吸収体の上方への移動が制限されるため、吸収体がトレーから離脱してしまうことが抑制されやすくなる。したがって、吸収体の位置ずれをより生じ難くすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記トレーは、前記下面部を貫通して前記上下方向の上側に突出した筒状の貫通管を有し、前記収容部は、前記貫通管の内部の空間である、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、吸収体の一部が貫通管の筒の内部に押し込まれることにより、吸収体の位置が固定されやすくなり、位置ずれを生じ難くすることができる。
かかる動物用トイレであって、前記左右方向において、前記トレーの両側部の高さは、前記トレーの中央部の高さよりも高い、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、左右方向中央部における高さを低くすることで、トレーの高さをなるべく低く保ちつつ、左右方向両端部における高さを高くすることで、吸収体を固定するための空間(収容部)を大きく形成しやすくなる。これにより、動物用トイレの全体の高さを低く抑えつつ、トレーに配置された吸収シートの位置ずれを抑制し、排泄物の漏れを効果的に抑制することができる。
かかる動物用トイレであって、前記前後方向における前側の側壁部に、前記トレーの前記前後方向に沿った移動を規制する規制部を有している、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、トレーの前側側壁部が規制部と干渉することにより、トレーの前後方向の移動が抑制される。これにより、本体部にトレーが収容された後で、誤操作等によって本体部からトレーが外れてしまうことを抑制することができる。
かかる動物用トイレであって、前記本体部の底部の少なくとも一部が前記前後方向又は前記左右方向の一方側から他方側に反転した反転部を有している、ことが望ましい。
このような動物用トイレによれば、反転部が設けられていることにより、本体部の底部が、床等と接地する面積が大きくなり、接地安定性が向上する。また、本体部(側壁部)のうち反転部が設けられている部分では、左右方向(または前後方向)に対する曲げ強さが強くなるため、本体部(側壁部)が撓んだり折れ曲がったりすることを抑制することができる。
===第1実施形態===
<全体構成>
第1実施形態にかかる動物用トイレの一例として、動物用トイレ1について説明する。図1は、動物用トイレ1の概略斜視図である。また、以下の説明では、図1に示されるように、互いに直行する3方向である「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」を定義する。前後方向は、本実施形態において動物用トイレ1の短手方向に沿った方向であり、動物の出入り口(後述する入口切り欠き部18)が設けられる側を前側とする。左右方向は、動物用トイレ1の長手方向に沿った方向である。上下方向は、鉛直方向に沿った方向である。図2は、動物用トイレ1を上下方向、前後方向、及び左右方向のそれぞれから見たときの平面図(3面図)である。図3は、図2のA-A断面、及び、B-B断面を示す断面図である。
動物用トイレ1は、動物の排泄物を受ける本体部10と、本体部10に収容され、尿等を吸収する吸収シート(後述)が設置されるトレー20とを有する。
(本体部10)
本体部10は、下面部11と、下面部11の周囲を取り囲む側壁部15とを有し、上方が開口された箱状の部材であり、子猫等の動物は当該本体部10の下面部11に乗った状態で排泄を行う。本体部10の下面部11は、図3に示されるように、左右方向(及び前後方向)の外側から内側(中心側)に向かってすり鉢状に傾斜している。そして、下面部11のうち上下方向の位置が最も低くなっている部分には、動物によって排泄された尿等を上下方向の上側から下側に通過させる尿通過部12が設けられている。尿通過部12は、上下方向に貫通する複数の孔部12sを有し、排泄された尿は当該孔部12sを通過して本体部10の上方側から下方側(トレー20側)へと移動する。
動物用トイレ1を使用する際には、尿通過部12(下面部11)を覆うように猫砂等の粒状物である排泄物処理材(不図示)が設置され、子猫等の動物は当該排泄物処理材の上に排泄を行う。動物用トイレ1に用いられる排泄物処理材は、例えばゼオライトやシリカゲル等、多孔質構造を有する粒状物質であり、動物によって排泄された尿等と接触することによりアンモニア成分を吸収して消臭する効果や、シートから立ち込めるアンモニアの臭気を吸着する効果を有する。また、湿気を除去する効果を有する。なお、排泄物処理材の各粒が尿通過部12の孔部12sから下方に落ちてしまうことを抑制するために、孔部12sは尿を通過させつつ排泄物処理材は通過させない形状,大きさであることが望ましい。例えば、本実施形態の動物用トイレ1では、図2に示されるように左右方向に長いスリット状の孔部12sが複数設けられることによって尿通過部12が形成されている。
側壁部15は、前後方向における前側に配置された前側側壁部15f、前後方向における後側に配置された後側側壁部15b、左右方向における右側に配置された右側側壁部15r、左右方向における左側に配置された左側側壁部15l、を有している。
そして、側壁部15は、下面部11よりも上下方向の上側に位置する上端15uにおいて、上下方向の下側且つ前後方向(若しくは左右方向)の外側に折り返された折り返し部16を有している(図2参照)。使用者は、この折り返し部16に指を引っ掛けることで、本体部10を容易に持ち上げたり移動させたりすることができる。また、該折り返し部16が設けられていることにより、側壁部15の上端15uのエッジが上方に鋭く切り立つことが抑制される。これにより、子猫等の動物が動物用トイレ1に出入りする際に、上端15uと接触して脚や身体が傷つけられてしまうことが抑制される。
また、側壁部15は、下面部11よりも上下方向の下側に位置する下端15dにおいて、動物用トイレ1が置かれる平面(例えば、床や台)と接地している。つまり、側壁部15の下端15dは、上下方向において本体部10の最も下方に位置する部位である。以下、側壁部15の下端15dを、本体部10の「底部」とも呼ぶ。
側壁部15のうち、前側側壁部15fには、上端15uの少なくとも一部が上下方向に下側に切り欠かれた入口切り欠き部18が設けられている。前側側壁部15fは、入口切り欠き部18が設けられている領域において、上下方向における高さが他の三方の側壁部15b,15l,15rよりも低くなっている。したがって、子猫等の動物が排泄を行う際には、この入口切り欠き部18から動物用トイレ1(本体部10)の中(すなわち、尿通過部12(下面部11)の上方であって側壁部15によって囲まれた領域)に出入りしやすくなる。すなわち、入口切り欠き部18は、動物用トイレ1の出入り口として機能する部位である。
また、前側側壁部15fの下端部には、トレー20を収容するための開口部19が設けられている。開口部19の左右方向における長さ(開口幅)W19は、トレー20の左右方向における長さ(幅)W20の最大値よりも長くなっている。
(トレー20)
図4は、トレー20の概略斜視図である。なお、図4における「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」は、それぞれ図1における「前後方向」、「左右方向」、及び「上下方向」と同じ方向である。図5は、トレー20を上下方向の上側及び下側、前後方向、左右方向のそれぞれから見たときの平面図である。
トレー20は、下面部21と、下面部21の周囲を取り囲む側壁部25とを有し、排泄された尿等を吸収する吸収体(例えば、後述する吸収シート200)が設置される底の浅い平坦な箱状容器である。側壁部25は、前後方向前側の前側側壁部25fと、前後方向後側の後側側壁部25bと、左右方向右側の右側側壁部25rと、左右方向左側の左側側壁部25lとを有している。
図5に示されるように、本実施形態のトレー20は、前後方向に対称な略矩形状に形成されている。そして、前後方向の両端部、すなわち前側側壁部25f及び後側側壁部25bには、それぞれ前側取手部26f及び後側取手部26bが設けられている。本体部10にトレー20を収容する際には、当該取手部26を握って操作することで、トレー20を前後方向にスライド移動させることにより、本体部10に対してトレー20を出し入れすることができる。
下面部21の裏面側(上下方向における下側の面)には、上下方向の下側に突出する凸部27が設けられている。図5に示されるように、凸部27は、前後方向に沿った直線状に形成され、左右方向の両側に一対設けられている。そして、この凸部27の先端(上下方向における下端)が、動物用トイレ1が置かれる平面(例えば、床や台)と接地する。つまり、凸部27の先端部は、上下方向においてトレー20の最も下方に位置する部位である。以下、凸部27の先端部を、トレー20の「底部」とも呼ぶ。
また、トレー20の前後方向及び左右方向の4隅には、吸収シート200をトレー20に固定するためのシート収容部28がそれぞれ設けられている。シート収容部28については後で説明する。
トレー20の内部に設置される吸収シート200は猫等の動物が排泄した尿を吸収する液吸収性のシート部材であり、パルプ繊維や高吸収性ポリマー等の液吸収性素材によって形成される。また、吸収シート200に抗菌剤を含ませて雑菌が繁殖しないようにしたり、マイクロカプセルを含ませて、香料を発生するようにしたりしても良い。動物用トイレ1の使用時には、吸収シート200が設置された状態のトレー20が開口部19を介して本体部10に収容されることにより、吸収シート200が尿通過部12の上下方向の下方に配置される。そして、本体部10において猫等の動物によって排泄された排泄物は、尿通過部12を通過して、下方に移動(落下)し、吸収シート200によって吸収される。
本実施形態において、本体部10、及びトレー20は、それぞれポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリエチレンテレフタレート等のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂によって形成されている。但し、各部材を形成する素材はこれに限られるものではなく、例えば、他の樹脂や木材、ステンレス鋼板やアルミニウム板等の金属材、若しくは他の部材であっても良い。
<吸収シート200の交換について>
上述したように、動物用トイレ1の使用時には、吸収シート200を配置したトレー20が本体部10に収容され、吸収シート200を交換する際には本体部10に設けられた開口部19を介してトレー20が出し入れされる。
本実施形態の動物用トイレ1は、本体部10とトレー20の2部材によって構成されているため、3部材以上の部材によって構成される従来の動物用トイレと比較して、全体の高さが高くなり難い。また、動物用トイレ1を床や台等の水平面上に置いた状態において、本体部10の底部(下端15d)と、トレー20の底部(凸部27)とが、各々接地している。つまり、本体部10には、トレー20の底部を収容するための部位が設けられていない。例えば、特許文献1では、外容器の内部にトレーを収容した状態において、トレーの底部よりも下方に外容器の底部が配置されるが、動物用トイレ1では、トレー20の底部よりも下には、本体部が配置されない。したがって、その分本体部10の高さを低くすることが可能となり、動物用トイレ1の全体としての高さを低く抑えることができる。これにより、子猫や脚の短い動物でも動物用トイレ1に出入りしやすくなる。
また、吸収シート200の交換時には、本体部10に対して、トレー20を前後方向にスライド移動させることにより、簡単にトレー20を出し入れすることができる。そして、本実施形態では、トレー20の左右方向における長さW20の最大値が、開口部19の左右方向における長さW19よりも狭くなっている。したがって、トレー20の収容動作において、トレー20を前後方向に沿ってスライド移動させる際に、トレー20の左右方向両側の側壁部25が本体部10の開口部19と干渉し難い。すなわち、トレー20が開口部19に引っ掛かり難いため、本体部10にトレー20を出し入れする動作をスムーズに行うことができる。
従来の動物用トイレの多くは、3つ以上の部材(例えば、上側容器、下側容器、及びトレー)によって構成されていたため、高さが高くなりやすく、掃除やメンテナンスにも手間がかかっていた。また、部材数が多いため全体が大型化しやすく、子猫等をケージ内で飼育する際に、ケージ内に動物用トイレを設置し難かった。また、ケージ内のような狭い空間で吸収シートの交換作業を行うことが難しく、動物用トイレの全体をケージから外に取り出して吸収シートの交換をし、再度動物用トイレの全体をケージ内に戻す必要がある等、使用者の負担が大きく、ケージ飼いに適していなかった。
これに対して、本実施形態の動物用トイレ1は、2部材構成とすることにより全体の高さを低く抑えることが可能であり、掃除やメンテナンスの手間を低減することができる。また、吸収シート200の交換作業を行う際には、本体部10を動かさずにトレー20を出し入れすることが可能である。すなわち、トレー20を前後にスライド移動可能なスペースが確保されれば、吸収シート200の交換を容易に行うことができる。したがって、狭い空間内で吸収シート200の交換や掃除等を行いやすく、子猫等をケージ内で飼育するような場合に好適である。
また、本実施形態の動物用トイレ1では、図2及び図5に示されるように、本体部10及びトレー20の前後方向における長さよりも、左右方向における長さの方が長くなっている。したがって、本体部10にトレー20を出し入れするときには、トレー20を短手方向(前後方向)に沿ってスライド移動させることとなり、長手方向(左右方向)に沿ってスライド移動させる場合と比較して、トレー20の移動距離を短くすることができる。これにより、トレー20を出し入れするために必要なスペース(空間)が小さくなり、ケージ内のような狭い空間であっても、トレー20が出し入れしやすく、吸収シート200の交換等の作業がより行いやすくなる。
また、トレー20は、前後方向において対称な形状を有しており、前後方向の向きを入れ替えて本体部10に収容することが可能である。すなわち、トレー20を本体部20に収容する際に、前後方向の確認が不要であり、前後の入れ間違い等の問題も生じ難くなる。したがって、使用者は、トレー20の前後方向(どちらが前側でどちらが後側か)について気にすることなく、本体部10にトレー20を収容させることができるため、ストレスなくトレー20の収容作業を行うことができる。
さらに、トレー20の前後方向を入れ替えて使用可能であることにより、吸収シート200を効率的に使用しやすくなる。一般に、猫等の動物は、動物用トイレで排泄を行う際に、トイレの決まった位置で排泄を行う習性がある。例えば、左右方向の右側の領域に排泄を行う習性のある猫の場合、吸収シート200の右側の領域で集中的に尿等の吸収が行われることにより、該吸収シート200の右側の領域だけが早めに吸収限界に達しやすい。このような場合、吸収シート200の配置を左右入れ替えて、左側に配置されていた領域を右側に配置しなおすことにより、吸収シート200の全領域をまんべんなく使用することが可能となる。
具体的には、トレー20を本体部10から引き出した後、吸収シート200が配置されたトレー20の前後方向(すなわち、左右方向)を入れ替えて、そのまま本体体部10に再度収容させる。このようにすれば、使用者は吸収シート200に触れることなく吸収シート200(トレー20)の向きを変更し、吸収シート200を効率よく使用することが可能となり、吸収シート200の交換頻度を少なくすることができる。動物用トイレに用いられる吸収シートは、1週間以上連続して使用されることが一般的であるところ、吸収シート200の向きを入れ替えるだけで交換頻度を少なくできることにより、使用者の負担をより低減することができる。
なお、本実施形態では、トレー20の前後方向の両側に取手部26f,26bが設けられている。したがって、使用者は、トレー20の前後を入れ替える動作において、前後に設けられた取手部26f,26bのいずれかを掴んでトレー20の出し入れをすることが可能である。これにより、ケージ内のような狭い空間であっても、良好な操作性を維持することができる。また、使用者がトレー20を持ち上げたり移動させたりする必要がある場合には、前後方向両側の取手部26f,26bをそれぞれの手で掴むことにより、安定してトレー20を保持することができる。
また、本体部10の後側側壁部15bには、左右方向の中央部において、上下方向の下端から所定の高さの領域が切り欠かれた後側切り欠き部15bcが設けられている(図3参照)。後側切り欠き部15bcは、本体部10にトレー20を収容した状態において、トレー20の後側に設けられた取手部26と、本体部10の後側側壁部15bとが干渉することを抑制するために設けられている。言い換えると、後側切り欠き部15bcは、トレー20の取手部26を収容するために設けられている。
仮に、後側側壁部15bに後側切り欠き部15bcが設けられていなかった場合、トレー20を本体部10に収容する際に、後側の取手部26が後側側壁部15bに引っ掛かってしまい、トレー20を本体部10の奥(前後方向の後側)まで挿入することができなくなる。もしくは、本体部10前後方向の長さが長くなり、ケージなどの省スペース利用には不適な形状となってしまう。これに対して、本実施形態では、図3のA-A断面に示されるように、後側切り欠き部15bcが設けられていることにより、取手部26を後側側壁部15bと干渉させることなくトレー20を本体部10の前後方向の奥(後側)まで挿入することができる。したがって、後側側壁部15bと取手部26とを前後方向に重複した位置に配置することができるようになるため、動物用トイレ1(本体部10)の前後方向における長さを短くすることが可能となる。これにより、コンパクトで省スペースな動物用トイレ1を実現することができる。
また、トレー20は、下面部21の裏面側に設けられた凸部27によって接地している。図5に示されるように、凸部27は前後方向に沿った直線状に形成されている。この凸部27は、左右方向における幅が狭く床面等との接触面積が小さいため、トレー20を前後方向にスライド移動させる際に、凸部27と床面との摩擦を小さくすることができる。これにより、トレー20の前後方向へのスライド移動が滑らかになり、使用者は、小さな力で本体部10に対してトレー20を出し入れすることができる。また、凸部27がスケートの刃のように機能することにより、トレー20の移動方向は、凸部27が延びる方向に規制されやすくなる。すなわち、トレー20が前後方向に沿って移動しやすくなり、よりスムーズなスライド移動を実現しやすくなる。但し、凸部27は、トレー20の必須の構成ではなく、下面部21に凸部27が設けられていない構成であっても良い。
また、動物用トイレ1において、トレー20の内側に配置される吸収シート200は、排泄物の漏れを抑制するために、トレー20の下面部21よりも若干広い面積を有するものが使用される場合が多い。そして、下面部21よりも面積が大きい吸収シート200を使用する場合、トレー20の内部で吸収シート200の位置ずれが生じたり、吸収シート200がトレー20の外側にはみ出したりしないように、吸収シート200をトレー20の内部にてしっかりと固定する必要がある。本実施形態では、トレー20の前後方向及び左右方向の4隅(右前側、左前側、右後側、左後側)に、矩形状の吸収シート200の角の部分を収容してトレー20の内部に吸収シート200を固定するためのシート収容部28が設けられている。
図6は、シート収容部28について説明する図である。図6Aは、図5の領域Kの部分(左後側の隅)について表した斜視図であり、図6Bは、図5のL-L断面について表した概略断面図である。図6Aの例では、トレー20の下面部21から上側に突出した板状のリブ281と、トレー20の側壁部25のうち互いに交差する後側側壁部25b(「第1側壁部」に相当)及び左側側壁部25l(「第2側壁部」に相当)と、下面21とで囲まれた空間によってシート収容部28が形成されている。
そして、吸収シート200をトレー20に設置する際には、図6Bのように吸収シート200の左後側の角の部分が、シート収容部28に折り込まれる。同様にして、他の3隅(左前側、右後側、右前側)についても、リブ281と側壁部25(第1側壁部及び第2側壁部)とによって囲まれる空間であるシート収容部28に、吸収シート200の角の部分が折り込まれる。このとき、上下方向の上側に突出したリブ281を起点として吸収シート200が折り曲げられることにより、当該吸収シート200が安定して保持されやすくなる。このようにして、吸収シート200の位置を固定しつつ、吸収シート200がトレー20の外側にはみ出さないように配置することができる。なお、リブ281は側壁部25と接していても良いし、離れていても良い。すなわち、リブ281が側壁部25と一体的に形成されていても良いし、側壁部25とは独立して形成されていても良い。
図7は、シート収容部28の第1変形例について説明する図である。図7A及び図7Bは、それぞれ図6A及び図6Bに対応している。第1変形例では、トレー20の下面部21から上側に突出した板状のリブ282が設けられており、さらに、図7Aに示されるように、リブ282の幅方向における中央部において、上下方向の上端部がV字型に切り欠かれた切り欠き282cを有している。その他の構成は、図6で説明したシート収容部28と略同様である。すなわち、リブ282と、後側側壁部25bと、左側側壁部25lとで囲まれた空間によってシート収容部28が形成されている。なお、リブ282は側壁部25と接していても良いし、離れていても良い。
第1変形例では、シート収容部28に吸収シート200を折り込む際に、切り欠き282cが形成されている部分と、切り欠き282cが形成されていない部分とで吸収シート200の折れ曲がり方が異なる。具体的に、切り欠き282cが設けられている部分では、図7Bのように吸収シート200が小さく折れ曲がり、切り欠き282cが設けられていない部分では、図6Bと同様に吸収シート200が大きく折れ曲がる。これにより、吸収シート200の折れ曲がり方が複雑になり、リブ282と側壁部25とによって囲まれる空間であるシート収容部28から吸収シート200が離脱し難くなる。すなわち、吸収シート200が固定されやすくなり、位置ずれをより生じ難くすることができる。
図8は、シート収容部28の第2変形例について説明する図である。図8A及び図8Bは、それぞれ図6A及び図6Bに対応している。第2変形例では、図6で説明したのと同様にトレー20の下面部21から上側に突出した板状のリブ283が設けられており、さらに、リブ283と側壁部25とによって囲まれる空間の一部を覆うように天井部284が設けられている。図8Aの例では、天井部284が、トレー20の後側側壁部25b(第1側壁部)の上端と左側側壁部25l(第2側壁部)の上端とを跨ぐように配置され、リブ283と側壁部25と天井部284によって囲まれる空間がシート収容部28となる。なお、リブ283は側壁部25と接していても良いし、離れていても良い。また、リブ283が設けられず、天井部284のみが設けられるのであっても良い。
このような空間であるシート収容部28に吸収シート200が折り込まれた場合、天井部284によって、吸収シート200の上方への移動が制限されるため、吸収シート200がトレー20から離脱してしまうことが抑制されやすくなる。したがって、吸収シート200が固定されやすくなり、位置ずれをより生じ難くすることができる。
図9は、シート収容部28の第3変形例について説明する図である。図9A及び図9Bは、それぞれ図6A及び図6Bに対応している。第3変形例では、図9Aに示されるように、トレー20の下面部21を貫通して上下方向の上側に突出した筒状の貫通管285が設けられている。そして、この貫通管285の内部にシート収容部28が形成される。なお、第3変形例におけるシート収容部28(貫通管285)の突出高さh285は、少なくともトレー20の肉厚(例えば、下面部21の厚さt21)よりも大きい(長い)ものとする。
第3変形例でトレー20に吸収シート200を設置する際には、図9Bのように、吸収シート200の角の部分が貫通管285の筒の内部に押し込まれる。これにより、吸収シート200の位置が固定されやすくなり、位置ずれを生じ難くすることができる。なお、貫通管285の突出高さh285をトレー20の肉厚t21よりも大きくすることにより、吸収シート200が貫通管285の筒内から抜けてしまうことや、吸収シート200が貫通管285よりも下側(トレー20の下面部21よりも下側)にはみ出してしまうことを抑制しやすくすることができる。
また、トレー20は、左右方向(トレー20の長手方向)において、両側部の高さが、中央部の高さよりも高くなっていることが望ましい。図5では、トレー20を前後方向から見たときに、左右方向両端部における高さh25sが、左右方向中央部における高さh25cよりも高くなっている(h25s>h25c)。動物用トイレ1は、子猫や背の低い動物が使用することを想定していることから、全体の高さをなるべく低くする必要がある。そのため、トレー20の高さもなるべく低くすることが望ましく、左右方向中央部における高さh25cを低くしている。一方、トレー20の左右方向両端部では、上述の様にシート収容部28を設けて吸収シート200を固定する必要があることから、ある程度の大きさの空間を形成することができるように、高さh25sが高さh25cよりも高くなるようにしている。これにより、動物用トイレ1の全体の高さを低く抑えつつ、トレー20に配置された吸収シート200の位置ずれを抑制し、排泄物の漏れを効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態ではトレー20の内部についても、左右方向両端部における高さが、左右方向中央部における高さよりも高くなっている。すなわち、トレー20の左右方向両端部には、下面部21から上方に突出するリブ281等が設けられているため、下面部21よりも高さが高くなっている。したがって、トレー20の内部に吸収シート200を配置した場合、左右方向両端部における吸収シート200の高さは、左右方向中央部における吸収シート200の高さよりも高くなる。これにより、吸収シート200によって吸収された尿等が、左右方向の両端部から中央部に移動しやすくなり、尿等がトレー20の外側に漏れることを抑制しやすくなる。
また、トレー20を本体部10に収容した状態において、本体部10の下面部11の上下方向における最も低い位置が、トレー20の取手部26の上下方向における最も高い位置よりも上側にある。つまり、上下方向において、尿通過部12の高さが、取手部26の高さよりも高くなっている。図3のA-A断面図では、尿通過部12の上下方向における高さh12が、取手部26の上下方向における高さh26よりも高くなっている(h12>高さh26)。
このような構成であれば、トレー20を前後方向にスライド移動する際に、上下方向において取手部26と尿通過部12(本体部10)とが接触し難くなる。したがって、トレー20の収容動作において、取手部26に尿等の排泄物が付着して汚れてしまうことを抑制できる。また、トレー20をスライド移動させる際に、取手部26が尿通過部12(本体部10)に引っ掛かってしまうことが抑制され、トレー20の収容動作をスムーズに行うことができる。なお、本実施形態において、取手部26の高さh26は、トレー20の左右方向中央部における高さh25cとほぼ同じ高さとなっている(図5参照)。したがって、動物用トイレ1では、トレー20の収容動作において、トレー20の側壁部25f,25bも尿通過部12と接触し難い。すなわち、トレー20の全体が尿通過部12と接触し難くなっている。
また、トレー20を本体部10に収容した後で、誤操作等によってトレー20が本体部10から外れてしまうことを抑制するために、本体部10の前側側壁部15fに、トレー20の前後方向の移動を規制するスライド規制部30が設けられていても良い。図10は、スライド規制部30の一例について説明する図である。図10の例では、前側側壁部15fの開口部19の端縁部に沿って板状のスライド規制部30(図10において斜線部で表示されている)が設けられている。そして、少なくとも一部の領域においてスライド規制部30の高さh30が、トレー20の左右方向中央部における高さh25cよりも低くなっている。すなわち、上下方向において、トレー20(前側側壁部25f)の少なくとも一部と重複するように、スライド規制部30が設けられている。なお、図10ではスライド規制部30が前側側壁部15fとは別体の部材として設けられているが、スライド規制部30と前側側壁部15fとが同一の部材であっても良い。すなわち、前側側壁部15fの一部がスライド規制部30を構成するのであっても良い。
このような構成であれば、トレー20を前後方向にスライド移動させる際に、トレー20の前側側壁部25fがスライド規制部30と干渉し、トレー20の前後方向の移動が抑制される。したがって、本体部10に収容されたトレー20が、誤操作等によって本体部10から外れてしまうことを抑制することができる。なお、本体部10にスライド規制部30が設けられている場合には、トレー20の収容動作時において、使用者は本体部10の前側を少しだけ上方に持ち上げて、トレー20とスライド規制部30とが干渉しない状態でトレー20をスライド移動させるようにすると良い。
また、本体部10において、側壁部15の下端15d(すなわち本体部10の底部)が前後方向の一方側から他方側へ、若しくは、左右方向の一方側から他方側へ反転した反転部17が設けられている。図11は、本体部10を上下方向の下側から見たときの平面図である。同図11の部分拡大図に示されるように、本実施形態では、左右の側壁部15l,15rの前後方向の前側端部において、該側壁部15l,15rの底部が、前後方向の前側から後側に反転した反転部17が設けられている。反転部17が設けられていることにより、側壁部15l,15rの底部が、左右方向において床等の平面と接地する面積が大きくなり、側壁部15l,15rの接地安定性が向上する。また、反転部17が設けられている部分において側壁部15l,15r自体の左右方向に対する曲げ強さが強くなるため、側壁部15l,15rが撓んだり折れ曲がったりすることを抑制することができる。
なお、図11では、左右の側壁部15l,15rの前側端部に反転部17が設けられている例について説明したが、側壁部15の他の部分に反転部17が設けられていても良い。例えば、後側側壁部15bのうち後側切り欠き部15bcとの境界部において、後側側壁部15bの一部が左右方向の一方側から他方側に反転することによって反転部17が形成されていても良い。
===第2実施形態===
第2実施形態では、本体部10の前後方向の後端部、且つ、上下方向の下端部において、側壁部15の一部が切り欠かれた動物用トイレ2について説明する。
図12A及び図12Bは、動物用トイレ2を左右方向から見たときの状態について表す図である。動物用トイレ2は、本体部10の底部が、床等の水平面に対して所定の角度をなすように斜めに切り欠かれた切り欠き部40を有する。動物用トイレ2で、本体部10に切り欠き部40が形成されている以外の構成については、第1実施形態の動物用トイレ1の構成とほぼ同様であるため、説明を省略する。
図12Aに示されるように、動物用トイレ2において、本体部10の側壁部15(左右の側壁部15l,15r、及び後側側壁部15b)には、前後方向の後端部、且つ、上下方向の下端部にて、水平面と所定の角度θ40をなすように切り欠かれた切り欠き部40が形成されている。なお、水平面と切り欠き部40とがなす角度とは、水平方向と、切り欠き部40の傾斜方向とが交差することによって形成される角度のうち、小さい方の角度(つまり、90度よりも小さい角度)のことを言う。
動物用トイレ2の本体部10は、切り欠き部40を接地させることにより、図12Bのように、斜めに自立させることが可能である。具体的には、本体部10の前後方向が水平面に対して角度θ40だけ傾いた状態で、本体部10を自立させることができる。このような動物用トイレ2を使用すれば、子猫等の動物をケージ内で飼育する場合であっても、当該ケージ内で吸収シート200の交換作業等を行う際に、トレー20をスライド移動させる距離を短くすることができる。例えば、本体部10を図12Bのように斜め(図12Bにおいては、時計回りに回転させる方向)に傾けて自立させることによって、トレー20の前後方向の前側部分が露出するため、トレー20を前後方向に大きくスライド移動させなくても、吸収シート200を容易に交換することが可能となる。したがって、ケージ内のような狭い空間であっても、吸収シート200の交換作業等を行いやすくすることができる。
===第3実施形態===
第3実施形態では、本体部10の左右方向両側の側壁部15r,15lの下端部に、トレー20の前後方向のスライド移動をガイドするガイド部50が設けられた動物用トイレ3について説明する。
図13は、前後方向の前側から見たときの、動物用トイレ3の概略断面図である。動物用トイレ3では、側壁部15r,15lの下端部において、左右方向の外側から内側に突出した一対のガイド部50r,50lが設けられている。ガイド部50の左右方向における内側端50re,50leは、前後方向に沿った直線状に構成されており、本体部10にトレー20を収容する際に、トレー20の左右方向両側の側壁部25r,25lの外側の面に対して摺動可能に接触する(なお、図13では、説明のため、内側端50re,50leと側壁部25r,25lとが接触していない)。
したがって、本体部10にトレー20を収容する際には、トレー20の側壁部25r,25lが、一対のガイド部50r,50lの内側端50re,50leによって挟まれた状態となり、トレー20は、内側端50re,50leによってガイドされるように、前後方向にスライド移動することが可能となる。すなわち、ケージ内のような狭い空間内で、トレー20を本体部10に出し入れする動作において、トレー20のスライド方向が斜めになって、主にトレー20の後側部が本体部10に引っかかってしまうこと等が抑制される。これにより、本体部10とトレー20の2部材からなる動物用トイレ3において、トレー20の出し入れをより安定して行うことができるようになる。
また、動物用トイレ3において、トレー20の形状を以下のように変更しても良い。図14A及び図14Bは、動物用トイレ3の変形例について説明する概略断面図である。
図14Aの例では、トレー20の側壁部25r,25lの上端部に、ガイド受け部55r,55lが形成されている。ガイド受け部55r,55lは、それぞれ側壁部25r,25lの上端から左右方向の外側に突出するように設けられた部位である。本体部10にトレー20を収容する際には、トレー20のガイド受け部55r,55lの下面が、本体部10のガイド部50r,50lの上面に対してそれぞれ摺動可能に接触する。本変形例では、トレー20は、ガイド部50r,50lによって上下方向に支持された状態で、前後方向へのスライド移動が可能となる。これにより、トレー20のスライド移動をより安定して行うことができるようになる。
一方、図14Bの例では、トレー20の側壁部25r,25lの左右方向の外側の面に、ガイド部50r,50lの形状に応じた溝部56r,56lが設けられている。同図14Bに示されるように、溝部56r,56lにガイド部50r,50lがそれぞれ緩く嵌ることにより、トレー20をガイド部50r,50lに沿ってスライド移動させやすくなる。また、本変形例では、溝部56r,56l及びガイド部50r,50lによって、トレー20の前後方向の動きが規制されるため、トレー20のスライド移動をより安定して行うことができるようになる。
なお、図14Aや図14Bの例では、ガイド部50r,50lによって、少なくともトレー20が上下方向の下側から上側に支持された状態となるため、動物用トイレ3が置かれる平面(例えば、床や台)に対して、トレー20の底部が接地していなくても良い。すなわち、トレー20を平面から浮かせた状態でスライド移動させることが可能となるため、トレー20をスライド移動させる際に生じる摩擦力が低減し、トレー20の出し入れを行いやすくすることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、本体部10の下面部11に猫砂などの粒状物たる排泄物処理材を設置する例について説明されていたが、何等これに限られず、他の粒状物が設置されていても良い。また、粒状物が設置されていなくても良い。
1 動物用トイレ(第1実施形態)、
2 動物用トイレ(第2実施形態)、
3 動物用トイレ(第3実施形態)、
10 本体部、
11 下面部、
12 尿通過部、12s 孔部、
15 側壁部、15u 上端、15d 下端(底部)、
15f 前側側壁部、15b 後側側壁部、15bc 後側切り欠き部、
15r 右側側壁部、15l 左側側壁部、
16 折り返し部、17 反転部、
18 入口切り欠き部、19 開口部、
20 トレー、
21 下面部、
25 側壁部、
25f 前側側壁部、25b 後側側壁部、25r 右側側壁部、25l 左側側壁部、
26 取手部、27 凸部、
28 シート収容部、
281 リブ、
282 リブ、282c 切り欠き、
283 リブ、284 天井部、
285 貫通管、
30 スライド規制部、
40 切り欠き部、
50 ガイド部、55 ガイド受け部、56 溝部、
200 吸収シート

Claims (13)

  1. 互いに交差する前後方向と左右方向と上下方向とを備え、
    尿が通過する尿通過部を備えた本体部と、
    前記尿通過部を通過した尿を吸収する吸収体が設置されるトレーと、
    を有する動物用トイレであって、
    前記本体部の前記前後方向における後側の底部には、水平面に対して所定の角度をなすように斜めに切り欠かれた切り欠き部が設けられており、
    前記本体部は、前記切り欠き部を接地させることによって、前記水平面に対して前記所定の角度だけ傾いた状態で自立可能である、ことを特徴とする動物用トイレ。
  2. 請求項1に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーの前記前後方向における長さは、
    前記トレーの前記左右方向における長さよりも短く、
    前記トレーは、前記前後方向にスライド移動することによって前記本体部に収容される、ことを特徴とする動物用トイレ。
  3. 請求項1または2に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、前記前後方向において対称な形状を有し、
    前記トレーの前記前後方向における向きを入れ替えて前記本体部に収容することが可能である、ことを特徴とする動物用トイレ。
  4. 請求項3に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、前記前後方向の両側に取手部を有している、ことを特徴とする動物用トイレ。
  5. 請求項4に記載の動物用トイレであって、
    前記本体部の前記前後方向における他方側の下端部には、前記取手部を収容するための切り欠き部が設けられている、ことを特徴とする動物用トイレ。
  6. 請求項4または5に記載の動物用トイレであって、
    前記上下方向において、前記尿通過部の位置が、前記取手部の位置よりも高い、ことを特徴とする動物用トイレ。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、下面部を有し、
    前記下面部には、前記上下方向の下側に突出し、前記前後方向に沿って直線状に延びる一対の凸部が設けられている、ことを特徴とする動物用トイレ。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、下面部と、前記下面部の四方を取り囲み前記前後方向及び前記左右方向にそれぞれ沿った側壁部と、を有し、
    前記トレーの前記前後方向及び前記左右方向の4隅に、前記吸収体の少なくとも一部を折り込んで収容するための収容部を有している、ことを特徴とする動物用トイレ。
  9. 請求項8に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、前記下面部から前記上下方向の上側に突出した板状のリブを有し、
    前記側壁部は、互いに交差する第1側壁部と第2側壁部とを有し、
    前記収容部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部と、前記リブとによって囲まれる空間である、ことを特徴とする動物用トイレ。
  10. 請求項9に記載の動物用トイレであって、
    前記リブは、前記リブの幅方向における中央部に、前記上下方向の上端部が切り欠かれた切り欠きを有している、ことを特徴とする動物用トイレ。
  11. 請求項9または10に記載の動物用トイレであって、
    前記第1側壁部の上端と、前記第2側壁部の上端とを跨ぐ天井部を有し、
    前記収容部は、前記第1側壁部と、前記第2側壁部と、前記リブと、前記天井部とによって囲まれる空間である、ことを特徴とする動物用トイレ。
  12. 請求項8に記載の動物用トイレであって、
    前記トレーは、前記下面部を貫通して前記上下方向の上側に突出した筒状の貫通管を有し、
    前記収容部は、前記貫通管の内部の空間である、ことを特徴とする動物用トイレ。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記左右方向において、前記トレーの両側部の高さは、前記トレーの中央部の高さよりも高い、ことを特徴とする動物用トイレ。
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