JP6389778B2 - 動物用トイレ - Google Patents

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Description

本発明は、動物用トイレに関する。
従来、動物用トイレとして、特許文献1に示すように、室内で飼育される猫等の動物が使用するものが知られている。この動物用トイレは、動物が出入りするための開口及び尿が通過する液通過性の底面部を有する上部容器と、底面部を通過した尿を吸収する吸液シートを配置する配置容器を収容する収容部を有する下部容器と、動物の出入り方向を規制するためのカバーとを備えている。上部容器の底面部における尿通過領域には、粒状物が撒設される。
カバーは、略矩形状の周縁枠の三方に壁体が立設されると共に、残り一方に動物の出入り口を有する平面視略コ字状箱体であり、上部容器に着脱自在に取り付けられる。周縁枠は、上部容器の上端周縁と略同じ大きさであり、その側部には上部容器の上端部に嵌合するための嵌合爪が内側に突出して形成されている。
特開2009−11181号公報
特許文献1に記載された動物用トイレでは、カバー側に設けられた内側に突出する嵌合爪を上部容器の上端部に引っ掛けることによってカバーと上部容器との嵌合を行うため、カバーと上部容器との嵌合状態の確認が外部からしづらかった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、外部から嵌合状態を確認しやすい動物用トイレを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、前後方向、左右方向、及び高さ方向を備え、動物が出入りするための開口部を備えたカバーと、尿が通過する複数の穴が設けられた上容器と、下容器とを有し、前記上容器の縁部は、前記下容器の縁部上に位置し、前記カバーの縁部は、前記上容器の前記縁部よりも外側に位置し、前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記カバーの前記縁部に穴が設けられており、前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記下容器に、前記穴に挿入される突部が設けられており、前記左右方向において、前記突部は、前記上容器よりも外側に突出していることを特徴とする動物用トイレである。本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、外部から嵌合状態を確認しやすくなる。
本発明の実施形態に係る動物用トイレの一構成例を示す斜視図である。 動物用トイレの分解説明図である。 図3Aは図1のIIIA−IIIA線断面図であり、図3Bは図3AのIIIB部拡大図である。 カバーと下容器との嵌合部分周辺の拡大図であり、図4Aはカバーと下容器との嵌合前の状態を示し、図4Bはカバーと下容器との嵌合後の状態を示している。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
前後方向、左右方向、及び高さ方向を備え、動物が出入りするための開口部を備えたカバーと、尿が通過する複数の穴が設けられた上容器と、下容器とを有し、前記上容器の縁部は、前記下容器の縁部上に位置し、前記カバーの縁部は、前記上容器の前記縁部よりも外側に位置し、前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記カバーの前記縁部に穴が設けられており、前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記下容器に、前記穴に挿入される突部が設けられており、前記左右方向において、前記突部は、前記上容器よりも外側に突出している動物用トイレが明らかとなる。これにより、前記カバーと前記下容器との嵌合状態が外部から視認することが容易になる。
かかる動物用トイレであって、前記前後方向における、前記突部の設けられている位置において、前記上容器の前記左右方向の長さが、前記下容器の前記左右方向の長さよりも小さいことが望ましい。これにより、前記カバーを取り外す際に前記カバーの前記縁部が前記上容器の前記縁部に引っ掛かってしまうことを抑制できる。
かかる動物用トイレであって、前記前後方向における、前記突部の設けられている位置において、前記上容器の前記縁部に切り欠き部が設けられていることが望ましい。これにより、前記切り欠き部に指等を掛けることが可能となるため、前記上容器を前記下容器から取り外しやすくなる。
かかる動物用トイレであって、前記左右方向において、前記突部は、前記下容器の前記縁部から外側に突出していることが望ましい。これにより、前記カバーを組み付ける際に前記突部の位置を確認することが容易になると共に、前記カバーと前記下容器との嵌合状態の視認もよりしやすくなる。
かかる動物用トイレであって、前記突部の断面形状は、楕円であり、前記楕円の前記前後方向の大きさは、前記楕円の前記高さ方向の大きさよりも大きいことが望ましい。これにより、嵌合部分を持って上方向に持ち上げる際に、力がもっとも集中する前記突部の前記前後方向の領域が増えるため、前記穴から前記突部が外れてしまうことを抑制することができる。
かかる動物用トイレであって、前記楕円の上部の曲率は、前記楕円の下部の曲率よりも大きいことが望ましい。これにより、前記楕円の前記下部において前記カバーとの接触領域が広くなり、嵌合部分を持って上方向に持ち上げた際にかかる力を均一に受けることができる。
かかる動物用トイレであって、前記穴は、切り欠きと繋がっていることが望ましい。これにより、前記穴に前記突部を挿入する際において前記穴が撓みやすくなるため、前記突部を前記穴に挿入しやすい。
かかる動物用トイレであって、前記切り欠きは、前記穴の上部に設けられ、前記切り欠きの上端は、前記上容器の前記縁部よりも下方に位置することが望ましい。これにより、前記カバーと前記下容器とを嵌合した状態において左右方向に前記一対の切り欠きを見た場合に、前記一対の切り欠きを介して前記上容器が見えることがないため、前記穴と前記突部との嵌合状態がより分かりやすくなる。
かかる動物用トイレであって、前記穴に、前記突部が挿入された状態において、前記突部の輪郭が動物の顔の輪郭を表し、一対の前記切り欠きが、前記動物の耳を表すことが望ましい。これにより、前記穴と前記突部との嵌合状態を動物の形状によって視認することができるため、前記カバーと前記下容器との嵌合状態の確認がより容易になる。
===実施形態===
本発明の実施形態にかかる動物用トイレは、例えば室内で飼われる猫等の動物が使用するものである。本明細書中における「動物」とは、猫、犬、ウサギ、ハムスター等のいわゆるペットやトラ、ライオンの赤ちゃん等も含む。
例えば、動物が猫である場合における動物用トイレの使用方法としては次の通りである。猫が動物用トイレ内に入り、例えば猫砂やサンド等と呼ばれる排泄物処理材の上から排尿や排便をする。その後、猫は排泄物処理材を足でかいて排泄物を隠す。飼い主等は、排泄物で汚れた部分の排泄物処理材を排泄物と共に動物用トイレ内から取り除き、取り除いた分だけ新しい排泄物処理材を補充する。
<動物用トイレ1の全体構成>
動物用トイレ1の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る動物用トイレ1の一構成例を示す斜視図である。図2は、動物用トイレ1の分解説明図である。
動物用トイレ1は、例えば室内の床等の上に設置されて使用されるものであり、前後方向、左右方向、及び高さ方向を備える。本実施形態では、動物用トイレ1は、前後方向に長手方向を有し、左右方向に短手方向を有する。なお、前後方向、左右方向、及び高さ方向は、互いに直交する方向である。以下の説明において、高さ方向のうち動物用トイレ1の設置面側を下方向とし、その反対側を上方向とする。
動物用トイレ1は、上容器2、トレイ3、カバー4、及び下容器5の4つの部材から構成されている。上容器2、トレイ3、カバー4、及び下容器5は、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂を成形加工してなる。
動物用トイレ1の組み付け方法は次の通りである。図2に示すように、下容器5の上方から上容器2を組み付ける。そして、上容器2が組み付けられた下容器5に対して上容器2の上方からカバー4を組み付ける。トレイ3は、下容器5に対して前後方向にスライド可能であり、下容器5内に収容される。以下の説明において、前後方向のうちトレイ3を下容器5内に収容する方向を後方向とし、トレイ3を下容器5内から引き出す方向を前方向とする。
上容器2は、上方が開口した箱状の部材であり、尿が通過する複数の穴210が設けられた底面22と、底面22の周縁から上方に向かって立設した側壁部23と、側壁部23の上方端を下方に向かって折り返して形成された縁部24とを有している。複数の穴210は尿通過部21を構成し、当該尿通過部21上には排泄物処理材が設置される。
図2に示すように、縁部24には、前後方向の中央かつ左右方向に対向する位置に、切り欠き部240がそれぞれ形成されている。これにより、飼い主等が切り欠き部240に指を掛けることが可能となるため、上容器2を下容器5に組み付けたり、上容器2を下容器5から取り外したりしやすくなり作業性が向上する。なお、上容器2において、必ずしも切り欠き部240が形成されている必要はない。図2では、2つの切り欠き部240のうち一方の切り欠き部240のみを示している。
トレイ3は、高さ方向(上下方向)の厚さが薄く形成された部材であり、上方が開口した吸収体設置部31と、下容器5から出し入れするための取っ手32とを有している。排泄物処理材の上から排泄された尿は、上容器2の複数の穴210(尿通過部21)を通過して、尿通過部21よりも下方に設けられた吸収体設置部31に設置された吸収体に吸収される。吸収体は、例えば高分子吸収材を含有した吸収シートである。
取っ手32は、図2に示すように、前後方向の両端にそれぞれ形成されており、トレイ3を前後逆さまにして使用することも可能である。なお、図2において吸収体設置部31を破線で示している。
カバー4は、動物が出入りするための開口部41と、開口部41の左右方向の両側にそれぞれ設けられた側壁部42と、開口部41の前方に設けられた前方壁部43と、開口部41の後方に設けられた後方壁部44と、側壁部42、前方壁部43、及び後方壁部44の下端に設けられた縁部45とを有している。本実施形態では、側壁部42、前方壁部43、後方壁部44、及び縁部45は一体に形成されている。また、カバー4は、底面を有しておらず、高さ方向(上下方向)に貫通している。
開口部41は、尿通過部21よりも上方に設けられている。図1及び図2に示すように、本実施形態では、側壁部42の上端が後方から前方に向かって次第に低くなるように形成されている。
図1に示すように、側壁部42及び後方壁部44は、上端が内側(開口部41側)かつ下方向に折り込まれた折り込み部4bを有している。当該折り込み部4bは、前方壁部43の上方に面した部分から連続して形成されている。
縁部45は、下方に向かって延出するカバー側嵌合部451を前後方向の中央かつ左右方向に対向する位置にそれぞれ有している。カバー側嵌合部451には、穴46が形成されている。なお、この穴46の具体的な構成については、後述することとする。
下容器5は、上容器2と同様に上方が開口した箱状の部材であり、底面51と、底面51の左右方向の両端から上方に立設した側壁部52と、底面51の前方端から上方に立設した前方壁部54と、底面51の後方端から上方に立設した後方壁部55と、側壁部52、前方壁部54、及び後方壁部55の上方端を下方に向かって折り返して形成された縁部53とを有している。また、下容器5の内部には、トレイ3を収容するための収容部57が形成されている。なお、図2において、収容部57を破線で示している。
前方壁部54には、図2に示すように、収容部57に対してトレイ3を出し入れするための出入り口54aが形成されている。また、図1に示すように、前方壁部54には、トレイ3の取っ手32に手を掛けやすくするための凹部54bが形成されている。
縁部53は、下方に向かって延出する下容器側嵌合部531を前後方向の中央かつ左右方向に対向する位置にそれぞれ有している。下容器側嵌合部531には、カバー側嵌合部451の穴46に挿入される突部532が設けられている。カバー4と下容器5との嵌合は、下容器側嵌合部531の突部532をカバー側嵌合部451の穴46に挿入することによって行われる。
また、縁部53の上方端には、上方に向かって突出した2つの突起56がそれぞれ左右方向に対向する位置に設けられている。上容器2を下容器5に組み付けた際、これらの突起56が上容器2の縁部24の形成時に上容器2の上方端を折り返すことによって形成された空間内に介在することにより、下容器5に対する上容器2の左右方向の移動が規制される。
<カバー4と下容器5との嵌合部分周辺の構成>
次に、カバー4と下容器5との嵌合部分周辺の構成について、図3A及び図3Bならびに図4A及び図4Bを参照して説明する。
図3Aは、図1のIIIA−IIIA線断面図であり、図3Bは、図3AのIIIB部拡大図である。図4A及び図4Bは、カバー4と下容器5との嵌合部分周辺の拡大図であり、図4Aは、カバー4と下容器5との嵌合前の状態を示し、図4Bは、カバー4と下容器5との嵌合後の状態を示している。なお、図4Bにおいて、上容器2の縁部24を破線で示している。
(上容器2、カバー4、及び下容器5の位置関係について)
まず、上容器2、カバー4、及び下容器5の位置関係について、図3A、図3B、及び図4Aを参照して説明する。
図3Bに示すように、上容器2の縁部24は、上方から下方に向かって外側に広がるように傾斜して形成されている。また、縁部24は下容器5の縁部53上に位置している。つまり、上容器2の縁部24と下容器5の縁部53とは、高さ方向に沿って並んで位置している。本実施形態では、図4Aに示すように、縁部24は、切り欠き部240が設けられた部分以外の部分において、下端が下容器5の縁部53の上端に接触している。
下容器5の縁部53(下容器側嵌合部531)に設けられた突部532は、上容器2の縁部24よりも外側に突出している。また、カバー4の縁部451は、上容器2の縁部24よりも外側に位置している。換言すれば、上容器2の縁部24はカバー4の縁部451よりも内側に位置している。本実施形態では、カバー4は、縁部451の内側に、下方に向かって延出しかつ縁部451に沿って形成された延出部452を有しており、縁部451と延出部452との間に形成された空間45a内に上容器2の縁部24が介在している。
カバー4と下容器5との嵌合は、左右方向において上容器2の縁部24よりも外側に位置している下容器5側の突部532を上容器2の縁部24よりも外側に位置しているカバー4の縁部45(カバー側嵌合部451)に設けられた穴46に挿入することにより行う。また、穴46及び突部532は、上容器2の縁部24よりも下方に設けられている。これにより、カバー4と下容器5との嵌合状態を外部から視認することが容易となり、不完全な嵌合状態のまま動物用トイレ1を持ち上げてしまうといった問題を回避することができる。
また、左右方向において上容器2の縁部24よりも外側に位置しているカバー4の縁部451に設けられた穴46に対して、下容器5の縁部53に設けられた突部532を左右方向内側から挿入することによりカバー4と下容器5とを嵌合させる。これにより、例えば内側に突出する爪等がカバー4側に設けられている場合のように、爪等が上容器2の縁部24に引っ掛かってしまい上容器2が下容器5から外れてしまうといった事態を回避することができる。
またさらに、動物が排尿する尿通過部21が設けられた上容器2の縁部24がカバー4の縁部451よりも内側に位置すると共に、カバー4との嵌合部分である下容器5の突部532が上容器2の縁部24よりも外側に突出し、嵌合部分である穴46及び突部532が上容器2の縁部24よりも下方に設けられている。これにより、上容器2の縁部24に近い場所で動物が排尿してしまった場合でも、嵌合部分を介して尿が動物用トイレ1の外部に漏れ出してしまうといった可能性を低減することができる。
本実施形態では、左右方向において、突部532は、下容器5の縁部53から外側に突出している。これにより、カバー4を上容器2及び下容器5に対して組み付ける際に突部532の位置を確認することが容易になると共に、カバー4と下容器5との嵌合状態も外部からより視認しやすくなる。なお、突部532は、必ずしも下容器5の縁部53から外側に突出している必要はなく、少なくとも上容器2よりも外側に突出していればよい。
前後方向における、突部532の設けられている位置において、上容器2の左右方向の長さは下容器5の左右方向の長さよりも小さい。具体的には、図3Bに示すように、上容器2の縁部24の外端は下容器5の縁部53の外端よりもGwだけ左右方向内側に位置している。本実施形態では、上容器2の縁部24が下方から上方に向かうに連れて左右方向内側に倒れるように傾斜しており、かつ突部532の設けられている位置に切り欠き部240が設けられていることにより、突部532の設けられている位置において上容器の左右方向の長さが下容器5の左右方向の長さよりも小さくなるように形成している。これにより、カバー4を取り外す際等に、カバー4の縁部45が上容器2の縁部24に引っ掛かってしまうことを抑制することができる。
なお、切り欠き部240を形成することにより、突部532の設けられている位置において上容器の左右方向の長さが下容器5の左右方向の長さよりも小さくなるようにせずとも、例えば上容器2の縁部24の左右方向内側への倒れ角(傾斜角)を変更することにより対応することも可能である。また、上容器2の左右方向の長さと下容器5の左右方向の長さとの関係は必ずしもこれに限る必要はなく、少なくとも上容器2の縁部24が下容器5の縁部53上に位置していればよい。
(下容器5の突部532の構成)
次に、下容器5の突部532の具体的な形状等について、図4Aを参照して説明する。
突部532の断面形状は楕円であり、当該楕円の前後方向の大きさWは高さ方向の大きさHよりも大きい。すなわち、突部532は、前後方向に細長い楕円形状を有している。ここで、嵌合部分(カバー側嵌合部451)を持って動物用トイレ1を上方向に持ち上げることを考えた場合、突部532の前後方向に亘る部分に力がもっとも集中する。そこで、突部532の前後方向の大きさWを大きくすることにより力を受ける領域が増えるため、穴46から突部532が外れてしまうことを抑制することができる。
さらに、当該楕円(突部532)の上部532aの曲率は、下部532bの曲率よりも大きい。すなわち、下部532bは上部532aに比べて平坦であり、換言すれば、上部532aは下部532bに比べて円弧状に形成されている。このため、嵌合部分(カバー側嵌合部451)を持って動物用トイレ1を上方向に持ち上げた場合に力がもっとも集中する下部532bの曲率が上部532aの曲率よりも小さいため、下部532bにおけるカバー4との接触領域が広くなり、力を均一に受けることが可能となる。
なお、突部532の形状は必ずしもこれに限る必要はなく、カバー側嵌合部451に設けられた穴46に挿入可能な形状であり、カバー4と下容器5との嵌合状態が維持できるような形状を有していればよい。
(カバー4の穴46の構成)
次に、カバー4の穴46の具体的な形状等について、図4A及び図4Bを参照して説明する。
穴46は、図4Aに示すように、一対の切り欠き47とつながっている。このため、穴46に突部532を挿入する際に穴46が撓みやすくなるため、突部532を穴46に挿入しやすくなる。なお、切り欠き47は、必ずしも一対である必要はなく、少なくとも1つの切り欠き47とつながり、突部532を穴46に挿入する際に穴46が撓みやすくなればよい。また、必ずしも穴46は切り欠き47とつながっている必要はなく、少なくとも突部532が挿入可能な穴46がカバー4に設けられていればよい。
本実施形態では、図4Bに示すように、穴46に突部532が挿入された状態において、突部532の輪郭が猫の顔の輪郭を表し、穴46の上部に設けられた一対の切り欠き47が猫の耳を表している。つまり、カバー4の穴46及び一対の切り欠き47によって動物の顔及び耳が形作られており、そこに動物の顔となる突部532が穴46に嵌合される。これによって、穴46と突部532との嵌合状態を動物の形状によって視認することが可能となり、カバー4と下容器5との嵌合状態の確認がより容易になる。なお、カバー4と下容器5との嵌合状態を確認するにあたり必ずしも動物の形状を表す必要はなく、一目見て嵌合状態が確認できる形状であればよい。
図4Bに示すように、一対の切り欠き47は、上端47aが上容器2の縁部24よりも下方に位置している。このため、カバー4と下容器5とを嵌合した状態において左右方向に一対の切り欠き47を見た場合に一対の切り欠き47を介して上容器2が見えることがないため、穴46と突部532との嵌合状態が視認しやすくなる。本実施形態では、上容器2だけが異なる色を有することによって、穴46と突部532との嵌合状態がより分かりやすくなっている。なお、一対の切り欠き47の上端47aは必ずしも上容器2の縁部24よりも下方に位置している必要はない。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
上記の実施形態では、動物用トイレ1は、上容器2の複数の穴210(尿通過部21)を通過した尿を吸収する吸収体を設置するための吸収体設置部31をトレイ3に設けていたが、これに限らず、例えば下容器5に吸収体設置部31を設けてもよく、用途に応じて適宜変更することが可能である。
1…動物用トイレ
2…上容器
4…カバー
5…下容器
24,45,53…縁部
46…穴
47…切り欠き
47a…上端
240…切り欠き部
532…突部

Claims (9)

  1. 前後方向、左右方向、及び高さ方向を備え、
    動物が出入りするための開口部を備えたカバーと、尿が通過する複数の穴が設けられた上容器と、下容器とを有し、
    前記上容器の縁部は、前記下容器の縁部上に位置し、
    前記カバーの縁部は、前記上容器の前記縁部よりも外側に位置し、
    前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記カバーの前記縁部に穴が設けられており、
    前記上容器の前記縁部よりも下方において、前記下容器に、前記穴に挿入される突部が設けられており、
    前記左右方向において、前記突部は、前記上容器よりも外側に突出していることを特徴とする動物用トイレ。
  2. 請求項1に記載の動物用トイレであって、
    前記前後方向における、前記突部の設けられている位置において、前記上容器の前記左右方向の長さが、前記下容器の前記左右方向の長さよりも小さいことを特徴とする動物用トイレ。
  3. 請求項2に記載の動物用トイレであって、
    前記前後方向における、前記突部の設けられている位置において、前記上容器の前記縁部に切り欠き部が設けられていることを特徴とする動物用トイレ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記左右方向において、前記突部は、前記下容器の前記縁部から外側に突出していることを特徴とする動物用トイレ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記突部の断面形状は、楕円であり、
    前記楕円の前記前後方向の大きさは、前記楕円の前記高さ方向の大きさよりも大きいことを特徴とする動物用トイレ。
  6. 請求項5に記載の動物用トイレであって、
    前記楕円の上部の曲率は、前記楕円の下部の曲率よりも大きいことを特徴とする動物用トイレ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の動物用トイレであって、
    前記穴は、切り欠きと繋がっていることを特徴とする動物用トイレ。
  8. 請求項7に記載の動物用トイレであって、
    前記切り欠きは、前記穴の上部に設けられ、
    前記切り欠きの上端は、前記上容器の前記縁部よりも下方に位置することを特徴とする動物用トイレ。
  9. 請求項7又は8に記載の動物用トイレであって、
    前記穴に、前記突部が挿入された状態において、
    前記突部の輪郭が動物の顔の輪郭を表し、
    一対の前記切り欠きが、前記動物の耳を表すことを特徴とする動物用トイレ。
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