JP2002000109A - ペット用トイレ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はペット用トイレであって、従来の砂
は全て１回限りの使用でゴミとして破棄されている。従
ってゴミの減少、コスト性、トイレ掃除を簡単にする等
を踏まえた砂を提供する。 【解決手段】 はっ水加工を施した合成樹脂の砂を使用
することにより、尿は砂に吸収されず、下に敷いた吸水
シートに吸水されるので、砂の連続使用が可能になり、
交換を必要としない。また糞などで砂の汚れが生じた時
も水洗いをして再使用できることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂の砂を
主に猫用として利用するペット用トイレに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来の屋内用のペット用トイレは、箱に
砂やパルプや木粉を利用したもの、また乾燥剤等を入れ
て、猫などのペットが大小便をするようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のペット用トイレ
の砂類は全て１回限りの材料であり、その都度廃棄処分
されている。従って手入れがわずらわしく、また不経済
であった。またペットが大小便をした後に廃棄するまで
は屋内に放置した状態であり、悪臭が拡散し、しかもほ
こりやとびちりがあり不衛生であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】箱状のトイレ外容器
（１）の下部に出し入れ口（２）を設け、出し入れ自在
のトレー（３）を設けて、その表面に抗菌、防臭加工を
施した着脱式の吸水シートを置く。またトイレ外容器
（１）の内側に底面を網底（６）にしたトイレ内容器
（５）を着脱式に設ける。またトイレ内容器（５）の内
部にはっ水加工と抗菌加工を施した合成樹脂からなる砂
（８）を複数入れる。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 （イ） 上面を開口した箱状のトイレ外容器（１）の側
面の下部に出し入れ口（２）を設ける。 （ロ） トイレ外容器（１）の底面よりやや小さめの平
板方形状のトレー（３）の表面に吸水シート（４）を粘
着剤等により着脱式に設ける。 （ハ） トレー（３）は出し入れ口（２）より、出し入
れ自在にする。 （ニ） トイレ外容器（１）よりやや小さめの同形状の
内容器（５）の底面を網底（６）にする。 （ホ） 内容器（５）の上縁に掛部（７）を設けて、ト
イレ外容器（１）の内側に着脱自在にする。 （ヘ） はっ水加工と抗菌加工を施した合成樹脂の砂
（８）を複数内容器（５）に入れておく。 本発明は以上のような構成からなる。

【０００６】

【発明の効果】猫等が尿をすると、はっ水性のある砂の
間を通り、トイレ内容器の低面の網底を通って吸水シー
トに吸水される。従って砂は連続しての使用が可能なの
で、砂の買い換えの必要がなく経済的である。また糞は
トイレに流すことができ、糞などで砂が汚れた場合は、
洗って再び使用することができる。また従来の砂のよう
なほこりやとびちりがないので清潔であり、掃除の手間
が大幅に省ける。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の分解斜視図である。

【図２】本発明の断面図である。

【符号の説明】

１ トイレ外容器 ２ トレー出し入れ口 ３ トレー ４ 吸水シート ５ トイレ内容器 ６ 網底 ７ 掛部 ８ 砂

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 箱状のトイレ外容器（１）の下部に出し
   入れ口（２）を設けて、表面に吸水シート（４）を着脱
   式にしたトレー（３）を出し入れ自在に設け、またトイ
   レ外容器（１）の内側に底面を網底（６）にした内容器
   （５）を着脱式に設け、またトイレ内容器（５）の内部
   に、はっ水加工を施した合成樹脂からなる砂（８）を複
   数入れることから成るペット用トイレ。