JP4145285B2 - ペット用トイレ - Google Patents

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本発明は、ペット用トイレに関し、特に、トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分に排泄物処理材を敷設し、下層部分に尿吸収材を敷設してなるペット用トイレに関する。
例えば、犬や猫などのペットの糞尿を処理するためのペット用トイレとして、トイレ本体を多孔質部材である簀の子により上下に区画して、上層部分(上方部分)に排泄物処理材を敷設し、下層部分(下方部分)に例えば吸水性樹脂、植物性繊維、パルプ等からからなる尿吸収材を敷設してなるものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
これらのペット用トイレにおいては、上層部分に敷設された排泄物処理材は、ペットが排泄する尿を素早く通過させ、通過した尿を簀の子の透液孔を介して下層部分に落下させ、落下した尿を下層部分に配置された尿吸収マット等の尿吸収材に積極的に吸収させるものである。そして、尿が吸収された尿吸収材は、一定期間毎に交換する必要がある。その交換作業を容易にするものとして、尿吸収材を敷設した下層部分のみを引き出し式とする構造が知られている(特許文献3参照)。
特開平7−67489号公報 特開2003−180182号公報 実開昭61−22461号公報
一方、簀の子は、例えば間隔をおいて平行に配置された複数の縦方向リブと、間隔をおいて平行に配置された複数の横方向リブとを交差させて一体化することにより、多数の縦長の透液孔を備える多孔質部材として形成されるものであり、強度を担うリブをその底面に縦方向、横方向にそれぞれ適宜設けてその構造は通常凹凸を有するものである。また、簀の子は排泄物処理材を通過した尿を簀の子に滞留させることなく速やかに下層部分に落下させて、排泄物処理材への尿吸収や、滞留する尿からの臭いの発生を効果的に回避できるようにすることが望まれるため、簀の子の下面には、尿が落ち易くするよう、敢えて凹凸を設けることも考えられる。
一方、簀の子を構成する材料は一般的に樹脂又は金属であり、材料の厚みや太さにもよるが、簀の子の上層部分に敷設された排泄物処理材の重量やペット自身の体重により、経時とともに簀の子は下方へ塑性変形する傾向にある。すると、下層部分を引き出し式の構造とした場合に、引き出しの周囲の側壁のうちの、奥の側壁の上部が簀の子下面の凹凸と干渉して引き出し動作が困難となり、尿吸収剤材の交換作業に支障を生ずる場合がある。
これを回避するために、簀の子下面と引き出し側壁の上部の間に十分なクリアランスを設けると、ペット用トイレの簀の子面がその分だけ高くなり、トイレへの入り口の高さが高くなってしまうので、ペットが入り難くなってしまう。そこで、簀の子下面と引き出し側壁の上部の間のクリアランスを小さくし、高さを抑えたペット用トイレとした場合には、引き出し側壁の上部が簀の子下面の凹凸と干渉するのを効果的に回避して、引き出しの動作をスムーズとし、尿吸収材の交換作業を効率的に行えるようにすることが望まれる。
そこで本発明は、複数の縦方向リブと複数の横方向リブとを交差させて構成された簀の子を有し、尿吸収材を敷設した下層部分を引き出し式とした構造のペット用トイレとした場合に、引き出し側壁の上部が簀の子下面の凹凸と干渉するのを回避して、引き出しの動作をスムーズとし、尿吸収材の交換作業を容易に行うことができるペット用トイレを提供することを目的とする。
本発明は、トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分(上方部分)に排泄物処理材を敷設し、下層部分(下方部分)に尿吸収材を敷設してなるペット用トイレであって、尿吸収材を敷設した下層部分は引き出しを引き出し可能な構造であり、前記引き出しの最も奥の側壁上部に支持面が設けられ、当該支持面の引き出し方向の幅が前記簀の子の下面に設けられた凸部の間の引き出し方向成分の距離よりも広いことを特徴とするペット用トイレを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のペット用トイレによれば、複数の縦方向リブと複数の横方向リブとを交差させて構成された簀の子を有し、尿吸収材を敷設した下層部分を引き出し式の構造とした場合に、引き出し側壁の上部が簀の子下面の凹凸と干渉するのを効果的に回避して、引き出しの動作をスムーズとし、尿吸収材の交換作業を容易に行うことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るペット用トイレ10は、図1及び図2に示すように、上面が略矩形形状に開口する箱形のトイレ本体13を、多孔質部材である簀の子14によって上下に区画すると共に、簀の子14の上方の砂収容部21に多数のペレット状の排泄物処理材15を投入して敷設する一方で、簀の子14の下方において薄底の平面略矩形形状のトレー16を引き出しとして、トイレ本体13に引き出し式に出し入れ可能に設けたものである。またトレー16には、簀の子14の透液孔12を通過して砂収容部21から落下する尿を吸収する、尿吸収材である尿吸収マット11が、着脱交換可能に収容されている。
そして、本実施形態のペット用トイレ10は、上述のように、トイレ本体13を簀の子14により上下に区画して、上層部分(上方部分)の砂収容部21に排泄物処理材15を敷設し、下層部分(下方部分)のトレー16に尿吸収マット11を敷設してなるペット用のトイレであって、図3にも示すように、尿吸収マット11を敷設した下層部分はトレー16を一方向に引き出し可能な構造であり、トレー16の周囲の側壁30のうちの最も奥の側壁30aの上部に支持面31が設けられ、当該支持面31の引き出し方向Xの幅B1が簀の子14の下面に設けられた凸部32(図4(b),(c)参照)の間の引き出し方向Xの成分の距離L1よりも広くなっている。
また、本実施形態によれば、図4(a)〜(c)に示すように、簀の子14の下面に設けられた凸部32は、引き出し方向Xと交差する方向に延設する、簀の子14を構成する横方向リブ18の下方突出部分によって形成されている。
さらに、本実施形態によれば、簀の子14は、ほぼ一定間隔をおいて平行に配置され、引き出し方向Xに延設する複数の縦方向リブ17と、縦方向リブ17と交差し、ほぼ一定間隔をおいて平行に配置された複数の横方向リブ18とを一体化することにより構成されている。本実施形態においては、例えば縦方向リブ17の間隔は6mm、横方向リブ18の間隔は15mmであり、横方向リブ18が引き出し方向Xと垂直に交差して延設していることにより、横方向リブ18による凸部32の引き出し方向Xの間隔(凸部32の間の引き出し方向Xの成分の距離)L1も15mmとなっている。
ペット用トイレ10を構成するトイレ本体13は、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等の合成樹脂からなる成形品であって、図1及び図2に示すように、例えば長辺が200〜800mm、短辺が150〜500mmの角部が湾曲した略矩形の平面形状を有すると共に、例えば100〜200mmの高さを備えている。またトイレ本体13は、当該トイレ本体13と一体成形される簀の子板19によって上下に仕切られていて、これの上方の40〜200mm程度の高さの部分が、上面が開口する砂収容部21となっていると共に、これの下方の0〜40mm程度の高さの部分が、トレー16を出入れ可能に収容するトレー収容部20となっている。
ここで、本実施形態によれば、トイレ本体13の上層部分を構成する砂収容部21には、ペレット状の排泄物処理材15が敷設される。排泄物処理材15は、撥水機能を有することが好ましく、例えば植物由来の素材の粉砕物及び合成樹脂を含む成形物からなるものが用いられる。これらの成形物は、吸水率が好ましくは1〜10%、より好ましくは1〜5%の低吸水性を備えることから、ペットが排泄する尿を素早く通過させて、簀の子14の透液孔12を介して下層部分に落下させ、当該下層部分に配置されたトレー16内の尿吸収マット11に尿を積極的に吸収させるものである。
なお、ここでいう「吸水率」とは、25℃の水中に3秒間浸漬した被測定物の重量増加率をいい、次の式で表される。
(浸漬後の被測定物重量−浸漬前の被測定物重量)/(浸漬前の被測定物重量)×100(%)
また、本実施形態によれば、トイレ本体13の下層部分のトレー収容部20に出入れ可能に装着されるトレー16には、尿吸収材である尿吸収マット11が交換可能に配設されて、当該下層部分に敷設される。尿吸収マット11は、例えば植物性繊維若しくはパルプ又は粘土鉱物系材料を含む原料を板状に成形したものであり、例えば2〜20mmの厚さを有すると共に、その飽和吸水量が例えば2g/1g以上の優れた吸収性を備えている。これによって尿吸収マット11は、トイレ本体13の上層部分から落下する尿を効率良く吸収できるようになっている。
なお、ここでいう「飽和吸水量」とは、次に示す方法で測定される。
<飽和吸水量の測定方法>
排尿処理成形物から、厚みはそのままで縦60mm、横60mmの試験片を裁断し、該試験片を105℃に設定した乾燥器内で1時間乾燥させた後、デシケーター内に移して室温まで冷却させた。その後、DW法を実施する装置として一般的に知られている図5に示す装置(Demand Wettability Tester )を用い、図5に示す如く、ビュレット内の生理食塩水の液面を等水位にセットしたガラスフィルター上に該試験片を載せ、三方活栓を開栓して該試験片に生理食塩水を吸水させ、気泡が出なくなったときの吸水量(この吸水量は、生理食塩水の水位の低下量を示すビュレットの目盛りで測定される)を測定し、この値を試験片の重量で除した値を飽和吸水量(g/g)とした(n=3の平均値。試験片1つにつき測定は1回)。
そして、本実施形態によれば、簀の子14は、図3及び図4(a)〜(c)に示すように、トイレ本体13と一体成形される簀の子板19の周縁部分19aを除くこれの内側部分を構成するものであり、例えば6mmの間隙をおいて平行に配置された幅3mmの複数の縦方向リブ17と、例えば15mmの間隙をおいて平行に配置された幅3mmの複数の横方向リブ18とを、格子状に垂直に交差させて一体化することにより形成される。これによって、簀の子14には、これの全体に渡って縦横に均等に整列配置された、縦方向寸法が3mm、横方向寸法が15mmの大きさの縦長矩形形状の透液孔12が多数開口形成されることになる。
また、本実施形態によれば、各縦方向リブ17は、例えば幅2〜10mm、高さ2〜10mmの矩形断面形状を有している。一方、横方向リブ18は、例えば幅2〜10mm、高さ2.5〜10.5mmの矩形断面形状を有している。これらの縦方向リブ17及び横方向リブ18は、その上端面を面一にして設けられており、一方、横方向リブ18の簀の子14の表面14aから下方への高さは縦方向リブ17のそれよりも高いため、横方向リブ18の下端部分は、凸部32として簀の子14の下面において縦方向リブ17よりも下方に突出することになる。
なお、簀の子14は、これの透液孔12が引き出し方向Xに縦長の長穴である場合には、縦方向リブ17と横方向リブ18により形成される簀の子14の透液孔12の寸法は、縦方向が横方向の2倍以上であることが好ましく、更に3〜15倍、特に4〜10倍とすることが、毛細管現象によって、尿によるブリッジ膜が長辺方向に引っ張られて割れ易く、簀の子14上に尿が残らないという点から好ましい。本実施形態では4倍である。
また、本実施形態では、横方向リブ18の簀の子14の表面14aから下方への高さは全て同じであるが、隣り合う横方向リブ18同士の少なくとも一方が異なるように配置されていることが、透液孔12内に発生したブリッジ膜先端の高さに差を発生させてバランスを不安定にして割れ易くし、また割れた後の透過液(尿)を下方への高さの高い横方向リブ18に集め易く、簀の子14に尿が残らないという点から好ましい。横方向リブ18は、更には、簀の子14の表面14aから下方への高さが、高いものと低いものが交互に配置されているのがより好ましい。横方向リブ18同士の高さの差は、0.5〜6mm、さらに2〜4mmとすることが好ましい。
さらに、本実施形態によれば、横方向リブ18は縦方向リブ17よりも、簀の子14の表面14aからの高さが高くなっており、このような形態は、簀の子14に尿が残らない点から好ましく、その差は0.2〜6mm、更に2〜5mm、特に3〜5mmであることが好ましい。本実施形態では、横方向リブ18は縦方向リブ17よりも3mm高くなっている。
さらにまた、本発明においては、簀の子14の透液孔12の横方向寸法が2〜8mm(本実施形態では3mm)となっていることが好ましく、更に3〜5mmとなっていることが、ブリッジ膜が縦方向に引っ張られる力が強くなり、割れ易く、簀の子14に尿が残らないという点から好ましい。
そして、本実施形態によれば、ペット用トイレ10を構成する引き出しとしてのトレー16は、図1、図3、及び図4(d)に示すように、トイレ本体13に出し入れ可能に設けられるものであり、例えば長辺が200〜600mm、短辺が150〜300mmの平面矩形形状を備えており、例えば10〜40mmの高さの側壁30によって周囲を囲まれる内側が、薄底の尿吸収材収容部16aとなっている。そして、周囲の側壁30のうちの最も奥の側壁30aの上部に支持面31が設けられており、当該支持面31の引き出し方向Xの幅B1が、簀の子14の下面に設けられた凸部32(図4(b),(c)参照)の間の引き出し方向Xの成分の距離L1よりも広くなっている。
ここで、支持面31の引き出し方向Xの幅B1は、簀の子14の下面の横方向リブ18の下方突出部分による凸部32間の、引き出し方向Xの成分の距離L1の1.2倍以上であることが好ましく、2倍以上であることが更に好ましい。さらにまた、本実施形態によれば、支持面31の引き出し方向Xの側縁部沿った角部にはR処理が施されており(図4(d)参照)、これによってトレー16の引き出しの動作をさらにスムーズに行うことができるようになっている。
また、本実施形態によれば、好ましくは支持面31の引き出し方向Xの手前側31aと奥側31bが、トレー16の周囲の側壁30の高さよりも低くなっており、これによって、簀の子14の下面の下方突出部分と支持面31との接触が滑らかに行われるようにして、引き出しの動作を更にスムーズにすることが可能となる。この場合、高さの差は段差を付けずに滑らかにすることが好ましい。更に、本実施形態によれば、好ましくは支持面31の引き出し方向Xの中央部31cを、トレー16の周囲の側壁30の高さよりも高くすることによっても、簀の子14の下面の下方突出部分と支持面31との接触が滑らかに行われるようにして、同様の効果が得られる。
そして、本実施形態によれば、トレー16の側壁30の上部が、簀の子14の下面の横方向リブ18による凹凸と干渉するのを効果的に回避して、引き出しの動作をスムーズとし、尿吸収材である尿吸収マット11の交換作業を容易に行うことが可能になる。すなわち、本実施形態によれば、引き出しとしてのトレー16の最も奥の側壁30aの上部に支持面31が設けられ、この支持面30の引き出し方向Xの幅B1が簀の子14の下面に設けられた凸部32の間の引き出し方向成分の距離L1よりも広くなっているので、簀の子14の下面とトレー16の側壁30の上部との間のクリアランスを小さくし、高さを抑えたペット用トイレ10において、砂収容部21に敷設された排泄物処理材15の重量やペット自身の重量によって簀の子14が下方に歪み、トレー16を出し入れする際に、トレー16の奥の側壁30aの上端が横方向リブ18による凸部32に接触する場合でも、支持面31により支持されることによって、トレー16の最も奥の側壁30aは、凸部32の間の凹部に入り込むことがなく、これによってトレー16の側壁30の上部が簀の子14の下面の横方向リブ18による凹凸と干渉するのを効果的に回避して、トレー16の引き出しの動作をスムーズの行わせることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、横方向リブは、引き出し方向と垂直に交差して延設している必要は必ずしもなく、例えば引き出し方向との角度差が45度以上、好ましくは60度以上の角度差で延設していても良い。また、上記実施形態においては、簀の子への尿残りを防止すべく、横方向リブの簀の子の表面から下方への高さを縦方向リブよりも高くするという設計として横方向リブの下端突出部分によって凸部を形成するようにしたが、例えば図6(a),(b)に示すように、リブ17,18とは別に簀の子14の下面に突出する例えば突起33を設け、尿の滴下を促進する設計としても良い。その場合は、引き出し16の最も奥の側壁30a上部の支持面31の幅B1を、簀の子14の下面に突出した突起33による凸部32間距離の、引き出し方向Xの成分の距離L2よりも広くすることにより、引き出し16の動作をスムーズにすることが可能となる。更に、引き出しの引き出し方向は、上記実施形態の場合は一方向のみに引き出し可能であるが、2方向以上へ引き出し可能とすることもでき、その場合は、それぞれの引き出し方向に対して最も奥の側壁上部に支持面を設けるようにすれば良い。
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔実施例1,2、及び比較例1,2〕
上記実施形態のトレー16と略同様の構成を有し、表1及び図7に示すように、引き出し16の最も奥の側壁30上部の支持面31の幅B1が、各々2.5mm,7.5mm,18mm,30mmとなった引き出しを、比較例1、比較例2、実施例1、実施例2の引き出しとした。また、表1に示す横リブの間隔、縦方向リブ高さ、及び横方向リブ高さの、上記実施形態の簀の子と略同様の構成の簀の子を製造した。また、リブの幅は3mmとした。
〔引き出しの使い易さ〕
製造した上記簀の子上に、排泄物処理材(以下「猫砂」と記載)をそれぞれ表1に記載する重量載せ、時間と共に発生する歪み、及び比較例1、比較例2、実施例1、実施例2の引き出しを引き出す際にかかる力を測定した。結果を表1に示した。
表1に示した結果から、引き出しの最も奥の側壁上部の支持面の幅B1が、横方向リブの間隔より少しでも広いと、引き出しをスムーズに使用可能であり、更に1.2倍以上であれば、簀の子の歪みが大きい場合にも引き出しをスムーズに使用可能となり、かつ引き出しに必要な力もさほど要しないことが分かった。
本発明の一実施形態に係るペット用トイレの、排泄物処理材を敷設する前の尿吸収材を配置する状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るペット用トイレを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るペット用トイレの排泄物処理材を敷設する前の状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の一実施形態に係るペット用トイレにおける簀の子の平面図、(b)は同底面図、(c)は同側面図、(d)はトレー(引き出し)の断面図である。 排尿処理成形物の飽和吸水量の測定方法を示す概略図である。 (a)は本発明の他の実施形態に係るペット用トイレにおける簀の子の底面図、(c)は同側面図である。 実施例及び比較例における引き出し支持面の幅の説明図である。
符号の説明
10 ペット用トイレ
11 尿吸収マット(尿吸収材)
12 透液孔
13 トイレ本体
14 簀の子
15 排泄物処理材
16 トレー(引き出し)
17 縦方向リブ
18 横方向リブ
19 簀の子板
19a 簀の子板の周縁部分
20 トレー収容部
21 砂収容部
30 トレーの側壁
30a 最も奥の側壁
31 支持面
31a 支持面の引き出し方向の手前側
31b 支持面の引き出し方向の奥側
31c 支持面の引き出し方向の中央部
32 凸部
33 突起
X 引き出し方向
B1 支持面の引き出し方向の幅
L1,L2 凸部の間の引き出し方向Xの成分の距離

Claims (4)

  1. トイレ本体を簀の子により上下に区画して、上層部分に排泄物処理材を敷設し、下層部分に尿吸収材を敷設してなるペット用トイレであって、
    尿吸収材を敷設した下層部分は引き出しを引き出し可能な構造であり、
    前記引き出しの最も奥の側壁上部に支持面が設けられ、当該支持面の引き出し方向の幅が前記簀の子の下面に設けられた凸部の間の引き出し方向成分の距離よりも広いことを特徴とするペット用トイレ。
  2. 前記簀の子の下面に設けられた凸部が、引き出し方向と交差する方向に延設する横方向リブの下方突出部分である請求項1記載のペット用トイレ。
  3. 前記支持面の引き出し方向の手前側と奥側が、前記引き出しの周囲の側壁の高さよりも低くなっている請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
  4. 前記支持面の引き出し方向の中央部が、前記引き出しの周囲の側壁の高さよりも高くなっている請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
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