JP2002044566A - 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置 - Google Patents

頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置

Info

Publication number
JP2002044566A
JP2002044566A JP2000219489A JP2000219489A JP2002044566A JP 2002044566 A JP2002044566 A JP 2002044566A JP 2000219489 A JP2000219489 A JP 2000219489A JP 2000219489 A JP2000219489 A JP 2000219489A JP 2002044566 A JP2002044566 A JP 2002044566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
pressing
forehead
mounting mechanism
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000219489A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3880294B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Saito
義広 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mixed Reality Systems Laboratory Inc
Original Assignee
Mixed Reality Systems Laboratory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mixed Reality Systems Laboratory Inc filed Critical Mixed Reality Systems Laboratory Inc
Priority to JP2000219489A priority Critical patent/JP3880294B2/ja
Priority to US09/766,634 priority patent/US6677919B2/en
Publication of JP2002044566A publication Critical patent/JP2002044566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3880294B2 publication Critical patent/JP3880294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0176Head mounted characterised by mechanical features

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭の大きさの個人差にかかわらず一定の保持
力が得られるとともに、圧迫感を軽減した装着感の良い
頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置を提供する
こと。 【解決手段】 前頭部押圧パッド10と、後頭部押圧パ
ッド9とによって装着者の前頭部及び後頭部を押圧する
ことにより表示部1等の機器を頭部に装着する。側頭部
に位置するフレーム3は、その間隔を狭める方向への移
動に対する抵抗力が与えられており、装着者の側頭部に
実質的な押圧力を与えない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、映像表示
装置等の機器を人体頭部に着脱可能に装着する頭部装着
機構及び、それを用いた頭部装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の頭部装着機構は、頭部装着型映
像表示装置(ヘッドマウントディスプレイ)等、頭部に
機器を着脱可能に装着する装置において用いられてい
る。例えばヘッドマウントディスプレイに用いられる頭
部装着機構としては、表示部の中央に設けた押圧部材
と、表示部の両サイドから側頭部に沿って延びたフレー
ムを有し、押圧部材により額の部分、すなわち前頭部
と、フレームによって側頭部又は側頭部から後頭部にか
けての部分を押圧する構成を有するもの、あるいはバン
ドにより頭部全周を締め付ける構成を有するものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する頭部装着機構では、何れの場合も装着
者の側頭部を押圧することになる。発明者の経験によれ
ば、前頭部や後頭部に比べ側頭部は押圧に対し耐える力
が弱く、同じ押圧力を与えた場合でも、押圧に対する圧
迫感を感じ易く、また装置を外した後も押圧感が残り易
い。
【0004】特に側頭部をバネ等による弾性力で押圧す
る構成では、頭のサイズの大きい人ほど押圧力が強くな
るため圧迫感を強く感じることになる。本発明はこのよ
うな従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、頭の
大きさの個人差にかかわらず一定の保持力が得られると
ともに、圧迫感を軽減した装着感の良い頭部装着機構及
びそれを用いた頭部装着装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、所定の機器を装着者の頭部もしくは頭部近傍に装着
するための頭部装着機構であって、装着者の前頭部を押
圧する前頭部押圧手段と、機器及び前頭部押圧手段と接
続される支持手段と、装着者の後頭部を押圧する後頭部
押圧手段と、前頭部押圧手段と後頭部押圧手段とを、直
接もしくは支持手段を介して、かつ互いの間隔を狭める
方向及び拡げる方向に移動可能に接続する接続手段とを
有し、頭部装着機構の装着時に、接続手段が装着者の側
頭部に対して与える押圧力が、前頭部押圧手段及び後頭
部押圧手段によって装着者に与えられる押圧力よりも小
さいことを特徴とする頭部装着機構に存する。
【0006】また、本発明の別の要旨は、本発明による
頭部装着機構を用いた頭部装着装置に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の好適な実施形態に基づいて説明する。以下の実施形態
においては、本発明の実施形態にかかる頭部装着機構を
頭部装着装置の一例であるヘッドマウントディスプレイ
装置に適用した場合を例に説明するが、他の頭部装着装
置にも同様に適用可能である。
【0008】〈第1の実施形態〉 (全体構成)図1は本発明の実施形態に係る頭部装着機
構を適用したヘッドマウントディスプレイ装置の全体構
成を示す斜視図である。図1において、1は表示部、2
は前頭部押圧部である。前頭部押圧部2は、ヘッドマウ
ントディスプレイ装着者の前頭部を押圧するスポンジ状
のパッド10とパッド10を取り付けるためのパッド取
付台11からなる。前頭部押圧部2は、表示部1と後述
するフレーム3とを接続する支持部1aに対し、前後方
向(図中矢印A及びBの方向)に移動可能に取り付けら
れている。3は支持部1aの両サイドから側頭部に沿っ
て後方に延びるフレームで、その後頭部側にはバネ性を
有する部材(以下、押圧バネとする)8がそれぞれ設け
られ、さらに押圧バネ8の先端にはスポンジ状のパッド
9が取り付けられている。
【0009】又、押圧バネ8は図1に示すように、それ
ぞれのバッド9が干渉しないよう、先端で上下方向に位
置がずれるような形状を有する。また、押圧バネ8には
フレーム3に設けられた構3aに沿って摺動可能なつま
み5が一体的に取り付けられている。解除ボタン6は、
つまみ5と着脱可能に係合し、押圧バネ8の矢印B方向
(頭部装着機構による頭部押圧を緩める方向)への移動
を制限する。25は表示部1と表示制御を行うコントロ
ーラ(図示せず)とを結ぶ信号ケーブルである。
【0010】(前頭部押圧部2の取付構造)図2は、図
1における前頭部押圧部2の取り付け構造を説明する図
であり、図2に示すようにパッド取付台11は、支持部
1aに埋め込まれた、ステー20に取り付けられてい
る。ステー20にはガイド部材12が設けられ、ガイド
部材12にはピン12aが一体に設けられている。
【0011】一方、パッド取付台11には、図に示すよ
うに長穴11aが設けられている。この長穴にはガイド
部材12に一体的に設けられているピン12aが嵌合し
ており、長穴11aの長さによってパッド取付台11の
移動量、すなわち前頭部押圧部2の移動量が制限されて
いる。またパッド取付台11の、長穴11aの両脇に
は、隙間11bをおいて片持ち張り11cが形成され、
この片持ち張り11cには爪11dが複数個設けられて
いる。片持ち張り11cはバネ性を有し、前頭部押圧部
2(パッド10)を引き出す方向(矢印C、すなわち図
1における矢印B方向であり、頭部装着機構による頭部
押圧を強める方向)には自由に動き、逆の方向(矢印
C’方向)に対しては爪11d部がガイド部材12の面
12bに突き当たり移動が阻止される。
【0012】パッド10の位置を下げる(遠ざける)場
合は、一対の片持ち張り11cを、例えば支持部1aか
ら遠隔的に内側(長穴11a方向)へ撓ませ、爪11d
をガイド部材12の面12bから外した状態でパッド1
0押し込む。
【0013】ここで、図2の構成では、片持ち張り11
cに設ける爪11dの数だけ前頭部押圧部2の位置を段
階的に可変できるが、この爪11dの代わりに、ガイド
部材のピン12aを段ビス等にし、ステー20と段ビス
によりパッド取付台11を締め付けることにより前頭部
押圧部2の位置を無段階に可変することも可能である。
【0014】(フレーム3の取付構造)図3は、フレー
ム3の取付構造を示す斜視図である。図3に示すよう
に、フレーム3は、支持部1aに埋め込まれたステー2
0に、フリクション4を介して矢印D方向に回転自在に
取付られている。
【0015】図4はフリクション4を示す斜視図、図5
は、フリクション4を中心とした取付部分(ヒンジ部)
の垂直断面図である。これらの図から明らかなように、
フリクション4は取付部4cを有する内輪4aと、外輪
4bからなり、内輪4aと外輪4bの間で一定の摩擦力
を有するように構成されている。そして内輪4aは支持
部1aに埋め込まれたステー20に、取付部4cを介し
て取り付けられ、外輪4bはフレーム3側に固定されて
いる。したがってフレーム3はフリクション4をヒンジ
として表示部1(支持部1a)に対し一定の摩擦力を持
って回転することになる。
【0016】また、内輪4aには貫通穴4dが設けられ
ており、この穴に支持部1aの筐体を構成する外装上カ
バー21のボス部21aが嵌合し、外装下カバー22の
ボス部22aと外装上カバーのボス部21aとがネジ2
3によってネジ止めされている。
【0017】このような構成により、表示部1(支持部
1a)とフレーム3とのヒンジ部に作用するフリクショ
ン4の摩擦力は、ステー20と筐体の一部である外装カ
バー21,22のボス部21a,22aの両方で受けら
れることになる。すなわちステー20や表示部1の筐体
の剛性をことさら高めることなくヒンジ部の強度が得ら
れる。また外装カバー21,22を組み付けるためのス
ペースを別途設ける必要もないので装置の小型化にも有
利である。
【0018】(押圧バネ8の取付構造)次に、図6〜図
8を用いて、押圧バネ8とフレーム3との取付構造につ
いて説明する。図6は、押圧バネ8に設けられたつまみ
5と、解除ボタン6との位置関係を示す斜視図、図7は
解除ボタン6によりつまみ5の移動が制限される構成を
説明する水平断面図、図8はフレーム3と押圧バネ8の
接続部分を内側から見た斜視図である。
【0019】つまみ5には図6、7に示すように穴5a
が設けられ、この穴5aには解除ボタン6が嵌合してい
る。そして解除ボタン6はつまみ5に一体的に設けられ
ている板バネ7により矢印I方向に付勢されている。
【0020】また、この解除ボタン6の側面には図6、
8に示すように一対の爪6aが設けられている。この爪
6aは図8に示すようにフレーム3の溝3aの両側内面
に設けられた鋸刃状の突起3bに噛み合うようになって
おり、この鋸刃状の突起3bと爪6aと板バネ7により
ラチェット機構が構成されている。したがって、図1に
おいてつまみ5は、頭部を押圧する方向である矢印A方
向に対しては自由に動き、逆の矢印B方向に対しては爪
6aが鋸刃状突起3bに引っかかり動きが阻止される。
矢印B方向に動かす場合は、解除ボタンを6押し、爪6
aを鋸刃状突起3bより外すことにより行う。
【0021】(装着時の状態)以上のような構成を有す
る頭部装着機構を用いた本実施形態のヘッドマウントデ
ィスプレイ装置を頭部に装着する際には、フリクション
4の摩擦力に抗しながら側頭部に軽く突き当たるまでフ
レーム3を内側へ向けて回転させ、頭部をフレーム3の
間に挿入した後、つまみ5を矢印A方向に動かして、パ
ッド10とパッド9で前頭部と後頭部を図9に示すよう
に挟持する。
【0022】また、本実施形態に係るヘッドマウントデ
ィスプレイにおいては、表示部1と表示制御を行うコン
トローラ(図示せず)とを結ぶ信号ケーブル25を、表
示部1とフレーム3のヒンジ部を通り、フレーム3のつ
まみの背後を通って(図7参照)フレーム3の後頭部側
の端部より出力するように引き回している。そのため、
表示部1に集中的に重量がかからないように前後方向で
のバランスを保ち、ヘッドマウントディスプレイ装置を
装着したときの安定感を増し装着感を向上させることが
できる。
【0023】また、観察者の瞳位置(眼球表面)と表示
部1との距離e、すなわちヘッドマウントディスプレイ
装置の観察距離は、ディスプレイ装置の設計上ある程度
決まっており、パッド10を前頭部に押し付けた状態で
表示装置と瞳の間隔eが設計上の値とほぼ同一になるよ
うに装着しなければならない。さらに、観察者の前頭部
と前頭部押圧部であるパッド10との距離fは個人差に
より変化する。しかし、図2を用いて説明したように、
パッド10の位置を前後方向に可変としたことで常に適
正な観察距離eを得ることができる。
【0024】以上説明したように、本実施形態に係る頭
部装着機構は、後頭部押圧手段としてのパッド9を前頭
部押圧手段としてのパッド10に対し相対的に前後へ移
動可能な構成とすることで、特に前後方向における頭部
の大きさ、形状等の個人差によるばらつきを吸収し、常
に一定の保持力が得られるようにすることができる。ま
た、同時に表示部1とフレーム3のヒンジ部に設けたフ
リクション4により、フレーム3を任意の位置で固定で
きる。すなわち個人差による頭の大きさ、特に幅方向の
ばらつきに対しても、側頭部に押圧力をかけることな
く、軽く突き当てるだけの状態で保持できる。したがっ
てパッド9とパッド10を軸とする表示部の回転を防ぐ
ことができる。
【0025】(第1の実施形態の変形例)第1の実施形
態においては、表示部1とフレーム3のヒンジ部にフリ
クション4を使用したが、フリクション4の代わりにラ
チェット機構等を使用しても良い。あるいはヒンジ部に
駆動モータ等を用いてフレームを任意の回転位置に固定
できるようにしても良い。
【0026】すなわち図10に示すように、支持部1a
側に設けた駆動モータ40に取り付けたウォームギア4
1と、フレーム3に一体的に取り付けたウォームホイー
ル42により、軸43を軸として回転させることで、任
意の回転位置にフレームを固定できるようにしても良
い。
【0027】何れにせよ、パッド9及び10を軸とした
回転を抑制可能な程度で側頭部を支持することが可能な
機構であれば良い。
【0028】(第2の実施形態)図11は本発明の第2
の実施形態にかかる頭部装着機構を適用したヘッドマウ
ントディスプレイ装置の構成を示す斜視図である。
【0029】第1の実施形態においては後頭部を押圧す
るパッドは左右それぞれ独立した押圧バネ8に取り付け
られていたが、本実施形態では、可撓性を有するバンド
15、15により、閉じた状態で後頭部押圧手段である
パッド16を頭部に押圧するようにしたことを特徴と
し、それ以外の構成は同一である。
【0030】すなわち、装着時には、つまみ5が手前に
ある状態で、頭部をパッド10、16及びフレーム3で
囲まれる空間に挿入し、その状態でフレーム3を表示部
1とフレーム3のヒンジ部に設けたフリクション4に抗
して側頭部に軽く突き当たるまで回転させ、同時につま
み5をフレーム3に設けられた溝3aに沿って動かしバ
ンド15の長さを変えることにより、パッド16をパッ
ド10に対し相対的に移動させる。そしてパッド10と
パッド16で前頭部と後頭部を挟持することにより表示
部1を頭部に固定する。
【0031】また、本実施形態において、25及び27
はケーブルで、左右のフレーム3の後頭部側端部から出
たケーブル25はパッド16を支持するパッド取付部2
6で1本のケーブル27にまとめられている。
【0032】このようにケーブルを引き回すことによ
り、第1の実施形態と同様、表示部1に集中的に荷重が
かからないように前後方向での重量バランスを保ち、ヘ
ッドマウントディスプレイ装置を装着したときの安定感
を増し装着感を向上させることができる。
【0033】本実施形態の頭部装着機構では左右のフレ
ーム3はバンド15を介して接続されているので、パッ
ド10とパッド16による扶持力を第1の実施形態の場
合に比べ大きくすることができる。すなわち表示部1の
重量があり、より大きな保持力を必要とする場合に好都
合であるが、いくつかの点を考慮する必要がある。この
点について図11の上面図である図12を用いてさらに
説明する。
【0034】図12において、装着時における後頭部押
圧パッド16の端部とフレーム3の幅方向における間隔
をg、同様に後頭部押圧パッド16端部とフレーム3の
前後方向の間隔をhとすると、寸法gとhが大き過ぎる
場合、頭が大きい人に対し、バンド15により側頭部を
押圧する場合があり得る。逆に寸法gとhが小さい場
合、頭の小さい人に対し、後頭部押圧パッド16とフレ
ーム3が干渉するなどして装着が上手くいかない場合が
あり得る。したがって、対象とする人の頭部の大きさの
範囲内で、装着時にバンド15が側頭部を押圧したり、
フレーム3とバッド15が干渉しないように、後頭部押
圧パッド16の大きさやフレーム3の長さ及びバンド1
5の曲げに対する堅さ等を考慮する必要がある。
【0035】(第2の実施形態の変形例)なお、本実施
形態では、第1の実施形態と同様に表示部1とフレーム
3のヒンジ部にフリクション4を使用し任意の回転位置
で固定できる構成を採用しているが、本実施形態のよう
に左右をバンドで繋ぐようにした場合は、図13に示す
ようにネジリコイルバネ等によりフレーム3が常に外側
(矢印G方向)に付勢されるようにしても良い。
【0036】図13において、29は支持部1aに一体
的に設けられた軸で、フレーム3は軸29を回転軸とし
て所定角度の回転が可能なように取り付けられている。
軸29にはネジリコイルバネ28が一端を表示部の壁1
bに、他端をフレーム3の壁3bに突き当てるようにし
て取り付けられている。そしてネジリコイルバネ28に
よりフレーム3は矢印G方向に付勢されている。ここ
で、説明の都合上片側のみ説明したが、ネジリコイルバ
ネは反対側のフレーム3にも同様に設けられフレーム3
を矢印H方向に付勢している。
【0037】したがってフレーム3を側頭部に軽く当て
ながらパッド10とパッド16によって表示部1を頭部
に固定した時、フレーム3はネジリコイルバネ28によ
り外側に付勢されているので側頭部を押圧することはな
い。
【0038】(第3の実施形態)図14は本発明の第3
の実施形態に係る頭部装着機構の構成を示す図である。
前述した第1及び第2の実施形態においては、フレーム
3を側頭部に突き当てるべくヒンジ部を支点として回転
させた時、表示部に対し左右のフレームの回転角度が異
なることがある。特にフリクション4による摩擦力の大
きさが左右で異なる場合生じ易い。こうした場合、左右
のフレームを側頭部に突き当てた状態において表示部1
の観察距離が左右の目で異なることになり、そのため表
示部1が正しく正面を向くように位置を修正しなければ
ならないといった煩わしさが生じる。本実施形態は、こ
のような問題を回避することを目的としたものである。
【0039】図中30は前頭部押圧部31と後頭部を押
圧するパッド等(図示せず)を接続する結ぶ1対のフレ
ームで、このフレーム30の、前頭部押圧部31内部に
配置された端部には、それぞれ同じ歯数の1対のギア3
0aが一体的に取り付けられている。そしてギア30a
が互いに噛み合うように前頭部押圧部31に設けられた
軸31aに回転自在取り付けられている。またフレーム
30の回転部には軸31aとの間にフリクション34が
設けられ、フレーム30の回転に対し一定の摩擦力が作
用するようになっている。フリクション34は第1の実
施形態で説明したフリクション4と同一構成のものでよ
い。
【0040】左右のフレーム30を、軸31aを回転軸
として回転させると、ギア31a,31aは互いに噛み
合っているので、左右のフレーム30,30は常に同じ
角度回転する。すなわち、表示部1に対しフレーム3
0,30は対称に回転移動する。したがってフレーム3
0を側頭部に突き当てた時、常に表示部1は正面を向い
ていることになる。
【0041】なお、フレーム30に接続されて後頭部を
押圧する機構としては、前述した第1及び第2の実施形
態で説明したいずれの機構を用いても良い。
【0042】(第4の実施形態)図15及び図16は、
本発明の第4の実施形態にかかる頭部装着機構を適用し
たヘッドマウントディスプレイ装置の構成を示す図で、
図15は装置の斜視図、図16は装置を装着した状態を
示す図である。
【0043】上述した第1乃至第3の実施形態におい
て、フレーム3及び30は、支持部1aの左右から側頭
部に沿って延びるように設けられていたが、本実施形態
の頭部装着機構では、フレームが頂頭部に沿って設けら
れる点が異なる。
【0044】図15において、表示部1はフレーム50
に50aを回転軸として回転自在に取り付けられてい
る。そして表示部1が任意の回転位置で固定できるよ
う、回転軸50aと表示部1との間には一定の摩擦力が
与えられている。
【0045】フレーム50には前頭部を押圧するスポン
ジ状のバッド54が一体的に取り付けられている。ま
た、フレーム50にはバネ性を有する押圧バネ53がそ
の長手方向に摺動可能に取り付けられている。フレーム
50と押圧バネ53との取付部分は、第1の実施形態で
図6〜図8を用いて説明したように、ラチェット機構に
より矢印K方向に対しては自由に動き、矢印J方向に対
してはロックする構成を有する。そして矢印J方向に動
かす場合は第1の実施形態における解除ボタン6に対応
する解除ボタン52を押し、ラチェット機構を解除しな
がら押圧バネ53をスライドすることにより行う。
【0046】51は押圧バネ53に一体的に設けられた
つまみであり、第1の実施形態におけるつまみ5に対応
する。すなわち、つまみ51はフレーム50に設けた溝
50aに沿って摺動する。また、押圧バネ53には後頭
部を押圧するスポンジ状のパッド55が一体的に取り付
けられている。
【0047】本装置を装着する場合は、図16に示すよ
うに、前頭部にパッド54を押し付け、同時にフレーム
50を頂頭部に軽く突き当てるようにしながら表示部1
が上下方向において最適な観察位置に来るよう装置全体
を頂頭部に沿って矢印L方向(前後方向)に動かす。そ
して前頭部押圧パッド54と後頭部押圧パッド55とで
前頭部と後頭部を挟持すべく、つまみ51を前後方向、
すなわち矢印J、K方向(図15)に動かすことで表示
部1を頭部に固定する。また、表示部1を回転軸50a
を軸として回転させ表示部1と瞳の距離を可変させるこ
とで観察距離を適正な位置に合わせる。
【0048】ここでフレーム50は軽く頂頭部に突き当
たっているため、第1の実施形態で述べたようにパッド
54とパッド55を支点として表示部1が回転するのを
防止できる。本実施形態においても側頭部を押圧するこ
となく、個人差による頭部の大きさのばらつきに対し常
に一定の保持力が得られる。
【0049】本実施形態においては、観察距離の調整を
表示部1の軸50aを回転軸とした回転で行うように説
明したが、図2を用いて第1の実施形態で説明したよう
に、前頭部押圧パッド54を表示部1に対して移動可能
な構成とし、前頭部押圧パッド54と表示部との距離を
調整することによって観察距離を調整するように構成す
ることも可能である。
【0050】
【他の実施形態】上述の第1〜第3の実施形態におい
て、フレームが装着者の側頭部に与える押圧力は、必ず
しも0である必要はなく、前頭部及び後頭部に与えられ
る押圧力より小さく、かつ圧迫感を与えない程度であれ
ば側頭部を押圧しても良いことは言うまでもない。
【0051】また、第4の実施形態においては、装着者
の頭頂部に沿ってフレームが形成される構成のみを示し
たが、フレームが装着者に与える押圧力の重力方向成分
がそれ以外の成分に対して大きく、また装着時のバラン
スが取れれば、必ずしも頭頂部に沿う必要はない。
【0052】また、第4の実施形態においては、後頭部
押圧パッドが1つの場合のみを示したが、後頭部左右を
別個に押圧するように少なくとも2つの後頭部押圧パッ
ドを設け、1つもしくは複数のフレームでこれら複数の
後頭部押圧パッドと前頭部押圧部を接続するように構成
することも可能である。
【0053】さらに、第1〜第3の実施形態において、
第4の実施形態におけるフレームのような、頭頂部近傍
に沿ったフレームを設け、装着者の頭頂部によって頭部
装着機構及び装着機器の重量支持を補助しても良い。
【0054】また、第1〜第3の実施形態においては、
支持部1aを介して前頭部押圧部2とフレームが接続さ
れた構成のみを説明したが、前頭部押圧部2が支持部1
aを兼ねる構成を有する場合など、フレームと前頭部押
圧部2が直接接続される構成であっても良い。
【0055】加えて、本発明による頭部装着機構は表示
装置に限らず任意の機器の装着に適用できることは言う
までもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、頭
部に機器を装着するための頭部装着機構において、主に
前頭部と後頭部を押圧することにより固定力を得、前頭
部や後頭部に比べ圧迫感を感じやすい側頭部に対して
は、押圧しないか、頭部装着機構の回転を防止する程度
の力のみが加わるように構成したので、装着時の圧迫感
を減少することが可能になり、装着感を向上することが
できる。また、側頭部に比べて圧迫感の少ない前頭部及
び後頭部を主に押圧するため、装着位置を保特するのに
必要な押圧力も側頭部を押圧する場合に比べ大きくする
ことが可能になり、装着する機器に対する重量の許容範
囲も大きくなる。さらに、頭の大きさの個人差によら
ず、常に一定の保持力を得るようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る頭部装着機構を
適用したヘッドマウントディスプレイ装置の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】図1における前頭部押圧部2の取り付け構造を
説明する図である。
【図3】図1におけるフレーム3の取付構造を示す斜視
図である。
【図4】図3におけるフリクション4を示す斜視図であ
る。
【図5】フリクション4を中心とした取付部分の垂直断
面図である。
【図6】押圧バネ8に設けられたつまみ5と、解除ボタ
ン6との位置関係を示す斜視図である。
【図7】解除ボタン6によりつまみ5の移動が制限され
る構成を説明する水平断面図である。
【図8】フレーム3と押圧バネ8の接続部分を内側から
見た斜視図である。
【図9】図1のヘッドマウントディスプレイ装置を装着
した状態を示す図である。
【図10】第1の実施形態の変形例を説明する図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る頭部装着機構
を適用したヘッドマウントディスプレイ装置の全体構成
を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る頭部装着機構
の設計時の注意点を説明する図である。
【図13】第2の実施形態の変形例を説明する図であ
る。
【図14】本発明の第3の実施形態に係る頭部装着機構
を適用したヘッドマウントディスプレイ装置の要部構成
を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施形態に係る頭部装着機構
を適用したヘッドマウントディスプレイ装置の構成を示
す斜視図である。
【図16】図15のヘッドマウントディスプレイ装置を
装着した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 表示部 2、31 前頭部押圧部 3、30、50 フレーム 4、34 フリクション 5、51 つまみ 6、52 解除ボタン 8、53 押圧バネ 9、10 パッド 11 パッド取付台 12 ガイド 15 バンド 16 パッド 20 ステー 21 外装カバー 22 外装カバー 23 ネジ 25、27 ケーブル 26 パッド取付部材 28 ネジリコイルバネ 40 駆動モータ 41 ウォームギア 42 ウォームホイール 43 軸 54 前頭部押圧パッド 55 後頭部押圧パッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機器を装着者の頭部もしくは頭部
    近傍に装着するための頭部装着機構であって、 前記装着者の前頭部を押圧する前頭部押圧手段と、 前記機器及び前記前頭部押圧手段と接続される支持手段
    と、 前記装着者の後頭部を押圧する後頭部押圧手段と、 前記前頭部押圧手段と前記後頭部押圧手段とを、直接も
    しくは前記支持手段を介して、かつ互いの間隔を狭める
    方向及び拡げる方向に移動可能に接続する接続手段とを
    有し、 前記頭部装着機構の装着時に、前記接続手段が前記装着
    者の側頭部に対して与える押圧力が、前記前頭部押圧手
    段及び前記後頭部押圧手段によって前記装着者に与えら
    れる押圧力よりも小さいことを特徴とする頭部装着機
    構。
  2. 【請求項2】 前記接続手段が前記装着者の側頭部に対
    して与える押圧力が、実質的にゼロであることを特徴と
    する請求項1記載の頭部装着機構。
  3. 【請求項3】 前記頭部装着機構の装着時に前記装着者
    の頭部に与えられる押圧力が実質的に前記前頭部押圧手
    段及び前記後頭部押圧手段のみに起因することを特徴と
    する請求項1記載の頭部装着機構。
  4. 【請求項4】 前記後頭部押圧手段及び前記接続手段が
    2つあり、前記接続手段のぞれぞれが、側頭部に沿って
    前記後頭部押圧手段の1つと前記前頭部押圧手段とを接
    続することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1項に記載の頭部装着機構。
  5. 【請求項5】 前記接続手段が2つあり、前記接続手段
    のぞれぞれと前記支持手段もしくは前記前頭部押圧手段
    との接続部に設けられた、前記接続手段相互の間隔を狭
    める方向への移動に対して逆らう方向の力を発生する抵
    抗発生手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載の頭部装着機構。
  6. 【請求項6】 前記接続手段が2つあり、前記接続手段
    のぞれぞれが、側頭部に沿って共通の前記後頭部押圧手
    段と前記前頭部押圧手段とを接続することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の頭部装着
    機構。
  7. 【請求項7】 前記接続手段が2つあり、かつ前記接続
    手段のそれぞれが、互いに等しい量変位しながら互いの
    間隔を距離を変化可能に前記支持部もしくは前記前頭部
    押圧手段に接続されることを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれか1項に記載の頭部装着機構。
  8. 【請求項8】 前記接続手段が2つあり、その間隔を拡
    げる方向に付勢されていることを特徴とする請求項6又
    は請求項7記載の頭部装着機構。
  9. 【請求項9】 前記接続手段が、前記前頭部押圧手段及
    び前記後頭部押圧手段とを前記装着者の頭部に沿って、
    かつ頭頂部近傍を通って結ぶ線を含んで配置されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
    載の頭部装着機構。
  10. 【請求項10】 前記前頭部押圧手段と、前記支持手段
    が、前記機器と前記装着者との距離を変化させる方向に
    移動可能に接続されることを特徴とする請求項1乃至請
    求項9のいずれか1項に記載の頭部装着機構。
  11. 【請求項11】 前記接続手段が、前記前頭部押圧手段
    と前記後頭部押圧手段との間隔を狭める方向の移動に対
    し、拡げる方向への移動を制限する移動制限手段を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか
    1項に記載の頭部装着機構。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれか1
    項に記載の頭部装着機構を用いた頭部装着装置。
JP2000219489A 2000-07-19 2000-07-19 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置 Expired - Fee Related JP3880294B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219489A JP3880294B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置
US09/766,634 US6677919B2 (en) 2000-07-19 2001-01-23 Head mounting mechanism and head-mounted apparatus using it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219489A JP3880294B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002044566A true JP2002044566A (ja) 2002-02-08
JP3880294B2 JP3880294B2 (ja) 2007-02-14

Family

ID=18714268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000219489A Expired - Fee Related JP3880294B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6677919B2 (ja)
JP (1) JP3880294B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6978478B2 (en) 2002-07-02 2005-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Mounting unit for head mounted apparatus and head mounting apparatus
JP2009111512A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Canon Inc 頭部装着型機器
JP2013046143A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Brother Ind Ltd ヘッドマウント装置及び装着フレーム
JP2016126217A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 ブラザー工業株式会社 画像表示装置、及び、ヘッドマウントディスプレイ
JP2017017565A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 フォーブ インコーポレーテッド ヘッドマウントディスプレイ
WO2020021951A1 (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 ソニー株式会社 ヘッドマウントディスプレイ
JP2021507298A (ja) * 2017-12-21 2021-02-22 ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ−BAE SYSTEMS plc ウェアラブルデバイス

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020088226A (ko) * 2001-05-18 2002-11-27 삼성전자 주식회사 두부 장착 디스플레이
NL1018198C2 (nl) * 2001-06-01 2002-12-03 Tno Head mounted display inrichting.
US20050146487A1 (en) * 2004-01-07 2005-07-07 Interactive Imaging Systems, Inc. Binocular virtual display imaging device
JP2007049684A (ja) * 2005-07-13 2007-02-22 Canon Inc 装着機構及び頭部装着型映像表示装置
US9300949B2 (en) * 2007-01-29 2016-03-29 David J. Ahearn Multi-view system
JP4958599B2 (ja) * 2007-03-29 2012-06-20 キヤノン株式会社 頭部装着型の映像表示装置
US9707367B2 (en) * 2007-06-21 2017-07-18 Resmed Limited Auto-adjusting mask stabilizer
US8004769B2 (en) * 2009-03-05 2011-08-23 Nabes, Llc Binocular apparatus and system
US8545013B2 (en) 2010-04-27 2013-10-01 Kopin Corporation Wearable electronic display
JP5903018B2 (ja) * 2012-09-26 2016-04-13 ソニー株式会社 ヘッドマウントディスプレイ
US9081210B2 (en) 2012-12-12 2015-07-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Head worn device having temple arms to provide long axis compression
EP3117263B1 (en) * 2014-03-14 2018-05-09 Sony Interactive Entertainment Inc. Methods and systems tracking head mounted display (hmd) and calibrations for hmd headband adjustments
US9557569B2 (en) * 2014-05-02 2017-01-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Augmented reality system eye relief adjustment mechanism
US10034508B2 (en) * 2014-08-12 2018-07-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Weight-distributing headband for head-worn assembly
US10108016B2 (en) 2014-08-20 2018-10-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Headband comfort and fit adjustment mechanisms
CN107710747B (zh) * 2015-06-12 2020-03-27 索尼互动娱乐股份有限公司 控制设备、控制方法
JP2017017518A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 キヤノン株式会社 頭部装着装置
KR20230162156A (ko) * 2016-07-15 2023-11-28 매직 립, 인코포레이티드 컴플라이언트 장착 암
CN106773053B (zh) * 2016-12-28 2023-02-03 歌尔科技有限公司 虚拟现实头戴旋钮转动锁紧机构及虚拟现实头戴
WO2018152850A1 (zh) * 2017-02-27 2018-08-30 深圳市柔宇科技有限公司 一种头戴式显示设备及其调节方法
US10379366B1 (en) * 2017-04-28 2019-08-13 Facebook Technologies, Llc Apparatus, system, and method for adjusting head-mounted-display straps
US10747005B1 (en) * 2017-06-06 2020-08-18 Facebook Technologies, Llc Apparatus, system, and method for adjusting head-mounted-display straps
TWI668470B (zh) * 2018-05-03 2019-08-11 宏達國際電子股份有限公司 頭戴式顯示裝置
US10905186B2 (en) 2018-05-03 2021-02-02 Htc Corporation Head-mounted display device
JP7242241B2 (ja) * 2018-10-11 2023-03-20 キヤノン株式会社 頭部装着装置
KR20190106858A (ko) * 2019-08-27 2019-09-18 엘지전자 주식회사 전자 디바이스
CN110908115B (zh) * 2019-12-06 2022-06-07 Oppo广东移动通信有限公司 头戴式设备
CN110967838B (zh) * 2019-12-06 2022-06-07 Oppo广东移动通信有限公司 头戴式设备
CN110824714B (zh) * 2019-12-06 2022-04-01 Oppo广东移动通信有限公司 用于头戴式设备的系带组件以及头戴式设备
CN112859340B (zh) * 2021-01-15 2022-06-28 武汉森林马科技有限公司 一种穿戴式可增强现实感受的ar体感设备
US20240103288A1 (en) * 2022-09-22 2024-03-28 Apple Inc. Adjustment mechanism

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135723U (ja) * 1984-02-17 1985-09-09 若吉 捨一 眼鏡用潤滑性皮膜付き蝶番
JPH07298167A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Sega Enterp Ltd 頭部装着型映像表示装置
JPH10142551A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Olympus Optical Co Ltd 頭部搭載型画像表示装置
JPH11202797A (ja) * 1998-01-09 1999-07-30 Canon Inc ヘッドマウントディスプレイ
JPH11298826A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Canon Inc 頭部装着装置
JP2000152126A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Canon Inc ヘッドマウントディスプレイ装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994014152A1 (en) * 1992-12-04 1994-06-23 Virtual Vision, Inc. A head mounted display system
US5579026A (en) * 1993-05-14 1996-11-26 Olympus Optical Co., Ltd. Image display apparatus of head mounted type
US6424321B1 (en) * 1993-10-22 2002-07-23 Kopin Corporation Head-mounted matrix display
EP0908754A3 (en) * 1994-04-21 2000-04-12 Sega Enterprises, Ltd. Head mounted display
US5742263A (en) * 1995-12-18 1998-04-21 Telxon Corporation Head tracking system for a head mounted display system
US5844656A (en) * 1996-11-07 1998-12-01 Xybernaut Corporation Head mounted display with adjustment components
US6388640B1 (en) * 1998-01-09 2002-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Head mount display
JPH11352904A (ja) * 1998-04-10 1999-12-24 Olympus Optical Co Ltd 頭部装着型映像表示装置
JP4274595B2 (ja) * 1998-04-10 2009-06-10 オリンパス株式会社 頭部装着型映像表示装置
JP2000039582A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Fuji Xerox Co Ltd 映像投影装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135723U (ja) * 1984-02-17 1985-09-09 若吉 捨一 眼鏡用潤滑性皮膜付き蝶番
JPH07298167A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Sega Enterp Ltd 頭部装着型映像表示装置
JPH10142551A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Olympus Optical Co Ltd 頭部搭載型画像表示装置
JPH11202797A (ja) * 1998-01-09 1999-07-30 Canon Inc ヘッドマウントディスプレイ
JPH11298826A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Canon Inc 頭部装着装置
JP2000152126A (ja) * 1998-11-12 2000-05-30 Canon Inc ヘッドマウントディスプレイ装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6978478B2 (en) 2002-07-02 2005-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Mounting unit for head mounted apparatus and head mounting apparatus
USRE40438E1 (en) 2002-07-02 2008-07-22 Canon Kabushiki Kaisha Mounting unit for head mounted apparatus and head mounting apparatus
JP2009111512A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Canon Inc 頭部装着型機器
JP2013046143A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Brother Ind Ltd ヘッドマウント装置及び装着フレーム
JP2016126217A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 ブラザー工業株式会社 画像表示装置、及び、ヘッドマウントディスプレイ
JP2017017565A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 フォーブ インコーポレーテッド ヘッドマウントディスプレイ
JP2021507298A (ja) * 2017-12-21 2021-02-22 ビ−エイイ− システムズ パブリック リミテッド カンパニ−BAE SYSTEMS plc ウェアラブルデバイス
JP7155267B2 (ja) 2017-12-21 2022-10-18 ビ-エイイ- システムズ パブリック リミテッド カンパニ- ウェアラブルデバイス
US11604359B2 (en) 2017-12-21 2023-03-14 Snap Inc. Wearable devices
WO2020021951A1 (ja) * 2018-07-24 2020-01-30 ソニー株式会社 ヘッドマウントディスプレイ
JPWO2020021951A1 (ja) * 2018-07-24 2021-08-02 ソニーグループ株式会社 ヘッドマウントディスプレイ
JP7248028B2 (ja) 2018-07-24 2023-03-29 ソニーグループ株式会社 ヘッドマウントディスプレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3880294B2 (ja) 2007-02-14
US20020008677A1 (en) 2002-01-24
US6677919B2 (en) 2004-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002044566A (ja) 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置
US6388640B1 (en) Head mount display
JP4327364B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ用連節式ノーズブリッジ
JP3576985B2 (ja) 位置調整機構及びヘッドマウントディスプレイ装置
JP2010041632A (ja) ヘッドホン
US20080238815A1 (en) Head-mounted display
JPH09130705A (ja) 頭部装着式映像表示装置
JPH10197825A (ja) 頭部搭載型ディスプレイ
JP4154060B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ装置
US11347059B2 (en) Head mounted apparatus
JP2012105117A (ja) 頭部装着型画像表示装置
JP5907781B2 (ja) 頭部装着表示装置
JPH11298826A (ja) 頭部装着装置
JPH10293544A (ja) 頭部装着型映像表示装置
TWI711314B (zh) 耳機模組與頭戴裝置
JP2002247482A (ja) 頭部装着機構及び頭部装着装置
JPH0886974A (ja) 映像表示装置
JPH11202797A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JPH08251511A (ja) 頭部装着式映像表示装置
JP4421226B2 (ja) 頭部装着型表示装置
JP3880226B2 (ja) 頭部装着型画像表示装置
KR20180125417A (ko) 가상현실용 헤드 마운트 디스플레이의 안구 대응형 렌즈모듈
CN111901717B (zh) 耳机模块与头戴装置
KR200430109Y1 (ko) 단안형 페이스 마운트 디스플레이 장치
KR200157255Y1 (ko) 모자형 에치엠디

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040825

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041007

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131117

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees