JPH07298167A - 頭部装着型映像表示装置 - Google Patents

頭部装着型映像表示装置

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JPH07298167A
JPH07298167A JP10507094A JP10507094A JPH07298167A JP H07298167 A JPH07298167 A JP H07298167A JP 10507094 A JP10507094 A JP 10507094A JP 10507094 A JP10507094 A JP 10507094A JP H07298167 A JPH07298167 A JP H07298167A
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JP
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frame
side frame
head
shaft
gear
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JP10507094A
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Yoshinao Usuki
良直 臼杵
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱が容易であり、且つ、見易い状態に装
着、使用することのできる頭部装着型映像表示装置の提
供 【構成】 映像表示手段の映像表示部Gを備えている前
部側フレームAと、該前部側フレームAとの間に構成さ
れる空間Sの大きさを調節可能に該前部側フレームAに
組み付けられる後部側フレームBとを備え、前部側フレ
ームAに備えられているバンド1、1の歯列1a、1b
に噛合するギア40の軸孔41に対して、後部側フレー
ムBに係脱自在に係合されている回転操作手段Dのシャ
フト30を挿入係合状態に付勢し、且つ、該付勢に抗し
て、該係合を解き得る構成を備えた頭部装着型映像表示
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は動画などの映像を眼前
に写し出すようにした頭部装着型の映像表示装置、特に
装着、脱装の容易な頭部装着型映像表示装置の提供に関
する。
【0002】
【従来の技術】頭部に装着することで、各種の動画など
を眼前に写し出す装置としては、従来より各種のものが
あり、例えば特開平1−133479号では、テレビジ
ョンの発光部が両眼の死角となるように配し、且つ、発
光されたテレビジョン画が凹面鏡で丁度両眼に集来する
ように構成したスキーのゴーグル状の視覚装置が開示さ
れている。
【0003】この特開平1−133479号の視覚装置
では、これを頭部に装着する手段として、一対のヘッド
バンドを備えた構成としてあり、互に重ね合わされる該
ヘッドバンドの夫々の接触面に、互に係合し合うフック
状及びループ状の面ファスナーを設け、このヘッドバン
ドを頭部の後部側で互に重ね合せ係合させることによっ
て該視覚装置を頭部に固定して用いるようにしていた。
【0004】しかしながら、かかる手法による取付け手
段を備えた視覚装置にあっては、ゴーグル状の装置部
と、一方のヘッドバンドとを握り、且つ、このヘッドバ
ンドを頭部の後部側で面ファスナー部が外側を向くよう
に保持し、この面ファスナー部を外向きにして保持され
ているヘッドバンドに対して、更に他方の手によって他
のヘッドバンドを持ちより、これを押しつけ係合させて
取付けるか、あるいは夫々のヘッドバンドを握りながら
ゴーグル状の装置部を頭部の前面側に押し当て、このゴ
ーグル状の装置部の押し当て状態においてヘッドバンド
の保持位置を後方にずらせながら、両ヘッドバンドの面
ファスナー相互を係合させる必要があり、そのいずれに
おいても頭部に対する装着が煩しかった。
【0005】また、かかる手法による取付け手段を備え
た視覚装置にあっては、装着状態の変更、例えば強く締
めつけてあるものを若干緩めたり、あるいは緩い締めつ
け状態にあるものを強く締めつけなおしたりする際に、
逐一ヘッドバンド相互の係合を解く必要があり、この際
にゴーグル状の装置部がずり落ちるなどの難があった。
【0006】かかる点から、近時この種の映像表示装置
として、その前部側に動画映像表示手段などを備えた前
部側フレームと、この前部側フレームに対して、摺動可
能に組付けられる後部側フレームとを用意し、概ね環状
の枠体を構成するようになすと共に、この前部側フレー
ムの両端に備えたラック状の係合歯列を互に向き合うよ
うに備えたバンドを後部側フレーム内に導き入れ、この
係合歯列間に、該係合歯列に噛合するギヤを嵌め入れる
と共に、このギヤを回転させることによって前部側フレ
ームと、後部側フレームとの間の間隔を調整するように
して当該映像表示装置の着脱をなすことが試みられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
装着手段を備えた映像表示装置においては、この装着さ
れている映像表示装置を頭部から取り外す際に、前記ギ
ヤに備えられているハンドルを逐一回し、当該映像表示
装置が完全に頭部から抜け出す大きさに迄、前記の前部
側フレームと後部側フレームとの間の間隔を広げる必要
があり、円滑な映像表示装置の着脱に難があった。
【0008】また、バンドの締込み、あるいは緩み出し
をなすギヤ操作のハンドルが、頭部の背面側に備えられ
ていることから、ハンドルの回転操作が難しく、特に、
ベルトの緩み方向に向けたハンドル操作は通例左回転と
されていることから、かかるハンドル操作の難しさが更
に助長される傾向にあった。
【0009】さらに、装着状態にあるバンドを若干緩ま
せた場合、頭部にある映像表示装置はずり落ち状に傾く
ことが多く、かかる状態で、この映像表示装置を構成し
ている前部側フレームと、後部側フレームとを、当該映
像表示装置が、すっぽりと頭部から抜け出す間隔にま
で、前記ハンドル操作によって広げるには無理があっ
た。
【0010】本発明は、かかる従来の映像表示装置にお
ける不都合に鑑み、着脱操作が容易であり、しかも適度
の締付け状態を容易、且つ確実に装着者にもたらし得る
ようにした映像表示装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上の目的を達
成するものとして、頭部に装着して用いられる頭部装着
型映像表示装置の構成を、この頭部装着型映像表示装置
が、装着対象とされる頭部の前部側に装着される前部側
フレームA及び後部側に装着される後部側フレームBを
少なくとも備え、且つ該前部側フレームAと後部側フレ
ームBとが、該フレーム間に構成される空間Sの大きさ
を調節可能に組付けられていると共に、前部側フレーム
Aには、少なくとも映像表示手段の映像表示部Gと、後
部側フレームB内に延びる一対のバンド1、1とが備え
られていると共に、前記後部側フレームB内にある前記
一対のバンド1、1が重なり合っており、且つ該夫々の
バンド1、1には、互に向き合ったラックとして機能す
るラック状の歯列1a、1bが夫々のバンド1、1の長
さ方向に設けられていると共に、該後部側フレームBに
は、前記バンド1、1の歯列1a、1bに噛合し、且
つ、該後部側フレームB内に組み入れられているピニオ
ンとして機能するギヤ40と、このギヤ40の軸孔41
に対して挿し入れ係合される係合部31を先端部に備え
たシャフト30を有する回転操作手段Dとが備えられて
おり、該回転操作手段Dが、この回転操作手段Dのシャ
フト先端部を前記ギヤ40の軸孔41に対して常時挿し
入れる向きに付勢され、且つ該付勢に抗した前記回転操
作手段Dの移動によって前記軸孔41に対するシャフト
30の係合が解かれると共に、前記回転操作手段Dと、
後部側フレームBとに、前記付勢により係合し、且つ該
回転操作手段Dの該付勢に抗した回転操作によって該係
合の解かれる係合手段が備えられている頭部装着型映像
表示装置としてある。
【0012】
【作用】該前部側フレームAと後部側フレームBとが該
フレーム間に構成される空間Sの大きさを調節可能に組
み付けられ、しかも、この前部側フレームAに備えられ
たラック状の歯列を有する一対のバンド1、1を、後部
側フレームB内でギア40に噛合させ、且つ、このギヤ
40の軸孔41に対して、回転操作手段Dのシャフト3
0を抜き差し自在に配すると共に、この回転操作手段D
を常時回転操作手段Dのシャフト30が前記軸孔41内
に挿入される向きに付勢し、且つ、この付勢によって、
該回転操作手段Dを前記後部側フレームBに対して係合
状態になすと共に、この付勢に抗した前記操作手段Dの
引き戻し操作によって前記ギヤ40が無軸の状態とさ
れ、且つ前記回転操作手段Dの回転操作によって、該回
転操作手段Dと後部側フレームBとの間の係合が解かれ
る構成としてあることから、回転操作手段Dの前記付勢
に抗した回転操作によって、映像表示装置における頭部
に対する締め込み及び、緩み出しがなされると共に、回
転操作手段Dの付勢に抗した引き戻しによって、ギヤ4
0がフリーの状態とされ、映像表示装置における頭部に
対する締め込みを一挙に開放できるように機能する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る典型的な映像表示装置の
一実施例を添付の図面について説明する。図1は映像表
示装置の典型的な、例えば液晶表示パネルなどの動画表
示手段に映し出される画像を頭部に装着した映像表示手
段を用いて装着者の眼前の適切な位置に、画面を大きく
して見易く表示するようにした頭部装着タイプの映像表
示装置の概略構成図である。図2〜図28は、当該映像
表示装置の典型的な一実施例としての頭部装着型映像表
示装置、及び、その構成各部品図、並びに要部断面図な
どを示すものであり、図2と、図3とは、当該頭部装着
型映像表示装置の前部側と、後部側とを理解し易いよう
に上面側から見て示している。図4は、同頭部装着型映
像表示装置の要部部品の分離した状態を、図5は前部側
フレームAと、後部側フレームBとの連設部の要部々品
を図3の略x−x部での水平断面の向きで、また、図6
では、これを同図の略y−yにおける縦断面の状態で示
している。
【0014】図7〜図10は、バンド1、1の締め付
け、及び解放部を夫々断面として示すものであり、図7
ではギヤ40に回転操作手段Dのシャフト30を係合し
ている状態での略水平断面方向での断面を、図8では、
同様にしてこのシャフト30をギヤ40から抜き出し、
相互の係合を解いた状態として示している。更に、図9
では、ギヤ40に回転操作手段Dのシャフト30を係合
している状態での同部の縦断面方向での断面を、図10
では、同様にしてこのシャフト30をギヤ40から抜き
出し、相互の係合を解いた状態の断面として示してい
る。図11は、回転操作手段Dの要部部品と、この部品
組み付け対象とされる後部側フレームBの部品の一部を
示している。
【0015】図12〜図17は、一対のバンド1、1を
示すものであり、図12〜図14は一方のバンド1A
を、図15〜図17は他方のバンド1Bを夫々示し、図
12と、図15とはバンド1Aとバンド1Bとが夫々接
触しあう側を示すと共に、図13と、図16とは、これ
らの各バンド1A、1Bを下面から見て示している。図
18〜図20は、回転操作手段Dのハンドル10を示す
ものであり、図18は、該ハンドル10をシャフト30
に対する取付け使用時における側面から図19は、シャ
フト30の取付け側から、また、図20はシャフト30
の取付け部分の断面として示している。図21〜図23
は、前記回転操作手段Dのシャフト30を受けると共
に、この回転操作手段D、特に、前記シャフト30を常
時後部側フレームB内、特に、後部側フレームB内に装
備されるギヤ40に向けて付勢する付勢受け部として機
能する受け筒180を示すものであり、機能的には後部
側フレームBの構成をなすものであって、図21では、
その断面を、図22は、これを上面から見て、図23
は、これを下面から見て示している。図24は、前記ハ
ンドル10と共に回転操作手段Dの主たる構成部品とさ
れるシャフト30を、図25〜図28は、このシャフト
30が係脱自在に係合される軸孔41を備えたギヤであ
り、図25は、これを正面から、図26では、これを断
面して、更に図27では、これを底面の側から、即ち、
シャフト30の挿入側と反対の側から示すと共に、図2
8では、シャフト30の係合部31が係合され、且つ、
前記バンドに噛合するギヤの歯部分での断面として示し
ている。
【0016】先ず、頭部装着型映像表示装置の概略を、
図1について説明する。この図1において示される頭部
装着型映像表示装置は、頭部Hに装着される略環枠状を
なす構成としてあり、前部側フレームAと、後部側フレ
ームBとが、この頭部Hの納まる空間Sの大きさを調節
自在に組み付けた構成としてあると共に、前部側フレー
ムAに映像表示手段の少なくとの映像表示部Gが備えら
れている。
【0017】ここで示される映像表示手段の映像表示部
Gは、操作者の額前方の位置に液晶ディスプレイとして
の液晶表示板201が略水平となるように設けてあると
共に、この液晶表示板201の上方に蛍光灯などの照明
手段202aと、反射鏡202bなどを備えたバックラ
イト手段202が設けてあり、前記液晶表示板201を
裏側から均一に照らし、明るい映像が得られる構成とし
ている。尚、ここで用いられるディスプレイ手段とし
て、小型のブラウン管を用いても良く、かかるブラウン
管をディスプレイ手段として用いた場合には、前記バッ
クライト手段を設けずに映像表示手段の映像表示部Gを
構成する。
【0018】また、前記液晶表示板201の投影面下方
には、手前上側位置から前方下側に向けて斜めに投影面
をカバーする大きさのハーフミラー203を配置し、ま
た、該ハーフミラー203の前方にある操作者の水平視
界位置にハーフミラー204を立設し、前記液晶表示板
201に表示される映像を、前記ハーフミラー203で
反射させ、かつ、前記ハーフミラー204で反射させる
と共に、これをハーフミラー203を透して操作者が見
得る構成としている。
【0019】尚、操作者には、ハーフミラー204を透
過して外光が入る構成とされていることから、液晶表示
板201の映像と同時に当該映像表示部Gの外部の状況
をも見ることが可能な構成としてあるが、前記ハーフミ
ラー204をハーフミラー機能を備えない、例えば光の
透過性のない反射作用のみのミラーとしても良く、この
場合、前記液晶表示板201に表示されている画像のみ
が操作者に提供されることになる。
【0020】次いで、前部側フレームAには、ゲーム等
のソフトウェアカートリッジ205が、駆動回路基板2
06の後方中央に固着された接続コネクタ207に前方
向から差し込み装着される構成としてある。尚、前記駆
動回路基板206には液晶表示板201の駆動回路や、
コンピュータ回路が設けられ、当該コンピュータ回路で
は、ソフトウェアカートリッジ205からのソフトウェ
アの読み込み、及び操作者によるコントローラー208
からの操作信号により情報処理をし、液晶表示用の駆動
回路を介して液晶表示板201に映像を映し、ヘッドフ
ォン209に音信号を送り出す構成としてあり、操作者
は、液晶表示板201に映し出される映像を見ながら、
コントローラー208を操作してゲームをすることがで
きる。
【0021】尚、この実施例では、外付けのバッテリー
ボックス210が衣類のポケットなどに収納できるよう
に電源コード211に接続されて後部側フレームBから
該映像表示手段に導き入れられる構成としてあり、前記
コントローラー208も同様に、コード212によって
該映像表示手段に接続してある。尚、叙上におけるバッ
テリーボックスを映像表示手段を備える前部側フレーム
A又は後部側フレームB内に内蔵させても良く、また、
直接家庭用商用電源を取入れるようにしてあっても良
い。
【0022】また、当該実施例としてはテレビゲームを
例にして説明したが、前記映像表示手段を商業放送を受
信するテレビジョンとしてあっても良く、この場合、駆
動回路基板206に受信回路を追加して設けて良く、前
記前部側フレームA及び後部側フレームB外に受信装置
を設けても良い。さらに、前記のゲームソフトウェアカ
ートリッジの代わりにビデオテープレコーダーを備える
ことによって当該ビデオテープの映像ソフトをディスプ
レイ手段に表示させるように構成しても良い。また、さ
らに、カメラ一体型のビデオテープレコーダーを備えさ
せることによって、このビデオテープレコーダーによる
録画どりをする場合、カメラ一体型のビデオテープレコ
ーダーの電子ビューファインダーに代えて前記手段を用
いることができることとなり、録画がいたって容易とな
る。さらに、また前記手段をバーチャル・リアリティ装
置のアイフォンとして用いることもできる。
【0023】次いで、頭部装着型映像表示装置における
前部側フレームAと、後部側フレームBとの具体的な組
み付け構成について詳細に説明する。ここで前部側フレ
ームAと、後部側フレームBとは、相互に構成される空
間Sの大きさを調節可能に組み付けられていると共に、
前部側フレームAには、前記の映像表示手段の映像表示
部Gが備えられており、しかも該前部側フレームAに
は、後部側フレームB内に延びる一対のバンド1A、1
Bとが備えられた構成としてある。
【0024】先ず、前部側フレームAは、装着者の眼の
前方に前記映像表示部Gが位置するように備えられてい
る主フレーム部100と、この主フレーム部100の両
側から装着者の頭部側方に延びる一対のサイドフレーム
部101、101が一体に備えられていると共に、その
主フレーム部100の前側上部から、上方に湾曲して突
き出し、装着者の頭部上面に当接する支承部102が、
また、前記サイドフレーム部101には、前記ヘッドホ
ン209の装着部103が設けてある。
【0025】次いで、前記のサイドフレーム部101に
は、後部フレームBに止着されるスライダー152を摺
動自在に組み入れるガイドフレーム104が備えてあ
り、このガイドフレーム104内にストッパー部材を兼
ねた受け駒105が止着してある。即ち、前記サイドフ
レーム部101、101は、互いに向き合っている面、
即ち、構成されるフレームの内側の面が、その端部側で
開口された、即ち、断面コ字状をなす構成としてあると
共に、このサイドフレーム部101の内側の開口側に前
記と同様に、構成されるフレームの内側の面が開口さ
れ、その断面がコ字状を成す構成のガイドフレーム10
4が止着してあり、且つ、このガイドフレーム104の
側端部に前記受け駒105がネジ105bで止着された
構成としてある。そして、該受け駒105は、その上下
方向に突き出す突縁105aを備えており、この受け駒
105と、前記ガイドフレーム104とが構成する隙間
106に納まるように前記スライダー152が摺動自在
に組付けてある。
【0026】かかる隙間106に組付けられるスライダ
ー152は、該ガイドフレーム104の側に開口し、且
つ、開口縁に互いに近付く向きに突縁152aを備え、
該突縁152aを前記受け駒105の突縁105aに係
合する構成としてあると共に、その内奥端側にストッパ
ー部152bを止着してあり、該ストッパー部152b
が、前記受け駒105に当接した位置で、それ以上の抜
け出しが抑止できる構成とされている。
【0027】かくして構成される前部側フレームA内に
組付けられたスライダー152に対し、後部側フレーム
Bのサイドフレーム部151を構成する内側板151B
がボルト、ナットなどの止着具256で止着してあると
共に、この内側板151Bと、該サイドフレーム部15
1を構成している外側溝状枠部151Aとによって構成
される筒状部内に、該スライダー152を含む、前部側
フレームAのサイドフレーム部101の一部が収め入れ
られる構成としてある。
【0028】次いで、前記の後部側フレームBは、バン
ド1の操作部あるいは電源などの導入部としての主フレ
ーム部150と、これに続くサイドフレーム部151と
を備えた構成としてあり、このサイドフレーム部151
が筒状をなす構成とし、該サイドフレーム部151内
に、前部側フレームAのサイドフレーム部101を摺動
可能に組入れた構成としてある。この後部側フレームB
は、前記ガイドフレーム104に止着具256によって
止着され、且つ、サイドフレーム部151を構成する内
側板151B、及び、これに連続し、且つ、主フレーム
部150を構成する内側板150Bと、該内側板150
B、151Bによって塞がれるような溝状開口部を、構
成されるフレームの内側に向けて開口している主フレー
ム部150を構成する外側溝状枠部150A、及び、こ
れに連続してサイドフレーム部151を構成する外側溝
状枠部151Aとによって構成してある。
【0029】即ち、前記の後部側フレームBは、その主
フレーム部150においてもサイドフレーム部151に
おいても、内側板150B、151B及び外側溝状枠部
150A、151Aとの組付けによって、内部にバンド
1などの挿入できる空間を備えた筒状の構成としてあ
り、サイドフレーム部151の構成に比し、その主フレ
ーム部150において上下方向及び前後方向に張り出す
構成としてある。尚、前記外側溝状枠部150A、15
1Aは、主フレーム部150を構成する外側溝状枠部1
50Aの部分で2分した構成、即ち、一方のサイドフレ
ーム部151を構成する外側溝状枠部151Aと、これ
に続く主フレーム部150を構成する外側溝状枠部15
0Aの半分とよりなる一組の部材として構成してあり、
当該頭部装着型映像表示装置における部品組付けが容易
となる構成としている。
【0030】かくして構成される主フレーム部150の
内側板150Bに添ってバンド1A、1Bを重ね合わせ
状に挿し入れると共に、このバンド1A、1Bの各歯列
1a、1b間にギヤ40を、該ギヤ40の歯42を前記
各歯列1a、1bに噛合するように組入れ、このギヤ4
0を前記内側板150Bに回転自在に組付け、次いで、
該内側板150Bとの間に、該ギヤ40とバンド1A、
1Bとをがたなく保持する支持板153を該内側板15
0Bに対し、所要間隔をへだてて取付ける。次いで、回
転操作手段Dなどを組付けた主フレーム部150及びサ
イドフレーム部151としての一対の外側溝状枠部15
0A・151A、150A・151Aを、前記内側板1
50B・151Bに組付け、該回転操作手段Dにおける
ハンドル10のシャフト30の先端係合部31が、前記
支持板153に開設された孔153bを通して、前記ギ
ヤ40の軸孔41に対して挿入可能に構成してある。
【0031】また、前記バンド1A、1Bはその一端が
前部側フレームA内に組込まれており、且つ、この前部
側フレームAに軸2によって回転可能に取付けてあると
共に前記内側板150B・151Bに開設された大き目
の穴251から該バンド1A、1Bの他側部が後部側フ
レームB内に導き入れられており、前記支持板153と
内側板150Bとの間の隙間に案内される構成としてあ
り、この支持板153と内側板150B間の隙間に案内
されたバンド1A、1Bをハンドル10のシャフト30
に係合したギヤ40によって締込み、この締込みによっ
て、前部側フレームAのサイドフレーム部101を後部
側フレームBのサイドフレーム部151内に引き入れ、
この前部側フレームAと、後部側フレームBとが構成す
る環状の空間Sを小さくすることによって、当該の頭部
装着型映像表示装置を操作者の頭部Hに装着すると共
に、前記シャフト30をギヤ40の軸孔41から引き抜
くことによって、ギヤ40をフリーの状態とし、前部側
フレームAに対する後部側フレームBの拡き出しを可能
としている。
【0032】次いで、回転操作手段Dによるギヤ40の
操作と、これによるバンド1A、1Bの後部側フレーム
B内に向けた引き込みと、後部側フレームB及び前部側
フレームA間の拡き出し処理について説明する。
【0033】先ず、後部側フレームB内に導き入られる
バンド1、1は、後部側フレームBの主フレーム部15
0の内側板150Bに設けたギヤ40の取付孔154に
対して同心状に設けた環状凹部155にワッシャー15
6を嵌め入れると共に、この内側板150Bの背面側
に、上下対をなすように突設した略水平向きの鍔15
7、157間に前記バンド1Bを内側にして、バンド1
A、1Bを互いに重なり合うように収め入れ、次いで、
この収め入れたバンドの互いに向き合ったラック状の歯
列1a、1b間に収め入れるようにギヤ40を組み入れ
る。
【0034】ここで用いられるバンド1は、例えば細長
板状のプラスチック製のバンドとして構成されるもので
あり、ピニオンとして機能するギヤ40の収まる細長状
の長方形状の穴3が設けてあると共に、互いに接触する
側の該穴3の穴縁に摺設用の隆起凸縁3aが設けてあ
る。また、一方のバンド1Bの穴3の上縁に沿ってラッ
クとして機能するラック状をなす歯列1bを、他方のバ
ンド1Aの穴3の下縁に沿って同様にラックとして機能
するラック状をなす歯列1aを設け、この歯列1a及び
歯列1bに対して、この歯列1a及び1b間に収め入れ
られたピニオンとして機能するギヤ40の歯42がガタ
なく噛合される構成としてある。更に、前記バンド1B
の上下縁部に沿った位置、特に、バンド1Aと接する側
の、バンド1Bの長手方向に亘って摺接用のリブ4、4
を設けてある。
【0035】尚、ここで構成されるバンド1A、1B
は、前部側フレームAと、後部側フレームBとにおいて
充分な撓みと、必要な弾性とを備えて装着される構成と
してあると共に、前部側フレームAに対して軸2によっ
て回動可能に取付けるための軸孔部5を夫々備えた構成
としてある。
【0036】ここで用いられるピニオンとして機能する
ギヤ40は、段差面43aによって、段差状に細経とさ
れ、且つ、前記取付け孔154に挿通される取付け軸4
3と、これに続く歯42部と、この歯42部に続き、し
かも該歯42部の側に向けてバンド1Aに当接する当り
凸縁44aを屈曲状に備えたフランジ44と、このフラ
ンジ44の側から、前記取付け軸43の側に向けて開設
された軸孔41とを備えた構成としてあり、該軸孔41
は、六角形の角穴部41aの入口側に円孔部41bを更
に、内奥側にシャフト30の先端の収まる円孔部41c
を備えた構成とされている。かかる構成よりなるギヤ4
0の歯42を、前記バンド1Aの歯列1aと、これに向
き合っているバンド1Bの歯列1bとの間に、この歯列
1a及び1bに噛合するように、嵌め入れると共に、前
記段差面43aを前記ワッシャー156に当接させた状
態で、内側板150Bの取付け孔154より突き出され
た取付け軸43の環状溝45にEリング158を嵌めつ
けて、該ギア40を内側板150Bに対して回転自在に
組付けた構成としてある。
【0037】次いで、前記鍔157、157間を塞ぐよ
うに支持板153を該内側板150Bに取付ける。この
内側板153には、前記ギヤ40のフランジ44の収ま
る凹部153aと、この凹部153aの底部に開口され
た孔153bとが備えられており、該凹部153a内に
ギヤ40のフランジ44を収めるようにして、前記内側
板150Bに止着することによって前記ギヤ40を前記
内側板150Bとの間で安定に保持できるように構成し
ている。
【0038】次いで、取付け鍔181を外側に備えた円
筒状の受け筒180を、後部側フレームBの主フレーム
部150を構成する外側溝状枠部150Aの孔159に
挿通し、前記鍔181を該外側溝状枠部150Aにボル
ト160で取付けるようにして止着し、この受け筒18
0の内側の筒端を前記孔153b内に挿通し、ギヤ40
のフランジ44の面に当接させて、該ギヤ40を安定に
保持する。この受け筒180は、シャフト30の挿通支
承される隔壁部182の一方の側にハンドル10のボス
部11の収まる孔部183が、他方に異径の孔部18
4、即ち、小径の孔部184aと大径の孔部184bと
の連続した孔部184が設けられており、この孔部18
4内の前記隔壁部182と、シャフト30の鍔32との
間に収まるようにスプリング20が装備されると共に、
このスプリング20を受けるシャフト30の鍔32が前
記大径の孔部184b内にあって、小径の孔部184a
との間の段差面184cに当接する構成としてある。
【0039】また、この受け筒180における孔部18
3の底部に相当する前記隔壁部182には、その略中央
にシャフト30の挿通される孔185が孔部183と、
孔部184とを連通するように設けてあり、且つ、該孔
185には、前記孔部183の側に向け、且つ、該孔1
85の中央の側に向けて傾斜した弾性片186が備えて
あると共に、前記孔部183の側にある該孔185の周
側にある前記隔壁部182には、その円周方向に係合部
187が備えられている。
【0040】この受け筒180に備えられている係合部
187は、前記隔壁部182の孔185の周側部に、そ
の放射方向を向けて設けられた谷状係合溝187aとし
て構成されており、この谷状係合溝187aは、谷状傾
斜面187a’と谷底187a”とを備えた構成として
ある。また、この谷状係合溝187a、187a間は平
坦面187bとして構成されている。
【0041】次いで、シャフト30は、ハンドル10に
差し込み止着される回りどめとしての六角状の角桿部3
3を一端に備え、且つ他端にガイド用の円柱桿部34
と、これに続く六角桿状の係合部31と、更に、この係
合部31に続く位置に鍔32とを備えた構成としてあ
り、前記受け筒180における小径孔部184aの内壁
に接するように取り入れられたスプリング20を前記鍔
32で受けるようにして、該シャフト30を、前記角桿
部33の側を孔部184の側から孔部183の側に向け
て、前記孔185に挿通し、次いで、該シャフト30の
角桿部33をハンドル10の取付孔12に嵌め入れ、こ
のハンドル10のグリップ部14側から挿通したネジ1
3を該シャフト30のネジ孔35にネジ入れ、シャフト
30とハンドル10とを止着することによって、前記受
け筒180内において、隔壁部182と、鍔32との間
のスプリング20を圧縮コイルバネの状態とし、回転操
作手段Dを、この受け筒180の内方に向けて常時、付
勢する構成としてある。
【0042】ここで用いられるハンドル10は、グリッ
プ部14とボス部11とを備えており、このグリップ部
14とボス部11とを連通する孔のボス部側が、前記シ
ャフト30の角桿部33の収まる六角状の角穴としての
取付孔12としてあり、この取付孔12から前記ネジ1
3の挿通される孔15が設けてあり、取付孔12に挿し
入れられたシャフト30の角桿部33のネジ穴35に対
し、グリップ部14の側からネジ13を該孔15を介し
て螺挿できる構成としてある。また、ボス部11の周側
には、前記受け筒180の筒端部がガタなく収まる環状
溝16を構成する環状突縁17が備えられている。
【0043】次いで、前記ボス部11の先端面にある取
付孔12の周側には、その円周方向に係合部18が設け
られている。この係合部18は、前記受け筒180の係
合部187に係合する係合手段を備えた構成としてあ
り、前記谷状係合溝187aに嵌り合う山状係合凸起1
8aを、該ボス部11の周側に、放射方向を向くように
して設けた構成としてある。即ち、この山状係合突起1
8aは、頂端面18a’と、この頂端面18a’の両側
に設けられる傾斜面18a”、18a”とで構成してあ
ると共に、この山状係合凸起18a、18a間が平坦面
18bとして構成されている。
【0044】かくして構成されるギア40と、このギア
40の回転操作手段Dとは、常態においては図7及び図
9の状態にあり、スプリング20によってハンドル10
に備えられているシャフト30の係合部31がギア40
の軸孔41内にあって、該シャフト30とギア40とが
係合状態におかれている。また、この状態において、ハ
ンドル10の係合部18と、受け筒180の係合部18
7とは互いに係合状態、即ち、係合部18の山状係合凸
起18aが、係合部187の谷状係合溝187a内に収
まった状態とされている。この結果、ハンドル10の回
転操作をなさない限り、ギア40は回転せず、ギア40
に噛合しているバンド1A、1Bは停止位置に保持され
たままの状態とされる。
【0045】かかる状態においてハンドル10を回した
場合、前記スプリング20の付勢に抗して谷状係合溝1
87aに対する山状係合凸起18aは、互の傾斜面18
a’187a’を案内として浮き上がり、その係合が順
次解かれ、又は継続して解かれ、ギア40を左右いずれ
の向きにも回転することが可能とされ、図示例において
はハンドル10の右回転によってバンド1A、1Bを締
め込み方向、即ち、前部側フレームAと後部側フレーム
Bとのなす空間Sを小さくする向きに該前部側フレーム
Aに対して後部側フレームBを移動することができると
共に、これを左回転してバンド1A、1Bを互いに緩み
出す方向、即ち、前記空間Sを大きくする向きに該後部
側フレームBを前部側フレームAに対して移動させるこ
とができる。又、このハンドル10の回転を中止した場
合、前記係合部187の谷状係合溝187aに対し、係
合部18の山状係合突起18aがスプリング20の付勢
により落ち込み、相互に係合状態を作り出すこととなっ
て、バンド1A、1Bはいずれの向きに対しても、その
動きを封ぜられることとなる。
【0046】次いで、前記スプリング20の付勢に抗し
て、ハンドル10を図8及び図10に示すように引くこ
とによって、シャフト30の係合部31がギア40の軸
孔41にある角穴部41aとの係合が解かれることとな
り、ギア40は回転自在の状態とされる。従って、この
状態において、バンド1A、1B相互が互いに離れる向
きに付勢されているか、あるいはまた、前部側フレーム
Aと、後部側フレームBとが互いに離れ出す向きに付勢
されている場合(例えば、前部側フレームAと後部側フ
レームBとの連設部に、これらを相互に離れ出す向きに
付勢する板バネを介装するなどすることによって)、前
記の係合解除と同時に、前部側フレームAと後部側フレ
ームBとは自動的に、且つ、瞬時に離れ出し、装着され
ている頭部Hから当該頭部装着型映像表示装置を取り外
すことができる。
【0047】また、かかる付勢手段を備えていない場合
においても、前記シャフト30とギア40との係合を解
くことによって、逐一ハンドル10を回すことなく、例
えば、後部側フレームBをハンドル10と共に単に後方
に引くことのみによって該後部側フレームBを前部側フ
レームAに対して、互いに離れ出す向きに移動すること
が可能とされ、装着状態にある頭部装着型映像表示装置
を円滑且つ容易に頭部Hから取り外すことができる。
【0048】更に、引き抜き方向に移動されているハン
ドル10に対する当該引っ張りを開放した場合、この回
転操作手段Dは再度スプリング20によって付勢され、
シャフト30の先端にある円柱桿部34がギア40の円
孔部41bに案内されながら、該シャフト30の係合部
31をギア40の軸孔41内に導き入れ、該シャフト3
0をこの軸孔41の角穴部41aに対して係合状態に置
くことによって、当該ギア40によるバンド1A、1B
の停止状態を維持する。
【0049】尚、図において252は、装着対象とされ
る頭部Hの額部分に当接するクッション材を、253
は、後頭部分に当接するクッション材を示している。ま
た、この種のクッション材を前記バンド1、1の内側部
分、即ち、装着対象とされる頭部Hに接する側に、例え
ば面状ファスナーなどを用いて着脱可能に備えさせるよ
うにしてあっても良い。又、254は、前記ソフトウェ
アカートリッジ205の差し込み穴を、255は当該装
置の鼻受け部を示している。
【0050】
【発明の効果】本発明は、叙上の特長ある構成、特に、
映像表示部Gを備えた前部側フレームAと、これに対応
して設けられている後部側フレームBとを、装着対象と
される頭部に対して、締付け方向及び解きほごし方向に
向けて移動自在としてあり、しかも、前部側フレームA
に備えられているバンド1、1を、後部側フレームBに
おいて、引き、あるいは離れる向きに動作させるギア4
0を、回転操作手段Dによって回転可能としてあること
から、頭部装着型映像表示装置を装着対象としての頭部
Hに対して、無理のない、もっとも自然の状態に、容
易、且つ、確実に装着できる特長を有すると共に、映像
表示部Gに表示される映像が、もっとも見易い眼前に位
置するように、当該装置の装着状態を、随時、随意に変
更できる特長を有している。
【0051】また、前部側フレームAと、後部側フレー
ムBとの締込みに用いられているバンド1に対し噛合さ
れるギア40を、回転操作手段Dとしてのハンドル10
をスプリング20の付勢に抗して引くことによってフリ
ーの状態になし得る構成とし、頭部Hに装着状態にある
頭部装着型映像表示装置を、逐一ハンドル10を回転さ
せることなく、随時、随意に、しかも瞬時にして、頭部
Hより脱装できる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】頭部装着型映像表示装置の典型的な一実施例と
しての映像表示手段の概略を示す構成図
【図2】同装置の前部側からの斜視図
【図3】同装置の後部側からの斜視図
【図4】同装置の部品分離斜視図
【図5】同装置の要部平断面図
【図6】同装置の要部縦断面図
【図7】同装置の回転操作手段部分を含む要部平断面図
【図8】同ハンドル操作時の同要部平断面図
【図9】同要部縦断面図
【図10】同ハンドル操作時の同要部縦断面図
【図11】回転操作手段及びギア部の要部部品を示す一
部破断斜視図
【図12】ベルト1Aの一部を省略して示す正面図
【図13】同底面図
【図14】図12のL、L断面図
【図15】ベルト1Bの一部を省略して示す正面図
【図16】同底面図
【図17】図15のK、K断面図
【図18】ハンドルの正面図
【図19】同底面図
【図20】同断面図
【図21】受け筒の断面図
【図22】同平面図
【図23】同底面図
【図24】シャフトの正面図
【図25】ギアの正面図
【図26】同縦断面図
【図27】同底面図
【図28】同歯部分の平断面図
【符号の説明】
A 前部側フレーム B 後部側フレーム G 映像表示部 D 回転操作手段 S 空間 1 バンド 1a、1b 歯列 30 シャフト 31 係合部 40 ギア 41 軸孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部に装着して用いられる頭部装着型映
    像表示装置であって、 この頭部装着型映像表示装置が、装着対象とされる頭部
    の前部側に装着される前部側フレーム及び後部側に装着
    される後部側フレームを少なくとも備え、且つ該前部側
    フレームと後部側フレームとが、該フレーム間に構成さ
    れる空間の大きさを調節可能に組付けられていると共
    に、 前部側フレームには、少なくとも映像表示手段の映像表
    示部と、後部側フレーム内に延びる一対のバンドとが備
    えられていると共に、 前記後部側フレーム内にある前記一対のバンドが重なり
    合っており、且つ該夫々のバンドには、互に向き合った
    ラック状の歯列が夫々のバンドの長さ方向に設けられて
    いると共に、 該後部側フレームには、前記バンドの歯列に噛合し、か
    つ該後部側フレーム内に組み入れられているギヤと、こ
    のギヤの軸孔に対して、挿し入れ係合される係合部を先
    端部に備えたシャフトを有する回転操作手段とが備えら
    れており、該回転操作手段が、この回転操作手段のシャ
    フト先端部を前記ギヤの軸孔に対して常時挿し入れる向
    きに付勢され、かつ、該付勢に抗した前記回転操作手段
    の移動によって前記軸孔に対するシャフトの係合が解か
    れると共に、 前記回転操作手段と、後部側フレームとに、前記付勢に
    より係合し、かつ、該回転操作手段の該付勢に抗した回
    転操作によって該係合の解かれる係合手段が備えられて
    いることを特徴とする頭部装着型映像表示装置。
JP10507094A 1994-04-21 1994-04-21 頭部装着型映像表示装置 Withdrawn JPH07298167A (ja)

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EP95302640A EP0679919B1 (en) 1994-04-21 1995-04-20 Head mounted display
US08/426,168 US5774096A (en) 1994-04-21 1995-04-20 Head mounted display
ES95302640T ES2149926T3 (es) 1994-04-21 1995-04-20 Pantalla para montar sobre la cabeza.
EP98124121A EP0908754A3 (en) 1994-04-21 1995-04-20 Head mounted display
KR1019950009407A KR950035465A (ko) 1994-04-21 1995-04-21 머리 착용식 디스플레이
US09/069,797 US6124837A (en) 1994-04-21 1998-04-30 Head mounted display
US09/192,312 US6239771B1 (en) 1994-04-21 1998-11-16 Head mounted display

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044566A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Mixed Reality Systems Laboratory Inc 頭部装着機構及びそれを用いた頭部装着装置
JP2009111512A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Canon Inc 頭部装着型機器
JP2016099510A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置及び装着部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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