JP2002044419A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002044419A
JP2002044419A JP2000230176A JP2000230176A JP2002044419A JP 2002044419 A JP2002044419 A JP 2002044419A JP 2000230176 A JP2000230176 A JP 2000230176A JP 2000230176 A JP2000230176 A JP 2000230176A JP 2002044419 A JP2002044419 A JP 2002044419A
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thinning
forming apparatus
image forming
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JP2000230176A
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English (en)
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Akihiko Oda
昭彦 小田
Toshiyuki Maejima
利行 前島
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、原稿画像の重ね合わせ処理をする
際に、合成される各画像情報の判読を可能とし、しか
も、元の画像に近い状態でより美しい合成画像を形成す
ることのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 被重ね合わせ画像と重ね合わせ画像とを
重ね合わせて合成し、画像形成手段により合成した画像
の画像形成を行う画像形成装置である。被重ね合わせ画
像、重ね合わせ画像の原稿を読み取る原稿読取手段を有
する。読み取られた被重ね合わせ画像及び重ね合わせ画
像のいずれかの画像を間引きする間引き手段を有する。
間引き手段にて間引きされた一方の画像と、他方の画像
とを合成するとともに、この合成画像を出力形成するよ
うに制御する制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、重ね合わせ画像と被重ね合わせ画像とを重ね
合わせて合成する機能を有した画像形成装置、さらに加
えてファクシミリ等の機能を備えた複合型の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置におい
て、例えば図10(A)に示すように、2枚の原稿画像
を重ね合わせて合成する技術が知られている。
【0003】このような重ね合わせ処理では、原稿読取
装置によって読み込まれた重ね合わせ画像152を、そ
のまま被重ね合わせ画像151に重ね合わせて合成処理
をしていた。すなわち、被重ね合わせ画像151と重ね
合わせ画像152とを単純な論理和による重ね合わせ処
理を行い、図10(A)に示す符号153のような合成
画像が形成されていた。
【0004】一方、重ね合わせ処理の際に、単純な論理
和による処理に代えて、排他的論理和による処理を行う
場合が考えられる。すなわち、重ね合わせ処理を単純な
論理和で行うのではなく、排他的論理和等の重ね合わせ
処理により、黒画像と黒画像が重なった部分を白とする
等の対応により重ね合わせ画像の部分を判読可能にする
ものである。この場合には、図10(B)に示すよう
に、被重ね合わせ画像151と重ね合わせ画像152と
の合成画像は、符号154に示すようなものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な複写機等で実現されていた原稿画像の重ね合わせ処理
を行うと、図10(A)に示すように、合成画像153
の重ね合わせ部分において、被重ね合わせ画像の「Ko
nika」の文字が潰れ、特に文字「A」の黒ベタの下
の部分が読みずらく形成されていた。このため、一方の
原稿が有する文字情報等の画像情報がつぶれて判読でき
なくなる等の不具合が発生していた。
【0006】このような問題は、特に、重ね合わせを行
うために入力されるどちらか一方の画像が、濃度の濃い
原稿画像であったり、黒情報を多く含んだベタ面積が大
きい原稿画像であった場合に顕著となっていた。
【0007】加えて、図10(B)に示すような、排他
的論理和による重ね合わせ処理においても、合成画像1
54の重ね合わさる部分は、白黒が逆になり、上記同
様、文字情報の判読が難しく形成されてしまっていた。
また、文字以外の画像で例えば図形を多く含む画像の重
ね合わせ処理の場合、出来上がり画像が元の画像とかけ
離れた画像となる可能性がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、原稿画像の重ね合わ
せ処理をする際に、合成される各画像情報の判読を可能
とし、しかも、元の画像に近い状態で美しい合成画像を
形成することのできる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、第1の画像と第2の画像
とを重ね合わせて合成し、この合成した画像に基づいて
画像形成を行う画像形成装置であって、前記第1の画像
および前記第2の画像の原稿を読み取る原稿読取手段
と、前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像
および前記第2の画像のいずれかの画像データの間引き
処理を行う間引き手段と、前記間引き手段にて間引きさ
れた一方の画像と、他方の画像とを合成するとともに、
この合成画像に基づいて画像形成するように制御する制
御手段と、を含むことを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、第1の画
像と第2の画像とを重ね合わせて合成し、この合成した
画像に基づいて画像形成を行う画像形成装置であって、
前記第1の画像および前記第2の画像の原稿を読み取る
原稿読取手段と、前記原稿読取手段にて読み取られた前
記第1の画像および前記第2の画像の双方の画像データ
の間引き処理を各々行う間引き手段と、前記間引き手段
にて間引きされた双方の画像を合成するとともに、この
合成画像に基づいて画像形成するように制御する制御手
段と、を含むことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、前記間引
き手段で間引きする間引き率を設定入力する設定画面を
表示した表示手段をさらに有し、前記間引き手段は、設
定入力される間引き率と、この間引き率に対応した間引
き率アルゴリズムとの相関関係を定義した間引き率相関
テーブルを有し、前記制御手段は、前記表示手段にて設
定入力される前記間引き率と、前記間引き率相関テーブ
ルとに基づき、前記画像を合成制御することを特徴とし
ている。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、前記表示
手段の前記設定画面には、前記画像に応じて間引き方法
を選択する選択欄が表示され、前記間引き手段は、選択
される間引き方法と、この間引き方法に対応した間引き
方法アルゴリズムとの相関関係を定義した間引き方法相
関テーブルを有し、前記制御手段は、前記表示手段にて
選択される前記間引き方法と、前記間引き方法相関テー
ブルとに基づき、前記画像に応じて間引き方法を異なる
ように合成制御することを特徴としている。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、前記間引
き方法相関テーブルは、前記間引き率との相関関係を定
義した情報をさらに有し、前記制御手段は、前記間引き
率に応じて前記間引き方法が異なるように制御すること
を特徴としている。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、前記制御
手段は、間引き処理後に、前記第2の画像と前記第1の
画像との論理和にて画像合成を行うことを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、前記制御
手段は、間引き処理後に、前記第2の画像と前記第1の
画像との排他的論理和にて画像合成を行うことを特徴と
している。
【0016】また、請求項8に記載の発明は、前記間引
き手段は、間引き処理を前記画像形成手段による画像形
成中に行い、前記制御手段は、画像形成を確認しながら
前記間引き手段により間引き調整を行うように制御する
ことを特徴としている。
【0017】また、請求項9に記載の発明は、前記制御
手段は、前記画像の重ね合わせ処理を、複数枚の原稿に
対して行う場合に、先頭ページの原稿画像に対してのみ
行うように制御されることを特徴としている。
【0018】また、請求項10に記載の発明は、前記制
御手段は、画像のデータ量に基づいた間引き率にて制御
されることを特徴としている。
【0019】また、請求項11に記載の発明は、前記制
御手段は、画像の濃度に基づいた間引き率にて制御され
ることを特徴としている。
【0020】また、請求項12に記載の発明は、前記間
引き率アルゴリズムは、間引き率が低くなるに従い、縦
及び横方向にマトリックス状に配置された画素上におい
て、縦及び横方向の各着色画素間の距離が広がるような
アルゴリズムであることを特徴としている。
【0021】また、請求項13に記載の発明は、前記間
引き方法アルゴリズムは、縦及び横方向にマトリックス
状に配置された画素上において、縦方向の画素を間引く
ように前記画像を形成するアルゴリズムであることを特
徴としている。
【0022】また、請求項14に記載の発明は、前記間
引き方法アルゴリズムは、縦及び横方向にマトリックス
状に配置された画素上において、横方向の画素を間引く
ように前記画像を形成するるアルゴリスムであることを
特徴としている。
【0023】また、請求項15に記載の発明は、前記間
引き方法アルゴリズムは、乱数生成手段と、この乱数生
成手段に基づいて縦及び横方向にマトリックス状に配置
された画素上においてランダムに間引くように前記画像
を形成するアルゴリズムであることを特徴としている。
【0024】また、請求項16に記載の発明は、前記間
引き方法アルゴリズムは、縦及び横方向にマトリックス
状に配置された画素上において、複数の画素の集合を単
一マス目として間引くように前記画像を形成するアルゴ
リズムであることを特徴としている。
【0025】また、請求項17に記載の発明は、第1の
画像と第2の画像とを重ね合わせて合成して画像形成を
行う画像形成装置であって、前記第2の画像を及び前記
第1の画像の原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿
読取手段にて読み取られた前記第2の画像を一時記憶す
る第1の記憶手段と、前記原稿読取手段にて読み取られ
た前記第1の画像を一時記憶する第2の記憶手段と、前
記第1の記憶手段の前記第2の画像を所定の間引き率で
間引く間引き率相関テーブルと、重ね合わせ後の合成画
像を圧縮して格納するための圧縮記憶手段と、この圧縮
を行うとともに、前記第3の記憶手段に格納された圧縮
合成画像を伸張するための圧縮伸張手段と、伸張された
合成画像を記録紙に画像形成する画像形成手段と、前記
原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を前記第
1の記憶手段に記憶し、前記間引き率相関テーブルに基
づき前記第2の画像に間引き処理を施し、前記原稿読取
手段にて読み取られた前記第1の画像を前記第2の記憶
手段に記憶し、間引き後の第2の画像と前記第1の画像
とを画像合成し、この合成画像を前記圧縮伸張手段で圧
縮して前記圧縮記憶手段に記憶し、画像形成ジョブに応
じて前記圧縮記憶手段より圧縮合成画像を伸張して画像
形成手段にて記録紙上に画像形成を行うように制御する
制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0026】また、請求項18に記載の発明は、第1の
画像と第2の画像とを重ね合わせて合成して画像形成を
行う画像形成装置であって、前記第2の画像及び前記第
1の画像の原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿読
取手段にて読み取られた前記第2の画像を一時記憶する
第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段の前記第2の画
像を所定の間引き率で間引く間引き率相関テーブルと、
前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像を圧
縮して格納するための圧縮記憶手段と、この圧縮を行う
とともに、前記圧縮記憶手段に格納された前記第1の画
像を伸張するための圧縮伸張手段と、伸張された前記第
1の画像を一時記憶する第2の記憶手段と、重ね合わせ
後の合成画像を記録紙に画像形成する画像形成手段と、
前記原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を前
記第1の記憶手段に記憶し、前記間引き率相関テーブル
に基づき前記第2の画像に間引き処理を施し、前記原稿
読取手段にて読み取られた前記第1の画像を前記圧縮伸
張手段で圧縮して前記圧縮記憶手段に記憶し、画像形成
ジョブに応じて順次前記圧縮記憶手段より前記第1の画
像を伸張して前記第2の記憶手段に記憶し、間引き後の
第2の画像と前記第1の画像とを画像合成し、この合成
画像を前記画像形成手段にて記録紙上に画像形成を行う
ように制御する制御手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0027】また、請求項19に記載の発明は、前記圧
縮伸張手段は、前記合成画像又は前記第1の画像を、前
記原稿読取手段にて読取られた通常の記憶時に圧縮され
る圧縮アルゴリズムと同じ圧縮アルゴリズムにて圧縮す
るように形成することを特徴としている。
【0028】また、請求項20に記載の発明は、前記圧
縮伸張手段は、前記合成画像又は前記第1の画像を、通
常の画像形成動作にて圧縮画像が伸張される時に使用さ
れる伸張アルゴリズムと同じ伸張アルゴリズムにて伸張
されるように形成することを特徴としている。
【0029】また、請求項21に記載の発明は、前記圧
縮伸張手段は、通常の画像形成動作で使用される画像の
圧縮伸張処理専用集積回路にて形成されることを特徴と
している。
【0030】また、請求項22に記載の発明は、複数の
各原稿画像を合成し、画像形成手段により合成した合成
画像の画像形成を行う画像形成装置であって、複数の各
前記原稿画像を読み取る原稿読取手段と、前記原稿読取
手段にて読み取られた複数の各原稿画像のいずれかもし
くは全部の画像のデータ間引き処理を各々行う間引き手
段と、前記間引き手段にて間引きされた複数の画像を合
成するとともに、この合成画像を出力して画像形成する
ように制御する制御手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0031】また、請求項23に記載の発明は、ファク
シミリ手順で画像形成を行うファクシミリ手段、情報処
理装置からのデータにより画像形成を行う手段、原稿読
取手段からの画像情報に基づいて画像形成を行う手段、
をモード切換により使用する複合型の画像形成装置であ
って、複数の各原稿画像を読み取る原稿読取手段と、前
記原稿読取手段にて読み取られた複数の各原稿画像のい
ずれかもしくは全部の画像のデータ間引き処理を各々行
う間引き手段と、前記間引き手段にて間引きされた複数
の画像を合成するとともに、この合成画像を出力して画
像形成するように制御する制御手段と、を含むことを特
徴としている。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0033】[第1の実施の形態] (全体構成)先ず、本発明の特徴である、互いの画像ど
うしを間引き率を設定して重ね合わせる構成の説明に先
立って、画像形成装置の全体の概略構成について、図1
を参照して説明する。図1は、本例の画像形成装置の構
成を示す機能ブロック図である。
【0034】本例の画像形成装置1は、図1に示すよう
に、ファクシミリ機能、複写機能、及びプリンタ機能を
有する複合機であり、例えば所定のファクシミリ通信手
順に従って通信を行うためのファクシミリ通信部、外部
情報処理装置等から画像情報を受け取るためのデータ通
信部、を含んでなり通信回線を介して画像を送受信する
通信手段3と、原稿サイズ検知手段を具備するとともに
所定の光学系からなり原稿画像を読み取るための原稿読
取手段4と、重ね合わせ処理が行われない通常時に、原
稿読取手段4にて読み取った画像情報、通信手段3にて
受信した画像情報を記憶する圧縮記憶手段である読み書
き可能メモリー5と、この読み書き可能メモリー5に画
像情報を書き込む場合には圧縮し、画像情報を読み出す
場合には伸張を行う圧縮伸張手段である圧縮伸張用集積
回路6と、受信した又は読み取った画像情報に所定の処
理(変倍処理等)を施し読み書き可能メモリー5に格納
する画像処理手段である画像処理装置7と、記録媒体と
しての記録紙上に画像形成を行う画像形成手段である画
像形成装置8と、記録紙の給紙を行うための給紙手段9
と、コピー時等の各種モードの設定等を行う多数のキー
群を備えた操作手段10と、例えばLCDタッチパネル
を用い、画像重ね合わせ処理時の間引き率及び間引き方
法を設定する間引き率設定画面や、画像形成時の倍率指
定画面等を表示する表示手段12と、上記間引き率及び
間引き方法にて画像の間引きを行う間引き手段20と、
構成各部を所定の制御プログラムに従って制御する制御
手段30と、を含んで構成されている。
【0035】なお、複合機である画像形成装置1におけ
るコピー機能のみ抽出した構成で本発明の画像形成装置
を構成できる。
【0036】また、この他、図示しない、受信時に受信
画像情報を復号化して伸長する復号化手段、送信時に画
像情報を圧縮して符号化する符号化手段、等も具備して
いる。
【0037】さらに、この画像形成装置1では、表示手
段12に表示される表示画面データを格納した画面デー
タ記憶手段14と、この画面データ記憶手段14に格納
された画面データを表示手段12上に表示する表示制御
手段13と、を含んで構成されている。これにより、後
述するような間引き率を設定するための専用の画面を表
示手段12上に表示することができる。
【0038】通信手段3は、NTTなどの公衆網との間
で発呼を行ったり、不特定多数の相手方からの着呼、復
旧、切断処理等の接続制御を行うための網制御装置(ネ
ットワークコントロールユニット)、受信時に公衆網に
よって伝送されてきた変調信号を復調してデジタルの受
信画像に変換し、送信時に公衆網の周波数帯に整合する
ように原稿画像情報を変調して変調信号に変換する通信
モデムを有している。
【0039】原稿読取手段4は、原稿の両面読取りが可
能なADF(AutoDocumentFeeder)、原稿台上の原稿を
露光走査するための照明ランプとミラーとからなり水平
移動する第1ミラーユニット及び一対のミラーからなり
第1ミラーユニットに追従移動する第2ミラーユニット
と、露光走査によって得られた画像が投影レンズを介し
て結像されるCCD撮像部とを有している。
【0040】読み書き可能メモリー5は、コピー領域
と、ファクシミリ領域とからなっている。コピー機能に
おいては、コピー領域が使用され、常時は原稿読取手段
4で読み取られた原稿画像情報が圧縮された後に、コピ
ー領域に記憶される。ファクシミリ機能においては、フ
ァクシミリ領域が使用され、相手方から送られてきた画
像情報が通信手段3によって受信されると復号化された
後、再び圧縮されてファクシミリ領域に記憶される。プ
リンタ機能においては、コピー領域が共用され、外部情
報処理装置等から送られてきた画像情報が通信手段3に
よって受け取られ、画像処理装置7にて所定の画像処理
がなされた後にコピー領域に記憶される。
【0041】圧縮伸張用集積回路6では、重ね合わせ処
理のなされない通常の場合に、原稿読取手段4にて読取
られた画像を圧縮する圧縮アルゴリズムと同じ圧縮アル
ゴリズムにより、合成画像(又は被重ね合わせ画像)を
圧縮している。また、重ね合わせ処理のなされない場合
に、前記画像を伸張する伸張アルゴリズムと同じ伸張ア
ルゴリズムにより、合成画像(又は被重ね合わせ画像)
を伸張している。これにより、画像を圧縮及び伸張する
ための特別なプログラムの実装も不要になることから処
理の簡略化になり、また、通常の画像形成で使用される
圧縮及び伸張専用の集積回路を使用するため、処理の高
速化及びコストの低減も可能となる。
【0042】画像処理装置7においては、重ね合わせ処
理等を行わない時(以下、常時という)には、原稿読取
手段4によって読み取られたデジタル画像信号、又は通
信手段3によって受信されたデジタル画像信号に対し
て、必要に応じて拡大縮小回路、濃度補正回路で前処理
を行った後、圧縮伸張用集積回路6で画像圧縮し、読み
書き可能メモリー5に記憶する。そして、この記憶した
画像を読み出して、圧縮伸張用集積回路6で伸張し、画
像形成装置8に出力する。
【0043】画像形成装置8は、レーザ光学系、レーザ
光による走査で静電気のパターン(静電潜像)が表面に
形成される感光ドラム、感光ドラムを予め帯電させる帯
電器、静電潜像に負に帯電したトナーを付着させて可視
像にする現像器、感光ドラム上に形成されたトナーによ
る可視像を紙に転写する転写器、等を有している。
【0044】操作手段10は、操作の受付けを行うタッ
チパネルとパターンや文字の表示を行うLCDからなる
表示手段12とが重ねて配置されてなり、LCDに表示
されている位置でタッチパネルを押して操作するように
されている表示操作部、ストップ/クリア釦、スタート
釦、コピー機能、ファクシミリ機能、及びプリンタ機能
の切替えを行うためのモードチェンジキー等を有してい
る。
【0045】間引き手段20は、画像重ね合わせ処理時
に、原稿読取手段4に基づく重ね合わせ画像(本発明の
第2の画像)を一時保持するための第1の記憶手段であ
る重ね合わせ画像保持メモリー22と、原稿読取手段4
に基づく被重ね合わせ画像(本発明の第1の画像)を一
時保持するための被重ね合わせ画像保持メモリー24
と、表示手段12にて設定入力される間引き率とこれに
対応する間引き率アルゴリズムとの関係を定義した間引
き率設定テーブル(本発明の間引き率相関テーブル)2
6と、表示手段12にて設定入力される間引き方法とこ
れに対応する間引き方法アルゴリズム及び前記間引き率
アルゴリズムとの関係を定義した間引き方法設定テーブ
ル(本発明の間引き方法相関テーブル)28と、を含ん
で構成されている。
【0046】間引き方法設定テーブルには、間引き率と
の相関関係を定義した情報も有している。これにより、
制御手段30は、間引き率に応じて間引き方法が異なる
ように制御できる。
【0047】制御手段30は、複合機の構成各部の状態
を管理し制御を行うと共に、上述した表示手段12から
の間引き率、間引き方法の設定入力に基づき、間引き手
段20を制御して間引き率、間引き方法の制御を行う間
引き率間引き方法設定制御手段32(制御プログラム)
を含んで構成される。なお、制御手段30には、この
他、図示しないが、画像処理装置7の制御を行うための
画像制御部、画像形成装置8の駆動制御を行うためのプ
リンタ制御部、操作手段10の制御を行うための操作制
御部、通信手段3の制御を行うための通信制御部(デー
タ処理手段、データ通信制御手段)等を有している。
【0048】(表示画面について)次に、本例の画像形
成装置1における間引き率及び間引き方法を設定するた
めの表示画面について図3を参照して説明する。図3
は、表示手段12に表示される重ね合わせ画像設定画面
を示すものである。
【0049】モードチェンジキーによって、コピー機能
を選択し、かつ応用機能ボタンを押下して応用画面を表
示させ、例えば「メモリーコピー」キー等を押して反転
させると、メモリーコピーモードになる。表示手段12
の図示しないメモリーコピーの画面は、原稿をスキャン
する際に用いられ、標準的なメモリーコピーの使用にお
ける各種の操作項目の表示及び該項目の入力を受け付け
る画面である。この画面には、本例の重ね合わせ画像設
定画面を呼び出すためのキー等が設けられている。
【0050】或いは、モードチェンジキーによって、ス
キャナ/プリンタ機能を選択した際の表示手段12の図
示しないスキャナ基本画面にも、本例の重ね合わせ画像
設定画面を呼び出すためのキーが設けられている。
【0051】図3に示す重ね合わせ画像設定画面40で
は、間引き率が%単位で設定できるように表示された間
引き率設定表示欄41と、この間引き率設定表示欄41
の数値を1桁単位で変更するための間引き率変更キー4
2a、42bと、間引き率と画像状態との関係をイメー
ジ表示したイメージ表示欄43と、後述する間引き方法
を設定するための間引き方法設定キー44と、設定を登
録完了するためのOKキー45と、全設定データをクリ
アとするためのキャンセルキー46と、を表示してい
る。
【0052】なお、OKキー45を押下すると、メモリ
ーコピーの画面(もしくはスキャナの基本画面)に戻る
こととなる。また、イメージ表示欄43では、図3の状
態では、間引き後のイメージが90%表示のものとなっ
ているが、間引き率設定表示欄41の設定数値に応じて
そのイメージ表示及び数値が自動的に変更されるように
構成してもよい。これにより、ユーザーはより的確に重
ね合わせ像のイメージを把握することができる。
【0053】図4には、上述のような間引き率の設定す
る場合の、間引き率の変化に応じた具体的な画像状態が
示されている。例えば原稿画像50の文字「A」の文字
部分を拡大すると、符号51に示すような縦及び横方向
にマトリックス状に配置された画素(図の例では7×
7)が全て黒レベルとなっている。
【0054】そして、例えば間引き率が75%の場合に
は、符号52にて示すように、7×7の画素のうち、
(縦、横)=(2、2)(2、4)(2、6)(4、
2)(4、4)(4、6)(6、2)(6、4)(6、
6)の計9画素のみが白レベルとなり、残りの40画素
が黒レベルとなっている。
【0055】また、間引き率が50%の場合には、符号
53にて示すように、相隣接する画素が互いに異なる色
に形成されるようになっており、24画素が黒レベル、
25画素が白レベルとなっている。
【0056】さらに、間引き率が25%の場合には、符
号54にて示すように、(縦、横)=(1、1)(1、
3)(1、5)(1、7)(3、1)(3、3)(3、
5)(3、7)(5、1)(5、3)(5、5)(5、
7)(7、1)(7、3)(7、5)(7、7)の計1
6画素が黒レベルとなり、残りの33画素が白レベルと
なっている。
【0057】さらにまた、間引き率が11%の場合に
は、符号55にて示すように、(縦、横)=(1、1)
(1、4)(1、7)(4、1)(4、4)(4、7)
(7、1)(7、4)(7、7)の計9画素が黒レベル
となり、残りの40画素が白レベルとなっている。
【0058】このように、間引き率に応じて白レベル又
は黒レベルとなる画素配置を予め決めておき、これらの
関係を間引き率設定テーブル26に間引きアルゴリズム
の情報として組み込んでおく。これにより、ユーザー
は、所望の間引き率を設定入力することで、設定入力さ
れた間引き率に対応した画素配置情報を、間引き率設定
テーブルを参照することで算出し、この算出された画素
配置情報に従って原稿画像が間引きされていくこととな
る。
【0059】(間引き方法について)図3の重ね合わせ
画像設定画面40において、間引き方法設定キー44を
押下すると、例えば、図5に示すような間引き方法の選
択項目60が表示される。
【0060】この選択項目60では、複数例えば4つの
間引き方法が用意されている。第1番目の選択枝では、
符号61にて示されるような、縦及び横方向にマトリッ
クス状に配置された画素上において、縦方向の画素を白
レベルとするように間引く、縦方向の間引き処理を行う
間引き方法アルゴリズムである。
【0061】第2番目の選択枝では、縦及び横方向にマ
トリックス状に配置された画素上において、横方向の画
素を白レベルとするように間引く、横方向の間引き処理
を行う間引き方法アルゴリズムである。
【0062】第3番目の選択枝では、縦及び横方向にマ
トリックス状に配置された画素上において、ランダムに
間引く、ランダムな間引き処理を行う間引き方法アルゴ
リズムである。このランダム形成は、図示しない乱数生
成手段である乱数生成アルゴリズム又は乱数表に基づい
て白レベル又は黒レベルの画素配置位置が算出される。
従って、この場合には、間引き方法アルゴリズムに乱数
生成アルゴリズムが組み込まれている。
【0063】第4番目の選択枝では、縦及び横方向にマ
トリックス状に配置された画素上において、複数の画素
の集合を単一のマス目として間引くように、大きなマス
目での間引き処理を行う間引き方法アルゴリズムであ
る。
【0064】なお、これら各間引き方法アルゴリズム
は、間引き方法設定テーブル28に組み込まれている。
【0065】ここで、ユーザが例えば「」を選択する
と、縦方向の間引き処理が選択される。そして、図3の
重ね合わせ画像設定画面40では、以降すべて縦方向の
間引き処理に従って間引き率が算出されることとなる。
この状態で例えば間引き率50%を選択してOKキー4
5を押下すると、間引き率50%、縦方向の間引き処理
の条件にて重ね合わせ処理の実行がなされることとな
る。
【0066】このように、本例では、間引き率アルゴリ
ズムによる間引き率の設定とともに、間引き方法アルゴ
リズムによる間引き方法をも選択できるように構成され
ているので、ユーザーは、画像合成の際に必要に応じて
選択的により好ましい合成像、美しい像を得ることがで
きる。
【0067】(重ね合わせの処理手順について)次に、
上述のような構成の画像処理装置1における重ね合わせ
処理の処理手順について、図2及び図6を参照して説明
する。尚、図2において、丸内の数字は処理の順序を示
すものである。
【0068】先ず、図6に示すような被重ね合わせ画像
71と、重ね合わせ画像72とを用意する。そして、ユ
ーザーは、原稿読取手段4にて重ね合わせ画像72及び
被重ね合わせ画像71を各々読み込む。
【0069】ここで、本例では、重ね合わせ画像72を
読み込んだ後に、上述の図3に示した重ね合わせ画像設
定画面40において、所望の間引き率及び間引き方法を
設定入力する。
【0070】そして、図2に説明を戻すと、原稿読取手
段4にて読み込まれた重ね合わせを行う重ね合わせ画像
72(図6参照)を、重ね合わせ画像保持メモリー22
に、データの圧縮処理をせずに取り込み処理を行う(ス
テップ、以下「s」101)。
【0071】次に、予めユーザーにより表示手段12に
て設定された間引き率及び間引き方法と、画像処理アル
ゴリズムと、により重ね合わせ画像保持メモリー22上
に読み込んだ重ね合わせ画像72の間引き処理を行う
(s102)。ここで、間引き処理の際には、間引き率
設定テーブル26及び間引き方法設定テーブル28(図
2では、間引き率間引き方法設定テーブルと略称してあ
る)を参照して上述したようなパターンの対応する間引
き方法の間引き処理を行うこととなる。この間引き処理
後の画像の状態(プリント出力されない)が、図6の符
号73に示すような状態である。
【0072】一方、原稿読取手段4から被重ね合わせ画
像71を被重ね合わせ画像保持メモリー24にデータの
圧縮処理をせずに取り込みを行う(s103)。
【0073】次いで、重ね合わせ画像保持メモリー22
に格納された間引き後の重ね合わせ画像73と、被重ね
合わせ保持メモリー24の被重ね合わせ画像71と、の
2つの画像データ間の論理和を演算し、画像の重ね合わ
せ処理を行う(s104)。
【0074】その後、重ね合わせ処理を行った合成画像
を、圧縮伸張用集積回路6にて画像圧縮処理する(s1
05)。
【0075】そして、圧縮された合成画像は、圧縮伸張
用集積回路6より読み書き可能メモリー5のプリント画
像格納用領域に圧縮画像1〜Nとして格納される。
【0076】1ページ分の画像の格納が終了すると、読
み書き可能メモリー5のプリント画像格納領域に格納さ
れた圧縮画像1〜Nを読み出し,圧縮伸張用集積回路6
により伸張する(s106)。
【0077】そして、圧縮伸張用集積回路6により伸張
処理が施された後、画像形成装置8に送られ、画像形成
を行い、プリント出力される。この出力された画像が図
6に示す符号の74のような画像である。
【0078】さらに、複数の原稿に対して画像の重ね合
わせ処理を行う場合は、上記ステップ(s103〜s1
06)を繰り返すことにより実現可能である。
【0079】なお、通常のコピー処理では、原稿読取手
段4からの画像を圧縮しながら読み書き可能メモリー5
に格納し、1ページ分の画像の格納が終了したら、読み
書き可能メモリー5から圧縮画像1〜Nを読み出し,圧
縮伸張用集積回路6により伸張しながら画像形成装置8
に送り画像形成を行う。
【0080】上記のことから、本例の制御手段30は、
原稿読取手段4にて読み取られた重ね合わせ画像を重ね
合わせ画像保持メモリー22に記憶し、間引き率設定テ
ーブル26に基づき重ね合わせ画像に間引き処理を施
し、原稿読取手段4にて読み取られた被重ね合わせ画像
を被重ね合わせ画像保持メモリー24に記憶し、間引き
後の重ね合わせ画像と被重ね合わせ画像とを画像合成
し、この合成画像を圧縮伸張用集積回路6で圧縮して読
み書き可能メモリー5に記憶し、画像形成ジョブに応じ
て読み書き可能メモリー5より圧縮合成画像を伸張して
画像形成装置8にて記録紙上に画像形成を行うように制
御することとなる。
【0081】このように、本例では、予め記憶領域に保
持された重ね合わせ画像、もしくは被重ね合わせ画像の
どちらか一方の画像を重ね合わせ処理が行われる前に、
画像処理により一定の間引き率及び間引き方法で間引き
処理を行い、画像を「透かし絵化」した後に画像の合成
を行う。これにより、重ね合わせを行った一方の画像が
黒ベタや一部に濃度の高い部分を含む場合でも、より良
好な画像を得ることが可能となる。
【0082】一方、複数の原稿が原稿送り装置に一度に
セットされ、それらの原稿の読み込みを一度に行う場合
に、重ね合わせ画像が必要な画像は、表紙となる先頭の
画像だけである場合も多くあり、その場合は、ユーザー
が先頭の画像のみ重ね合わせを行うモードだと指示する
事により、処理側は表紙になる画像についてののみ画像
の重ね合わせ処理を行い、それ以降の原稿に対しては通
常のコピーを実施する。
【0083】それにより、表紙のみ所望の重ね合わせ画
像が形成され、より読みやすいプリント出力を得る事も
可能となる。
【0084】以上のように本実施の形態によれば、画像
の重ね合わせの処理を実施する際に、濃度の濃いベタ黒
を多く含む画像の重ね合わせが可能となる。また、ユー
ザによる間引き率及び間引き方法の設定、先頭画像のみ
画像重ね合わせモードの等の設定を可能とする事によ
り、より良好な出力結果が得られたミスコピー等による
紙や資材の無駄な消費を押さえる事が可能となる。
【0085】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図7づいて説明する。な
お、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の
構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ
述べる。図7は、本例の画像形成装置を示す説明図であ
る。
【0086】上述の第1の実施の形態では、重ね合わさ
れた合成画像を圧縮して読み書き可能メモリーに記憶す
る構成としたが、本例では、予め被重ね合わせ画像のみ
を圧縮してメモリーに記憶しておき、プリント出力時に
間引き合成処理を行うように構成している。
【0087】以下に、原稿プリント時の重ね合わせ処理
を行う処理手順を示す。原稿読取手段4から重ね合わせ
処理を行う重ね合わせ画像を、重ね合わせ画像保持メモ
リー22に、データの圧縮処理をせずに取り込み処理を
行う(s201)。
【0088】次に、原稿読取手段4から被重ね合わせ画
像を読み書き可能メモリー5に圧縮伸張用集積回路6を
用いて圧縮しながら取り込み処理を行う(s202)。
ここで、重ね合わせ画像の圧縮・伸張の処理は、通常の
画像形成で使用される画像の圧縮・伸張処理専用集積回
路である図7に示す圧縮伸張用集積回路6を用いて実行
される。
【0089】そして、予めユーザーにより設定された間
引き率及び間引き方法並びに画像処理アルゴリズムによ
り、重ね合わせ画像保持メモリー22上に読み込んだ画
像データの間引き処理を行う(s203)。この時、間
引き処理の際には、間引き率設定テーブル26及び間引
き方法設定テーブル28(図2では、間引き率間引き方
法設定テーブルと略称してある)を参照して上述したよ
うなパターンの対応する間引き方法の間引き処理を行う
こととなる。
【0090】ここべ、読み書き可能メモリー5に圧縮さ
れて格納されている被重ね合わせ画像を被重ね合わせ画
像保持メモリー24にデータを圧縮伸張用集積回路6を
用いて伸張しながら展開処理を行う(s204)。
【0091】次いで、重ね合わせ画像保持メモリー2
2、被重ね合わせ画像保持メモリー24に格納された上
記の2つの画像データ間の論理和を取り、画像の重ね合
わせ処理を行う(s205)。
【0092】そして、重ね合わせ処理を行った合成画像
は、画像形成装置8に送られ、プリント出力される。
【0093】なお、ユーザーが重ね合わせ画像の間引き
率、間引き方法等の設定を変更する場合は、上記ステッ
プ(203〜206)までの処理を繰り返すことにより
プリントを出力を確認しながらの調整が可能となる。
【0094】この例では、制御手段は、原稿読取手段4
にて読み取られた重ね合わせ画像を重ね合わせ画像保持
メモリー22に記憶し、間引き率設定テーブル26に基
づき重ね合わせ画像に間引き処理を施し、原稿読取手段
4にて読み取られた被重ね合わせ画像を圧縮伸張用集積
回路6で圧縮して読み書き可能メモリー5に記憶し、画
像形成ジョブに応じて順次圧縮伸張用集積回路より被重
ね合わせ画像を伸張して被重ね合わせ画像保持メモリー
に記憶し、間引き後の重ね合わせ画像と被重ね合わせ画
像とを画像合成し、この合成画像を画像形成装置8にて
記録紙上に画像形成を行うように制御することとなる。
【0095】このように、上記の間引き処理をプリント
時に行うことにより、ユーザーはプリント結果を見なが
らプリント結果に応じた最適な間引き率の設定が可能と
なる。これにより、最適な画像が得られなかった場合の
原稿再読込の時間やミスコピーによる紙や資材の節約も
図ることが可能となる。
【0096】以上のように本実施の形態によれば、画像
の重ね合わせの処理を実施する際に、濃度の濃いベタ黒
を多く含む画像の重ね合わせが可能となる。また、ユー
ザーによる間引き率及び間引き方法の設定、プリント出
力を確認しながら間引き率の変更、先頭画像のみ画像重
ね合わせモードの等の設定を可能とする事により、より
良好な出力結果が得られたミスコピー等による紙や資材
の無駄な消費を押さえる事が可能となる。
【0097】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図8に基づいて説明す
る。図8は、本例の画像形成装置1の構成を示す機能ブ
ロック図ある。
【0098】本例では、重ね合わされる複数の画像の各
々について、間引き率及び間引き方法を設定するように
したコピー機能と、プリンタ、FAX機能を備えた複合
機としての画像形成装置を示している。なお、上記第1
の実施の形態と共通する部分の説明は省略し、異なる部
分についてのみ述べる。
【0099】すなわち、本例の画像形成装置100は、
図8に示すように、上述の第1の実施の形態の図1に示
す画像形成装置1と異なり、間引き手段120に、複数
の重ね合わせ画像及び複数の被重ね合わせ画像を記憶す
る第1〜第Nの各重ね合わせメモリー122―1〜12
2―Nを設けるとともに、制御手段130には、第1〜
第Nの各間引き率間引き方法設定制御手段132―1〜
132―Nを含む構成としている。これにより、原稿読
取手段104にて読み込まれた複数(N枚)の重ね合わ
せ画像1〜Nに対して、各々間引き率及び間引き方法を
設定することが可能となる。
【0100】なお、これ以外の構成は、図1の画像形成
装置1と同様の構成であり、各構成に対して符号を10
0番台にして図8に開示したのみであるので、これら共
通する各構成の説明は省略する。
【0101】次に、これら複数枚の重ね合わせ画像の各
々について各間引き率及び各間引き方法を設定する場合
の設定画面の一例について、図9を参照して説明する。
【0102】図9の重ね合わせ設定画面140では、各
々について間引き率が%単位で各々設定できるように表
示された第1〜第Nの各間引き率設定表示欄141―1
〜141―Nと、この各間引き率設定表示欄141―1
〜141―Nの数値を1桁単位で各々変更するための第
1〜第Nの各間引き率変更キー142a―1〜142a
―N、142b―1〜142b―Nと、各間引き率と各
画像状態との関係をイメージ表示した第1〜第Nの各イ
メージ表示欄143―1〜143―Nと、第1の実施の
形態にて詳述した間引き方法を各々設定するための第1
〜第Nの各間引き方法設定キー144―1〜144―N
と、各間引き率及び各間引き方法の設定を各々登録完了
するための第1〜第Nの各OKキー145―1〜145
―Nと、各々の間引き率及び間引き方法について設定デ
ータを各々クリアとするための第1〜第Nの各キャンセ
ルキー146―1〜146―Nと、これらの各間引き率
の設定エリアを順次移動するための移動キー149a、
149bと、全設定の登録を完了するためのOKキー1
47と、全設定の登録データをクリアとするためのキャ
ンセルキー148と、を表示している。
【0103】なお、OKキー147を押下すると、コピ
ー基本画面に戻ることとなる。また、第1〜第Nの各イ
メージ表示欄143―1〜143―Nでは、図9の状態
では、間引き後のイメージが90%表示のものとなって
いるが、第1〜第Nの各間引き率設定表示欄141―1
〜141―Nの設定数値に応じてその各々のイメージ表
示及び数値が各々自動的に変更されるように構成しても
よい。これにより、ユーザーはより的確に重ね合わせ像
のイメージを把握することができる。
【0104】このように表示画面を形成することによ
り、画像を良好に形成することができる。
【0105】以上のように本実施の形態によれば、複数
の原稿画像を重ね合わせる場合にも、各原稿画像につい
て各々間引き率、間引き方法を設定できるので、ユーザ
ーはより好ましい画像を得ることができる。
【0106】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。例えば、上述の第1、第2の各実施の形
態では、重ね合わせ画像の間引き率及び間引き方法を変
更する構成としたが、被重ね合わせ画像について間引き
処理(間引き率及び間引き方法の設定)を行う構成であ
っても、重ね合わせ画像及び被重ね合わせ画像の双方に
ついて各々間引き処理を行う構成であってもよい。
【0107】また、間引きを行う際のアルゴリズム、す
なわち間引き率を、原稿のデータ量に基づいて算出する
構成、原稿の画像の濃度に基づいて算出する構成、原稿
のデータ量及び原稿の画像の濃度に基づいて算出する構
成、のいずれであってもよい。
【0108】さらに、複数枚の原稿に対して画像合成を
行う際には、先頭の画像に対してのみ行う構成であって
もよい。これにより、複数枚の原稿の表紙のみを重ね合
わせ画像とすることができる。
【0109】また、画像合成には、論理和にて合成する
構成としたが、排他的論理和で合成する構成であっても
よい。しかも、第3の実施の形態のように複数の原稿画
像を合成する場合には、必要に応じて、論理和で合成さ
れる部分と、排他的論理和で合成される部分とを使い分
け、これらの使い分けを設定できる手段を設けて必要に
応じて使い分ける構成であってもよい。
【0110】さらにまた、例えば、上述した実施の形態
では、複合機に適用する場合について述べたが、例えば
コピー機、スキャナ、プリンタ等に適用しても良い。ま
た、表示手段として液晶ディスプレイを用いたが、PD
Pや電界発光ダイオード等の平面表示素子を用いるよう
にしても良い。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベタ面積が大きな画像であっても、画像合成時には合成
された双方の画像とも認識することができ、双方の画像
とも美しい画像を保ちつつ合成画像を形成することがで
きる。しかも、合成状態をプリント出力中に確認しなが
ら、各原稿について間引き率を調整できるので、より好
ましい合成画像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成の一例を示す機能
ブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置の動作の流れの一例を示す
説明図である。
【図3】図1の画像形成装置の画面の一例を示す説明図
である。
【図4】図1の画像形成装置における間引き率の変化を
示す説明図である。
【図5】 図1の画像形成装置における間引き方法の一
例を示す説明図である。
【図6】図1の画像形成装置にて画像合成された状態の
一例を示す説明図である。
【図7】本発明の画像形成装置の構成の一例を示す説明
図である。
【図8】本発明の画像形成装置の構成の一例を示す機能
ブロック図である。
【図9】図8の画像形成装置の画面の一例を示す説明図
である。
【図10】同図(A)(B)は、従来の画像合成装置に
て画像合成を行った状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 4 原稿読取手段 5 読み書き可能メモリー 6 圧縮伸張用集積回路 8 画像形成装置 12 表示手段 20 間引き手段 22 重ね合わせ画像保持メモリー 24 被重ね合わせ画像保持メモリー 26 間引き率設定テーブル 28 間引き方法設定テーブル 30 制御手段 71 被重ね合わせ画像(第1の画像) 72 重ね合わせ画像(第2の画像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB01 EE07 EE08 EF06 EF09 FD01 FD08 GA34 GA43 GB13 ZA07 5B057 AA11 BA02 BA23 CD07 CE08 CG01 CH07 CH08 DA16 5C076 AA11 AA12 AA22 BA02 BA03 BA04 BA06 BB06 CB01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像と第2の画像とを重ね合わせ
    て合成し、この合成した画像に基づいて画像形成を行う
    画像形成装置であって、 前記第1の画像および前記第2の画像の原稿を読み取る
    原稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像およ
    び前記第2の画像のいずれかの画像データの間引き処理
    を行う間引き手段と、 前記間引き手段にて間引きされた一方の画像と、他方の
    画像とを合成するとともに、この合成画像に基づいて画
    像形成するように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 第1の画像と第2の画像とを重ね合わせ
    て合成し、この合成した画像に基づいて画像形成を行う
    画像形成装置であって、 前記第1の画像および前記第2の画像の原稿を読み取る
    原稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像およ
    び前記第2の画像の双方の画像データの間引き処理を各
    々行う間引き手段と、 前記間引き手段にて間引きされた双方の画像を合成する
    とともに、この合成画像に基づいて画像形成するように
    制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記間引き手段で間引きする間引き率を
    設定入力する設定画面を表示した表示手段をさらに有
    し、 前記間引き手段は、設定入力される間引き率と、この間
    引き率に対応した間引き率アルゴリズムとの相関関係を
    定義した間引き率相関テーブルを有し、 前記制御手段は、前記表示手段にて設定入力される前記
    間引き率と、前記間引き率相関テーブルとに基づき、前
    記画像を合成制御することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の前記設定画面には、前記
    画像に応じて間引き方法を選択する選択欄が表示され、 前記間引き手段は、選択される間引き方法と、この間引
    き方法に対応した間引き方法アルゴリズムとの相関関係
    を定義した間引き方法相関テーブルを有し、 前記制御手段は、前記表示手段にて選択される前記間引
    き方法と、前記間引き方法相関テーブルとに基づき、前
    記画像に応じて間引き方法を異なるように合成制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記間引き方法相関テーブルは、前記間
    引き率との相関関係を定義した情報をさらに有し、 前記制御手段は、前記間引き率に応じて前記間引き方法
    が異なるように制御することを特徴とする請求項4に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、間引き処理後に、前記
    第2の画像と前記第1の画像との論理和にて画像合成を
    行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、間引き処理後に、前記
    第2の画像と前記第1の画像との排他的論理和にて画像
    合成を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記間引き手段は、間引き処理を前記画
    像形成手段による画像形成中に行い、 前記制御手段は、画像形成を確認しながら前記間引き手
    段により間引き調整を行うように制御することを特徴と
    する請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記画像の重ね合わせ
    処理を、複数枚の原稿に対して行う場合に、先頭ページ
    の原稿画像に対してのみ行うように制御されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、画像のデータ量に基
    づいた間引き率にて制御されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、画像の濃度に基づい
    た間引き率にて制御されることを特徴とする請求項1乃
    至請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記間引き率アルゴリズムは、間引き
    率が低くなるに従い、縦及び横方向にマトリックス状に
    配置された画素上において、縦及び横方向の各着色画素
    間の距離が広がるようなアルゴリズムであることを特徴
    とする請求項3に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記間引き方法アルゴリズムは、縦及
    び横方向にマトリックス状に配置された画素上におい
    て、縦方向の画素を間引くように前記画像を形成するア
    ルゴリズムであることを特徴とする請求項4に記載の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記間引き方法アルゴリズムは、縦及
    び横方向にマトリックス状に配置された画素上におい
    て、横方向の画素を間引くように前記画像を形成するる
    アルゴリスムであることを特徴とする請求項4又は請求
    項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記間引き方法アルゴリズムは、乱数
    生成手段と、この乱数生成手段に基づいて縦及び横方向
    にマトリックス状に配置された画素上においてランダム
    に間引くように前記画像を形成するアルゴリズムである
    ことを特徴とする請求項4、請求項13、請求項14の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記間引き方法アルゴリズムは、縦及
    び横方向にマトリックス状に配置された画素上におい
    て、複数の画素の集合を単一マス目として間引くように
    前記画像を形成するアルゴリズムであることを特徴とす
    る請求項4、請求項13乃至請求項15のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 第1の画像と第2の画像とを重ね合わ
    せて合成して画像形成を行う画像形成装置であって、 前記第1の画像及び前記第2の画像の原稿を読み取る原
    稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を一
    時記憶する第1の記憶手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像を一
    時記憶する第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の前記第2の画像を所定の間引き率
    で間引く間引き率相関テーブルと、 重ね合わせ後の合成画像を圧縮して格納するための圧縮
    記憶手段と、 この圧縮を行うとともに、前記第3の記憶手段に格納さ
    れた圧縮合成画像を伸張するための圧縮伸張手段と、 伸張された合成画像を記録紙に画像形成する画像形成手
    段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を前
    記第1の記憶手段に記憶し、前記間引き率相関テーブル
    に基づき前記第2の画像に間引き処理を施し、前記原稿
    読取手段にて読み取られた前記第1の画像を前記第2の
    記憶手段に記憶し、間引き後の第2の画像と前記第1の
    画像とを画像合成し、この合成画像を前記圧縮伸張手段
    で圧縮して前記圧縮記憶手段に記憶し、画像形成ジョブ
    に応じて前記圧縮記憶手段より圧縮合成画像を伸張して
    画像形成手段にて記録紙上に画像形成を行うように制御
    する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】 第1の画像と第2の画像とを重ね合わ
    せて合成して画像形成を行う画像形成装置であって、 前記第1の画像及び前記第2の画像の原稿を読み取る原
    稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を一
    時記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の前記第2の画像を所定の間引き率
    で間引く間引き率相関テーブルと、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第1の画像を圧
    縮して格納するための圧縮記憶手段と、 この圧縮を行うとともに、前記圧縮記憶手段に格納され
    た前記第1の画像を伸張するための圧縮伸張手段と、 伸張された前記第1の画像を一時記憶する第2の記憶手
    段と、 重ね合わせ後の合成画像を記録紙に画像形成する画像形
    成手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた前記第2の画像を前
    記第1の記憶手段に記憶し、前記間引き率相関テーブル
    に基づき前記第2の画像に間引き処理を施し、前記原稿
    読取手段にて読み取られた前記第1の画像を前記圧縮伸
    張手段で圧縮して前記圧縮記憶手段に記憶し、画像形成
    ジョブに応じて順次前記圧縮記憶手段より前記第1の画
    像を伸張して前記第2の記憶手段に記憶し、間引き後の
    第2の画像と前記第1の画像とを画像合成し、この合成
    画像を前記画像形成手段にて記録紙上に画像形成を行う
    ように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記圧縮伸張手段は、前記合成画像又
    は前記第1の画像を、前記原稿読取手段にて読取られた
    通常の記憶時に圧縮される圧縮アルゴリズムと同じ圧縮
    アルゴリズムにて圧縮するように形成することを特徴と
    する請求項18又は請求項19に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記圧縮伸張手段は、前記合成画像又
    は前記第1の画像を、通常の画像形成動作にて圧縮画像
    が伸張される時に使用される伸張アルゴリズムと同じ伸
    張アルゴリズムにて伸張されるように形成することを特
    徴とする請求項18又は請求項19記載の画像形成装
    置。
  21. 【請求項21】 前記圧縮伸張手段は、通常の画像形成
    動作で使用される画像の圧縮伸張処理専用集積回路にて
    形成されることを特徴とする請求項18又は請求項19
    に記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 複数の各原稿画像を合成し、画像形成
    手段により合成した合成画像の画像形成を行う画像形成
    装置であって、 複数の各前記原稿画像を読み取る原稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた複数の各原稿画像の
    いずれかもしくは全部の画像のデータ間引き処理を各々
    行う間引き手段と、 前記間引き手段にて間引きされた複数の画像を合成する
    とともに、この合成画像を出力して画像形成するように
    制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】 ファクシミリ手順で画像形成を行うフ
    ァクシミリ手段、情報処理装置からのデータにより画像
    形成を行う手段、原稿読取手段からの画像情報に基づい
    て画像形成を行う手段、をモード切換により使用する複
    合型の画像形成装置であって、 複数の各原稿画像を読み取る原稿読取手段と、 前記原稿読取手段にて読み取られた複数の各原稿画像の
    いずれかもしくは全部の画像のデータ間引き処理を各々
    行う間引き手段と、 前記間引き手段にて間引きされた複数の画像を合成する
    とともに、この合成画像を出力して画像形成するように
    制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
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