JP2021145299A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信機器及び外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置に記憶されている対象データを当該画像形成装置から直接に携帯情報端末に転送する。【解決手段】画像形成装置1は、ユーザーによって操作される操作部47と、ユーザーによる操作部47への操作入力を受け付ける操作受付部101と、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、スキャンデータなどの対象データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成する生成部102と、生成部102が生成したコード画像を表示部473に表示させる制御部100と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、当該画像形成装置に記憶されたスキャンデータ、保存データなどの対象データを、通信機器及び外部記憶装置を使用せずに、携帯情報端末に転送するための技術に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、原稿をスキャンすることで得られたスキャンデータを内部の記憶装置に記憶し、当該スキャンデータが保存されている場所を示す保存場所情報(例えば、画像形成装置のWebサーバーのURL(Uniform Resource Locator)の情報)を含む二次元コード画像を生成して表示部に表示する。そして、携帯情報端末は、画像形成装置の表示部に表示された二次元コード画像を撮影し、二次元コード画像に含まれる保存場所情報を用いて、スキャンデータの保存場所にアクセスすることで、画像形成装置からスキャンデータをダウンロードし、このスキャンデータを当該携帯情報端末の表示画面に表示する。携帯情報端末のユーザーは、当該携帯情報端末の表示画面に表示されたスキャンデータを確認する。
特開2010−114840号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、携帯情報端末が、上記の二次元コード画像に含まれる保存場所情報を用いて、画像形成装置に対してネットワーク接続する必要がある。通信が不可能な状況下では、携帯情報端末は、スキャンデータなどの対象データを取得できない。
このように通信が不可能な状況下では、画像形成装置のスキャンデータなどの対象データをUSBメモリーなどの小型の外部記録装置にコピーし、この外部記憶装置を携帯情報端末に接続して当該携帯情報端末に対象データを転送することも考えられる。しかし、ユーザーが外部記録装置を持っていない場合、ユーザーの携帯情報端末において対象データを取得することができない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、通信機器及び外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置に記憶されている対象データを当該画像形成装置から直接に携帯情報端末に転送することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像形成装置は、ユーザーによって操作される操作部と、ユーザーによる前記操作部への操作入力を受け付ける操作受付部と、ユーザーによる前記操作部へのコード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、対象データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成する生成部と、表示部と、前記生成部が生成した前記コード画像を前記表示部に表示させる制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、通信機器及び外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置に記憶されている対象データを当該画像形成装置から直接に携帯情報端末に転送することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 (A)は画像形成装置の表示部に表示された機能選択画面の一例を示す図、(B)は画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は画像形成装置の表示部の選択画面上に表示された警告メッセージの一例を示す図、(B)は画像形成装置の表示部の表示画面の一例を示す図である。 画像形成装置の表示部に表示されたコード画像の一例を示す図である。 携帯情報端末の正面図である。 (A)は画像形成装置の表示部に表示されたコード画像を携帯情報端末で読み取ることを示す図、(B)は携帯情報端末において読み取ったコード画像から変換された対象データが表示された表示画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は画像形成装置の表示部に表示された機能選択画面の一例を示す図、(B)は画像形成装置の表示部に表示された保存データの出力形式の選択画面の一例を示す図である。 (A)は画像形成装置の表示部に表示された2つのコード画像の一例を示す図、(B)は画像形成装置の表示部に表示された2つのコード画像を携帯情報端末でそれぞれ読み取ることを示す図である。 (A)は携帯情報端末において読み取った1つ目のコード画像から変換された1枚目の対象データが表示された表示画面の一例を示す図、(B)は携帯情報端末において読み取った2つ目のコード画像から変換された2枚目の対象データが表示された表示画面の一例を示す図である。 第3実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は第3実施形態の画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図、(B)は携帯情報端末において画像形成装置のWebサーバーのURLを用いて対象データをダウンロードする例を示す図である。 第4実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。 (A)は第5実施形態の画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図、(B)は対象データを分割した各分割領域と各コード画像との対応関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、ユーザーによって操作される操作パネルである。例えば、操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理の指示として、例えば画像形成動作の実行指示、原稿読取動作の実行指示等を受け付ける。更に、操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473は、前面にタッチパネルを備える表示装置である。このため、画面表示されるボタンやキーに操作者が触れることで画像形成装置1を操作することが可能である。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは、後述する図2に示すHDD92に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はHDD92に記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により、静電潜像が形成される感光体ドラム121上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラーは、中間転写ベルト125の表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を、熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
定着部13は、熱圧着によりトナー像を記録紙Pに定着させるものであり、熱源である例えばヒートランプを内蔵する、定着ローラーとしての加熱ローラー131と、加圧ローラー132とを備える。
なお、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、当該記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、上記ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により当該記録紙の他方の面に画像が形成される。
画像形成ユニット12Mにおける現像ユニット122M、画像形成ユニット12Cにおける現像ユニット122C、画像形成ユニット12Yにおける現像ユニット122Y、及び画像形成ユニット12Bkにおける現像ユニット122Bkは、それぞれ、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の現像処理を行う。これら現像ユニット122M,122C,122Y,122Bkは、マゼンタトナーを収納するトナーコンテナー61M、シアントナーを収納するトナーコンテナー61C、イエロートナーを収納するトナーコンテナー61Y、及びブラックトナーを収納するトナーコンテナー61Bkからのトナーが供給される。
図2は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像処理部31、画像形成部12、定着部13、HDD(Hard Disk Drive)92、操作部47、及びファクシミリ通信部71等を備える。なお、図1を用いて説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
原稿読取部5は、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構163(図1)を備える。原稿読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿の画像を光学的に読み取る。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた原稿の画像を、必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
HDD92は、各種のデータやプログラム、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データ、画像形成部12による画像形成の対象となる画像データ等を記憶する大容量の不揮発性記憶装置である。また、HDD92は、後述するようにコード画像K1を記憶する。なお、HDD92は、特許請求の範囲における記憶部の一例である。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。
制御ユニット10は、HDD92に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、制御部100、操作受付部101、生成部102として機能する。なお、制御ユニット10の上記の各構成要素は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部100は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。また、制御部100は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像処理部31、画像形成部12、定着部13、操作部47、表示部473、ファクシミリ通信部71、及びHDD92等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
制御部100は、図3(A)に示す表示画面を表示部473に表示させる。図3(A)は、画像形成装置の表示部に表示された機能選択画面の一例を示す図である。
操作受付部101は、操作部47を介したユーザーからの操作入力を受け付ける。例えば、図3(A)に示す表示画面における「スキャン」を示すキーB1がユーザーによって押下されると、操作受付部101は、ユーザーによる操作部47へのスキャン指示を受け付ける。制御部100は、操作受付部101がユーザーによるスキャン指示を受け付けると、原稿の画像を原稿読取部5により光学的に読み取らせる。
制御部100は、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データ(つまり、スキャンデータ)をHDD92に記憶させる。また、制御部100は、図3(B)に示すスキャン後の出力形式の選択画面を表示部473に表示させる。図3(B)は、画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図である。
制御部100は、図3(B)に示すように、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像をサムネイル表示したサムネイル画像TG1と、スキャンデータの各種の出力形式を示す選択キーB11〜B14とを、表示部473に表示させる。選択キーB11〜B14はそれぞれ、スキャンデータの保存、送信、印刷、コード画像生成を指示する際に、ユーザーにより押下される。
なお、制御部100は、サムネイル画像TG1の右隅に、当該サムネイル画像TG1が選択されていることを示すチェックマークCKを表示させている。これにより、ユーザーは、サムネイル画像TG1が示すスキャンデータの出力形式が選択可能であることがわかる。
生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、スキャンデータなどの対象データを、ユーザーが持っている携帯情報端末20(図8(A)参照)において読み取り可能にコード化したコード画像K1を生成する。具体的には、生成部102は、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データ(スキャンデータ)をマトリックス二次元コード化した、QRコード(登録商標)画像を生成することで、コード画像K1を生成する。なお、生成部102は、上記以外の既知のコード化技術を用いて、スキャンデータをコード化してもよい。
具体的には、生成部102は、原稿読取部5が取得したスキャンデータを予め定められたファイル形式である例えばJPEG形式とし、このJPEG形式のスキャンデータのファイルサイズを予め定められた画像サイズ(例えば最大9キロバイト=9kb)以下に縮小すると共に、このJPEG形式のスキャンデータの品質を予め定められた低品質(例えば、200×200ピクセル)に変更する。例えば、A4サイズの1500×1100ピクセル程度の読み取り画像データが、200×150ピクセル程度の低品質の画像データに変換される。そして、生成部102は、このJPEG形式の低品質としたスキャンデータをマトリックス二次元コード化した、コード画像K1を生成する。また、生成部102は、JPEG形式のスキャンデータをBase64エンコーディングに変換し、Base64文字列をマトリックス二次元コード化してもよい。
制御部100は、後述する図6に示すように、生成部102が生成したコード画像K1を表示部473に表示させる。また、制御部100は、生成部102が生成したコード画像K1をHDD92に記憶させる。
次に、本実施形態の画像形成装置1におけるコード画像生成処理について説明する。図4は、第1実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。
ここでは、上記したように原稿読取部5によって1枚の原稿の画像が読み取られ、図3(B)に示すスキャン後の出力形式の選択画面が表示部473に表示されているとする。
制御部100は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられたか否か、すなわち、ユーザーによる図3(B)に示す「コード画像生成」を示す選択キーB14の押下の有無を判定する(S1)。
制御部100は、ユーザーによる「コード画像生成」を示す選択キーB14の押下があったと判定すると(S1でYES)、図5(A)に示す警告表示M1を表示部473に表示させる(S2)。図5(A)は、画像形成装置の表示部の選択画面上に表示された警告メッセージの一例を示す図である。警告表示M1は、対象データであるスキャンデータのファイルサイズよりも小さい予め定められたファイルサイズに変更される旨のメッセージM11を含むポップアップ表示である。また、警告表示M1には、「コード画像の生成を開始しますか?」といったメッセージM12と、開始指示ボタンB141と、中止ボタンB142とが含まれている。
制御部100は、ユーザーによる操作部47へのコード画像開始操作が操作受付部101に受け付けられたか否か、すなわち、ユーザーによる図5(A)に示す開始指示ボタンB141の押下の有無を判定する(S3)。
制御部100は、ユーザーによる開始指示ボタンB141の押下があったと判定すると(S3でYES)、図5(B)に示すように、コード画像の生成中であることを示す表示画面を表示部473に表示させる。図5(B)は画像形成装置の表示部の表示画面の一例を示す図である。
生成部102は、対象データであるスキャンデータを、携帯情報端末20において読み取り可能にコード化したコード画像K1(図6参照)を生成する(S4)。制御部100は、生成部102が生成したコード画像K1をHDD92に記憶させる。
そして、制御部100は、図6に示すように、生成部102が生成したコード画像K1を表示部473に表示させる(S5)。図6は、画像形成装置の表示部に表示されたコード画像の一例を示す図である。
ユーザーは、携帯情報端末20によって、画像形成装置1の表示部473に表示された図6に示すコード画像K1を読み取る。図7は、携帯情報端末の正面図である。図7に示すように、携帯情報端末20は、前面側に、液晶表示装置などの表示部21と、この表示部21の前面に配置されたタッチパネル22と、を備えている。携帯情報端末20は、背面側に、カメラ24を備えている。また、携帯情報端末20の表示部21には、複数の処理機能を示す各アイコンが複数表示され、コード画像読取用のアイコン23も表示されている。
携帯情報端末20のユーザーがコード画像読取用のアイコン23を押下すると、携帯情報端末20の図略の制御部は、画像読取用のアイコン23に対応する画像読取用のアプリケーションを起動する。
図8(A)は、画像形成装置の表示部に表示されたコード画像を携帯情報端末で読み取ることを示す図である。携帯情報端末20の図略の制御部は、画像読取用のアプリケーションが起動された状態において、図8(A)に示すように、ユーザーによってコード画像K1がカメラ24にて撮影されると、撮影されたコード画像K1を読み取って、コード画像K1が示すスキャンデータに変換する。
図8(B)は、携帯情報端末において読み取ったコード画像から変換された対象データが表示された表示画面の一例を示す図である。携帯情報端末20の図略の制御部は、図8(B)に示すように、コード画像K1から変換されたスキャンデータG1(対象データ)を表示部21に表示する。表示部21に表示されたスキャンデータG1(対象データ)は、コード画像K1から変換されたものであるため、低品質の画像となっている。
制御部100は、表示部473のコード画像K1の表示終了の有無を判定する(S6)。例えば、制御部100は、ユーザーによる操作部47へのコード画像終了操作が操作受付部101に受け付けられたか否か、すなわち、ユーザーによる図6に示す終了ボタンEDの押下の有無を判定する。
制御部100は、ユーザーによる終了ボタンEDの押下があったと判定すると(S6でYES)、HDD92に記憶されたコード画像K1を消去する(S7)。制御部100は、S7のあと、本処理を終了させる。
なおここでは、制御部100は、表示部473にコード画像K1が表示された後、ユーザーによる操作部47への当該コード画像K1の表示終了操作が操作受付部101に受け付けられた場合(S6でYES)、HDD92に記憶されたコード画像K1を消去している(S7)が、これに限定されない。例えば、制御部100は、コード画像K1の表示から予め定められた時間が経過した場合、HDD92に記憶されたコード画像K1を消去する(S7)としてもよい。
一方、S3において、制御部100は、ユーザーによる中止ボタンB142の押下があったと判定すると(S3でNO)、ユーザーによる図3(B)に示す選択キーB11〜B13の何れかの押下の有無を判定する(S8)。制御部100は、選択キーB11〜B13の何れかの押下があったと判定すると(S8でYES)、選択キーB11〜B13のうちで押下された選択キーに従った他の処理を実行させる(S9)。
一方、制御部100は、「戻る」の選択キーB15があったと判定した場合(S8でNO)、又は、S1において選択キーB14の押下がなかった場合(S1でNO)、本処理を終了させる。
このように上記第1実施形態の画像形成装置1によれば、生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作(例えば、図5(A)に示す開始指示ボタンB141の操作)が操作受付部101に受け付けられると、スキャンデータ(対象データ)を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1を生成する。制御部100は、生成部102が生成したコード画像K1を、図6に示すように、表示部473に表示させる。携帯情報端末20は、図8(A)に示すように、画像形成装置1の表示部473に表示されているコード画像K1を読み取ってスキャンデータ(対象データ)に変換し、変換されたスキャンデータ(対象データ)を、図8(B)に示すように表示する。これにより、ネットワーク通信又は近距離通信などの通信機器及びUSBメモリーなどの小型の外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置1に記憶されているスキャンデータ(対象データ)を当該画像形成装置1から直接に携帯情報端末20に転送することができる。
また、制御部100は、ユーザーによる操作部47へのコード化開始操作(例えば、図3(B)に示す選択キーB14の操作)が操作受付部101に受け付けられると、スキャンデータ(対象データ)のファイルサイズよりも小さい予め定められたファイルサイズに変更される旨の警告表示M1(図5(A)参照)を表示部473に表示させる。そして、生成部102は、表示部473に警告表示M1がされた後、ユーザーによる操作部47へのコード化開始操作(例えば、図5(A)に示す開始指示ボタンB141の操作)が操作受付部101に受け付けられると、スキャンデータ(対象データ)を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1を生成する。これにより、携帯情報端末20においてコード画像K1が読み取られて復号化された復号後データのファイルサイズが、スキャンデータ(対象データ)のファイルサイズよりも小さい予め定められたファイルサイズに変更されることを、ユーザーに対して事前に確認を取ることができる。そして、ユーザーに事前に確認を取った上で、スキャンデータ(対象データ)をコード化したコード画像K1を生成することができる。
また、生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、原稿読取部5が光学的に読み取った原稿の画像を示す画像データをスキャンデータ(対象データ)とし、当該画像データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1を生成する。このため、通信機器及び外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置1に記憶されているスキャンデータを、当該画像形成装置1から直接に携帯情報端末20に転送することができる。
また、HDD92は、生成部102が生成したコード画像K1を記憶する。制御部100は、表示部473にコード画像K1が表示された後、ユーザーによる操作部47への当該コード画像K1の表示終了操作が操作受付部101に受け付けられた場合、又は、コード画像K1の表示から予め定められた時間が経過した場合、HDD92に記憶されたコード画像K1を消去する。すなわち、ユーザーによる操作部47への当該コード画像K1の表示終了操作があった場合、又は、コード画像K1の表示から予め定められた時間が経過した場合には、コード画像K1が携帯情報端末20に転送された蓋然性が高いと判断でき、ユーザーによるコード画像K1の消去操作を要求することなく、コード画像K1を画像形成装置1から適宜に消去できる。
次に、第2実施形態に係る画像形成装置1について、図面を用いて説明する。図9は、第2実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。図10(A)は、画像形成装置の表示部に表示された機能選択画面の一例を示す図である。
第2実施形態に係る画像形成装置1では、カスタムボックスのうちで選択された保存データを対象データとし、保存データをコード画像K1にコード化する点が第1実施形態とは異なっている。第2実施形態では、図9に示すS11、S12が、図4に対して追加されているため、図9に示すS11、S12について詳細に説明する。なお、上記第1実施形態で説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
第2実施形態に係る画像形成装置1では、HDD92は、予め定められた記憶ボックスとしてのカスタムボックスを備えている。カスタムボックスには、処理待ちの各種の保存データが記憶されている。ここでは、2つの保存データが保存されている。
生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、カスタムボックスに保存された保存データのうちでユーザーにより選択された保存データ(ここでは2つの保存データ)を対象データとし、当該選択された2つの保存データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1、K2を生成する。
制御部100は、ユーザーによる操作部47へのカスタムボックスの押下操作が操作受付部101に受け付けられたか否か、すなわち、ユーザーによる図10(A)に示す「カスタムボックス」を示すキーC1の押下の有無を判定する(S11)。
制御部100は、ユーザーによる「カスタムボックス」を示すキーC1の押下があったと判定すると(S11でYES)、図10(B)に示す保存データの出力形式の選択画面を表示部473に表示させる。図10(B)は、画像形成装置の表示部に表示された保存データの出力形式の選択画面の一例を示す図である。ここでは、カスタムボックスに2つの保存データが保存されているとする。このため、制御部100は、図10(B)に示すように、カスタムボックスに保存された2つの保存データをそれぞれサムネイル表示した各サムネイル画像TG1、TG2と、保存データの各種の出力形式を示す選択キーC11、C12、C13とを、表示部473に表示させる。
制御部100は、図10(B)に示す保存データの選択の有無を判定する(S12)。ここでは、ユーザーによる操作部47の操作によって、2つのサムネイル画像TG1、TG2が選択されたとする。制御部100は、2つのサムネイル画像TG1、TG2の右隅にそれぞれ、チェックマークCKを表示させる。このため、ユーザーは、2つのサムネイル画像TG1、TG2が選択されていることがわかる。制御部100は、2つのサムネイル画像TG1、TG2の右隅のチェックマークCKに基づいて、保存データが選択されたと判定する(S12でYES)。なお、制御部100は、2つのサムネイル画像TG1、TG2の右隅のチェックマークCKが付されてない場合(S12でNO)には、S12に戻り、チェックマークCKがされるまで待機する。
制御部100は、保存データが選択されたと判定すると(S12でYES)、ユーザーによる図10(B)に示す「コード画像生成」を示す選択キーC13の押下の有無を判定する(図9のS1)。
制御部100は、ユーザーによる「コード画像生成」を示す選択キーC13の押下があったと判定すると(図9のS1でYES)、図5(A)に示す警告表示M1を表示部473に表示させる(図9のS2)。
制御部100は、ユーザーによる図5(A)に示す開始指示ボタンB141の押下があったと判定すると(図9のS3でYES)、生成部102に対して、対象データである2つの保存データを携帯情報端末20において読み取り可能にそれぞれコード化した、コード画像K1、K2(図11(A)参照)を生成する(図9のS4)。制御部100は、生成部102が生成した2つのコード画像K1、K2をHDD92に記憶させる。
そして、制御部100は、図11(A)に示すように、生成部102が生成した2つのコード画像K1、K2を表示部473に表示させる(図9のS5)。図11(A)は、画像形成装置の表示部に表示された2つのコード画像の一例を示す図である。
ユーザーは、図11(B)に示すように、携帯情報端末20によって、画像形成装置1の表示部473に表示された2つのコード画像K1、K2を読み取る。図11(B)は、画像形成装置の表示部に表示された2つのコード画像を携帯情報端末でそれぞれ読み取ることを示す図である。
携帯情報端末20の図略の制御部は、画像読取用のアプリケーションが起動された状態において、図11(B)に示すように、ユーザーによってコード画像K1がカメラ24にて撮影されると、「次のコード画像あり?」とのメッセージと、「はい」と「いいえ」の各ボタン画像を表示させる。ここでは次のコード画像K2が撮影されていないので、「はい」のボタン画像をユーザーがタッチ操作して、ユーザーによってコード画像K2がカメラ24にて撮影されたとする。
携帯情報端末20の図略の制御部は、撮影されたコード画像K1を読み取って保存データG1に変換すると共に、撮影されたコード画像K2を読み取って保存データG2に変換する。
携帯情報端末20の図略の制御部は、図12(A)に示すように、コード画像K1から変換された保存データG1(対象データ)を表示部21に表示する。表示部21に表示された保存データG1(対象データ)は、コード画像K1から変換されたものであるため、低品質の画像となっている。また、携帯情報端末20の図略の制御部は、図12(B)に示すように、コード画像K2から変換された保存データG2(対象データ)を表示部21に表示する。表示部21に表示された保存データG2(対象データ)は、コード画像K2から変換されたものであるため、低品質の画像となっている。
このように上記第2実施形態の画像形成装置1によれば、生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、カスタムボックスに保存された保存データのうちでユーザーにより選択された保存データ(ここでは2つの保存データ)を対象データとし、当該選択された2つの保存データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1、K2を生成する。このため、通信機器及び外部記憶装置を使用することなく、画像形成装置1のカスタムボックスに記憶された保存データのうちでユーザーにより選択された保存データを、当該画像形成装置1から直接に携帯情報端末20に転送することができる。
次に、第3実施形態に係る画像形成装置1について、図13を用いて説明する。図13は、第3実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。図14(A)は、第3実施形態の画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図である。図14(B)は、携帯情報端末において画像形成装置のWebサーバーのURLを用いて対象データをダウンロードする例を示す図である。
第3実施形態に係る画像形成装置1では、対象データのセキュリティレベルが予め定められた閾値以上である場合に、対象データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成し、予め定められた閾値未満である場合に、対象データの保存場所を示す情報(例えば、画像形成装置1のWebサーバーのURLなど)を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成している。この点が第1実施形態とは異なっている。なお、上記第1実施形態で説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、図13に示すS21〜S24が、図4に対して追加されているため、図13に示すS21〜S24について詳細に説明する。
第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、原稿読取部5によって1枚の原稿の画像が読み取られたとする。そして、制御部100は、図14(A)に示すスキャン後の出力形式の選択画面が表示部473に表示されているとする。第3実施形態では、制御部100は、図14(A)に示すように、対象データ(ここではスキャンデータ)のセキュリティレベルの指定についての表示を表示部473に表示させる。図14(A)では、「セキュリティレベル:高レベル」と表示されている。
操作受付部101は、ユーザーによる操作部47への対象データ(ここではスキャンデータ)のセキュリティレベルの指定を受け付ける(S21)。操作受付部101は、図14(A)に示す「セキュリティレベル:高レベル」の表示についてのチェック欄に対して、ユーザーによる操作部47の操作があると、セキュリティレベルの指定を受け付ける。制御部100は、操作受付部101がセキュリティレベルの指定を受け付けると、チェックマークSLを表示させる。これにより、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像をサムネイル表示したサムネイル画像TG1のセキュリティレベルが、高レベルに設定されたことになる。
制御部100は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると(図13のS3でYES)、対象データ(スキャンデータ)のセキュリティレベルの指定が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する(S22)。制御部100は、対象データ(スキャンデータ)のセキュリティレベルの指定が高レベルに指定されている場合(S22でYES)、生成部102に、対象データ(スキャンデータ)を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像K1を生成させる(S4)。
ユーザーは、図8(A)に示すように、携帯情報端末20によって、画像形成装置1の表示部473に表示されたコード画像K1を読み取る。携帯情報端末20の図略の制御部は、図8(B)に示すように、コード画像K1から変換されたスキャンデータG1(対象データ)を表示部21に表示する。これについては、前述の第1実施形態の場合と同じである。
一方、制御部100は、対象データ(スキャンデータ)のセキュリティレベルの指定が高レベルに指定されていない場合(S22でNO)、すなわち、セキュリティレベルの指定が低レベルに指定されている場合、生成部102に、対象データ(スキャンデータ)の保存場所を示す情報(画像形成装置のWebサーバーのURL)を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成させる(S23)。制御部100は、対象データ(スキャンデータ)の保存場所を示す情報のコード画像を表示部473に表示させる(S24)。
ユーザーは、携帯情報端末20によって、画像形成装置1の表示部473に表示されたコード画像を読み取る。携帯情報端末20の図略の制御部は、図14(B)に示すように、コード画像から変換された対象データ(スキャンデータ)の保存場所を示す情報(画像形成装置1のWebサーバーのURL)を取得する。そして、携帯情報端末20の図略の制御部は、画像形成装置1のWebサーバーのURLを用いて、画像形成装置1に対してネットワーク通信を行うことにより、当該画像形成装置1からネットワークを介して高品質のスキャンデータG1(対象データ)を取得する。そして、携帯情報端末20の図略の制御部は、ネットワーク通信により取得した高品質のスキャンデータG1(対象データ)を表示部21に表示する。
このように上記第3実施形態の画像形成装置1によれば、操作受付部101は、ユーザーによる操作部47への対象データのセキュリティレベルの指定を受け付ける。生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、操作受付部101が受け付けた対象データのセキュリティレベルの指定が予め定められた閾値以上である場合、対象データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成し、操作受付部101が受け付けた対象データのセキュリティレベルの指定が予め定められた閾値未満である場合、対象データの保存場所を示す情報を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成する。すなわち、セキュリティレベルが高い対象データについては、当該対象データをコード化したコード画像が生成され、セキュリティレベルが低い対象データについては、当該対象データの保存場所を示す情報をコード化したコード画像が生成される。このため、セキュリティレベルの高低に応じて、対象データの取り扱いを異ならせることができる。
次に、第4実施形態の画像形成装置1について、図15を用いて説明する。図15は、第4実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。
第4実施形態に係る画像形成装置1では、対象データの数が予め定められた規定数以下である場合に、対象データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成し、予め定められた規定数以上である場合に、対象データの保存場所を示す情報(例えば、画像形成装置1のWebサーバーのURLなど)を、携帯情報端末20において読み取り可能にコード化したコード画像を生成している。この点が第3実施形態とは異なっている。なお、上記第1、第3実施形態で説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
第4実施形態では、第3実施形態の図13に示すS21を備えず、第3実施形態の図13に示すS22に替えて図15に示すS31が設けられている点が、第3実施形態とは異なる。このため、図15に示すS31について詳細に説明する。
生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、対象データ(例えばスキャンデータ)の数が予め定められた規定数(例えば2枚)以下である場合(図15のS31でYES)、前記規定数以下の数の対象データを携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を当該対象データの数だけ生成する(図15のS4)。
一方、生成部102は、対象データ(例えばスキャンデータ)の数が前記予め定められた規定数(例えば2枚)を超える場合(図15のS31でNO)、前記規定数を超える数の前記対象データについての保存場所を示す情報を携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成する(図15のS23)。
このように上記第4実施形態の画像形成装置1によれば、対象データ(例えばスキャンデータ)の数が規定値(例えば2枚)以下であれば、対象データのコード画像が、当該対象データの数だけ生成される。一方、対象データの数が規定値(例えば2枚)を超えていれば、規定数を超える数の対象データについての保存場所を示す情報のコード画像が生成される。このため、対象データの数に応じて、対象データの取り扱いを異ならせることができる。
次に、第5実施形態に係る画像形成装置1について、図16を用いて説明する。図16は、第5実施形態に係る画像形成装置におけるコード画像生成処理の一例を示すフローチャートである。図17(A)は、第5実施形態の画像形成装置の表示部に表示されたスキャン後の出力形式の選択画面の一例を示す図である。図17(B)は、対象データを分割した各分割領域と各コード画像との対応関係を示す図である。
第5実施形態に係る画像形成装置1では、対象データ(例えばスキャンデータ)の分割指定に従って当該対象データを複数の領域に分割した複数の分割データを生成する点が、前述の第1実施形態とは異なる。なお、上記第1実施形態で説明した構成要素と同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。
第5実施形態では、第1実施形態の図4に対して、図16に示すS41〜S43が追加されている点が、第1実施形態とは異なる。このため、図16に示すS41〜S43について詳細に説明する。
第5実施形態においても、第1実施形態と同様に、原稿読取部5によって1枚の原稿の画像が読み取られたとする。そして、制御部100は、図17(A)に示すスキャン後の出力形式の選択画面が表示部473に表示されているとする。第5実施形態では、制御部100は、図17(A)に示すように、対象データ(ここではスキャンデータ)の分割指定についての表示を表示部473に表示させる。図17(A)では、「分割指定:2分割」と、「分割指定:4分割」とが表示されている。
操作受付部101は、ユーザーによる操作部47への対象データ(例えばスキャンデータ)の分割指定を受け付ける(図16のS41)。操作受付部101は、図17(A)に示す「分割指定:4分割」の表示についてのチェック欄に対して、ユーザーによる操作部47の操作があると、「分割指定:4分割」の指定を受け付ける。制御部100は、操作受付部101が「分割指定:4分割」の指定を受け付けると、チェックマークDVを表示させる。これにより、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像をサムネイル表示したサムネイル画像TG1に対応する対象データ(例えばスキャンデータ)を4分割し、4分割それぞれについてコード画像を生成する設定になる。
生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、操作受付部101が受け付けた対象データ(例えばスキャンデータ)の分割指定に従って当該対象データ(例えばスキャンデータ)を複数の領域に分割した複数の分割データを生成する。そして、生成部102は、当該生成した複数の分割データのうちの1つの分割データと当該1つの分割データが前記対象データの複数の領域のうちの何れの領域であるかを示す領域指定情報とを含めて、携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した分割コード画像を生成することを、前記複数の分割データの全てについて行う(図16のS42)。
具体的には、図17(B)に示すように、生成部102は、サムネイル画像TG1に対応する対象データ(スキャンデータ)を、分割指定(ここでは4分割)に従って、縦横に分割した4分割のサムネイル画像TG11〜TG14に対応する各分割対象データ(分割スキャンデータ)を生成する。そして、生成部102は、当該生成したサムネイル画像TG11に対応する左上分割対象データ(左上分割スキャンデータ)と、当該左上分割対象データ(左上分割スキャンデータ)が元の対象データ(スキャンデータ)の左上、右上、左下及び右下の4つの領域のうちの左上の領域であることを示す領域指定情報とを含めて、携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した分割コード画像K11を生成する(図16のS42)。生成したサムネイル画像TG12に対応する右上分割対象データ(右上分割スキャンデータ)と、生成したサムネイル画像TG13に対応する左下分割対象データ(左下分割スキャンデータ)と、生成したサムネイル画像TG14に対応する右下分割対象データ(右下分割スキャンデータ)とについても、上記したサムネイル画像TG11に対応する左上分割対象データ(左上分割スキャンデータ)の場合と同様に、分割コード画像K12〜K14を生成する(図16のS42)。
制御部100は、生成部102が生成した4つの分割コード画像K11〜K14を表示部473に表示させる(図16のS43)。
このように上記第5実施形態の画像形成装置1によれば、操作受付部101は、ユーザーによる操作部47への対象データの分割指定を受け付ける。生成部102は、ユーザーによる操作部47へのコード画像生成操作が操作受付部101に受け付けられると、操作受付部101が受け付けた対象データの分割指定に従って当該対象データを複数の領域に分割した複数の分割データを生成し、当該生成した複数の分割データのうちの1つの分割データと当該1つの分割データが対象データの複数の領域のうちの何れの領域であるかを示す領域指定情報とを含めて、携帯情報端末20において読み取り可能にコード化した分割コード画像K11を生成することを、複数の分割データK12〜K14の全てについて行う。制御部100は、生成部102が生成した複数の分割コード画像K11〜K14を表示部473に表示させる。携帯情報端末20は、画像形成装置1の表示部473に表示されている複数の分割コード画像K11〜K14を全て読み取って複数の分割データに変換し、変換された複数の分割データを、領域指定情報に従って対象データの複数の領域のうちの対応する領域に配置されることで完成する1つの対象データを表示する。このため、画像形成装置1に記憶されている対象データを1つのコード画像で転送する場合に比べて、当該対象データを複数の分割コード画像で転送している分だけ、高品質の対象データ又は高情報量の対象データを当該画像形成装置1から直接に携帯情報端末20に転送することができる。
なお、図1乃至図17を用いて上記各実施形態に示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明の構成及び処理はこれに限定されるものではない。
1 画像形成装置
5 原稿読取部
13 定着部
47 操作部
473 表示部
92 HDD(記憶部)
100 制御部
101 操作受付部
102 生成部

Claims (8)

  1. ユーザーによって操作される操作部と、
    ユーザーによる前記操作部への操作入力を受け付ける操作受付部と、
    ユーザーによる前記操作部へのコード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、対象データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、コード画像を生成する生成部と、
    表示部と、
    前記生成部が生成した前記コード画像を前記表示部に表示させる制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、ユーザーによる前記操作部への前記コード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記対象データのファイルサイズよりも小さい予め定められたファイルサイズに変更される旨の警告表示を前記表示部に表示させ、
    前記生成部は、前記表示部に前記警告表示がされた後、ユーザーによる前記操作部へのコード化開始操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記対象データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 原稿の画像を光学的に読み取る原稿読取部を、更に備え、
    前記生成部は、ユーザーによる前記操作部への前記コード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記原稿読取部が光学的に読み取った原稿の画像を示すスキャンデータを前記対象データとし、当該スキャンデータを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 予め定められた記憶ボックスを、更に備え、
    前記生成部は、ユーザーによる前記操作部への前記コード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記記憶ボックスに保存された保存データのうちでユーザーにより選択された保存データを前記対象データとし、当該選択された保存データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作受付部は、ユーザーによる前記操作部への前記対象データのセキュリティレベルの指定を受け付け、
    前記生成部は、ユーザーによる前記操作部への前記コード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記操作受付部が受け付けた前記対象データのセキュリティレベルの指定が予め定められた閾値以上である場合、前記対象データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成し、前記操作受付部が受け付けた前記対象データのセキュリティレベルの指定が前記予め定められた閾値未満である場合、前記対象データの保存場所を示す情報を携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記生成部は、ユーザーによる前記操作部への前記コード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記対象データの数が予め定められた規定数以下である場合、前記規定数以下の数の対象データを携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を当該対象データの数だけ生成し、前記対象データの数が前記予め定められた規定数を超える場合、前記規定数を超える数の前記対象データについての保存場所を示す情報を携帯情報端末において読み取り可能にコード化した、前記コード画像を生成する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記操作受付部は、ユーザーによる前記操作部への前記対象データの分割指定を受け付け、
    前記生成部は、ユーザーによる前記操作部へのコード画像生成操作が前記操作受付部に受け付けられると、前記操作受付部が受け付けた前記対象データの分割指定に従って当該対象データを複数の領域に分割した複数の分割データを生成し、当該生成した複数の分割データのうちの1つの分割データと当該1つの分割データが前記対象データの複数の領域のうちの何れの領域であるかを示す領域指定情報とを含めて、携帯情報端末において読み取り可能にコード化した分割コード画像を生成することを、前記複数の分割データの全てについて行い、
    前記制御部は、前記生成部が生成した前記複数の分割コード画像を前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記生成部が生成した前記コード画像を記憶する記憶部を、更に備え、
    前記制御部は、前記表示部に前記コード画像が表示された後、ユーザーによる前記操作部への当該コード画像の表示終了操作が前記操作受付部に受け付けられた場合、又は、前記コード画像の表示から予め定められた時間が経過した場合、前記記憶部に記憶された前記コード画像を消去する請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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