JP2002044061A - スキュー補正装置 - Google Patents

スキュー補正装置

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JP2002044061A JP2000220629A JP2000220629A JP2002044061A JP 2002044061 A JP2002044061 A JP 2002044061A JP 2000220629 A JP2000220629 A JP 2000220629A JP 2000220629 A JP2000220629 A JP 2000220629A JP 2002044061 A JP2002044061 A JP 2002044061A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送中でもデスキュー作業を可能にし
て、データ転送容量を増大させシステム性能を向上させ
たスキュー補正装置を提供する。 【解決手段】 同期した複数のシリアルデータを受信し
て、その複数のシリアルデータ間の位相ずれであるスキ
ュー量を小さくするスキュー補正装置において、アイド
ル時に、複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を
検出して、そのスキューを補正する第1のスキュー補正
手段31と、データ伝送中に、複数のシリアルデータ間
におけるスキュー量を検出して、そのスキューを補正す
る第2のスキュー補正手段32とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキュー補正装置に
関し、特にデータ伝送の受信側における位相ずれである
スキュー量を小さくするスキュー補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の最も基本的なパラレルデー
タ伝送システムを示すブロック図である。図において、
送信部10と受信部11との間の複数の伝送チャネル1
2−1〜12−5を介して、データDATA0〜DAT
A3とバイトクロック信号CLKがパラレルに伝送され
る。DATA0〜DATA3のそれぞれは8ビットのシ
リアルデータである。この場合、伝送チャネル12−1
〜12−5毎の素子特性パラツキやケーブルの伝達遅延
時間のバラツキが生じると、伝送チャネル間の位相のず
れであるスキューが発生する。この結果、データ伝送の
高速化、多バイト化が制約されるという問題がある。
【0003】図2はこの問題を解決するための従来のシ
リアルバンドルパラレルデータ伝送システムのブロック
図である。このシステムは、例えば、Sun, Intel, IBM
等の会社が提案しているInfinibandの伝送方式として知
られている。図において、送信部21はバイトクロック
信号(B CL)をエンコーダとパラレルシリアル変換
器とに分配するクロックゲート211と、データDAT
A0〜DATA3毎に、それぞれのデータの0連続を避
けることにより補正品質を向上するために8ビットのデ
ータを10ビットのデータに変換する4つのエンコーダ
212と、4つのパラレル/シリアル変換器213と、
4つの電気/光変換器214とを備えている。また、受
信部22は、4つのチャネルに対応して4つの光/電気
変換器221と、4つのクロックリカバリ回路222
と、4つのシリアル/パラレル変換器223と、4つの
デコーダ224とを備えており、4つのデコーダ224
の出力はデスキュー回路225に入力される。
【0004】送信部21のエンコーダ212の各々は、
クロックゲート21からのクロック信号を受けて1バイ
トが8ビットのパラレルデータDATA0〜DATA3
の各々を1バイトが10ビットのパラレルデータに変換
する。パラレル/シリアル変換器213の各々は、パラ
レルデータを1バイト毎にシリアルデータに変換する。
シリアルデータは、伝送の長距離化のために電気/光変
換器214により電気信号から光信号に変換されて、光
ファイバを介して送信される。
【0005】光ファイバを介して受信部22により受信
された光信号は、光/電気変換器221により電気信号
に変換され、クロックリカバリ回路222によりクロッ
ク信号が再生され、シリアル/パラレル変換器223に
よりパラレル信号に変換され、デコーダ224により1
バイトが10ビットのパラレルデータから1バイトが8
ビットのパラレルデータが再生される。伝送速度の高速
化に伴い(上記infinibandでは1ビット幅が400ps)、物
理的にスキューレスで伝送することは不可能なので、デ
ータ受信部22にてデスキュー回路225が必要にな
る。再生された8ビットのパラレルデータに存在するス
キューは、デスキュー回路225により除去される。
【0006】一般的なデスキュー方式として、以下のよ
うな方式が考えられる。 (1) 装置( 伝送系) の初期セットアップ時に、予め決め
られたスキュー補正用のデータパターンを送信し、受信
部にて伝送チャネル毎に設けられた遅延回路の遅延値を
チューニングする。 (2) データ伝送を開始する前に、予め決められたスキュ
ー補正用データパターンを送信し、受信側に備えられた
デスキュー回路にて伝送チャネル毎の遅延値を設定す
る。遅延値の設定方法としては、各伝送チャネル毎にシ
フトレジスタを数段設け、各伝送チャネルのスキュー補
正用データパターンの位相が合うように、シフトレジス
タを通過してから受信データを受け取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、デスキューの初期設定をした後に、素子特性の温度
変動や、ケーブルの配線変更のためにスキュー条件が変
化した場合、デスキュー作業を再度実施しなければなら
ない。しかしながら、エラーが発生してからデスキュー
作業を実施することは、コンピュータシステムのデータ
伝送品質上好ましくない。したがって、スキュー発生に
よるデータエラーを避けるために、常に定期的にデスキ
ュー作業を実施する必要がある。しかし、このデスキュ
ー作業中は本来のデータ伝送をすることができないの
で、定期的にデスキュー作業をするとデータの転送容量
が下がることになり、その結果システムの性能が下がる
ことになる。
【0008】本発明の目的は、データ伝送中でもデスキ
ュー作業を可能にして、デスキュー作業によるデータ転
送容量及びシステム性能の低下を防止したスキュー補正
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一態様により提供されるものは、データ
伝送をしていないアイドル時に、スキュー量を補正する
第1のスキュー補正手段と、第1のスキュー補正手段に
より補正された後のデータ伝送中にスキュー量を補正す
る第2のスキュー補正手段とを備えていることを特徴と
するスキュー補正装置である。
【0010】アイドル時にスキュー補正された後のデー
タ伝送中にもスキュー補正ができるので、デスキュー中
でもデータ伝送を中断する必要がなく、したがって、デ
スキュー動作によるデータ伝送容量及びシステム性能の
低下は防止される。本発明の第2の態様によれば、第1
のスキュー補正手段は、アイドル状態を検出するアイド
ル検出回路と、該アイドル状態の検出時に1次スキュー
補正をして複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正
する1次スキュー補正回路とを備えており、第2のスキ
ュー補正手段は、1次スキュー補正回路により補正され
た遅延量を持つ複数のシリアルデータのデータ伝送中に
おけるスキュー量を監視するスキュー監視回路と、該ス
キュー監視回路により検出されたスキュー量をゼロにす
るように複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正す
る遅延調整回路とを備えている。
【0011】アイドル検出回路を設けたことにより、オ
ペレエータによるデスキュー作業が不要になる。本発明
の第3の態様によれば、第2の態様において、1次スキ
ュー補正回路は、複数のシリアルデータから1つのシリ
アルデータを選択する選択回路と、選択されたシリアル
データと複数のシリアルデータの各々との位相差が最小
となるように受信シリアルデータの遅延量を制御する遅
延量制御回路とを備えている。
【0012】本発明の第4の態様によれば、第2の態様
において、受信した複数のシリアルデータの各々は連続
するバイトからなり、バイトの各々の先頭位置に伝送デ
ータとは別の付加情報が含まれている。また、スキュー
監視回路は、クロックリカバリ回路と、付加情報チェッ
ク回路と、第2の遅延調整回路とを備えている。クロッ
クリカバリ回路は、基準シリアルデータのビットを識別
するビットクロックと、基準シリアルデータのバイトを
識別するバイトクロックと、基準シリアルデータに含ま
れる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内でバイト
クロックより遅れて変化するアーリィクロックと、基準
シリアルデータに含まれる付加情報に対応するタイミン
グ幅の範囲内でアーリィクロックより遅れて変化するデ
ィレイクロックとを抽出する。付加情報チェック回路
は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシ
リアルデータに含まれる付加情報に対応するタイミング
幅内にアーリィクロックの変化時とディレイクロックの
変化時が含まれるかどうかを判定する。第2の遅延調整
回路は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信され
るシリアルデータに含まれる付加情報の受信タイミング
幅内にアーリィクロックの変化時とディレイクロックの
変化時の少なくとも1つが含まれないと判定されたとき
に、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルの
シリアルデータの遅延量を補正する。
【0013】転送シリアルデータに付加情報を追加する
だけで、データ伝送中であってもスキューが常時補正さ
れる。本発明の第5の態様によれば、第4の態様におい
て、付加情報は連続するバイト毎に“1”と“0”とが
交代する1ビットの情報である。また、付加情報チェッ
ク回路は、各チャネル毎に、第1及び第2のラッチ回路
と、第1及び第2の判定回路とを備えている。第1のラ
ッチ回路は、アーリィクロックの変化時に、シリアルデ
ータが“1”であれば第1の状態となり、シリアルデー
タが“0”であれば第1の状態とは異なる第2の状態と
なる第1のラッチ信号を出力する。第2のラッチ回路
は、ディレイクロックの変化時に、シリアルデータが
“1”であれば第1の状態となり、シリアルデータが
“0”であれば第1の状態とは異なる第2の状態となる
第2のラッチ信号を出力する。第1の判定回路は、第1
のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と
“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定す
る。第2の判定回路は、第2のラッチ回路の出力が所定
バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから
外れているかどうかを判定する。
【0014】また、第2の遅延調整回路は、各チャネル
毎に、第1の判定回路の出力が所定バイト数にわたって
“1”と“0”の交代パターンから外れていることを示
す場合は、基準シリアルデータに対して当該チャネルの
シリアルデータの位相を進めるように遅延量を調整し、
第2の判定回路の出力が所定バイト数にわたって“1”
と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合
は、基準シリアルデータに対して当該チャネルのシリア
ルデータの位相を遅らせるように遅延量を調整する。
【0015】高速伝送系の場合、伝送品質向上のため
に、コード変換(例えば、4B5B変換や8B10B変
換)が採用されるのが一般的であるので、“1”と
“0”とが交代する付加情報をシリアルデータに含ませ
ることにより転送データの符号デューティのアンバラン
ス性を解消できる。この結果、データ転送効率を落とす
コード変換が不要になる。
【0016】本発明の第6の態様によれば、第2の態様
において、スキュー量監視回路は、基準チャネルクロッ
クリカバリ回路と、通常チャネルクロックリカバリ回路
と、位相比較及び電圧変換回路と、第2の遅延調整回路
とを備えている。基準チャネルクロックリカバリ回路
は、基準シリアルデータのバイトを識別する基準バイト
クロックを抽出する。通常チャネルクロックリカバリ回
路は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信される
シリアルデータのバイトを識別する通常バイトクロック
を抽出する。位相比較及び電圧変換回路は、通常チャネ
ルクロックリカバリ回路が抽出したバイトクロックの位
相と、基準チャネルクロックリカバリ回路が抽出したバ
イトクロックの位相との位相差を検出して電圧値に変換
する。第2の遅延調整回路は、電圧値に応じて、スキュ
ー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデ
ータの遅延量を補正する。
【0017】このように、データ伝送中にバイトクロッ
クの位相をチャネル間で調整しても、データ伝送を中断
することなく常時スキュー補正をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り詳述する。図3は本発明によるスキュー補正回路の概
略ブロック図である。このスキュー補正回路は受信部に
設けられ、複数のチャネルを介して複数のシリアルデー
タを受信して、その複数のシリアルデータ間の位相ずれ
であるスキュー量を小さくするものである。図におい
て、データDATA0〜データDATAn(以下、デー
タ0〜データnと称する)はそれぞれシリアルデータで
ある。1次スキュー補正手段31は、データ伝送をして
いないアイドル時に、複数のシリアルデータ0〜nの間
におけるスキュー量を検出して、そのスキュー量がゼロ
になるようにシリアルデータの各々の遅延量を補正す
る。2次スキュー補正手段32は、1時スキュー補正手
段31により補正された状態に基づいて、データ伝送中
に発生する前記複数のシリアルデータ間におけるスキュ
ー量を検出して、該スキュー量がゼロになるように前記
複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する。
【0019】図4は図3に示したスキュー補正回路を詳
細に示すブロック図である。図において、1次スキュー
補正手段31は、アイドル検出回路41と1時スキュー
補正回路42とを備えている。また、2次スキュー補正
手段32は、ディレイ調整回路43とスキュー監視回路
44とを備えている。1次スキュー補正手段31内のア
イドル検出回路41は、データ伝送中ではないアイドル
時を検出する。1次スキュー補正回路42はアイドル信
号を受信中に、バイト同期信号を生成し、各チャネル間
のバイト同期信号の位相差を監視する。アイドル信号
は、1次スキュー補正のためのエッジと同期獲得パター
ンとを含む。この同期獲得パターンであるアイドルパタ
ーンを転送中は、1次スキュー補正回路42によりスキ
ュー補正を行う。
【0020】アイドル時を自動的に検出することに代え
て、オペレータが定期的に1次スキュー補正をするよう
にしてもよい。2次スキュー補正手段32内のディレイ
調整回路43は、データ転送の開始時にデータ0〜デー
タnの間の位相のずれをなくするように受信データの位
相を調整する。
【0021】受信データの位相がゼロになった後に、ス
キュー監視回路44は、データ0〜データnの各バイト
の先頭ビットに付加された付加ビット(付加情報)を監
視して、その付加ビットの位相が1ビット以上ずれた場
合に、ディレイ調整回路43にそのずれを伝達し、ディ
レイ調整回路43はそのずれに応じて受信データの位相
を再びゼロにするように調整する。
【0022】こうして、データ転送中でも、スキュー補
正が可能になる。図5は本発明の一実施例によるデータ
伝送システムの概略ブロック図である。同図において、
送信部51は、データ0〜データ3のそれぞれの8ビッ
トのパラレルデータに付加ビットAと奇数パリティビッ
トを追加して10ビットのデータに変換する4つのビッ
ト追加回路511と、4つのパラレル/シリアル変換器
512と、4つの電気/光変換器513と、4つのバイ
トクロック信号をパラレル/シリアル変換器512に与
えるクロックゲート514とを備えている。
【0023】ビット追加回路511の各々においては、
送信データの各バイト(8ビット)の先頭にスキュー補
正用の付加ビットを付加し、各バイトの送信データの最
後に奇数パリティビットを付加する。受信部52は、4
つの光/電気変換器521と、1つのデスキュー回路5
22とを備えている。
【0024】図6は図5に示した522のデスキュー回
路522の中の1次スキュー補正回路42一実施例を示
す回路図である。同図において、1次スキュー補正回路
42は、受信シリアルデータであるデータ0〜データ3
から最遅延信号を選択する最遅延セレクト回路60と、
受信データを可変遅延させる第1の可変遅延回路610
〜613と、位相比較及び電圧変換器620〜623
と、ディジタル変換器630〜633と、アンドゲート
64とを備えている。
【0025】図7は図5に示したデスキュー回路522
の中の図3に示した2次スキュー補正手段32の一実施
例を示す回路図である。同図において、2次スキュー補
正手段32は、図6に示した第1の可変遅延回路610
〜613の出力を受け取る4つの第2の可変遅延回路
(遅延調整回路)651〜653と、1つのクロックリ
カバリ回路66と、4つの付加情報チェック回路670
〜673と、アンドゲート68と、アラーム信号を形成
する論理回路69とを備えている。
【0026】クロックリカバリ回路66は、第1の可変
遅延回路610から出力される基準シリアルデータDA
TA0のビットを識別するビットクロック(b CL)
と、基準シリアルデータDATA0のバイトを識別する
バイトクロック(B CL)と、基準シリアルデータD
ATA0に含まれる付加情報に対応するタイミング幅の
範囲内でバイトクロックより遅れて変化するアーリィク
ロック(E CL)と、基準シリアルデータDATA0
に含まれる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内で
アーリィクロックより遅れて変化するディレイクロック
(D CL)とを抽出する。
【0027】付加情報チェック回路671〜673の各
々は、第1の可変遅延回路611〜613から出力され
る基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリ
アルデータDATA1〜DATA3に含まれる付加ビッ
トに対応するタイミング幅内にアーリィクロック(E
CL)の変化時とディレイクロック(D CL)の変化
時が含まれるかどうかを判定する。
【0028】第2の可変遅延回路651〜653は、第
1の可変遅延回路611〜613から出力される基準チ
ャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデー
タDATA1〜DATA3に含まれる付加ビットの受信
タイミング幅内にアーリィクロックの変化時とディレイ
クロックの変化時の少なくとも1つが含まれないと判定
されたときに、スキュー量をゼロにするように対応する
チャネルのシリアルデータの遅延量を補正する。
【0029】図8は図7における付加情報チェック回路
671の詳細を示すブロック図である。同図において、
付加情報チェック回路671は、第1のラッチ回路71
と、第1の判定回路72と、第2のラッチ回路73と、
第2の判定回路74とを備えている。第1のラッチ回路
71は、アーリィクロック(E CL)の変化時に、シ
リアルデータが“1”であればハイレベル(第1の状
態)となり、シリアルデータが“0”であればローレベ
ル(第1の状態とは異なる第2の状態)となる第1のラ
ッチ信号を出力する。
【0030】第2のラッチ回路73は、ディレイクロッ
ク(D CL)の変化時に、シリアルデータが“1”で
あればハイレベルとなり、シリアルデータが“0”であ
ればローレベルとなる第2のラッチ信号を出力する。第
1の判定回路72は、第1のラッチ回路71の出力が所
定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンか
ら外れているかどうかを判定する。
【0031】第2の判定回路74は、第2のラッチ回路
73の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の
交代パターンから外れているかどうかを判定する。図9
は図7におけるDATA2に対応する付加情報チェック
回路672の詳細を示すブロック図であり、その構成は
DATA1に対応する付加情報チェック回路671と同
じであるので説明を省略する。
【0032】図10は図6〜図9の回路の動作を説明す
るタイムチャートである。図において、(a)は受信デ
ータである。前述のように、送信側からは、送信データ
の各バイトの先頭に付加ビットAが付加され、各バイト
の終わりに奇数パリティビットが付加されたデータが送
信されるので、受信データの1バイトは10ビットであ
る。
【0033】最初にアイドル時の動作を説明する。実際
のデータ転送時ではないアイドル時の送信データ(アイ
ドルパターン)をオール1とし、付加ビットを“A”の
記号で表す。また、時間軸上のバイト間に“|”の記号
で区切ると、アイドル時の送信シリアルデータは次のよ
うになる。 A111111111 | A111111111 |
A111111111 | ・・・ 付加ビットAは、時間軸上のバイト毎に0と1が交互に
反転するようにする。これにより、伝送データ中に同符
号ビットが連続することを抑制できるので、受信回路の
負荷を低減できる。実際のアイドル時の送信シリアルデ
ータは次のようになる。
【0034】1111111111 | 011111
1111 | 1111111111 | ・・・ アイドル時には、受信部では20ビットに一回0となる
シリアル信号を受信することになり、この0の位置が最
も遅れて到着する伝送チャネル(以降最遅延チャネルと
呼び)を選ぶ。最遅延チャネルを見つけだす方法は既に
知られており、例えば、特開平11−298457号公
報「パラレル光送信/光受信モジュール」(米国特許出
願第129,407号の"PARALLEL OPTICAL TRANSMISSI
ON/RECEPTION MODULE")に開示されている。
【0035】アイドル時には、各伝送チャネル毎に受信
したビット列中の0の位置と最遅延チャネルの0の位置
が一致するように、可変遅延回路610〜613におけ
る遅延値が設定される。具体的には、可変遅延回路61
0〜613が出力する信号中の付加ビットAの0位置と
最遅延チャネルの信号中のビットAの0位置との時間ず
れ(位相差)が検出されてその位相差が電圧差に変換さ
れ、その電圧差はそれぞれ可変遅延回路610〜613
に与えられる。この電圧差が大きければ大きいほど、遅
延値は大きい。最遅延信号と当該チャネルとの付加ビッ
トAの位置が一致したときは、対応する位相比較及び電
圧変換回路620〜623の1つの出力が最低値とな
る。ディジタル変換回路630〜633はそれぞれ、位
相比較及び電圧変換回路620〜623のそれぞれの出
力が最低値になったことを検出し、その時のみハイレベ
ルを出力する。ディジタル変換器630〜633のすべ
ての出力がハイレベルになった時が、アイドル時におけ
る伝送チャネル間のスキュー調整が完了した時である。
スキュー調整が完了した時の遅延値が可変遅延回路61
0〜613において固定される。
【0036】次にアイドル時及びデータ転送中における
可変遅延回路651〜653の動作を説明する。図7に
示した装置では、DATA0のチャネルを基準チャネル
としているが、基準チャネルはどのチャネルでもよい。
基準チャネルのデータDATA0のラインにはクロック
リカバリ回路(CR)66が備えられおり、このクロッ
クリカバリ回路66は受信データから図10の(b)に
示すビットクロック(b CL)と図10の(c)に示
すバイトクロック(B CL)とを抽出する。ビットク
ロックはシリアルデータの1ビットをたたくクロックで
あり、バイトクロックは付加ビットAをたたくクロック
であって、時間軸上のバイトを認識するために用いられ
る。
【0037】クロックリカバリ回路66はまた、本来の
バイトクロックよりも位相が若干遅いアーリィクロック
E CL(図10の(d))と、そのアーリィクロック
よりも位相が若干遅いディレイクロックD CL(図1
0の(e))とを生成する。ここでいう若干とは、シリ
アルデータの1ビットの幅の1/6程度とする。この2
つのバイトクロック(アーリィクロックとディレイクロ
ック)とビットクロックとはすべてのチャネルの付加情
報チェック回路670〜673に供給される。
【0038】前述のようにして可変遅延回路610〜6
13におけるディレイ調整が完了しているので、アイド
ル時の直後のデータ転送時では全チャネルの位相は揃っ
ておりスキューはない。したがって、付加ビットAの位
相は全チャネルで揃っており、ビットクロックとアーリ
ィクロックとディレイクロックは全てのチャネルに共通
に使用可能である。
【0039】基準チャネル以外のチャネルのデータDA
TA1〜DATA3に対応する付加情報チェック回路6
71〜673は、アーリィクロックとディレイクロック
の2つの信号で対応するシリアルデータに含まれる付加
ビットAを常時読み取り、その結果を2ビットのディジ
タル信号として出力し可変遅延回路651〜653にそ
れぞれ与える。
【0040】アーリィクロックの立ち上がり時にDAT
A1のシリアルデータのビットが“1”であれば、第1
のラッチ回路71の出力は1バイト分の時間はハイレベ
ルとなる。アーリィクロックの立ち上がり時にシリアル
データのビットが“0”であれば、第1のラッチ回路7
1の出力は1バイト分の時間はローレベルとなる。同様
に、ディレイクロックの立ち上がり時にDATA1のシ
リアルデータのビットが“1”であれば、第2のラッチ
回路73の出力は1バイト分の時間はハイレベルとな
る。ディレイクロックの立ち上がり時にシリアルデータ
のビットが“0”であれば、第2のラッチ回路73の出
力は1バイト分の時間はローレベルとなる。
【0041】DATA2及びDATA3のチャネルにお
いても、同様の動作をする。図10において、時刻t1
でアーリィクロックが立ち上がっている。この時、DA
TA1のビットは付加ビットAの“1”なので、(g)
に示すように図8に示す第1のラッチ回路71の出力で
あるラッチ結果はハイレベルになっている。また、時刻
t2ではディレイクロックが立ち上がっており、この時
のDATA1のビットも付加ビットAの“1”なので、
(h)に示すように第2のラッチ回路73の出力もハイ
レベルになっている。
【0042】次に時刻t3でも、アーリィクロックが立
ち上がっている。この時、DATA1のビットは付加ビ
ットAの“0”なので、(g)に示すように第1のラッ
チ回路71の出力であるラッチ結果はローレベルになっ
ている。また、時刻t4ではディレイクロックが立ち上
がっており、この時のビットも付加ビットAの“0”な
ので、(h)に示すように第2のラッチ回路73の出力
もローレベルになっている。
【0043】こうして、第1のラッチ回路71の出力に
は(i)に示すように“1”と“0”とがバイト毎に交
代する信号が得られている。また、第2のラッチ回路7
3の出力にも(j)に示すように“1”と“0”とがバ
イト毎に交代する信号が得られている。第1の判定回路
72は、(g)に示される信号を(i)に示される信号
に変換してDATA1のチェック信号とする。(i)に
示される信号は、(g)に示される信号を、例えば基準
チャネルのバイトクロック等の所定のタイミングに合わ
せてシフトしたチェック信号である。そして、第1の判
定回路72は、このチェック信号が所定バイト数の間
“0”と“1”を交互に繰り返すかどうかを判定する。
チェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互
に繰り返せば、DATA1に含まれる付加ビットAが許
容範囲内に存在しているので、第1の判定回路72はD
ATA1が基準チャネルに対して早くなっていないと判
定して、“1”を出力する。チェック信号が所定バイト
数の間“0”と“1”を交互に繰り返さなければ、付加
ビットAは許容範囲内に存在していないので、判定回路
72はDATA1が基準チャネルに対して早くなってい
ると判定して“0”を出力する。図10の例では、
(i)に示されるチェック信号は所定バイト数の間
“0”と“1”を交互に繰り返しているので、第1の判
定回路72は“1”を出力する。この場合はDATA1
は基準チャネルに対して早くなっていないと判定され
る。
【0044】同様にして第2の判定回路74は、(h)
に示される信号を(j)に示される信号に変換してDA
TA1のチェック信号とする。(j)に示される信号
は、(h)に示される信号を、例えば基準チャネルのバ
イトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトし
たチェック信号である。そして、第2の判定回路74
は、このチェック信号が所定バイト数の間“0”と
“1”を交互に繰り返すかどうかを判定する。チェック
信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返
せば、DATA1に含まれる付加ビットAが許容範囲内
に存在しているので、第2の判定回路74はDATA1
が基準チャネルに対して遅くなっていないと判定して、
“1”を出力する。チェック信号が所定バイト数の間
“0”と“1”を交互に繰り返さなければ、付加ビット
Aは許容範囲内に存在していないので、判定回路74は
DATA1が基準チャネルに対して遅くなっていると判
定して“0”を出力する。図10の例では、(j)に示
されるチェック信号は所定バイト数の間“0”と“1”
を交互に繰り返しているので、第2の判定回路74も
“1”を出力する。この場合はDATA1は基準チャネ
ルに対して遅くなっていないと判定される。
【0045】結論的には、DATA1は基準チャネルに
対して早くも遅くもなっていない。DATA2について
同様の考察をする。時刻t1でのアーリィクロックが立
ち上がり時には、DATA2のビットはビット9であ
り、(l)に示すように図9に示す第1のラッチ回路8
1の出力であるラッチ結果はビット9をラッチした結果
となっている。この時のビット9の値が“1”ならばラ
ッチ結果は“1”であり、ビット9の値が“0”ならば
ラッチ結果は“0”である。このようにビット9の値に
依存しているので、図10の(l)においてはラッチ結
果は不定を表す点線で示してある。
【0046】また、時刻t2のディレイクロックの立ち
上がり時には、DATA2のビットは付加ビットAの
“1”なので、(m)に示すように第2のラッチ回路8
3の出力はハイレベルになっている。次に時刻t3での
アーリィクロックの立ち上がり時には、DATA2のビ
ットはやはりビット9なので、(l)に示すように第1
のラッチ回路81の出力であるラッチ結果はやはり不定
である。
【0047】また、時刻t4ではディレイクロックが立
ち上がっており、この時のビットは付加ビットAの
“0”なので、(m)に示すようにラッチ結果はローレ
ベルになっている。こうして、第2のラッチ回路81の
出力には(n)に示すようにビット9の値に対応する不
定レベルの信号が出力され、第2のラッチ回路83の出
力には(o)に示すように“1”と“0”とがバイト毎
に交代する信号が得られている。
【0048】第1の判定回路82は、(l)に示される
信号を(n)に示される信号に変換してDATA2のA
ビットチェック信号0とする。(n)に示される信号
は、(l)に示される信号を、例えば基準チャネルのバ
イトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトし
たチェック信号である。そして、第1の判定回路82
は、このAビットチェック信号0が所定バイト数の間
“0”と“1”を交互に繰り返していないのでDATA
2が基準チャネルのデータDATA0に対して早くなっ
ていると判定して、“0”を出力する。
【0049】第2の判定回路84は、(m)に示される
信号を(o)に示される信号に変換してDATA2のA
ビットチェック信号1とする。(o)に示される信号
は、(m)に示される信号を、例えば基準チャネルのバ
イトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトし
たチェック信号である。そして、第2の判定回路84
は、このチェック信号が所定バイト数の間“0”と
“1”を交互に繰り返しているのでDATA2が基準チ
ャネルに対して遅れていないと判定して、“1”を出力
する。
【0050】DATA3についても同様の動作をする。
そして、DATA1〜DATA3のチャネルに対応する
可変遅延回路651〜653はそれぞれ、付加ビットA
のチェックの結果として、第1の判定回路から“1”を
受け取り第2の判定回路から“0”を受け取った場合
は、そのデータは基準データから遅れているのでそのデ
ータの遅延量を少なくするように作用する。また、付加
ビットAのチェックの結果として、第1の判定回路から
“0”を受け取り第2の判定回路から“1”を受け取っ
た場合は、そのデータは基準データより進んでいるので
そのデータの遅延量を大きくするように作用する。その
結果、付加情報チェック回路671〜673がそれぞれ
出力する2ビットのチェック結果がすべて“1”になる
ように、可変遅延回路651〜653が制御される。
【0051】このようにして、データ伝送中にスキュー
が発生した場合は、可変遅延回路651〜653の中で
そのスキューが発生したチャネルに対応する可変遅延回
路の遅延値を上記の手順により微調整することによりス
キューは補正される。アンドゲート68は、付加情報チ
ェック回路671〜673の出力信号がすべて“1”の
とき、即ち、スキューがないときに“1”を出力する。
また、論理回路69は、付加情報チェック回路671〜
673の出力信号の内の例えば少なくとも2つの2ビッ
ト出力がすべて“0”となるとアラーム信号“1”を出
力する。これにより、可変遅延回路の遅延値の微調整が
きかなくなる程にスキューが大きくなったときを検出す
ることができる。
【0052】図11は図3に示した2次スキュー補正手
段32の他の実施例を示す回路図である。図7の回路と
図11の回路との主たる相違点は、図7の回路ではアー
リィクロックとディレイクロックを用いて付加ビットA
を常時監視していたのにたいし、図11の回路ではアイ
ドル信号受信中に全チャネルのバイト同期信号を生成
し、各チャネル間のバイト同期信号の位相差を監視する
ようにしたことである。
【0053】バイト同期信号の位相差を監視するため
に、図11の回路は、図6の可変遅延回路610〜61
3の出力を受ける4つの可変遅延回路101〜103
と、4つのクロックリカバリ回路110〜113と、4
つのシリアル/パラレル変換回路120〜123と、3
つの位相比較及び電圧変換回路131〜133と、3つ
のディジタル変換回路144〜143と、アンドゲート
15と、アラーム検出用論理回路16とを備えている。
【0054】図12は図11の回路の動作を説明するタ
イムチャートである。図において、(a)は図10の
(a)と同じ受信データである。次に可変遅延回路10
1〜103の動作を説明する。図11に示した装置で
も、DATA0のチャネルを基本チャネルとしている。
DATA0のラインにはクロックリカバリ回路(CR)
110が備えられおり、このクロックリカバリ回路11
0から図12の(a)に示すシリアルデータと、(b)
に示すビットクロック(b CL)と、(c)に示すバ
イトクロック(B CL)とが出力される。
【0055】DATA1〜DATA3のラインでは可変
遅延回路101〜103のそれぞれにクロックリカバリ
回路111〜113が接続されており、それぞれのクロ
ックリカバリ回路からは対応する受信データのシリアル
データとビットクロックとバイトクロックとが出力され
る。即ち、図12の(d)はDATA1のシリアルデー
タを示し、(e)はそのシリアルデータから抽出された
ビットクロックを示し、(f)はそのシリアルデータか
ら抽出されたバイトクロックを示している。また、図1
2の(h)はDATA2のシリアルデータを示し、
(i)はそのシリアルデータから抽出されたビットクロ
ックを示し、(j)はそのシリアルデータから抽出され
たバイトクロックを示している。
【0056】クロックリカバリ回路110〜113から
出力されたシリアルデータと、ビットクロックと、バイ
トクロックとは、それぞれ、シリアル/パラレル変換器
120〜123に入力されてバイトクロックB CLと
出力データDATA0〜DATA3が出力される。位相
比較及び電圧変換回路131は、DATA0のバイトク
ロックとDATA1のバイトクロックとの位相差を電圧
に変換してその電圧を可変遅延回路101に与える。同
様に、位相比較及び電圧変換回路132は、DATA0
のバイトクロックとDATA2のバイトクロックとの位
相差を電圧に変換してその電圧を可変遅延回路102に
与え、位相比較及び電圧変換回路133は、DATA0
のバイトクロックとDATA3のバイトクロックとの位
相差を電圧に変換してその電圧を可変遅延回路103に
与える。ディジタル変換器141〜143はそれぞれ、
位相比較及び電圧変換回路131〜133の出力が最低
値になったことを検出し、その時のみハイレベルを出力
する。
【0057】図12の(g)はDATA0に対応するシ
リアル/パラレル変換回路120から出力される(c)
に示すバイトクロックの位相と、DATA1に対応する
シリアル/パラレル変換回路121から出力される
(f)に示すバイトクロックの位相との比較結果である
排他的論理和(EXOR)を示す。この場合は、DAT
A1のバイトクロックがDATA0のバイトクロックよ
り若干早くなっていることを示している。
【0058】また、図12の(k)はDATA0に対応
するシリアル/パラレル変換回路120から出力される
(c)に示すバイトクロックの位相と、DATA2に対
応するシリアル/パラレル変換回路122から出力され
る(j)に示すバイトクロックの位相との比較結果であ
る排他的論理和(EXOR)を示す。この場合は、DA
TA2のバイトクロックがDATA0のバイトクロック
より若干遅れていることを示している。
【0059】DATA1〜DATA3のチャネルに対応
する可変遅延回路101〜103はそれぞれ、位相比較
及び電圧変換回路131〜133からの位相差の対応し
た電圧を受け取ると、その位相差を減少させるべく遅延
値を決定する。このようにして、ディジタル変換回路1
41〜143の出力がすべて“1”となるようにする。
【0060】可変遅延回路610〜613と可変遅延回
路101〜103における遅延量の調整が完了した時点
で、送信部51と受信部52(図5参照)との間でデー
タ転送を開始する。位相比較及び電圧変換回路131〜
133は常時DATA0のバイトクロックと当該データ
チャネルのバイトクロックとの位相差を検出し、出力し
続ける。新たなスキューの発生がない限り、ディジタル
変換回路141〜143の各々は“1”を出力し続け
る。スキューが発生した場合は、可変遅延回路101〜
103の中でそのスキューが発生したチャネルに対応す
る可変遅延回路の遅延値を上記の手順により微調整する
ことによりスキューは補正される。
【0061】アンドゲート15は、ディジタル変換回路
141〜143の出力信号がすべて“1”のとき、即
ち、スキューがないときに“1”を出力する。また、論
理回路91は、ディジタル変換回路141〜143の出
力信号の内の少なくとも2つが“0”となるとアラーム
信号“1”を出力する。これにより、可変遅延回路の遅
延値の微調整がきかなくなる程にスキューが大きくなっ
たときを検出することができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、転送データに付加ビットを追加するだけで、
データ転送中であってもスキューが常時自動補正され
る。また、受信回路にアイドルパターン検出回路を設け
たことにより、オペレータのデスキュー作業は不要とな
る。
【0063】さらに、高速伝送系の場合、伝送品質向上
のため、コード変換(例えば、4B4B変換や8B10
B変換)が採用されるのが一般的であるが、バイト毎に
“1”と“0”とを繰り返す付加情報を転送データの各
バイトの先頭に付加したことにより、転送データの符号
デューティのアンバランス性を解消できるので、データ
転送効率を落とすコード変換が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の最も基本的なパラレルデータ伝送システ
ムを示すブロック図である。
【図2】従来のシリアルバンドルパラレルデータ伝送シ
ステムのブロック図である。
【図3】本発明によるスキュー補正回路の概略ブロック
図である。
【図4】図3に示したスキュー補正回路を詳細に示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の一実施例によるデータ伝送システムの
概略ブロック図である。
【図6】本発明による1次スキュー補正回路の一実施例
を示す回路図である。
【図7】本発明による2次スキュー補正手段の一実施例
を示す回路図である。
【図8】図7における付加情報チェック回路671の詳
細を示すブロック図である。
【図9】図7における付加情報チェック回路672の詳
細を示すブロック図である。
【図10】図6の回路の動作を説明するタイムチャート
である。
【図11】本発明による2次スキュー補正手段の他の実
施例を示す回路図である。
【図12】図10の回路の動作を説明するタイムチャー
トである。
【符号の説明】
31…1次スキュー補正手段 32…2次スキュー補正手段 41…アイドル検出回路 42…1次スキュー補正回路 43…ディレイ調整回路 44…スキュー監視回路 522…デスキュー回路 60…最遅延信号セレクト回路 610〜613…可変遅延回路 66…クロックリカバリ回路 670〜673…付加情報チェック回路 651〜653…可変遅延回路 71…第1のラッチ回路 72…第1の判定回路 73…第2のラッチ回路 74…第2の判定回路 110…基準チャネルクロックリカバリ回路 111〜113…通常チャネルクロックリカバリ回路 131〜133…位相比較及び電圧変換回路 141〜143…ディジタル変換回路 A…付加ビット B CL…バイトクロック b CL…ビットクロック E CL…アーリィクロック D CL…ディレイクロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H03K 5/00 H03K 5/00 K Fターム(参考) 5B077 FF11 GG07 5J001 BB00 BB02 BB08 BB13 BB14 CC00 DD04 5K029 DD02 DD23 EE06 HH26 LL08 LL15 5K047 AA08 BB04 GG08 GG09 GG45 MM36 MM60 MM63

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネルを介して複数のシリアル
    データを受信して、該複数のシリアルデータ間の位相ず
    れであるスキュー量を小さくするスキュー補正装置にお
    いて、 データ伝送をしていないアイドル時に、前記複数のシリ
    アルデータ間におけるスキュー量を検出して、該スキュ
    ー量がゼロになるように前記複数のシリアルデータの各
    々の遅延量を補正する第1のスキュー補正手段と、 前記第1のスキュー補正手段により補正された後のデー
    タ伝送中に発生する前記複数のシリアルデータ間におけ
    るスキュー量を検出して、該スキュー量がゼロになるよ
    うに前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正す
    る第2のスキュー補正手段と、を備えていることを特徴
    とするスキュー補正装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスキュー補正手段は、 アイドル状態を検出するアイドル検出回路と、 該アイドル状態の検出時に1次スキュー補正をして前記
    複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する1次ス
    キュー補正回路とを備えており、 前記第2のスキュー補正手段は、 前記1次スキュー補正回路により補正された遅延量を持
    つ前記複数のシリアルデータのデータ伝送中におけるス
    キュー量を監視するスキュー監視回路と、 該スキュー監視回路により検出されたスキュー量をゼロ
    にするように前記複数のシリアルデータの各々の遅延量
    を補正する遅延調整回路とを備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載のスキュー補正装置。
  3. 【請求項3】 前記1次スキュー補正回路は、 前記複数のシリアルデータから1つのシリアルデータを
    選択する選択回路と、 前記選択されたシリアルデータと前記複数のシリアルデ
    ータの各々との位相差が最小となるように受信シリアル
    データの遅延量を制御する遅延量制御回路とを備えてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のスキュー補正装
    置。
  4. 【請求項4】 前記受信した複数のシリアルデータの各
    々は連続するバイトからなり、前記バイトの各々の先頭
    位置に伝送データとは別の付加情報が含まれており、 前記スキュー監視回路は、 前記複数のチャネルから選択された1つのチャネルを介
    して受信されるシリアルデータを基準シリアルデータと
    し、該基準シリアルデータから、該基準シリアルデータ
    のビットを識別するビットクロックと、該基準シリアル
    データのバイトを識別するバイトクロックと、前記基準
    シリアルデータに含まれる前記付加情報に対応するタイ
    ミング幅の範囲内で前記バイトクロックより遅れて変化
    するアーリィクロックと、前記基準シリアルデータに含
    まれる前記付加情報に対応するタイミング幅の範囲内で
    前記アーリィクロックより遅れて変化するディレイクロ
    ックとを抽出するクロックリカバリ回路と、 前記選択されたチャネル以外のチャネルを介して受信さ
    れるシリアルデータに含まれる前記付加情報に対応する
    タイミング幅内に前記アーリィクロックの変化時と前記
    ディレイクロックの変化時が含まれるかどうかを判定す
    る付加情報チェック回路と、 前記付加情報チェック回路により前記選択されたチャネ
    ル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータに
    含まれる前記付加情報の受信タイミング幅内に前記アー
    リィクロックの変化時と前記ディレイクロックの変化時
    の少なくとも1つが含まれないと判定されたときに、ス
    キュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリア
    ルデータの遅延量を補正する第2の遅延調整回路と、を
    備えていることを特徴とする請求項2に記載のスキュー
    補正回路。
  5. 【請求項5】 前記付加情報は連続するバイト毎に
    “1”と“0”とが交代する1ビットの情報であり、 前記付加情報チェック回路は、各チャネル毎に、 前記アーリィクロックの変化時に、前記シリアルデータ
    が“1”であれば第1の状態となり、前記シリアルデー
    タが“0”であれば前記第1の状態とは異なる第2の状
    態となる第1のラッチ信号を出力する第1のラッチ回路
    と、 前記ディレイクロックの変化時に、前記シリアルデータ
    が“1”であれば第1の状態となり、前記シリアルデー
    タが“0”であれば前記第1の状態とは異なる第2の状
    態となる第2のラッチ信号を出力する第2のラッチ回路
    と、 前記第1のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって
    “1”と“0”の交代パターンから外れているかどうか
    を判定する第1の判定回路と、 前記第2のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって
    “1”と“0”の交代パターンから外れているかどうか
    を判定する第2の判定回路と、を備えており、 前記第2の遅延調整回路は、各チャネル毎に、前記第1
    の判定回路の出力が前記所定バイト数にわたって“1”
    と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合
    は、前記基準シリアルデータに対して当該チャネルのシ
    リアルデータの位相を進めるように遅延量を調整し、前
    記第2の判定回路の出力が前記所定バイト数にわたって
    “1”と“0”の交代パターンから外れていることを示
    す場合は、前記基準シリアルデータに対して当該チャネ
    ルのシリアルデータの位相を遅らせるように遅延量を調
    整する可変遅延回路を備えていることを特徴とする請求
    項4に記載のスキュー補正装置。
  6. 【請求項6】 前記受信した複数のシリアルデータの各
    々は連続するバイトからなり、 前記スキュー量監視回路は、 前記複数のチャネルから選択された1つのチャネルを介
    して受信されるシリアルデータを基準シリアルデータと
    し、該基準シリアルデータから、該基準シリアルデータ
    のバイトを識別する基準バイトクロックを抽出する基準
    チャネルクロックリカバリ回路と、 前記選択されたチャネル以外のチャネルを介して受信さ
    れるシリアルデータのバイトを識別する通常バイトクロ
    ックを抽出する少なくとも1つの通常チャネルクロック
    リカバリ回路と、 前記通常チャネルクロックリカバリ回路が抽出したバイ
    トクロックの位相と、前記基準チャネルクロックリカバ
    リ回路が抽出した前記バイトクロックの位相との位相差
    を検出して電圧値に変換する位相比較及び電圧変換回路
    と、 前記電圧値に応じて、スキュー量をゼロにするように対
    応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する第
    2の遅延調整回路と、を備えていることを特徴とする請
    求項2に記載のスキュー補正回路。
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