JP2002043549A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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- JP2002043549A JP2002043549A JP2000228772A JP2000228772A JP2002043549A JP 2002043549 A JP2002043549 A JP 2002043549A JP 2000228772 A JP2000228772 A JP 2000228772A JP 2000228772 A JP2000228772 A JP 2000228772A JP 2002043549 A JP2002043549 A JP 2002043549A
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Abstract
周辺回路のpチャネル型MISFETのキンク現象の発
生の低減させる技術を提供する。 【解決手段】 メモリセルを構成するnチャネル型MI
SFET、周辺回路のpチャネル型MISFETQpの
ゲート電極9側壁に薄い窒化シリコン膜から成るサイド
ウォール膜12を形成した後、ゲート電極9側部の半導
体基板(p型ウエル3、n型ウエル4)表面を熱酸化
し、厚いライト酸化膜11a、11bを形成する。その
結果、ライト酸化膜11a、11bとその上層のサイド
ウォール膜12およびサイドウォールスペーサ16との
界面に形成される負電荷量を低減させることができ、メ
モリセルのリフレッシュ特性を向上させ、周辺回路のp
チャネル型MISFETのキンク現象の発生の低減させ
ることができる。
Description
置およびその製造技術に関し、特に、微細なMISFE
T(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Tra
nsistor)のゲート構造およびその製造に適用して有効
な技術に関するものである。
図るため、多結晶シリコン膜上にタングステン等の高融
点金属を積層した、いわゆるポリメタルゲートが採用さ
れている。
ト電極下部のゲート絶縁膜もエッチングされてしまい、
ゲート絶縁膜の耐圧が低下することから、ゲート電極側
壁およびゲート電極近傍のシリコン基板表面を熱酸化
し、熱酸化膜を形成する、いわゆるライト酸化処理が行
われている。
には、ポリメタルゲートのライト酸化処理に関する技術
が開示されている。
のライト酸化処理は、ポリメタルゲートを構成する高融
点金属が非常に酸化されやすく、高融点金属膜の酸化に
よりその抵抗値が増加してしまうことから、高融点金属
膜の酸化を防止しつつ、下層の多結晶シリコン膜および
基板表面のみを酸化する処理が検討されている。
酸化(ウエットハイドロゲン(Wet.Hydrogen)酸化)を行
った場合には、金属膜を酸化することなく、シリコン
(多結晶シリコン、シリコン基板)のみを選択的に酸化
することができる。
施した半導体集積回路装置に関し、本発明者らは、以下
に示すような問題を認識した。
Memory)メモリセルのリフレッシュ特性が悪く、周辺回
路のpチャネル型MISFETにキンク現象が見られる
等の問題が認められた。また、前記メモリセルを構成す
るnチャネル型MISFETの閾値Vthが高く、サブス
レッショルド係数が大きい。また、セルリーク電流が多
い等の問題が認められた。
結果、Wet. Hydrogen酸化処理を施した半導体集積回路
装置のライト酸化膜の膜厚が5nm以下と、ごく薄くな
っていることから前記問題の原因を次のように分析し
た。なお、ライト酸化膜の膜厚が5nm以下となるの
は、Wet Hydrogen酸化の酸化条件(水蒸気/水素混合
比、処理時間等)によっては、タングステン膜等の高融
点金属膜に異常酸化が生じ、ゲート電極間のショート等
の要因となるため、この異常酸化を防止する条件下で
は、5nm以下の膜厚しか確保できないからである。
ト酸化膜上には窒化シリコン膜からなるサイドウォール
スペーサ膜が積層され、窒化シリコン膜とライト酸化膜
との界面に負電荷が形成される。メモリセルを構成する
nチャネル型MISFETにおいては、この負電荷によ
りn-型拡散層の表面が空乏化し、ライト酸化膜と基板
との界面準位に起因して接合リーク電流が増加する。ま
た、n-型拡散層の表面が空乏化すると、ゲート電極端
部で実行的なゲート絶縁膜厚が増加するためサブスレシ
ョルド係数が大きくなる。さらに、n-型拡散層が実効
的にオフセット構造に近づくためにMISFETの閾値
電位Vthが高くなってしまう。
けてメモリセルのセルトランジスタの接合電界が大きく
なり、リフレッシュ特性が劣化してしまう。
ると、周辺回路のpチャネル型MISFETにおいて
は、n型基板(ウエル)が空乏化するためVthが低くな
り、特に、溝型素子分離構造を採用した場合には、溝内
の分離酸化膜が後退するリセス現象が生じ(図22)、
キンク現象(ゲート絶縁膜がゲート電極端部で局所的に
薄くなり、この部分にゲート電圧による電界が集中し、
低いゲート電圧(V)でもドレイン電流(A)が流れてし
まう(図21)現象)が発生する。
化シリコン膜から成るサイドウォール膜を形成した後、
ゲート電極側部のシリコン基板表面を熱酸化し、厚いラ
イト酸化膜を形成することにより、メモリセルのリフレ
ッシュ特性を向上させることにある。また、本発明の他
の目的は、メモリセルを構成するnチャネル型MISF
ETの閾値Vthの上昇を抑え、また、サブスレッショル
ド係数の増加を抑え、さらには、セルリーク電流の低減
を図ることにある。
チャネル型MISFETのキンク現象の発生の低減を図
ることにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
導体基板のメモリセル形成領域に形成された情報転送用
nチャネル型MISFETと容量素子から成るメモリセ
ルおよび周辺回路形成領域に形成されたCMIS構成用
nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISF
ETとを有する半導体集積回路装置であって、前記情報
転送用nチャネル型MISFET、CMIS構成用nチ
ャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET
は、(a)前記半導体基板中に形成されたソースおよび
ドレインと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板
上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前
記ゲート電極端部からソースもしくはドレイン上に延在
するライト酸化膜とを有し、(b)前記情報転送用nチ
ャネル型MISFETのライト酸化膜は、前記CMIS
構成用nチャネル型MISFETおよびpチャネル型M
ISFETのライト酸化膜より厚い。
チャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFE
Tとを有する半導体集積回路装置であって、前記nチャ
ネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET
は、(a)半導体基板中に形成されたソースおよびドレ
インと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上に
ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲ
ート電極端部からソースもしくはドレイン上に延在する
ライト酸化膜とを有し、(b)前記pチャネル型MIS
FETのライト酸化膜は、前記nチャネル型MISFE
Tのライト酸化膜より厚い。
導体基板のメモリセル形成領域に形成された情報転送用
nチャネル型MISFETと容量素子から成るメモリセ
ルおよび周辺回路形成領域に形成されたCMIS構成用
nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISF
ETとを有する半導体集積回路装置であって、前記情報
転送用nチャネル型MISFET、CMIS構成用nチ
ャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET
は、(a)前記半導体基板中に形成されたソースおよび
ドレインと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板
上にゲート絶縁膜を介して形成され、多結晶シリコン膜
および高融点金属膜を有するゲート電極と、前記ゲート
電極側壁に形成された窒化シリコン膜より成るサイドウ
ォール膜と、前記ゲート電極端部からソースもしくはド
レイン上に延在するライト酸化膜とを有し、(b)前記
情報転送用nチャネル型MISFETのライト酸化膜
は、前記CMIS構成用nチャネル型MISFETおよ
びpチャネル型MISFETのライト酸化膜より厚い。
チャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFE
Tとを有する半導体集積回路装置であって、前記nチャ
ネル型MISFETおよびpチャネル型MISFET
は、(a)半導体基板中に形成されたソースおよびドレ
インと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上に
ゲート絶縁膜を介して形成され、多結晶シリコン膜およ
び高融点金属膜を有するゲート電極と、前記ゲート電極
側壁に形成された窒化シリコン膜より成るサイドウォー
ル膜と、前記ゲート電極端部からソースもしくはドレイ
ン上に延在するライト酸化膜とを有し、(b)前記pチ
ャネル型MISFETのライト酸化膜は、前記nチャネ
ル型MISFETのライト酸化膜より厚い。
MISFETのライト酸化膜をCMIS構成用nチャネ
ル型MISFETおよびpチャネル型MISFETのラ
イト酸化膜より厚くしたので、情報転送用nチャネル型
MISFETにおいて、ライト酸化膜とその上層膜との
界面に形成される負電荷量を低減させることができ、メ
モリセルのリフレッシュ特性を向上させることができ
る。また、メモリセルを構成するnチャネル型MISF
ETの接合リーク電流を低減することができる。また、
サブスレショルド係数を小さくすることができ、閾値電
位Vthの上昇を抑えることができる。
ン膜を有するゲート電極においては、ゲート電極側壁に
サイドウォール膜を形成することによって、タングステ
ン膜の酸化を防止しつつライト酸化膜を厚くすることが
できる。
SFETのライト酸化膜をnチャネル型MISFETの
ライト酸化膜より厚くしたので、pチャネル型MISF
ETにおいてライト酸化膜とその上層膜との界面に形成
される負電荷量を低減させることができ、pチャネル型
MISFETのキンク現象の発生を低減することができ
る。
ン膜を有するゲート電極においては、ゲート電極側壁に
サイドウォール膜を形成することによって、タングステ
ン膜の酸化を防止しつつライト酸化膜を厚くすることが
できる。
方法は、(a)半導体基板上に、ゲート絶縁膜を形成す
る工程と、(b)前記ゲート絶縁膜上に多結晶シリコン
膜、高融点金属膜および窒化シリコン膜を順次形成し、
パターニングすることによってゲート電極を形成する工
程と、(c)前記ゲート電極側壁にサイドウォール膜を
形成する工程と、(d)前記窒化シリコン膜およびサイ
ドウォール膜をマスクに半導体基板を熱処理することに
より前記ゲート電極の両側に延在するライト酸化膜を形
成する工程と、(e)前記ゲート電極の両側に不純物を
注入することにより低濃度拡散層を形成する工程と、
(f)前記サイドウォール膜の側壁にサイドウォールス
ペーサ膜を形成する工程と、(g)前記サイドウォール
スペーサ膜をマスクに不純物を注入することにより高濃
度拡散層を形成する工程と、を有する。
ウォール膜を形成した後、ライト酸化膜を形成するの
で、ゲート電極中のタングステン膜の酸化を防止しつつ
ライト酸化膜を厚くすることができ、情報転送用nチャ
ネル型MISFETに適用した場合には、メモリセルの
リフレッシュ特性を向上させ、メモリセルを構成するn
チャネル型MISFETの接合リーク電流を低減するこ
とができる。また、サブスレショルド係数を小さくする
ことができ、閾値電位Vthの上昇を抑えることができ
る。また、CMIS構成用pチャネル型MISFETに
適用した場合には、pチャネル型MISFETのキンク
現象の発生を低減することができる。
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
あるDRAMの製造方法を図1〜図13を用いて工程順
に説明する。なお、基板の断面を示す各図の左側部分は
DRAMのメモリセルが形成される領域(メモリセルア
レイ部)を示し、右側部分は周辺回路形成領域を示して
いる。
Ωcm程度の比抵抗を有するp型の単結晶シリコンからな
る半導体基板1をエッチングすることにより深さ350
nm程度の素子分離溝2を形成する。
酸化することによって、溝の内壁に膜厚10nm程度の薄
い酸化シリコン膜(図示せず)を形成する。この酸化シ
リコン膜は、溝の内壁に生じたドライエッチングのダメ
ージを回復すると共に、次の工程で溝の内部に埋め込ま
れる酸化シリコン膜5と半導体基板1との界面に生じる
ストレスを緩和するために形成する。
VD(Chemical Vapor deposition)法で膜厚450〜
500nm程度の酸化シリコン膜5を堆積し、化学的機械
研磨(CMP;Chemical Mechanical Polishing)法で
溝の上部の酸化シリコン膜5を研磨し、その表面を平坦
化する。
素)およびn型不純物(例えばリン)をイオン打ち込み
した後、約1000℃の熱処理で上記不純物を拡散させ
ることによって、メモリセルアレイ部の半導体基板1に
p型ウエル3を形成し、周辺回路形成領域の半導体基板
1にp型ウエル3およびn型ウエル4を形成する。な
お、ここで、これらp型ウエル3およびn型ウエル4の
前記不純物濃度は、これらのウエル上に形成されるMI
SFETの所望の閾値Vthが得られるよう調整されてい
る。
液を用いて半導体基板1(p型ウエル3およびn型ウエ
ル4)の表面をウェット洗浄した後、約800℃の熱酸
化でp型ウエル3およびn型ウエル4のそれぞれの表面
に膜厚6nm程度の清浄なゲート酸化膜8を形成する。
を4×1020/cm3の濃度でドープした膜厚100nm
程度の低抵抗多結晶シリコン膜9aをCVD法で堆積す
る。続いて、その上部にスパッタリング法で膜厚10nm
程度のWN膜(図示せず)と膜厚50nm程度のタングス
テン等の高融点金属から成るW膜9bとを堆積し、さら
にその上部にCVD法で膜厚200nm程度の窒化シリコ
ン膜10を堆積する。次に、上記W膜9bの応力緩和と
WN膜のデンシファイ(緻密化)とを目的として、窒素
などの不活性ガス雰囲気中で約800℃の熱処理を行
う。
スクにして窒化シリコン膜10をドライエッチングする
ことにより、ゲート電極を形成する領域に窒化シリコン
膜10を残す。
W膜9b、WN膜(図示せず)および多結晶シリコン膜
9aをドライエッチングすることにより、メモリセルア
レイ部および周辺回路形成領域に多結晶シリコン膜9
a、WN膜およびW膜9bからなるn+ゲート電極9
(ゲート長:0.15μm)を形成する。なお、メモリ
セルアレイ部に形成されたゲート電極9は、ワード線W
Lとして機能する。また、前記エッチングの際、ゲート
電極9間のゲート酸化膜8を残存させてもよい。
酸化により多結晶シリコン膜9aの側壁に4nm程度の
薄い酸化膜(以下、ライト酸化膜という)11aを形成
する。前述した通り、Wet. Hydrogen酸化によれば、タ
ングステン膜を酸化することなく、シリコン(多結晶シ
リコン、シリコン基板)のみを選択的に酸化することが
できる。なお、この酸化によって、半導体基板1(p型
ウエル3、n型ウエル4)表面もわずかに酸化される。
また、前述のごとくゲート酸化膜8を残存させた場合
は、このWet. Hydrogen酸化を省略することも可能であ
る。図4(a)は、図3のメモリセルアレイ部(DRA
Mのメモリセル選択用MISFETQs)のゲート電極
部の拡大図、図4(b)は、周辺回路形成領域(nチャ
ネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFE
TQp)のゲート電極部の拡大図である。
上にCVD法で膜厚10nm程度の窒化シリコン膜を堆積
し、異方的にエッチングすることによって、ゲート電極
9の側壁にサイドウォール膜12を形成する。図6
(a)は、図5のメモリセルアレイ部(DRAMのメモ
リセル選択用MISFETQs)のゲート電極部の拡大
図、図5(b)は、周辺回路形成領域(nチャネル型M
ISFETQnおよびpチャネル型MISFETQp)
のゲート電極部の拡大図である。
でライト酸化を施すことにより、ゲート電極両側の半導
体基板1(p型ウエル3、n型ウエル4)の表面を酸化
し、ライト酸化膜11b(請求項記載のライト酸化膜)
を形成する。ここで、このライト酸化膜11bと前記ラ
イト酸化膜11aの膜厚の和(ゲート酸化膜8が残存し
ている場合はその膜厚も含む)を8nm程度とする。図8
(a)は、図7のメモリセルアレイ部(DRAMのメモ
リセル選択用MISFETQs)のゲート電極部の拡大
図、図8(b)は、周辺回路形成領域(nチャネル型M
ISFETQnおよびpチャネル型MISFETQp)
のゲート電極部の拡大図である。なお、実際のゲート電
極部のライト酸化膜11a、11bおよびゲート酸化膜
8は、酸化による体積膨張やバーズビークの発生により
図9に示すような構造となるが、前記Wet. Hydrogen酸
化およびライト酸化処理における酸化部位を明確にする
ため、以降の断面図においても図8と同様に表記する。
の両側のメモリセルアレイ部のp型ウエル3にn型不純
物(リン)を注入(20keV、2×1013/cm2)する
ことによってn-型半導体領域13を形成し、また、周
辺回路形成領域のp型ウエル3にn型不純物(ヒ素)を
注入(20keV、2×1014/cm2)することによって
n-型半導体領域14を、n型ウエル4にp型不純物
(ホウ素)を注入(5keV、2×1014/cm2)するこ
とによってp-型半導体領域15を形成する。なお、短
チャネル効果を抑制するため、周辺回路形成領域のp型
ウエル3のn-型半導体領域14およびn型ウエル4の
p-型半導体領域15を形成する際に、それぞれ、ホウ
素を25keV、1×1013/cm2で、また、リンを50
keV、2×1013/cm2でイオン打ち込みすることによ
って、周辺回路形成領域のp型ウエル3のn-型半導体
領域14およびn型ウエル4のp-型半導体領域15の
周囲に逆導電型の半導体領域(図示せず)を形成しても
よい。
40nm程度の窒化シリコン膜を堆積した後、異方的にエ
ッチングすることによって、サイドウォール膜12の側
壁にサイドウォールスペーサ16を形成する。
n型不純物(リンまたはヒ素)をイオン打ち込みするこ
とによってn+型半導体領域17(ソース、ドレイン)
を形成し、n型ウエル4にp型不純物(ホウ素)をイオ
ン打ち込みすることによってp+型半導体領域18(ソ
ース、ドレイン)を形成する。図11(a)は、図10
のメモリセルアレイ部(DRAMのメモリセル選択用M
ISFETQs)のゲート電極部の拡大図、図11
(b)は、周辺回路形成領域(pチャネル型MISFE
TQp)のゲート電極部の拡大図である。
DD(Lightly Doped Drain)構造のソース、ドレインを
備えたnチャネル型MISFETQnおよびpチャネル
型MISFETQpが形成される。これらのMISFE
Tで、相補型(complementary)のMISFETを構成
する。
1の上部にCVD法で膜厚700nm〜800nm程度の酸
化シリコン膜19を堆積した後、酸化シリコン膜19を
CMP法で研磨してその表面を平坦化する。
領域13の上部にコンタクトホール20、21を形成
し、半導体基板1(n-型半導体領域13)の表面を露
出させる。
てメモリセルアレイ部のp型ウエル3(n-型半導体領
域13)にn型不純物(リンまたはヒ素)をイオン打ち
込みすることによって、n+型半導体領域17(ソー
ス、ドレイン)を形成する。ここまでの工程で、メモリ
セルアレイ部にnチャネル型で構成されるメモリセル選
択用MISFETQsが形成される。
にプラグ22を形成する。プラグ22は、コンタクトホ
ール20、21の内部を含む酸化シリコン膜19の上部
にリン(P)などのn型不純物を4×1020/cm3程
度ドープした低抵抗多結晶シリコン膜をCVD法で堆積
し、続いてこの多結晶シリコン膜をエッチバック(また
はCMP法で研磨)してコンタクトホール20、21の
内部のみに残すことによって形成する。
膜19の上部にCVD法で膜厚20nm程度の酸化シリコ
ン膜23を堆積した後、フォトレジスト膜(図示せず)
をマスクにしたドライエッチングで周辺回路形成領域の
酸化シリコン膜23およびその下層の酸化シリコン膜1
9をドライエッチングすることによって、nチャネル型
MISFETQnのソース、ドレイン(n+型半導体領
域17)の上部にコンタクトホール24を形成し、pチ
ャネル型MISFETQpのソース、ドレイン(p+型
半導体領域18)の上部にコンタクトホール25を形成
する。また、このとき同時に、図示しない周辺回路形成
領域のpチャネル型MISFETおよびnチャネル型M
ISFETのゲート電極の上部にコンタクトホールを形
成する。さらに、メモリセルアレイ部のプラグ22の上
部にスルーホールを形成する。
示しないMISFETのゲート電極上のコンタクトホー
ル、およびスルーホールの内部を含む酸化シリコン膜2
3の上部にCVD法で膜厚300nm程度のW膜を堆積
した後、酸化シリコン膜23の上部のW膜をCMP法で
研磨し、これらの膜をコンタクトホール24、25等の
内部およびスルーホールの内部のみに残すことによって
プラグ26を形成する。なお、W膜の下層にCVD法に
より薄いWN膜を形成し、WN膜およびW膜の2層でプ
ラグ26を構成してもよい。
上部にビット線BLを形成し、周辺回路形成領域のプラ
グ26の上部に第1層目の配線30〜33を形成する。
ビット線BLおよび第1層目の配線30〜33は、例え
ばプラグ26上を含む酸化シリコン膜23の上部にスパ
ッタリング法で膜厚100nm程度のW膜を堆積した後、
フォトレジスト膜をマスクにしてこのW膜をドライエッ
チングすることによって形成する。なお、W膜の下層に
CVD法により薄いWN膜を形成し、WN膜およびW膜
の2層でビット線BLおよび第1層目配線を構成しても
よい。
30〜33の上部に膜厚300nm程度の酸化シリコン膜
34をCVD法で堆積する。
膜34およびその下層の酸化シリコン膜23等をドライ
エッチングしスルーホール38を形成する。
法で膜厚100nm程度の窒化シリコン膜40を堆積し、
続いて窒化シリコン膜40の上部にCVD法で酸化シリ
コン膜41を堆積した後、メモリアレイ部の酸化シリコ
ン膜41および窒化シリコン膜40をドライエッチング
することにより、スルーホール38の上部に溝42を形
成する。
ン膜41の上部にリン(P)などのn型不純物をドープ
した膜厚50nm程度の低抵抗多結晶シリコン膜をCVD
法で堆積した後、溝42の内部にフォトレジスト膜など
を埋め込み、酸化シリコン膜41の上部の多結晶シリコ
ン膜をエッチバックすることによって、溝42の内壁の
みに残す。これにより、溝42の内壁に沿って情報蓄積
用容量素子Cの下部電極43が形成される。
膜などで構成された容量絶縁膜44とTiN膜などで構
成された上部電極45とを形成する。ここまでの工程に
より、メモリセル選択用MISFETQsとこれに直列
に接続された情報蓄積用容量素子Cとで構成されるDR
AMのメモリセルが完成する。
膜厚100nm程度の酸化シリコン膜50を堆積し、周辺
回路形成領域の第1層配線30、33の上部の酸化シリ
コン膜50、41、窒化シリコン膜40および酸化シリ
コン膜34をドライエッチングすることによってスルー
ホール51を形成する。その後、スルーホール51の内
部にプラグ52を形成した後、プラグ52および酸化シ
リコン膜50の上部に第2層目の配線53、54、55
を形成する。次いで、この第2層目配線53、54、5
5の上部に酸化シリコン膜等(図示せず)を形成するこ
とにより、本実施の形態のDRAMが略完成する。
イト酸化膜11a、11bを厚くしたので、ライト酸化
膜11a、11bとその上層膜12、16との界面に形
成される負電荷量を低減させることができる。その結
果、情報転送用nチャネル型MISFETのn-型半導
体領域13の表面の空乏化を抑制することができ、接合
リーク電流の増加を防止することができる。また、空乏
層表面の準位起因のリーク電流が減少するため、DRA
Mのリフレッシュ特性の劣化を防止することができる。
さらに、負電荷による接合電界の増加を防止することが
でき、電界起因のリークによるDRAMのリフレッシュ
特性の劣化を防止することができる。
ライト酸化膜11aを形成した場合(図20)と本発明
の半導体集積回路装置のリフレッシュ時間を比較したグ
ラフである。(a)は、Wet. Hydrogen酸化のみにより
ライト酸化膜11aを形成し、ライト酸化膜11bを形
成しなかった場合(図20)、(b)は実施の形態1で
示したDRAMのリフレッシュ時間を示す。図14から
明らかなように(a)場合は、ワーストビットのリフレ
ッシュが10msであるのに対し、(b)に示す本実施
の形態の場合は、ワーストビットのリフレッシュが10
0msであった。ここで、リフレッシュ時間とは、メモ
リセル選択用MISFETQsに接続された情報蓄積用
容量素子Cに蓄積された電荷をリードできる時間(保持
時間)を示し、64Mビットのうちワーストの保持時間
を示す。
上層膜であるサイドウォール膜12およびサイドウォー
ルスペーサ16との界面に形成される負電荷量が多い
と、前記負電荷の影響を受けゲート側壁チャネルが空乏
化し易くなるため閾値電圧Vthが低くなるが、本実施の
形態のようにライト酸化膜11a、11bが厚いと前記
負電荷量を低減でき、pチャネル型MISFETQpの
キンクを防止することができる。また、サブスレショル
ド電流(オフ電流)を軽減できる。また、ライト酸化膜
が薄いと、高電圧ストレスが印加された場合に形成され
る電荷が前記界面にトラップされ易くなり閾値電圧Vth
が変動してしまうが、本実施の形態のようにライト酸化
膜11a、11bが厚いと、電荷生成速度が小さくな
り、閾値Vth等のMISFETの特性変動を抑えること
ができ、MISFETの信頼性を向上させることができ
る。
は、メモリセルアレイ部のメモリセル選択用MISFE
TQs、周辺回路形成領域のnチャネル型MISFET
Qnおよびpチャネル型MISFETQpのライト酸化
膜11a、11bを厚く形成したが、メモリセルアレイ
部のメモリセル選択用MISFETQsのライト酸化膜
11a、11bのみを厚く形成してもよい。図15から
図17は、本発明の実施の形態2である半導体集積回路
装置の製造方法を工程順に示した断面図である。なお、
図1および図2を用いて説明したゲート電極9(9a、
9b)形成までの工程は、実施の形態1の場合と同じで
あるためその説明を省略する。
に示すように、Wet. Hydrogen酸化により多結晶シリコ
ン膜9aの側壁に4nm程度のライト酸化膜11aを形
成する。次いで、図16に示すように、半導体基板1上
にCVD法で膜厚10nm程度の窒化シリコン膜12aを
堆積し、周辺回路形成領域をレジスト膜2Rで覆った
後、異方的にエッチングすることによって、メモリセル
アレイ部のゲート電極9の側壁にサイドウォール膜12
を形成する。次いで、レジスト膜2Rを除去したのち、
図17に示すように、酸化性雰囲気でライト酸化を施す
ことにより、メモリセルアレイ部のゲート電極間の半導
体基板1の表面を酸化し、ライト酸化膜11bを形成す
る。ここで、このライト酸化膜11bと前記ライト酸化
膜11aの膜厚の和(ゲート酸化膜8が残存している場
合はその膜厚も含む)を8nm程度とする。なお、周辺回
路形成領域は、窒化シリコン膜12aで覆われているた
め、ライト酸化膜は形成されない。
sのライト酸化膜11a、11bは、周辺回路形成領域
のnチャネル型MISFETQnおよび周辺回路形成領
域のpチャネル型MISFETQpのライト酸化膜11
aより厚くなる。
図13を参照しながら説明した実施の形態1の場合と同
様であるためその説明を省略する。なお、n-型半導体
領域およびp-型半導体領域14、15は、前記窒化シ
リコン膜12aの形成前もしくは前記酸化性雰囲気での
ライト酸化前に形成してもよいが、n-型半導体領域1
3は、前記酸化性雰囲気でのライト酸化後に形成する。
報転送用nチャネル型MISFETのライト酸化膜11
a、11bを厚くしたので、ライト酸化膜11a、11
bとその上層膜12、16との界面に形成される負電荷
量を低減させることができ、情報転送用nチャネル型M
ISFETに関し、実施の形態1の場合と同様の効果を
有する。また、周辺回路形成領域のMISFETQn、
Qpの駆動能力を損なわない。即ち、周辺回路形成領域
のMISFETQn、Qpの駆動能力を向上させるため
には、ライト酸化膜11b下のn-型半導体領域14も
しくはp-型半導体領域15をより浅く高濃度に形成す
る必要がある。一方、ライト酸化膜11bを厚くした場
合、n-型半導体領域14もしくはp-型半導体領域15
を形成するための不純物注入のエネルギーを高くする必
要がある。従って、本実施の形態の場合、周辺回路形成
領域のにおいては、ライト酸化膜11bを形成しないの
で、n-型半導体領域14もしくはp-型半導体領域15
を形成するための不純物注入のエネルギーを低く抑える
ことができるため、n-型半導体領域14もしくはp-型
半導体領域15を浅く形成することができ、周辺回路形
成領域のMISFETQn、Qpの駆動能力を損なわな
い。
の形態で示したDRAMのリフレッシュ時間は、150
msであった。
は、メモリセルアレイ部のメモリセル選択用MISFE
TQs、周辺回路形成領域のnチャネル型MISFET
Qnおよびpチャネル型MISFETQpのライト酸化
膜11a、11bを厚く形成したが、メモリセルアレイ
部のメモリセル選択用MISFETQsおよびpチャネ
ル型MISFETQpのライト酸化膜11a、11bの
みを厚く形成してもよい。図18および図19は、本発
明の実施の形態3である半導体集積回路装置の製造方法
を工程順に示した断面図である。なお、図1から図3を
用いて説明したライト酸化膜11a形成までの工程は、
実施の形態1の場合と同じであるためその説明を省略す
る。
に示すように、半導体基板1上にCVD法で膜厚10nm
程度の窒化シリコン膜12aを堆積し、周辺回路形成領
域のうちnチャネル型MISFETQn形成予定領域上
をレジスト膜3Rで覆った後、異方的にエッチングする
ことによって、メモリセル選択用MISFETQsおよ
び周辺回路形成領域のpチャネル型MISFETQpの
ゲート電極9の側壁にサイドウォール膜12を形成す
る。次いで、レジスト膜3Rを除去したのち、図19に
示すように、酸化性雰囲気でライト酸化を施すことによ
り、メモリセル選択用MISFETQsおよび周辺回路
形成領域のpチャネル型MISFETQpのゲート電極
9の両側の半導体基板1(p型ウエル3、n型ウエル
4)の表面を酸化し、ライト酸化膜11bを形成する。
ここで、このライト酸化膜11bと前記ライト酸化膜1
1aの膜厚の和(ゲート酸化膜8が残存している場合は
その膜厚も含む)を8nm程度とする。なお、周辺回路形
成領域のうちnチャネル型MISFETQn上は、窒化
シリコン膜12aで覆われているため、ライト酸化膜1
1bは形成されない。
sおよび周辺回路形成領域のpチャネル型MISFET
Qpのライト酸化膜11a、11bは、周辺回路形成領
域のnチャネル型MISFETQnのライト酸化膜11
aより厚くなる。
がら説明した実施の形態1の場合と同様であるためその
説明を省略する。なお、n-型半導体領域およびp-型半
導体領域14、15は、前記窒化シリコン膜12aの形
成前もしくは前記酸化性雰囲気でのライト酸化前に形成
してもよいが、n-型半導体領域13は、前記酸化性雰
囲気でのライト酸化後に形成する。
報転送用nチャネル型MISFETおよび周辺回路形成
領域のpチャネル型MISFETQnのライト酸化膜1
1a、11bを厚くしたので、ライト酸化膜11a、1
1bとその上層膜12、16との界面に形成される負電
荷量を低減させることができ、情報転送用nチャネル型
MISFETおよび周辺回路形成領域のpチャネル型M
ISFETQnに関し、実施の形態1の場合と同様の効
果を有する。また、周辺回路形成領域のnチャネル型M
ISFETQnの駆動能力を損なわない。即ち、周辺回
路形成領域のMISFETの駆動能力を向上させるため
には、前述のごとくライト酸化膜11b下のn-型半導
体領域14をより浅く高濃度に形成する必要がある。本
実施の形態の場合、周辺回路形成領域のnチャネル型M
ISFETQnにおいては、ライト酸化膜11bを形成
しないので、n-型半導体領域14を形成するための不
純物注入のエネルギーを低く抑えることができるためn
-型半導体領域14を浅く形成することができ、周辺回
路形成領域のnチャネル型MISFETQnの駆動能力
を損なわない。
の形態で示したDRAMのリフレッシュ時間は、150
msであった。
は、酸化性雰囲気でライト酸化を施すことにより、ライ
ト酸化膜11bを形成したが、このライト酸化膜11b
を6nm程度形成した後、NO雰囲気中で熱処理を行
い、ライト酸化膜11bと半導体基板1(p型ウエル
3、n型ウエル4)との界面に窒素を導入してもよい。
なお、前記NO雰囲気中での熱処理工程以外は、実施の
形態1の場合と同じであるためその説明を省略する。
の窒素濃度を4%とした。
イト酸化膜11bと半導体基板1(p型ウエル3、n型
ウエル4)との界面に窒素を導入したので、この界面に
正電荷が生成される。この結果、界面に形成される負電
荷量を、さらに低減させることができる。
の形態で示したDRAMのリフレッシュ時間は、120
msであった。
明したNO雰囲気中での熱処理を、実施の形態2および
3で説明した製造工程に適用してもよい。この場合も、
ライト酸化膜11bを6nm程度形成した後、NO雰囲
気中で熱処理を行い、ライト酸化膜11bと半導体基板
1(p型ウエル3、n型ウエル4)との界面に窒素を導
入する。なお、前記NO雰囲気中での熱処理工程以外
は、実施の形態2および3の場合と同じであるためその
説明を省略する。
の窒素濃度を4%とした。
イト酸化膜11bと半導体基板1(p型ウエル3、n型
ウエル4)との界面に窒素を導入したので、この界面に
正電荷が生成される。この結果、界面に形成される負電
荷量を、さらに低減させることができる。
うに、本実施の形態で示したDRAMのリフレッシュ時
間は、110msであった。図14(f)は、実施の形
態2にNO雰囲気中での熱処理を施した場合、図14
(g)は、実施の形態3にNO雰囲気中での熱処理を施
した場合のリフレッシュ時間を示す。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
MISFETのライト酸化膜をCMIS構成用nチャネ
ル型MISFETおよびpチャネル型MISFETのラ
イト酸化膜より厚くしたので、ライト酸化膜とその上層
膜との界面に形成される負電荷量を低減させることがで
き、メモリセルのリフレッシュ特性を向上させることが
できる。また、メモリセルを構成するnチャネル型MI
SFETの接合リーク電流を低減することができる。ま
た、サブスレショルド係数を小さくすることができ、閾
値電位Vthの上昇を抑えることができる。
SFETのライト酸化膜をnチャネル型MISFETの
ライト酸化膜より厚くしたので、ライト酸化膜とその上
層膜との界面に形成される負電荷量を低減させることが
でき、pチャネル型MISFETのキンク現象の発生を
低減することができる。
ン膜を有するゲート電極においては、ゲート電極側壁に
サイドウォール膜を形成することによって、タングステ
ン膜の酸化を防止しつつライト酸化膜を厚くすることが
できる。
サイドウォール膜を形成した後、ライト酸化膜を形成す
るので、ゲート電極中のタングステン膜の酸化を防止し
つつライト酸化膜を厚くすることができ、情報転送用n
チャネル型MISFETに適用した場合には、メモリセ
ルのリフレッシュ特性を向上させ、メモリセルを構成す
るnチャネル型MISFETの接合リーク電流を低減す
ることができる。また、サブスレショルド係数を小さく
することができ、閾値電位Vthの上昇を抑えることが
できる。また、CMIS構成用pチャネル型MISFE
Tに適用した場合には、pチャネル型MISFETのキ
ンク現象の発生を低減することができる。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
時間を示す図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置のプラグの構造を示す図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板のメモリセル形成領域に形成
された情報転送用nチャネル型MISFETと容量素子
から成るメモリセルおよび周辺回路形成領域に形成され
たCMIS構成用nチャネル型MISFETおよびpチ
ャネル型MISFETとを有する半導体集積回路装置で
あって、 前記情報転送用nチャネル型MISFET、CMIS構
成用nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MI
SFETは、 (a)前記半導体基板中に形成されたソースおよびドレ
インと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上に
ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲ
ート電極端部からソースもしくはドレイン上に延在する
ライト酸化膜とを有し、 (b)前記情報転送用nチャネル型MISFETのライ
ト酸化膜は、前記CMIS構成用nチャネル型MISF
ETおよびpチャネル型MISFETのライト酸化膜よ
り厚いこと、 を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 nチャネル型MISFETおよびpチャ
ネル型MISFETとを有する半導体集積回路装置であ
って、 前記nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MI
SFETは、 (a)半導体基板中に形成されたソースおよびドレイン
と、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上にゲー
ト絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート
電極端部からソースもしくはドレイン上に延在するライ
ト酸化膜とを有し、 (b)前記pチャネル型MISFETのライト酸化膜
は、前記nチャネル型MISFETのライト酸化膜より
厚いこと、を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 半導体基板のメモリセル形成領域に形成
された情報転送用nチャネル型MISFETと容量素子
から成るメモリセルおよび周辺回路形成領域に形成され
たCMIS構成用nチャネル型MISFETおよびpチ
ャネル型MISFETとを有する半導体集積回路装置で
あって、 前記情報転送用nチャネル型MISFET、CMIS構
成用nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MI
SFETは、 (a)前記半導体基板中に形成されたソースおよびドレ
インと、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上に
ゲート絶縁膜を介して形成され、多結晶シリコン膜およ
び高融点金属膜を有するゲート電極と、前記ゲート電極
側壁に形成された窒化シリコン膜より成るサイドウォー
ル膜と、前記ゲート電極端部からソースもしくはドレイ
ン上に延在するライト酸化膜とを有し、 (b)前記情報転送用nチャネル型MISFETのライ
ト酸化膜は、前記CMIS構成用nチャネル型MISF
ETおよびpチャネル型MISFETのライト酸化膜よ
り厚いこと、を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 nチャネル型MISFETおよびpチャ
ネル型MISFETとを有する半導体集積回路装置であ
って、 前記nチャネル型MISFETおよびpチャネル型MI
SFETは、 (a)半導体基板中に形成されたソースおよびドレイン
と、前記ソースとドレインとの間の半導体基板上にゲー
ト絶縁膜を介して形成され、多結晶シリコン膜および高
融点金属膜を有するゲート電極と、前記ゲート電極側壁
に形成された窒化シリコン膜より成るサイドウォール膜
と、前記ゲート電極端部からソースもしくはドレイン上
に延在するライト酸化膜とを有し、 (b)前記pチャネル型MISFETのライト酸化膜
は、前記nチャネル型MISFETのライト酸化膜より
厚いこと、を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 (a)半導体基板上に、ゲート絶縁膜を
形成する工程と、 (b)前記ゲート絶縁膜上に多結晶シリコン膜、高融点
金属膜および窒化シリコン膜を順次形成し、パターニン
グすることによってゲート電極を形成する工程と、 (c)前記ゲート電極側壁にサイドウォール膜を形成す
る工程と、 (d)前記窒化シリコン膜およびサイドウォール膜をマ
スクに半導体基板を熱処理することにより前記ゲート電
極の両側に延在するライト酸化膜を形成する工程と、 (e)前記ゲート電極の両側に不純物を注入することに
より低濃度拡散層を形成する工程と、 (f)前記サイドウォール膜の側壁にサイドウォールス
ペーサ膜を形成する工程と、 (g)前記サイドウォールスペーサ膜をマスクに不純物
を注入することにより高濃度拡散層を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。
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JP2000228772A JP4560809B2 (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005142484A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Hitachi Ltd | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
US6930342B2 (en) | 2002-10-18 | 2005-08-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory and method of manufacturing the same |
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JP2002026139A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-25 | Toshiba Corp | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228772A patent/JP4560809B2/ja not_active Expired - Fee Related
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